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2008年11月

紅 葉

紅葉(こうよう)とは申しますが、もちろん紅色ばかりではありません。この時期の山々は黄色や濃い赤色、茶色、様々な色彩・グラデーションが鮮やかです。

ちなみに紅葉(もみじ)はもともと「色を揉み出づる」の意で秋になって草葉の色が変ることを指しますが、楓の紅葉が一番に美しいことから紅葉と言えば楓をいうようになったそうです。

季節を形容する時、「色」一つを取りましても昔の人の表現は実に情緒豊かです。茜色(あかねいろ)、柿色(かきいろ)、紅色(べにいろ)、蘇枋色(すおういろ)、牡丹色(ぼたんいろ)、赤朽葉(あかくちば)、支子色(くちなしいろ)鬱金色(うこんいろ)、黄蘗色(きはだいろ)、黄朽葉(きくちば)などなど。

平安時代の人は、十二単に代表されますように、衣に花や木をイメージさせる色を重ね、季節を表現していました。それを「かさね色目」と言います。

秋の野山に紫紅色の花を咲かせた山萩の花色を表した色目、晩秋の赤く色づいた朽葉の色をあらわした色目など、これらの色目の作法をそれぞれ「萩」、「朽葉」などと表現します。

秋から冬へ、季節を表す色目も変化します。冬枯で草葉の色が淡茶に変った情景の「枯色(かれいろ)」から、白を重ねた「氷(こほり)」、そして表に白、裏に鮮やかな紅梅を配し、雪に埋もれた紅梅の花をあらわす「雪の下」へと変わってゆきます。

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世界人口白書

国連人口基金(UNFPA)が2008年版「世界人口白書」を発表しました。

白書によりますと、人口が多い国トップ10は下記のようになっており、世界の人口は67億4970万人、07年版比較で1億3380万人増、5年前との比較で4億4820万人増となっています。※パーセンテージは世界人口に占める割合、カッコ内は年平均増加率。

  世界全体       67億4970万人       (+1.2%)
   1位 中国     13億3630万人 19.8% (+0.6%)
   2位 インド    11億8620万人 17.6% (+1.5%)
   参考 EU     約4億9000万人
   3位 アメリカ    3億0880万人  4.6% (+1.0%)
   4位 インドネシア  2億3430万人  3.5% (+1.2%)
   5位 ブラジル    1億9420万人  2.9% (+1.3%)
   6位 パキスタン   1億6700万人  2.5% (+1.8%)
   7位 バングラデシュ 1億6130万人  2.4% (+1.7%)
   8位 ナイジェリア  1億5150万人  2.2% (+2.3%)
   9位 ロシア     1億4180万人  2.1% (-0.5%)
  10位 日本      1億2790万人  1.9% ( 0.0%)

尚、国連人口基金の試算では、2050年の世界の人口は、現在の人口からおよそ35億人増加し、91億9130万人に達するとしています。また、中国とインドの人口増加率がこのまま維持されるとすれば、2022年にはインドが人口世界一となる見込みです。

ちなみに日本の人口の世界順位は変わらずですが、07年比で減少に転じており、2050年にはおよそ2割減の1億0250万人になると予想されています。

(国連人口白書) http://www.unfpa.or.jp/4-1.html

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若年性認知症(2)

「若年性認知症」とは、通常18歳から64歳までに発症した認知症性疾患(アルツハイマー病、脳血管型、前頭側頭型、頭部外傷後など)を総称して言います。

患者は全国で数万人いるとみられています。男性に多く、特に働き盛りの男性が患者である場合には、家族に経済的な負担が大きくのしかかり、家族の精神的負担も大きく、老年期認知症と比較すると介護の負担も大きいといわれます。

若年性認知症の原因は、アルツハイマー病や脳血管障害だけではなく、ピック病や頭部外傷、脳炎など非常に多彩で、診断が難しいものです。例え正確に診断できたとしても、職場での対応や介護が大変で、社会的ならびに経済的支援が必要になります。

若年性認知症はアルツハイマー病と違って、大脳の前頭葉と側頭葉が部分的に萎縮するピック病が多いといわれています。しかし、ピック病はアルツハイマー病ほど研究が進んでおらず、その原因や治療法も、ほとんどわかっていません。

老年期認知症は夜間せん妄、幻覚・妄想が多いのに対し、若年性認知症は興奮、暴力、意欲低下、徘徊が多いといわれます。また、患者が男性に多く体力があるため、暴力の程度は大きく、徘徊の範囲も広いといわれます。

原因が事故など以外は、デイサービス、ショートステイ、グループホームなどの介護保険制度を利用できます。しかし、これらのサービスは、高齢者中心であるため馴染まず、他の利用者に迷惑がかかるなどの理由でサービスの利用を断られる場合が多く、家族が一日中介護をすることになると非常な負担になるといわれています。

若年であるため介護期間も比較的長期にわたります。有病率がそれ程高くないので社会的認知度が低く、若年性認知症の障害特性を考慮した制度や施設など福祉サービスの整備が今後の課題であります。

若年性認知症が疑われるときには、専門医や精神科医、ケアマネージャー、ソシアルワーカー、支援団体などに相談してみることです。

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若年性認知症(1)

認知症は、通常70歳以降に急速に増加しますが、65歳までの比較的若い年齢で発症する患者を「若年性認知症」と呼びます。

高齢者の認知症はよく知られていますが、若年性認知症はまだ世間の理解を得られておらず、患者もその家族も戸惑う状態です。

日常生活活動の低下や問題行動があっても年齢が若いので、まさか認知症が始まっているとは考えられず、うつ病と誤診されたり、職場では怠けていると誤解されたりすることも多いといわれます。従って、診断が付くまで時間がかかることが多いようです。

最近、若年性認知症の患者が増加傾向にあると言われています。

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鰹のたたき

春に漁獲された鰹を「初鰹」、秋に漁獲したものを「戻り鰹」と呼ぶ。

本県の郷土料理「鰹のたたき」は、生の鰹を火であぶって表面を軽く焦がし、中を生に近い状態にして食べる料理法である。

魚は刺身にして食べることが多い中で、鰹は鮮度が落ちると食中毒をおこしやすくなるため、一度火であぶるという料理法が江戸時代に誕生し、今なお受け継がれている。

「たたき」という名がついたのは、4つ割にした生の鰹に塩を振り、その表面を包丁でたたくようにして味をなじませることから付けられたといわれている。

江戸時代には鮮度を保つ事が困難だったため、鰹を焼くことにより、表面の雑菌を殺すだけでなく、うま味をとじ込めた。さらに、焼くことで魚独特の生臭さを抑えて鰹の風味を一層引き立て、わさびや生姜、など殺菌効果のある薬味を付けて食べるようになったそうである。

