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2010年11月

世界人口白書

 国連人口基金が先日発表した2010年版の「世界人口白書」によりますと、世界の総人口は前年より7930万人増加の69億870万人で、来年中には70億人に達する見通しです。

 国連人口基金の推定では、40年後の2050年の世界人口は91億5000万人に達する見通しで、今より22億4000万人(32.4%)増加すると予想されています。

 参考までに、現在と40年後の人口上位国を比べてみますと下記のようになります。

         <2010年>          <2050年>

1位)中国    13億5410万人  インド   16億1380万人

2位)インド   12億1450万人  中国    14億1700万人

3位)アメリカ   3億1760万人  アメリカ   4億0390万人

4位)インドネシア 2億3250万人  パキスタン  3億3520万人

5位)ブラジル   1億9540万人  ナイジェリア 2億8910万人


 ちなみに、1億2700万人の日本は、人口ランキングでは現在10位ですが、40年後の人口は1億0170万人に減少し、ランキングも17位に後退すると予想されています。

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米大統領

 米経済誌フォーブスが「世界で最も影響力のある人物」を発表していますが、トップは中国の胡錦濤国家主席。昨年首位だったオバマ米大統領は2位、日本の菅直人首相は27位と随分下位に位置しています。

 ところで、「歴代の米大統領を新しい順に何人言えるか?」と問われますと意外と戸惑ってしまいます。ザッと1900年以降を振り返りますと以下の通りとなります。


   2009~       オバマ       民主党

   2001~2009年  ブッシュ      共和党

   1993~2001年  クリントン     民主党

   1989~1993年  ブッシュ(父)   共和党

   1981~1989年  レーガン      共和党

   1977~1981年  カーター      民主党

   1974~1977年  フォード      共和党

   1969~1974年  ニクソン      共和党

   1963~1969年  ジョンソン     民主党

   1961~1963年  ケネディ      民主党

   1953~1961年  アイゼンハワー   共和党

   1945~1953年  トルーマン     民主党

   1933~1945年  F・ルーズベルト  民主党

   1929~1933年  フーバー      共和党

   1913~1921年  ウイルソン     民主党

   1901~1909年  S・ルーズベルト  共和党


 ちなみに、日本の首相は平成になってから、竹下・宇野・海部・宮澤・細川・羽田・村山・橋本・小渕・森・小泉・安倍・福田・麻生・鳩山・菅と22年ほどで16人が入れ替わっています。

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悪徳商法

 来年6月から寝室等に住宅用火災警報器の設置が義務化されることから、悪質な訪問販売によるトラブルが相次いでいます。

 それっぽい服装をした人が突然やってきて「消防署の方から来ました」「点検に来ました」「義務化になります」「まだ設置していないのはお宅だけですよ」といった言葉で、家電量販店等で数千円で購入できる火災警報器を数万円で売りつけるケースもあります。

 もちろん、自治体や消防署、消防団が火災警報器などを売り歩くことはなく、警報器の販売を特定の業者に委託することもありません。「消防署の方から来た」と言えばあたかも消防署の職員が来たような印象を持ちますが、方角を言ったというのが逃げ口上で、業者は誤解されることを狙ってそのような言葉を用いています。

 ちなみに、火災警報器の設置については各自治体が、警報器の規格や設置する場所などについて条例で定めています。

 このような悪徳商法を「点検商法」または「かたり商法」と呼び、主に一人暮らしの高齢者が狙われます。似たようなケースとして、「水道局から来た」という場合は浄水器、「総務省から来た」と言った場合は地デジ対応の部品を売りつけに来た可能性が高いといえます。

 未公開株を巡る悪徳商法も手が込んできています。

 Aさんは、未公開株販売業者から電話がかかってきて「値上がり確実」というB社の未公開株の購入を勧誘されましたが、怪しげな話なので一旦は断ったそうです。その数日後に、今度は未公開株買取業者から電話がかかってきて、B社の未公開株ならば高値で買い取りますと言われます。これは間違いないと思ったAさんは、販売業者に連絡をして未公開株を購入を決めてしまったそうです。

 もちろん詐欺なのですが、これに留まらず次々と別の業者から連絡があって傷口を広げ、被害にあったことを自覚した後も、その焦りから新しい(嘘の)投資話に乗ってしまうというケースもあります。ちなみに、一度被害にあった人は騙されやすく、二次被害に遭いやすいそうです。

 別の住所・電話番号であっても、販売業者と買取業者を同じ詐欺グループが演じているケースが多く、例えば販売業者は予想初値が120万という未公開株を50万円でどうですかと勧め、買取業者はその株を予想初値を少し下回る110万で買い取るともちかけます。買取業者も儲かるということで話に現実味が加わり、この未公開株を購入すれば上場しても買取業者に転売しても儲かることになるためリスクがないと思ってしまうそうです。
 
 「当選しました」などと電話やメールで連絡し、賞金支払いのための手数料を振り込むよう誘導する「当選商法」、「家にいながら簡単に高収入」などと勧誘し、先に登録料としてお金を振り込ませる「内職商法」などもよく目にします。こうした悪徳商法による被害総額は、年間4兆円を超える(GDPの約1%、防衛予算に匹敵)との試算もあります。年の暮れが近づくにつれ、お金に関するトラブルが増えてまいりますので、皆様もくれぐれもお気をつけください。

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イチョウ

 今から350年程前、江戸の町のおよそ6割を焼失し多数の犠牲者をだしたの明暦の大火は、被害の大きさで歴史に残る大火事となっています。
この出来事をきっかけに、火に強い街づくりの一環として施されたのが銀杏の植樹です。ちなみに「銀杏」を「イチョウ」と読めばその木を指し、実を指す場合は「ギンナン」と読みます。

 秋を彩る木として愛されているイチョウは、「水を噴く」といわれるほど火に強く燃えにくい樹木で、「火伏せの木」との異称を持ちます。

 もともと寺社仏閣には霊力のある木として広く植えられていましたが、火除け地や防火帯を多数作る意図のもとに公園や主要道路などにも銀杏の植樹が盛んに行われました。

 東京都や大阪府、神奈川県の県(都、府)の木にもなっているイチョウは、耐寒性が強く防風に役立ち大気汚染にも強い、尚且つ発根力が強く、強度の剪定にも耐え、防火帯の役割をも果たす街路樹として街の景観アップにも一役かっています。また、御神木として祭られることの多い銀杏は一般の家庭には植えられることはまずありません。

 晴れた日にはイチョウ並木をゆっくり散歩などしたいものです。ちなみに都内では、八王子市甲州街道や国営昭和記念公園、校章にもなっている東大安田講堂前の銀杏並木、テレビドラマ等でお馴染みの明治神宮外苑、東京駅丸の内口の行幸通りなどの銀杏並木が有名です。

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難を転じて福となす

 赤と緑のクリスマスカラーが美しいポインセチアや、同じくクリスマス用のシクラメンの出荷が本格化しており、こうしたハウス栽培の花卉(かき:観賞用に栽培する植物)が街に彩(いろどり)を添えてくれます。

