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食道癌

 歌手の桑田佳祐さんが食道癌での療養を告白する一方で、世界的な指揮者の小沢征爾さんは食道癌の治療を終えて現場に復帰しました。

 悪性新生物、いわゆる癌は日本人の死因の3割を占めており、部位としては胃、肝臓、肺の順で割合が多くなっていますが、食道癌で亡くなる人も毎年1万人程度いるとのことです。

 内壁が薄く、リンパ菅に接近しているため、癌が小さいうちに他の器官に転移しやすいのが食道癌の特徴で、X線検査や内視鏡を使った検査でも早期の段階で発見することは難しく、桑田さんのように初期の段階で発見されるケースは少ないそうです。 

 ちなみに、飲酒により体内に入ったアルコールは、肝臓にある酵素の働きで分解され、アルコール代謝産物として発がん物質のアセトアルデヒドが大量に作り出されます。そのアセトアルデヒドは別の酵素(アルデヒド脱水素酵素)によって分解されるのですが、食道ではその酵素が働かず、食道は大量の発がん物質にさらされ続けることになります。

 つまり、習慣的に飲酒をしている人は発癌のリスクが高く、特に少量の飲酒でも顔が赤くなる人(日本人のおよそ4割)はアルデヒド脱水素酵素の働きが弱いため注意が必要だとされています。

 早期発見できれば、食道癌は比較的簡単に切除できるとのこと。現場に復帰した小沢征爾さんは「人間ドックは大事。くどいようだけど人間ドックに行かなきゃだめです」と早期発見の大切さを訴えていました。

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