語り継がれるところによると、江戸時代、土佐藩主、山内一豊侯が鰹を食べた領民が食中毒を起こしたことを聞き、「鰹は焼いて食べよ」と命じたことがきっかけとされている。鰹を食べるのを禁止するのではなく、食べ方を工夫し、領民が病気にならないように配慮したのは粋な計らいである。

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「富有(ふゆう)柿」は皇室献上品しとしても知られ、「甘柿の王様」との呼び名を持ちます。そんな富有柿も絶品ですが、渋柿を焼酎で脱渋して甘くした「不知身(みしらず)柿」の冷たくてやわらかな甘さも美味で、どこか懐かしさのある味わいです。ちなにみこの不知身柿も皇室献上の一品です。

今では見かけることはほとんどありませんが、昔は庭先に柿の木を植える家が多く、農村では一軒に少なくても一本の柿の木が植えられていました。高齢化がすすむ地方の農村では、実をもいで食べる人も少なくなり、たくさんの柿の実がすずなりとなって枝がたわんでいます。

昔は柿の木にも霊魂が宿っていると考えられていたことや、柿の木は折れやすいこと、そして子どもが木登りをして落ちて怪我でもしないようにと、戒めの意味で「柿の木から落ちたら三年しか生きられない」と言われたものです。柿の木のそばには実をもぐための竹竿などがありましたが、それでもやはり、たわわに実った柿の木は子ども達にとりましては格好の木登りの対象でした。

柿の実は全部もいでしまわず、最後の一つ、あるいは数個を必ず残すことが決まりのようになっていました。「木守柿(きもりがき)」という風習です。理由は、自然の恵みを人間が独占するのではなく鳥などに残しておくため、さらには柿の霊が再生し来年もたくさん実を結んでくれることを霊界の使いである烏に託すためであったと言われます。

自然へのいたわりと畏敬。一つだけ残った柿の実があたかも木を守っているかのように見えたものです。与えられた恵みに感謝し、他者へもその恵みを残しておく風習は、巡りめぐって自分のためでもあります。

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春 菊

鍋物が美味しい頃となりましたが、その鍋物のアクセントとして欠かせない食材「春菊」。関西や中部方面では「菊菜」(きくな)とも呼ばれていますが、11月に入ってから需要のピーク入りとなっています。

日本や中国、東南アジアでは食用。欧州では主に観賞用に栽培されています。
代表的な黄緑色野菜で、カロテンやビタミンB、C、カルシウムなどが多く含まれ、その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期待できます。

また、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

主な産地は、千葉県、群馬県、茨城県、大阪府などですが、今年は台風がなく、日照りもあって生育が順調。卸値は昨年より2割程度安く、スーパーでは一束(200グラム前後)140円前後で売られているそうです。

ちなみに、選ぶ際は緑色が濃く、葉が根元近くまで生えているもの。これが良いそうです。

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湯 葉

日光の代表的な名物に『湯葉』があります。もともと寺方の精進料理として発達したもので、肉や魚類にかわるたんぱく質として古くから作られてきました。

やがて、神社や寺への参拝客にも供されるようになり、それが評判を呼んで定着、日光の名物になったそうです。大豆をすりつぶしてしぼり、その汁をゆっくりと過熱し続けると表面に薄い黄金色の膜ができます。その膜を竹の棒などですくい上げたのが生湯葉です。

生湯葉は、たんぱく質や脂質などが含まれて栄養価の高い、しかも消化吸収がよい食品で、これを豪快にワサビ醤油をつけて食べるとまるで豆腐のトロです。

ちなみに、生湯葉を乾燥したものが『干し湯葉』で、保存性が高く、ヘルシーな日光のおみやげとして人気があります。干し湯葉のもどし方は、ぬるま湯なら2~3分、水なら8分くらいつけます。また、濡れ布巾をかぶせてもどす方法もあります。

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四 季

季節は稚児の歩みのようにゆっくりと移り変わってゆきますが、まだこの辺りの木々はところどころようやく色づき始めた段階です。

中国の四季は青帝、炎帝、白帝、黒帝という男性の神々がそれぞれ司っていますが、日本の四季は女神が司ります。

春は佐保姫、夏は筒姫、秋は竜田姫、冬は宇津田姫です。春を司る佐保姫は野山を花で埋め尽くし、秋を司る竜田姫は錦のような見事な色彩で山や里を彩ります。

木々が一本一本違った色づきを見せる、まるで姫君のような秋の山は、そこで新鮮な空気を吸い、そこに居るだけで、眺めているだけで、身体の細胞が新しいものと入れ替わるような、そんな気分の良さを感じます。

また、これからの季節は空気も澄み、高原や山など、遮蔽物のない高地から見る星空には格別の良さがあります。山々の色づきを楽しみ日が暮れた後、上を見上げればまるで宇宙にいるかのような感覚を味わえるはずです。

日々の暮らしの中では、近くばかりを見つめ気にしがちですが、たまには静寂の中で遥か遠くを眺めてみるのもいいものです。

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江戸風流小噺

【琴の爪】
人間には、誰でも見栄と言うのがあるようで。これはある裏長屋、くず屋さんが、とあるおカミさんからくずを買いまして、するとこのくずの中に琴の爪が混じってんですな、くず屋さんはお世辞のつもりで。
くず屋「へぇー、なんですなぁ、おカミさんは今でこそこんな裏長屋にお住まいですが、元はなかなかの暮らしをなすっていたんでしょうな、ゴミの中に琴の爪なんかがあるんですから。」
なんてんで、そしたら、このおカミさん、よせば良いのに自慢しようなんてんで。おカミさん「そうなんですよ。これでも、前は立派な暮らしをしていましてねぇ。その琴の爪だって、ついこの間までは、五本そろっていたんですから。」

