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2010年12月

結露対策

 この時期、窓や窓枠に結露(けつろ)が出来やすくなります。カビの原因ともなるので早めに手を打つ必要がありますが、以前、新聞にお奨めの『結露対策』という記事が出ていましたのでご紹介させて頂きます。

1.あさは3分でも5分でも窓を開けて換気すると結露が少なくなる

2.寝る前に新聞紙を貼り付けておくと水分を吸収し、翌朝その新聞紙でガラスをふけば掃除にもなる

3.中性洗剤を溶かしたものをぞうきんに付けて窓ガラスをふくと少なくなる

4.洗濯物を部屋の中に干さない

5.押し入れのふすまは少し開けておく

6.市販の結露防止スプレーをかけると2週間くらいの効果がある


 既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、一度試してみてはいかがでしょうか。

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お風呂

 暗くなるのが早く、寒さが増すこの時期は、あたたかなお湯につかって一日の疲れを癒すのが楽しみの一つです。

 熱めのお風呂が好きな方もいらっしゃるかとは思いますが、心身ともに癒すには40度くらいの熱くない程度のお湯に10分以上つかることが効果的です。そうすることで副交感神経が刺激されることでリラックス効果が高まり、眠りにもつきやすい状態となります。

 ただ、気をつけなければいけないのは、暖房の効いた部屋とそうでない浴室や脱衣所との温度差です。

 脱衣所や浴室、トイレなどで倒れ死亡にいたるケースは年間1万4千件ほどあると言われ、その原因は急激な温度変化にあります。

 急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下、いわゆる「ヒートショック」は血管のもろくなっている高齢者ほど脳出血につながりやすくなります。

 対策としましては脱衣所や浴室の温度を上げ、住まい全体の温度差をなくするのが重要です。

 ところで、風邪をひいたら入浴を控えるというのが一般的ですが、そのことの科学的・医学的根拠はないそうです。

 外湯、つまり銭湯が一般的だった頃、湯冷めして症状を悪化させることが多かったためにそのようなことが言われてきた経緯があり、海外では風邪を引いたら熱を下げるためにお風呂に入るといった日本とは全く逆の習慣もあります。

 現在は、風邪を引いた場合でも高熱がないなどの条件付きで入浴を認めている医師が多いようです。汗を流してすっきりした気分で寝つけるという効果も考えられますが、何より重要なことは、お風呂から出た後、ほてりを冷ました上で、湯冷めをさせないことです。

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睡眠不足だと太る?

 何かと忙しい師走、ついつい睡眠不足になる方も多いかと思います。


      「睡眠不足だと太る?」

 以前、米国のスタンフォード大学とシカゴ大学の研究チームが、「睡眠不足だと食欲が増えて太る傾向があるのは、食欲を高めるホルモンの分泌が増える一方、エネルギー消費を促すホルモンが減るのが原因である」とする調査結果を発表していました。

 これまで、睡眠時間と食欲ホルモンの相関関係は動物実験では分かっていましたが、人間で実証されたのは初めてです。20台前半の健康な男性12人を対象に、睡眠時間が2日連続で1日4時間の場合と9時間の場合を比較したところ、4時間だと主に胃から分泌され、食欲を高める「グレリン」の血中濃度が平均28%増える一方、エネルギー消費を促す「レプチン」が18%減少。実際に全員が強い食欲を訴えたそうです。

 また、別の調査では、1日の睡眠時間が常に5時間の集団は、8時間の集団に比べ、グレリンが平均14.9%多く、レプチンが15.5%少ないと判明しています。

 「睡眠不足だと太る」というのは、どうやら本当のようです。いずれにしましても、健康のためには、しっかりと睡眠をとること、これが重要です。


 ちなみに、『メタボリックシンドローム』とは、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を言い、治療の対象となっています。肥満症や高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることが分かってきたことが、その背景にあります。

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策に三策あり

 「策には三策あり」とは、ある企業経営者が語った言葉で、次ぎのように説明しています。

 「すべての計画には最低三つの策(計画)を樹立すべきである。世間には、よく『万策つきた』という人がいる。実は万策でなく、単に一策の計画のみの場合が多い。」

 また、三策も考えるのは大変だという人にはよく例えば話をしたそうです。

 「ピクニックに行く時と同じですよ。天気の場合、雨の場合、空模様の怪しい場合、それぞれの支度を考えるでしょう。どうして、そうしないのですか」と。確かにその通りではありますが、たやすいことではありません。

 「策には三策あり」と関連して「果報は練って待て」という言葉があります。「果報は寝て待て」というのは昔だから通用したこと。今や三策をよく練っておいてようやく幸運が到来するというものです。

 日常生活においても、いくつかの場面を想定し、どのように対処するのかを予め練っておくことが大切です。

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住宅リフォーム

 このところ、住宅リフォーム需要が増大していますが、慣れ親しんだ住まいにちょっと手を入れるだけでも雰囲気はがらりと変わり、場合によっては新品同様にピカピカとなります。

