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2017年1月

カカオの抗酸化作用

 内閣府のプロジェクトチームとチョコレートの明治の発表によると、カカオを70%以上含むチョコを1日25グラムずつ4週間、45~68歳の男女に食べさせたところ、6割の人で大脳皮質の量が増え、脳の機能が平均で1~2歳若返った可能性があるとのこと。

 これは驚きです。たった4週間です。カカオの抗酸化作用が寄与している可能性があると。むぅ。チョコと赤ワインは、鬼に金棒でしょうか。?

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世界の最も裕福な富豪

 世界の最も裕福な富豪8人の資産額は、世界72億人のうち所得が低い方の半分(36億人)の総資産額に匹敵するそうです。

 貧困の撲滅に取り組む国際的なNGO「オックスファム」が先日発表した報告書で、8人のスーパーリッチの資産額合計は4260億ドル(約48兆7千億円)に達するとし、富の集中の深刻化に警鐘を鳴らしています。

 ちなみに、世界の最も裕福な富豪とは、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏、ZARA創業者のアマンシオ・オルテガ氏、バークシャー・ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏、グルポ・カルソ創業者のカルロス・スリム氏、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏、フェイスブック創業者のマーク・ザッカ─バーグ氏、オラクル共同創業者のラリー・エリソン氏、ブルームバーグ創業者のマイケル・ブルームバーグ氏の8人を指しています。

 また、報告書は1988年から2011年までの20数年間で、世界の上位1%の資産は182倍になったのに対し、下位10%の収入の年平均増加額は3ドルにも満たないとしています。


 以前、経済書としては異例の売れ行きを記録したトマ・ピケティ著の「21世紀の資本」は、長期的にみて資産の収益率は所得の伸びを上回るということを指摘しました。

 つまり、富裕層はすでにある資産を投資に回して大きな収益を上げ、低所得者の賃金はわずかにしか増えないため、持つ者と持たざる者の格差は縮まるどころか広がる一方だということです。

 できれば富裕層の側に行きたいものですが、富裕層が大きな資産を保有することになったのは、ここぞという時にリスクを取ることを躊躇せず、積極的に投資を行った結果でもあります。

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リンゴ

 ミカンと並ぶ冬の果物といえばリンゴです。『1日1個のリンゴで医者いらず』と言われますように、食物繊維やカリウムが豊富で、生活習慣病予防や胃腸の働きを促進する効果があります。

 また、リンゴを丸かじりすると、噛むことで歯肉がじょうぶになり、唾液の分泌もよくなって虫歯や歯肉炎などの予防効果があり、さらに大腸がん予防や便秘の解消・・・等々、幅広い効用があり、貴重な果物と言えます。

 生産量は青森県が約58%を占めてトップ。2位が長野県で約19%。両県で国内生産量の7割超を占めています(平成27年度)。選ぶ際は、皮の色が濃く、ツルの周辺のくぼみが深いものが果肉が詰まっていて美味しいそうです。

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結 露

 この時期、窓や窓枠に結露(けつろ)が出来やすくなります。カビの原因ともなるので早めに手を打つ必要があります。以前、新聞にお奨めの結露対策という記事が出ていましたので、ご紹介させて頂きます。


1.あさは3分でも5分でも窓を開けて換気すると結露が少なくなる

2.寝る前に新聞紙を貼り付けておくと水分を吸収し、翌朝その新聞紙でガ
  ラスをふけば掃除にもなる

3.中性洗剤を溶かしたものをぞうきんに付けて窓ガラスをふくと少なくな
   る

4.洗濯物を部屋の中に干さない

5.押し入れのふすまは少し開けておく

6.市販の結露防止スプレーをかけると2週間くらいの効果がある


 既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、一度試してみてはいかがでしょうか。

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春 節

 本日は旧暦で大晦日です。中国では本日から2月2日まで1週間、春節(旧正月)の大型連休が始まります。

 日本をはじめ海外では中国人観光客の購買力に期待が高まっていますが、中国人観光客の人気旅行先の首位は昨年に続いてタイ。2位は日本となっています(中国最大手の旅行予約サイト携程旅行網調べ)。


 日本もかつては「年越し」といえば旧正月でした。明治維新後、政府が太陰暦を太陽暦に変えてから新暦(西暦)の1月1日に正月を迎えるようになりました。

 今でも多くのアジア諸国では年越しといえば旧暦の春節(正月)であり、中国、台湾、韓国、北朝鮮、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルでは国の休日として春節を祝っています。

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人工知能

 大阪大学には、センター・オブ・イノベーション(COI)プログラムというものがあり、「人間力活性化によるスーパー日本人の育成拠点-脳マネジメントで潜在力を発揮できるセルフエンパワーメント社会の実現-」と謳っています。何やら分かりにくいですが、最近の研究成果の発表では、「ヘッドホン型ワイヤレス脳波センサを新たに開発し、予め準備した曲に対するユーザの脳波反応に基づいて、自動で作曲を行う人工知能を開発」したとのこと。

 これでも何やら分かりにくいですが、要は音楽に対する各人の脳の反応を観測して、どういう音楽であればこの人の脳は活性化するかを人工知能が学び、それを素に人工知能が、その脳が最も活性化する音楽を自動作曲するのだそうです。これは面白い!これは色々なことに活用できそうです。脳の活性化に限らず、どういう音楽なら睡眠に落ちるか、そしてどのような音楽なら睡眠が深くなるか、更にどうすれば睡眠中の脳のリセットというか老廃物の掃除が進むか、などを研究して、その人にあったスーパー睡眠音楽を作ることもできるのではないでしょうか?活性化、良い睡眠、リラックス、その他、脳を上手い具合にコントロールできると、応用範囲も広そうです。

 気になりますね。ウェアラブルEXPOにも出ているとのこと。体験してみたい!様々なウェアラブルデバイスや人工知能がこれから出てくるのでしょうね。注目していきたいと思います。

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梅一輪

   梅一輪 いちりんほどの あたたかさ  服部嵐雪


 東京・大手町の気象庁構内にある梅の標本木にて、5、6輪ほどの花が咲いているのが観測されたのは1月10日のことで、昨年と同じ日でした。

 まだまだ寒さ厳しい季節ですが、千代田区永田町の日枝神社の境内の紅梅と白梅は見頃を迎えています。


 ところで、今度の土曜日は旧暦の元日で、この時期に百花に先駆けて咲く梅を中国では「百花初見」あるいは「百花元始」と呼ぶそうです。

 梅は日本でも古くから愛され、奈良や平安の頃は「花」と言えば「梅」を指していました。奈良時代に編纂された最古の歌集「万葉集」では、桜の歌よりも梅の歌の方が断然多く、梅は文を好む花という意味で「好文木(こうぶんぼく)」とも呼ばれます。