 本来、今の時期は花が少ないのですが、この時期に花を咲かせる山茶花(さざんか)は日本原産の純和風の木で、淡紅色や白色の花がどことなく平安朝のイメージを抱かせます。

 この時期の花といえば、冬の木と書く柊(ひいらぎ)もそうです。葉は固くて光沢がありギザギザに尖っているのが特徴で、可憐な白い花をつけます。木犀科に属するだけあって良い香りがします。

 柊には、鬼が目を突かれて退散したという伝説や葉っぱのトゲで邪気を払うとされ、昔から庭に植える習慣がありました。節分に柊の枝葉を立てておくのも邪気を払うためです。ちなみにクリスマスによく用いられるのはこれとは違い、赤い実を結ぶ柊黐(ひいらぎもち)か西洋柊です。

 邪気を払う縁起ものの木といえば、南天(なんてん)もそうです。開花時期は初夏ですが、そろそろ赤い実を結ぶ頃です。「難を転じて福となす」という縁起を担ぎ、福寿草とセットで庭先や鬼門に植えられたり、正月飾りとしてよく目にし、殺菌効果があるとされる葉は料理の添え物としても用いられます。諸毒を消し無病息災を願う「南天の箸」や、金閣寺にある茶室「夕佳亭(せっかてい)」の「南天の床柱」も有名です。

 南天の実には消炎、鎮咳薬などの薬効があり、その成分を含むのど飴はこれからの時期の必需品ともなっています。

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春 菊

 日ごとに寒さが増し、鍋料理の美味しい季節となりました。その鍋料理に彩りを添える『春菊』が、これから需要のピークとなります。

 春に花が咲くことから名付けられ、関西や東海地方では『菊菜』(きくな)とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB・Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは風邪や肌荒れ、さらにガンを予防する効果もあるそうです。

 春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴。さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮するそうです。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期待でき、中国では肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

 ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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ラ・フランス

 秋から冬にかけてが旬の西洋ナシ。代表種の『ラ・フランス』がよく知られていますが、芳純な香りと濃厚な甘味は「フルーツ界の女王」にも例えられています。名前の通り、フランス生まれで、余りの美味しさに「国を代表するに相応しい果物」ということからその名前がつけられたそうです。


 この「ラ・フランス」はもぎたてが一番おいしい果物ではなく、収穫直後の「ラ・フランス」を食べてみても、固くてほとんど味も香りもありません。追熟期間が必要で、触ってみて「耳たぶ」くらいのやわらかさになったころが食べ頃、「完熟」です。

 生で食べると本来の甘みと香りを味わえますが、菓子や洋食の素材としても使われ、タルトやパイなどに添えられたり、ワイン煮にしたりと用途が広がっています。たんぱく質を分解する酵素を豊富に含んでいるため、肉料理との相性も良いです。

 日本に入ってきたのは20世紀初頭で、国内で出回る量の約8割は山形県産です。味覚の秋、その芳純な香りと濃厚な甘味を楽しんでみてはいかがでしょうか。スーパーなどの店先では大きさにもよりますが、一玉300~400円程度となっています。尚、家庭で保存する際には熟れ過ぎを防ぐため常温には置かず、冷蔵庫に入れておくのが良いそうです。

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牡 蠣

 英語で「oyster」(オイスター)と書いて「牡蠣」(かき)。西洋では、スペルの中に「Rのつかない5~8月は牡蠣(かき)を食べるな」と言われているそうですが、そうしますと、「September」(9月)、「October」(10月)、「November」(11月)、「December」(12月)、「January」(1月)、「February」(2月)、「March」(3月)といった「R」の付く月は食べても良い月と言えそうです。

 日本では「花見過ぎたら牡蠣食うな」と言います。産卵期の夏場は身がやせるうえ、海の細菌汚染で食中毒を起こしかねないからです。

 その牡蠣(かき)が、これから寒さが増すにつれて美味しくなってきます。
西洋や中国では紀元前から食卓に上り、シーザーやナポレオン、ビスマルクなど英雄たちの好物だったそうです。

 主産地は三陸沖や三重、広島などですが、別名「海のミルク」とも呼ばれ、旬の牡蠣はうまみ成分のアミノ酸や亜鉛、ミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれ、牛乳並みの栄養価があります。熱い牡蠣フライにレモン汁とウスターソース、場合によってはカラシという取り合わせは最高ですが、鍋、また酢やレモン汁をかけて生で食べる・・・等々、いずれの食べ方でもこれからの牡蠣は格別です。

 ちなみに、スーパー等で選ぶ際は、袋の水が澄み、身が盛り上がって半透明なものを選ぶのがコツです。

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ブランデー

 「葡萄」と書いて「ブドウ」。今、スーパーなどの店先では旬のブドウが所狭しと並んでいます。ご存知の通り、ブドウを発酵させたものがワインであり、更に蒸留・熟成させるとブランデーとなります。ちなみに、ウイスキーもブランデーと同じく蒸留酒で製造方法はほとんど同じですが、ウイスキーは穀物を原料とし、ブランデーはブドウ(現在は全ての果実)を原料としているところに違いがあります。


 そのブランデーの瓶のラベルにV、S、O、Pの組み合わせや星型の印がついているのを目にしたことがあるかと思います。ブランデーには、はじめに酒庫に入って、最後に庫出しされるまでの年数によって厳然たる階級序列があり、古ければ古いほど格が上がる完全年功序列型となっています。

 星は数が多くなるほど長く貯蔵されたことを表し、五つ星より古いものは、V・O、V・S・O、V・S・O・P、X・Oなどで表示されます。

 記号の意味は、

 V=Very    (非常に)
 S=Superior(極上)
 O=Old     (古い)
 P=Pale    (年数が経って自然の色が出た状態)
 F=Fine    (良質)
 X=Extra   (特別)

といった具合です。

 その大まかな基準は、V・Oが12~15年、V・S・Oで15~20年、V・S・O・Pで25~30年、X・Oで40~45年貯蔵したブランデーに使われることになります。

 さらに、その上にはナポレオン、エキストラなどがありますが、ナポレオンは会社によって65年から100年を超えるものに、またエキストラは「特別の」という本来の意味で用いられることが多く、普通70年以上のブランデーに付けられます。一方、星のほうは、星ひとつで3~4年、二星で5~6年、三星で7~10年といった目安となります。

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江戸の悪口事情

 江戸の庶民がよく「べらぼうめ」と啖呵をきる「ぺらぼう」ですが、説が二つあります。一つは、お前なんか、箸にも棒にもかからない、穀潰しの「箆(ヘラ)の棒」の様な野郎だと言う「ヘラ棒」がなまったと言う説と、二つ目は、寛文年間 (1661~73)に、便乱坊(ぺんらぼう)と言う見せ物がありました。これは、 全身に黒い毛が生えて、頭がとがり目は赤く丸く、あごは猿のような、猿だか人間だか分からない生き物で、「べんらぼう」がなまったと言う説です。 江戸では、悪口の他に、「とてつもない」と言う様な意味でも使われ、「今年の初鰹は、べらぼうに高いぜ」などの言い方もあります。