 主婦にリフォームしたいところを聞いたアンケート調査では、1位はキッチンで、上位には水回りの場所が並んでいます。

 リビングや食堂の方を向いて料理できる対面キッチンの人気が相変わらず高く、色も多様化して最近は赤や青などの鮮やかな色の人気が高くなっています。

 流し台の高さは必ずチェックしたい項目で、高くても低くても無理な姿勢になり、肩や腰の負担になります。目安は『身長÷2+5センチ』で、身長が160センチなら85センチ程度がベターとなります。

 また、トイレでは貯水タンクがない型が普及しており、洗面所は既存の洗面台に加えて子供用などに新たに増設することを考える人も多いようです。

 ちなみに、主婦がリフォームしたい場所は以下の順位となっていました。


 1. キッチン 
    
 2. 浴室 
      
 3. リビング  
   
 4. トイレ   
   
 5. 洗面所 
    
  6. 食堂

  7. 子供部屋

  8. バルコニー・ベランダ

  9. 寝室

10. 玄関

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あるべきようは

 高台寺の鳥獣戯画で有名な、鎌倉時代の高潔無欲に生きた僧、明恵上人が「あるべきようは」ということを説いています。この言葉は世の中のあり方、秩序、人の役割分担について語ったものと思われます。
人それぞれが違った才能を持ち、全ての人が平等ではないことを示しています。

  
 人それぞれが置かれた立場が異なって当然で、平等をはき違えてはいけないと思います。職業に貴賤がないといわれますが、それぞれの立場で責任を果たすことにより、社会の秩序が保たれています。役割分担を端的にあらわすのによく引用される言葉に「かごに乗る人、かつぐ人、またそのわらじを作る人」があります。世の中は色んな人が互いに支え合って成り立っているわけであります。
 
 人の一生においても、時期により役割が変わります。成長期には年輩者から教わり習熟しますが、次に年を取ると今度は若者を指導する立場となります。
高齢期を迎える人は、これまでに色んな領域で活動し、活躍してきた人であります。多くの人は後継者に、これまでに獲得した経験と智恵を伝授し、後継者を育ててこられたものと思います。

 このようにして高齢者は自分の役割を後継者に委ねていきます。高齢者は若者に感謝され、尊敬されるべきで、決して“体力の衰えたやっかい者”といった否定的なイメージを持つべきではありません。高齢者は余生を、むしろ自分の人生の充実期と肯定的に捉えて生きるべきであります。

 我が国には儒教的な土壌があり、高齢者予備軍である現役に敬老精神が潜在しているものと思います。敬老精神を顕在化させるのは、案外、高齢者の生き方にかかっているのかも知れません。高齢者がどう生きるべきかという問題は難しいようですが、こだわりなく自然に「あるべきように」生きるのがヒントになるのではないでしょうか。

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ブ リ

 「師走の魚」と書いて『鰤(ブリ)』。「寒ブリ」とも呼ばれ、寒くなるにつれて脂が乗って美味しくなります。刺し身・照り焼きなどが代表的な食べ方ですが、大根と合わせての煮物は家庭の味として広く親しまれています。

 日本では昔、武士や学者などは成人して元服(げんぷく)すると、幼名とは違った名を名乗りましたが、魚も成長すると風味が変わるので、呼び名が変わる魚があります。これが『出世魚』で、子供の成長や知人の栄進を祝福する時、この出世魚を贈呈することがあります。

 その代表が「ブリ」で、地域によって呼び名が変わりますが、関東では大きくなるにつれて「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」と名が変わり、「ブリ」になると体長が1メートルにも達します。東京周辺では、養殖物を無条件に関西の若魚の呼び名である「ハマチ」と呼ぶことも多くあります。

 ちなみに、関西では「モジャコ」→「ワカナ」→「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と呼ぶところが多いようです。

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ヒラメ

 「平目」と書いて「ヒラメ」。白身魚の代表格で、特に冬に捕れるヒラメは「寒ビラメ」と呼ばれて一段と美味しさが増します。身は締まっていてクセがなく、「タイ」と並んで古くから高級魚として賞味されています。刺し身にしても美味しく、味が淡白なのでムニエルやフライなど洋食の素材にも向いています。

 ところで、「ヒラメ」(平目)と「カレイ」(鰈)の見分け方、ご存知の方も多いと思いますが、『左ヒラメ・右カレイ』と言われますように、基本的には腹を下にした状態で左を向いていれば「ヒラメ」で右を向いていれば「カレイ」です。

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興行収入

 昔、角度によって立体的に見えるおもちゃのシールがありましたが、3D映画「アバター」を映画館で観た際の印象はそんな感じでした。

 国内の映画興行収入は、「ハウルの動く城」や「ファインディング・ニモ」などヒット作が相次いだ2004年の2109億円がこれまでの最高でしたが、アバターの他、3D映画が次々に公開された今年の興行収入は09年の記録を塗り替え、過去最高となる見込みです。

 興行収入が10億円を超えればヒット作と言われる映画業界にあって、10億円を超えた作品が今年は46本(11月28日時点)と、昨年の57本に比べ少なめですが、3D映画の鑑賞料金は通常料金よりも400円程度割増しとなっていることも興収増につながっています。