 年が改まって真っ先に咲く花であることから、「花兄(かけい)」または「初名草(はつなそう)」とも呼ばれ、春の風を見る草「風見草」、春の風を待つ草「風待草」などの異称を持ちます。その香(かぐわ)しさから「匂草(においぐさ)」「香栄草(かばえそう)」とも言い、その香気をもって春の訪れを告げます。

 花を見て何を思うか。唐代の詩人、劉希夷(りゅうきい)は、自然の悠久さと不変さを前にして、人の一生の儚さと世の中の移り変わりの早さを思い、下記の一節を残しています。


   年年歳歳花相似 (年年歳歳 花相似たり)

   歳歳年年人不同 (歳歳年年 人同じからず)

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大 寒

 最近の東京はかなり寒いです。オフィスにいても、指先が冷たく感じたりすることがあります。外でも、自宅でも、ちょっとした隙にうっかり体を冷やすと風邪を引きやすいですから、あの手この手で気を付けています。

 二十四節気で云うと今は大寒です。暦便覧に「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあるように、とにかく寒い時期です。古今集の冬歌に、清原深養父のこの歌があります。

 「冬ながら 空より花の 散りくるは 雲のあなたは 春にやあるらむ」~冬なのに空から花が降ってくる。雲の向こうはもう春なのだろう。いい歌です。

 もうすぐ立春です。今がボトムで、ここからは徐々に暖かくなっていき、新緑も吹いてくることでしょう。そろそろいい季節ですね。

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初天神

 学問の神様の菅原道真公は、生まれた日も、大宰府にお移りになった日も、お亡くなりになった日もすべて25日であることから、毎月25日は天神様の日として様々な神事が行われます。

 今日25日は今年最初の天神様の日(初天神)で、全国の天神社で天神祭が行われ、大勢の参拝者でにぎわいます。

 ところで、ある神社の祭神の霊を分けて祀ることを「分霊」「分祠」もしくは「勧請」(かんじょう)と言います。

 例えば、「八幡さま」の名で親しまれている八幡神は、もともとは大分の宇佐神宮に祀られた仏教色の強い地方神でしたが、国家鎮護の神となり、宇佐神宮から京都の石清水八幡宮に勧請され、皇位を守護する神として朝廷に崇拝されるようになります。

 八幡神はやがて武神として仰がれるようになり、源氏の守護神として石清水八幡宮から分霊されて鎌倉に鶴岡八幡宮が創建されました。八幡信仰は武士によって全国に広まり、八幡神を祀る八幡神社は全国で約4万4千社あると言われます。

 また、八幡神は、古くは鍛冶の技術をもつ氏族の氏神だったという説があり、移り住んだ先々で一族の氏神を祀ったことから、八幡平や郡上八幡など「八幡」のつく地名が全国に存在し、八幡神が全国に広まった理由の一つとも考えられています。

 不遇のうちに亡くなった菅原道真公は死後、厄災をもたらす荒ぶる神となりましたが、荒ぶる霊を鎮め、禁裏守護の神として京都に神殿を建立し、菅原道真公を祀ったのが北野天満宮と天神信仰のはじまりです。

 学問・至誠の神として菅原道真公を祀る神社(天満宮、天神社、菅原神社など)は、全国で稲荷神社、八幡神社に次ぐ数で、その多くは北野天満宮から勧請されたお社(やしろ)です。

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2017年の10大リスク

 地政学的リスク分析を専門とするコンサルティング会社のユーラシア・グループが発表するその年の世界の「10大リスク」も恒例ですので一挙にご紹介させていただきます。


  1)わが道を行くアメリカ

    米国は世界の中で必要不可欠の役割を果たすという「責任」から独立
    し、背負いこんでいる「重荷」を投げ出す。米国の国益を最優先。


  2)中国の過剰反応

    権力基盤を固めるための必要性から、中国の習主席は外交政策上の挑
    戦に対して強硬姿勢を強める。それによって、米中関係が急激に悪化
    する可能性が高まる。


  3)弱体化するメルケル

    ドイツ国内の企業危機や、欧州に広がりつつある大衆迎合主義(ポピ
    ュリズム)が、メルケル独首相のリーダーシップに打撃を与える。


  4)改革の欠如

    先進国および新興国の政権を担う政治家が構造改革を回避する。結果、
    成長や投資のチャンスを損なう。


  5)テクノロジーと中東

    エネルギーマネーの弱体化と地域内での米国の関与が薄まる中、テク
    ノロジーが政治的な不安定さの拡大に寄与する。(テロリストがネッ
    トを使って勧誘したり、サイバー兵器の脅威が増す。)


  6)中央銀行の政治化

    政治家によって中央銀行の独立性が脅かされる。


  7)ホワイトハウス対シリコンバレー

    トランプ政権は国家安全保障の観点からハイテク企業に政治的影響力
    を及ぼそうとしており、AIが労働力に取って代わる可能性あること
    から雇用の問題でもハイテク企業と対立する。


  8)トルコ
    
    エルドアン大統領の権力強化が進み、それによって政治、経済、安全
    保障の面でリスクが高まる。


  9)北朝鮮

    トランプ政権は北朝鮮に対する強制的な圧力を高め、示威的に軍隊を
    動かす。韓国の新政権は、北朝鮮に対し圧力よりも外交を優先し、高
    高度ミサイル防衛システム(THAAD)を事実上放棄、北朝鮮に対
    する制裁や軍事的オプションについて米国との協力を拒否する。


 10)南アフリカ

    南ア国内の政争激化が、周辺国を含む地域の安定を脅かす。ソブリン
    債の格下げの可能性が高まる。



 ちなみに「欧州およびメルケル」と「北朝鮮」に関しては、「びっくり10大予想」と「10大リスク」の見方は非常に似通っています。

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稀勢の里の初優勝

 昨夕から今朝にかけてのトップニュースは大関・稀勢の里の初優勝でした。大関昇進後31場所目での初優勝は過去最も遅い記録です。

 尚、横綱に昇進するには「大関で2場所連続優勝か、これに準ずる成績」との規定がありますが、先場所は優勝した横綱鶴竜に次ぐ12勝の成績を残し、昨年は年間最多勝(6場所計69勝)のタイトルを獲得した実績もあり、稀
勢の里の横綱昇進は確実視されています。

