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救急車(2)

119番通報から救急車が現場に着くまでにかかる平均時間は「悪化」したといわれています。この間、いかに重症者の命をつなぐのかが問題となり、救命率向上のため「救急現場に居合わせた人」を指す「バイスタンダー」の養成を目的に「救急普及協会」が設立する地区が出てきました。
救命率向上のために重要とされる心肺蘇生法を中心とした応急手当を、民間への講習会を通して普及させるのが目的で、救急を本業とする救急隊員の負担を減らすために、救急隊員に代わり登録ボランティアが講師を務めます。6~7分間の応急手当で救命率はまったく違ってきます。
救急受け入れ拒否の理由は、(1)手術中や設備不十分などで処置困難、(2)ベッドが満床、(3)専門外で治療不可能が主で、理由が判明しているうちの8割以上を占めます。搬送先の決定が困難になってきていることについて、関係者は医師不足で夜間の救急体制を十分に組めなくなってきているのでは、と指摘しています。
また、救急入院に対応できる「2次救急病院」の数は減少傾向にあります。救急の主体は2次救急ですので、ここが機能しないと救急への対応は困難となります。救急病院でも入院患者がいますし、重傷患者がいて処置をしていると、外来の救急は受け入れられないのが実情です。
最近は、夜間病院のコンビニ化で、軽症でも、多くの患者がやってきます。そのような患者の対応で受け入れができないので、救急本来の仕事が出来ない状況にあります。また、最近は患者側がすぐに訴訟を起こす傾向にありますので、無理な受け入れは、しないことも考えられます。今後、いい救急医療システムの構築が必要です。

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