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特定健診(2)

平成25年度より、医療保険者ごとの達成状況に応じた後期高齢者支援金の加算・減算が行われます。すなわち、実施率が悪く、目標達成が不十分な保険者には後期高齢者医療制度への負担金を多く拠出しなければならないペナルティーを課すことも計画されています。
これまでの各種健診では、病気の発見に重点が置かれていましたが、今回の特定健診の制度では、生活習慣病とその予備群を発見し、その人たちをリスクに応じて階層化し、病気の進行させないための指導に重点が置かれていることが特徴となっています。
「特定保健指導」は、特定健診の結果、腹囲が85cm以上(男性)・90cm以上(女性)の人、または腹囲が85cm未満(男性)・90cm未満(女性)の人でBMIが25以上の人のうち、血糖値(空腹時血糖が100mg/d1以上、HbA1cが5.2%以上)、中性脂肪(150mg/d1以上)、HDLコレステロール(40mg/d1以下)、血圧(収縮期130mmHg、拡張期85mmHg以上)の中で2項目以上が要注意数値を示した人を対象に特定保険指導が行われることになります。(すで
に治療中で服薬している人は除く)
特定健診の結果から、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目し、リスクの高さや年齢に応じ、保健指導のレベル分けがされ(階層化)、各レベルに応じて「積極的支援」、「動機づけ支援」、「情報提供」が行われます。なお、事業者健診と特定健診の両方を受診することは困難な場合には、事業者健診を受けた労働者は、その結果をもって特定健診の結果として保険者に報告すればよいことになっています。
指導の方法は、厚生労働省が定める方法により、医師、保健師、栄養管理士又は、食生活改善指導若しくは運動指導にかんする専門的知識及び技術を有すると認められる者が生活習慣の改善のための取り組みに関わる動機付けに関する支援を行います。

標準的な健診・保険指導についての厚労省マニュアル
→http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/pdf/02.pdf

厚生労働省 「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施にむけた手引き」
→http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info03d.html

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