 昭和以降で横綱に昇進したのは40人しかおらず、初代横綱から数えても第71代で、新横綱が誕生すれば昭和以降で41人目、初代からは72代目となります。

 ちなみに、現横綱の白鵬は大関在位7場所・22歳、日馬富士は同22場所・28歳、鶴竜は同12場所・28歳でそれぞれ横綱に昇進していますが、稀勢の里の場合は同31場所・30歳で、横綱に昇進した力士の大関在位期間としては昭和以降では3位の記録、新入幕から73場所での横綱昇進は昭和以降で最も遅いそうです。

 ところで、力くらべや取っ組み合いから派生したスポーツは世界各地にありますが、日本の相撲はもともとは農作物の収穫を占う祭りの儀式として宮廷で営まれてきた神事であり、同時に武芸かつ武道でもあり、日本古来の文化でもあります。

 強い者が勝つのが勝負の世界であり、そこに外国人も日本人もないとは理解しつつも、1998年の若乃花以来19年ぶりとなる日本出身の横綱の誕生は多くの相撲ファンにとって待ちに待った朗報です。

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タ ラ

 「魚」に「雪」と書きますと「鱈」(タラ)となります。

 字の如く、雪の降る季節に産卵期を迎え、味が良くなります。すり身の原料にするスケソウダラなどもありますが、単に「タラ」と言う場合は「マダラ」(真鱈)を指すことが多いです。


 タラは食欲が旺盛で、貝や小魚、イカなどを手当たり次第に食べます。実際に食べ過ぎが原因で胃潰瘍にかかる魚もいるといいます。この大食いの性質から『鱈腹』(たらふく)という当て字が生まれたそうです。


 身は脂が少なく柔らかな白身で、たらちりなど鍋物にして食べるのが一般的です。世界でもタラはポピュラーな魚で、揚げたタラにフライドポテトを添えた英国の「フィッシュ&チップス」は有名です。


 ちなみに、「スケソウダラ」は水分が多く、鮮度が落ちやすいため、カマボコやチクワなど加工品の原料になることが多いです。雌(メス)の卵巣を塩漬けした「たらこ」や唐辛子で漬けた「からし明太子」の原料も「スケソウダラ」です。

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8年間

 昨日、アメリカの大統領がオバマからトランプに変わりました。トランプ新大統領に関しては、賛否両論、というか否定的意見が多いようですが、一方で今までの8年間はどういう8年間だったのでしょうか?

 この8年間で、中国のGDPは2倍になり、テクノロジーはハードウェアに於いても、ネットワーク速度に於いても、人工知能などの分野に於いても、飛躍的に進歩しました。UBERのような様々な新しいサービスが考え出され、大きな進化と進歩が起きました。世界の風景と私たちの生活は、とても大きく変化しました。8年前と今は、全く違う世界のようです。

 そんな中で、オバマを初めとした政治家、政治のリーダーシップだけは、大きく変わらなかった。そんな印象を持ちます。CHANGEを代名詞に登場したオバマ大統領は、そのレジームをCHANGEするということが恐らく最大の原動力となって、全く違うタイプのトランプ大統領を生んだのではないでしょうか。

 昨日から(正確には日本時間の今日未明から)、新しい時代に入りました。いいことも悪いこともあるでしょう。なるべくサイドを、見ていきたいと思います。

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金色夜叉

 尾崎紅葉の「金色夜叉」の三角関係にはモデルがあって、貫一のモデルは児童文学者の巌谷小波(尾崎紅葉の友人)、お宮のモデルは料亭で働いていた須磨子、富豪の富山は当時資産家であり実業家であり投資家でもあった大橋新太郎です。

 金色夜叉では、貫一の許嫁(いいなずけ)であったお宮が、富豪の富山に嫁いでしまい、怒った貫一がお宮を蹴り飛ばすのですが、実際には、巌谷と相思相愛だった須磨子を大橋が横取りし、それに激怒した尾崎紅葉が料亭に乗り込んで須磨子を足蹴にしたというのが真相だそうです。

 実在の人物がモデルとなった作品は数多くありますが、最近話題となったのがハリウッド映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」に登場するビフというキャラクターです。

 未来に持ち込んだスポーツ年鑑によって大金持ちとなったビフは、ド派手なカジノビルのオーナーで、「アメリカが誇る偉大なるヒーロー」「アメリカ一の富豪」などと呼ばれており、金と権力で街を牛耳る傲慢な存在として描かれています。

 この映画の脚本家は、ホテルやカジノの経営で当時すでに「不動産王」と呼ばれていたドナルド・トランプ氏から、ビフの着想を得たことを明かしています。

 ちなみに、同作品では、未来に行った主人公が、シカゴ・カブスがワールドシリーズで勝利したのを見て驚くという場面があります。映画が作成された当時はカブスがワールドチャンピオンになるなどということはあり得ないことと考えられ、ジョークの一つでしかありませんでしたが、カブスは昨年108年ぶりにワールドチャンピオンになり、結果としては予言が的中した格好です。

 さて、同作品が描く近未来(設定では2015年)では、大金持ちのビフが街に君臨し、街も無法地帯のように荒廃していますが、今日にトランプ氏が正式に第45代米大統領に就任した後の世界の姿を、正確に思い描くのはなかなか困難です。

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訪日外国人客数

 日本政府観光局が発表した2016年の訪日外国人客数(推計値)は2403万9千人と、前年の1973万7千人から21.8%増加し過去最高を更新しました。

 ちなみに、日本政府観光局のまとめによる「世界各国・地域への外国人訪問者数」(2015年)のランキング上位は下記のようになっています。※トルコのみ2014年のデータ。