 以下、五十音順に、江戸の悪口についてご説明します。

●あこぎ 伊勢に阿漕ヶ浦(あこぎがうら)と言う禁漁区がありました。禁漁区ですから、掟をやぶって、そこで漁をすれば、大量の獲物を収穫できるところから、欲の限度の無いやつ、厚かましいやつを指します。
●浅葱裏(浅黄裏)田舎侍の事です。
●天の邪鬼 あまのじゃく、あまんじゃくと言う、人と反対の事をする小鬼で、ここから、わざと他人に逆らう人を指します。
●芋っ掘り いもっぽり、江戸人は巻き舌で「もっぽり」に近い発音をしていたようです。要するに、畑で芋でも掘っているような、「この田舎者め」と言う意味になります。
●うんつく 「運尽く」と書きます。運も根も尽き果てた、知恵の足りない者を卑しめていう言葉です。
●お引きずり 裾を引きずる様な、女性の長い着物は上流階級の方々の衣装ですが、庶民の女性がこれを真似ると、単にだらしない女性と言う事になります。
●株っ囓り 江戸は株仲間と言う、商工業者が幕府の認可を得て結成した同業組合がありました。ここから、他人の株をかじると言うのは、人まねしかできない人を指します。
●かんちょうらい 「寒頂来」と書きます。寒さのピーク(頂き)が来たような、寒々とした、人も寄り付かない愚か者、と言うような感じでしょうか。 
●腰巾着 手下や子分でもないのに、その人からおこぼれをもらおうと、付いて回る、調子の良いヤツを指します。
●すっとこどっこい 「素男何処行(すおとこどこい)」がなまったものです。素男とは着物を着ていない素っ裸の男。何処行は、どこへ行く、と言う意味で、「裸でどこへ行くんだ?この馬鹿。もっと落ち着けよ、礼儀知らずめ」と言うような意味になります。
●たわけ 農家で田んぼを相続させる時に、複数いる子供たちに、どんどん 分けて行くと、田んぼが小さくなっていき、農業が成立しなくなってしまうところから、先見の明がない愚か者を指します。
●ちんけいとう 「珍毛唐」と書きます。「毛唐」とは、江戸期に外国人を指して言う差別用語で、更に頭に「珍」をつけて、取るに足らないヤツを指します。ちなみに、博打のオイチョウカブで、二番目に悪い数字(イチ)を「ちんけ」と言いますが、ちんけいとうから出た言葉です。
●月夜の蟹 カニは月夜に産卵して身がすかすかになるところから、見かけ倒しで、中身が無い事を指します。
●頓珍漢(とんちんかん) 鍛冶屋の親方が弟子といっしょに、とんかんとんかんと槌(つち)を打つ事を、相槌と言いますが、そのリズムが揃わないと上手くいかないところから、かみ合わない事、的はずれなヤツを指します。
●鼠舞(ねずみまい) ネズミが踊りを踊っているがごとく、巣穴から出たり入ったりする様から、優柔不断な事を指します。
●のろま 野呂松または鈍間と書きます。寛文十年(1670)頃、人形浄瑠璃の野呂松勘兵衛がつかい始めた、野呂松人形と言う、青黒い変な顔をした道化人形がありました。これから、ボケッとした、変な顔のヤツをのろまと呼びます。
●ばか 莫迦とも書きます。梵語で無知を意味するmoha(慕何)の転。元々は僧侶の隠語で、「馬鹿」は当て字です。
●ばくれん 莫連と書きます。欲が深く、性格の悪い女性を指します。
●ばけべそ 長屋住まいの庶民が、自分のおかみさん連中を指して、影で言う言葉です。うちのおかみさんの顔は、まるで化け物がべそをかいた様な顔だと・・・
●半可通 しったかぶりをするだけで、物の本質を見極めていないヤツです。
●ほうすけ 「呆助」と書きます。要するに「阿呆」の事です。                   
●左前 死者には、相手から見て左の襟が前に来る様に、着物を着せるところから、商売が上手くいかない状態を指します。
●冷や飯食い 武家や大店の次男坊以下を指します。江戸は男尊女卑ならぬ、嫡尊弟卑で、次男以下は家督を継ぐ事は出来ません。そのため、家長の後で、冷えた飯を食べることろから、こう呼ばれました。厄介者、部屋住とも呼びます。
●兵六玉・表六玉 ひょろひょろして、ドン臭く、何も出来ない男を指します。
●昼行灯 昼に行灯を灯しても、油を使うだけで、何の役にも立たないところから、飯だけ食ってる怠け者、ぼけーっとした男を指します。
●無頼漢 ならず者、ごろつきを指します。
●幣衣蓬髪 へいいほうはつ、と読みます。髪は蓬(よもぎ)の様に乱れ、着物はボロボロの、落ちぶれた武士を指します。
●ぼんくら 丁半博打(盆茣蓙博打)で、壺振り(中盆と呼びます)役の人が丁への掛け金と、半への掛け金を瞬時に計算して、壺を振ります。この計算が遅いと、盆が暗いと言い、総じて、頭の回転が遅い、ドンくさいヤツの事を、ボンクラと呼ぶようになりました。
●丸太ん棒 目も耳も無い(状況を読まないし、人の話しも聞かない)、人情の無いヤツと言う意味です。
●やくざ 博打の「オイチョウカブ」から出た言葉です。オイチョウカブは、花札を引いて、引いた手札の数を加算して、その下一桁の大小で勝負を争うもので、一番弱いゼロをブタ、順に、一をチンケ、二をニゾウ、三をサンケン、四をヨツヤ、五をゴケ、六をロッポウ、七をシチケン、八をオイチョウ、一番強い九をカブと呼びます。手札で、八と九と三の三枚を引くと、合計して二十、つまり下一桁はゼロで、一番弱い手札です。役に立たない、どうしょうもない「八九三」の手札を「八(や)九(く)三(ざ)」と呼びます。 ここから、どうしようもない役立たずの人間を「やくざ」と呼ぶようになり ました。
●宿六 もともとは宿屋の亭主を指しましたが、宿屋は女将が管理するものでその亭主はたいした仕事をしていない様に見えるところから、立場の無い亭主、甲斐性なしを指します。
●埒が明かない 埒(らち)とは、馬場を囲む柵の事で、それが開かないと外へ出られない事から、物事が進展しない、解決しない状況を指し、さらに、秩序が無い事、取るに足らない事を、埒も無い、と言います。

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年賀状

 来年の干支・卯(うさぎ)がデザインされた年賀はがきが11月1日から発売となり、各地の郵便局ではさっそく買い求める人で行列ができたそうです。

 来年の年賀はがきの総発行枚数は今年とほぼ同じ約39億枚ですが、今回はディズニーなどの「キャラクター年賀」が大幅に増え、はがき本体に色付けした「いろどり年賀」、地球温暖化防止支援のため1枚あたり5円を寄付金とする「カーボンオフセット年賀」、裏面の絵柄をこすると花の香りがするタイプなどが限定発売となります。