 洋画の「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」「トイストーリー」などが、3Dという目新しさもあって観客を動員し、邦画においても「THE LAST MESSAGE 海猿(3D)」「借りぐらしのアリエッティ」などヒット作に恵まれたことも全体を押し上げました。

 木村拓哉主演で12月1日に封切りとなった「SPACE BATTLES HIP ヤマト」(宇宙戦艦ヤマト実写版)も順調な滑り出しとなっており、興収2200億円突破が射程圏に入ったようです。

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冬 至

 今日は二十四節気にいう「冬至」。冬立つ日「立冬」と春立つ日「立春」のちょうど真ん中にあたり、「冬至冬なか冬はじめ」と言われますように、冬の厳しさが始まる時期でもあります。

 ところで、東京が江戸と呼ばれていた頃の小売業は掛売りが主流で、掛売り代金の回収は年に1回か2回。振り込みやクレジット決済などなかった昔は、「盆暮れ」という言葉にもありますように、この時期の忙しさは尋常ではなかったそうです。「師走」という月名にもそのようなあわただしさがにじんでいます。

 歳の暮れと新年を迎える準備が合わさった忙しさの中でも、冬至には小豆粥やカボチャを食べ、ゆず湯に入るなどの習慣は守られていました。

 これらの習慣には、寒い時節を迎え、家族の健康を気遣い、これからの無病息災を願い、新しい年を迎える前の禊ぎの意味合いがあったとされています。

 また、冬至は年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日でもあります。ずっと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事過ぎ去り、太陽のよみがえりを祝う日でした。異教徒の習俗を巧みに取り入れてきたキリスト教において、クリスマスの本来の起源もこの冬至祭にあると聞きます。

 日本では陰極まりて陽再び生じ始める冬至を「一陽来復」と言い、「悪いことが長く続いたあとで,ようやく良い方へ向かうこと」という意味でも使われます。一陽来復、季節が巡るように、誰のもとにも良い時期が必ず巡ってくるものです。

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医師不足対策

 2004年度に始まった新人医師の臨床研修制度の必修化で、研修医は大学医局に属することなく初期研修を受けることができるようになり、生活条件がよく高度な医療技術を習得でき、居住する地域の利便性、子どもの教育環境など社会的要因からも都市部の大病院に偏在するようになりました。

 そのために大学医学部の実質的な医局解体となり、医局員不足を生じた大学付属病院では医師を確保し高水準の医療を維持するために、関連中核病院から派遣医を引き上げる事態となりました。また、これまで僻地に派遣されていた医師も医局人事により引き上げとなり、新たな補充もなく、僻地から医師がさらにいなくなるケースが生じました。

 医師が不足する地方の中核病院では残された医師に負担がかかり、その負担に耐えかねて病院を辞め、開業医になるなど悪循環を生じ、地域中核病院の医師がますます不足する結果、診療科が次々と閉鎖に追い込まれる事態となりました。

 スーパーローテート式の臨床研修では、各診療科を廻るうちに志望科の過酷な診療状況を目の当たりにして志望を変えるケースもあり、診療科ごとの医師需給不均衡による医師不足を生じる原因ともなりました。

 現在の医療保険制度では、診療報酬は医師の技量や経験と関係なく支払われますので、病院経営者としては給与の高いベテランの医師よりも給与の低い若い医師を雇用する方が経営上有利であることから、給与レベルによる医師の偏在による医師不足を生じる原因ともなりました。

 医師の計画配置に関しては、医師に対してある特定の診療科や地域での勤務を義務付けることは、職業選択の自由の侵害であるとの意見もあります。現在、医籍登録は都道府県単位で行われており、医師は県境を越えて隣県で保険診療が出来ません。

 最近の女医の増加も医師不足に影響を与えています。女医の場合、出産などで辞めてしまうことが多いからです。医療は日々進化しているため、女医が育児のため一度現場を離れると復職しにくい面があります。

 厚生労働省が2010年6月にすべての病院や診療所を対象に行った「必要医師数実態調査」の結果によりますと、全国に16万7千人ほど医師がいるのに対し、さらに約2万4千人の増員が必要ということが分かりました。 また、病院がより良い医療を施すために診療科別の「必要度」ではリハビリ、救急、産科医などが高いことも分かりました。

 厚生労働省は平成2009年5月、(1)都道府県や病院ごとに募集定員の上限を設定、(2)大学病院の定員枠を優遇、(3)必修を7科目から3科目に絞るなど新卒医師の臨床研修制度の見直しを行いましたが、地方に比べて都市部に医師が偏在する状況に大きな変化はありません。

 文部科学省も2008年度から医師不足の深刻化に対応するために、大学医学部の入学定員を増やす方針を発表しました。地域で働く医師の確保のため、自治体から奨学金を受け取る代わりに、卒業後に一定期間はその地域で診療してもらう「地域枠」として、文科省は都道府県ごとに増員を認める方針です。