【扇子】
男壱「あなた、なんだね。扇子一本あったら、何年使う?」
男弐「自慢じゃありませんが、扇子一本あったら、十年は使いますよ。」
壱「自慢しちゃあいけない。一本の扇子を十年なんて、そりゃ使い方が荒い、乱暴だよ。」
弐「乱暴だって、一本の扇子を十年使えば、こりゃ十分だと思うけれども、じゃ、あなた何年使うね。」
壱「あたしは、自分の代では使いきれません。あたしと同じようにやらせれば、孫の代までもたせますよ。あなた、十年って、どうやって使うの?」
弐「ま、いろいろ考えたんだけどもね、これ、いっぺんに広げれば、いっぺんに痛んじゃうから、まずこっち半分広げて、これで五年もたせるんだね。
で、こっちが痛んできたら、もう半分の方を広げて、これで五年もたせて、しめて十年もたせる・・・つもりでいるんですけど。あなた、孫の代まで使わせるってどうやるんですか?」
壱「あたしは、あなたみたいに半分広げるなんて、しみったれた事はしませんよ。あたしは、こう扇子をいっぱいに広げてね、アゴの下へ持ってくる。
よく考えれば、これ扇子を動かすから、痛むんだから、顔の方を動かす。」
これじゃ、風もなにも来やしません。



●能書き

【琴の爪】ご存じのとおり、琴の爪は三本で、右手の親指、人差指、中指にはめます。山田流では丸爪、生田流では角爪を用いるそうです。おカミさん、見栄をはろうとしたんですけど、逆に琴の爪は五本も無い事すら知らない無知をさらけだしてしまったんですね。

【扇子】ケチの落語のまくら(落語の導入部)で、現代の寄席でも、頻繁に高座にかかる小噺。いろいろな、他のケチの小噺とオムニバス形式で演じられる噺です。

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ミシュランガイド2009

およそ100年前、タイヤメーカーである仏ミシェラン社が、自動車旅行を喚起しタイヤの売上げアップを狙って配り始めたのが「ミシュランガイド」。09年の東京版は今日発売となりました。

近年は欧州でのミシュランガイドの影響力が低下していると言われる中、昨秋初めて刊行された東京版(08年版)は大きな話題となり、発売初日に9万部も売れたのはミシュランガイド初のことだそうです。内容には賛否両論ありましたが、昨年の東京版は27万部が完売するヒットとなりました。

それに味をしめたかどうかは分かりませんが、08年版で調査員5人中2人だった日本人の数は、09年版では6人の調査員中、日本人が5人を占め、結果、三つ星レストラン9店を含む星付きレストランは173店(08年版と比べ23店増)となり、東京は昨年に続き「世界で最も星付きレストランの多い美食の都」との評価を獲得しました。売らんが為のマーケティング優先との批判も一部である中、ガイド総責任者は「日本人による日本人のためのガイド」であるとはっきり述べています。

尚、ガイドに掲載される星の数と評価は下記のようになっています。

 ★★★ それを味わう為に旅行する価値がある卓越した料理
 ★★  極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
 ★   その分野で特に美味しい料理


一方、選考と評価に対する疑問からミシュランガイドに反発する動きもあり、ミシェランの取材を断っている老舗料亭も多く、独自の格付本の出版も相次いでいます。

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純 米

私はほぼあらゆる種類のお酒を飲みます。
ビールはそれ程には飲みませんが、飲めない訳ではありません。と云うかいくら飲んでもキリがないので、他のものを飲むことになります。ワイン、シャンパン等の葡萄系から、様々なリキュール、焼酎、等々、どれでもイケますが、一番好きなのは日本酒です。

但し、ココが重要なのですが、基本的に純米酒しか飲みません。「純米」と表示されたものは醸造アルコール、即ち工業用アルコールが添加されていないお酒です。醸造アルコールが添加されたものは「アル添(あるてん)」と云って、純米飲みは敬遠します。日本酒を飲んで二日酔いになる人がいますが、その原因は大体この醸造アルコールです(と思っています)。酒は純米に限ります。スッキリしていて、飲み易いが飲むほどに飽きないコクもある。

好みとしては、西の方の純米酒が好きです。北の方は、食べ物が甘くて美味しいせいか、お酒も甘めに造られています(と感じます)。西の方のお酒の方が、辛口で、鮨を含めた日本の食べ物と一緒に食べるには向いていると思います。最近は多くの種類の地酒を置いているお店もよくありますが、私はいつも、純米酒で、西の方の産地のものを選ぶことにしています。健康上も、その方がいいと思っています。健康と云えばもうひとつ。お酒を飲むときにはなるべく水も飲むことです。お酒は美味しいですネ。

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ボージョレ・ヌーボー

収穫したその年の11月に飲むフランス産赤ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」。秋の風物詩として世界中で人気を呼んでいますが、毎年解禁日は11月の第3木曜日で、今日が解禁となります。日本では時差の関係でフランスより早く飲めます。

昨今のワインブームは、ワインが身体にいいという通説も影響しているようですが、本当にワインは身体に良いのでしょうか。調べてみますと、赤ワインに含まれているタンニンは、アルコールの吸収・排出を助けるプロシアニドールという成分を有しており、動脈を保護し、コレステロールを取りのぞく作用があるそうです。

フランス人が肉食中心の食生活に比して心臓病による死亡率が少ないのは、赤ワインを飲んでいるからであるという説も発表されています。また白ワインには、強い殺菌効果があることが分かっています。ワインにはミネラルも多く含まれているので、新陳代謝を促し、体調を維持するのに役立つようです。またワインの酸度は胃液の酸度に近く、消化を促進する作用があり、食欲の増進をも促すといいます。

こうして、ワインには、体に良い要素がいくつもあるようですが、肝心なのは、ワインは食事と一緒に飲むものだということです。食事のときにワインを適量飲むことによって、お腹のなかで肉や魚類とうまく調和し、体を弱アルカリ性の方向に導いてくれるのです。適度にワインを楽しむことができれば、心身ともに健康の維持に役立つことは確かなようです。

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ラ・フランス

秋から冬にかけてが旬の西洋ナシ。代表種の『ラ・フランス』がよく知られていますが、芳純な香りと濃厚な甘味は「フルーツ界の女王」にも例えられています。名前の通り、フランス生まれで、余りの美味しさに「国を代表するに相応しい果物」ということからその名前がつけられたそうです。

この「ラ・フランス」はもぎたてが一番おいしい果物ではなく、収穫直後の「ラ・フランス」を食べてみても、固くてほとんど味も香りもありません。追熟期間が必要で、触ってみて「耳たぶ」くらいのやわらかさになったころが食べ頃、「完熟」です。

