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2009年7月

ビオトープ

 ある国の指導者が、スズメがコメを食べるので収穫が減っているとの農民の訴えを聞き入れ、全土にスズメを駆除するよう大号令を発しました。
国民の懸命な働きにより狙いどおりにスズメは激減しましたが、捕食する側のスズメがいなくなったために害虫が大発生し、コメの収穫量は激減、国は大飢饉に陥りました。今からおよそ50年前の中国で起こった本当の話です。

 環境問題に取り組むには生態系の理解が欠かせません。環境を無視した利便性の追求だけでなく、人間の一方的な振る舞いによってかえって環境を破壊しているケースも少なくありません。河岸の護岸工事で、かえって川の水質汚濁が進んだように。

 あらゆる生物群は有機的に結びつくことで生息環境を形成しており、こうした生物空間を「ビオトープ」と呼びます。生態系は、、ビオトープ(環境)とその中で生息する生物群集(中身)によって構成されるもので、地球全体は一つの大きなビオトープと考えることも可能です。※英語では「バイオトープ」ですが、ドイツ語由来の「ビオトープ」と表わすのが一般的です。

 家庭で手軽に構築できる「ビオトープ」もあります。例えば水をためた容器で睡蓮を育てる際にそれに伴う水の汚れをメダカ等を住まわせる事で防ぎ、メダカの食べ残しや死骸などをヤマトヌマエビ等を共生させる事で処理するといったふうに、その飼育環境内で物質循環を成立させます。そのような飼育環境も「ビオトープ」と呼ばれ、人気となっています。

 ビオトープの考え方や取り組みは学校教育の現場でもが導入され、そういった観点で自然の生態系を観察したり、川にゴミを捨てないとの呼びかけにつながったりと、地球環境を考えるきっかけにもなっています。また、自治体や民間企業などでもビオトープを人為的に創造する試みが盛んになってきています。

 ちなみに、財団法人日本生態系協会では、ビオトープの正しい理解のためにビオトープ管理士(1級と2級)という資格認定を行っています。環境省や国土交通省等の省庁及び各自治体がこの資格を入札要件にするケースが増えており、重要な資格となりつつあります。

http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/

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スパイス

 暑くなりますとスパイシーなものが美味しく、また食欲をそそります。カレーライス、キムチ、冷ややっこのショウガ、ワサビのきいた寿司・・・等々です。

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、辛いは「気苛(けいら)し」からきた語で、すでに平安時代には記述が見られ、当時から強い塩味にも香辛料の辛味にも使われていたそうです。

 隣の中国では、「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれるような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられています。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。

 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・うまい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。カラシ・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として感じるそうです。

 いずれにしましても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのもまた「食」の楽しみです。

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山 寺

 今から約300年前、松尾芭蕉が山形の立石寺を訪れ、その景観美に感銘を受けて詠んだ名句があります。

  「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」


 この句が作られたのは、太陽暦で7月13日頃です。句に登場する蝉は「ニーニー蝉」か、「油蝉(あぶらぜみ)」か、或いは違う種類なのかは疑問ですが・・・。この頃の山形は、まだ「油蝉」が出現しておらず、たぶん「ニーニー蝉」ではなかったのかとの見方がある一方、「油蝉」がこの時期にも現れるとの報告もあり、定かではありません。

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オリンピック

 2016年オリンピック開催都市の決定がヤマ場を迎えていますが、10月2日のIOC総会で最終決定となります。既に、IOC委員は候補地のシカゴ・東京・リオデジャネイロ・マドリードを訪問していますが、世界的に都市財政が悪化している中、財政力があり、施設・安全面で優位な東京での開催に決まる可能性が高まっています。

 IOCは1次選考で東京を1位で評価していますが、オリンピック招致が決まりますと、インフラ整備の完成期限が決まり、工事が加速します。最近では、05年の愛知万博開催前の同年2月に中部国際空港、3月に東回り環状道路が完成した例があります。98年の長野オリンピックでは、長野新幹線が前年に開業、規格もミニ新幹線からフル規格に昇格しました。

 東京では、羽田空港の拡張や環状道路整備が注目となります。また、今後具体化する可能性があるプロジェクトでは、東急線の京急羽田線への接続、渋谷駅の整備、首都高速の日本橋付近の地下化、「ゆりかもめ」の延伸などが予想されます。

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江戸風流小噺

【肴売(さかなうり)】
男壱「ちょっと聞きたいんだが、『つかさ』と言う字はどう書くんだい?」男弐「俺は知らないなぁ、あすこを通る肴屋がいろんな事を知っているから、呼んで聞いてみよう。おい、肴屋『つかさ』と言う字は、どう書くんだい?」
肴売「言葉じゃ言いにくいが、同(おなじく)と言う字を、片身をおろして、骨付きの方だ。」

明和九年(1772)九月刊の江戸の笑話本、「楽牽頭(がくたいこ)」より。原書は「つかぬはなしだが、つかさといふ字は、どふ書くの」「さればの、おらが師匠にはない字だ。アレアレ、むかふを通る肴売が大イの学者だ。呼んで聞かふ」と、さかなやをよび込み、「喜八どの、つかさといふ字は、どふかくの」「それは、こふいふ字さ」「どふいふ字だの」「言(ことば)にては、ちと言いにくい。こふさ。同(おなじく)といふ字を、片身おろして骨付きのほふさ」と言うものです。「司」と言う字を説明するのに、「同」の片身をおろして、骨付きの方とは、さすが魚屋さん!

【七つ目】
ある男、友達の所へ行くと、猿にそっくりな女がいる。
男壱「あの女は、見せ物にでも出すのか。」
男弐「いや、あれは俺の妾だ。」
壱「あんな猿みたいな女を置く事があるか。早く追い出しちまえ。」
弐「いいや、追い出す訳にはいかない。」
壱「どうして?」
弐「俺は、寅年生まれだ。」

安永二年(1773)三月刊の江戸の笑話本「聞上手二編」より。現代では意味がわからない小噺ですね。これは、江戸期、自分の生まれた干支から数えて七つ目は、縁起がよい、との俗信があったのです。寅(とら)から数えると、七つ目は申(さる)と言う訳。

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すいか

 西の瓜(うり)と書いて西瓜(すいか)と読みますが、由来は中国の西域から伝播されたところからついたそうです。英語では「WATERMELON(ウォーターメロン)」といいます通り、成分は90%以上が水分で10%近くが糖分です。

 果汁には、利尿作用ががあるカリウムやシトルリンが含まれ、西瓜の利尿作用は、むくみを改善するほか、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎にも効果があるといわれています。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、西瓜は、ほんの軽く叩いた時の音と手応えで中身の状態を判断する事が出来ます。熟しきってしまっている西瓜は「ボテボテ」とした鈍い音がします。これはスイカの中がタナ落ちして、空洞が広がってしまっています。また、反対に若過ぎるスイカは「ピンピン」とした感じの高い音になります。ちょうど食べ頃のスイカの音は「ポンポン」という感じの非常に良い音になります。

