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2010年10月

ハロウィン

 地下鉄や都市整備などを含めて約5兆5千億円の巨費が投じられた上海万博が今日31日で終了となります。

 工事の遅れや模倣疑惑、来場した中国人のマナーの悪さ、会場外での中国政府の対応(尖閣諸島、レアアース、ノーベル平和賞)など様々な話題を提供し、入場者数の伸びの鈍さから一時は7000万人の目標達成も危ぶまれました。しかし、中国当局による大規模な動員が功を奏し閉幕1週間前に入場者数7000万人を突破、「史上最大の万博」を目指した中国は、過去最多を記録した大阪万博の6400万人を超えたことを内外に喧伝しています。

 また、今日は「ハロウィン」です。日本におきましても大きなカボチャをくりぬいて作った魔除けの飾り物「ジャック・オー・ランタン」のオレンジ色がこの時期の街の色としてすっかり定着した感があります。

 ハロウィンは古代ヨーロッパの原住民ケルト人の年の終わり(10月末日)の収穫を祝うお祭りが起源とされ、また、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていました。例えるなら日本のお盆のような行事なのですが、アメリカのハロウィンは大人も含めてかなり盛り上がるそうです。

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江戸の竹事情

 竹は、成長するのに何十年 もかかる樹木とは違い、非常に成長が早く、タケノコとして地面から顔を出 して、数ヶ月で生育します。江戸では、二年目から四年目ぐらいの竹を、目的に応じて使い分けました。竹は強靱で、湿気に強く、伸び縮みしにくいと 言う特性があります。今でも、物差しとして竹を使っているのは、この伸び 縮みしにくいと言う特性を生かしたものです。また、竹は中が空洞と言う天 然物には珍しい特性がありますので、パイプの様な素材として、江戸では重宝に使われました。

 江戸の貯木場は、木場にありましたが、江戸の竹問屋が集まっていた竹河岸は、もっと江戸市中に近い京橋(現中央区京橋)にありました。江戸期竹の産地は、房総(現千葉県)や 野州(現栃木県)でしたので、そこから船で竹河岸まで運搬をしていました。

 竹を材料に使った品物は、今でも使われている竹ぼうき、竹熊手の他、水を汲む柄杓、手桶などを締めるたが、提灯の蛇腹、傘の骨、頭にかぶる笠などがありますし、子供が遊ぶ凧や竹馬、竹とんぼなどのオモチャ、尺八、笙(しょう)などの楽器、火吹き竹、今回のお噺にも登場する竹のへら、串、食器を洗うささら、現代で言う水筒などの台所用品などなどもあります。庶民が乗る四つ手駕籠と言 う最低ランクの駕籠は座席が竹で編んであります。

 そして、竹の皮は、梱包材料として使われました。包装用に用いるのは、太い孟宗竹の成長過程で採れる葉鞘(ようしょう)で、根元から上三、四枚を「亀」、その上四、五枚を「元擇(もとたく)」、その上三十枚を「巻擇(まきたく)」、その上を「末擇(すえたく)」と呼び、巻擇が梱包材としてはもっとも優れています。竹の皮の裏面は、なめらかで水を通しませんので、江戸期以前から、やや湿り気のある、餅菓子、団子、羊羹などを包むのに利用されました。現代の様なプラスチックトレーが普及する以前の昭和の中頃までは、お肉屋さんでお肉を買うと、竹の皮に包んでくれたのを覚えていらっしゃる方も多いでしょう。そのなごりとして、現在使われている紙や石油製品の梱包材で、片側が防水加工されていて、反対面に竹の皮の模様が印刷してあるものがありますよね。

 さらに、竹の皮の梱包材は、現代使用されいているプラスチック製品とは違い、使用が終われば、燃やして、灰にして、大地に還元できると言う、地球にやさしい特性があります。もういい加減、石油などの化石燃料にたよる暮らしを見直したらどうでしょうか。

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リニア新幹線

 東海旅客鉄道(JR東海)が計画している『リニア中央新幹線』のルートが「南アルプスルート」(直線ルート)で決着する見通しです。「南アルプス」・「伊那谷」・「木曽谷」の3ルートが候補に挙がっていましたが、その中で所要時間が最も短く、最大の投資効果を見込めることが直線ルートの決め手となったようです。ルート問題にメドがついたことで、リニア計画は一気に前進します。

 JR東海の試算では、「南アルプスルート」の場合、東京─名古屋間で要時間は現行の「のぞみ」より1時間ほど短い40分、建設費は5兆4300億円です。

 東京─名古屋間の開業は2027年、東京─大阪間で45年の開業を計画しています。リニア中央新幹線の始発駅はJR品川駅。同駅地下の地質調査の結果や国際化の進む羽田空港へのアクセスの良さが決め手となっています。

 始発駅が品川駅となることで、仕事柄か周辺の不動産や私鉄を含め、関連銘柄が気になります。もっとも開業は2027年と先ですが、開業前に再開発など関連事業や不動産価格などは動き出すことになりそうです。

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決定麻痺

 関連する情報や選択肢が多い場合、迷いが生じて判断ができなくなるという状況があります。
 
 例えば、以前あった調査結果によりますと、ほしかった家電を買いに量販店に行ったところ、A社製品がその日限りの特売で安売りしていた場合、それを購入するか否かを問う設問では65%の人がA社製品を購入すると答え、35%の人は他の店や商品も検討したいので購入を待つと答えています。

 さらに次の設問で(設定は上記と一緒)、相対的に高価格で性能でも定評のあるB社製品もいつもより安く売っていた場合どうするかを聞きますと、25%の人がA社製品、ほぼ同率の人がB社製品、そして残りの約半数がもう少し待つと答えたそうです。

 このように選択肢が増えてしまいますと決定ができなくなり、結果として何もしないという選択肢を選ぶ傾向が強くなります。このことを「決定麻痺」と呼びます。

 この例で言いますと、選択肢が増えたことでもう少し待てば(他のも検討すれば)もっと安く買えるのではないか、言い方を変えれば今決定することは損ではないかという不安に陥ってしまうわけです。