生で食べると本来の甘みと香りを味わえますが、菓子や洋食の素材としても使われ、タルトやパイなどに添えられたり、ワイン煮にしたりと用途が広がっています。たんぱく質を分解する酵素を豊富に含んでいるため、肉料理との相性も良いです。

日本に入ってきたのは20世紀初頭で、国内で出回る量の約8割は山形県産です。出荷する前に10日近く低温貯蔵庫で冷やしたうえで、さらに常温に戻し熟成させますが、家庭で保存する際には熟れ過ぎを防ぐため常温には置かず、冷蔵庫に入れておくのが良いようです。

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春 菊

鍋料理の美味しい季節となりますが、その鍋料理に彩りを添える『春菊』が、11月から2月にかけて需要のピークとなります。

春に花が咲くことから名付けられ、関西では『菊菜』(きくな)とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB・Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは風邪や肌荒れ、ガンを予防してくれます。

春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴。さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮するそうです。

その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期待でき、中国では肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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秋 味

秋も深まり、山も空も川もきれいで、おいしい食べ物がたくさんあります。それを象徴するかのような「秋味」(あきあじ)という言葉があります。

秋、サケは産卵のために海から生まれた川に戻ってきますが、その川に入る直前にとれたサケがいちばん美味といわれ、人々は心待ちにしていたサケの回帰を祝い、秋に戻ってくるこの美味しい味覚に感謝してサケのことを「秋味」(あきあじ)と呼んでいるそうです。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言集覧(りげんしゅうらん)」には、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)う」とあります。

ちなみに、サケの卵で卵巣に入った常態のものが「筋子」(すじこ)。これを一粒づつばらしたものがイクラですが、温かいご飯にのせるその真っ赤なイクラもまた秋ならではの味です。四季それぞれの食材の味を楽しむことが出来る喜び、これは日本人ならではかもしれません。

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二の酉

5日の「一の酉」に続き今日は「二の酉」。浅草の鷲神社(おとりさま)をはじめ、各地の大鳥神社では酉の市が催されています。

大鳥神社の祭神の一柱である日本武尊(やまとたけるのみこと)の東夷征討の際の故事にちなみ、11月の酉の日を大鳥神社の祭日と定めたのが酉の市の始まりとされています。ちなみに、酉の日は12日おきに巡ってくるため、日の巡りによりましては11月の酉の日が2回の年と3回の年があり、今年は29日の三の酉まであります。

酉の市で売られるあの熊手の御守(別名かっこめ)は、大鳥神社の社名や「わしづかみ」に通じる鷲神社の社名とあいまって、運や福を大きく取り込む(かっこむ)という商売繁盛開運招福の縁起物として知られています。市場関係者には縁起を担ぐ人が多く、昔は酉の市には必ず熊手を買いに行く人や、上司の言い付けで買いに行かされる人がいたものです。

酉の市は各日とも午前0時から24時間丸一日行われ、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁盛をお祈りする大勢の人で毎年賑わいます。

 春を待つ ことのはじめや 酉の市 (宝井其角)

 星空を 闇とは見せつ 酉の市 (水原秋櫻子:みずはらしゅうおうし)


尚、三の酉まである年は火事が多いという言い伝えがあります。すでに連日のように火事のニュースが報じられていますが、寒さが増し暖房を使う機会が増えるこれからの時期は特に気を付けたいものです。

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牡 蠣

西洋では、スペルの中に「Rのつかない5~8月は牡蠣(かき)を食べるな」と言われているそうですが、日本では「花見過ぎたら牡蠣食うな」と言います。産卵期の夏場は身がやせるうえ、海の細菌汚染で食中毒を起こしかねないからです。

その牡蠣(かき)が、これから寒さが増すにつれて美味しくなってきます。西洋や中国では紀元前から食卓に上り、シーザーやナポレオン、ビスマルクなど英雄たちの好物だったそうです。

主産地は三陸沖や三重、広島などですが、別名「海のミルク」とも呼ばれ、旬の牡蠣はうまみ成分のアミノ酸や亜鉛、ミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれ、牛乳並みの栄養価があります。フライや鍋、また酢やレモン汁をかけて生で食べる・・・等々、いずれの食べ方でもこれからの牡蠣は格別です。

ちなみに、スーパー等で選ぶ際は、袋の水が澄み、身が盛り上がって半透明なものを選ぶのがコツです。

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慶 弔

贈り物をする際に、「心がこもっていれば何でもいい」とつい思いたくなりますが、そう簡単にはいかないのが世の中のようです。贈り物のタブーは現在も生きている場合が多く、こちらが無垢の心で贈っても、先方が不愉快に感じてしまってはせっかくの気持ちも台無しになりますので注意が必要です。

いくつかタブーを挙げてみますと、結婚式の包丁、ナイフ、はさみなどは「縁を切る」に通じるため嫌われます。新築祝いのストーブ、卓上ライター、真っ赤な花などは、火事を連想させるということでパスした方が無難です。

病気見舞いの鉢植えは「根がついている」ということで「寝つく」を連想させると言われています。またシクラメンはシク=死苦の響きが良くなく、椿や山茶花も花が首からポトリと落ちることから嫌われるようです。

ちなみに、「弔事には偶数」、「慶事には奇数」が用いられることが多いようです。

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七五三

今日15日は七五三で、かつて江戸期の宣命暦の11月15日が祝い事に大吉日とされる鬼宿日(二十八宿)であったことからこの日に行われるようになったそうですが、現在は10月から11月にかけてのこの時期、各家庭の都合に合わせて行われるのが一般的です。

年齢を祝う行事は古来からありましたが、現在の七五三の形式は関東の地方風俗に起源をみることができ、童歌の「通りゃんせ」にある天神様も川越の神社を指しています。

女児は三歳になりますとそれまでのおかっぱ頭から結髪をする「髪置きの祝い」、五歳の男児は将来立派な成長を遂げるよう吉方を向いて左足から右足の順で初めて袴(はかま)をはく「袴着の祝い」が元となっており、七歳の女子はそれまで使っていた付け紐から初めて帯を結び大人の装いをする「帯解(おびとき)」が七五三の原型と言われています。それらのことが、我が子の息災を祈る素朴な親心をあらわす行事として現在に受け継がれています。

また、「七つ前は神の子」あるいは「七歳までは神のうち」といわれますように、七歳までは神仏の庇護の下にあり多少のことは大目に見られる代わりに、医療の発達していない昔はいつ死んでしまうかもしれない儚い存在でもありました。