 ちなみに、西瓜は、縞と縞の間を切ると切断面に種があまり出ないそうです。切り売り西瓜だとついつい種が少ないものを選んでしまいますが、店のほうでも工夫して販売しているようです。

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華氏と摂氏

 暑い時期のアメリカでは、街角でよく見かける気温を示す電工掲示板に100を超える数値が表示されるていることがあり、驚いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか? アメリカでは気温の単位として華氏度が用いられているためこのような数値になります。

 華氏度とは、ファーレンハイトという人が考案した温度の単位で、途中の経緯は省略しますが、水が凍る温度を32度、沸点を212度とし、その間を180等分したもので、華氏度の単位はファーレンハイトの頭文字から「°F」と書き表されます。

 普段私たちが使う摂氏度は、セルシウスという人が考案した温度の単位で、やはり水の氷点と沸点を基準にし、その間を100等分した温度(現在はケルビンを元に定義されています)で、考案者の頭文字をとって「℃」と記されます。

 華氏は、中国でファーレンハイトを「華倫海特」と音訳したことから「ミスター華倫海特」の意で、同じく摂氏はセルシウスの音訳「摂爾修」から来ています。

 華氏度と摂氏度の関係は、華氏度=1.8×摂氏度+32 となっており、華氏100度はおよそ摂氏38度ということになります。

 なお、世界で普遍的に通用するモノサシである国際単位系における温度の単位は「K(ケルビン)」で、全ての分子の運動が停止する絶対零度(摂氏マイナス273度)を0ケルビンと定めています。

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ゴーヤ

 暑い日が続きますと食欲が減退して夏バテ気味になりますが、そんな時は沖縄の代表的な野菜で今が旬の「ゴーヤ」(ニガウリ)が最適だそうです。

 ゴーヤに含まれるビタミンCはキャベツの2倍。加熱によってもほとんど壊れず、そのビタミンCやゴーヤに含まれるカロチンが疲労回復に大変効果があるそうです。また、高血圧予防に役立つカリウムも多く含まれています。卵や豆腐と炒めた料理「ゴーヤチャンプル」がポピュラーですが、夏バテ対策に試してみる価値がありそうです。

 ところで、世界最高気温は、1921年7月8日にイラク南部の都市バスラで記録したセ氏58.8度だそうです。60度近い暑さともなりますと想像がつきませんが、ペルシャ湾の一番奥にあるこの一帯は、世界で最も暑い地域の一つです。その暑さの経験者によりますと、「暑い」よりも「痛い」感じらしいです。そのため、長袖のゆったりした衣服を着て、極力肌が直射日光に当たるのを避けるということです。

 国内の最高気温は2007年8月16日に岐阜県多治見市と同日に埼玉県熊谷市で記録した40.9度だそうでです。

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蓮 見

 秋は「紅葉狩り」、春は「花見」、そしてこの時期は朝早く起きて「蓮見」をするのが昔の風流でした。

 西洋で薔薇や百合が特別の意味を持つことに似て、蓮は東洋では特別な意味を持ちます。泥中にあって汚れを寄せ付けずに気高く咲く花、大きく広がり水を弾く凛とした葉、この姿が濁世にまみれず清らかに生きること、純粋さの象徴とされてきました。

 ヒンドゥー教の最高神の一人クリシュナ(日本では吉祥天)は、最高位の女性という意味で「蓮女(はすめ)」と言い、蓮の華は仏教では極楽浄土の象徴であり、仏陀が蓮華の上で瞑想する絵が描かれ、寺院では仏前に「常花」と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれていたりします。

 ところが日本では違った意味で使われることがあります。由来は省きますが、「蓮の葉商い」と言えばキワモノやまがい物を売ることを指し、「蓮っ葉」あるいは「蓮女」と言えば馴れ馴れしい女性や浮気性の女性という意味を持ちます。

 日常において蓮に関わるものは意外に多く、中華食器のレンゲ(散蓮華)は蓮の花と形が似ているところからその名があり、蓮の地下茎はレンコン(蓮根)として食用にされます。

 また、蓮(英名ロータス)の葉はその微細構造と表面の化学的特性によって濡れることがなく、それを「ロータス効果」と呼びますが、その研究から発展したのが撥水加工技術です。

 ちなみに、蓮に似た睡蓮は夕方には花を閉じるので睡蓮(実際には蓮もそうです)。よく似ていますが、花は睡蓮の方が小ぶりで、ほとんどの睡蓮の花は水面で咲き、蓮は水面から花茎を立てて花開きます。睡蓮は葉も水面に漂い、表面には光沢があって切り込みがあるのが特徴で、蓮の葉は水面より高く展開し、光沢がなく撥水性があります。めしべ等のつくりも違います。

 2000年以上前の種子が現代に発芽し、開花したというほど生命力が強く、泥水の中で育ちながら清冽で美しい花を咲かせる神秘的な蓮。蓮の花は7月の誕生花でもあり、見頃を迎えています。

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皆既日食

 今日は、46年ぶりに日本国内(一部離島)で皆既日食が観測されます。部分日食なら日本全国で観察が可能で、場所にもよりますが晴れていれば午前9時半過ぎ頃から午後0時過ぎにかけて天体ショーを楽しめます。ちなみに昔は凶事の予兆とされることが多かった日食の周期も現在は正確に計算できます。

 尚、国立天文台(NAOJ)は、以前は推奨されていたスス板ガラスの他、黒や色のついた下敷き、サングラスなど、誤った方法で日食を観察すると失明しかねないと注意を喚起しています。目の奥まで届かない紫外線よりも赤外線がより危険度が高く、9割が隠れている太陽でも、肉眼で見れば短時間で目に大きなダメージがあると言います。

 日食を安全に見るには直接見ないことが重要で、ピンホールを使って太陽の姿を地面に映す、木もれ日を通って地面にできた太陽の姿を見る、手鏡で反射させた光を建物の壁などに映して十分に離れて見るなどが安全な方法として推奨されてます。

 太陽の光や赤外線をカットする専用の日食グラスも有効ですが、NAOJのロゴの入った一部製品に不具合が報告されているため、国立天文台は注意を呼びかけています。

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短 夜

 朝は早く明け、日の沈むのが遅いこの時期。古人は「短夜(みじかよ)」と言って、夜の短いのを惜しみました。

 夏は「短夜」、秋は「夜長」、冬は「短日(たんじつ)」、春は「日永(ひなが)」。短夜と日永は同意ですが、春に短夜、夏に日永とは言いません。春は暖かで明るい時間が永いことを喜び、夏は夜の短さを逢瀬の儚さに重ねる古人の感性です。

 ところで、今年は「世界天文年」で、ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で初の天体観測を行ってからちょうど400年目に当たります。また、今日22日は皆既日食を46年ぶりに国内(鹿児島県のトカラ列島など、部分日食なら日本全国)で観測できるとあって、観測ツアーのチケットがあっという間に売り切れたというのも最近のニュースです。