 このことは、多くの情報や様々な意見を耳にしたため決定できなくなってしまったという経験を持つ人は多いかと思います。

 余談ですが、秘書を雇うために多くの女性を面接した経営者は、女性の資質や能力といった項目に一通り目を通しながらも、結局は一番スタイルの良い女性を選んだという話もあります。

 情報が多くて決定することが煩わしくなりますと、感覚で物事を決定するというのも、人によりましては気を付けなければいけない傾向です。

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シシャモ

 「柳葉魚」と書いて「シシャモ」。これからそのシシャモが旬となります。
卵の食感が魅力のメスの子持ちシシャモが人気ですが、オスも身が締まっていてなかなかです。アイヌの人々の間で、シシャモは神様によって柳の葉からつくられたと言い伝えられてきました。このため、漢字では「柳葉魚」と書くそうです。

 一言で「シシャモ」と申しましても、日常、スーパーや居酒屋などで目にするシシャモは実は本物ではないケースが多いそうです。国内で出回るシシャモのほぼ9割がノルウエーなどからの輸入物が中心で、北海道産のものは1割未満に過ぎません。

 輸入物はシシャモではなく、カペリンという品種で、店頭でラベルを見ますと「カラフトシシャモ」という名で並んでいます。生態的な面も全く違っていて、シシャモは秋に川を遡上して産卵しますが、カペリンは一生海で暮らします。

 栄養面で申し分ないシシャモは、6匹程で1日に成人が必要なカルシウムの所要量の600mgが含まれているそうです。その他にA・B2・D・Eなどのビタミンが多く、干し物にすることによりビタミンDが増加、カルシウムの吸収を助ける効果もでてくるそうです。

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人口減

 東京のど真ん中にいると目の当たりには見ませんが、それでも時に触れ感じることがあります。この国は人口が減っていると云うこと。

 そしてこのことはちょっと地方に行くと100%目の当たりに見せつけられます。どんな政策を打とうが、どんな企業努力をしようが、どんなに個人が努力しようが、何をしても人口が減るのでは需要が減り、この国の抱える問題は解くことが出来ないと思います。ここで云う「人口」とは、生産をし、税金を納める人口です。

 人口減少は、国家の病気だと思います。しかも極めて深刻な。どうしてこの病気をもっともっと真剣に治そうとしないのでしょうか。人は移動することが可能ですから(もちろん全員ではありませんが)、都市部は一定の需要を維持できます。しかし地方では需要が少ないからビジネスにならず、それが経済縮小の下降スパイラルを生みます。

 子供の少ない町、生徒の少ない小学校ほど寂しいものはなく、あたかも老人ホームのようになっている静かな立派な公立の病院を見ると、この国の人々はいったい何のために働いていて、どういう方向に向かっているのか、多くの謎に包まれてしまうと感じるのは私だけでしょうか。若い人口が減ることは、国の病気です。この問題を解こうとする以外に、何か大切な政治のアジェンダがあるのでしょうか?

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後期高齢者医療制度

 75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度は2008年4月に発足しまたが、「医療を年齢で区分するのはおかしい」「年寄りいじめだ」といった批判にさらされました。

 不人気の75歳以上が対象の後期高齢者医療制度を廃止した後の新たな制度について、高齢者医療制度改革会議は平成22年4月14日、4つの案をまとめました。近いうちに新しい制度が決まる予定です。

  
 4案は、大企業の会社員らが入る健康保険組合などの被用者保険の加入者が高齢者になった場合の仕組みが異なります。

●「都道府県一本化」案は、被用者保険の加入者が現役で働いている場合は被用者保険に残ります。被用者保険、自営業者らが入る国民健康保険は、それぞれ都道府県単位で運営されます。ただ、加入者の年齢構成や所得によって財政の格差が出るため、被用者保険と国民健康保険の間で財政調整が行われます。

●「突き抜け方式」案は、被用者保険の加入者が退職した場合、新設する退職者健康保険制度に入ります。この新制度は、被用者保険が共同で運営されます。この方式は、労働組合でつくる連合が提案しました。

●「65歳以上別建て」案は、65歳になった段階で、新たな制度に加入します。この案は、健保組合でつくる健康保険組合連合会が示しました。

●「国保に一体化」案は、65歳の高齢者が国民健康保険に入ります。65歳以上は別会計で保険料などが軽減されます。国民健康保険の運営は都道府県単位で行われます。

 国民意識調査が、65歳未満の成人4千人と65歳以上の4千人、さらに有識者らを対象に5月に郵送で実施され、新制度の骨格を取りまとめられた後の9月に、成人3千人を対象に面接方式で調査されます。

 目下のところ、65歳以上は原則、市町村運営の国民健康保険に加入し、公費で支える対象を75歳以上に限定する案を軸に検討されています。

 厚労省は関連法案を来年の通常国会に提出する構えですが、幅広い層に負担を求める医療制度の改革は、国民の理解がないと進展しません。

 厚労省が示した素案は、65歳以上は原則的に国民健康保険に入ることで、後期高齢者医療制度に伴う「年齢区分」批判に応えようとしています。また公費対象年齢の限定で、高齢化の進展に伴う負担増の抑制も狙っています。

 もし65歳以上をまとめて引き受けるようになれば、財政悪化が加速する恐れがあることから、厚労省は、65歳以上でも働いている人の扱いについて次の3つの素案を提示しています。
1.本人と扶養家族のいずれも全国健康保険協会、健康保険組合、共済祖合の被用者保険に入る。
2.扶養家族だけが国保に入る。
3.いずれも国保に入る、の3案です。

 1,2,3の順に国保の負担が増えますが、逆だと被用者保険の負担が増えます。保険ごとの利害が絡むだけに方向を決めるのは容易ではありません。

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健康至上主義

 人間は健康に良くないと言う習慣でも、ある種の病気の予防になることが強調されることがあります。以前、喫煙をしている人はパーキンソン病にかからないと言われたことがあります。

