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お 盆

 お盆を故郷などで過ごす人びとの帰省ラッシュは、空、鉄道、高速道路ともに明日がピークとなる見通しですが、首都高速に関しては早めに休みをとった人の移動に加え、休みに入る前に仕事を片付けようと営業車や配送のトラックが大幅に増えるため今日が混雑のピークだそうです。

 ところで、お盆の時期は冥界(死後の世界)の裁判官・閻魔王(閻魔大王、閻魔様)もお休みで、地獄の窯の蓋が開くため、霊魂がこの世とあの世を行き来することが可能になります。

 ご先祖様の霊魂を迎えるため、8月13日には迎え火を焚きます。この世とあの世を行き来するための乗り物として、きゅうりやナスでつくった「精霊馬(しょうりょううま)」を用意する地方もあります。

 きゅうりは、あの世から早く家に戻って来られるようにとの願いを込めて、足の早い馬。ナスはゆっくり帰ってもらいたいとの計らいと、たくさんの供物を積んであの世へ持ち帰ってもらうために牛に見立てています。

 ちなみに閻魔王は人類最初の死者で、死んだ後に天界を支配し、その後、死者を裁くという役割を担うようになり、しだいに冥界・地獄の王として性格づけされ今日に至ります。

 イメージの中にある閻魔王はいかにも恐ろし気でありますが、日本には閻魔王の本地(本来の仏・姿)は衆生を救う地蔵菩薩であるとの考え方があります。

 現世の罪を裁く冥官である閻魔王は、地蔵菩薩として現世での人々の行いをつぶさに見ているからこそ、死者を正しく裁くことができるとされ、閻魔王が地蔵菩薩であればこそ救済の道も残されています。

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