  1位  フランス    8445万人

  2位  米国      7751万人

  3位  スペイン    6821万人

  4位  中国      5688万人

  5位  イタリア    5073万人

  6位  トルコ     3981万人

  7位  ドイツ     3497万人

  8位  英国      3443万人

  9位  メキシコ    3209万人

 10位  ロシア     3134万人

 11位  タイ      2988万人

 12位  オーストラリア 2671万人

 13位  香港      2668万人

 14位  マレーシア   2572万人

 15位  ギリシャ    2359万人


 2015年のデータですと日本はギリシャに次いで16位、2016年のデータで比べてみましてもギリシャをようやく上回る程度です。

 日本政府は訪日外国人観光客数を2020年に4000万人、2030年に6000万人との目標を掲げていますが、伸びしろは大きいと言えます。

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三隣亡

 風が強く、空気が乾燥し、暖房を使うこの時期は、一年の内でも火災が発生しやすい時期です。

 この時期よく耳にする「乾燥注意報」は、木材の乾燥具合を示す実効湿度が50%以下、または1日の最小湿度が25%以下になると予想される場合に発令されるもので、本来が火災に対する注意喚起です。

 ところで今日は「三隣亡」で、ご存知の方が多いかと思いますが、俗信としてこの日に棟上げなどの建築事を行うと、三軒隣まで焼き滅ぼすといわれる大凶日とされ、現代においてもこの日は建築事を避けるなど影響が残ると言われます。

 ところが、調べてみますと「三隣亡」の根拠は不明です。暦に記載されるようになったのは明治以降で、それ以前の暦には「三輪宝」と記載されており、注記には「屋立てよし」「蔵立てよし」と書かれ、現在と正反対の吉日だったそうです。

 一説によりますと、暦の編者が「よ」を「あ」に写し間違え、結果、「屋立てあし」「蔵立てあし」となり、三輪宝が「あし(悪し)」ではおかしいということで「三隣亡」に書き改められ、そのまま現在に至るとのこと。

 根拠は不明でありましても、気にする人がいる以上、配慮せざるをえないというのが実際のところで、このような事は意外と多いのかもしれません。

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ダボス会議

 毎年、スイスのダボスで開かれる「世界経済フォーラム」の年次総会は、開催地の知名から通称「ダボス会議」と呼ばれ昨日より開催されています。

 世界中の大企業の経営者、大統領や首相などの政治指導者、選ばれた知識人やジャーナリストら2千数百人が招かれ、世界が直面する重大な問題について活発に議論されます。

 ちなみに、今年のダボス会議のメインテーマは「迅速で責任あるリーダーシップ」です。

 また、今回の会議には中国の習近平国家主席が、中国の国家主席として初めて出席します。トランプ次期米大統領の就任式直前というタイミングであるだけに、米次期政権の政策についても活発な議論が交わされる見通しです。


 ところで今回、習主席に同行するのは、中国のネット通販最大手であり、米ウォルマートを上回って世界最大の小売・流通企業となった「アリババ」の馬雲(ジャック・マー)会長です。

 そのアリババはソフトバンクの持分法適用会社(議決権所有比率が20%以上50%以下の非連結関連会社)で、下記のような経緯があります。

 2000年に孫氏は、将来有望な種を発掘するため、中国でベンチャー企業の経営者20人と、1人10分の持ち時間で会談しました。その中で、孫氏がわずか数分話しただけで出資を即決した相手が馬氏でした。

 当時のアリババは創業間もなく、まだ赤字でしたが、出資させてほしいと切り出したのは孫氏の方で、ならば「1億円か2億円」と答えた馬氏に対し、孫氏は「あっても邪魔にならないだろ」と説得し20億円の出資を決めてしまいます。

 後日、事業計画書も見ずにアリババへの出資を即決したことについて、孫氏は「動物的に匂いを感じた」「目つきで決めた」と語っています。

 ちなみに、ニューヨーク市場に上場するアリババの直近の時価総額は、日本企業で最大のトヨタ自動車の時価総額(本日現在で約22兆円)を上回り、2407億ドル、円換算で約27兆2千億円に達します。

 ソフトバンクは昨年、保有するアリババ株の一部を売却しましたが、それでもアリババ株の約28%を握る最大株主の地位に変わりはありません。余談ですが、その後の英半導体大手ARMの買収や10兆円ファンドの設立、孫氏の「IT業界のバフェットになる」との発言からもソフトバンクの進路が見えてきます。

 アリババの馬氏は先日、ニューヨークのトランプタワーを訪れ、トランプ次期米大統領と会談しました。トランプ氏との会談は、海外のIT企業のトップとしては孫氏に続いて2人目ですが、孫氏とトランプ氏との会談は、トランプ氏の側近と親しかった馬氏のとりなしによって実現したと言われています。

 今回のダボス会議に習主席は馬氏を帯同しました。つまり、孫氏は馬氏を介して習主席と直接話し合える立場を手に入れたと見ることができます。

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阪神・淡路大震災

 1995年1月17日、ほとんどの人が就寝中だった午前5時46分に淡路島北部沖を震源とするマグニチュード7.3の直下型地震が発生しました。その阪神・淡路大震災から明日で22年になります。

 阪神・淡路大震災では多くの方が亡くなりましたが、死因の約8割、調査によっては約9割が家屋の倒壊や家具の転倒による「窒息と圧死」とされています。

 ちなみに、阪神・淡路大震災では10万4906棟の家屋が全壊、14万4274棟の家屋が半壊したとされますが、倒壊した家屋のほとんどが1981年6月改正の新耐震基準以前の建物で、新耐震基準で建てられた建物で倒壊したケースはなかったと言われます。

 阪神・淡路大震災では285件の火災が発生し、7036棟の家屋が全焼しました。原因が判明した火災発生件数のうち6割は、電気が復旧した際に発火する「通電火災」とだったとされており、地震で避難する際にはブレーカーを遮断することが防災につながります。

 尚、阪神・淡路大震災では、電気の復旧に約1週間、ガスと水道の復旧に約3カ月。東日本大震災でも電気は大体1週間程度で復旧しましたが、ガスや水道の復旧にはかなりの日数を要しました。

 こうした過去の災害の教訓を、未来の災害対策に活かすことが大切です。

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1月17日

 あれから22年経ちますが、1995年(平成7年)の本日1月17日午前5時46分。「阪神・淡路大震災」が発生しました。死者6436名、負傷者は4万人を越すという甚大な被害に見舞われましたが、当時の首相は村山富市氏(社会党)、自社さ連立政権でした。

 混乱している現地から東京へ被害の実態や情報が伝わるのが遅く、テレビ報道などでようやく状況を把握する事態となったことは鮮明に記憶に残っています。

 1991年(平成3年)の本日には、アメリカ軍を主力とする多国籍軍がイラクが占領したクウェートのイラク軍拠点に攻撃を開始、「湾岸戦争」が勃発しています。

 また、2006年の本日1月17日には「ライブドア・ショック」が発生。日経平均株価は462円という大幅安となり、その後も長らく会計疑惑などの不安は払拭されず、ジャスダック・マザーズ・ヘラクレスといった新興マーケット低迷のきっかけとなりました。