 健康観は一人一人異なりますが、誰しも健康管理に気を遣わずして健康に暮らすことを望むものです。しかし、そうは問屋が卸さないのが人生です。「フィンランド症候群」の誤用もその類です。

 長寿のために、健康に配慮するのは悪いことではありませんが、「健康オタク」といわれるほど健康に神経質になるのも逆効果をもたらすかも知れません。冗談話としていわれることですが、「健康のためなら死んでもよい」ということになりかねません。

  
 フィンランドの保健局が約600人の管理職には定期的な健康診断をし、栄養チェック、運動、タバコ、アルコール、砂糖、塩分摂取の抑制などの摂生を求め、必要に応じて高脂血症や高血圧の薬を投与されました(介入群)。別な600人には何もせず、ただ定期的に健康調査票に記入させるようにしました(対照群)。15年後に比べたら、健康管理されていないグループの方が、心臓血管系の病気、高血圧、がん、各種の死亡、自殺者の数が少なかったという結果になりました。

 この調査で健康管理は健康に悪いという意外な結果が人々の関心を引き、「フィンランド症候群」と呼ばれるようになり、健康な生活をしているとかえって不健康になり、寿命が短くなると考えられようになりました。また、禁煙したらストレスでかえって早く死ぬかもしれないとされました。

 しかし、発表された論文を詳細にみると、このような解釈は間違っていて、禁煙が心血管死やがん死を予防できるとは解釈できても、禁煙が体に悪いという解釈はできません。この様な結果になったバイアスとして、耐糖能異常によるものが示唆されます。一つの研究結果を普遍的な現象であるかのような印象を与えてしまいます。

 この結果を盾に喫煙や多量飲酒を正当化することはできません。参加者全員での解析で、喫煙、高血圧、高コレステロールは何れも生命予後に悪い影響を与えていたことが確認されました。特にがん死は喫煙のみに関係がありました。

 健康は主として検査結果で診断しています。すなわち、検査結果が正常範囲よりはずれると、異常ないし病気と診断されます。逆に正常であれば健康であるということも言い切れません。最近では、正常値というと誤解を招きやすいので、基準値という言葉を用いるようになってきました。

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季 節

 秋は落ち着いた雰囲気がある季節ですが、その一方でたいへん賑やかな季節でもあり、「スポーツの」「食欲の」「実りの」「芸術の」「読書の」など、さまざまな言葉が冠されます。

 好きな季節は人によって様々ですが、NHKが以前行った調査では、好きな四季は「春」「秋」「夏」「冬」の順となっています。春の支持率が高いのは、暖かい春を待ちこがれる思いの強さのあらわれです。

 また、同調査では月別の調査も行っており、4月と5月、そして暑気が後退し涼しい気候となる10月がほぼ同等の高人気となっています。

 季節の好き嫌いは地域や年齢によっても違い、60歳以上の高齢者層の方が秋(10月)を好む傾向があります。

 中年層(30~59歳)は5月が高い人気となっており、子供と過ごす5月の連休を重視しているためと見られます。

 若年層(16~29歳)になりますと、夏休みやバカンスのある8月の人気が高く、特に若年層の女性では開放感を感じる8月と、クリスマスのある12月の支持率が高いのが目立ちます。

 ちなみに中年層の女性では、8月と12月への支持は一気に落ち込み、4月と5月の春を除きますと、秋の10月を特に好むようになるようです。

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 北海道や青森、岩手などでは里の方まで色づき初めており、関東地方ではも群馬の白根山や尾瀬、栃木の日光(竜頭ノ滝)や那須高原などで紅葉が見ごろをむかえています。

 ところで、「秋」は収穫の時期で食べ物が飽きるほどあることから、「飽き」が語源の一つとなっています。余ったものを交換し融通し合うようになったことから「あきない」という言葉が派生したという説もあります。

 また、秋は「とし・とき」とも読み、歳月や時間の経過を表すこともあります。「一日千秋の思い」は「一日が非常に長く感じられること」を表し、「春秋」と言えば「年月」あるいは「年齢」を表します。

 秋を詠んだ歌には、兜町でも有名な「桐一葉、落ちて天下の秋を知る」というのがあり、ささいな現象からその後の大勢を推し量るたとえとして用いられますが、もともとこの歌は豊臣の世の衰退を言い表しています。※桐は豊臣家の家紋


 「露と落ち露と消えにし我身かな 浪速のことも夢のまた夢」 秀吉

 「露の世は露の世ながらさりながら」 一茶


 上段は秀吉の句で、夢のようであったと我が身の人生を振り返っています。欲望を満たし栄華を極め、事ここに至り人生への執着も薄れ、長い芝居を見たような境地がそこにあるような気がします。ここにある「露」もまた人生の秋を意味し、命の儚さをたとえています。

 ちなみに、当時の武将は死への覚悟として予め辞世の句を作っておくことが多かったそうです。この句も、62歳で亡くなった秀吉の死に際の句という印象がありますが、実際には秀吉51歳の頃の句と言われています。

 栄華を極めた秀吉の句はその人生を「夢」と達観する趣がありますが、幼くして命を落とした長女の短い人生を、跡形もなく消えてしまう露にたとえて詠んだ小林一茶の句はせつなく、強い余韻を残します。

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サ バ

 青い魚と書いて『鯖』(サバ)。その名の通り、「青魚の王様」と言われ、栄養価が高く、いよいよこれから旬となります。秋の深まりとともに体がふっくらとしてきて、古くからその美味しさが知られていますが、江戸時代には将軍家への献上品となったほどです。

 血液をさらさらにして血中のコレステロール値を下げるとされるエイコサペンタエン酸(EPA)や脳を活性化するとされるドコサヘキサエン酸(DHA)、その他、たんぱく質、鉄分、ビタミンB1、B2・・・等々、豊富な栄養素が含まれています。

