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減価償却

 企業が使用する機械や設備などの固定資産は、時間が経てばその価値は低下するものであり、その価値の低下分(減価)を経費として計上することを減価償却といいます。

 設備投資と違い、減価償却はあくまでも会計上の支出に過ぎず、実際にお金が流出するわけではなく、資金繰り上はプラス要因となります。企業のキャッシュフロー(個人でいうところの現預金残高)を計算する際に減価償却費が加算されるのはそのためで、減価償却は企業の収益や資金繰りを見る上で重要な意味を持っています。

 一般的には、設備投資に多額の費用がかかる鉄鋼や紙・パルプなどの装置産業、あるいは設備投資に積極的な企業ほど減価償却費は多くなります。こうした減価分は、製品やサービスの原価に含めることで回収し積み立て、設備等の更新時の資金に充てます。

 企業は製品開発や販売競争の激化により、コストダウンや合理化を推し進めるとともに、技術革新に対応した生産体制の見直しを行っています。そのような状況の中、将来にわたり成長を維持するためには高水準の償却が行われることが不可欠であり、企業の将来性にも関わってきます。

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