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2016年12月

大晦日をテーマにした江戸川柳

 「大晦日」をテーマにした、江戸川柳を色々とご紹介したいと思います。「押し入れで息を殺して大晦日」「大晦日もうこれまでと首括り」なんて川柳を二つ上げましたが他にも有名所では。

 「大晦日箱提灯は怖くなし」。箱提灯は普通武士が持って歩く物。逆らうと無礼うちに遭う侍は、怖い存在ですが、大晦日だけは、借金取りの持ち歩く弓張り提灯の方が怖い。「大晦日箱提灯はのろい様」なんてのもあります。

 侍が箱提灯を持って歩いていますが、借金取りに駆け回る掛取りの持つ弓張り提灯に比べると、ゆっくり歩いている様に見えます。「大晦日ますます怖い顔になり」。借金をどう返済しようか、思案をしている。怖い顔がますます怖くなると言う。それなら、借金取りをにらみ返したらよさそうなものですが、そうもいかない様で。「大晦日とうとう猫は蹴とばされ」。怖い顔のまま、猫に八つ当たり。猫の方こそ良い災難です。

 「大晦日今はへそくりあてにする」。おかみさんがへそくり出来るくらいの稼ぎがあれば、大晦日に困ったりしません。仕方なく、前フリの川柳の様に押し入れで息を殺して居留守を使い、借金取りが帰るのを待つばかり。

「大晦日首でも取って来る気なり」。借金取りの方でも、意気込んで出かけるのですが、お金が無い事にはしょうがありません、仕方ない「大晦日首でよければやる気なり」なんて、開き直られたりして。「元日や今年も来るぞ大晦日」。元日から大晦日の心配をしていれば、暮れにまごつく事もないのでしょうが、なかなかそうは行かない様です。

 「大晦日いじかりまたのたのもしさ」。にらみ返しではなく、いじかりまた(股をひろげ足をまげて歩くさま)で借金取りを追い返す頼もしい亭主。「大晦日鏡見ていてしかられる」。鏡なんか見てる場合か、借金の言訳を考えろ、おかみさんは亭主に小言を言われてしまいました。

 「大晦日肝にこたえる頼みましょ」。頼みましょうの声。ああ、また借金取りが来たかと、肝を冷やしてます。「大晦日ここを仕切ってこうせめて」。取る方も取られる方も、色々な作戦を練ります。

 「大晦日心苦もなく妾弾き」。借金に縁のないお妾さんは、気楽なもので、三味線など弾いていい気なモンですね。「大晦日世間へ義理で碁を休み」。こちらも借金に縁のない、大家のご隠伽さんでしょうか。「大晦日旅立ほどのいとまごい」。亭主は必至の覚悟。おかみさんにいとまごいまでして、お金の算段に出かけます。

 「大晦日手を組んでいるすまぬ事」。手を組んでる場合じゃありません。借金を何とかしないと。「大晦日女房が言うと黙りおれ」。お前さん、大晦日だよ、借金どうする気だい?うるせぇ、黙ってろい、俺にも考えがある、ってどんな考え?「大晦日火鉢とともにしかんでる」。お金は無し、金策も出来ず、獅噛火鉢(しがみひばち=金属製のつばの広い円火鉢で、脚や把手が獅噛の意匠になっているもの)の脇で、顰んだ(しかむ=額・顔の皮がちぢんでしわがよる)顔で座ってます。「大晦日名作ものできりはらい」。こちらは貧乏浪人でしょうか。度々催促に来る小うるさい借金取りなと、家宝の名刀で斬り掃ってしまいたいのですが、そうもいかず、止む無く家宝の名刀を切り売り、そのお金で借金を払うしかない様で。

 クレジットカードでお支払いが出来る、便利な現代ですが、自分の口座に持っている金額を忘れて、どんどん買い物をして、支払いが追い付かなくなり、終いにはカード破産なんて。これが現代の借金攻防戦なのでしょうか。どうしても払えなければ、最終的に「春まで待つから、その時必ず払うんだぞ。」と猶予してくれる、江戸の借金攻防戦の方が、のんびりしてて、人に優しい様な気がします。催促される当人は、そんな悠長な事言ってられないでしょうけど。

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カシミヤ

 ヤギの毛が「カシミヤ」で羊の毛が「ウール」です。しなやかで軽く、暖かく、上品な光沢を持つその「カシミヤ」。貴族たちの間で大流行し、『繊維の宝石』とも呼ばれ、今では世界中で広く愛されています。

 かつては数万円もした高級品カシミヤ100%のセーターですが、最近は1万円以下で続々登場しています。


 『カシミヤ』は、中国の内モンゴル自治区からイラン、アフガニスタンにかけて放牧されているカシミヤ山羊(やぎ)に冬に生える産毛(うぶげ)で、春に櫛(くし)ですいて採集し、一頭から採れるのはわずか150グラム程度。セーター1枚編むのに約4頭分、コートになると約30頭分もの原毛が必要になるそうです。


 これまではヤクの毛を混ぜるなどの不正が見られましたが、最近は「カシミヤ100%」の虚偽表示は少なくなっているようです。ただ、最高品質とされる「内モンゴル産」(チャイニーズ・カシミヤ)には明確な基準がなく、また技術的に原料産地を特定するのは不可能であり、他産地の原料をブレンドしているケースが少なくないようです。

 購入時は、手で触ってチクチクする感じがないか確認し、同じデザインなら締りがあって重いほうを選ぶのが良いそうです。

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注連縄

 年の瀬が迫り、お正月準備を含めて何かとお忙しいことと存じます。日本人にとりましてお正月は特別なものです。その証拠に、この時期にしか聞かない言葉が数多くあります。そのお正月にまつわる様々な言葉と、それが表すしきたりに込められた「心」を理解できれば、新年の行事がより清々しく感じられます。