 そうしたことが相まって各地で天文熱が高まっており、様々なインベトを企画しているプラネタリウムは大盛況、家庭用天体望遠鏡も大人気となっているとのこと。

 今は夜の時間は短いですが、晴れた夜に星を眺めて過ごすのも乙なものです。

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 桃の生産は山梨が約4割を占め、福島・長野・和歌山と続き、「桃太郎」伝説で有名な岡山でも栽培が盛んです。

 桃の品種は数多くありますが、国内で盛んなのが「白鳳(はくほう)」と「白桃」。「白鳳」は果皮の赤みが強いのが特徴で日持ちが良く、現在出回っているのはこの品種で山梨中心に栽培されています。一方の「白桃」は硬めの食感で糖度が高く、甘い分、「白鳳」に比べますとやや日持ちは悪くなります。

 ちなみに、美味しい桃の見分け方は、下記の通りです。

 1.左右対称で形のよいもの

 2.色がさえ、香りの強いもの 。

 3.果皮にうぶ毛があり、ツルツルしていないもの。

 4.軸の周辺が青っぽくないもの。

 また、桃は冷やし過ぎると風味を損なうため、風通しの良い場所におき、食べる2時間ほど前に冷蔵庫に入れるのが良いそうです。

 桃は食物繊維のペクチンを豊富に含んでいるため、便秘の改善・大腸ガンの予防に効果があるそうで、さらに多種多様なミネラルやビタミンをバランスよく含んでいるため、甲状腺ホルモンのバランスがとれて、体脂肪を減少させる効果もあるそうです。さらに、桃の香りは、脳などのリラックス効果もあるそうです。

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SSD

 SSDとは「Solid State Drive」、不揮発性の半導体記憶素子であるフラッシュメモリによる記憶装置のことです。ハードディスクに替わる記憶装置であり、軽くて速くて静かで熱を出さない、超スグレモノです。

 現在は512ギガバイトのSSDの付いたノートブックPCがありますが、512GBと云えば、ちょっと前の外付けハードディスクと同じ規模です。これが薄っぺらいノートブックの中に入っています。DVDドライブ付きで1キロを切ると云う、恐ろしい軽さです。そしてどんなにバリバリ使っても、ディスクに頻繁にアクセスするような作業をしても、熱を出しません。

 ノートブックはかすかに熱を持ちますが、これはディスクではなくCPUの熱でしょう。そして何より速い。ハイバーネーションと云う、作業中のアプリケーションをディスクに格納したうえで電源を落とす「休止」と呼ばれるPCの止め方がありますが、これを行っても、書き込む先がハードディスクではなくメモリですから、メモリに作業を保持する「スタンバイ」と同じような速さで終了し、また復帰させることが出来ます。しかも休止中はもちろん殆ど電気を消費しない。これはスグレモノです。モバイルPCの記憶装置は、早晩SSDに替わっていくでしょう。技術進歩とは凄いものです。

 私はもの持ちがいい方なのですが、同じものを使っていると、新しい発見や刺激がありません。SSDは久し振りの感動でしたが、世の中には、デバイスに限らず、様々な新しくていいモノがあるでしょう。道具も食べるものも食べる場所も情報摂取源も、更には相談などをする相手も、段々と固定化しがちです。これらは全て、危険とは云わないまでも、多くの機会を逃しているかも知れません。SSDの感動を肝に銘じて、もっともっと未知なるモノや新しいモノに、触れたり挑戦したりしたいと思っています。

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スズキ

   蒸し暑い日が続いていますが、こうなりますとさっぱりした魚、特に白身の魚が食べたくなったりします。6月から9月頃までが旬で夏を代表する白身魚といえば「スズキ」。「マダイ」や「ヒラメ」にも負けない白身の高級魚です。エビやカニなどを食べ、成魚は1メートル近くに達し、大きいほど美味とされています。

 「スズキの洗い」がポピュラーですが、氷水にさらした身は引き締まって涼味を存分に味わうことができます。洗いは薄い切り身にした後、氷水に入れ、身が白っぽくなったら引き揚げます。そして、水気を切り、氷と一緒に盛付ければ一段と清涼感が高まります。

 ちなみに、このスズキは『出世魚』として有名で、関東では成長するにつれて、「セイゴ」→「フッコ」→「スズキ」と名前が変わります。

 その他、夏が旬の魚としまして、「アジ」・「アユ」・「ウナギ」等がありますが、白身の刺し身として食べる「アジ」、これもまた「たかがアジ、されどアジ」といった感じで格別です。

 夏バテ気味で食欲が落ちたときは、「ウナギ」もいいですね。ウナギは、ビタミンA・B1・B2・D・E・カルシウム・カリウム・鉄など栄養素をバランスよく含み、スタミナ消耗の激しい夏には最適です。

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土用丑の日

 今日から夏の土用入りとなり、「土用丑の日」です。
今朝の近くのスーパーの織り込みチラシには美味しそうな蒲焼きの写真が掲載され来店を促していました。

 ちなみに昔は土用の丑の日には「うの字つくもの」、梅漬、うどん、瓜などを食べ、水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)をする習慣がありました。江戸の頃に平賀源内が鰻屋に「本日土用丑の日」と思わせぶりな看板を上げるよう知恵を授けて以来この日は鰻の日となったようです。

 鰻が栄養価が高いことは皆様ご存知かと思いますが、内蔵や目の粘膜などを強化し、免疫力を高めてくれるビタミンAの含有量はイワシの100倍、牛肉の200倍。若返り効果のビタミンEや、疲労回復に欠かせないビタミンB1、美肌効果のコラーゲン、血液サラサラ効果のEPAや脳の働きを高めるDHAなども豊富に含まれています。

 しかしながら、

 「夏痩せて 嫌いなものは嫌いなり」(三橋鷹女)

 周りからあれこれ言われ、十分に分かってはいましても、本人としては望まないことだったりします。上記の歌からはそんな気持ちが伝わってきます。

 尚、昨年は、中国製ギョーザ中毒事件や産地偽装問題の影響で中国産が敬遠され、鰻の価格がそれこそ鰻登りに高くなりましたが、今年は消費者の節約志向の高まりや中国産鰻の取扱いを復活させる動きが広がっていることで、スーパーなどでは鰻の蒲焼きがお手頃価格となっています。

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左回りの法則

 自然界には様々な法則性があり、例えば北半球の台風の渦は地球の自転との関係で必ず反時計回り(左回り)となります。

 この「左回り」というのは、人間にとっても無理のない楽な方向で、右回りよりも左回りの方が安心できると言われます。いわゆる「左回りの法則」です。

 理由としては、空間認知機能を司る右脳は身体の左側からの情報認知力に優れているから、あるいは心臓のある左側を守ろうとする無意識下の行動が影響している、重い肝臓が右側にあるためバランスを取ろうとして左側に重心が傾きやすい等々、諸説あるようです。

 このような習性を利用して実際に左回りで誘導されているものとしては、高層ビルの避難階段の下りる方向、遊園地のメリーゴーランド、ディズニーランド、野球のベース、競技場のトラックやスケートリンク、美術館等の展示施設などがあります。例外もたくさんありますが、エスカレーターの昇り降り、スーパーやコンビニなどでも左回りに誘導しているところが多いようです。