 食べ方も色々で、みそ煮、酢でしめた締めサバ、水煮、竜田揚げ、フライなどがあるほか、缶詰もおなじみです。ただ、「サバの生き腐れ」という言葉がありますように、鮮度が長持ちせず、普通は刺身では食べられません。

 スーパーなどの店頭で選ぶ際は、目が澄んでいて、皮に張りがあるもの。腹がしっかりした太めのものを選ぶと良いそうです。

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「コン」のつくもの

 心身の力や根気がなくなってしまうことを「精根尽きる」と言いますが、疲れが溜まると集中力がなくなり、気力も失せていまします。そのような時、昔の人はきまって言ったものです。「コン」のつくものを食べなさいと。

 「コン」のつくものとは、ダイコン、レンコン、ゴンボウ(ゴボウ)などで、食物繊維が多く含まれている根菜類です。広く知られていますとおり食物繊維には体内を浄化する作用があり、かむ回数が増えることで血行も良くなり、脳や身体の代謝も促し、自ずと疲れもとれてきます。また、食物繊維には腸内環境を整え改善する作用もあるため、大腸がんなどの疾患のリスクを軽減することも知られています。

 コンニャクも食物繊維が豊富で、昔から「おなかの砂おろし」あるいは「胃のほうき」などと言われてきました。体内を浄化する効用は昔の人も経験として知っていたわけです。

 疲れや気力がなくなってきたのを感じましたら、バランスの良い食事とともに、心身をリラックスさせることが大切です。さらにこうした「コン」のつくもので体調を整え、根気を補充してみてはいかがでしょう。

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 秋の味覚「柿」が出回わっていますが『柿が赤くなれば、医者が青くなる』といわれるほど柿には多くの栄養素が含まれています。

 ビタミンC・カロチン・食物繊維・カリウム・タンニン(渋味の原因)などが豊富で、その他にも、ビタミンK、B1、B2、カロチン・ミネラルなどが多く含まれています。『二日酔いには柿』ともいわれますが、ビタミンCとタンニンには血液中のアルコール分を外へ排出する働きがあり、豊富なカリウムには利尿作用があるからだそうです。

 良い柿の選び方は、「ヘタ隙き」でないものを選ぶということです。「ヘタ隙き」とは果肉とヘタの間に隙間(亀裂)ができる現象で、虫が入る原因となります。虫が入りますと、その部分の色が熟れたように変色して、果肉が軟らかくなってしまいます。その状態を「色虫実」と言うそうです。

 柿を選ぶ際には、ヘタが果実に張り付いているようなものを選ぶのがGOOD。柿には4つの溝があり、その溝にそって切れば種を切ることはないそうです。

 ふと、英語で「柿」を何と言うかと気になって調べましたら、「Persimmon」(パーシモン)となっていました。「干し柿」は「dried persimmon」です。

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民間企業の平均年収

 この調査は、民間企業で働く従業員(パート、アルバイト含む)、役員を対象としたものですが、平均年収406万円という数値は、民間の事業所に1年を通じて勤務した人の平均です。したがって、正規社員・役員の平均年収を正確にいい表しているものではありませんが、参考になる数値だと思います。

 正規社員や役員の場合は、もっと高くて当然だといえます。

 調査の名前は、「民間給与実態統計」
→ http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2010/minkan/index.htm

 国税庁が毎年9月末に前年調査結果を公表するもので、歴史は古く、今年でもう61回目だといいます。

 2009年の平均年収406万円は、前年2008年と比較すると、約24万円の減少。
 理由は、リーマン・ショックの影響による収入ダウン、高齢者の引退によ
る高収入者の減少などといわれています。

 406万円を男女別でみると、男は、500万円、女性は263万円。


 平均給与の業種別順位をみてみましょう。

1位:電気、ガス、熱供給、水道業:630万円
2位:金融業、保険業:625万円
3位:情報通信業:567万円
4位:学術研究、専門・技術サービス、教育学習支援行:505万円
5位:製造業:444万円
6位:建設業:433万円
7位:運輸業、郵便業:413万円


 当然ながら、飲食や小売りなど、パート・アルバイト比率の高い業種は、順位が低くなっていますね。

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花粉症

 民間気象情報のウェザーニューズが、来春の花粉シーズンにおけるスギ・ヒノキ花粉の飛散量の予想を発表しました。

 一般的な花粉症の主因となるスギ花粉の生産量は、前年の夏の天候、特に日照時間との関係が深い(光合成によって生産量が増えるため)と言われています。また、飛散数の少ない年の翌年は飛散量が増える傾向があり(表年)、多く飛散した翌年は少なかったりと(裏年)、花粉の飛散量は年ごとに交互に増減する傾向が確認されています。

 ご存じのように今年の夏は記録的な猛暑となり、少雨で日照時間も長かったことに加え、来年は表年(統計的に多い年)にあたります。

 ウェザーニューズが花粉飛散量のもととなるスギの雄花の調査結果や上記観点を含め総合的に考慮して出した来春の飛散量は、全国的に今年の5倍、大量飛散を記録した2005年と同等か、それ以上になると予想されています。

 ちなみに、今春と比べた場合、最も飛散量が多いのが近畿で全国最大の10倍、関東・北陸・甲信・東海が7~8倍、東北北部・山陽が5~6倍、四国が6~7倍、東北南部・山陰が2~3倍、九州が3倍の見通しとなっています。

 なお、花粉症患者が増えますと花粉症対策に使う費用が増大する(花粉症特需)一方、シーズン中は外出などが控えられるため個人消費全体としては減少する傾向があります。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010100600055&j1

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 食品売り場はたくさんの秋の味覚で賑わっています。栗も秋の味覚の一つで、縄文時代には大規模な栽培が行われるほど日本でも馴染みの深い食べ物です。

 栗の栄養価は高く、疲労回復や風邪の予防、肝機能の働きを助け、便秘にもよいとされます。渋皮や栗の葉を煎じた液はかぶれにもよく効き、毬(いが)や樹皮は染料に用いられ、材は枕木や建材に使用されてきました。