 ちなみに、本日は尾崎紅葉の「金色夜叉」の主人公(間貫一)が熱海の海岸で貫一を裏切った恋人のお宮に、『いいか、宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから。月が曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ』と言い放った日です。

 それ以来、1月17日の夜空が曇り空なら『貫一曇り』と呼ばれています。

 様々なことがあった1月17日ですが、本日はどのような日になるか気になるところです。

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「びっくり10大予想」

 すでにご覧になった方が多いとは思いますが、年初の風物詩となっている今年の「びっくり10大予想」を改めてご紹介したいと思います。


  1)トランプ氏はこれまで主張してきたような極端な政策変更をしない。

  2)減税や規制緩和、インフラの拡充などにより、今年の米経済成長率
    は3%を超える。

  3)S&P500種指数は2500に上昇。(昨年末比で約12%高)

  4)1ドル=130円まで円安が進み、日本の輸出を刺激する。

  5)米経済の成長加速と物価上昇に伴い、米長期金利は4%に接近する。

  6)欧州で大衆迎合主義が広がりをみせ、独メルケル首相が秋の総選挙
    で敗退。欧州連合(EU)の有用性に懐疑的な見方が広がり、ユー
    ロの破棄も議論される。

  7)規制緩和により米国における原油生産が急増し、イランとイラクも
    増産するため、NY原油(WTI)は年間を通して60ドルを下回
    る水準で推移。

  8)トランプ次期大統領は中国についての認識が間違っていたことに気
    づき、中国とのより協力的な関係を構築する。

  9)中国と米国の経済成長の恩恵を受け、日本の成長率は数十年ぶりに
    2%を超える。

 10)米露がシリアでの永続的な停戦に向けて交渉を開始し、過激派組織
    「イスラム国」の脅威も顕著に縮小するなど、中東情勢が沈静化す
    る。


 上記は米投資会社ブラックストーン副会長のバイロン・ウィーン氏が「一般的な見方としては3分の1程度の可能性だが、ウィーン氏自身は50%以上の確率で起きると考える」10のシナリオを「テン・サプライズ」として毎年発表するもので、その他として「ホワイトハウスの移転」や「トランプ政権の最初の国際的な対立は北朝鮮」などの項目をあげています。

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訪日外国人数

 昨年10月末には早くも年間2000万人突破となった訪日外国人。もちろん年間での2000万人突破は初めてです。それでもまだまだこの流れは継続し、政府はその訪日外国人数を20年に4000万人、30年には6000万人にするという大目標を掲げています。ホテル不足の深刻化は必至の情勢であり、政府はその対策として民泊の導入を図ろうとしています。


 こうした中、にわかに関心を集めているのがクルーズ船を使った船上ホテルです。海外では客船を使った高級船上ホテルの人気が高く、20年東京オリンピックでは東京港や横浜港に豪華客船が並ぶ光景が予想されます。日本へのクルーズ船の寄港は大幅に増えており、13年には1001回と1000回に達し、14年は1204回、15年は過去最高の1454回となっています。

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小正月

 明日の15日は「小正月」。近所で見かけないのが残念ですが、この時期に餅や正月飾りを持ち寄って焼く「どんど焼き(どんと焼き、左義長、歳の神etc)」が懐かしく思い出されます。

 週末にかけて今シーズン最強の寒波が襲来し列島各地で大雪となる恐れがありますが、受験生にとりましてはシーズン本番で、明日から2日間の日程で大学入試センター試験が全国691の会場で行われます。

 ちなみに、今年は前年度より1万2198人多い57万5966人がセンター試験を受験し、うち今春高校などを卒業予定の現役生の割合は81.9%となっています。

 また、今春の高校卒業予定者に占めるセンター試験志願者の割合は前年度比0.5%増の43.9%で、過去最高だそうです。

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風 邪

 風邪が流行っています。インフルエンザとかノロとか、或いは普通の風邪とか、私の周りでも風邪に罹った人が続発しています。ところで私は風邪に対する耐性はかなり強い方です。この耐性は、罹りにくいという意味よりも、罹った場合でも何が出来るか、という意味に於いて、耐性はかなり強いです。

 実際、風邪はそれなりに引くのですが、風邪を引いて仕事を二日以上休んだことは、社会人になってから記憶がありません(たぶん)。熱は案外出る方で、38度は簡単に行きますが、それでも通常の業務をこなすことが(他人に移さないか?という論点はここでは置いといて)出来ます。

 しかし私は風邪を引くことが大嫌いです。何よりも食べものが美味しくなくなるので、嫌です。今シーズンは未だ風邪を引かずに済んでいるのですが、なんとかこのまま切り抜けたいと考えています。栄養と水分と手洗い・うがい、そして寒い思いをしないように気を付けることでしょうか。なるようにしかならないのではなく、本件はなせばなるように管理しなければいけません。頑張ります。皆さまに於かれても健康にお気をつけ下さい。

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尊徳の金言

 昔は小学校などに二宮金治郎(尊徳)の像が建っていましたが、尊徳は貧窮していた生家を再興し、その才を見込まれ小田原藩家老・服部家の財政建て直しを頼まれ、見事に成功、生涯において数多くの財政再建を成し遂げ、一貧農から最終的には幕臣となった財政の専門家です。