そのようなことから無事に七歳になったことを氏神に感謝し、これからの健やかな成長を祈って行われた「七つ子祝い」も七五三の背景としてあります。この通過儀礼には、甘えが許された神の子から、それが許されない大人の仲間入りをするという区切りの意味もありました。

そういった背景を考えますと、いつまでも甘えを許しているような風潮も見聞きする現代社会は随分と寛容な社会であるとも言えるのではないでしょうか?。

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リンドウ

漢字で「竜胆」と書いて「リンドウ」。この時期の山道などでよく見かける代表的な秋の花ですが、気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。根が古くから生薬として使われ、「竜の胆(きも)のように苦みが強い」ことが由来となっているそうです。リンドウの呼び名は「竜胆」の音読み「りゅうたん」がなまったとされています。

青紫の花は日光を浴びると開き、夜中や雨・曇りの日は閉じたままです。花言葉は「強い正義感」、「悲しんでいるあなたを愛する」です。

出回る時期は6月から11月と長いですが、6~9月のリンドウは仏花として添えられます。黄色や白のキクと合わせて花束にするため、色は青紫がほとんどです。

10月に入って仏花需要が一段落しますと、ピンクや青と白の混合色など変わった色のリンドウが目を楽しませてくれます。長野県と熊本県の県花です。 

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サツマイモ

最近は焼き芋売りの元気のいい声を聞く機会は少なく、その代わりスーパーの陳列棚に真空パックとなった焼き芋を見るようになりました。
都心部を離れた郊外では幼稚園や保育園の園児達が土まみれで芋ほりを楽しんでいる光景を目にします。土に触れることがめっきり少なくなった児童達にとっては、非日常的な楽しいひと時。身体全体を使って引き抜いたサツマイモを畑や園庭で焼き芋にして食べることは現在では非日常的な貴重な体験です。

サツマイモの種類は多く、よく見かけるのが、皮が赤、実は黄、ほくほくした食感の「紅あずま」や「紅小町」といった品種。埼玉県の川越で発見された「紅赤」は「金時」とも呼ばれ美味しいサツマイモの代名詞となっています。

その金時も市場に出回る量は少ないのですが、栗に勝るようなまろやかな甘さが売りの「クリマサリ」という品種は生産量がわずかであるため、残念ながら市場でお目にかかることはまずありません。関東では平塚の特産品となっており、地元の市場で農家が販売している少量のクリマサリには毎回多くの人が並びます。

ところで、関東のサツマイモ栽培は、飢饉の際の救荒作物として、江戸時代の初期の蘭学者、青木昆陽(甘藷先生)によって広められたといわれます。

当初、焼き芋は栗に近い美味なる甘さという意味で「八里半」と呼ばれましたが、そのうち「栗より(九里四里)うまい十三里」という看板を立てる焼き芋屋が現れ、人気を博したそうです。当時、産地の川越が江戸から十三里の距離にあったことに由来するという説もあります。

今は便利になって何でもパック売りされる時代です。歌にあるような道端や庭先での落ち葉焚きや、そこにサツマイモを入れて焼きあがるのを楽しみに待つ風景などは全く見かけなくなってしまいました。もはや心象風景にのみ存在する日本らしさなのかもしれません。

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けんか

久し振りに喧嘩をしました。喧嘩にも色々な種類があります。

一般的に見て、私は喧嘩は多い方かも知れません。
小学生、中学生の頃、とても小さくて非力な私は、決して勝てる筈もないのに、何度も喧嘩を挑んだことがあります。やがて大きくなると、物理的な喧嘩ではなく、筋を通すために、様々な類の相手に対して、喧嘩をしたことがあります。
私の尊敬する伝説の友人は、「相手を殺しきれないなら喧嘩はするな」と云いましたが、私の場合は結果はどうでもいいようで、小学生から今日に至るまで、プリンシプルのために喧嘩するのであり、結果を気にして喧嘩したことはないと思います(自分しか知らないことですし、勝手に自分で美化している可能性は十分ありますが)。
あとは、単に「感情」だけで突発的に起きる喧嘩です。これは主義主張もありません。感情の爆発だけです。

これらあらゆる喧嘩。どうでも良い相手であれば、喧嘩などしないのです。何かしらの意味に於いて、「何とかしたい」から喧嘩するのでしょう。
しかし喧嘩は良くありませんね。

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鏡の法則

不満ばかり抱いているとさらに不満を口にしたくなる出来事が現実に起き、いつも感謝しているとさらに感謝したくなるような出来事が相次いだりします。これは、写し鏡のように今ある状況は自分自身が作り出しているという意味で「鏡の法則」と呼ばれます。
 
ただ一般的には、人は自分自身のことを省みることは少なく、自分以外の何か他の事に原因を求めようとすることのほうが多いものです。

非行に走った少年の保護者を対象に子育ての問題点について法務省が行ったアンケート調査結果によりますと、保護者の多くが非行の原因は「本人」か「友人」にあるとしています。それ以外という条件で要因をあげてもらうと、父親は「子どもに好きなようにさせていた」との回答が最も多く、母親の回答は「子どもに口うるさかった」が最多でした。この結果も上記の一般論に当てはまります。

ところで、勤勉であると同時に人を育てることにも尽力した二宮尊徳は次のような言葉を残しています。

 「可愛くば 二つ叱って 三つほめ 五つ教えて よき人となせ」


何事もバランスが大事で、口うるさく叱ってばかりいるのはよいことではなく、良い点を見つけてほめてあげることも大切です。さらに、なぜ叱るのか、なぜほめられたのかその理由を明確に教えることが大事であると尊徳は教えています。

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銀 杏

9日から始まった秋の全国火災予防運動。今年のように三の酉(11月に酉の日が三回)まである年は火事が多いといいます。大気の乾燥や暖房の使用により火災が発生しやすくなるこれからの時期は、特に気をつけたいものです。

ところで、今から350年程前、江戸の町のおよそ6割を焼失し多数の犠牲者をだしたの明暦の大火は、被害の大きさで歴史に残る大火事となっています。この出来事をきっかけに、火に強い街づくりの一環として施されたのが銀杏の植樹です。ちなみに「銀杏」を「イチョウ」と読めばその木を指し、実を指す場合は「ギンナン」と読みます。

イチョウは「水を噴く」といわれるほど火に強く燃えにくい樹木で「火伏せの木」との異称を持ちます。もともと寺社仏閣には霊力のある木として広く植えられていましたが、火除け地や防火帯を多数作る意図のもとに公園や主要道路などにも銀杏の植樹が盛んに行われました。