 乾燥させた栗は「かち栗」という保存食になり、武田信玄は飢饉への備えとして栗の栽培を奨励。「かち栗」は「勝ち栗」に通じる縁起物として武士に好まれたそうです。

 また、旧暦9月9日(本日)の「重陽の節句」は「栗節句」とも呼ばれ、栗飯を食べて健康長寿を祝う慣わしもあります。

 用途が広く縁起物でもある栗は、昔は近所の林や庭先などには必ずあった身近な存在でしたが、そういった光景も今は少なく、日本で食される栗の8割近くが輸入品となっています。

 現在は手間がかからずおいしくいただける食べ物が溢れており、針で覆われた毬(イガ)をむき、さらに渋皮を剥いで食べるなどという面倒な栗は敬遠がちで、皮がむいてあって食べやすい栗の加工品が増えているのも時代の流れです。

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酒 林

 農村地帯の学校では昔、稲刈り等の手伝いのための秋休みというのがあったそうですが、現在はいくつかの理由で2学期制を導入する学校が増えており、今週末が前期の終業式となっている学校もあるようです。前期を終了した子供達には数日間の秋休みが待っています。

 ところで、米の収穫が終わると同時に酒造りが始まり、年末になるとその年の新酒が出来上がります。

 酒蔵では新酒が出来たことを知らせるため、軒下にまだ蒼々とした「酒林(さかばやし)」を吊るしたものです。

 初めは蒼かった酒林の色は、しだいに枯れて茶色を帯びてきますが、この色の変化が、新酒の熟成具合を人々に知らせる役割を果たしていました。

 このような理由で酒林は毎年掛け替えられるものでしたが、時代の変化とともに現代では酒蔵の看板のようなものになっています。

 今は新米で造られた新酒が出回るのは新春以後になりますが、「酒林」は秋の季語となっています。

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新作風流小噺

【牛乳】
 駅の売店などで売っているパックの牛乳は、味が調整してありますので、田舎で本当の牛乳を飲んでいる方には、物足りない様でございまして。
田舎者「おばちゃん。この牛乳、何の乳?」
売り子「何の乳って、牛乳ってくらいだから、牛の乳だよ。」
田舎者「だってこれ、ずいぶん、水っぽいじゃない。」
売り子「だったら、水牛かもしれないね。」

【鯉のエサ】
 私の家の近くに大きな公園がございまして、そこに池があるんですな。 よくそこへ散歩に行くのですが、この間散歩にまいりますと、池のほとりで、一人のおばあちゃん、ふところからがま口を取り出しますと、池の鯉めがけて十円玉をピュッピュッと投げつけているんですね。銭形平次みたいなおばあちゃんで、これは生き物虐待ですから、私が。
私「おばあちゃん、そんな十円玉投げつけたら、鯉がかわいそうじゃないですか。」
と、言うと、おばあちゃん、池のそばにあった看板を指さすんですね。

で、私がその看板を見ると、看板に。
『鯉のエサ 十円』

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秋の味覚

 秋の味覚「柿」が出回初めていますが、今年は夏の猛暑の影響で生育が遅れ気味となり、その秋を代表する果物や野菜の値上がりが目立っています。東京や大阪の卸売市場ではナシやカキの卸値が前年同期より8~9割高、クリやミカンも3割程度上昇、リンゴは前年を6割程度上回っています。

 夏場の少雨が影響し、野菜も高値が続いています。ジャガイモ、サツマイモ、ニンジン、トマト、ピーマン、レタス、ホウレンソウ、ダイコンなど前年より2~3割高です。

 また、ハマチ、カンパチといった刺し身などに使う養殖魚の価格も軒並み高騰しているそうです。猛暑による海水温の上昇を背景に、九州湾岸で発生した赤潮で8月中旬までに大量の養殖魚が死滅したためです。東京の鮮魚売り場の店頭価格は前年比3~5割程度上昇しています。

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コーヒー

 一般的に「年度」という場合は「会計年度」を指していますが、他にも慣習や業界によって様々な「年度」のくくりがあります。ちなみに、10月から新しい年度が始まるものとしてはコーヒーがあります。

 最近は病気予防効果なども注目されているコーヒーですが、世界に広まる前はイスラム圏で「秘薬」として飲まれており、キリスト教圏では悪魔の飲み物とされていました。しかし、そのおいしさを知ったバチカンの法王が、コーヒーに洗礼を施し、キリスト教徒のコーヒー飲用に許可を与えてからまたたく間に西欧に広まったと伝わります。

 以来、コーヒーは多くの人を虜にしてきました。コーヒーを愛したナポレオンは「体を温め、勇気を出してくれるこのコーヒーを兵士達に与えよう。余の作戦と兵士達がいれば、世界は余の手のひらにあるも同然」と語り、大のコーヒー党であったルソーは「ああ、これでコーヒーカップを手にすることができなくなった」と辞世に残しています。

 そして、下記はコーヒーに関する言葉の中でも最も有名です。

「悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、

        恋のように甘く、そして・・・あなたのようにほろ苦い」



 この言葉は、実際には様々なバージョンが存在しますが、トルコの諺やフランスの政治家タレーランの言葉が原型になってます。

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サツマイモ

 「食欲の秋」を代表する食材の一つ「サツマイモ」が旬を迎えています。石焼き芋・ふかし芋・天ぷら・スイートポテト・大学イモ・キントン・干し芋・・・等々、いずれの調理法でも美味しいです。

 『野菜を凝縮(ぎょうしゅく)するとサツマイモになる』と言われるほど栄養価が高く、リンゴの5倍以上のビタミンCを含み、過熱しても壊れにくいのが特徴です。カロテンやビタミンB、カリウムも多く含まれ、コレステロールの吸収や血糖の上昇を防ぎ、便秘解消にも役立つ繊維質も豊富、昨今は女性に大変な人気があります。

 スーパーなどの店頭で選ぶ際は、全体の色が均一でよく太ったものが良いそうです。色が均一なのは痛んでいない証拠、太ったものは生育環境が良い証拠です。毛穴が深いものや固いヒゲ根のあるものは固くなっているため避けるのが良いです。