 下記は尊徳が残した言葉ですが、社会人としても心に留めておきたい金言ばかりです。



○貧者は昨日のために今日働き、昨年のために今年働く。

   そのためにいつも苦しんでいて、働きの効果が出ない。

   富者は明日のために今日働き、来年の為に今年働くことから、

   余裕をもって望むことができ、することがほとんど上手くいく。



○遠きをはかる者は富み、近きをはかる者は貧す。

   それ遠きをはかる者は、百年のために杉苗を植う。

   まして春蒔きて秋実るものにおいてや。故に富有なり。

   近きをはかるものは、春植えて秋実るものをも、なお遠しとして植えず。

   ただ眼前の利に迷うて、蒔かずして取り、

   植えずして刈り取ることのみ眼につく。故に貧窮す。



○譲りの道を実行する者は、豊かになり評判も高くなる。

   これを実行できない者は反対に富を失い、評判を落とすことになる。

   少なく譲れば少なく帰り、大きく譲れば大きく帰る。

   他の人に対して、歩く道も譲らなければならない。

   言葉も手柄さえも譲らなければならない。
 


○貧となり富となる、偶然にあらず。

   富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。

   人皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。

   節約なる処と勉強する所に集まるなり。



○キュウリを植えれば、キュウリと別のものが、収穫できると思うな。

   人は自分の植えたものを収穫するのである。

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鏡開き

 本日11日は「鏡開き」の日です。「鏡開き」とは正月中飾っておいた鏡餅を割って、雑煮やお汁粉にして家族一同で食べる儀式です。


 そもそもは江戸時代に将軍と大名、大名と藩士たちが年頭に際して主の鏡餅を分け合うことによって主家の繁栄を祝福し、主従関係を固める意味合いがあったそうです。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたりしますが、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っています。

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新成人

 1月1日時点で20歳の新成人は123万人と前年比で2万人増えています(総務省調べ)。男性は63万人で女性は60万人で各々1万人ずつ増えています。

 新成人が生まれた1966年は第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)の出産期に当たり、これが増加の要因となっています。

 それでも、新成人は過去最多だった1970年の246万人と比べますと僅か半数であり、増加は一時的なもので中長期的には着実に減少が続いています。昨年生まれの子供の数は98万1000人と1899年の統計開始以降で初めて100万人を下回っています。


 尚、今年の干支、「酉」年生まれの人口は943万人です。酉年は団塊の世代(47~49年)と第2次ベビーブームのいずれにも当たらないため、十二支別では最も人口が少ないです。「年男」は457万人、「年女」は486万人です。

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酉年の出来事

 お酒を飲む機会が多い時期でしたが、来年の干支も酒の字によく似た字面となっています。

 「酉」の字を部首にもつ漢字はお酒に関わるものが多いのですが、「酉」という字はもともと酒壷の形からきており、酒壷の中で果実が成熟の極に達した有り様を表しています。

 ちなみに、十二支に使われている子や丑、酉などの字には元来ネズミや牛、とり(鶏)などといった意味はなく、子をね、丑をうし、酉をとりと読むのは十二支のとき以外ありません。

 暦で使われている抽象的で難しい字を覚えやすくするため、十二支に動物があてられた経緯があり、十二支と動物に関する俗説はすべて後付けです。


 ところで、過去の酉年に起こった主な出来事を下記にて紹介させていただきます。


 1933年 ヒトラーがドイツの首相に就任
       三陸地方大地震(M8.1)
       フランクリン・ルーズベルトが第32代米大統領に就任
       世界恐慌克服のため「ニューディール政策」が始動
       日産自動車設立

 1945年 第二次世界大戦が終結
       角川書店設立
       富士重工業設立

 1957年 ソ連が人類初の人工衛星打ち上げに成功
       100円硬貨発行
       カシオ計算機設立

 1969年 アポロ11号が人類初の月面有人着陸に成功
       アデランス設立
       ユニチカ発足(ニチボーと日本レイヨンが合併)

 1981年 ドナルド・レーガンが第40代大統領に就任
       経済再建計画「レーガノミクス」を発表
       エイズの発見

 1993年 五十五年体制の崩壊
       北海道南西沖地震(M7.8)
       Jリーグ始まる

 2005年 福岡県西方沖地震(M7.0)
       愛知万博「愛・地球博」が開幕
       小泉総理が郵政民営化の賛否を問うとして衆院を解散
       ハリケーン「カトリーナ」が米フロリダ州に上陸
       アンゲラ・メルケルがドイツ首相に就任
 
 

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十二支

 子丑寅卯辰巳午・・・と続く十二支は、古代中国において天空を十二の方角に分け、それぞれに記号として動物の名前をあてたことが起源とされていますが、有名なのは下記の民話です。

 ある年の暮れ、神様は動物たちに言いました。

「元旦に新年のあいさつに来なさい。早いものから順に十二番まで一年間ずつその年の大将にしてあげよう。」

 足の遅い牛は大晦日のまだ暗いうちから出発。それを見ていたネズミは牛の背中に飛び乗ります。そうとは知らない牛はゆっくりながらも御殿を目指し歩きました。

 牛は神様の御殿の前に最も早く到着しましたが、門が開くと同時に牛の背中に乗っていたネズミがぴょんと飛び降りて門をくぐり、一番乗りで神様に挨拶をしました。だから、ネズミ(子)が十二支の最初になったそうです。

 ちなみに、鶏が犬と猿の間にいるのは、仲の悪い両者の仲裁をしていたから。また、猫が入らなかったのは、ネズミが猫に「挨拶は二日の朝」と嘘を伝えたからで、一日遅れで着いた猫は、神様に「寝ぼけていないで、顔を洗ってきなさい」と言われてしまいます。

 それ以来、猫はしきりに顔を洗うようになり、騙したネズミを追いかけるようになったそうです。

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松の内

 松の内の期間は、地域によって違うようですが、東京周辺では一般に1月7日までです。江戸幕府が、松の飾りを1月7日に片付けるようにとのお触れを出したからだそうです。


 来週の月曜日は成人の日で祝日。かつては成人の日は1月15日と決まっていて、地域によってはそこまでが松の内だったようですが、今のように9日に成人の日が来てしまうこともあると、松の内は全国的に短くなって行くかも知れません。明日からの三連休は、正月らしさが残る最後かも知れません。

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30日目の貯金額

 1円から始めて、2円、4円、8円・・・と前日の倍額を貯金していった場合の30日目の貯金額のついてイメージと実際には大きな隔たりがあります。

 実際に上記のような貯金を続けた場合、10日目の貯金額は512円、15日目に1万円を超え、20日目は約52万、25日目で1677万円、30日目には5億3687万円を貯金箱に入れることになります。1円から始めた貯金ですが、30日目の残高は10億円に達します。

 イメージと実際がかなり違うといっことは株式投資も然りですが、たとえば株式投資で1週間ごとに8割の儲けと、6割の損を繰り返した場合、結果はどうなるか想像できますでしょうか?

