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2017年7月

お金に関する名言

 お金に関する名言をいくつか紹介させていただきます。

「カネは使ってこそ、その価値が分かる。

 若いうちは貯金なんか考えないで、身銭を切って勉強したほうがいいよ。

 そのほうがもっと大きなカネを手にしたときもトチ狂わないから。」

                              哀川 翔

「墓場で1番の金持ちになることは私には重要ではない。

 夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。」

                        スティーブ・ジョブズ

「自分の金、自分の仕事、自分の財産。

 自分のものと言えば自分のものだけれど、

 これもやっぱり世の中から授かったもの。世の中からの預かり物である。」

                             松下幸之助

「お金は持たなくても俺、信用があるから大丈夫ですよ。」

                          森田一義(タモリ)

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光もの

  イワシ・サバ・アジなどのような魚体の青い魚のことを「光もの」と呼びますが、栄養成分の面でもキラリと「光る」ものがあります。


 いずれの魚も100グラム中に含まれるタンパク質の量は豚肉や牛肉とほぼ同じ。キラリと光るのは、カルシウムの量でサバはその4~5倍、イワシとアジは10倍以上多く含まれています。


 日本人に不足している栄養素はカルシウムと言われますが、カルシウムは骨や歯の成分となるだけでなく、神経バランスにも大きく関与しているそうです。


 カルシウムが不足するとイライラするなど精神状態が不安定になると聞きますが、それに加えて水々しい肌・美肌を保つビタミンD・Eが多く含まれており、改めて大衆魚を見直してみる価値があります。

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隅田川花火大会

 古来から稲作とともに歩んできた日本人は、その年の収穫を神に感謝し、翌年の五穀豊穣を願ってきました。その神の最たるものがお稲荷様です。

 稲荷は、稲生、稲成、飯成とも書き、狐がその神のように思われがちですが、実際には稲荷神が祀られています。

 稲荷伸はもともとは五穀豊穣の農業神ですが、現在は商売繁盛・産業興隆・交通安全・家内安全・芸能上達の神として広く信仰されており、赤い鳥居に小さな祠(ほこら)の稲荷神社は都心部のオフィスビルの一角やデパートの屋上などでも見ることができます。

 稲荷神の使いとして神社に鎮座する白狐は、片方が蔵の「鍵」をくわえ、もう一方はその神力を象徴する「玉」をくわえています(伏見稲荷大社や王子稲荷など、巻物や稲をくわえている狐もいます)。

 その鍵を屋号にしたのが花火屋の鍵屋。鍵屋からのれん分けして独立した玉屋の屋号もお稲荷さん由来で、「花火屋は何れも稲荷の氏子なり」の古川柳はこうした経緯を背景にしています。

 江戸の頃の両国の川開きの際に行われた鍵屋と玉屋の花火(将軍への献上花火)の競演は江戸庶民の楽しみとなりました。もともとは享保年間の大飢饉やコレラの流行による死者の霊を弔い、邪気を払い、災いを鎮めるために催された水神祭が起源で、今は「隅田川花火大会」と名を改め、毎年7月の最終土曜日に行われています。

 今年の隅田川花火大会は今日の午後7時5分の打ち上げ開始です。これが終わればもう8月。気分としての夏は、残りあと3週間といったところでしょうか。

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感 謝

 感謝する気持ちの本質とは何でしょうか?このテーマは、とっても難しくて、かつ個性が強そうで、このような小文とは云え書くのが憚れますが、最近私は深く感謝する気持ちを持つ経験があったので、少なくとも或る時点での私の気持ちのマスク、写しレリーフ、或いは魚拓のようなものとして、敢えて書くことに挑んでみようと思います。

 人が、或る人から一方的に何かを与えられた時、これは力だったり、時間、アドバイス、金銭的価値など色々あると思うのですが、そう云う場合に人は感謝を感じるでしょうか?感じるべきだけれども、あまり強く自発的には感じないかも知れません。或いは感じてもそれは、どこか抑圧的な感覚を伴うものかも知れません。
 
 一方で、人が或ることをしようとする時に、或る人がそのことを一緒にしてくれて、一緒に時間、エネルギー、心を費やすと、人はもっとナチュラルに感謝を感じるように思います。最近の私の経験がそうでした。一緒に力を合わせて何かを出来た時の達成感、自分ひとりでは出来なかったものを、一緒に力を合わせたからこそ出来た場合に、その一緒に力を合わした人に対する気持ちが、感謝の本質なのではないかと、そう思いました。

 確かに、人はひとりでは出来ることはとっても限られていて、基本全てのことが協働であるとも云えるでしょう。感謝とは、人が社会的活動をする上での、それは即ち人が人であるための基礎的な行動形式に対して、人が感じるように造られた感情なのでしょうか。やはり難しくて個性のあるテーマですね。ま、私はそう思いました。これからもそんな感情を多く持てるように生きていきたいと思います。

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ピュロスの勝利

 中国の兵法書「孫子」の成立は春秋時代(紀元前400年頃)です。それ以前の戦(いくさ)は、力で押して後は天運に左右されるという考え方が主流で、運任せであったわけですが、この書の登場によって大局的な戦略と各局面での戦術の重要性が認識されるようになりました。

 「孫子」は戦い方・勝ち方を表した書ではありますが、その冒頭では安易に戦端を開くことを諌めており、それが「孫子」の底流にある思想となっています。

 それでも開戦するに及ばざるをえない場合、戦のやり方をつまびらかにしたのが「孫子」です。

 ところで、古代ギリシャにはピュロスという好戦家の王がいました。カルタゴの将軍ハンニバルに「アレクサンドロス大王に次いで偉大な指揮官」と称えられた人物でもあります。