 「注連縄」と書いて「しめなわ」と読みますが、これもお正月に年神様を迎える準備の一つです。神聖な場所と下界を分ける役割を持つ縄で、自分の家が年神様を迎えるにふさわしい、清められた所であることを示すものです。


 かつては年末に家庭で新しく「注連縄」を作り、家長が神棚のある座敷や井戸、蔵など家の中でも特に大切な場所に張り巡らせる習慣がありました。現在は簡略化され、「注連縄」と同じ効果があるという「輪飾り」や、「注連飾り」(しめかざり)を玄関などに飾るようになりました。


 「注連飾り」は、小さな注連縄に長寿を願う植物の「裏白」(うらじろ:正月のお飾りに使われるシダで、表面は緑色ですが、裏面は白。裏を返しても色が白いことから、心に裏が無い、清廉潔白を願い、また白髪になるまでの長寿を願います)や、後の世代まで「福を譲る」という意味のゆずり葉、家が「代々栄える」よう願いを込めたダイダイなどをあしらったものがよく使われています。


 12月中旬から28日までに飾り終えるのが習わしですが、28日に間に合わなかった場合は、29日を避けて30日に飾るのも大丈夫だそうです。

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ハイムリック法

 お正月の時期、家族が久しぶりに揃って楽しい時を過ごすはずが、お餅を喉に詰まらせて大変なことになってしまう事故が相次いでおり、毎年テレビでも話題に上ります。

 厚生労働省によると、毎年約9000人の人が不慮の窒息により命を落としています。正月を含む冬の時期は特に多く、一か月で1000人を超えます。そしてやはり一番被害に合っているのは65歳以上の高齢者であり、不慮の窒息による死者の6~9割に当たります。

 喉や口に詰まった食物などの異物を取り除く「ハイムリック法」の考案者「ヘンリー・ハイムリック」氏が先日心臓発作を起こした後に死去したそうです。

 ハイムリック法とは、喉を詰まらせている人を背後から両脇に腕を通して抱きかかえ、握り拳で腹部を突き上げることによって気道から異物を取り除く手法です。

 傷病者の後ろから、ウエスト付近に両手を回し、片方の手で握りこぶしを作り、その親指が傷病者のへその上方で、みぞおちより十分下方の位置にくるように握りこぶしを当て、もう片方の手で握りこぶしを握り、すばやく手前上方に圧迫するように突き上げます。

 ロナルド・レーガン元米大統領、女優のマレーネ・ディートリッヒ、エリザベス・テイラーらもハイムリック法で命を救われているそうです。

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年越し蕎麦

 これからは正月を迎える準備で日ごとに慌ただしくなりますが、大晦日の年越し蕎麦で諸事合わせてようやくお正月を迎える準備が整うような気がします。

 大晦日に食べる蕎麦については、晦日蕎麦、年越し蕎麦、つごもり蕎麦など言い方は様々ですが、由来もいくつかあるようです。

 一つは、その昔、あるお寺が、貧しくて年の越せない人々に蕎麦がき(蕎麦粉を熱湯でこねたもの)をふるまったところ、翌年から皆に運が向いてきたことから、「運そば」として広まったというもの。または、もともと商家では月末に蕎麦を食べる習慣があり、それが元になったとする説等々。

 金細工の職人が金粉を集めるのに、練った蕎麦粉を使っていたことから、蕎麦は金を集める縁起物として食され、またはその形状から細く長く達者に暮らせるように願ったとの話や、蕎麦は切れやすいことから、その年の苦労を切り捨て翌年に持ち越さないよう願ったという話もあります。

 痩せ地でも実を結ぶ蕎麦は、風や雨にも強い植物です。風に寝かされても、雨に打たれても翌日には起き直ります。このことから捲土重来(けんどちょうらい)を期す食べ物とも言われています。

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三 策

 「策には三策あり」とは、ある企業経営者が語った言葉で、次ぎのように説明しています。

 「全ての計画には最低三つの策(プラン、計画)を樹立すべきである。世間には、よく『万策つきた』という人がいる。実は万策でなく、単に一策の計画のみの場合が多い。」

 三策とは例えば、最良の策、次善の策、そしてもう一つは撤退策です。

 また、三策も考えるのは大変だという人にはよくたとえ話をしたそうです。

 「ピクニックに行く時と同じですよ。天気の場合、雨の場合、空模様の怪しい場合、それぞれの支度を考えるでしょう。どうして、そうしないのですか」と。

 「策には三策あり」と関連して「果報は練って待て」という言葉もあります。「果報は寝て待て」というのは昔だから通用したこと。今や三策をよく練っておいてようやく幸運が到来するというものです。

 都合のいい結果をイメージするばかりでなく、いくつかの場面を想定し、どのように対処するのかを予め練っておくことが大切です。

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正月飾り

 昨日までクリスマス一色だったことが嘘のように、スーパーの売り場は正月用の飾り物や鏡餅などであふれ、すでに正月仕様となっています。

 正月飾りも今はずいぶんと簡略化されていますが、飾り物にもひとつひとつに意味があります。

 例えば、門松は歳神様が降りてくるときの目印となり、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」との諺にもありますように松には長寿、竹には発展への願いが込められています。

 しめ飾りは不浄なものを寄せつけず、清らかな場所であることを示し、鏡餅は年神様の神霊が宿る神聖な供物であり、丸い形は円満を表します。

 ちなみに、正月飾りの飾り時について、29日の9は「苦」に通じるため、31日の大晦日に慌てて飾るのは、「一夜飾り」といって年神様に対し礼を失するとの理由で避けられます。