 1週間ごとに繰り返すとすれば、8割の儲けの後の6割の損失で2週間後には2割の利益が残る、このようなイメージを抱く人が少なくありません。

 2割の利益が確保できるならば良好なパフォーマンスですが、実際には決してそのようにはなりません。当初予算1000万円で実際に計算してみますと下記のようになります。

    1000万円 
  → 1800万円(+80%) 
  →  720万円(-60%)
  → 1296万円(+80%)
  →  518万円(-60%)
  →  933万円(+80%)
  →  373万円(-60%)・・・


 これを繰り返しますと、当初資金の1000万円は1年後にはわずか2千円にまで減少します。たまに勝って儲かっているような気になるパチンコや競馬も、トータルで計算するとマイナスになるというのもこの類です。

 「資金の管理は感覚で行ってはいけない」ということの一例です。

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風邪予防

 朝晩の冷え込みで体調を崩したり、カゼをひく人が増えています。

 カゼは「風邪(ふうじゃ)」と書きますが、東洋医学ではこの邪が身体に進入することでカゼを引くと考えられており、その出入り口となる経穴(一般に「ツボ」)を「風門」と言います。ゾクっときたら風門を温めたり揉み解すことが予防に効果があることはよく知られています。

 また、インフルエンザやカゼなどのウィルスは乾燥した環境を好み、多湿な環境は苦手であるため、加湿器などで室内の湿度を50%以上にあげれば一定の予防効果が期待できます。

 カゼ対策(民間療法)はたくさんありますが、身体を温める効果のあるネギや生姜がよく用いられます。また、1センチ角に切った大根に蜂蜜を加え一晩くらい寝かせ、出てきた上澄みをそのまま、またはお湯で溶かして飲む「蜂蜜大根(大根あめ)」も知られており、ハチミツの抗酸化作用、殺菌作用、整腸作用、大根の消炎作用、血行促進作用などがじんわりと効いてくるそうです。

 せき止めとしては「カリン」や「キンカン」の他、「そばハチミツ」の咳止め効果も米ペンシルベニア州立大の研究チームによって実証されています。

 ちなみに、ひきはじめのカゼに効果があるとされる漢方薬には下記のようなものがあります。

 葛根湯(かっこんとう)      発熱や寒け、頭痛・手や肩の痛み等
 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 鼻水・鼻炎・たんを伴った咳等
 麻黄湯(まおうとう)       寒気け発熱、ふしぶしの痛み等
 駆風解毒湯(くふうげどくとう)  のどの痛みやはれ等


 もちろん漢方も服用に際しては医師や薬剤師との相談が必要です。また、インフルエンザとカゼは別の疾病であり、素人判断をせずに早めに医師に診てもらうのが基本です。

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サクソバンクの大胆予測

 デンマークに本社を置く投資銀行のサクソバンクが先日、2017年の「大胆予測」を発表しましたので紹介させていただきます。


  1.中国のGDP成長率が8%まで上昇し、
    上海総合指数は5,000に達する

  2.日銀の轍を踏むFRB 10年物国債を1.5%に固定

  3.ハイイールド債のデフォルト率が25%を超える

  4.イギリスがEU離脱を撤回

  5.銅が迎える冬の時代

  6.仮想通貨の人気に伴って、ビットコインが大幅に上昇

  7.アメリカの医療改革が業界に混乱をもたらす

  8.トランプ氏の勝利にもかかわらずメキシコペソが急騰

  9.イタリアの銀行が株式資産において最高のパフォーマンス

 10.EU債による成長刺激


 尚、サクソバンクの日本法人・サクソバンク証券ではこの予測を下記のよう説明しています。


~この大胆予測は、実際には起こりえないかもしれませんが、現実に起こった場合は、世界市場に多大な影響を及ぼす10大テーマを取り上げたものです。

 今回は、中国の成長回復、イタリアの銀行株の上昇、イギリスのEU離脱撤回、ポピュリストの抵抗に対するEUの変革といったさまざまなシナリオをサクソバンクの各分野のエコノミストが予想し、来年の投資アイデアを練るうえで欠かせない、「想定外を予想する機会」を読者に提供します。~

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オリジナル落語イロハガルタ

い 「いもりの間違い」やもりではききません 
ろ ろうそくを 「無筆の女房」は ありと読み
は ばくち打ち 「今戸の狐」を 探してる
に 女房の 浮気がバレる 「新発明」
ほ 「包丁」を 返しに行くんだ 魚屋へ
へ 変な顔 「恋愛保険」で 保証をし
と 「胴切り」で 湯屋と麩屋へと 奉公し
ち 長範を 「牛若丸」は 退治する
り 臨終に 念仏いらんと 「常念仏」
ぬ 「ぬけた男」は塀の中に閉じ込め
る ルンバをば 踊る「音楽 風呂」の中
を をやこれは 「辰巳の辻占」 娑婆以来
わ 笑うなら 「二つ面」をば 見せなさい
か 「片棒」は 俺が担ぐと ケチ親父
よ 「よかちょろ」を 四十五円で 買いました
た 「田能久」は うわばみ退治て 金持ちに
れ レイコンマ イチキュウイチキュウ 「メートル法」
そ そんなにも 「かんしゃく」起す 旦那なの
つ 接ぎ木なら 「植木屋娘」 お手の物
ね 寝小便 溶けてしまうと 「雪女」
な 涙こらえ 何も言わずに 「江戸の花」
ら らくだなら 「動物観察」 どうなるの
む 向こうから 「お直し」の声 かけられた
う 「うら向き」は 茶飲み友達で ございます
ゐ 犬の子を 「課長の犬」は 褒めに行き
の 望むなら 「打飼盗人」 金を出し
お 「おもと違い」 殺したおもとは 鉢植えだ
く 食うわ食うわ腹ペコの「家出娘」
や 「藪医者の 匙」には誰も かなわない
ま 廻る家 などもらわぬと 「親子酒」
け 喧嘩して 「続カツレツ」に 肉取られ
ふ フルはずだ あれは「雨乞い 源兵衛」だ
こ この歳で 「馬の田楽」 見た事ねぇ
え えらい事 蜘蛛切丸で 「真二つ」
て 「天国の 乗物」ローラー スケートで
あ 穴入り 狐の歌だ 「洒落小町」
さ 「猿後家」は サル一言で 出入り止め
き 牛肉で 豪華な「カツレツ」 作りましょ
ゆ 「幽霊と 気違い」二役 早変わり
め 目が覚めて 「臆病源兵衛」 極楽だ
み 見たい夢 「夢の株式」で 見させます
し 死にました 「病を楽しむ 男」です
ゑ 「閻魔大王」名医には出会えません
ひ 病人の 「看病」逆に こきつかい
も 物真似で 「芝居と帯」を あきらめる 
せ 線香が 「たちきり」三味が 止まります
す すっきりと 「もろこし女房」 浮かばれる
京 京阪の 「貧乏神」は お人好し

