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イチョウ

 今から350年程前、江戸の町のおよそ6割を焼失し多数の犠牲者をだしたの明暦の大火は、被害の大きさで歴史に残る大火事となっています。
この出来事をきっかけに、火に強い街づくりの一環として施されたのが銀杏の植樹です。ちなみに「銀杏」を「イチョウ」と読めばその木を指し、実を指す場合は「ギンナン」と読みます。

 秋を彩る木として愛されているイチョウは、「水を噴く」といわれるほど火に強く燃えにくい樹木で、「火伏せの木」との異称を持ちます。

 もともと寺社仏閣には霊力のある木として広く植えられていましたが、火除け地や防火帯を多数作る意図のもとに公園や主要道路などにも銀杏の植樹が盛んに行われました。

 東京都や大阪府、神奈川県の県(都、府)の木にもなっているイチョウは、耐寒性が強く防風に役立ち大気汚染にも強い、尚且つ発根力が強く、強度の剪定にも耐え、防火帯の役割をも果たす街路樹として街の景観アップにも一役かっています。また、御神木として祭られることの多い銀杏は一般の家庭には植えられることはまずありません。

 晴れた日にはイチョウ並木をゆっくり散歩などしたいものです。ちなみに都内では、八王子市甲州街道や国営昭和記念公園、校章にもなっている東大安田講堂前の銀杏並木、テレビドラマ等でお馴染みの明治神宮外苑、東京駅丸の内口の行幸通りなどの銀杏並木が有名です。

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