 国内での生産地は、鹿児島県・茨城県・千葉県・宮崎県・徳島県が全国のトップ5県であり、この5県で全国の8割、特に鹿児島県は全国の4割を生産しています。ただ、全世界で見ますと日本の生産量は1%程度に過ぎず、トップの中国は全世界生産量の80%超を占めています。

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赤い羽根

 松下幸之助氏の商売哲学に「商売は世の為、人の為の奉仕にして、利益はその当然の報酬なり」、または「売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永久の客を作る」というのがありますが、氏の経営哲学には「奉仕」という概念が色濃く投影されています。

 欧米では奉仕の一形態に「ノブレス・オブリージュ」という考え方があります。これは「富や名声を持つ者の社会的義務、自発的で無私の行い」という意味の言葉で、ゲイツ夫妻が創設した世界最大の慈善基金団体に数兆円の私財(保有資産の85%)を寄付したウォーレン・バフェット氏のような例もあります。

 お金を出すことだけが「ノブレス・オブリージュ」ではなく、もちろん富や名声がなくても、自分の経験や知識を他人に分け与えてもよく、地域のボランティアに参加するのでも構いません。

 「与える」ことと「与えられる」ことは表裏一体。1日から始まった赤い羽根共同募金などもその精神に則っています。

 ちなみに、赤い羽根共同募金は社会福祉法第113条によって定義された特別な社会福祉事業で、民間団体の運営ではありますが実質的には民と官の共同事業となっています。

 寄付をするともらえる1本あたり1.6円のあの赤い羽根は、三銃士やロビンフッドのように、昔のイギリスでは勇気と正義のシンボルとして真の騎士道精神を持った者だけが兜や帽子につけることを許されたそうです。

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紅白試合

 運動会の季節が始まっていますが近頃の小中学校の運動会では、1位、2位を争う個人競技が減り、代わりに華麗な創作ダンスを演目に取り入れるなど、昔とは雰囲気が違うということを耳にしたことがあります。

 変わらない部分はと申しますと紅白対抗の形式です。年末の紅白歌合戦は、色の持つイメージによって女性が赤、男性が白というふうに分かれているとの説もありますが、そもそもの紅白試合の起源は800年前の昔に遡ります。

 紅白試合を辞書で引きますと源平試合と出てきますように、紅白戦は源氏が白旗、平家が紅旗を挙げて戦ってきたことに由来します。

 運動会の紅白のように習慣として行われてきたことも、数百年前の故事に由来しているということを考えますと何だか不思議な感じもいたします。

 ちなみに、中国から囲碁が伝わった当初は、高貴な色と考えられていた黒石は上手な方が持ち、下手あるいは目下が白石を持ったそうです。それが逆転したのは鎌倉時代の頃で、やはり源氏のシンボルカラーが白だったことに由来するそうです。

 東西に分かれて闘う相撲の場合は、あえて色分けすれば格上の東が青(青龍)で西が白(白虎)となります。ボクシングでは基本的にチャンピン側(もしくはランキング上位者)が赤コーナー、挑戦者側が青コーナーになりますが、挑戦者はチャンピオン側の赤を見て「闘士を燃やせ」、チャンピンは挑戦者側の青を見て「王者らしく冷静に振る舞え」との意味があるそうです。

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お代わりしたくなるご飯のお供

 家で食事をとる内食志向が高まるにつれ、このところ食べるラー油やつくだ煮、ふりかけなど「ご飯のお供」の人気が高まっています。調理の手間もなく、これだけでご飯の美味しさが存分に味わえ、また栄養面でも役立ちます。

 先日、「お代わりしたくなるご飯のお供」というランキングを目にしましたが、上位にはチリメンジャコや梅干しなど日本ならではの伝統食品が並んでいました。スーパーなどで売っている商品に比べますと値段はやや高めですが、節約生活の中でささやかな贅沢が出来ることで人気を集めているようです。ランキング(日経調べ)は以下のようになっていました。


1.加島屋「さけ茶漬け」          (新潟市)

2.美山荘「花山椒ちりめん」        (京都市)

3.花錦戸「まつのはこんぶ」        (大阪市)

4.山一醤油製造所「あけがらし」   (山形県長井市)

5.清左衛門「贅沢茶漬」       (兵庫県西宮市)

6.万鐘「万鐘島ぶた黒糖肉みそ」  (沖縄県うるま市)

7.紅梅園「鶯宿梅3年物梅干1級品」 (宮崎県都城市)

8.倉崎海産「花瑠&花星」         (広島市)

9.三嶋亭「牛肉しぐれ煮」         (京都市)

10.はれま「チリメン山椒」         (京都市)

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A88889DE3E7E3EBE4E3EBE2E0E6E2EBE0E2E3E2E2E2E2E2E2E3

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ノーベル賞

 ノーベル化学賞を受賞した一人、根岸英一・米パデュー大学特別教授は会見でいくつかの話をされました。感じるところがありましたので内容の一部を掲載させていただきたいと思います。

「常日ごろ、仕事で得られる満足で十分だと思ってきたが、(ノーベル賞という)大きなおまけがついた。50年来の夢がついにかなった。支えてくれたすべての人々に感謝すると同時に、責任の重さを感じる」

「真実は誰にも分からないが、真実でないことを一つ一つ取り除けば真実に近付くことができる。その作業を厳格に続けてきた」

「若者よ、海外に出よと言いたい。日本は居心地が良いし、海外の方が優秀とは限らない。しかし日本を外から見る機会がこれからますます重要になる」

 そして会見の冒頭で、研究内容が高度になればなるほど「基本が大事」だと話したことも印象に残りました。

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カボス

 漢字で「香母酢」と書いて「カボス」。この9月から10月にかけてが旬で、食卓で爽やかな香りを楽しむことができます。

 料理の風味を豊かにする酸味料として焼き物や鍋物などに果汁を搾って使われることが多いですが、ビタミンCの宝庫であり、血液を浄化したり、新陳代謝を盛んにしたり、疲労回復、さらにはダイエットにも効果があるということで、アルカリ性健康食品としての注目度が昨今高まっています。