 ピュロス王は戦いには滅法強く、ローマを破るなど幾多の戦争で勝利を収めるのですが、ただそれだけで何を得たわけでもなかったといいます。

 この故事から「労力や心労のわりに、得るものが少ない勝利」のことを「ピュロスの勝利」といいます。

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買って住みたい街

 不動産・住宅情報サイトの「ライフルホームズ」は地域別に「買って住みたい街」ランキングを毎年発表しており、昨年と今年の首都圏ランキング上位は下記にようになっています。


    【2017年】      【2016年】

     1位)船橋        1位)吉祥寺

     2位)目黒        2位)横浜

     3位)浦和        3位)恵比寿

     4位)戸塚        4位)品川

     5位)柏         5位)武蔵小杉


 例年1位だった吉祥寺がランク外に消え、昨年まで上位だった他の街も順位を大きく落とすか消えるなどの激変ぶりですが、昨年と今年で集計方法を変更したことが原因です。

 昨年までは、3年以内に住まいの購入を検討中の首都圏居住者を対象に「買って住みたい街」を聞いてランキング形式でまとめていました。必然的に好きなブランドを選ぶ人気投票のようになり、実質的に「もし住めるなら住んで見たい」ランキングでした。

 対して今年からは、同サイトのユーザーが、サイト掲載の物件に対して検索または問い合わせした数をベースに算出したものとなっています。言うなれば「実際に住んでもいいかな」ランキングです。

 住まいを探す上で現実的な選択肢となるには、交通や生活の利便性、住環境が重要となりますが、手頃な価格ということも重要な要素です。

 また、検索または問い合わせの数がベースとなっているということは、大規模再開発による新築マンションが大きな話題となったような場合、検索や問い合わせが増え、ランキングを押し上げることになります。今年2位の目黒はそのケースにあてはまります。

 集計方法はどうであれ、毎年の「買って住みたい街」ランキング上位に船橋や浦和などを目にするようになれば、長期的に見て人々の意識やその地域の住宅の相場にも影響を与えるのかもしれません。

https://www.homes.co.jp/cont/town/town_00111/

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食べ合わせでよく

 今日は「土用の丑の日」です。ちなみに今年は「土用の丑の日」が2回あり、8月6日が「二の丑」です。

 江戸時代中頃に活躍した才人・平賀源内が鰻屋に「本日土用丑の日」と思わせぶりな看板を上げるよう知恵を授けて以来、暑い時期の滋養食として人気を集めてきたウナギですが、市場関係者にとっては「鰻上り」(うなぎのぼり)に通じる縁起物でもあります。

 ところで、一緒に食べると害があるとされる食物の組み合わせを「食べ合わせ」と言い、昔からそれらを一緒に食べてはいけないとされてきました。

 食べ合わせでよく知られているのが「ウナギと梅干」で、消化不良を起こしやすいとされてきました。しかしながら、医学的には根拠がなく、消化液の分泌を促す梅干の働きがウナギの脂分の消化を助けるのでかえって好ましいそうです。

 ちなみに、「ウナギと梅干」には贅沢への戒めといった説のほか、いずれも食がすすむ食材であるため過食への戒め説、もしウナギが腐っていたら、腐敗した際の酸味が梅干の酸味で分からなくなってしまうから(食中毒予防)等々の説があるようです。

 尚、「天ぷらとスイカ」や「ウナギとスイカ」といった食べ合わせは、油分の多い食べ物と水分の多い食べ物を一緒に食べると胃液が薄まり、消化不良を起こして体調を崩すことがあるため避けた方が無難です。

 また、「天ぷらとアイスクリーム」なども、体を温める食べ物と体を冷やす食べ物を一緒に食べると胃に負担がかかり消化に支障をきたすため、悪い食べ合わせとして注意を促しています。

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普段の準備

 牙を研いでいるイノシシを見て、キツネが不思議そうに尋ねました。

   「イノシシさん。どうして君は牙を研いでいるの?

    猟師がいるわけでもないし、危険が迫っているわけでもないのに。」


 それを聞いてイノシシが答えます。

  「たしかにそうかもしれない。だけど、いざという時に牙を研いでいたら

    間に合わないからさ。面倒でも、こうして牙を研いでおけば、

    いますぐにその時が来ても大丈夫なんだよ。」


 この話はイソップ寓話の中の一つで、不断の努力と普段の準備の大切さを示唆しています。

 もちろんそのような努力や準備は無駄になる可能性がありますが、いざという時に事を有利に運ぶためには普段の準備が欠かせません。

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蓮 見

 秋は「紅葉狩り」、春は「花見」、そしてこの時期は朝早く起きて「蓮見(ハスミ)」をするのが昔の風流だったそうです。

 薔薇や百合が西洋で特別の意味を持つことに似て、蓮は東洋では特別な意味を持ちます。泥中にあって汚れを寄せ付けずに気高く咲く花、大きく広がり水を弾く凛とした葉、この姿が濁世にまみれず清らかに生きること、純粋さの象徴とされてきました。

 ヒンドゥー教の最高神の一人クリシュナ(日本では吉祥天)は、最高位の女性という意味で「蓮女(はすめ)」と言い、蓮の華は仏教では極楽浄土の象徴であり、仏陀が蓮華の上で瞑想する絵が描かれ、寺院では仏前に「常花」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれていたりします。

 ところが日本では違った意味で使われることがあります。由来は省きますが、「蓮の葉商い」と言えばキワモノやまがい物を売ることを指し、「蓮っ葉」あるいは「蓮女」と言えば馴れ馴れしい女性や浮気性の女性という意味を持ちます。