 ちなみに、マクロミルが来年の年賀状について行った調査では、50枚以上出す人は全体の3割、今年に比べて出す枚数を増やすと答えた人は6%、減らすという人は15%となっており、メールで済ませてしまう人も少なくないようです。

 なお、博報堂アイ・スタジオはヤフー!ジャパンと連携して、年賀状作成、お年玉付年賀はがきの印刷・購入に加え、印刷工場からの投函・配達までの全てをインターネット上で可能にしたサービス「ネットで年賀状」を11月15日から開始します。

 今回のサービスでは、住所を知っている相手以外でも、Twitterアカウント(※要相互フォロー)かメールアドレスが分かっていれば、住所を知らない相手にも紙の年賀状を送ることができるそうです。

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医療紛争を起こさないために

 最近の医療紛争増加の患者側の背景因子として、患者の権利意識の高まり、メディアの強い影響力、患者・家族の医療への期待過剰、紛争に介入して利益を得ようとする人、親戚の煽動、などがあげられます。

 医師側にも医療紛争の火種になる背景因子として、後医の前医に対する不用意な批判的発言、インフォームド・コンセントの不足、医療従事者の不信感を生じさせる態度、などがあげられます。

 そこで、医療紛争を起こさないために,上にあげた背景を念頭に置き、どのようにすればよいかを考えてみたいと思います。

  
 まず、紛争の根幹をなす患者の誤解にどのようなものがあるかについてみてみます。診療は医師のみでおこなえるものではなく、患者の協力がなければ医師は診療目的を達成できません。すなわち、医療は患者との共同作業であるという認識が欠如していると、医師には病気を治す義務がある、病院に行けば病気は治る、専門医が診れば病気の原因が必ず分かる,などと一方的な考えを持つようになります。

 医療というものは、常にリスクを内在させているもので、常に良い結果を保証することの出来ないサービス業であります。したがって、医療にあっは、医師と患者が信頼関係に基づき、そのリスクを共有しなければなりません。

 不幸なことですが、家族に何か予想外のことが起こると、まず医療従事者が何かミスをしたのではないかと疑う傾向がみられます。予想外の出来事が本当に予想できないことなのか、あるいは元々の病気のためだから仕方がないことなのか、医療側と患者側の医学知識のギャップを埋めるのが困難なことが多いのも事実です。

 ここではっきりさせておかなければいけないことは、「医療事故」というのは医療に関連して生じた予想外の事故であるのに対し、「医療過誤」は過失によって生じた医療事故で、この両者を混同しないことが大切です。患者側からすれば、医療事故が予想外に起こったものか、過失によるものかの区別が付かない場合には紛争の元になります。

 医療への信頼が揺らぐと、医療の不可視性への疑念をもたれ、説明への過剰な必要性を生じます。そこで、いよいよコミュニケーションと対話により医療側と患者側の信頼関係の構築が必要となってきます。

 医療紛争がどのように解決されているかを段階的にみてみますと、院内事故調査委員会と院内メディエーターによる解決、次いで医療裁判外紛争解決(ADR),それで解決しない時には裁判に持ち込まれます。

 最近の医療紛争の状況を見てみますと、100件の医療紛争のうち、裁判に持ち込まれる医療訴訟が10件、そして患者側が勝訴するのが1件といわれています。

 裁判は対立を前提としているため、対話を阻害してしまいます。裁判は対立をエスカレートさせるだけで、例え勝訴しても勝利と解決は違います。「法」と「医」の壁が存在するため、長い処理期間と高額な訴訟費用を必要とします。

 患者の求める主な願いは、痛みへの共感、補償提供(金銭提供)、真実が知りたい(情報開示)、謝罪してほしい、誠意を示してほしい、二度と事故が起こらないように(再発防止への取り組み),であります。

 訴訟が医療現場へもたらすものは、インフォームド・コンセントの空洞化、訴訟回避のための萎縮医療をもたらし、医療側の防御的対応が患者の疑念をエスカレートさせ、リスク・マネジメントへの努力を無意味なものにします。

 対話型ARDでは、真実を知りたい、向き合って誠意ある対応をしてほしい、二度と事故が起こらないようにしてほしい、とった患者の願いを実現する近道といえます。

 患者・家族は病気や医療についての系統だった知識がなく、自分の身に降りかかっている病気が今後どのように変わっていくのかが大きな恐怖であり、医師は最初の段階で、このギャップをしっかりと説明して埋めておくことが紛争を予防するためにも非常に重要です。

 医療紛争に対しては、医療側が「逃げない」、「隠さない」、「ごまかさない」を基本的姿勢とし、対話による解決が行われることが望まれます。

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ボージョレ・ヌーボー(2)

 収穫したその年の11月に飲むフランス産赤ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」。秋の風物詩として世界中で人気を呼んでいますが、毎年解禁日は11月の第3木曜日で、本日解禁となっています。

 昨今のワインブームは、ワインが身体にいいという通説も影響しているようですが、本当にワインは身体に良いのでしょうか。調べてみますと、赤ワインに含まれているタンニンは、アルコールの吸収・排出を助けるプロシアニドールという成分を有しており、動脈を保護し、コレステロールを取りのぞく作用があるそうです。

 フランス人が肉食中心の食生活に比して心臓病による死亡率が少ないのは、赤ワインを飲んでいるからであるという説も発表されています。また白ワインには、強い殺菌効果があることが分かっています。ワインにはミネラルも多く含まれているので、新陳代謝を促し、体調を維持するのに役立つようです。またワインの酸度は胃液の酸度に近く、消化を促進する作用があり、食欲の増進をも促すといいます。

 こうして、ワインには、体に良い要素がいくつもあるようですが、肝心なのは、ワインは食事と一緒に飲むものだということです。食事のときにワインを適量飲むことによって、お腹のなかで肉や魚類とうまく調和し、体を弱アルカリ性の方向に導いてくれるのです。適度にワインを楽しむことができれば、心身ともに健康の維持に役立つことは確かなようです。

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ボージョレ・ヌーボー(1)

 11月は新酒の季節です。日本酒や焼酎のほか、3日に山梨県産ワインの新酒「山梨ヌーボー」が解禁となり、第3木曜日の今日18日は「ボージョレ・ヌーボー」が解禁となりました。

 本来は熟成させてこそのワインではありますが、製法の違いにより新酒でも飲めるワインとなっているのがヌーボーで、長期熟成させて仕上がる一般的なワインとは違い、ヌーボーの場合は「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という短期醸造方法を用いることで、苦味や渋みが抑えられ、炭酸ガスによって酸化も防止されるためフレッシュで軽い味に仕上がります。

 ちなみに、ボージョレ・ヌーボーの市場規模は、2004年の104万ケース(1ケース=750ミリリットル瓶12本で換算)がピークで、その後は減少傾向をたどっています。昨年はピーク比半減の約50万ケースにまで落ち込みましたが、今年のボージョレ・ヌーボーの輸入量は55万ケースに迫る勢いで、6年ぶりに前年を上回る見通しです。