 縦と横に切ると汁をしぼりやすく、サンマにかけたり、カレーや焼酎(しょうちゅう)にたらしたり、蜂蜜とまぜて水で割ってジュースにしたりと、色々なものに合わせて楽しむことができます。

 ちなみに、カボスは大分県で古くから栽培され、全国に出回るカボスの99%は大分県産です。色と形が似ているため、徳島県特産の「スダチ」と混同されることがありますが、大きさが全く違い、スダチは30~40グラム程度、カボスは100~150グラム程度です。

 購入する際は、果皮が硬く、濃い緑色をしたものを選ぶと良く、保存は涼しく暗い場所が最適です。

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イチジク

 漢字で『無花果』と書いて『イチジク』。果実の内側に花があり、外側からは見えないことから漢字では『無花果』と書くそうです。そのイチジクが今、旬を迎えています。旧約聖書にも登場するなど歴史の古い果物で、世界中で栽培されています。

 国内では愛知、和歌山、福岡など温暖な土地で盛んですが、1日に1果熟すことから「一熟」と呼ばれた・・・等々、名前の由来には諸説あります。

 聖書にもたびたび登場する「イチジク」は世界最古の栽培果樹といわれ、エデンの園でアダムとイブが食べた禁断の果実はイチジクという説があります。
 一般的にはリンゴと思われていますが、当時の中東ではリンゴが採れなかったことや、アダムとイブが恥ずかしくて前を隠していた幅の広い葉っぱがイチジクの葉として描かれているからだそうです。

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イチロー語録

 メジャーで今シーズンは214安打、10年連続200本安打の新記録を達成しました。

 そのイチローは誰もが認める超一流のプレイヤーで、すでに前人未踏の域に達しています。その彼の口から出た言葉からは、野球のみにおさまらない彼の哲学を垣間見ることができます。

 下記にてイチローの言葉をいくつかご紹介させていただきますが、一人の人間としても感ずるところがあるかもしれません。

 「球種やコースを読むことだけに傾いてしまうのは、危険すぎますね。僕の配球に対する意識は30%ほどです。あとの70%は、どんなコースや球種であっても、ボールという物体を捕らえることだけに集中しています」

 「調子が悪くて、50%の力しか出せないのなら、50%の十割を出そうと努力する。そうすれば、光は見えてくると思いますね」

 「長く続く強い発見は、凡打をして、その凡打の理由がわかったときなんです」

 「すばらしい評価でも最悪の評価でも、評価は周囲がするものであって、自分自身が出した結果でも、示した方針でもない。自分の姿だけは絶対に見失ってはいけないと思っているんです」

 「自分が見えていない経験からは、客観的に自分を見なければいけないという結論に達したんです。地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければならない」

 「バッティングセンターを作ったとしたら、ぼくは必ずそこにいます。人に任せることはしない」

 「畑違いのことは、やるべきではないでしょう」

 「考える余地は、いくらでも、探せばある」

 「今は、自分がわからないことに遭遇するときや、知らないことに出会ったときに、お、自分はまだまだいける、って思うんです」

 「キライなことをやれと言われてやれる能力は、後で必ず生きてきます」

 「偶然だけでは結果は出ない、結果を出すにはそれなりの理由がある」

 「自分が打った安打数よりはるかに多くの悔しさを味わってきました」

 「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている」

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暗記法

 以前の試験勉強などではちょっとおもしろい暗記法がありました。

 メートル法の単位を覚える際は、「キロキロとヘクトデカけたメートルがデシにおわれてセンチミリミリ」と言い、それぞれメートルの千倍(キロ)、百倍(ヘクト)、十倍(デカ)、十分の一(デシ)、百分の一(センチ)、千分の一(ミリ)を表しています。

 また、元素の周期律を覚える際は、「水兵リーベー僕の船七曲がりシップス来るあるよ(H、He、Li、Be、B、C、N、O、F、Ne、Na、Ma、Al、Si、P、S、Cl、Ar)」や「エッチでリッチな母ちゃんはルビーせしめてフランスへ(H、Li、Na、K、Rb、Cs、Fr)」などというものもありました。

 ところで、今日は秋の彼岸ですが、コンビニやスーパーのお惣菜コーナーの目立つところには、秋に咲く花の名を持つ「おはぎ」が並べられています。草かんむりに秋と書く萩は、その名のとおり秋を代表する花の一つで、秋の七草の筆頭にも数えられています。 

 秋の七草は「萩(はぎ)尾花(おばな)桔梗(ききょう)撫子(なでしこ)女郎花(おみなえし)藤袴(ふじばかま)葛(くず)」で、古くは万葉集にある山上憶良の「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびおり)かき数ふれば七種(ななくさ)の花」「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴朝顔の花」という歌に由来します。

 尾花はススキのこと。憶良の歌にある朝顔は桔梗という説が有力で、春の七草が食して楽しむ花でまとめられているのに対し、秋の七草は観賞して楽しむ草花でまとめられています。ただ、開花時期がそれぞれ異なるため秋の七草を同時期に鑑賞することはなかなか適いません。

 ちなみに秋の七草(ハギ、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、オミナエシ)には「ハスキーなクフ王」という暗記法もあります。

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江戸の大名行列事情

 よく「参勤交代」は、江戸幕府が始めた、と言われますが、それは半分合っていて、半分間違いです。実は、江戸時代以前の太閤秀吉公が天下人だっ た頃から、「参勤交代」の原型はありました。これは、全国の諸大名が、天下人である秀吉公のご機嫌伺いで、年に一回程度、大坂城の秀吉公に伺候す るというものでした。しかし、単なるご機嫌伺いですから、伺候が済むと、 諸大名はそのまますぐに、自分の国へ帰りました。そして、天下人が秀吉公から家康公に変わったため、伺候先が大坂城の秀吉公から、江戸城の家康公 に変わっただけなのです。