 日常において蓮に関わるものは意外に多く、中華食器のレンゲ(散蓮華)は蓮の花と形が似ているところからその名があり、蓮の地下茎はレンコン(蓮根)として食用にされます。

 また、蓮(英名ロータス)の葉はその微細構造と表面の化学的特性によって濡れることがなく、それを「ロータス効果」と呼びますが、その研究から発展したのが撥水加工技術です。

 ちなみに、蓮と睡蓮はよく似ていますが、花は蓮の方が大きく、蓮は水面から花茎を立てて花が開きますが、ほとんどの睡蓮の花は水面で咲きます。蓮の葉は水面より高く展開し、光沢がなく撥水性があり、一方の睡蓮は葉も水面に漂い、葉の表面には光沢があって切り込みがあるのが特徴です。

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積荷信仰

 ノーベル賞を受賞した物理学者が書いた「ご冗談でしょう、ファインマンさん」という、著者の肩書きや実績に似合わない痛快な自伝があります。その中の「積荷信仰」の一節をご紹介したいと思います。


 『南洋の島の住民の中には積荷信仰ともいえるものがある。戦争中軍用機が、たくさんのすばらしい物資を運んできては次々に着陸するのを見てきたこの連中は、今でもまだこれが続いてほしいものだと考えて、妙なことをやっているのです。

 つまり滑走路らしきものを造り、その両側に火をおいたり、木の小屋を作って、アンテナを模した竹の棒がつったっているヘッドホンみたいな格好のものを頭につけた男(フライトコントローラーのつもり)をその中に座らせたりして、一心に飛行機が来るのを待っている。形の上では何もかもがちゃんと整い、いかにも昔通りの姿が再現されたかのように見えます。

 ところが全然その効果はなく、期待する飛行機はいつまで待ってもやってきません。

 このようなことを私は「カーゴ・カルト・サイエンス」と呼ぶのです。つまりこのえせ科学は研究の一応の法則と形式に完全に従ってはいるが、南洋の孤島に肝心の飛行機がやってこないように、何か一番大切な本質がぽかっとぬけているのです。』


 上記の住民は根本的な間違いに気付くことはなく、住民にしてみれば同じようにやっているはずなのに、期待した結果を得ることは決してありません。

 目的や方向ははっきりと捉えているけれどもやり方が間違っている・・・、ありがちな話です。

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布団乾燥

 湿っぽい日が続いていますが、晴れた日に布団をほし、ふっくらふくらんだ布団に寝るのはこの時期特に気持がいいものです。

 布団に含まれた水分を蒸発させ、雑菌が太陽の紫外線や赤外線によって殺菌され、ダニ退治にもなります。午前10時頃から午後2時までが干し頃で、裏と表をそれぞれ1時間くらい干せば十分です。

 ところで、干した布団を取り込むとき、誰もがパンパンとたたくのは何のためでしょうか。ホコリを叩き出そうということでしょうが、これはやめた方がよいそうです。と申しますのは、布団を叩くと綿の繊維が切れたり傷んでしまうので、弾力性がなくなり、固くなって寿命が縮んでしまうからです。

 気持として威勢よくパンパンと叩きたくなりますが、せっかく日を吸い込んでふっくらした布団をかえって固くしてしまうことになります。

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きゅうり

  = 西瓜 南瓜 冬瓜 胡瓜 =

 西の瓜(うり)と書けば「西瓜」(すいか)、南の瓜と書けば「南瓜」(かぼちゃ)、冬の瓜で「冬瓜」(とうがん)、そして胡の瓜と書けば「胡瓜」(きゅうり)となります。

 「胡」とは中国の西域からペルシャ近辺にかけてを指し、「胡から伝わったウリ」という意味となります。紀元前2世紀ごろに中国に伝わり、日本へは奈良時代に遣唐使が伝えたとされます。江戸時代には初物を川に流しカッパに供する習慣があり、キュウリをカッパとも呼ぶようになったそうです。

 その夏野菜の代表「胡瓜」(きゅうり)が本格的に出回り始めています。成分の9割が水分で、みずみずしさはのどが渇く暑い季節にぴったりです。歯触りがよく食欲を刺激する効果もあり、夏バテ対策として良いそうです。

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聖路加国際病院

 今から25年前、1992年に竣工した聖路加国際病院の新病院棟は、やたらに広いロビーや廊下、コンサートが開けるほどのチャペル(礼拝堂)など、その豪華さが当時話題になり、病院には不釣り合いな施設だとして笑う人もいたそうです。

 聖路加病院の新病院棟の設計には東京大空襲を経験した日野原重明氏の意見が取り入れられており、施設内のあらゆる壁面に酸素供給口が設けられ、広いロビーや廊下、礼拝堂などでも救急救命医療処置が可能で、大規模災害時にも対応できるような野戦病院にもなりえる機能を有しています。

 新病院棟完成から3年後、地下鉄サリン事件が発生し、最も多くの被害者を受け入れたのが地理的にも近い聖路加国際病院でした。

 1995年3月20日の朝。大変な事態(地下鉄サリン事件)が発生していることを察した日野原氏(当時は聖路加国際病院の院長)は、「今日の外来は中止、患者はすべて受け入れる」と宣言。スタットコールで医師や看護師を緊急招集し、ロビーや廊下を解放して大勢の被害者を受け入れ医師はその場で救命処置を施し、礼拝堂は多数の被害者が横になれる診療所兼病室となり、聖路加国際病院は地下鉄サリン事件における被害者治療の拠点となりました。