 反対に、遊園地のお化け屋敷など、恐怖感や不安感を生じさせることを目的としている場所は意図的に右回りに設計されているところが多くなります。

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江戸の計量単位

重さの単位は           
1匁(もんめ・文目・目(め)とも)=3.75g 
1斤(きん)=160匁=600g        
1貫(かん)=1000匁=3.75Kg      
                                         
長さの単位は           
1分(ぶ)=3.03mm                      
1寸(すん)=10分=3.03cm
1尺(しゃく)=10寸=30.3cm      
1間(けん)=6尺=1.818m        
1丈(じょう)=10尺=3.03m      
1段(たん)=6間=10.9m           
1町(ちょう)=10段=109m     
1里(り)=36町=3.92Km 

面積の単位は
1勺(しゃく)=0.033平米
1合(ごう)=10勺=0.3306平米
1坪(つぼ)=10合=6尺×6尺
   =1間×1間=3.306平米
1段(たん・反)=300坪=991.8平米
1町(ちょう)=10段=9918平米

容積の単位は
1勺(しゃく)=18.04ml
1合(ごう)=10勺=180.4ml
1升(しょう)=10合=1.804リットル
1斗(と)=10升=18.04リットル
1石(こく)=10斗=180.4リットル   

 土地の広さを表す坪数や、ペンキなどの一斗缶、日本酒の一升瓶、一合徳利などは現在でも使われています。他に、子供の遊技「花一匁(はないちもんめ)」や、諺「一寸の虫にも五分の魂」、「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」とか、「箱根八里」、江戸の貧乏長屋を「九尺二間の棟割り長屋」、体格の良い方を嘲笑する「百貫デブ」、お大名「加賀百万石」など、耳にしたことがあると思います。

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 何万年も前からその場所で落下し続けていますが、季節毎に、天候毎に、或いは見に行った人の心毎にその見え方が異なります。
特に雪解けで水があふれ出すこの時期は、最もスケールが大きくなり、見るには格好の季節となります。

 以前、滝の名所ベスト10という調査結果を目にしましたが、1位は北アルプスの山肌に落ちる「称名滝」となっていました。4段の滝で350メートルの落差は日本一、エメラルドグリーンの滝つぼも見事な「日本一の名瀑」にあげる人が多くいます。

 2位は「羽衣の滝」で、270メートル国内3位の落差を持つ7段の滝です。岩肌を伝う繊細な筋が優美な天女の羽衣のように見えるそうです。

 尚、1~10位までは次のようになっていました。(日経調べ)

1.称名滝    富山県  350メートル  段瀑
2.羽衣の滝   北海道  270メートル  段瀑
3.不動七重滝 奈良県  100メートル  段瀑
4.那智の滝   和歌山県 133メートル  直瀑
5.華厳の滝   栃木県   97メートル  直瀑
5.三条の滝   福島県  100メートル  直瀑
7.白糸の滝   静岡県   26メートル   潜流瀑
8.安の滝    秋田県   90メートル   分岐瀑
9.松見の滝   青森県   90メートル  段瀑
10.吹割の滝  群馬県    7メートル   渓流瀑


 垂直に一気に落下するのが「直瀑」、段差のあるとことを落下する「段瀑」、途中で岩に当たって水が分かれる「分岐瀑」、傾斜の強い斜面を滑るように流れる「渓流瀑」、地中を流れてきた伏流水が断層などで地表に吹き出すように落ちる「潜流瀑」といった様々な滝の形状があります。

 ちなみに、世界三大滝は、カナダの「ナイヤガラの滝」、南米の「イグアスの滝」、そしてアフリカの「ビクトリアの滝」と言われています。

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藪入り

 今日7月16日は「地獄の釜の蓋(ふた)も開く」といわれた日、「やぶ入り」です。今は、「やぶ入り」という習慣がそのまま残っているところはないようですが、お正月(1月)とお盆(7月)の16日ごろを指し、いわば昔の夏休みと冬休みでしょうか。

 新嫁さんや奉公人は日頃の苦労の慰安のため、一泊の休みを貰えるので、この日が来るのを待ち焦がれていました。親元では里帰りした子をあたたかく迎え、子は「親腹七日」の諺の通り、食べて寝て、縦の物を横にもせず一泊します。また、帰りには沢山の土産物を持たせて帰らせたそうです。わが娘が婚家に帰って恥をかかないようにとの配慮からです。

 奉公人は、丁稚(でっち)、手代(てだい)、番頭とたたき上げて何十年も働き、運が良ければのれん分けしてもらい、店が持てました。早ければ10歳に満たない幼子が奉公に出て、貧しさ故、つらい労働に耐えていました。それは戦後まで引き継がれ、戦後の高度成長で昭和30年代から40年代にかけて、「金の卵」ともてはやされた中卒者の集団就職が盛んだったことは記憶に新しいところです。

 現代の若者たちが恵まれ、甘やかされていると批判するつもりは毛頭ありませんが、今では死語になりつつあるこの「やぶ入り」。奉公、勤労の歴史があったことを風化させないよう、何らかの機会に今の子供や若者に伝えたいものです。

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エコポイント

 省エネ家電(エアコン、冷蔵庫、地デジ対応テレビ)を購入するとポイントがもらえるようになったのは5月15日から(来年3月末まで)。

 交換できる商品やサービスを政府が発表したのは先週6月19日。
対象商品は、今後も増えていくそうです。

 そして、交換の申し込みができるようになるのは、7月1日から。
8月から商品が届けられるようです。

 交換は、2012年3月末まで。

 つまり、ポイントがもらえるのは来年早々までだが、交換できるのは、それから2年あるということになりますね。

 交換できるものは・・・・。

・公共交通機関のカード
 たとえば、PASMO、Suicca、TOICA、ICOCAなど
 バスやフェリーもありますね。

・一般商品券
 おこめ券、ビール券、たまご券、ハーゲンダッツアイス券、すし券など

・生活関連券
 図書カード、こども商品券、フラワーギフト券、ヘルスギフト券など

・旅行・宿泊券
 JTB、ツーリスト、日本旅行、トップツアー、ANA、JALなど

・流通系商品券
 百貨店、セブン&アイ、ダイエー、イズミヤなど

・流通系プリペイドカード
 エディ、ナナコ、ワオン、クオなど

 その他、クレジット会社の発行する商品券、カタログギフト券、地域型の商品券、などなど・・・・・

 つまりは、「ほかのものに交換できるモノに交換できる」みたいです。

 詳しくは、グリーン家電普及促進事業のHPまで。
 → http://eco-points.jp/EP/index.html

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ひったくり被害

 昨年夏以降の景気の急速な悪化は、様々な社会現象を引き起こしました。
ひったくり被害が急増していることもその一つです。

 警視庁の調べでは、今年1月から6月15日までの都内におけるひったくり被害は1200件を越え、前年同期比で1.5倍にまで急増。生活苦から安易にひったくりに手を出すケースがあると見られています。

