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団 扇

 もともとは占いや魔除けの道具だった風鈴は、一服の涼を運ぶ情緒豊かな夏のアイテムです。

 群馬県の前橋市と桐生市を東西に結ぶ上毛電鉄や兵庫県川西市などを走る能勢電鉄では、風鈴を吊るした風鈴電車を走らせ、乗客を楽しませています。

 古くからある夏のアイテムといえば団扇(うちわ)もそうです。もともとは団扇も占いや魔除け、行司・軍配などに使われていましたが、涼や炊事、虫追いなどに用いられるようになりました。

 「丸亀うちわ」で知られる香川県の丸亀市は生産量も日本一で、「伊予竹に土佐紙貼りてあわ(阿波)ぐれば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」との古歌も残ります。

 団扇はすたれることなく、風を起こす他に、浴衣に合うおしゃれの小道具として、または広告の媒体として今も盛んに利用されています。

 また、この時期の抱き枕は冷感素材を使ったものが今は主流ですが、昔は竹で編まれていました。通気性抜群で、竹ならではの冷たい感触も好まれ、「抱き籠」または「竹夫人」という名称で呼ばれていました。

 ちなみに、英語の「ダッチワイフ」は本来はこの竹夫人(バンブーワイフ)のことを指し、日本での意味合いとは異なるそうです。

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