 医学部新設が医師不足の解決につながるかといえば、必ずしも肯定できません。医学部を新設するとなれば、その地域の多くのベテラン勤務医が教官として招かれ現場から去り、地域医療が崩壊する恐れがあります。

 医師数増はあくまで中長期対策で、医師を養成するまでに長い年月を要しますので問題解決の即効性はなく、日本の人口が減少する将来を考えると増員幅について慎重に考えなければなりません。人員は増えても高い質の医療を提供し続けられるかどうかも考えなければなりません。そのためには、研修プログラムの改善も必要となります。

 国による医師過剰を招かないよう合理的な医師養成計画に加え、臨床医としての生き甲斐、待遇面や過重労働の解消など労働環境の改善を併せた誘導策が必要です。いずれにしても、中長期的な視点で医師不足対策を遂行するためには、やはり国が継続的に十分な予算をつけていくことが必要です。

 地方自治体では、地域医療の活性化、地域で働く医師の確保のため「医療再生機構」、「地域医療支援センター」などの設置を開始しています。将来的には、「地域枠」の卒業生を中心に地域病院へ診療科ごとに定員を定めた計画的医師派遣、医学生や若手医師が地方で安心してキャリア形成できる支援策など、医師確保のための手だてが必要です。

 以上述べましたように、医師不足に対して緊急的・中長期的対策が計画されていますが、主な対策としては次のようなものがあげられます。

・大学医学部の入学定員を増加する。
・大学医学部定員の地域枠を拡充し、国が奨学金を支給する。 
・都道府県の地域の拠点病院に医師バンクを設置し、医師不足地域へ医師派遣をさせる。
・医師不足地域に対する国レベルの医師派遣システムを構築する。
・定年退職した勤務医らを登録し、緊急の医師不足時には都道府県の要請で国が人材を派遣するシステムを構築する。
・緊急臨時的医師派遣としてのマグネットホスピタル研修事業、小児科・産
科のネットワーク化をすすめる。
・病院勤務医の過重労働を解消し、勤務環境を整備する。
・研修医の都市集中を是正するための臨床研修病院の定員を見直す。
・女性医師が働きやすい環境を整備するなど就業を支援する。
・医師不足地域で勤務する医師養成を促進する。
・開業医と病院勤務医の連携を強化する。
・医療機関の機能再編・集約化をすすめる。
・諸外国から医師を招致する。
・医師、看護師、助産師の業務分担を見直す。
・医師の業務の一部を看護師らに権限委譲し業務範囲を拡大し、医師の負担軽減を図り、そのための専門教育を確立する。
・コメディカルを活用したり、IT化を進めたり、医師の事務作業の助手として医療秘書などを活用したりして、多職種協業を推進する。
・訴訟率の高さが医師不足を招いている産科などで、医療事故補償制度を創設し医療リスクに対する支援体制を整備する。
・研修医を受け入れる能力のない病院が研修医を募集しても研修医が来ない場合には、そのような病院の質改善のてこ入れをする。

 システムの急激な変更は医療現場の混乱をまねきかねませんが、今後の日本の医療のあるべき姿として長期的なグランドデザインを私見としてここにあげておきたいと思います。

 現行では、医師の卒前教育は文部科学省の所管、研修など卒後教育とその後の医療活動は厚生労働省の所管と分かれた縦割り行政となっています。医師の養成と活動は一連のもので、一つの行政機関がその任に当たるべきであります。

 米国では厚生福祉省が医学教育と医療のいずれも管轄しているし、医療研究の諸官庁もその配下にあります。我が国でも将来的には、どのような医師をどれくらい養成し(現文科省の所管)、医師が将来どこで、どのように活動するか(現厚労省の所管)に関して、一体化して関わる行政機関を作る必要があると考えます。

 その様な機関において、継続的に十分な予算の裏付けのもとで、医師の教育システムや長期的な過剰を招かないよう合理的な医師養成計画、医師の偏在を解消するシステムの構築など、重要な施策が包括的に計画されるべきだと考えます。

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赤ちゃんの名前ランキング

明治安田生命が、今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングを発表していますが、男児は「大翔(ヒロト、ハルト、ヤマト)」ちゃんが4年連続首位。女児は「さくら」ちゃんが6年ぶりの首位となっています。順位は以下の通りとなっていました(7883人の名前集計)。

            男の子

     順位 名前      読み

     1  大翔  ヒロト、ハルト、ヤマト
     2  悠真  ユウマ、ハルマ、ユウシン
     3  翔   ショウ、カケル、ソラ
     4  颯太  ソウタ
     4  歩夢  アユム
     6  颯真  ソウマ、フウマ
     6  蒼空  ソラ、ソア
     6  優斗  ユウト、ヒロト
     9  大雅  タイガ
     9  颯   ハヤテ、ソウ、ソラ