 となりますと飾るタイミングは自ずと限定されてきますが、一般的には28日までに飾るか、または30日に飾るのが良いそうです。

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とんでも予想

 この時期は1年を総括する話題が増えると同時に、来年を予想する記事も増えてきます。

 みずほ総合研究所が発表した「とんでも予想2017年」もその一つで、発生する可能性は低いが、そうなった場合の影響は大きく、重要度の高いと思われる項目を列挙していますのでご紹介させていただきます。


(一)アベノミクスがトランプノミクスを採用し、大型減税を断行。カジノ法案成立を受け、インバウンド観光の目玉策として超豪華「トランプ・ホテル」を誘致

(二)トランプノミクスへの過剰な期待から米国で資産バブルが発生。グレート・ローテーション期待でダウ平均株価は2万3000ドル台、米長期金利は3.5%超の水準に上昇。一転してTPPも批准

(三)経済的利益から米国が中国に接近。日米両国がAIIB(アジアインフラ投資銀行)に加わり、米国で中国製新幹線が導入される

(四)トランプ大統領から「イールドカーブ・コントロールは円安誘導」との批判を受け、日銀は物価目標2%を長期目標、中間目標として1%を導入し、長期金利の上昇範囲を許容。金融政策の出口への警戒から超長期金利が急上昇

(五)サミットで過度な金融緩和抑制と積極財政政策が合意され、安倍政権財政健全化計画の凍結と大規模な財政出動を宣言。政府は100年国債発行、日銀はヘリコプターマネー政策に

(六)欧州で難民急増からEUへの不満爆発。フランス、ドイツの選挙で右派が勝利。ユーロ崩壊の連鎖へ

(七)英国がEU離脱通告否決を受けた解散・総選挙の末、Brexit撤回へ

(八)北朝鮮は中国との関係が一段と悪化。各国の経済制裁が強化されるなか北朝鮮の国民が日中韓に大量流入

(九)10年周期の経済・金融危機のジンクスが現実に(1987年ブラックマンデー、97年アジア通貨危機、2007年サブプライム危機)

(十)世界的に異常気象が頻発し、食糧不足が深刻化。食料価格が急騰し低インフレ脱出も、実質所得を押し下げ景気後退(スタグフレーション)へ



 ちなみにこの予想、昨年はトランプ大統領の誕生を見事的中させています。

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創作四字熟語

 住友生命保険が、毎年恒例となっている「創作四字熟語」の優秀作品・入選作品を発表しましたのでそのいくつかをご紹介したいと思います。


 『銀勇四人』(吟遊詩人) リオ五輪で男子400mリレー銀メダル


 『新都多難』(前途多難) 小池都政、五輪会場や豊洲移転問題で


 『英欧分離』(兵農分離) 英国が国民投票でEU離脱を決定


 『安倍驚管』(阿鼻叫喚) 安倍首相が土管からサプライズ登場


 『投打無双』(当代無双) 日本ハムの大谷選手が投打二刀流で大活躍



 今年で27回目だそうですが、毎回秀作ぞろいで感心させられます。

 https://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/2016/nyusen.html

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平成29年度予算案

 昨日閣議決定しました2017年度予算案の内訳をご紹介したいと思います。ちなみに、予算の規模は5年連続で過去最大を更新しています。


 2017年度予算案     97兆4547億円(歳入=歳出)

 (歳入) 税収       57兆7120億円
      税収外収入     5兆3729億円
      公債金収入    34兆3698億円※公債依存度35.3%

 (歳出) 国債費      23兆5285億円
      地方交付税交付金 15兆5671億円
      一般歳出     58兆3591億円


 尚、国の会計には上記一般会計以外に、特定の財源を特定の使途にあてる形で運営されている「特別会計」と、特別の法律によって設立された全額政府出資の法人(日本政策金融公庫等)の「政府関係機関予算」があります。


 参考までに、国の予算(収支)を年収630万円の家計に置き換えてみますと以下のようになります。

【国の予算】              【家計】

 税収等      63兆0849億円   年収       630万円
                   
 国債費  A   23兆5285億円   ローン元利払C  235万円
 地方交付金B   15兆5671億円   田舎へ仕送りD  155万円


 税収等-A-B  23兆9893億円   可処分所得    240万円
                     (年収-C-D)

 公債金収入    34兆3698億円   不足金=借入   343万円

 ──────────────────────────────────
 一般歳出     58兆3591億円   生活費      583万円


 国の借金残高      1062兆円   ローン残高 1億0620万円


 上記の例では、ローン返済や田舎への仕送りのための負担が大きく、それゆえ可処分所得だけでは生活費が足りず、返済額以上の新しい借金を繰り返して不足を補っている状況です。

 ローン残高は年々増え続け、今では年収の17倍近くに達しており、普通の家庭ならば破産していてもおかしくないレベルです。

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今年の十大ニュース

 次から次へと事件や事故、災害が相次ぎ、新聞やテレビでは毎日たくさんのニュースが報じられているめ、ほんの数か月前に起こった出来事も数年前の事のように感じられる時さえあります。