 この事をきっかけに、聖路加国際病院の設計思想は、全国の大病院で採用されることになります。

 ちなみに、従来の「成人病」という呼称の代わりに「生活習慣病」という言葉を生み出し、「加齢すれば必ず罹患しやすくなるのではなく、生活習慣の改善によって予防し得る」という考え方を世に広めたのも日野原氏だそうです。

 その日野原氏が昨日、105歳で永眠されました。改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。

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土 用

 連日のように暑い日が続いていますが、暦では今日から夏の「土用」入りとなります。

 古代中国の五行思想では、天地間の出来事はすべて火・水・木・金・土の五つの要素からなり、その盛衰や消長などによって万物が定まると考えられており、春に「木」、夏に「火」、秋は「金」、冬に「水」を配し、季節と季節の間に「土」を配したのが「土用」の始まりです。

 「土用」とは本来季節の変わり目のことを言い、節目ごとに年に4回ありますが、単に「土用」という場合には夏の土用(立秋直前まで)を指します。

 ところで、海水浴シーズンが始まったばかりですが、そろそろ台風シーズンも始まります。

 台風が作り出す波は大きく、台風が遠洋にありましてもその「うねり」は台風よりも速い速度で遠く離れた海岸に到達します。これを「土用波」と言い、台風が発生する今の時期から注意が必要です。

 風もなく晴天でありましても、遠く沖合にある台風の影響で突然うねりの高い、普段とは全くパワーの違う波が海岸に押し寄せることがあり、毎年のように事故が発生しています。

 また、河川の場合でも、局地的集中豪雨であっという間に水かさが増すことがあります。小中学校は間もなく夏休みとなりますが、水辺で遊ぶ際はくれぐれもご注意ください。

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町並み保存のお勧めの場所

 そろそろ夏休み。リゾート地もいいけれど落ち着いた町並みをゆっくり歩いてみたいという夫婦や大人のカップルも多いかと思います。


 以前、「お勧めの場所」を観光や町並み保存の専門家に聞いたアンケート調査がありましたが、1位は岐阜県の高山となっていました。

 高山市は飛騨高山として有名ですが、江戸末期から明治にかけて建てられた商家が軒を並べる上三之町(かみさんのまち)を中心とした町並みの評価が高いです。

 城下町の中心であり、商人町として発達した一之町、二之町、三之町の三筋の町並みを合わせて三町と呼び、中でも上三之町は、国の重要伝統建築物保存区域に指定されており、江戸時代の古い街並みが今に残っています。


 2位は鎌倉、3位は京都・祇園、4位は竹富島となっていましたが、竹富島は周囲約9.2キロ、人口約300人の小島で、赤い瓦、石垣の民家が点在して砂浜がとても美しい島だそうです。


 1位から10位までは下記のようになっていました。


1.高山    (岐阜県)    7.白川郷   (岐阜県白川村)

2.鎌倉   (神奈川県)    8.函館・元町 (北海道函館市)

3.京都・祇園 (京都市)     9.妻籠・馬籠 (長野県山口村)

4.竹富島   (沖縄県)   10.尾道    (広島県尾道市)

5.金沢    (金沢市)    10.萩     (山口県萩市)

6.角館    (秋田県)

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山盛りのご飯

 今はあまり聞かれませんが、昔はご飯を山盛りによそることはたしなめられたものです。

 死者にお供えする枕飯は、あの世でも食べるのに困らないようにとご飯を山盛りにしてあり、ご飯を霊魂に、箸を霊魂の依り代(よりしろ)に見立て、箸は垂直に立ててあります。

 この枕飯に通じることから、山盛りのご飯や、箸を立てること、ご飯を一膳だけで終えてしまうことは縁起が悪いとされてきました。

 今は山盛りのご飯をサービスの一つとして提供し、喜ばれることの方が多いのかもしれませんが、昔はお代わりができるようにお茶碗に八分目程度に盛り、満腹でお代わりができない場合にはよそる真似をしたと聞きます。

 一膳飯と同じように、一杯茶も「坊主に会う」として縁起が悪いものとされてきました。これもあまり見なくなった作法の一つかもしれません。

 ちなみに、朝飲むお茶はその日の厄災から身を守ってくれると言われ、朝茶を飲むのを忘れるなという意味の「朝茶に別れるな」という言葉があります。同じ意味で「朝茶には福が増す」あるいは「朝茶は七里帰っても飲め」とも言われます。

 「朝茶はその日の難逃れ」との言葉もありますが、お茶に含まれるカテキンの抗酸化力や殺菌作用に加え、何かを始める前に一旦気を落ち着かせることで良い結果につながるなどの効果があるのかもしれません。

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竜馬がゆく

 実績も資金もない青年が持ち前の情熱と信念で人を動かし、世の中を動かしてゆく時代小説「竜馬がゆく」は多くの人に影響を与えてきました。

 「竜馬がゆく」を愛読していたある少年は、竜馬に憧れ、脱藩に憧れ、高校を中退して渡米します。その少し前、少年は日本マクドナルドを創業した藤田田氏のもとに押し掛けて半ば強引に面会し、「渡米して飛行機や自動車などの勉強をするつもりだがどう思うか」と尋ね、藤田氏から「これからはコンピューターの時代だ」との示唆を受けます。

 渡米後、カリフォルニア大学バークレー校の学生だった頃に音声機能付き他言語翻訳機(後の電子辞書)のアイデアをシャープに売り込みます。また、ブームが去って日本の倉庫に山積みとなっていたインベーダーゲーム機に目をつけたこの青年は、後払いの格安でゲーム機を仕入れ、それをアメリカでさばくという商才を発揮します。