 ひったくりに狙われやすいのは、徒歩でバッグ等を車道側に所持、自転車に乗っている場合はバック等を前カゴに入れているケースです。犯行の手口は、後方から近づき、追い越しざまにバッグ等をひったくるやり口がほとんどです。被害が最も多い時間帯は、午後8時から午後10時まで、次いで午後6時から午後8時までの時間帯で、午後6時から午前0時までの時間帯で被害に遭うのが全体の5割以上となっており、被害者の9割以上は女性です。

 警視庁はひったくりに遭わないための防犯対策として次のようなことを呼びかけていますので皆様もくれぐれもご注意ください。

・徒歩の場合、ハンドバッグ等の所持品は車道側(自動車やオートバイなどが通行する側)に持たず、建物側・壁側に持つ、胸にしっかり抱える、タスキ掛けにするなど、持ち方を常に意識する。

・自転車のカゴには「ひったくり防止ネット・カバー」を装着する。

・後方からバイクや自転車が近づいてきたら警戒する。

・金融機関等で現金を下ろした後は、特に警戒する。

・夜間の帰宅等は、遠回りでも明るく、人通りのある道を通る。

・歩きながらのメールや通話は、注意が散漫になるため控える。


 尚、各警察署と連携して、地域内での犯罪の発生状況を知らせる防犯メールを配信している自治体もあり、こうした情報を目にするだけでも注意喚起につながります。

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玉ネギ

 今が旬の玉ネギ、英語名ではオニオン「Onion」。最近は大分おとなしくなって、さほど刺激臭がないかもしれませんが、それでもミジン切りにしたりすれば、涙が出たりして苦労させられるかと思います。あの手この手で工夫している人も多いようですが、意外と簡単な解決策があります。

 それは、水につけるという方法です。刺激臭の正体は硫化アリルという成分ですが、これは水に溶けやすいという性質を持っています。そこで、硫化アリルを多く含んでいる根元をまず切り落としてから水の中で皮をむき、丸ごと水に数分間つけておきます。こうすれば刺激臭が少なくなり、刻んでも涙ボロボロということはありません。

 そして、もう一つ大切なことはよく切れる包丁を使うことが肝心です。切れない包丁ですとよけいな細胞を破壊してしまうため、新たな硫化アリルを発散させることになり、せっかく水につけておいても効果が半減します。

 ちなみに、玉ネギには、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄分が含まれ、せきやたんを鎮め、尿の出を良くし、血中の脂質を低下させる効用があり、発汗作用や解熱作用もあるそうです。

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降水確率

 この時期は降ったり止んだりで、この先の降水確率が気になりますが、「降水確率50%」という場合、「雨の降る確率が五分五分」という意味ではないことをご存じでしょうか? 

 例えば「日中の降水確率50%」という場合は「午前9時から午後6時までの間、50%の予報が100回出された時、およそ50回は降水(1ミリ以上)がある」ということを意味しています。降水確率は降るか降らないかの確率と捉えられがちですが、降水確率50%の場合、実際に雨に遭う確率はイメージよりもずっと高いと言えます。尚、「日中」は気象庁の定義では、午前9時頃から午後6時頃までを指しています。

 天気予報ではパーセントでの降水確率のほか、「曇り一時雨」または「曇り時々雨」のように言葉による予報も出しています。この「一時雨」と「時々雨」ではどちらが雨が降っている時間が長いかと申しますと、「時々雨」の方です。

 「一時雨」というのは「連続的に雨が降り、その降雨の発現期間が予報期間の4分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り一時雨」の場合、「午前9時から午後6時までの9時間で、曇りが6時間45分以上で、雨が降っている時間は2時間15分未満」であることを示しています。

 「時々雨」というのは「断続的に雨が降り、その降雨の発現期間の合計時間が予報期間の4分の1以上、2分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り時々雨」の場合、「午前9時から午後6時までの9時間で、雨が降っている時間は2時間15分以上、4時間30分未満でそれ以外は曇り」であることを示し、雨が降る時間が予報期間の2分の1以上の場合は「雨時々曇り」となります。

 ちなみに、地面がかすかに湿る程度の1ミリ以下の雨については、降水確率では含まれませんが、言葉による雨の予報には含まれます。

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 「桃栗三年柿八年」(ももくりさんねんかきはちねん)


 発芽から結実まで桃や栗は3年、柿は8年かかるため、物事を成し遂げるには時間がかかることを示唆する諺です。

 桃は英語でピーチ、仏語でペッシュと呼ばれ、その昔、原産国の中国からシルクロードを渡ってギリシャ、ローマに伝えられ、17世紀にアメリカ大陸まで伝わったそうです。「毛毛(もも)」といわれ、毛がいっぱい生えた硬い果肉だったそうです。

 多くの実がなることから豊穣(ほうじょう)の象徴とされ、古くから魔よけや不老不死の仙果として重宝されていました。

 「桃源郷」の語源は、中国の漁師が迷い込んだ桃の花が咲き乱れる仙境(俗界を離れた清浄な土地)に由来します。もう一度行こうとして探しても、どこにも見つからなかったそうですが、西洋の「ユートピア」がくしくも「どこにもない場所」を指すのは「理想郷」の普遍性を示唆しているのかもしれません。

 桃には体を元気にしてくれる要素がたくさん含まれており、果肉には老化防止の働きがあり、葉はあせもや湿疹に効果があるそうです。また、種は血液の循環を良くする作用が、花はむくみを解消する働きがあるとされています。

 国内の主産地は、山梨・長野・福島。6月下旬から8月にかけて屋根なしで栽培する露地物の季節となります。好みの柔らかさになるまで日陰に保存し、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと美味しさも増します。

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カミナリ

 昔から「地震・雷・火事・親父」と恐れられてきた雷ですが、都心での雷発生は近年増加傾向にあり、08年に東京で観測した雷日数は観測史上最多となる25日間を記録しています。雷の発生は地上付近の気温上昇が一つの要因ですが、都市化によるヒートアイランド現象で雷が発生しやすくなっているそうです。

 ところで、落雷を避けるために腕時計などの金属製品は外すようにとよく言われますが、実際には全く関係ないそうです。逆に金属を身に付けていたことで、そこが雷の通り道になり、致命傷を負わずに助かったという事例が数多くあります。

 雷で注意すべきは雷雲との距離、つまり「高さ」で、ビルや木、高さのあるものが少ない田畑や運動場等で人に落ちるのはこのためです。

 そういう意味では、雷雨に驚いて木の下に身を隠すことも避けるべきで、木の表面をすべり落ちてきた雷の側撃を受ける可能性があり、公園などに設けられた壁のない木造の休憩所なども同様に危険です。ただし、遮蔽物のない所にある高い木などは避雷針の役割を果たしてくれるため、ある程度の距離(木の天辺から45度以内の範囲で、木から2メートル以上の距離)を保てば安全とされます。