 ところで、毎年恒例ではありますが、在京新聞・通信7社の社会部長が選ぶ「今年の十大ニュース」が先日発表されましたのでご紹介したいと思います。

 
  1位)天皇陛下による退位のご意向。有識者会議の議論始まる。

  2位)相模原市の障害者施設で19人刺殺。

  3位)舛添東京都知事の辞任と小池知事の誕生。
     豊洲市場移転延期と五輪計画見直し。

  4位)熊本で2度の震度7。
     台風10号で北海道、岩手で死者・行方不明者27人。

  5位)オバマ米大統領広島訪問。安倍首相も真珠湾慰霊へ。

  6位)18歳で選挙権。参院選で与党大勝。両院で改憲勢力3分の2超。

  7位)リオ五輪・パラリンピックで日本選手活躍。

  8位)長野県でスキーツアーバス転落、15人死亡。

  9位)普天間飛行場の辺野古移転訴訟で沖縄県の敗訴確定へ。
     オスプレイ不時着事故も。

 10位)バングラデシュのテロで7邦人犠牲。


 トップ10には届きませんでしたが、ポケモンGO過熱、相次いだ高齢者運転の暴走事故、トランプ氏が米大統領に、TPP発効困難に、なども今年注目を集めたニュースです。

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冬 至

 きょうの冬至は年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日。ずっと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事に過ぎ去り、太陽の復活を祝う日でした。

 冬至を指す「一陽来復」は「冬が去り、春が来ること」を意味すると同時に「悪い事が続いたあと、ようやく物事が良い方に向かうこと」でもあります。

 この日に「ん」がつく物を食べて、一陽来復の運気上昇にあやかり、無病息災を願う風習が各地に残ります。

 ちなみに、「ん」がつく食べ物とは、大根や蜜柑(みかん)もそうですが、よく言われるのは下記の7つです。

   南瓜(なんきん)かぼちゃ
   人参(にんじん)
   蓮根(れんこん)
   金柑(きんかん)
   銀杏(ぎんなん)
   寒天(かんてん)
   饂飩(うんどん)うどん


 上記がいわゆる「冬至の七種(ななくさ)」です。


 ところで、クリスマスはキリストの誕生日と一般に思われていますが、新約聖書にキリストの誕生日を特定する記述は無く、異教徒を取り込む過程においてその習俗(冬至祭)も一緒に取り入れてキリスト教の祭日としたのがクリスマスの始まりだそうです。

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クリスマスツリー

 各地の商業施設では大きなクリスマスツリーが電飾をまとってきらめいています。

 キリストの誕生を祝うクリスマスにあって、本来ツリーを飾る習慣はありませんでしたが、ゲルマン人をキリスト教化する際に土着の樹木信仰を取り込んだことが始まりとされています。

 クリスマスツリーの起源はドイツにあり、横から見ると三角形のツリーの形は「三位一体」を表し、ツリーに飾られるオーナメントボール(金や銀の丸形の飾り)は、アダムとイヴが食べたとされる知恵の樹の実を象徴したものだそうです。

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青 天

 晴天とは天気のことですが、青天とは空のことです。青天という言葉が私は好きです。青天白日とは、綺麗に晴れ渡った天気とか、隠す点が全くないことを意味しますが、そういう人生を送りたいものだと思います。人生は単純ではないけれど、そういう思いは大切にしたいです。

 青天の霹靂(へきれき)という言葉もありますが、これは晴れた日に突然鳴る雷のことであり、或いは思い掛けない出来事・ショックを意味します。青天は素晴らしいけれど、時に何かが降ってくることもあるのでしょう。それも人生。青天を見上げる暮らしがいいです。

 物理的に日本の空は主に青天です。中国に限らず、ロンドンも昔から空は淀んでいますが、最近はパリの空もかなり淀んで酷いようです。東京は100キロも離れた都心から富士山が綺麗に見える。それだけで彼の地では報道ニュースになっているようです。青天を味わい、大切にしていきたいですね。

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カ キ

 気温が下がりますと鍋物を食べる機会が増えてまいります。

 今が旬の牡蠣(カキ)は鍋物の定番の具材の一つですが、「生食用」と「加熱用」の違いを御存じでしょうか?

 鮮度の違いと思っている人も多いようですが、実際には鮮度とは関係がなく、養殖している海域によって区別されています。

 生活排水や工業廃水が流れ込まず、かつ水質検査など各種検査を行い、特定の物質が規定量以下で安全性が高いと保健所が指定した海域で養殖したものが「生食用」となります。それ以外の海域で獲れたものが「加熱用」となります。

 牡蠣は毎日300リットルの海水を取り込み、ろ過して成分を吸収し成長します。それゆえ、沖合のキレイな海で育った生食用の牡蠣よりも、山や河川から流れ込む栄養分やプランクトンが豊富な河口や湾内で育った加熱用の牡蠣の方が旨み成分が多く味が濃いとも言われます。

 生食用の牡蠣は水揚げ後、2~3日かけて紫外線殺菌海水で洗浄し、牡蠣に含まれた菌を除去してから出荷されます。この処理があることによって身が痩せたり、旨み成分を減らしてしまう可能性があります。

 一方の加熱用の牡蠣は、加熱調理(中心温度が85度で1分以上の加熱)によって菌やウイルスを除去することを前提にしており、水揚げして殻をむいて滅菌海水で洗った程度で出荷されます。従いまして、水揚げしたばかりの栄養豊富な状態に近いのは加熱用の牡蠣ということになります。

 また、牡蠣などの二枚貝はかなりの確率でノロウイルスを保有しています。牡蠣による食あたりのほとんどはこのノロウイルスが原因です。でありますから、加熱殺菌を前提としている加熱用の牡蠣を生で食べてはいけません。