 今年はスーパーのイオンがハーフサイズ(375ミリリットル)のペットボトル入りヌーボーを1コインの500円で発売。西友はフルボトル(750ミリリットル)のペットボトルのヌーボーを690円で発売し、ドン・キホーテは「今年こそ最安値を目指す」として18日午前0時の解禁まで価格を公表しないなど、円高もあって低価格化に拍車がかかっています。

 過熱する価格競争に対して、フランスの業界団体はペットボトルの使用を禁止すべきとの見解を発表していますので、もしかするとこれだけ安いヌーボーが飲めるのは今年限りかもしれません。

 なんだか有り難みがなくなってしまったヌーボーではありますが、それでも今年獲れた葡萄でできたワインの新酒を飲むというスタイルは、初モノ好きな日本人の性に合っているらしく、午前0時の解禁を待ちわびる人は少なくありません。

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高齢者の転倒防止(2)

 実際の転倒防止策の策定に当たっては、高齢者個々人のADLを評価する必要があります。

 転倒のリスクを評価する方法として、「ティネッティのバランス評価」(立ち上がれるかなどを12点満点でチェックするもの)、「ティネッティの歩行評価」(歩き方や歩幅を16点満点で点数をつけるもの)がありますが、運動機能評価としては、timed up and go(椅子に座ってもらい、立ちあがって3m先の目印まで歩き、戻ってきて再び椅子に座るまでの時間測定)もよく用いられます。

 高齢者のADLの評価に際しては、評価の結果で落ち込まさないようにして、定期的にバランス・運動機能を評価することも大切です。単なるADLを把握するだけでなく、努力すれば達成出来るADLの評価も大事で、努力により可能であるにも関わらず、本人がその動作を行おうとしない場合もあります。

 一般的に過小評価は、介護者の過剰介助につながり、本人が持っている能力を発揮しないまま、機能低下に陥ってしまうことになります。そして、転倒防止のためのリハビリテーションを行う場合には、ADLの評価に基づいた目標設定を行うことが大切です。具体的には、筋力トレーニングやバランス能力の向上訓練を行いますが、その方法として片脚起立運動やストレッチング、椅子からの起立運動などが有効です。

 転倒を防ぐのに福祉用具を効果的に利用することがありますが、転倒の原因が視力・聴力の低下による場合も少なくありませんので、眼鏡や補聴器も転倒を防ぐための重要な道具といえます。

 ヒッププロテクターは、転倒した場合の大腿骨頸部骨折の発生率を減少させるといわれています。また、コルセットは腰痛予防のためだけでなく、転倒防止やふらつき防止にも効果があるといわれています。

 高齢者は転倒しても,痛みの訴えがうまく出来ないこともありますので、周囲の人の発見が遅れることのない注意が必要です。骨折に対して手術を行った場合、術後の安静期間が長いと、廃用性症候群や認知症を引き起こしますので、術後の安静期間の短縮化が急務です。

 住環境の改善には、介護保険制度の住宅改修や福祉用具レンタルを利用することができます。その際には、ケアマネジャー(介護支援専門員)とOT(作業療法士)が高齢者宅を一緒に訪問し、高齢者のADLを評価することが大事です。

 転倒予防には、教育も大切です。すなわち、転倒の深刻さを十分に伝えると同時に、転倒後、起き上がれなくなったときに、どうすればよいかを具体的に話し合っておくことが大切です。日頃から転倒予防のための運動を行うことの重要性を説明して、本人にやる気を起こさせる動機付けも大切です。

最期に、防衛医科大学リハビリテーション部助教授の石神重信氏による「転倒防止10カ条」を次にあげておきます。

●「転倒防止の介助10カ条」

1.見ていないところで起こる転倒

2.夜明けは高齢者の活動時間帯

3.ベッドの高さは35~40cm、危ない柵越え事故

4.乗り移りは最大のリスク

5.介護と子育ては忍耐が決め手

6.杖、装具、車いすの有効活用

7.声をかけ、注意の喚起と安全確認

8.バリアフリーの環境づくり

9.体力・気力は転倒防止

10.寝たきりで、起きる転倒、増える痴呆

●「高齢者自らの転倒防止10カ条」

1.足もとの小さな段差に要注意

2.外出は、時間に余裕をもって

3.悪天候、夜間の外出要注意

4.立ち上がり、急な動きは“めまい”のもと

5.人ごみやバス、電車であわてずに

6.階段は、手すりをにぎって、上り下り

7.転ばぬ先の杖

8.良い履き物は身を守る

9.バランス良い食事と体力づくり

10.歩く前にストレッチ、背すじを伸ばしてゆっくりと

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高齢者の転倒防止(1)

 65歳以上の3人に1人、80歳以上の人の半分が転倒を経験しているといわれます。内閣府の高齢者白書によりますと、不慮の事故では転倒が最も多く、年齢別では70歳以上の高齢者が全体の約3分の1を占めます。

 不慮の事故が起きた場所は意外に居室が多く、死亡事故が多いのは風呂です。風呂での事故は全体的な割合としては少ないですが、起こると致命的となります。

 転倒によって大腿頸部骨折を起こした場合、1年以内に5人に1人は亡くなってしまうことが知られています。 これは骨折が直接の死因となるわけではなく、転倒にいたった原因である身体的・環境的な要因が、その後の障害を起こしているからです。

 高齢者の転倒防止のためには、日頃から身体を動かす生活習慣を身につけ、無理のない楽しい運動を続けることで、身体機能の衰えを和らげ、転倒しない、骨折しない、寝たきりにならないための体づくりが大切です。

 そこで、高齢者の転倒防止について,具体策を考えてみたいと思います。

  
 転倒防止を考える場合、その原因を把握することが大切です。原因は大別して、外的要因と内的要因に分類されます。それぞれの具体的な要因を見てみたいと思います。

 転倒の主な外的危険因子としては、
 
●廊下などの滑りやすさや物の配置が不適切さ、手すりなどの不備

●スリッパなど不適切な履き物

●暗い照明と不適切な配置、点灯スイッチの不適切な位置

●寝室でのベッドの不適切な高さ、マットレスの不安定さ、ベッド周囲の家具の不適切な配置

●風呂の滑りやすい床、手すりの不備、座椅子の不安定性

●高齢者の能力を本人ならびに周囲の人ともに十分に理解出来ていない。

●周囲の人の見守り不足や危険性予知の認識不足

●高齢者の遠慮

転倒の主な内的危険因子としては、

●固有受容覚・位置覚の低下による歩行障害

●近視、老眼、白内障などの視力障害

●メニエール病、脳底動脈血流不全症などによる前庭・迷路機能低下

●糖尿病性多発神経炎など末梢神経・筋疾患による歩行障害と視覚障害

●虚血性心疾患、心不全、不整脈、慢性閉塞性肺疾患などによる心肺機能低下

●脳血管疾患(脳卒中後遺症、多発性脳梗塞など)、パーキンソン病、正常圧  水頭症、運動失調症、アルツハイマー病などによる歩行障害と認知障害

●睡眠薬、向精神薬、降圧剤、アルコールなどによる副作用

●変形性骨関節症、慢性関節リウマチ、脊椎管狭窄症などの骨関節疾患(運動器不安定症)による歩行障害

●転倒後症候群

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バナナ

 朝食は「バナナ」1本とコーヒー、これだけで出勤という方も多いようです。
一昨年の今頃、あちこちのスーパーで「バナナ」が売り切れとなっていました。
テレビなどのマスコミで、「朝バナナダイエット」が取り上げられ、朝にバナナを食べるだけで体質が改善して徐々に痩せることができる、さらに便秘や冷え性改善などにも効果があるという話が巷に広がり、注目が一気に集まったからです。