 雷の恐れがある時は外出しないのが一番ですが、外出中に遠くで雷光が見えたら、建物や自動車の中に逃げ込むのが最も安全だそうです。

 雷光は一瞬ですが、音が届くスピード(音速は約340メートル/秒※気温によって変動)はやや遅いため、その時間差で雷雲はまだ遠いと判断し安心する人がいますが、実際の雷雲の直径は10数キロあり、音が聞こえた時には雷雲の下にいると思ったほうが良いとのことです。

 古代西欧の最高神であるギリシャのゼウスやローマのジュピターは天空の雷神。雷の古名「いかづち」は「厳の霊」の意、つまりいかめしくおそろしい神の意で、清少納言が枕草子で「いかづちは名のみにもあらず、いみじうおそろし」と書いたように、昔の人は「神鳴り」(神の怒り)として恐れてきました。

 危ない目に遭った際に「クワバラ、クワバラ」と唱える風習は、菅原道真公の領土の一つに桑原と呼ぶ地があり、そこには雷が全く落ちなかったことに由来し、もともとは雷除けの呪文だったそうです。

 また、昔は雷がなると「ヘソを隠せ」とよく言われたものです。「雷」は夏によく起こりますが(太平洋側や瀬戸内海沿岸)、雷を発生させる上昇気流は地表の気温を急速に下げるため、薄着やヘソを出した格好でいるとお腹が冷えて体調を崩してしまうことから、それを戒めるために「ヘソを隠せ」と言ったようです。

 昔からの伝承は意外と科学的だったりするのですが、昔の人は経験的に知っていたわけですね。

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四万六千日

 東京浅草の浅草寺では昨日から今日の2日間が、恒例の「ほおずき市」です。

 ほおずき市が催される日は、浅草寺では「四万六千日」の功徳日とされ、この日参拝すると4万6千日分(約126年間)の、つまり一生分のご利益があるとされていることから大勢の人でにぎわっています。尚、このように一度でそれ以上のご利益が期待できる日を「欲日」とも言います。

 ほおずき(鬼灯)には、大人は癪の種(腹立ちの原因)を切り、子供は虫の気を封ずるという云い伝えがあります。また、ほおずきと言えば、中の種を取り出し、口にくわえて音を鳴らして遊んだことが懐かしい思い出です。

 源頼朝がこの地で兵士の病を治すためにほおずきを食べさせたという話がほおずき市の由来とされていますが、実際に解熱や鎮痛のための薬用としてほおずきが用いられていたようです。また、精霊は迎え火や提灯の火を頼りに帰ると言われていることから、ほおずきを提灯に見たてて仏壇に飾る風習も残ります。

 ちなみに「四万六千日」という数は、「八万四千の法門」とか「白髪三千丈」の類と同じで、単に多い事と解釈して差しつかえないと思いますが、根拠として一番多く紹介されているのが、一生を一升にかけて、一升マスに米粒を入れて数を数えたところ、四万六千粒程あったことから、一升分の米粒の数を一生分の日数に準(なぞら)えたとされるものです。

 朱夏(しゅか)と言いますように鬼灯の朱色は夏の色。ほおずき、金魚、江戸風鈴などの店が並び、毎年大勢の人で賑うほおずき市は、夏の訪れを告げるこの時期の風物詩です。

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ホタル

 澄んだ自然環境にしか生きられないホタルは、環境破壊や汚染で激減しました。しかし今は、保全に努める地元の人の地道な努力の甲斐あって、ホタルを鑑賞できる地域が増えています。

 西日本ではすでに見頃を迎え、関東甲信越の里山でも湯河原や新潟あたりで飛び始めていると聞きます。ゲンジボタルの名所、長野県の松尾峡の「ほたる童謡公園」では夜になるとすでに数千匹のホタルが乱舞しているそうです。

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トウモロコシ

 世界3大穀物と言えば、「小麦」・「米」・「トウモロコシ」ですが、今、夏の風物詩「トウモロコシ」が旬を迎えています。トウは「唐」、モロコシは「唐土」(もろこし、中国をさして呼んだ称)から伝来した植物という意味があるそうです。

 トウモロコシの世界最大の生産国はアメリカで、全世界の生産量の4割程度を占め、次いで中国、ブラジル、アルゼンチンと続いています。一方、輸入量を見ますと、世界最大のトウモロコシ輸入国は日本であり、その輸入量の9割をアメリカに依存、日本国内で消費される75%は家畜の飼料用として使用されています。

 国内産では宮崎など九州を皮切りに四国、中部、関東、東北と産地が徐々に北上、8月には北海道産が出回ることになります。

 店先に並んでいるのは甘味の強い品種スイートコーンで、未熟なうちに収穫したものです。黄色と白の混ざった「バイカラー種」と黄色一色の「モノカラー種」があり、数年前までは「ピーター」などのバイカラー種が市場を席巻していましたが、現在は甘みの強い「未来」(みらい)を中心にモノカラー種が急速に普及しています。

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食欲と色

 色によって食欲が変わるといいますが、赤系の色は自律神経を刺激して胃液や唾液の分泌を高めるため、食欲を増進する効果があります。食欲を増すためには、赤い色のナプキンや赤と白のチェックのテーブルクロスを使用すると効果があり、また食事のとき女性が赤やオレンジ色の服を着るのもよいです。

 料理の中に赤系統の色が無いときは、赤やオレンジ色のものを添えると美味しさが増し、ラディッシュ、筆しょうが、赤い芽ジソなどが使われるのは、人間の本能的な知恵だそうです。また、色は食べ物の味にも影響を与え、赤い色の容器に入れたりすると、その食品は甘みを強く感じたり、味を濃厚に感じたりします。緑色だと酸味を感じることが多く、甘党の店の女性が紺がすりに赤い帯をしているのは、その店のおしるこをより甘く感じさせる効果があるためです。

 大雑把に申し上げますと、暖色系の色が食欲を進め、寒色系の色が食欲を減退させますが、ちょっと食器の色を変えてみるなど、食事時の色の工夫も楽しいかもしれません。

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そうめんの日

 今日7月7日は「七夕」であるとともに「そうめんの日」でもあります。

 その昔、宮中では七夕に素麺を食べると大病にかからないとの言い伝えから素麺を天の川にみたてて食べる風習がありました。それがやがて庶民の間に広がり、「正月十五日、七草粥。三月三日、桃花餅。五月五日、五色粽(ちまき)。七月七日、素麺。・・もって歳時」とされ「七夕そうめん」として今に伝わっています。

 また、七夕の行事は、織物などの女子の手習い事などに長けていた織姫にあやかり、手習い事の願掛けとして広まった経緯があり、細く長い素麺を糸に見立て裁縫の上達を祈願することも一般的に行われていました。

 ところで日本農林規格(JAS規格)では、小麦から作る麺はその太さで分類され、手延べ麺の場合、直径1.3mm未満が「素麺」、直径1.3mm以上1.7mm未満が「冷や麦」、直径1.7mm以上が「うどん」と定められています。

 ただ実際には、「一般消費者に誤認されない名称に替えることができる」ため、本来乾麺であるはずの素麺に生麺タイプが存在したり、規格上は冷や麦でありましても「細うどん」となっていたりするそうです。