 「生食用」と「加熱用」は、それぞれの用途で安全に美味しく食べるための区別ですので、調理に合わせて選びたいものです。

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プーチン

 ロシアのプーチン大統領、なんか凶暴なヤバい奴、と云う印象を勝手に持っていましたが、そうでもないかも知れないと、今回は思いました。

 遅刻魔ではあるけれど、遠く山口まで行き、何時間も話し合い、更に東京にまで来てまた話し合い、記者の質問にも、自らの立場・解釈ではあるけれども、筋は通っていたし、相手に対する一定の配慮もあったように、私には思えました。

 しかし、全ては芝居なのかも知れません。それでも尚、対話を始めることはとても大切だと思います。

 今後の対話や経済協力の中で、何が起きていくでしょうか?色々な理由から、北海道に対する物流は増えるでしょうね。

 北海道に行く人も増えるでしょう。四島だけでなく、北海道自体のインフラも、それらの結果比較的充実する傾向になるでしょうか?しかしこれからトランプも出てくる。

 なんか激動と云うには大袈裟ですが、動きのある時間帯が来そうですね。そしてそれらは全てマーケットにも反射するでしょう。

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餅つき大会

 盆踊りの音がうるさいとクレームが出たため、FM電波で音を飛ばして、踊り手はイヤホンで伴奏を聞きながら踊るというようなことが以前ありました。

 大勢の人が無音の中で踊る光景は、私たちが知っている盆踊りの光景とは違います。

 師走になりますと、自治会が中心となって近所の学校などに集まり、餅つき大会が行われたりしますが、食中毒の原因になるとして一部の自治体が自粛を要請、実際に取りやめるケースが相次いでいます。

 ある自治体(保健所)は、餅つき大会でついたお餅は飾り用にして、食べる餅は市販のものを用意するよう促しており、ついた餅は食べてはいけないものとして扱われています。

 除夜の鐘は大晦日の風物詩で、鐘の音には身が清められるような神聖さがあります。

 この除夜の鐘が騒音だとして苦情を寄せた人がいて、数百年続いた除夜の鐘を取りやめたお寺もあります。

 正しい方向に向かっているのかどうか、疑問に思う今日この頃です。

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ヴェブレン効果

 下記のようなランチメニューがあった場合、一般的にはAランチの注文が最も多くなる傾向があります。


  Sランチ 1800円
  Aランチ 1200円
  Bランチ  800円

 
 行動経済学でよく使われる事例ですが、一般に三つの選択肢があれば真ん中が好まれ、上の価格があることで真ん中の価格の割高感は薄れます。

 つまり売る側としては、800円と1200円の商品があって1200円の方を売りたい場合には、追加でもう一段高い価格を設定すれば良いということになります。

 同じような商品でも値段が高い方がよく売れる、あるいは価格を上げたら売れるようになったというケースもあります。

 その要因として、一つには「ヴェブレン効果」が上げられます。製品の価格が高まるほど製品に対する満足度が高まるという効果で、高級品を持つことで得られる顕示的な満足(見得)、高ければ品質的にも良いだろうという盲目的な安心感(買い物に失敗したくないという心理)等、価格そのものが満足度に影響を与えるというものです。

 このような行動は合理的とは言えませんが、こうした人間心理を利用して行動が誘導されているケースは少なくありません。

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マグニチュードと震度

 時折発生する地震の揺れにドキッとしますが、その地震が起きますとニュース速報等で『マグニチュード』とか『震度』といった言葉が出てきます。

 『一体、マグニチュードと震度はどう違うの?』と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。


 結論から申し上げますと、地震が起きた場所(震源)のゆれかたの大きさが「マグニチュード」で、震源から離れた、それぞれの場所でのゆれかたの強さを、いくつかの階級に分けて表したのが「震度」です。


 例えば、電灯は60ワットでも100ワットでも、そばだと明るいですが、どっちも離れますとだんだん暗くなります。この明るさの度合いをルクス(照度)と言いますが、これと同じように地震も起きた場所(震源)はものすごく揺れますが、そこから遠くなりますと揺れ方はだんだんと小さくなっていきます。


 この震源から離れた場所での揺れた度合いが「震度」であり、それに対して地震自体の揺れ方の大きさが「マグニチュード」という訳です。

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双 子

 1874年(明治7年)の今日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出されましたが、それ以前は、長い間「後から生まれた方を兄・姉とする」とされてきました。

 これは「兄(姉)ならば先に母体の中に入ったので奥にいるはずであり、後から出てくるはず」、または「弟(妹)が兄(姉)を守るため、先に露払いとして出てくる」などの考え方が長く信じられてきたことによります。

 明治7年に「先に産まれた方が兄・姉」と統一されて以降も上記のような考え方が根強く残り、明治25年生まれの双子の姉妹として話題になってきんさんとぎんさんは、先に生まれたぎんさんが妹でした。

 現在は戸籍法の定めにより、出産に立ち会った医師または助産師が出生証明書に出生の年月日時分と、多胎の場合は出産の順番を記載することになっており、出生証明書の記載に従い、兄弟姉妹(先に産まれた方が兄・姉)の順番が定められています。

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今年の漢字

 今の時期は今年を振り返るような話題が多いのですが、今日発表された「今年の漢字」もその一つです。

 「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が募集し、一番多くの票を集めた漢字を、その年を表す世相漢字として発表する年末の恒例行事で、阪神・淡路大震災やオウム真理教事件などがあった1995年の「震」から始まり、今年で22回を数えます。

 今年は15万3562票の応募の中から【金】が選ばれました。

 今年の話題から「金」を集めますと、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックで「金」メダルに沸き、イチロー選手のメジャー通算3000本安打や伊調馨選手の女子史上初の五輪4連覇などスポーツの「金」字塔、前都知事の政治資金や五輪予算など政治と「金」の問題、「PPAP」のピコ太郎の全身「金」色の衣装、お「金」持ちで「金」髪のトランプ次期大統領の「金」ピカのビルなどがあります。