 日本に戻った青年は、実績は何一つありませんでしたが、当時すでに家電量販店大手の一角だった上新電機の社長に「これからはパソコンの時代です。日本中にあるソフトを一堂に集めて、全てが揃う日本一の店を作りましょう。だから独占的に品物を供給する権利をください」と直談判。叩き上げで会社を大きくした上新電機の社長は、取引先も経験もない、資金もほとんどない、あるのは明確なビジョンと情熱だけというこの青年に在りし日の自分の姿を見、すべてを任せることにします。

 一方で、当時すでに日本有数のソフト会社だったハドソン(現在はコナミデジタルエンタテインメントのブランド)に単身乗り込み、「ソフトウェア流通網で世界を制覇したい」との大風呂敷を広げます。向き合ったハドソンの専務は警戒心を抱きつつ話を聞いていましたが、別れ際には「彼に賭けたい。あの目を見たら、これに賭けなきゃ、ビジネスをやっている意味がない」と思ったそうです。

 ある時、青年の会社は資金繰りに行き詰まり、銀行に運転資金の融資を頼みに行きます。突然やって来た青年が、会社としての実績もなく、担保もなく、保証人なしで1億円を融資してほしいと話すのですが、そこは保守的な銀行、さすがに即決とはいきませんでした。

 支店長は青年の情熱と真摯な態度に心打たれたものの、支店長の裁量で融資できるのは1千万円の時代です。裏付けを取るために前述のシャープの幹部に青年の事を問い合わせるとその幹部は自宅や退職金を差し出すつもりで「僕が個人保証しますから、融資してやってください。彼を頼みます」と銀行に伝えます。銀行はある意味「人の目利き」で成り立つ商売。銀行の支店長も自身の首と退職金を差し出す覚悟で「実績なし、担保なし、保証人なし」の1億円の融資案件を通したそうです。

 青年の名は孫正義、会社はソフトバンク。その情熱に人が惚れ込み、支援者となり、やがて誰もやったことのない大きな事を成し遂げる姿は竜馬のようであり、初めて対面した人には話が大きすぎて大ボラにしか聞こえないという点も共通項かもしれません。

 ちなみに、ソフトバンクの〓に似たロゴマークは、竜馬が組織した海援隊の隊旗をモチーフにしたものです。

 ソフトバンクのような大企業でも、創業時は徒手空拳によって道を切り拓き、創業者の情熱のみで前に進んだ時期があったということです。そのソフトバンクの時価総額も今では9兆9092億円(本日終値ベース)に達し、三菱UFJよりも大きく、東証1部で第4位となっています。ちなみに「三菱」は竜馬が残した海援隊を継承し発展した企業グループです。

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木戸にたてかけし衣食住

 ロンドンは北海道よりも北(高緯度)にあるにも関わらず、近くを流れる暖流の影響で温暖な気候となっています。

 ただ、そうした地理的な特性のため、気候は湿りがちで、天気が変わりやすいそうです。「英国人は天気の話をよくする」と言われますが、それは上記のような気候のためで、「英国人は一生のうち6カ月間相当を天候に関する会話に費やす」という調査結果もあります。

 私達も日常において天気の話はよくしますが、そうした何気ない会話が人間関係の潤滑油となります。ちなみに会話のとっかかりとして昔から言われているのが下記の「木戸にたてかけし衣食住」です。


  キ(季節  :お正月やお祭りなど季節の出来事など)
  ド(道楽  :趣味や関心事など)
  ニ(ニュース:身近な話題や今騒がれて事柄など)
  タ(旅   :土産話など)
  テ(天気  :天気)
  カ(家庭  :家族の近況など)
  ケ(健康  :健康管理、ダイエットや運動など)
  シ(仕事  :景気や会社での事など)
  衣(衣服  :服装や流行など)
  食(食べ物 :旬の食材や好きな食べ物など)
  住(住まい :住宅や庭、出身地など)


 尚、政治、宗教、スポーツ(3S)の話題は、信念が入り込みやすく、意見が対立した場合に相手の心証を害する可能性があるため、とくに相手の事がまだよく分らない場合にはこれらの話題は避けたほうが無難です。

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よく使われる数字

 数字の「三」は、古今東西を問わず神聖な数字とされてきました。中国の陰陽道では陽数と言われる奇数の中でも、天・地・人を表わす「三」は特に縁起の良い数字とされています。

 キリスト教の「三位一体」、仏教でも欲界・色界・無色界を表わす「三界」や、法身・報身・応身を表わす「三身」など、「三」は特別な数字として使われています。

 また、スポーツの世界では心・技・体の「三徳」が必要とされ、元気・やる気・根気の「三気」を持って、雑念・妄念・邪念の「三念」を排し、病気をしない・怪我をしない・気にしないのいわゆる「三しない」も大切です。

 「御三家」や「三三九度」、「三種の神器」など、「三」を使った日本語の用例もたくさんあり、ことわざには「石の上にも三年」「三度目の正直」「三人寄れば文殊の知恵」などとあります。

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水質ランク

 河川に生息するサワガニやタニシなどの水生生物の生息状況は、水質汚濁の影響を強く受けます。そうしたことを踏まえ、環境省と国土交通省は全国の約2千地点の水生生物を調査し、河川の水質汚濁の状況を毎年発表しています。

 先日発表された昨夏の調査結果によりますと、全国で水質階級1(きれいな水)と判定された地点は62%、2(ややきれいな水)が24%、3(きたない水)が7%、4(とてもきたない水)は3%、測定不能が4%でした。