東京都や大阪府、神奈川県の県(都、府)の木にもなっているイチョウは、耐寒性が強く防風に役立ち大気汚染にも強い、尚且つ発根力が強く、強度の剪定にも耐え、防火帯の役割をも果たす街路樹として街の景観アップにも一役かっています。また、御神木として祭られることの多い銀杏は一般の家庭には植えられることはまずありません。

晴れた日にはイチョウ並木をゆっくり散歩などしたいものです。ちなみに都内では、八王子市甲州街道や国営昭和記念公園、校章にもなっている東大安田講堂前の銀杏並木、テレビドラマ等でお馴染みの明治神宮外苑、東京駅丸の内口の行幸通りなどの銀杏並木が有名です。

「金色の ちひさき鳥の かたちして 銀杏散るなり 夕日の岡に」

                      与謝野晶子

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色の効用

長時間パソコンに向かって細かい字を見ていたり、また書類と格闘
していたりしますとどうしても目が疲れてきます。そんな時、ふと窓から見える木々の緑にホッとしたりすることがあります。

よく、緑が目にいいと言われますが、それは緑色が目にいいというよりも、自然を眺め、遠くの風景を見ることで、結果的に目の神経と筋肉を休めるからというのが定説です。

ただ、緑色自体にも効果はあるそうです。元来、色には思わぬ効果が潜んでいます。例えば、「赤」は細胞を活性化させ、下着類に赤い色を選ぶと元気になるといいます。昔からの赤フンにも意味があったのです。また、「青」は興奮を静めるそうです。青色は心を落ち着かせますので、勉強部屋に青を使うと勉強がはかどるといいます。落ち着きのない子供には青色を着せるとおとなしくなるともいいます。

そして、「緑」。この色は他の色に対して補色にあたりますが、様々な色の情報を受け取っている目の細胞にとって緑色は沈静効果をもたらすそうです。

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退職金

平成15年(2003年)調査では、2,499万円。

平成20年(2008年)調査では、2,075万円。

 差額はなんと、424万円。

この数字は、勤続20年以上で45歳以上の退職者のうち、定年で退職した「大学卒」の人の退職金です。

大卒サラリーマンの定年退職金と考えていただければいいでしょう。

 5年間で約400万円下がっています。


数字の出所は、厚生労働省の「就労条件総合調査」。

同じ条件で「高校卒」の人の退職金をみてみましょう。

平成15年調査では、管理・事務・技術職だと 2,161万円
          現業職だと 1,347万円

平成20年調査では、管理・事務・技術職だと 1,690万円
          現業職だと 1,159万円

 やはり、著しく下がっていますね。

20代、30代の頃は「退職金」のことにまで思いを巡らせることがなかなかできません。目先の「仕事」や「恋」で忙しい。

老後を具体的にイメージできない年代に「老後に備えろ」といくら口を酸っぱくして言ったところで・・・という思いは確かにあるのですが、それでもやはり退職金が少なくなっている現実を目の当たりにすると、「何かが必要なのではないか」と思ってしまいます。

「退職金」は、言い換えれば会社が従業員の老後の生活のために、気を利かせて積立をしてくれているお金です。
 目先の「仕事」や「恋」でバタバタしてるなか、自分でコツコツ貯めるのは根気がいるから、会社が代行してくれているのです。

 ところが、会社が気を利かせてくれなくなるのだったら・・・

「若いときから長期的視点で手を打っておくことの重要性」
「自分の人生全体をマネジメントし、具体的に行動することの大切さ」

・・・世の中の動きは、急速な勢いで、個人に「もっともっと自立」を求めているようです。

ここをみると、企業規模別・学歴別の定年退職金の情報なども提供されています。
http://www-bm.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/08/3d.html

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訴 訟

海の向こうアメリカから仰天ニュースが。なんと、「神」を相手に訴訟を起こした議員が登場!・・・死後、神に裁かれるって話は聞いたこ
とありますけど、逆に神を裁こうとするとは大胆不敵!

神様を訴えちゃった男はネブラスカ州上院議員のアーニー・チェンバースさん。果たしてどこまで本気なのやら、訴えの内容は「神は多くの自然災害や死、テロ被害を地球上の多くの人々に与えた」という壮大かつ豪快なもの。
訴えられた神様、さすがに「オー・マイ・ゴッド!」と言いたい気分だったんじゃないでしょーか。

さしもの訴訟大国アメリカでも前代未聞のトンデモ訴訟、大方の予想どおり裁判長は訴えそのものを却下!却下の理由、「被告(神様)の住所が明記されておらず、審理を行えない」。・・・裁判長、とんち小坊主・一休なみの切れ者です。

なんともシュールなこのニュース、普段は神に祈ったりしない僕ですけど、今回ばかりは神を訴えたチェンバースさんにバチが当たらないよう、祈ります。

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政治献金

昨今、政治献金の返上の報道をよく聞きます。もらうべきでない所から献金をもらっていたことが発覚した場合に、その献金をもらった所に返上すると云う、アレです。

そのアレですが、アレで本当にいいのでしょうか?と云う疑問にぶつかってしまいました。仮に100ヶ所から献金を受けていたとします。そのうち1ヶ所がもらうべき所ではなかった。そこでその1を返す。
100のうち1が問題であったと云うことは、2とか3とか、場合によっては10とか問題と云う可能性はないのでしょうか?

