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ボージョレ・ヌーボー(1)

 11月は新酒の季節です。日本酒や焼酎のほか、3日に山梨県産ワインの新酒「山梨ヌーボー」が解禁となり、第3木曜日の今日18日は「ボージョレ・ヌーボー」が解禁となりました。

 本来は熟成させてこそのワインではありますが、製法の違いにより新酒でも飲めるワインとなっているのがヌーボーで、長期熟成させて仕上がる一般的なワインとは違い、ヌーボーの場合は「マセラシオン・カルボニック(炭酸ガス浸潤法)」という短期醸造方法を用いることで、苦味や渋みが抑えられ、炭酸ガスによって酸化も防止されるためフレッシュで軽い味に仕上がります。

 ちなみに、ボージョレ・ヌーボーの市場規模は、2004年の104万ケース(1ケース=750ミリリットル瓶12本で換算)がピークで、その後は減少傾向をたどっています。昨年はピーク比半減の約50万ケースにまで落ち込みましたが、今年のボージョレ・ヌーボーの輸入量は55万ケースに迫る勢いで、6年ぶりに前年を上回る見通しです。

 今年はスーパーのイオンがハーフサイズ(375ミリリットル)のペットボトル入りヌーボーを1コインの500円で発売。西友はフルボトル(750ミリリットル)のペットボトルのヌーボーを690円で発売し、ドン・キホーテは「今年こそ最安値を目指す」として18日午前0時の解禁まで価格を公表しないなど、円高もあって低価格化に拍車がかかっています。

 過熱する価格競争に対して、フランスの業界団体はペットボトルの使用を禁止すべきとの見解を発表していますので、もしかするとこれだけ安いヌーボーが飲めるのは今年限りかもしれません。

 なんだか有り難みがなくなってしまったヌーボーではありますが、それでも今年獲れた葡萄でできたワインの新酒を飲むというスタイルは、初モノ好きな日本人の性に合っているらしく、午前0時の解禁を待ちわびる人は少なくありません。

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