 調査地点は年次ごとに違い、必ずしも同地点を比較したものではありませんが、全国で水質階級1(きれいな水)と判定された地点は、1999年の69%をピークに減少傾向となり、2011年には55%まで比率が低下しました。

 しかし、近年は水質階級1(きれいな水)の河川(地点)が、徐々にではありますが増える傾向にあります。

 ちなみに、水質ランクと指標生物の生息との関係は下記のようになっています。

  水質ランク              指標生物
 
 【きれいな水】      ナミウズムシ、サワガニ、カワゲラ等

 【ややきれいな水】  カワニナ、コオニヤンマ、ゲンジボタル等

 【きたない水】      タニシ、シマイシビル、ミズカマキリ等

 【とてもきたない水】 サカマキガイ、エラミミズ、アメリカザリガニ等

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トウモロコシ

 世界3大穀物と言えば、「小麦」・「米」・「トウモロコシ」ですが、今、夏の風物詩「トウモロコシ」が旬を迎えています。トウは「唐」、モロコシは「唐土」(もろこし、中国をさして呼んだ称)から伝来した植物という意味があるそうです。


 トウモロコシの世界最大の生産国はアメリカで、全世界の生産量の約3割を占め、次いで中国、ブラジル、メキシコ、アルゼンチンと続いています。一方、輸入量を見ますと、世界最大のトウモロコシ輸入国は日本であり、その輸入量の9割をアメリカに依存、日本国内で消費される75%は家畜の飼料用として使用されています。


 国内産では宮崎など九州を皮切りに四国、中部、関東、東北と産地が徐々に北上、8月には北海道産が出回ることになります。栄養豊富でビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルがバランスよく含まれ、特に食物繊維の量は他の野菜や穀類と比べて多く含まれています。


 ちなみに、コメ、小麦、大麦、トウモロコシなど穀物全体の生産量のトップは中国で、2位がアメリカ、3位がインド、そしてブラジル、インドネシアと続いています。中国は全世界の生産量の約2割を占めています。

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福神漬

 蒸し暑い時など食欲のない時にはスパイシーなカレーライスが食べたくなります。そのカレーライスの付け合せとしてポピュラーな存在なのが「福神漬」と「ラッキョウ」です。「ラッキョウ」は意外とその旬が分かりにくいのですが、今頃から7月にかけて最盛期を迎えます。一大産地は「鳥取県」。中国が原産とされるユリ科の植物で、秋には赤紫色の花が咲きます。


 古来、薬用として疲労回復やせき止めなどに用いられてきましたが、ニンニクやネギに近い特有の香りと辛みを生み出す硫化アリルという成分が食欲を増進させ、血液の流れを改善し、体を温める作用もあるそうです。


 漬物も美味しいですが、今の旬の時期には生のまま、味噌をつけて食べるのもまた美味です。

 ちなみに、「福神漬」には、大根(ダイコン)、茄子(ナス)、鉈豆(ナタマメ)、蓮根(レンコン)、胡瓜(キュウリ)、紫蘇(シソ)の葉、白ゴマの「7種の野菜」が入っており、これを「七福神」に見立ててその名前の由来となったそうです。作り方によって若干中身が違いますが、大根が中心の漬物です。

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住みよさランキング

 東洋経済新報社は全国の814都市(全国791市と東京23区)について安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度の5項目で評価し、「都市データパック」に「住みよさランキング」としてまとめ毎年発売しています。

 その最新版の発売と同時に、概要(ランキング上位)を発表していますのでご紹介させていただきます。


  住みよい都市 第1位 千葉県印西市

         第2位 富山県砺波市

         第3位 愛知県長久手市
 

 ちなみに、印西市の1位は6年連続で、人口・世帯数が増加傾向にあること、大型小売店店舗面積(人口当たり)などの利便性、成田空港や都心へのアクセスの良さなど多くの点で高評価を得ています。

http://toyokeizai.net/articles/-/176683

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睡 眠

 「なかなか寝つけない」、「夜中に目が覚めてしまい、そのあと眠れなくなってしまう」、「眠りが浅く寝起きが悪い」、「忙しくて十分な睡眠時間をとれない」・・・等々、巷では眠りに対する不満が多くあるようです。


 寝つきをよくして質の高い睡眠を得るためには、例えば、ぬるめのお湯(38~40度)に胸の下まで20~30分ゆっくり浸かる半身浴が効果があります。血液循環を盛んにして筋肉にたまった疲労物質を取り除いたり、昼間働いていた交感神経を鎮めて、心身ともにリラックスさせる効果があるためです。


 お湯にリラックス効果のあるローズマリーやラベンダー、アンジェリカなどのエッセンシャルオイルを数滴垂らしたり、入浴剤を入れて血行を改善するのも有効な方法です。一方、熱いお湯は交感神経の働きが促進され、脳や体が興奮するため、寝る前には逆効果となります。


 また、食事のとり方も安眠のためには重要なポイントになります。寝る間際になって食事をすると睡眠中に胃腸が働くことになり、その情報が脳に伝達されて眠りが浅くなってしまいます。ですから、夕食は遅くとも寝る2~3時間前には済ませるのがベターです。


 さらに、寝室の環境も安眠には大切な要素となります。一般的には18~22度くらいが暑さや寒さを感じないで熟睡できる室温といわれていますが、あまりにも外気温と開きがあるのも問題で、夏や冬は外気温との温度差を8度前後に調節するのが目安です。湿度は50~70%が睡眠に適しているとされています。