 マスコミの影響は非常に大きい訳ですが、現在では過熱感も冷め、気軽に手に入ります。そのバナナには「カリウム」が豊富で、「食物繊維」や「フラクトオリゴ糖」、「マグネシウム」等が含まれています。カリウムは血圧を抑える効果があり、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病の予防に効果があるそうです。

 また、マグネシウムは新陳代謝に欠かせず、食物繊維は消化を促進し、便秘改善に効果的。フラクトオリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす効果があり、バナナを食べると大腸がんにかかりにくいという話しもあります。

 時間がない時にはすぐに食べられ、栄養豊富で美味。そして1本30円程度と安く、手軽に栄養補給できるバナナ。本当にありがたい食材です。

 ちなみに、バナナの輸入先はフィリピンが圧倒的なトップで90%超を占め、次いでエクアドル、台湾と続きます。国内産では、沖縄県が約50%、鹿児島県が約45%を占めています。

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秋 味

 秋も深まり、山も空も川もきれいで、この時季はおいしい食べ物がたくさんあります。それを象徴するかのような『秋味』(あきあじ)という言葉があります。

 秋、サケは産卵のために海から生まれた川に戻ってきますが、その川に入る直前にとれたサケがいちばん美味といわれ、人々は心待ちにしていたサケの回帰を祝い、秋に戻ってくるこの美味しい味覚に感謝してサケのことを『秋味』(あきあじ)と呼んでいるそうです。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言集覧(りげんしゅうらん)」には、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)う」とあります。

 ちなみに、サケの卵で卵巣に入った常態のものが「筋子」(すじこ)。これを一粒づつばらしたものがイクラですが、温かいご飯にのせるその真っ赤なイクラもまた秋ならではの味です。四季それぞれの食材の味を楽しむことが出来る喜び、これは日本人ならではかもしれません。

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リンドウ

 漢字で「竜胆」と書いて「リンドウ」。この時期の山道などでよく見かける代表的な秋の花ですが、気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。根が古くから生薬として使われ、「竜の胆(きも)のように苦みが強い」ことが由来となっているそうです。リンドウの呼び名は「竜胆」の音読み「りゅうたん」がなまったとされています。

 青紫の花は日光を浴びると開き、夜中や雨・曇りの日は閉じたままです。花言葉は「強い正義感」、「悲しんでいるあなたを愛する」です。

 出回る時期は6月から11月と長いですが、6~9月のリンドウは仏花として添えられます。黄色や白のキクと合わせて花束にするため、色は青紫がほとんどです。

 10月に入って仏花需要が一段落しますと、ピンクや青と白の混合色など変わった色のリンドウが目を楽しませてくれます。長野県と熊本県の県花です。
 

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忌み言葉

 東京都葛飾区亀有はマンガの舞台となったことから今や全国区の地名ですが、ここはその昔「亀梨」という地名でした。「梨」が「無し」に通じることから「亀有」の名となったそうです。

 忌み言葉と言って、このようなケースは多々あります。果物の梨にも、同じような理由で「有りの実」などという呼称が存在します。

 お祝い事は「おしまい」とはいわずに必ず「お開き」と言い、お正月の鏡割りもそうは言わず「鏡開き」と言うのも、良いイメージを持つ言葉に直された結果です。

 ギャンブルで負けた時に「お金を摩る(する)」と言いますが、「スルメ」のスルは「摩る」に通じるとして「アタリメ」に言い換えられ、シネマのシネを避けて「キネマ」という言葉もあります。同じように刺身や切り身の場合も「刺」や「切」の切腹に通じるイメージが避けられ「お造り」という言葉が生まれました。

 鉄という字は「お金を失う」と書くため、社名ではあえて旧字体の「鐵」などが使われたりします。ちなみに「鐵」という字は「金の王なる哉(かな)」とも読めます。

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キノコ

 キノコの美味しい季節となりましたが、毒キノコによる食中毒被害が各地で相次いでいます。今夏の記録的な猛暑と最近の涼しさが大きな寒暖差を生み、その影響で「豊作」となったこと。また、登山など自然志向が強まっていることも一因となっているそうです。

 秋の行楽シーズンにキノコ狩りを楽しむ家族連れらが食用と勘違いしてしまうケースが多く、意外に多いのが「おすそ分け」で食中毒になるケースだそうです。素人判断は危険であり、よく分からないものを他人にあげないようにとの注意喚起も出ています。


 ところで、キノコと聞いて思い浮かべる名前は、「シイタケ」・「マツタケ」・「エノキダケ」・「ナメコ」・「マッシュルーム」・・・等々、数多くあります。

 以前、全国の主婦に好きなキノコを訪ねたアンケート調査を目にしましたが、第1位は「シイタケ」でした。シイタケはシメジやマツタケと同じキシメジ科で、日本では古来から親しまれてきています。特有の香りは好き嫌いが分かれるようですが、どんな料理にも使えるなど実用性を評価する声が多く、75%以上が好きと答えています。

 ちなみに、「主婦が好きなキノコ」の順位は、以下のようになっていました。


   1.シイタケ    (シイ、カシなど広葉樹の枯れ木や倒木に生える)
   2.マイタケ    (ミズナラなどブナ科広葉樹の根元に生える)
   3.エノキダケ   (広葉樹の切り株に発生)
   4.ナメコ     (ブナの倒木や切り株に群生)
   5.マッシュルーム (ヨーロッパから導入された食用栽培種)
   6.ホンシメジ   (ミズナラなどの雑木林、マツとの混成林に群生)
   7.エリンギ    (東欧や地中海沿岸が原産)
   8.ブナシメジ   (ブナなど広葉樹の倒木や枯れ木に発生)
   9.キクラゲ    (広葉樹の枯れ木などに付く)
  10.マツタケ    (主にアカマツ林に生える)


 マツタケは10位と意外にふるいませんが、「食べたことがない」、「ほとんど食べない」が半分近くを占めるなど、家庭では縁遠い食材なのかもしれません。尚、キノコにはカロリーはほとんどなく、ビタミンやミネラル、繊維質が多く含まれています。

 ちなみに、キノコはもともと『樹の子』の意があるそうです。

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オープンスカイ協定

 日米両政府は先日、スケジュールどおりに航空自由化(オープンスカイ)協定の覚書に署名しました。

 航空機が国を越えて運航する場合、航空会社や便数などは政府間の交渉に委ねられますが、オープンスカイ協定を締結すると、航空会社の裁量範囲が広がり、発着枠内であれば航空会社数、路線、便数などの制限が消え、運賃も原則的に自由化されます。