 なお、参考までに近年の「今年の漢字」と世相は以下のようになっています。


  2010年【暑】 記録的な猛暑

  2011年【絆】 東日本大震災や台風による災害、なでしこジャパン

  2012年【金】 ロンドン五輪、iPS細胞でのノーベル賞受賞

  2013年【輪】 夏季五輪の東京誘致成功、楽天優勝で歓喜の輪

  2014年【税】 17年ぶりの消費増税

  2015年【安】 安倍政権、安全保障関連法案、「安心してください」



 ちなみに、今年の漢字に「金」が選ばれるのは、シドニー五輪の2000年、ロンドン五輪の2012年に続き今回で3回目で、この流れでいきますと4年後の2020年も「金」が選ばれるかもしれません。

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検索大賞

 検索大手のヤフーは、前年と比較して検索数が最も急上昇した人物、製品、作品などを表彰する「Yahoo!検索大賞2016」を発表しました。

 パーソンカテゴリーにいくつかの部門がありますが、その中でも検索数が最も急上昇した人に贈られる「大賞」は俳優のディーン・フジオカさんが受賞しています。ヤフー検索における「今年の顔」です。

 検索も様々ですが、その時々において検索されている(話題となっている)銘柄がランキング形式で表示される「株価検索ランキング」(日経マーケットなど)はちょっと便利なサービスです。

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お 茶

 茶の木(茶樹)は、主に熱帯及び亜熱帯気候で生育する常緑樹で、日本には、平安時代の延暦二十四年(805)に唐より帰国した、天台宗開祖の最澄(767~822)が茶の種子を持ち帰り、比叡山(京都市と滋賀県大津市にまたがる天台宗総本山)山麓の坂本に植えたのが始まりと言います。また、空海(774~835・俗に言う弘法大師(こうぼうだいし))も茶に親しんだことが、在唐中に求めた典籍を嵯峨天皇(786~842・日本の第五十二代天皇(在位:809~823))に献じた際の奉納表の中に記されております。お茶は当初、現在の様な嗜好品ではなく、薬用として用いられ、乱世の時は、戦場で、現在の何倍も濃い濃度の抹茶を飲んで眠気覚ましにするなどしていましたが、やがて、嗜好品として愛用される様になります。

 茶道は、鎌倉時代に日本茶道の祖・南浦紹明(1235~1309)により、径山寺(中国浙江省杭州市余杭区径山鎮の径山にある仏教禅寺・径山寺味噌(金山寺味噌)の起源とされるお寺)などで盛んに行われていた、茶会、茶道具などと共に作法が伝えられ、次第に場の華やかさより主人と客の精神的交流を重視した独自の茶の湯へと発展しました。当初は武士など支配階級で行われた茶の湯でしたが、江戸時代に入ると、庶民にも広がりをみせるようになります。煎茶が広く飲まれるようになったのもこの時期です。やがて、茶の湯は明治時代に茶道と改称され、ついには女性の礼儀作法の嗜みとなるまでに一般化します。

 お茶は江戸時代前期では贅沢品として、「慶安御触書」や「直江四季農戒書」でも戒められていたましたが、やがて有利な現金作物として生産が増えて大いに普及します。生産者にとっては現金収入とり、また、金肥といわれた干鰯や油粕のような高窒素肥料を購入しなければならなかったので、生産地である農村への貨幣経済浸透を促す結果となります。

 お茶が嗜好品として、庶民にもてはやされたのはカフェインが含有されているからと言われますが、お茶には他にもタンニン(カテキン類)、テアニン、ビタミンC、サポニンなどの各種有効成分が含まれています。

 カフェインの主な作用は、中枢神経を興奮させることによる覚醒作用及び強心作用、脂肪酸増加作用による呼吸量と熱発生作用の増加による皮下脂肪燃焼効果(ダイエットに最適)、脳細動脈収縮作用、利尿作用などがあります。カテキンには、血圧上昇抑制作用(私の様な若年性高血圧に最適)、血中コレステロール調節作用(中年太りに最適)、血糖値調節作用、抗酸化作用、老化抑制作用、抗突然変異、抗癌、抗菌、抗う蝕(口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損)などの作用があります。

 ビタミンCの効能は、皆様ご存じの通り。お茶の葉や種子に含まれるテアサポニン類、アッサムサポニン類には小腸でのグルコースの吸収抑制等による血糖値上昇抑制活性が認められ、動物実験では日本茶、特に番茶、中でも多糖類(ポリサッカライド)を有効成分とする、冷浸(お湯で煮ださないで、水で抽出)した番茶では、高い血糖降下作用が認められました。

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年末年始の旅行動向

 あちらこちらでクリスマスのイルミネーションが点灯し、街を明るくしています。

 クリスマスや新年まで1カ月もありませんが、気持ちが追いついていかないというのが正直なところです。


 ところで、JTBが発表した年末年始の旅行動向によりますと、国内と海外を合わせた総旅行人数(延べ)は前年から63万9千人減の2994万6千人と、5年ぶりに減少する見通しです。

 大晦日が土曜日、元日が日曜日という長期連休にしにくい日並びが影響しており、終業式が12月22日(木)という小中学校が多く、クスマスを含む3連休を利用して旅行を済ませるというケースもあるようです。

 ちなみに、海外旅行人数は前年比2万1千人増の64万人6千人で、3年ぶりに増加する見通しです。※調査時期は11月初旬から中旬にかけてで、為替は今よりも円高に水準にありました。