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江戸の王子事情

 現在の王子駅周辺は、江戸期の王子村に当たります。「新編武蔵風土記稿」によると、荒川の岸部にあったため、始めは「岸村」と呼ばれていましたが、「若一王子」勧請後に「王子村」と改められたと言います。江戸期に刊行された名所記などには王子権現の由来について、「豊嶋郡王子村禅夷山金輪寺東光院の社ハ若一王子の宮なり、これ熊野権現の別宮たり、元亀元年(1570)に熊野を此所にくハんしやう(勧請)あり」とあります。王子神社(王子権現)は、現在の王子駅の南西に位置し、元亀元年に、熊野信仰の流行を受け、遠隔地から熊野を拝するための遥拝所(ようはいじょ)として勧請されました。慶長十一年(1606)、二代将軍・秀忠公の命により、別当金輪寺を再興し、以来、将軍が鷹狩の際に立ち寄って休息する膳所に指定されました。

 この王子神社の祭礼時に奉納されるのが「王子田楽」です。田楽とは五穀豊穣を祈って催される農事に関する芸能で、江戸期、関東では常陸(現・茨城県)の金砂田楽と、この王子田楽が有名で、特に江戸に近い王子には、数多くの庶民が見物に訪れました。びんざさらや田楽太鼓を持った田楽法師が華美な衣装をまとい、田楽踊りを十二番舞います。十八世紀の終わり頃、その十二番目の踊りが終わると、法師が被っていた花笠の奪い合いが始まるようになったので、後には、舞台周辺に竹やりが組まれるようになりました。

 そして、この王子神社と隣り合って鎮座するのが、王子稲荷です。毎年大晦日の日の夜、関東中の狐が集まると伝わり、絵師の歌川広重が『名所江戸百景』の中で「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」と言う絵を残しているのは有名ですよね。こちらから、どうぞ↓
http://hiroshige100.blog91.fc2.com/blog-entry-48.html

 王子村は、近世初期は人家も少なく、花の時節以外は訪ねる人も少なかったのですが、後に地誌・案内記などで名所として紹介され、享保年間(1716~36)、八代将軍・吉宗公により、王子権現と向かい合う位置にあった飛鳥山(花見の仇討ちの舞台です)に桜が植樹されてからは、多くの行楽客で賑わうようになります。その後、寛政年間(1789~1801)には、海老屋、そして今回のお噺にも登場する扇屋など、王子稲荷などへの参詣客相手に料理屋が開店し、王子一帯は「実にこの地の繁華は都
下にゆずらず(江戸名所図会)」と、江戸近郊で有数の行楽地となります。なお、話中に登場する扇屋は、噺にあるとおり「卵焼き」が名物で、現代では、料亭の営業はしておりませんが、卵焼きだけは、店舗として、販売を続けているそうです。

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七 夕(2)

 東京下町の入谷では、明日までの日程で恒例の朝顔市が行われています。

 昔の中国では朝顔の種が漢方薬として使われ、牽(ひ)いてきた牛との交換で取引されるほど高価なものでありましたので、「牽牛子(けんごし)」と呼ばれていました。

 七夕の彦星が、牛を牽く者(牛飼い)という意味の「牽牛(けんぎゅう)」と呼ばれることや、時期も重なることから七夕と同じ頃に朝顔市が開かれるそうです。

 日曜日には浅草で「ほおずき市」が始まります。朱夏(しゅか)と言いますように、ほおずき(鬼灯)の朱色は夏の色。ほおずき、金魚、江戸風鈴などの店が並び、毎年大勢の人で賑うほおずき市は、夏の訪れを告げるこの時期の風物詩です。

 ところで、昔から伝わる地名というのは、功績のあった人名や邸宅にちなむものなどがありますが、やはり多いのは地形や地質、植生などの自然的な特徴を捉えて名付けられたケースです。

 入谷という地名は、そこが昔、湿地帯や低地帯(谷)であったことを示しています。浅草も字の如くで、草深い武蔵野にあって草がそれほど生い茂っていなかったことからこの名がついたとされています。

 ちなみに、地名に「川」「浦」「津」など水に関連する語句が入れば水と関わりが深い土地柄で、「谷」「窪」「沢」「溝」「沼」なども同様で、そこが低地であることと同意であり、地盤が脆弱であったり、水に浸かりやすい場所なのかもしれません。

 地名はその土地の特徴を表しているケースが多く、防災上の観点からも知っておきたい事柄です。

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七 夕

 本日は「小暑」。梅雨明けが近く、本格的に暑くなる時期です。

 そして、本日は7月7日で七夕(たなばた)の節句です。桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句の一つです。月遅れの8月7日に七夕祭りを行うところが多いようですが、もともと中国からきた行事で、年に一度牽牛と織女が天空で逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説は皆様もご存知のことと思います。


 また、この日は短冊に様々な願いを書いて笹の葉に結びつけるという風習がありますが、織女はその名の通り天帝のために衣を織る星であり、中国ではこの日に裁縫の上達を願うところから広まってきたようです。


 ちなみに、春夏秋冬と季節が美しく移り行く日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり行事をおこなって祝ってきたという歴史があります。


 この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そのものを指すようになって「節句」ということばになったともいわれます。よく五節句というように現在にも下記のような五つの節句が伝えられています。


1月7日・・・七草粥で新年を祝う「人日(じんじつ)の節句」

3月3日・・・ひなまつりとして有名な「上巳(じょうみ・じょうし)の節句」

5月5日・・・男の子の成長を祝う、こどもの日「端午(たんご)の節句」

7月7日・・・おり姫、ひこ星の物語で有名な「七夕(たなばた)の節句」

9月9日・・・菊花の香りの酒で月をめでる「重陽(ちょうよう)の節句」

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人口動態統計

 厚生労働省が先日発表した人口動態統計(概数)によりますと、2016年(平成28年)の出生数等は下記のようになっています。


 ・出生数   97万6979人(前年比2万8698人減少)