 これまでのオープンスカイ協定はアジア諸国中心に9カ国・地域に限定され、しかも発着枠に余裕のない羽田と成田は対象から外されていました。今後は羽田や成田の国際線発着枠が大幅に増えることから、政府は既存の協定にも羽田や成田を含めるよう改定交渉をすすめる予定です。

 尚、羽田空港の国際線発着回数は現在の年間1万2千回から2013年には9万回に増加し、航空運賃については1~2割下がるとの見通しもあります。

 そんな状況を踏まえ、ネット調査会社のマクロミルが1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)の20才以上の会社員の男女を対象に行った調査では、羽田空港発の国際便や仕事帰りに出発する夜発便を利用した「週末海外旅行」に行ってみたいとした回答が全体の8割に達し、海外旅行経験がない人でも63%が「行ってみたい」としています。

 週末海外旅行で行きたい国は、1位「韓国」59%、2位「グアム」36%、3位「ハワイ」35%の順で、行く場合の同伴者は、男性が「配偶者」54%、女性は「友人」67%が最多となっています。

 ちなみに現在、足元の歴史的な円高も追い風となており、海外旅行の問い合わせが急増しているそうです。

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紅葉を見に行きたい湖

 街中の木々に僅かながらも紅葉が見え始めていますが、そろそろ紅葉シーズンの到来です。赤や黄色に色づいた木々が水面に映る光景は特に美しく、例年「湖」へ出かける人が多くなります。

 以前、『紅葉を見に行きたい湖』というアンケート調査があありましたが、以下のようなランキングとなっていました。

   1位 摩周湖   (北海道)
   2位 十和田湖  (青森、秋田県)
   3位 富士五湖  (山梨県)
   4位 阿寒湖   (北海道)
   5位 中禅寺湖  (栃木県)
   6位 洞爺湖   (北海道)
   7位 芦ノ湖   (神奈川県)
   8位 琵琶湖   (滋賀県)
   9位 猪苗代湖  (福島県)
  10位 白樺湖   (長野県)


 尚、「実際に紅葉を見に行ったことのある湖」では、1位は山梨県の富士五湖(山中、河口、西、精進、本栖)で、2位は栃木県の中禅寺湖、3位は神奈川県の芦ノ湖と東京都心から日帰り圏内にあるところが上位にランクインしています。

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コーポレート・メッセージ

 「お口の恋人」と言えば「ロッテ」、「自然と健康を科学する」とくれば自然に「ツムラ」と続きます。

 コーポレート・メッセージと呼ばれるこのような言葉は、企業のイメージ作りに一役買い、ブランド力の向上に貢献しています。

 コーポレート・メセージは知らず知らずのうちに消費者に強い印象を残しますので、企業側も「覚えやすい」「夢がある」「インパクトがある」などの観点から言葉を選び、自社のコンセプトや理念、姿勢、方針などを伝え、浸透させるために知恵を絞っています。

 参考までにコーポレート・メッセージが消費者にどのくらい認知されているか(メッセージからの企業名想起率)について、今年のランキング上位企業は以下のような順位となっています。※日経BPコンサルティング調査


   【企業メッセージ】             【企業名】

1位 お口の恋人               ロッテ
2位 「お、ねだん以上。」ニトリ       ニトリ
3位 あなたと、コンビニ、ファミリーマート  ファミリーマート
4位 あしたのもと              味の素
5位 ココロも満タンに            コスモ石油


 ちなみに「ロッテ」の1位は9年連続です。「ロッテ」という企業名はゲーテの「若きウェルテルの悩み」で主人公が恋したシャルロッテの愛称にちなんでおり、シャルロッテはヨーロッパでは「永遠の恋人」と謳われたヒロインです。

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日の丸

 スポーツの秋と申しますが、体を動かすにはちょうどよい爽やかなこの頃です。

 ところで、スポーツ選手の一つの目標は「日本代表」、すなわち「日の丸」を付けたユニフォームを着て世界の舞台で活躍することですが、その「日の丸」の旗には基準があります。

 旗そのものの大きさに関係なく、旗のタテはヨコの3分の2、赤い丸の直径はタテの長さの5分の3と決められています。日の丸は、武田信玄や上杉謙信などの戦国時代の武将も旗じるしとして使っており、豊臣秀吉も日の丸の旗を船に掲げさせていました。日本の国旗として今の寸法に決まったのは、明治3(1870)年とのことです。

 ちなみに、「日本」という国名は、607年に中国を統一して国力をのばしていた隋(ずい)という国に、聖徳太子が遣隋使を派遣し、そのときの使いだった小野妹子が持参した国書(国が正式に出した手紙)に、自分たちの国を「日がのぼるもとの国(日のもと=日本)より」としたことが、国名としての「日本」が使われた最初ということです。

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全国の社長

 東京商工リサーチが約210万件の企業代表者データを抽出し、全国の社長の出身地や出身大学などをまとめています。

 それによりますと、社長の出身地都道府県別で最も多かったのは東京都の8万0383人で、次いで北海道、大阪、愛知、神奈川、福岡、広島と続きます。

 また、各都道府県別の総人口と対比した社長輩出率では、実直で勤勉な県民性と言われる山形がトップで、香川、徳島、大分、秋田と続き、東北と四国が目立つ結果となっています。

 社長の出身大学では、日本大学の2万4160人が断トツで、以下、慶応、早稲田、明治、中央の順となっており、国公立では東京大学の16位が最高位で、社長数では圧倒的に私学優位となっています。

http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2010/1205083_1612.html

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戻りガツオ

 山口素堂の俳句「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」は有名ですが、初夏の訪れを告げるのが「初ガツオ」なら、秋を堪能させてくれるのが『戻りガツオ』です。

 春以降、黒潮にのって太平洋岸を北上する「初ガツオ」に対して、夏から秋にかけてUターンして南へ産卵のために下ってくるのが『戻りガツオ』で、餌を追いながらの長い航海によって体も春先に比べて一段と大きくなっているため、脂肪の乗りが倍加し、時にはマグロのトロより美味しいとまで言われています。

 室町時代からカツオは非常に珍重され、織田信長などは産地から遠く離れた岐阜城や清洲城に生の鰹(カツオ)を取り寄せて家臣に振る舞ったとされています。また、信長は「鰹節」を『勝男武士』と表して、勝ち戦の祈願にも使ったそうです。

 春の「初ガツオ」に比べて価格が半額程度ということもあり、秋の魚として秋刀魚(サンマ)と人気を二分している『戻りガツオ』。たたきにしてショウガ、ワケギ、ニンニクをかけてしょうゆかポン酢で食べるのが一般的ですが、脂肪の乗った新鮮な刺し身も格別です。