            女の子

     順位 名前      読み

     1  さくら
     2  陽菜  ヒナ、ハルナ、ヒナタ
     2  結愛  ユア、ユナ、ユメ
     2  莉子  リコ
     5  美桜  ミオ、ミオウ、ミユ
     6  美羽  ミウ、ミハネ、ミユ
     7  葵   アオイ
     7  結衣  ユイ
     9  美咲  ミサキ
     9  結菜  ユナ、ユイナ、ユウナ


http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/best100/

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花野菜

 「花野菜」とも呼ばれ、晩秋から冬にかけて旬を迎えるカリフラワー。ブロッコリーと似ていますが、「ブロッコリーは緑色」で「カリフラワーは白色」といった具合に見分けがつきます。最近は品種改良でオレンジや紫色のカリフラワーも登場しており、食卓に彩りを添えてくれます。

 原産地は地中海沿岸。日本に入ってきたのは明治初期で高度経済成長期の食生活の多様化に伴い、急速に普及しました。

 現代人に必要なミネラル、食物繊維、そしてビタミンCを多く含み、ゆでた時の損失分が他の野菜に比べて少ないのが特徴で、美肌やがん予防効果が期待出来ます。

 鮮度が落ちやすいので早めの調理が必要で、選ぶ際はつぼみの締まりが良く、ずっしりと重みがあるものを選ぶと良いです。

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江戸の茶碗事情

古くは、お茶を飲む器を 茶碗と言いましたが、やがて、磁気の飯碗も「茶碗」と呼ぶようになります。 これは現代にも通じますね。そこで、江戸では、お茶を飲むものを「茶飲み茶碗」、ご飯を食べるものを「茶漬け茶碗」と読んで、区別しました。ちな みに茶漬け茶碗には蓋があり、茶飲み茶碗には蓋が無いのが一般的です。

 江戸の茶漬け茶碗は、現代主流の上に行くほど口径が広くなる朝顔形茶碗 と、下部も上部も同じ口径の筒茶碗の二通りが主に使われましたが、筒形は下級品とされました。私は、お出入り先(たぶん)の台所で、この筒茶碗でご飯を食べている、江戸の按摩さんの絵を持っています。按摩さんが茶漬け茶碗を持ち歩いていたとは考えにくいので、この筒状の茶漬け茶碗は、お出入り先が貸 してくれたものと推測され、筒茶碗は身分の低い方用だった事が分かります。もし、時代劇で、武家が、この筒茶碗を使って食事をしていたら、「ブー!!時代考証アウト!!」と言ってあげましょう。
また、筒茶碗と形は似ていますが、もっと大型で、厚く、綺麗な藍絵をほどこしたものもあり、これを「湯飲み」と言います。現代のお寿司屋さんで使われている、大きく厚手の筒状の「茶飲み茶碗」を思い浮かべていただければ良いと思います。これは、「湯飲み」と言いますが、別に「お湯」を飲むためのものではなく、自分専用の「マイ茶飲み茶碗」で、他人に使わせる事はありませんが、茶店などでは、筒状大型の「湯飲み」で、お客にお茶を飲ませる事もありました。

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今年の10大ニュース

 次から次へと重大事件や事故が相次ぎ、新聞やテレビでは毎日たくさんのニュースが報じられています。ほんの数か月前に起こった事も数年前の事のように感じられるときさえあります。

 毎年恒例ではありますが、時事通信社が選んだ2010年の10大ニュースが発表されていますのでご紹介したいと思います。


  1)尖閣沖で中国漁船衝突。映像がネット流出

  2)大阪地検で証拠改ざん。検事、元特捜部長ら逮捕

  3)鳩山退陣、菅内閣が発足。参院選で民主大敗

  4)小惑星探査機「はやぶさ」が7年ぶり帰還

  5)野球賭博で大関琴光喜ら解雇、力士多数が謹慎休場

  6)円高で6年半ぶり市場介入。ゼロ金利復活

  7)記録的な猛暑、熱中症による死者多数

  8)宮崎県で口蹄疫、牛豚29万頭を処分

  9)日本航空が経営破綻、改革・再生へ

 10)普天間、「辺野古」で日米合意。社民は連立離脱

 ちなみに、在京の新聞と通信社8社の社会部長が選ぶ今年の10大ニュースでは「小沢一郎民主党元代表の強制起訴決まる」が第1位で、「所在不明高齢者各地で相次ぐ」「北朝鮮が砲撃、半島情勢緊迫」「チリ鉱山事故で奇跡の救出」などの項目もランクインしています。

http://yy72.60.kg/test/read.cgi/poverty/1292228490/

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大 根

 冬の代表的な野菜「大根」。短気な人が大根をおろすと辛くなるという話がありますが、どうやらこれは本当のようです。大根を急いで力まかせにおろすと細胞が壊れ、その時にミロシナーゼという酵素の作用で辛くなってしまうのだそうです。そのため、昔から短気な人や乱暴者が大根をおろすと辛くなると言われています。

 大根は部分によって味が違います。大根の上の方は甘味が強いので、大根おろしや生で食べるサラダに最適。真ん中辺りは大きく輪切りにして、おでんやふろふき大根などによく、そして、下の辛味の強い部分は味噌汁の実にするなど比較的濃い味付けに向いています。