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節 句

 今日7月7日は七夕(たなばた)の節句。桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句の一つです。月遅れの8月7日に七夕祭りを行うところが多いようですが、もともと中国からきた行事で、年に一度牽牛と織女が天空で逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説は皆様もご存知のことと思います。

 また、この日は短冊に様々な願いを書いて笹の葉に結びつけるという風習がありますが、織女はその名の通り天帝のために衣を織る星であり、中国ではこの日に裁縫の上達を願うところから広まってきたようです。


 ちなみに、春夏秋冬と季節が美しく移り行く日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり行事をおこなって祝ってきたという歴史があります。

 この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そのものを指すようになって「節句」ということばになったともいわれます。よく五節句というように現在にも下記のような五つの節句が伝えられています。


1月7日・七草粥で新年を祝う「人日(じんじつ)の節句」

3月3日・ひなまつりとして有名な「上巳(じょうみ・じょうし)の節句」

5月5日・男の子の成長を祝う、こどもの日「端午(たんご)の節句」

7月7日・おり姫、ひこ星の物語で有名な「七夕(たなばた)の節句」

9月9日・菊花の香りの酒で月をめでる「重陽(ちょうよう)の節句」

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頭語・結語

 手紙を書く際に戸惑うことがある「頭語」(冒頭に書く言葉)と「結語」(結びに書く言葉)。日本では手紙文を書く際に頭語と結語を入れるのが一般的であり、これがなかなか難しいです。

 多くの場合は、「拝啓」で始めて、「敬具」で締めますが、「拝啓」は、「拝=つつしんで」「啓=申しあげる」という意味で、「敬具」は「敬=つつしんで」「具=申し上げました」という結びになります。

 手紙を出す相手が媒酌人や恩師などの場合には、より丁寧な頭語と結語を使い、例えば、「謹啓」→「敬白」などで、「拝啓」→「敬具」と意味的には同じですが、より一層丁寧な表現になります。

 ちなみに、急用の手紙の場合には「急啓」→「草々」などと書き、時候のあいさつを省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」などと書き、結語は「草々」などで結びます。「草々」とは、「ぞんざいな走り書きで、失礼します」という意味です。

 死亡通知やお悔やみなど弔辞の手紙には、頭語を省くのが習わしですが、「具」などの結語は使ってもよいそうです。

 尚、女性の手紙では、「拝啓」や「謹啓」といった頭語はあまり使わず、「一筆申し上げます」というような頭語で書き始め、結語も「敬具」ではなく、「かしこ」で終わるのが一般的です。

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アンチエイジング

 これまでの研究調査によれば、身体をよく動かすことによって、生物学的年齢を若くできるかもしれないといわれています。

 そのような調査結果を受けて、週5日以上、1回30分以上の中強度の運動(早歩き等)、または週3回以上、1回20分以上の比較的激しい運動を行うことが推奨されています。

 一番のお勧めの運動はウォーキングです。手軽で費用がかからないことと、足の筋肉と背筋の強化に効果的であるとされています。 ただし、物を手に提げたり、犬を散歩させたりしながらでは、体の歪みのため好ましくないと言われています。

それなりの服装をして、歩きやすい靴を履き、何も持たないで、歩くことに専念することが望ましいとされています。 膝の悪い人はプール中での歩行がよく、左右の手足の動作に片寄りがなく、 肩こりやストレスの解消にも効果的といわれています。

 アンチエイジングと言っても色んな実践方法があります。男も女も若く見える人が行っている安心、安全で、簡単な方法に注目するのも良いかも知れない。
 
 女優の森光子さんは「スクワット」を毎日欠かさず実践しているが、これについてはすでに紹介しました。足を肩幅に広げて、ゆっくり腰を落とし、ゆっくり立ち上がる運動を繰り返すだけの簡単運動ですが、これを1回50回、一日に3回。計100回以上行うらしいです。

 船井幸雄氏の「両手ふり運動」もメルマガなどに紹介されています。それによりますと、この運動は、達磨(だるま)大師の易筋経をもとに、通信工学の権威だった工学博士の関英男先生が行っていたものであり、両手をブランブランと前後に振るだけの運動である。これを続けるとガンも克服できると紹介されていますが、この運動であればスクワットよりは行いやすいです。太極拳の「スワイショウ」に相当する運動らしいです。

 「両手ふり運動」の回数の目安としては、60歳以下 200回前後(3~4分間)、60歳代 300回(5~6分間)、70歳代 400回(6~8分間)、80歳代 1000回(15~20分間)、90歳代 2000回(30~40分間)ということらしいです。

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江戸の暦・暦法

 現在日本を始め、多くの国で使われている暦は、1582年に制定されたグレゴリオ暦で、日本では明治六年(1873)からこの暦法を採用しましたが、それ以前は旧暦と言われる太陰太陽暦を使っていました。

 旧暦の一年は354~355日です。地球が太陽の回りを一回りするのが、365.2422日ですから、そのままだと暦と季節がずれてしまうので、それを補正するために、平均32~33ヶ月ごとに閏月(うるうづき)と言うものを設けます。たとえば、三月に閏月がある年は、一月、二月、三月、閏三月(うるうさんがつ)、四月・・と一年を13ヶ月にするのです。大の月は30日、小の月は29日とし、大の月と小の月の組み合わせは毎年異なります。ですから、江戸時代は「誕生日」と言う概念がありませんでした。現代閏年の2月29日に生まれた人は、誕生日が4年に一回しか来ませんが、江戸時代、閏月の30日に生まれた人は、下手をすると一生自分の誕生日に巡り会えないこともありました。そのため、年齢の数え方は、生まれた時が一歳、新年(一月)を迎えると、全員いっしょに一歳年を取る、数え年と言う数え方です。大晦日に生まれた赤ちゃんは、生まれて一歳、翌日新年を迎えるので二歳と、生後二日目にして二歳になるのです。

 ではなぜ江戸ではこの様な暦を採用したかと言うと、月の初めの日(朔日)は月が新月(一番細い月)、毎月15日が満月となるように設定していたのです。つまり7月15日は毎年満月ですから、月明かりの下で盆踊りもできたし、月末から月初めの夜は暗いから外出するなら提灯が必要と判断できるし、月の初めと15日は、潮の満ち干が最大になるので、暦のリズムがそのまま生活のリズムとなって、江戸人達はこの暦法の方が暮らしやすかったのです。

 そして旧暦には、現在の月曜、火曜と言った曜日の概念がありませんので、カレンダーの最大の役目は、その月が30日の大の月か、29日の小の月かを知るためのものでした。月末〆の商店などでは、その月が30日まであるか、29日までかと言う事はかなり重要なのです。ですから、当時はこの様なカレンダーを大小暦(だいしょうごよみ)、略して大小と呼びました。
 江戸人たちは、年末になるとオリジナルの大小暦を作って、新年になると知り合いに配ると言う、現在の年賀状の様な感覚で大小暦を作っていました。現在でも大小暦専門のコレクターや研究家がいて、中には大小暦には間違いないのですが、専門家が見ても、どうやって月の大小を読みとるのか解明されていないものもあるそうです。