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左甚五郎

 左甚五郎は、日光東照宮陽明門の眠り猫を彫った彫刻の名人として有名です が、実在したかどうか不明な方です。一説によると、播磨国生まれ、高松で 没した宮大工、伊丹利勝(1594~1651)ではないかとされていましたが、近 年では、和泉国貝塚の岸上(きしのうえ)甚五郎左義信ではないかと言う説 も出ています。

 普段は正体を隠し、酒ばかり呑んでいますが、ひとたび、まわりの人たちに困難が起こると、一心不乱に彫刻を行い、出来上がった作品はすばらしく、 その作品が高価で売れ、まわりの人たちの困難を助け、まわりの人たちは、 甚五郎の正体がわかる、と言うのが甚五郎伝説の典型です。日本人は、昔か ら、この手のどんでん返しストーリーが好きなようで、越後の縮緬問屋の隠居の光右衛門さんが、実は先の副将軍、水戸光圀公であったり、遊び人の金 さんが、実は名奉行遠山左衛門尉だったり、貧乏旗本の三男坊、得田新之助 が、実は八代将軍吉宗だったり、少し抜けた様なデブが、実は山下清画伯だ ったり、と言うような内容と同じ系列の話しです。

 冒頭に書きました「眠り猫」の他にも、甚五郎作と伝わる作品は、全国に分布していて、上野の撞桜堂「昇り龍下り龍」、浅草の「木馬」、秩父神社の「つなぎ龍」、京都祇園祭りの「鯉山の鯉」などが有名です。また、京都知恩院御影堂の軒裏には、甚五郎が魔よけのために置いていったと言う「忘れ傘」なるものがあります。しかし、すべてが本物だとすると、甚五郎は二百年以上、江戸初期から幕末まで生きていたことになってしまいます。

 京都の黒川道祐と言う医師が、延宝三年(1675)に書いた「遠碧軒記(えん ぺきけんき)」と言う本によると、「甚五郎は狩野永徳の弟子で、左手で細 工物をよくした」とありますが、根拠不明です。また、文化元年(1904)刊・ 山東京伝著の「近世奇跡考」では、甚五郎を「いつの時代のどこの人だと詳しく知っている人はいない」とし、江戸中期には、すでに伝説の人となっているようです。

 なお、甚五郎の名字が「左」と言うのも、左利きだったから、朝廷から「左官(ひだりかん)」の官職を受けたから、才能をねたんだ大工に右腕を 切り落とされたから、飛弾出身のため、飛弾の甚五郎がなまって、左甚五郎になった、など諸説があり、これも、混沌としたままです。

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勲章と褒章

 今日11月3日は「文化の日」で、この日は様々なところで催し物が行われるため賑やかな日という印象があります。11月3日は統計上、晴れとなる確率が高い日でもあります。

 また、この日は文化的分野などで功績のあった功労者には勲章や褒章(ほうしょう)が発令され、皇居で親授式が行われます。ちなみに国家が授与する主な勲章と褒章の種類は以下のようになっています。

[勲章]

 菊花章  最高の栄誉(戦後は数人 存命中は中曽根元首相のみ)
 桐花章  三権の長の経験者または顕著な功績をあげた実業家など
 旭日章  顕著な功績を挙げた人(以前は男性のみ)
 瑞宝章  公務等に長年従事し、公共に功労がある人
 宝冠章  現在は外国人女性や皇族女子など
 文化勲章 科学や芸術など文化に貢献した人


[褒章]※名称は綬(リボン)の色による

 紅綬(こうじゅ) 自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人
 緑綬(りょくじゅ)自ら進んで社会奉仕動に従事し徳行顕著なる人
 黄綬(おうじゅ) その道一筋に業務に精励し衆民の模範である方
 紫綬(しじゅ)  学術、芸術、技術開発等で事績の著しい人
 藍綬(らんじゅ) 公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した方
 紺綬(こんじゅ) 公共のために私財を寄付した人等(発令はその都度)


 今年秋の褒章受章者は703人(うち女性136人)・32団体、内訳は紅綬褒章が8人、緑綬褒章が16人と32団体、黄綬褒章が240人、紫綬褒章が22人、藍綬褒章が417人となっています。

 尚、ノーベル賞受賞の鈴木章氏と根岸英一氏は文化勲章と文化功労者の同時受章となりますが、文化勲章受章者は原則として前年度までに文化功労者として顕彰を受けた者の中から選ばれるそうです。

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清華閥

 人はその時々によって様々にグループ分けされたりします。それは時に出身地であったり、出身大学であったり、宗教であったり、派閥であったりします。

 中国の支配層も様々な色分けがなされます。次期国家主席就任が事実上確定した習近平国家副主席の場合は「太子党」であり、「上海閥」の流れを汲むとされています。

 太子党とはマスコミが付けた呼称で、中国共産党の高級幹部の子弟等で特権的な階級に属する者をこのように呼びます。共産党の若手エリートが集まる「中国共産主義青年団(共青団、団派)」は胡錦濤氏の出身母体であり、胡氏が最高指導者に就任して以降、共青団出身者が重要なポストにつくようになりましたが、習近平氏が後継者に決定したことで太子党の勢力拡大が確実視されています。

 1989年の天安門事件の後、中央にしがらみの少ない上海市長の江沢民氏が中央入りし、中央に縁故の少ない江氏が上海時代の部下を呼び寄せ、枢要なポストにつかせたことで出来上がったグループが「上海閥」で、中国における最高意思決定機関である中国共産党中央政治局常務委員会の顔触れは上海閥が多数を占めており、胡氏と上海閥との確執もたびたび噂されてきました。

 今回の後継者選びには胡氏直系の共青団出身の李克強氏(副首相)を推す動きもありましたが、上海市党委書記を経験した習近平氏の軍事委入りには江氏ら上海閥の後押しがあった可能性が指摘されています。

 なお、胡錦濤氏と習近平氏の母校はともに清華大学です。同大学は、中国におけるナンバー1の大学と評価する声も多く、胡氏・習氏の他、元首相の朱鎔基氏や現全国人民代表大会常務委員会委員長(国会議長に相当)の呉邦国氏らなど、政財界に多くの人材を輩出し「清華閥」ともいえるグループを形成しています。

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肥満予防

 糖尿病や高血圧など生活習慣病が問題となっていますが、これらの病気には「肥満」が深く関与しているため、食生活には特に気を配る人が増えています。

 生活習慣病とは、毎日の良くない生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気であり、日本人の3分の2近くがこれで亡くなっています。それに関連しまして、「ワカメ」や「コンブ」に含まれる成分に、代謝を活発にして脂肪の蓄積を抑える肥満抑制効果があることを以前に北海道大学の研究グループが確認しています。

 マウスを使い、エサの中に大豆油7%を入れて3週間飼育したところ、20グラム弱だったマウスの体重が平均39.7グラムになったのに対し、ワカメの脂質2%を混ぜた場合は、平均34グラムとなり、約14%体重が少なかったそうです。

 「食欲の秋」、これからは何を食べても美味しい季節ですが、肥満予防に繋がる可能性がある「ワカメ」や「コンブ」、見直してみる価値がありそうです。

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