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救急車

 総務省消防庁の調べによりますと、救急車が通報を受けてから現場に到着するまでにかかった時間の2008年の全国平均は、前年より0.7分遅い7.7分で、1984年以降のワースト記録を更新したことが分かりました。
 
 救急車の出動件数は近年、増加を続け、救急車を病院へのタクシー代わりに使うなどの問題も指摘されていましたが、救急車の出動件数は、軽症の場合は使わないといった適正利用の呼び掛けが浸透し、08年は全国で509万5千件と、過去最多だった前年に比べ19万4千件(3.7%)減りました。

 搬送者数も22万5千人(4.6%)少ない467万7千人でした。件数、搬送者数とも、63年に統計を取り始めてから最も大幅な減少となりました。
同庁は、適正使用を呼びかけた効果が出てきた、とみています。

 一方、通報から患者を医療機関に収容するまでの時間は1.7分遅くなり、過去最悪の35.1分で、98年の26.7分から10年間で8.4分も延びており、救命救急現場の深刻な実態が浮き彫りになりました。

 消防庁は、搬送先が決まらないと、救急隊が待機場所である消防署へ戻るのが遅くなり、結果的に次の出動や現場到着が遅れる悪循環が起きている、と指摘しています。来月施行の改正消防法は、救急と医療の関係者が事前に搬送のルールを取り決めることなどを定めており、搬送時間の短縮を目指すことになります。

 救急車の到着までに、居合わせた人が心臓マッサージなどの応急手当てをしたのは、心肺停止状態の患者の40.7%に当たる4万6149人でした。実施率は前年より1.2ポイント増えました。

 04年から一般の使用が認められた自動体外式除細動器(AED)が使われるケースが増加し、心疾患の急病に限った428人についてはAED使用の1カ月後の社会復帰率は38.8%と、前年から3.3ポイント増えました。

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