問題の件数に対する発覚率が100%であれば、発覚した問題献金を返せばいいことになります。発覚率が仮に50%だとすると、発覚した問題献金を返すと共に、同額を国庫にでも納入して頂いて、ちょうどブレーク・イーブンになります。

しかし、これは性悪説に立った考え方ですね。国会議員の方々の話ですから、当然悪い方はいないと云うことで、性善説に立ち、偶々、ごく稀に起きた場合も、もちろんそこには悪意はなく、しかも例えひとつ問題があっても、その他には一切問題がないのは明らかなので、発覚した問題の献金だけを返上すれば、それでいいのですよね。いやいや、最近忙しいせいか、うっかり間違った方向に頭が動きかけてしまいました。失礼しました。これで心の平静を取り戻しました。悪しからず。

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立 冬

今日は、暦の上で冬の始まりを告げる「立冬」。昨日までの「秋晴れ」は、今日からは「冬晴れ」あるいは「小春日和」となります。

季節感覚はまだ晩秋ではありますが、そろそろ暖房器具の準備をする時期です。今日は旧暦で言えば亥の月(旧暦10月)の最初の亥の日で、陰陽五行では亥は極陰、すなわち水気であり、昔から亥の月の亥の日に暖房器具を使い始めると安全で火難を逃れるという言い伝えがあります。

そういう習わしから亥月亥日は「炬燵の日」あるいは「炬燵開き」とされ、江戸の頃は武家では亥月最初の亥日、町民は亥月二の亥日に暖房を使い始めたそうです。

そして、茶の湯でも今日は節となる日で、茶の湯のお正月とも言われる日です。「炉開き」といって、それまでの風炉をしまい茶室に地炉を開き新茶を楽しみます。

ワインの新酒のように、お茶の場合も摘んだばかりの新茶が好まれる風潮がありますが、昔は新茶をすぐに味わうのではなく、摘んだ新茶を茶壷に詰めた後に封をしてじっくり寝かせ、青臭さが去り、十分にコクと深みが出た晩秋の今頃、壷の口を切り、初めて今年の新茶を味わうというのが作法でした。古くは朝廷への「献上茶」も幕府への「御用茶」も全てこの「口切り」のお茶が用いられてきました。

「亥」は極陰、極陰とは最も暗澹たる状態を指しており、新茶に命を吹き込む「口切り」の儀式は「陰極まりて陽」を象徴しています。

「亥」は十二支の最後でもあり、そこまでくれば次は「子」に転じ、また新しい循環が始まります。

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流行色

景気と個人の消費や好みは密接に関係しており、例えばスカートの丈と景気の関係は昔から指摘されています。事実、04年夏のマイクロミニの流行の際も景気回復と関連付けた記事が散見されました。

他にも「女性の眉毛は景気が悪い時は細く、良い時は太い眉毛が流行する」という説もあります。また、色と景気についても「景気が良い時は白や明るい色が流行し、反対に景気が悪い時は黒やモノトーン(黒・白・グレーなどの無彩色だけで構成されたスタイル)が流行ると言われます。

流行色というのは、社会の多様化などにより一様ではなくなってきたようにも感じますが、全体としてはやはりはっきりとしたトレンドが見てとれます。

ただし、流行色が足元の景気の良し悪しを必ずしも反映しているわけではありません。女性誌などでは早い時期に「次の流行色はこれ」という特集が組まれますが、実際には流行する色が何であるかという情報が予め存在しています。

これは実シーズンの約半年前にパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京で開催される世界5大デザイナーズコレクションが参考になっているわけですが、その約1年半前から流行色の情報を元に素材メーカーやアパレルメーカーにより商品開発が進められています。そこで元になる情報というのが、毎年2回開かれる国際流行色委員会で決定した「インターカラー」です。

つまり流行色というのは、実シーズンの2年前にはおおよそのトレンドが決定しているわけです。実際にその色が流行るとの保障はありませんが、供給側の利便性という観点から、コントールされた情報の一つといえます。

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昔から柿が赤くなると医者が青くなるといわれているが、これは柿が食べ頃になると病気になる人が少なくなるということに由来する。柿には身体にいい成分が含まれるのと、柿が実る頃の気候がいいことの2つが相まってのことであろう。

水溶性のタンニンがわずか1~2%あるだけで渋味として感じるといわれるが、渋柿の渋抜きや干した柿のタンニンは殆どが不溶性のタンニンに変化しているため、渋味として感じないということである。

植物は細菌や鳥などの動物に食べられないようにするため、不快な味になる成分や殺菌性の成分を合成して自己を守っており、柿はタンニンにより自身を守っているといわれる。

タンニンは下痢止めの薬として使われるが、主な用途は皮をなめすのに使われるらしい。タンニンはアルコールそのものと、アルコールが分解代謝される過程で生じるアセトアルデヒドにも結合して、これら酔いの原因物質を体外への排出を促すので、これまでから二日酔いに有効であることはよく知られている。

柿にはビタミンCも多量に含まれているので、普段より多くのビタミンCを必要とするといわれている風邪をひいた時や喫煙者には格好の食べ物であろう。

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落ちアユ

アユと言えば、旬の夏にこそ味わう魚、というイメージが強くあります。しかし、晩秋に向かうこの時期、各地の河川では、地元の人々が、腹に卵を抱えた子持ちのアユ(落ちアユ)に舌鼓を打っているそうです。

アユは海に近い河口で生まれ、一度海に出て稚魚となり、やがて春になると川の上流へ向かって上り成長します。秋風が吹く頃になりますと、産卵するため再び海を目指して川を下り、河口付近で産卵します。

落ちアユとは、この秋の産卵期に川を下ってきたアユのことです。アユの名の由来には諸説あるようですが、秋に川を下る様子から、「落ちる」の古語である「あゆる」が転じてついたとも伝えられています。

「落鮎(あゆ)の身をまかせたる流れかな」(正岡子規)とうたわれるなど落ちアユは秋の季語ともなっています。

炭で塩焼きにした子持ちのメスの落ちアユはプチプチとした食感が広がり、春や夏のアユがさわやかで若々しい味が魅力なら、こちらは円熟味のある大人のうまみといったところです。

秋の産卵が終わると死んでしまうアユ、年魚と呼ばれる由縁ですが、落ちアユの味わいには、その短い一生分のうまみが凝縮されているようです。

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キノコ

秋はキノコの美味しい季節ですが、キノコと聞いて思い浮かべる名前は、「シイタケ」・「マツタケ」・「エノキダケ」・「ナメコ」・「マッシュルーム」・・・等々、数多くあります。

先日、全国の主婦に好きなキノコを訪ねたアンケート調査を目にしましたが、第1位は「シイタケ」でした。シイタケはシメジやマツタケと同じキシメジ科で、日本では古来から親しまれてきています。特有の香りは好き嫌いが分かれるようですが、どんな料理にも使えるなど実用性を評価する声が多く、76%が好きと答えています。

ちなみに、「主婦が好きなキノコ」の順位は、以下のようになっていました。

1.シイタケ    (シイ、カシなど広葉樹の枯れ木や倒木に生える)
2.マイタケ    (ミズナラなどブナ科広葉樹の根元に生える)
3.エノキダケ   (広葉樹の切り株に発生)
4.ナメコ     (ブナの倒木や切り株に群生)
5.マッシュルーム
6.ホンシメジ   (ミズナラなどの雑木林、マツとの混成林に群生)
7.エリンギ    (東欧や地中海沿岸が原産)
8.ブナシメジ   (ブナなど広葉樹の倒木や枯れ木に発生)
9.キクラゲ    (広葉樹の枯れ木などに付く)
10.マツタケ


