副都心線
埼玉県和光市―東京・渋谷を結ぶ東京メトロの「副都心線」が1カ月足らずで開業する(開業予定日は6月14日)。「池袋」「新宿」「渋谷」という三大副都心を縦断して走ることから名付けられた新線は、総工費約2500億円、平均輸送人員は初年度15万人、3年後21万人が想定されている。
○池袋が沈み、新宿・渋谷が浮上
「副都心線」は開業後、和光市で東武東上線、東京都練馬区の小竹向原で西武有楽町線・池袋線と相互直通運転を行う予定。これにより、東武東上線、西武池袋沿線に住まう人は、「池袋」での乗り換えなしに「新宿」「渋谷」へアクセスできるため、新宿、渋谷まで足を伸ばす人が増えるとの見方がもっぱらだ。
百貨店激戦区の新宿では、新線開通に合わせ、花園神社近辺―高島屋・東
急ハンズを結ぶ全長約800メートルの地下道がオープン。地下道開設に伴
い、地下道から地上への出入り口が複数新設される。
○雑司が谷、埼玉県南西部、東京都北西部に関心
新線の工事着工はちょうど7年前。新線開業・新駅開設は近隣地価に織り込み済みとされるが、「これまで交通の便が良くなかったエリアは新線開業後に地価が上昇するケースがある。良い例が都営地下鉄12号線『大江戸線』の開通後、地価上昇を遂げた麻生十番駅の近隣エリア」(大手不動産)。副都心線でいえば、これまで都電荒川線のみだった「雑司が谷」は、新線開通に伴う新駅開設効果が長続きする可能性がありそう。
副都心線は、2012年度をメドに渋谷駅で東急東横線と相互直通運転を行う予定。埼玉県南西部方面から都心を経由し、神奈川・横浜方面に至る広域的な鉄道ネットワークが完成する予定だそうです。
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