 ・死亡数  130万7765人( 同 1万7321人増加)

 ・婚姻件数  62万0523組( 同 1万4633組減少)

 ・離婚件数  21万6805組( 同   9410組減少)



 出生数は、統計を取り始めた1899年(明治32年)以降、過去最少で、初めて100万人を割り込みました。ピークだった1949年(昭和24年)の269万6638人と比べますと、約64%減となっています。

 一方、死亡数は戦後最多。また、死亡数から出生数を差し引いた人口の自然減は33万0786人と過去最大で、人口減少が加速していることを裏付けています。

 婚姻件数は戦後最少。平均初婚年齢は夫が31.1歳、妻が29.4歳で、2014年以降横ばいとなっています。第1子出産時の母親の平均年齢は前年と同じ30.7歳です。

 ちなみに、発生頻度を計算しますと、約32秒毎に赤ちゃんが生まれ、約24秒に1人が亡くなり、約51秒に1組が結婚し、約2分25秒毎にどこかの夫婦が離婚しています。これも現代日本の断面です。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai16/index.html

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すいか

 西の瓜(うり)と書いて「西瓜」(すいか)。由来は中国の西域から伝播されたところからついたそうです。英語では「WATERMELON(ウォーターメロン)」と言います通り、成分は90%以上が水分で10%近くが糖分です。


 果汁には、利尿作用ががあるカリウムやシトルリンが含まれ、西瓜の利尿作用は、むくみを改善するほか、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎にも効果があるといわれています。


 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、西瓜は、ほんの軽く叩いた時の音と手応えで中身の状態を判断する事が出来ます。熟しきってしまっている西瓜は「ボテボテ」とした鈍い音がします。これはスイカの中がタナ落ちして、空洞が広がってしまっています。


 また、反対に若過ぎるスイカは「ピンピン」とした感じの高い音になります。ちょうど食べ頃のスイカの音は「ポンポン」という感じの非常に良い音になります。


 西瓜は、縞と縞の間を切ると切断面に種があまり出ないそうです。切り売り西瓜だとついつい種が少ないものを選んでしまいますが、店のほうでも工夫して販売しています。

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桜 桃

 「桜桃」と書いてサクランボ。「初夏のルビー」とも呼ばれ、今頃が最盛期であり、見た目の美しさから贈答用の人気が高いです。


 収穫期が短く日持ちしないサクランボは季節感を豊かに伝える数少ない果物の一つで、「佐藤錦」・「ナポレオン」・「高砂」などがありますが、赤みが強く大粒で甘い「佐藤錦」が主力品種です。


 4月下旬から出回り始める米国産の「アメリカンチェリー」が終盤を迎える5月下旬頃、山梨・長野・新潟・福島といった産地で国産サクランボの出荷が始まります。そして、現在は内生産量の7割を占める最大産地の山形が収穫
期を迎えています。


 ちなみに、「佐藤錦」とは山形県東根(ひがしね)市で佐藤栄助氏が大正元年「ナポレオン」と「黄玉」を交配・育成、昭和3年に命名された品種で、サクランボの中でも毎年人気ナンバー1の品種です。

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牛を馬に乗り換える

 歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて都合が良いほうに便乗することのたとえ。

 反対に、速い馬からのろい牛に乗り換えるように、優れたものを捨てて悪いものに取り換えるたとえとして「牛を馬に乗り換える」というのがあります。

 尚、この諺では悪いほうのたとえとして使われる牛ですが、適材適所で用いれば牛は馬よりも優れた面があります。

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気象病

 体調の変化によって天候の悪化をピタリと言い当てる人がいます。雨が近づくと頭が痛くなったり、古傷が関節が痛んだりするためで、これを「気象病」と呼ぶそうです。

 気圧や気温、湿度の変化が気象病を引き起こすとされており、中でも気圧の変化が大きく影響していると考えられています。

 気象病の症状で最も多いのが頭痛で、気圧の変化で自律神経が活性化し、交感神経と副交感神経の調整がうまくいかない時に症状があらわれます。

 普段から適度な運動を心掛け、十分な睡眠を取るなどして自律神経を整えることが症状の改善につがるそうです。また、気圧の変化による頭痛は、発生のメカニズムが乗り物酔いと似ているため、酔い止め薬も効果があるとか。

 ちなみに、気圧の変化から頭痛の発生を予測・通知してくれる無料アプリ「頭痛ーる」もあります。事前に知ることで心構えやスケジュールの調整ができるため、気象病による頭痛で悩む人には便利なようです。

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オクラ

 「秋葵」と書いて「オクラ」と読みますが、今その露地栽培(温室栽培ではなく、通常の畑で栽培すること)の「オクラ」が旬を迎えています。


 「ぬめり」があるために好き嫌いがはっきりと別れているようですが、非常に栄養価が高い夏野菜であり、この「ぬめり」に整腸作用やコレステロールを減らす作用があり、「ぬめり」こそがベクチン等の食物繊維そのものです。


 ベクチンは血糖値の急上昇を抑える効果があり、糖尿病の予防にも役立ちます。また、カルシウム、鉄分、カロチン、ビタミンA・Cが含まれており、夏バテ防止、便秘・下痢に効く整腸作用などが期待できます。


 スーパーなど店頭で選ぶ際には、緑色が濃く、表面の産毛がびっしりと生えたものを選ぶのが良いそうです。

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