マツタケは10位と意外にふるいませんが、「食べたことがない」、「ほとんど食べない」が半分近くを占めるなど、家庭では縁遠い食材なのかもしれません。
尚、キノコにはカロリーはほとんどなく、ビタミンやミネラル、繊維質が多く含まれています。

ちなみに、キノコはもともと『樹の子』の意があるそうです。

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トクホ

「健康食品」という名称は、法令上で定義されておらず、栄養補助食品、健康補助食品、サプリメント等の名称で販売されている食品は、販売業者等が独自の判断で、「健康食品」等と称して広く宣伝・販売している。

我が国では保健機能食品制度があり、次の2つの「保健機能食品」が認められている。

一つは、その食品の中の成分が、科学的試験結果に基づいて健康に有用な機能性があると厚生省が認め、健康表示(健康への効用を示す表現)を許可した「特定健康用食品」〔「トクホ(特保)」〕である。

もう一つは、ビタミンやミネラルなど特定の栄養成分を含むものとして厚生労働大臣が定める基準に従い当該栄養成分の機能を表示する「栄養機能食品」である。

最近の健康への関心が高まったこともあり、健康食品が薬のように利用されているが、健康なからだづくりの基本は、まず栄養バランスのとれた食事を心がけることである。

健康食品を利用する場合には、その位置づけを十分理解した上で、自分にどのような保健の効果が必要なのかを考えることである。また、自分の食生活から考えて、どのような栄養成分の補給・補完が必要かをよく考えて賢明に利用をしたいものである。

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秋の叙勲

今日11月3日は「文化の日」で、この日は様々なところで催し物が行われるため、3連休と相まって賑やかな日という印象があります。11月3日は過去のデータから晴れる確率が高い「晴れの特異日」なのですが、現時点での予報では微妙なところです。

また、この日は文化的分野などで功績のあった功労者には勲章や褒章(ほうしょう)が発令され、皇居で親授式が行われます。ちなみに国家が授与する主な勲章と褒章の種類は以下のようになっています。

[勲章]
 菊花章  最高の栄誉(戦後は数人 存命中は中曽根元首相のみ)
 桐花章  三権の長の経験者または顕著な功績をあげた実業家など
 旭日章  顕著な功績を挙げた人(以前は男性のみ)
 瑞宝章  公務等に長年従事し、公共に功労がある人
 宝冠章  現在は外国人女性や皇族女子など
 文化勲章 科学や芸術など文化に貢献した人

[褒章]※名称は綬(リボン)の色による
 紅綬(こうじゅ) 自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人
 緑綬(りょくじゅ)自ら進んで社会に奉仕する活動に従事し徳行顕著なる人
 黄綬(おうじゅ) 業務に精励し衆民の模範である方
 紫綬(しじゅ)  学術、芸術上の発明、改良、創作に関して事績の著しい人
 藍綬(らんじゅ) 公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した方
 紺綬(こんじゅ) 公共のために私財を寄付した人等(発令はその都度)

今年の「秋の叙勲」の受章者は4032人(うち女性323人)、旭日章が931人、瑞宝章が3101人、文化勲章が8人などとなっています。

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観天望気

雲一つない秋晴れも良いのですが、きらきらと輝き規則正しく遠くまで並ぶ雲は見ていて気持ちを広々とさせてくれます。

さざ波のような、あるいは小石を敷き詰めたような白い雲は巻積雲の一種で、魚の群れのようにも、魚の鱗のようにも見えるため俗に「鰯雲」や「鱗雲」などと呼ばれます。

また、巻積雲は低気圧が近づいた時に現われるため、昔から「鰯雲は雨の報せ」と言われます。鰯雲が出ると鰯がよく獲れるそうですが、天候の変化が魚の行動に影響を与えているのかもしれません。漁に夢中になり、潮時を見て引き上げることを忘れ、嵐に巻き込まれたというケースもあるそうです。

天気図などなかった昔は、自然の様々な現象から天気の予測を行っていたのですが、例えば下記のような言い伝えも残っています。

雨に関するものとしては「北風が南風に変わると雨」「茶碗の飯粒がきれいにとれる時は雨」「山に笠雲かかれば雨」など、好天に関するものとしては「秋は西が明るいと晴れ」「夕焼けに雨なし」「朝虹は雨、夕虹は晴れの前兆」「トビが鳴いて空を舞えば日和」等々。風に関するものには「星が激しくまばたくと強風」「秋雨蒸し暑ければ大風」「高い雲と低い雲が逆方向に流れると強い雨風」「朝、西空に虹が見えたら突風の前兆」などがあります。

天候それ自体の様々な事象から先の変化を読み、次の行動に役立てる知恵は、「観天望気」として今に残ります。

他にも地域ごとに様々な観天望気がありますが、田畑や山を生活の場にしていた人々(農家や猟師)にとりましては「明日は晴れか雨か」が重要であり、海に携わる人(漁師)は「風はどうか」という観点に重点が置かれたようです。

http://freedom.mitene.or.jp/~tsune/

http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN6/leisure/kantenbouki.htm

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紅 葉

秋色が深まる中、そろそろ紅葉のシーズンとなってきます。赤や黄色に色づいた木々が水面に映る光景は特に美しく、これから「湖」へ出かける人が多くなってきそうです。

先日、『紅葉を見に行きたい湖』というアンケート調査を目にしましたが、以下のようなランクとなっていました。

   1位 摩周湖   (北海道)
   2位 十和田湖  (青森、秋田県)
   3位 富士五湖  (山梨県)
   4位 阿寒湖   (北海道)
   5位 中禅寺湖  (栃木県)
   6位 洞爺湖   (北海道)
   7位 芦ノ湖   (神奈川県)
   8位 琵琶湖   (滋賀県)
   9位 猪苗代湖  (福島県)
  10位 白樺湖   (長野県)

尚、「実際に紅葉を見に行ったことのある湖」では、1位は山梨県の富士五湖(山中、河口、西、精進、本栖)で、2位は栃木県の中禅寺湖、3位は神奈川県の芦ノ湖と東京都心から日帰り圏内にあるところが上位にランクインしています。

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