 一方、国内旅行人数は前年比66万人減の2930万人と予想され、一人あたりの旅行費用は、宿泊日数の減少や節約志向もあって、国内・海外ともに減少する見込みです。

http://www.jtbcorp.jp/jp/press_release/

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サバイバル術

 チリ沖に小さな島があり、今から300年前にそこに取り残された船員が自給自足で生存し、4年4カ月後に助け出されたという実話があります。この実話を題材に書かれた小説は、幕末の頃には邦訳され日本でも多くの読者に親しまれてきました。

 後にこの島は、小説の主人公の名をとりロビンソン・クルーソー島と改名されました。

 ロビンソン・クルーソーの物語は、無人島に流れ着いた主人公が独力で生活してゆく冒険物語で、ロビンソン・クルーソーにとっての唯一の財産といえばいくつかの種子しかありませんでした。

 彼はまずどのようにその財産(種子)を増やすか考えるわけですが、はじめに蒔いた三分の二の種は天候が合わず全滅。次は種まきの時期を研究し、残した種の中からさらに一部を蒔くなど努力と工夫を重ね、ようやく収穫に成功します。

 ロビンソン・クルーソーは、こういった経験から、種を蒔く時期や栽培の方法などを学んでいきます。

 ロビンソン・クルーソーの物語は彼の孤島生活を綴った日記を紹介するという形式をとっています。主人公は、誰にも頼ることのできない状況下で、サバイバルの全記録を残しつつ、なおかつそのデータを次ぎの行動に活かすことで、最終的な目標である生還につなげていくといった内容です。

 限りある元手を増やしつつ生還するまでの過程を記したロビンソン・クルーソーの物語は、実生活の視点で見ても示唆に富んでいます。


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今年の新語

 辞書の三省堂が発表している「今年の新語」は、「新語・流行語大賞」とは趣が異なり、今年広まったと感じられる言葉(今年誕生したかどうかは不問)、自分自身や周りの人が普段の会話等でよく使うようになった言葉などが候補となっているそうです。

 ちなみに、今年の大賞は「ほぼほぼ」に決まりました。確かによく耳にした言葉で、三省堂では「ほぼほぼ」の意味を辞書風に下記のように説明しています。


 『新明解国語辞典』風

  問題となる事柄に関して、完璧だというわけにはいかないが、こまかい点
  を除けば、その人なりに全体にわたって妥当だと判断される様子。


 『三省堂現代新国語辞典』風

  自分の見るところでは、かなり確実に、また、その程度までかなり近く。
  「ほぼ」よりも話者自身の観点や期待がこもるぶん、話しているほうでは
  度合を高めているつもりでも、受け取るほうからは不安に思われる場合も
  ある。


 なお、五輪報道でよく聞いた「レガシー」、今年5月のヘイトスピーチ対策法の成立に関連して「ヘイト」、株式市場でも話題になった「バーチャルリアリティー(仮想現実)の略語「VR」もトップ10入りしています。

https://internetcom.jp/201869/sanseido-publ-reveals-new-words-2016

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ブ リ

 師走の魚と書いて「鰤」(ブリ)。旬は脂が乗る冬であり、この時期のブリは「寒ブリ」と呼ばれます。


 日本では昔、武士や学者などは成人して元服すると、幼名とは違った名を名乗りましたが、魚も成長すると風味が変わるので、呼び名が変わる魚があります。これが『出世魚』で、子供の成長や知人の栄進を祝福する時、この出世魚を贈呈することがあります。


 その代表が「ブリ」です。地域によって呼び名が変わりますが、関東では大きくなるにつれて「ワカシ」、「イナダ」、「ワラサ」と名が変わり、「ブリ」になると体長が1メートルにも達します。東京周辺では、養殖物を無条件に関西の若魚の呼び名であるハマチと呼ぶことも多くあります。


 関西では「モジャコ」、「ワカナ」、「ツバス」、「ハマチ」、「メジロ」、「ブリ」と呼ぶところが多いようです。

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メンソレータム

 この時期は乾燥で唇がひび割れたりするため、薬用リップクリームのお世話になっている人が多いと思われます。

 薬用リップと言えばよく知られているのが「メンソレータム」ですが、ロート製薬と近江兄弟社から似たような製品が出ています。

 以前は近江兄弟社が「メンソレータム」を製造・販売していましたが、現在はロート製薬が「メンソレータム」を製造・販売し、近江兄弟社のものは「メンターム」の商品名となっています。

 ちなみに、近江兄弟社の社名は創業の地の「近江」と、「人類皆兄弟」の精神から命名されたもので、兄弟が興したというわけではありません。もともと米メンソレータム社の製品の日本国内での販売権を持っていたのが近江兄弟社であり、同社の主力商品は紛れもなく「メンソレータム」でした。

 しかし、1970年代半ば、近江兄弟社の経営が行き詰まり、同社が手放したメンソレータムの販売権を取得したのがロート製薬というわけです(後に、メンソレータム社本体もロート製薬が買収)。

 その後、近江兄弟社は大鵬薬品(大塚グループ)の協力を得て再建を果たしますが、メンソレータムの商品名が使えなくなっていたため、メンソレータムの略称として商標登録してあった「メンターム」を商品名とし、現在に至ります。

 尚、最もスタンダードなタイプの薬用リップ「メンソレータム」と薬用スティック「メンターム」の主原料と効能はほぼ同じです。違いと言えば、メンソレータムは原料に黄色ワセリンを使い、メンタームは白色ワセリンを使っているため、見た目の色合いが若干異なる程度です。