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カタツムリ

 そういえば久しく見ていないでんでん虫。市街地では公園や園庭などでも見かけなくなり、これも地球温暖化による土壌の乾燥、またはヒートアイランド現象(朝夕の気温が下がらないため霧の発生が減り、湿度も高くならない)が一因ではないかと見られています。
 
 ところで、源平の頃の後白河法皇が編纂した「梁塵秘抄」には次のような囃し歌があります。

 「舞へ舞へ蝸牛(かたつぶり) 舞はぬものならば
  馬(むま)の子や牛の子に蹴(く)ゑさせてむ 踏破(ふみわら)せてむ
  まことに美しく舞うたらば 華の園まで遊ばせむ」

 上記の「舞え舞え」あるいは「巻き巻き」から転じた「まいまい」などの呼び
名もありますが、もともと京都近辺の方言であった「かたつむり」という呼び名が共通語となっています。また、童謡の影響も大きく、「出よ出よ、むし」から変化した「でんでん虫」という呼び方も広く一般化しています。

 民俗学者の柳田国男はその著書で、蝸牛には180種以上の呼び方があるとし、京都の方言であった「カタツムリ」を基点に言葉が地方に向かって同心円状に伝播していった結果として方言が形成されたのではないかとする「方言周圏論」を展開しました。

 さて、雑事に追われ、時間に追われながら日々を過ごし、何事もクイックリーであることが求められる時代ですが、日常においてはでんでん虫のようなスローな生活が必要なのかもしれません。

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人口動態統計

 厚生労働省が先日発表した平成20年の人口動態統計によりますと、昨年1年間の人口動態事象は下記のようになっています。

婚姻件数  72万6113組(前年比  6291組増加)※43秒に1組
離婚件数  25万1147組( 同   3685組減少)※約2分に1組
出生数  109万1150人( 同   1332人増加)※29秒に1人
死亡数  114万2467人( 同 3万4133人増加)※28秒に1人

 昨年の婚姻の増加件数は約6千件ですが、今年1―3月の婚姻件数は前年同期比ですでに2739件増えています。

 初婚年齢を見ますと、夫30.2歳、妻28.5歳が平均で、都道府県別で平均初婚年齢が最も低いのは、夫は熊本県、宮崎県の29.2歳、妻は福島県の27.4歳、最も高いのは夫・妻ともに東京都の31.5歳、妻29.6歳です。

 第1子出生時の母の平均年齢は上昇傾向にあり、昭和50年の25.7歳に対し昨年は29.5歳。ちなみに、第1子・第2子の昨年の出生数はともに減少していますが、3人以上の子供を産む女性は増えており、第3子以上の出生数は前年比で4885人増の17万1280人となっています。

 離婚件数は平成14年の28万9836組をピークに6年連続の減少です。

 死因別では「悪性新生物(ガン)」が30%で28年連続のトップ。次いで心不全や心筋梗塞などの「心疾患」が16%、脳内出血や脳梗塞などの「脳血管疾患」は11%で、これらの三大疾病で全死因の57%を占めています。以下は、肺炎で亡くなった人が全体の10%、不慮の事故が3.4%、老衰が3.1%、自殺が2.6%となっています。

 尚、心疾患と脳血管疾患はどちらも動脈硬化が引き金となっており、二つを合わせた死因の割合は27%。つまり、動脈硬化が遠因となっている死亡の割合はガンに匹敵するほどで、動脈硬化を予防する意味からもメタボ対策は必要です。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai08/index.html

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ラッキョウ

 「福神漬」とならんでカレーライスの付け合せとしてポピュラーな存在の「ラ
ッキョウ」。意外とその旬が分かりにくいのですが、5月末から7月にかけて最盛期を迎えます。一大産地は鳥取県。中国が原産とされるユリ科の植物で、秋には赤紫色の花が咲きます。

 古来、薬用として疲労回復やせき止めなどに用いられてきましたが、ニンニクやネギに近い特有の香りと辛みを生み出す硫化アリルという成分が食欲を増進させ、血液の流れを改善し、体を温める作用もあるそうです。

 漬物も美味しいですが、今の旬の時期には生のまま、味噌をつけて食べるのもまた美味です。

 ちなみに、「福神漬け」には、大根(ダイコン)、茄子(ナス)、鉈豆(ナタマネ)、蓮根(レンコン)、胡瓜(キュウリ)、シソの葉、白ゴマの「7種の野菜」が入っており、これを「七福神」に見立ててその名前の由来となったそうで
す。作り方によって若干中身が違いますが、大根が中心の漬物です。

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文 月

 今日から7月「文月」。街の中、駅や商店街などには園児たちの願いが書かれた短冊が飾られています。

 ちなみに7月の和名「文月」は、織り姫に書文(ふみ)を供える風習に由来するというのが定説になっていますが、稲穂がふくらむ「ふくらむ月」から転嫁したという説もあります。

 また、英語の「July(ジュライ・7月)」は、およそ2000年前の共和制ローマの独裁官ユリウス・カエサル(英語読みはジュリアス・シーザー)が7月の名称を自身の家門名に変更したことに由来します。
 
 ところで、昔は名のある山は信仰の対象で普段は登山が禁じられていましたが、夏の一定期間だけ一般に解禁されたことが「山開き」の始まりで、雪のため禁止となっていた入山がこの日から解禁されます。
 
 例年でありましたら明日7月1日は富士山の山開きですが、残雪が多いため、先日は静岡県が富士宮口、御殿場口、須走口の三登山道の7月1日開通を3年連続で見送り、昨日は山梨県も吉田口の閉鎖解除を見送り、山開きに登頂できないのは12年ぶりのこととなるそうです。

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食中毒

 気温も湿度も高くなりこれから秋口にかけては食中毒が発生しやすい時期です。

 細菌が増殖するためには、栄養・水分・温度の三要素が必要です。すでに食品中には栄養と水分は存在していますが、気温が高くなることで菌が繁殖しやすくなり、さらには湿度が高いと本来乾燥気味の食品も空気中の水分を吸収してしまい、菌の増殖を助長します。

 時には死亡にも至る怖い食中毒。その予防に有効な「食中毒予防の三原則」をご紹介させていただきます。

1.清潔(菌をつなけない)

食中毒を引き起こす細菌を食品につけなければ、食中毒は起こりません。
手指・調理器具や衣服などを清潔に保つことが大切です。

2.迅速または冷却(菌を増やさない)
   
つくり置きはやめ、食品は早めに食べる。食材を購入する場合は、生肉や魚介類は一番最後に買い、常温で放置することなく素早く冷蔵庫に入れます。庫内にモノを詰め過ぎず、庫内温度は菌が繁殖しにくい5度以下が目安。

3.加熱(殺菌)

ほとんどの細菌は熱に弱いので、食品の中心部まで十分に加熱することが効果的です。また、使った調理器具はよく洗い乾燥させ、まな板やふきんなども煮沸したり、漂白剤につけ、よく乾燥させます。

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