 従いまして、一人暮らしで大根を半分だけでいいという場合は、どんな料理に使うかを考えて上下を使い分けるのが最適です。

 ちなみに、尻尾の部分にクレンザーをつけて、ステンレスのシンクや包丁を洗うと傷がつかずピカピカになります。

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標準規格

 標準規格として日本工業標準調査会(JISC)が定めるJIS規格があるため、例えば洋服の10号(サイズ)はどの日本メーカーのものでも同じサイズとなっています。

 これがもし規格が統一されておらず、メーカー毎に違う規格であったなら、消費者は混乱するばかりです。自由に放置してしまえば基準もバラバラ、多様化し、複雑化してしまうモノや事柄に対して、規格(標準)が統一されることで、そのモノや事柄に対する判断も容易になり、利便性も向上するというわけです。

 ちなみに、JIS規格は、制定又は確認若しくは改正した日から少なくとも5年を経過するまでに見直しを行うことが法律で定められており、時代の変化に合わせた柔軟な対応が図られています。例えば同じ号数の洋服でありましても数十年前と現在とでは寸法が違います。

 他にJISCが参加する機関に国際標準化機構(ISO)というのがあります。これは各国の代表的標準化機関からなる国際標準化機関で、「ISO(アイエスオー、イソ)9000」シリーズや「ISO14000」シリーズなど、数々の国際標準規格を策定しています。

 例えば「ISO14000」シリーズは環境関係の国際標準規格となっています。企業・団体がこの認証の取得に動くのは、環境に対する配慮が国際基準を満たしていることの証明になるからです。

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一 年

 一年の長さとはどんなものでしょうか?長くもあり短くもあり。

 年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
 (ねんねんさいさいはなあいにたり さいさいねんねんひとおなじからず)

 唐の時代の有名な七言古詩の一句ですが、本当に意味するところは、私の無教養では分かりかねます。花は本当に変わらないのか。人は本当に変わるのか。結局は人の視点からの話なので、全ては相対的な概念の中にあると思われます。即ち、経年変化していく者同士はお互いの(絶対座標軸に対する)変化に気付かない場合もありますし、或いは(絶対座標軸に対して)変化しないもの(詩の中では花)は、経年変化する者からは変化して見えるかも知れません。

 七言古詩の全体を読むと、その意味は端的には明白です。しかし部分を切り出して解釈に幅を持たせるのも、これまた一興だと思います。私にとっての一年も、視点によって如意棒のように伸び縮みするものであり、それがまた趣だと思います。

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ドリームライナー

 ハブ空港間の大量輸送を想定し大型機の開発に力を注ぐエアバス社に対し、乗客は乗り換えを好まず、中型機による目的地空港への直接乗り入れにニーズがあると読むボーイング。

 エアバスの超大型機A380は定員525名で、乗客一人当たりの効率をあげているのに対し、B787の定員はおよそ半分で燃費効率が良いという特徴があります。そのボーイングの新型旅客機787(通称ドリームライナー)が再三のトラブルで開発が遅れています。

 B787は今月9日に行った試験飛行でもトラブルを起こしており、7度目となる納入延期の可能性が指摘されています。B787における「ローンチカスタマー」という特別な立場にある全日空はボーイングに対し早期の納入を実現するよう圧力を強めています。

 ちなみに、ローンチカスタマーとは「新たな航空機を製造する際に、航空機メーカーに対して、生産に踏み切るのに充分な規模の発注を行い、実際に製造計画を立ち上げるための後ろ盾となる顧客」のことで、B787は2004年に全日空が顧客第1号となり50機発注したことによって開発がスタートした次世代機で、B787の仕様に関しては全日空の様々な意見が反映されています。

 B787の当初予定されていた納入時期は2008年5月で、全日空は同年8月開催の北京オリンピックでB787の羽田─北京間の就航を狙っていましたが果たせず、現時点では来年2月からの納入開始となっていますが、予想されているとおり7度目の納入延期となれば納入時期はさらに後ずれし当初予定よりも4年遅れることになります。

 A380は開発が遅れたことで契約のキャンセルが相次ぎ、貨物型の受注は全て失った(貨物型の開発は中断)という経緯があります。B787も度重なる納入遅延で過去に発注キャンセルが発生しており、今回7度目の納入延期となれば改めて発注を見直す動きがでてくるかもしれません。

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ゴボウ

 「牛蒡」と書いて「ゴボウ」と読みますが、今そのゴボウが旬を迎えています。食物繊維が豊富なことから最近は健康野菜としての人気が高まっています。冬の野菜として煮物や鍋物に欠かせない食材で、熱いご飯に甘辛い味付けの「金平ごぼう」はまた格別です。

 低カロリーのためここ数年はサラダへの利用も広がっており、これもまたなかなか美味です。収穫量の約4分の1を占める最大産地は青森県。根を食べる野菜は珍しく、日本以外では台湾など一部地域で食べられているだけだそうです。

 特に注目されるのは野菜の中でも特に多く含まれる食物繊維。腸内を浄化する効果があり、腸のぜん動運動を促進することから便秘に大変効能があり、また腸内の発ガン物質など有害物質を吸収してくれるので大腸がん予防にも効果があるそうです。