 また、容器に書かれたマスコットキャラクターは、「メンソレータム」がリトルナース、「メンターム」がメンタームキッドで、どちらも同じ人がデザインしており、図案の雰囲気もよく似ています。

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ベストセラーランキング

 新語・流行語大賞など、12月に入りますと今年を総括する話題が増えてきます。

 出版流通大手の日本出版販売(日販)とトーハンが発表した年間ベストセラーもその一つで、今年のベストセラーランキングは日販とトーハンでトップ2が同じでした。

 総合1位は田中角栄元首相の生涯を書いた「天才」(石原慎太郎)で、角栄ブームの先鞭をつけ、書店には様々な「角栄本」が並びました。

 総合2位は、寝かしつけ用絵本の「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」(カール=ヨハン・エリーン)で、テレビで紹介されたのをきっかけに大ヒットとなりました。

 尚、通販最大手のアマゾン・ジャパンの年間ランキングでは、2位は同じく「おやすみ、ロジャー」ですが、1位は「嫌われる勇気」(岸見一郎、古賀史健)となっています。

 ちなみに、文庫本では、「君の名は。」がいずれのランキングでも1位を獲得しており、映画を見た後で購入するケースが多いようです。

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ノロウイルス

 東京都はインフルエンザの「流行開始」を発表した同じ日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の「流行警報」も発表しています。

 ノロウイルスは感染力が非常に強く、感染すると一定の潜伏期間を経て、嘔吐(おうと)や下痢を繰り返す症状がみられます。

 以前は「お腹にくる風邪」や「風邪による下痢や腹痛」だったり、幼稚園などで感染が広がることが多いことから「子供の風邪」などと認識されていましたが、今は冬に多発する食中毒の原因として知られています。

 ノロウイルスには特効薬がなく、水分を補給することと吐き気止めや整腸剤などの薬を使用する対症療法が主で、通常は一日、二日で症状が落ち着きますが、免疫力の低い幼児や高齢者は重症化するケースもあります。

 ノロウイルスは、感染者の嘔吐物や糞便に触れた人の手、または乾燥し舞い上がったものを介して口から感染するケースが多く、ウイルスを含む牡蠣(加熱用の牡蠣)を生で食べるなどしても感染します。

 予防法としては、食事や調理の前、トイレの後などの石鹸による手洗いの徹底、食材の加熱処理、調理器具の消毒などが有効だそうです。

 ちなみに、昨年広がりを見せたノロウイルスは、遺伝子が変異した新型です。新型ノロウイルスに対しては免疫を持っている人がいないため、今期は新型が大流行する可能性が指摘されています。

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休眠預金法

 本日成立した休眠預金法。銀行に預けっぱなしで10年以上放置されている預金が毎年1000~1100億円あり、預金者から後で求められた払い戻し分を引いても毎年500~600億円のお金が銀行の収入となっていたところ、それを民間公益活動に活用出来るようにするとのこと。今後、毎年500~600億円が子どもの貧困対策や若者支援、福祉、地域活性化などに活用されるようになるそうです。

 細かい所、深い所はまだ私には分かっていないので、強い確信を持っては云えませんが、普通にこの話を聞くと、いいことばかりのように聞こえます。もちろん銀行の収入・利益が減る訳ですが、そもそも得るべきではなかった収入と思われます。

 因みにこの法律、議員立法とのこと。国会は立法府であり、国会議員は元来は法律を作るのが仕事ですから、何も不思議ではないのですが、実態としては官庁が作っているのがほとんどだと思われるので、何でこれに限って官庁が今まで作ってこなかったのか、その経緯は不思議ではあります。或いは政治家の方々が、自らのお手柄にしたかったのかも知れません。ま、いずれにしろいいことなので、そんな重箱の隅をつつくことはやめましょう。

 今後、このお金がどのように使われていくかが重要です。我が国は本件に限らず、眠っているお金が多すぎます。もっとお金を動かす知恵を出さないといけないですね。

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OPEC減産で合意

 歳末たすけあい運動の募金を呼びかける声に、素通りする人、足を止める人、様々です。これから寒さが厳しくなる時期、支援を受けて助かる人・笑顔になる人、それを思って募金する人、様々です。


 ところで、石油輸出国機構(OPEC)が30日に総会を開き、減産で合意しました。

 原油価格を上向かせてこれ以上の財政悪化を食い止めいたいサウジに、核開発問題などで経済制裁を受けていた期間中に失った市場シェアを取り戻したいイランと、産油国はそれぞに事情が異なり、それぞれの思惑と駆け引きで、一時は合意も危ぶまれましたが、OPECとしては原油相場の下落に歯止めをかけるべく8年ぶりに減産に舵を切りました。

 また、OPEC非加盟のロシアも15年ぶりに生産量を削減(日量30万バレル)すると伝わっています。

 OPEC内の減産枠を見てみますと、サウジが日量48万バレルと加盟国としては最大の減産幅となっており、他の加盟国も減産割り当てを受け入れる中、イランは日量9万バレルの増産が認められました。ただ、イランは当初30万バレル程度の増産を要求していましたが、削られた格好です。

 OPECは今回の合意に基づき、来年1月から6カ月間の減産を実施します。過去には減産合意に従わなかった国もあったため、今回は減産の実施を監視する委員会を設置し、経過を踏まえて来年5月の総会で減産延長の是非を討議する見通しです。

 尚、今回の減産合意を受けて、ゴールドマン・サックスは、2017年上半期に原油価格が1バレル=55ドルに達するとの見通しを示すと同時に、米国におけるシェールオイルの生産が再び増勢に転じる可能性を指摘しています。

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