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風流七福神小噺撰集

【火事見舞い】
 七福神の一人、毘沙門天が、家来の百足(むかで)を呼んだ。
「弁財天のところが火事だ。」
「かしこまりました。すぐに参ります。」
 しかし、百足は勝手口にうずくまったきり、じっとして動かない。
「どうしたんだ?」
 不審に思った毘沙門天が覗き込むと、百足は必死に草鞋を履いているところだった。

【福来る】
 福島屋福助は、熱心な大黒天の信者であった。大黒天の前に灯明を灯し、御神酒を供え。
「私は七十で連れ合いは六十。至って息災でございます。息子二人に娘二人、揃って出来が良く、孫が三人おります。商売は順調で蔵の有り金は千両、貸家は三十軒ほど。何の不足もございませんが、この上は悪事災難を逃れますように。」
 拝まれた大黒天は、つぶやいた。
「このオヤジにあやかりたい。」

【七福神】
 七福神の福禄寿と寿老人が、世間話をしていた。神様でも世の中の動きが気になるのです。
「越中守(松平定信)がご老中になって改革を進めたので、人間は贅沢をしなくなっなぁ。」
「堅実に暮らすようになったのは、なによりだな。」
「けれど、われわれの仲間にはまだ贅沢な者がおる。」
「うむ、弁財天や恵比寿や大黒天だな。これはひとつ、意見をしなくてはなるまい。」
 それで福禄寿と寿老人は、弁財天のところへ行った。
「ご改革の真っ最中だ。少しは時節柄をわきまえた方がよいぞ。琵琶を弾くのはやめておけ。」
「それに、芸者を上げて騒ぐのも遠慮しろよ。」
 弁財天をきつく戒めて、次は恵比寿と大黒天だ。二人の家へ向かおうとすると、当人たちが一緒にやって来る。
「これは良いところで会った。これから君達の家へ行くつもりだった。いったいどこにお出かけだね?」
 腹の突き出た恵比寿と大黒天、汗を拭きながら。
「毘沙門天の家で、槍の稽古をしてきたところだ。」

【福遊び】
 初春に集まった福の神が相撲を取った。行司は毘沙門天、東の力士は大黒天、西の力士は恵比寿。二人はがっぷり四つに組んだが、恵比寿は大黒天を目よりも高く抱え上げ、土俵の外へ投げた。しかし、毘沙門天は。
「勝負なし」
 納得がいかない恵比寿は抗議した。
「見事な投げではありましたが、恵比寿殿の鯛が先に落ちましたので。」



●能書き

【火事見舞い】
 江戸の履物と言えば、下駄や草履。百足の行き先が火事現場では、何かを踏んでケガをしないために、草鞋を履こうとしたのでしょう。しかし、足が百本ある百足では、そりゃ時間がかかるでしょう。

【福来る】
 ずいぶん裕福な御仁で、大黒天ならずとも、あやかりたいものです。しかし、そこまで言われると、なんか自慢されている様なイヤミな感じも・・・

【七福神】
 「世の中にか(蚊)ほどうるさきものはなしブンブ(文武)というて夜も寝られず」の狂歌で知られる、松平定信の「寛政の改革」。学問と武術に励まなくてはいけない世の中では、芸術、音楽の神である弁財天は琵琶を弾くのを憚り、メタボの恵比寿や大黒天も槍の稽古に励む。神様とてストレスが溜まりそうですね。

【福遊び】
 落ちは「鯛」と「体」の洒落、地口落ちです。さてさて、今回は、大奮発して、七福神の小噺を四つもお届けしました。では、久しぶりに江戸時代クイズです。今回、色々な七福神様が登場しましたが、一人だけ登場しなかった神様がおられます。それはだ~れ?

 では、江戸時代クイズの解答です(簡単なサービス問題でしたね)。七福神とは、大黒天・恵比寿・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊。つまり、今回お届けした四つの小噺に一度も登場しなかったのは、布袋尊ですね。

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謹賀新年

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本年もよろしくお願いいたします。

 改めまして、明けましておめでとうございます。平成二十九年、皇紀2677年、西暦2017年。今年の干支は、丁卯(ていぼう、またはひのと(火の弟)とり、と読みます)。今年も江戸時代の丁卯の年に起こった出来事を調べてみました。江戸時代に丙申の年は四回ありました。最初は今から三百六十年前、明暦三年(1657)、四代将軍家綱公の治世。一月十八日(旧暦・新暦の三月二日。以下、すべて旧暦表記)に、江戸の三大火災の一つに数えられる「明暦の大火」が発生しています。また、二月十日に、後に幕府の儒者となり、六代将軍家宣公、七代将軍家継公の元で、「正徳の治」と呼ばれる善政をしいた新井白石が生誕。七月十八日に落語でもお馴染みの侠客、幡随院長兵衛が死去しております。

 次が享保二年(1717)、八代将軍吉宗公の治世。京都に大丸の前身である呉服店大文字屋が開業。七月十二日に浮世絵師の菱川師房が死去。次が安永六年(1777)、十代将軍家治公の治世。六月十日に何でも鑑定団などですっかりお馴染みの南画家・田能村竹田が生誕しております。最後が天保八年(1837)、十一代将軍家斉公が引退し、九月二日に徳川家慶公が、第十二代征夷大将軍に就任しております。また、二月十九日に歴史の授業で必ず習う「大塩平八郎の乱」が勃発。六月二十八日に、これも歴史の授業で取り上げられる「モリソン号事件(音吉ら日本人漂流民七人を乗せたアメリカ合衆国の商船モリソン号を日本側砲台が砲撃した事件)」が発生。九月二十九日に、後に十五代将軍となる徳川慶喜が生誕。また、二月十一日に漢詩人の大窪詩仏が、三月一日に歌舞伎役者の七代目片岡仁左衛門が、五月七日に一橋徳川家第五代当主の徳川斉位が、六月十三日に歌舞伎役者の二代目嵐璃寛が死去しています。

 今年の十干は、「丁」。今年の恵方は、亥子の間=北微西になります。お正月はそちらの方角の神社仏閣に詣でて、今年一年の幸せを祈念しましょう。

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