 ゴボウの香りや風味は皮の部分にあるため、皮を厚く剥くのはNG。包丁の背で軽く剥くくらいが良いそうです。

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木守柿

 都会で見かけることはほとんどありませんが、昔は庭先に柿の木を植える家が多く、農村では一軒に少なくても一本の柿の木が植えられていました。

 高齢化がすすむ地方の農村では、実をもいで食べる人も少なくなり、たくさんの柿の実がすずなりとなって枝がたわんでいます。

 昔は、柿の木にも霊魂が宿っていると考えられていたことや、柿の木は折れやすいこと、そして子どもが木登りをして落ちて怪我しないようにと、戒めの意味で「柿の木から落ちたら三年しか生きられない」と言われたそうです。

 柿の木のそばには実をもぐための竹竿などがありましたが、それでもやはり、たわわに実った柿の木は子ども達にとりましては格好の木登りの対象でした。

 ところで、柿の実は最後の一つあるいは数個を必ず残し、全部もいではけないという「木守柿(きもりがき)」の風習があります。理由は、自然の恵みを人間が独占するのではなく鳥などに残しておくため、さらには柿の霊が再生し翌年もたくさん実を結んでくれることを霊界の使いである烏に託すためであったと言われます。

 自然へのいたわりと畏敬。一つだけ残った柿の実があたかも木を守っているかのように見えたものです。

 与えられた恵みに感謝し、他者へもその恵みを残しておくことは、巡りめぐ
って自分のためでもあるということです。

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問責決議

 「中国漁船衝突事件への対応」・「北方領土問題」・「増税の動き」・「環太平洋経済連携協定(TPP)問題」、そして「小沢氏の国会証人喚問問題」・・・等々、政府の動きはどうも見ていてしっくりしません。それを見透かすかのような中国やロシア、そして北朝鮮の行動に右往左往といった様相です。

 先日は、「個別事案はお答えを差し控える」・「法と証拠に基づいて適切にやっている」という2つの答弁を覚えておけばよいと発言した柳田稔法相の辞任に続き、仙谷由人官房長官、馬淵澄夫国土交通相の「問責決議」が可決されました。

 では、「一体、問責決議とは何か」といった疑問が生じる方もいらっしゃると思います。そこで、ここで確認してみたいと思います。

 「問責決議」とは、首相や閣僚の政治責任を問うため野党が参院に提出する決議です。提案者のほか10人以上の賛同があれば提出できます。法的な拘束力はありませんが、政府・与党が無視しますと野党から「国会軽視」の批判を浴びて審議が滞るため、政治的な影響力は大きいようです。

 可決は過去に3例あります。1998年10月の臨時国会では額賀福志郎防衛庁長官の問責決議が可決、1ヶ月後に辞任しました。2008年6月には福田康夫首相の問責決議が可決、通常国会閉会後の9月に福田首相が退陣。09年7月の通常国会では麻生太郎首相が問責決議可決の7日後に衆院を解散しています。

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創作四字熟語

 住友生命が年末恒例の「創作四字熟語」優秀・入選作品を発表しましたので、いくつかをご紹介したいと思います。


「全人見塔」ぜんじんみとう(前人未踏)

   建設中のスカイツリーを見にくる人が大勢いました。

「戸籍騒然」こせきそうぜん(古色蒼然)

   江戸時代生まれの人の生存(戸籍上)が発覚。

「就職渇望」しゅうしょくかつぼう(就職活動)

   就職氷河期以上の就職難。

「百発蛸中」ひゃっぱつたこちゅう(百発百中)

   タコ「パウル君」の的中率が話題に

「探査帰嬉」たんさきき(探査機器)

   「はやぶさ」が困難を乗り越え7年ぶりに帰還

「欧州痛価」おうしゅうつうか(欧州通貨)

   金融不安の拡大でユーロが下落

「整言達人」ととのいマスター(ととのいました)

   ねずっちさんの即興なぞかけ芸はまさに達人の域



 今年起こった様々な出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いで感心させられます。


http://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/index.html

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今年の漢字

 今年の世相を表す「今年の漢字」も発表されました。日本漢字能力検定協会の主催で公募により最も票を集めた漢字を「今年の漢字」として発表していますが、新型インフルや新内閣発足が話題になった昨年の漢字は「新」、そして今年は記録的な猛暑、野菜の高騰、突入の際の高温に耐え無事帰還した「はやぶさ」などの世相を反映して「暑」が選ばれています。
写真:今年の漢字「暑」を書く清水寺の森清範貫主=10日午後、京都市東山区、高橋一徳撮影

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ヒット商品番付

 毎年この時期になりますと、一年の総まとめのような話題が増えてきます。流行語大賞をはじめ今年を総括するランキング等の発表が相次いでいますが、日経新聞社が昨日発表した「ヒット商品番付」もその一つです。

 番付上位は以下のようになっており、いずれも新しい需要を創造あるいは喚起したという点で共通しています。他にも、ブームとなった「食べるラー油」や韓国発ポップスの「K-POP」も番付に名を連ねています。

