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シニアの携帯電話

 少し以前のことになりますが、ネプロジャパンとネプロアイティは平成18年3月3日、携帯コアユーザーの意見を収集した「モバイルレポート」として、「携帯電話による生活の変化」に関するアンケート結果を発表しました。調査は平成18年2月9日、10日の両日、3キャリア対応サイト「ザ★懸賞」で実施されたもので、有効回答数は4610人でした。

 携帯電話によって「生活が変化した」と思うことがあるかという質問には、43パーセントが「ある/強く思う」、42パーセントが「ある/時々思う」と回答し、8割強のユーザーが生活の変化を認識していることが分かりました。

 年齢別に見たときに、若い層ほど「変化した」と感じている人がやや多いですが、男女別、年齢別に見ても全体の傾向はあまり変わりません。

 また、携帯電話の1日の利用時間については、「1時間~3時間未満」が35パーセント、「30分~1時間未満」が23パーセント、「3時間~5時間」未満」が15パーセント、「1分~30分未満」が15パーセントという順番になりました。

 自宅にいる時に自分から電話をかける場合、携帯電話・固定電話のどちらを利用することが多いかという質問に対しては、「携帯電話を利用(固定電話がある)」が43パーセント、「携帯電話を利用(固定電話がない)」が25パーセントと、携帯電話を利用するユーザーが多いという回答でした。

 携帯電話によって生活の変化を感じることは何かという質問に対しては「電話番号を覚えなくなった」と回答した人が71パーセント。その他、「待ち合わせの時間変更が容易になった」が65パーセント、「家族・友人・知人と連絡を取るようになった」が63パーセント、「情報収集が楽になった」が53パーセント、「時計、手帳を持たなくなった」が52パーセントと上位を占めています。

 携帯電話は若者が対象のコミュニケーション・ツールと思われがちですが、シニアやお年寄りにとっても利用価値の高いツールのはずです。お年寄り自身が携帯電話を使いこなせるようになれば、シニアの必需品になる可能性があります。最近は、高齢者の利用を考えたて液晶に表示される文字や着信音も大きくなっています。お年寄りが電話する相手はそれほど多くないので、「自宅」、「家族」、「親しい友人」、「かかりつけの医院」など、利用頻度の高い相手先を選んで登録しておけば何かと便利です。

 若者層がどちらかというと、エンターテイメントや暇つぶしに携帯電話を利用しているのに比べ、高齢者の場合は身を守る必需品としての意味もあります。もっと使いやすいシニア向け製品やシニアが使いやすいサービスが出てくれば、普することは間違えありません。例えば、携帯電話ネットワークを利用した位置情報提供・急行サービスなど、専用端末を携帯している人であれば、携帯電話、パソコンなどで居場所を確認できます。また、家族などからの要請で、警備会社の要員が居場所に急行し、捜索して保護することも可能となります。

 携帯電話にはスケジュール機能があり,その時間になったらアラームが鳴って、登録したスケジュールの内容を文字で表示してくれます。1回登録すれば、同じ内容を同じ時間に、知らせてくれます。これは便利な機能で、起床時間、就寝時間、服薬時間、食事時間、トイレ時間などの管理に活用できます。スケジュールを登録しておくと、毎日、決まった時間に決まったことをすることで、生活にリズムが生まれてきます。生活のリズムは、高齢者の生活を計画的で自立したものにし、認知症予防にもつながります。

 介護の基本は、自分でできることは自分でさせ、できないことを最低限手伝ってあげるということです。携帯電話の操作が難しい場合には、家族があらかじめ設定してあげればよいのです。このようにして携帯電話も介護の手伝いの手段にすることが出来ます。

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