 そして、時代が進み、三代将軍・家光公の時代に一年江戸にいて、一年 国にいる、と言う参勤交代の制度が正式に確立されます。教科書などでは、参勤交代は、諸大名が余計な軍事予算を貯蓄しないように、江戸幕府がお金を使わせると言う目的もあったとされます。ただ、一口に大名行列と言っ ても、大名のランクにより、装備品、随行する侍などの数に規約があり、零細な一万石クラスの大名家なら、五、六十人の行列ですが、加賀百万石の前田家は、三、四千人もの行列になります。

 時代劇などでは、街道を「下にぃー、下にぃー」と、道行く旅人を土下座させて、しずしずと行進する大名行列がありますが、あれはウソで、あの様にしずしずと行進するのは、各宿場を出発する数百メーターと、各宿場に到着するまでの数百メーターだけ、旅人も大名行列の進行を妨げなければ、土下座なとする必要もなく、すれ違ったり、一緒に並列して歩いていました。
また、大名行列はずっと早歩き、小走りです。それは少しでも、宿泊日数を少なくし、経費を浮かすためで、江戸・大津間を通常の旅人が、十四、五日で歩くところを、大名行列は十一、二日で踏破しました。駆け足で駕籠を担ぐので、あまりにも駕籠の揺れがひどく、乗っているお殿様が家老に、「何となかならんか。」と苦情を言ったところ、「御家のためです、我慢してください。」と言われ、それ以上、苦情を言えなかった、なんてエピソードも残っています。

 しかし、各藩の収支状況をよく見てみると、佐賀・鍋島藩の場合、江戸と佐賀ではおよそ三百里あります。この参勤交代の片道だけの費用で、二千六百両、現代価格換算三億九千万円かけています。
鍋島藩と言えば、三十五万七千石の大大名ですので、年間の総支出額は、一万三千両(十九億五千万円)あまり。つまり、年間総支出の中で、参勤交代にかかるのは、およそ二十パーセントです。これを多いと見るか、少ないと見るかは、意見の分かれるところでしょうが、江戸も中・後期になると、幕府の方で、あまり大名行列に金をかけないように、と言うお達しを出している程です。

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むかん

 関東の観光農園ではぶどう狩り・なし狩り、栗拾いがそろそろ終盤を向かえ、今はさつまいも掘りが賑わっています。

 いも掘りが終わりますとミカン狩りの季節になりますが、今年は柑橘(かんきつ)類の生育が遅れ、日焼けなどの品質低下(日焼けした部分の果実が堅くなったり、水分が抜けてパサパサになる)が目立つなど、猛暑と小雨の影響が心配されています。

 ところで、総務相の家計調査データによりますと、ミカンの消費量の落ち込みが顕著となっています。1988年のミカンの消費量は、二人以上の世帯で年間32kgでしたが、2008年の消費量は約15kgと、20年間で5割以上の減少となっています。

 理由はいくつか指摘されていますが、一つはミカンの定位置だったコタツを置く家庭が減ったこと、加えて核家族化で買うのは10個程度の袋入りが主流で、箱買いする消費者が少なくなったことなどがあげられます。

 また、年配者の消費量は多いのにそれ以外の世代、とくに子どものミカン消費量が少なくなっています。宣伝力が大きく手軽でもあるお菓子の影響を指摘する向きもあり、果物の種類が増えてきたことも理由としてあげられています。

 ちなみに、過去10年程度の消費量の推移を見てみますと、ミカン、リンゴ、グレープフルーツ、ナシ、ブドウ、スイカ、モモ、メロンなどは軒並み減少。皮むきや種だしが面倒と認識されていることが大きな理由です。

 その一方で、バナナとキウイの消費量が大幅に増加しています。バナナはダイエットブームも追い風となりましたが、安いうえに皮をむくだけの朝食として食べる人が増えおり、キウイも半分に切ってスプーンですくって食べられる手軽さが受けています。

 同じように皮をむくだけで食べられるはずですが、ミカンの場合はそれが面倒と認識され、皮をむくときに白い筋がつめに入るのを嫌う女性も少なくありません。

 福岡県の冷凍食品販売会社がみかんのそうした状況を商機と捉え、皮をむいてから凍らせた冷凍ミカン、その名も「むかん」を売り出したところ、年配の方には懐かしさ、若い人にはシャーベット感覚で手軽に食べられるとして人気となっているそうです。 

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紅葉を楽しめるロープウェー

 朝夕はめっきりと涼しくなり、夕焼けの美しさに改めて秋の訪れを感じます。北海道の大雪山では早くも木々が色づき、紅葉前線が南下し始めています。猛暑を受け、気になるのが見ごろ時期ですが、ほぼ例年並みで色づきも良好との予想が出ています。

 ところで、『紅葉を楽しめるロープウェー』というアンケート調査(日経)がありましたが、1位は「中央アルプス駒ケ岳ロープウウェイ」(長野県駒ヶ根市)となっていました。見ごろは9月下旬~11月上旬、ゴンドラに乗っている時間は7分30秒、標高差は950メートル、往復の大人料金は2200円です。

 2位は「新穂高ロープウェイ」(岐阜県高山市)で、見ごろは9月下旬~10月下旬。国内唯一の2階建てゴンドラで、乗っている時間は約11分、標高差は1039メートル、往復の大人料金は2800円。

 3位は「大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ」で、見ごろは9月中旬~9月下旬。乗っている時間は7分、標高差は630メートル、往復の大人料金は1850円となっています。

 4位は「寒霞渓(かんかけい)ロープウェイ」(香川県小豆島町)、5位は「箱根ロープウェイ」(神奈川県箱根町)、6位は「八甲田ロープウェー」(青森市)、7位は「御在所ロープウェイ」(三重県菰野町)、8位は「立山ロープウェイ」(富山県立山町)、9位は「蔵王ロープウェイ山麓線・山頂線」(山形市)、10位は「谷川岳ロープウェイ」(群馬県みなかみ町)となっていました。

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