     東             西

 スマートフォン 【 横綱 】 羽田空港
 エコポイント  【 大関 】 3D
 猛暑特需    【 関脇 】 LED電球
 200円台牛丼 【 小結 】 坂本竜馬
 ドラッカー   【 前頭 】 トップナノックス(ライオン)
 銀座      【  同  】 東京スカイツリー


 ちなみに、東の前頭にランクインした「ドラッガー」は経営学者のドラッガーのことで、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)というタイトルのビジネス本がブームに火をつけました。

 「もしドラ」と略されるこの本は「現代経営学」あるいは「マネジメント」の発明者とも呼ばれるドラッガーの思想(組織と運営、計画と管理、リーダーシップ、調整、統制、そして意識改革等)について斬新なアプローチで書かれ、様々なメディアで取り上げられました。

 ビジネス本らしからぬ表紙でも話題になり、総発行部数181万部で、今年の年間ベストセラー総合1位(出版取次大手トーハン集計)を獲得しており、NHKでのアニメ化も決定しています。

http://www.nikkei.com/news/ranking/genre/article/g=96958A9693819594E2E4E2E5998DE2E5E3E0E0E2E3E29C9CEAE2E2E2;p=9694E3E6E3E0E0E2E2EBE3EAE3E1;o=9694E3E6E3E0E0E2E2EBE3EAE2EB

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事始め

 十二月十三日は、昔から一年の締めくくりとして、または新年を迎える準備の「事始め」とされています。自分を支えてくれた人への感謝の気持ちを贈るお歳暮も大体その頃から二十日までに届くのが目安とされています。

 最近のお歳暮に関する意識調査では、「贈る予定がある」としたのは全体の3分の1程度で、特に若年層のお歳暮離れが著しく、20代で贈る予定のある人は14%、贈ったことがない人は8割を超す結果となっています。

 ところで、お歳暮・感謝で思い出すのは藤尾英昭氏がその著書で紹介していた話です。新聞の読者覧に掲載されていたそうですが以下にてご紹介させていただきます。

 「自分の両親は朝から晩まで一所懸命に働いたが、暮らしは貧窮のどん底だった。自分は子どものころ、両親がこんなに働いても貧しいのは、きっと世の中、つまり社会の仕組みが悪いからだ、と思っていた。

  やがて、自分は親元を離れ、結婚して家庭を持ち、子供も生まれた。自分は毎年、両親へ御歳暮と御中元を欠かさなかった。しかし、口頭でも手紙でも、両親から一度もお礼の返事をもらったことはない。

  いま自分は思う。

  両親があんなに働いて貧乏から逃れられなかったのは、決して世の中が悪いのではなく、両親が人間的に未成熟だったからだと。」


 この話を紹介した著者は言います。「幸不幸の状況は、その人の受け止め方ですべて違う現実を作り出していく」のだと。

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カワハギ

 水温が下がるこれから身が引き締まり、一層うまみが増す「カワハギ」。ご存知の通り、体はひし形で、おちょぼ口が印象的ですが、ヤスリのようにザラザラする丈夫な皮を簡単にはがすことができるので、「皮剥」、「カワハギ」という名がついたそうです。

 関西では「ハゲ」や「マルハゲ」、名古屋では「スブタ」とも呼ばれるようです。北海道以南に広く分布しており、貝類やエビ・カニ類などを食べています。

 栄養学的には、高たんぱく質かつ低脂肪、透き通った白身は淡白で気品があり、刺し身はフグのように薄切りにして食べます。特に、秋から冬にかけて大きくなる肝臓はまた格別です。

 以前は漁獲量が多かったのですが、近年は水揚げが減っており、今では中高級魚。サバやサンマを大きく上回る価格となっています。

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ギンナン

 漢字で「銀杏」と書いて「ギンナン」。枯葉の舞う季節ならではの食材ですが、茶わん蒸しを食べ終わる頃に底の方から出てくるのが印象的です。おでんなどの鍋物にも欠かせませんが、電子レンジやフライパンで軽く過熱しただけでも酒のつまみや子供のおやつになり、手軽に秋の風味を楽しめます。

 ギンナンには、ビタミンCやD、カロチンに加え、良質なたんぱく質が含まれており、滋養強壮のほか、肺や気管支の働きを高める効果があるそうです。国内で出回っているギンナンのほとんどが国産で、主な産地は愛知・大分・福島県などですが、中でも愛知県の祖父江町は国内の3割以上を生産しており、主に料亭など業務用高級食材として取引されています。

 イチョウの木の植えてある公園などで拾ってきてもよいですが、食べられるのは外側の種皮を取り除いた殻の中の黄緑色をした胚乳(はいにゅう)部分です。外側の種皮は匂いがきついうえ、素手で触って汁が付くとかぶれることもありますので注意が必要です。

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外国人観光客増

 銀座辺りを歩いていますと普通に中国語や韓国語が飛び交っていますが、今、海外からの観光客が大幅増加しています。9月の訪日外客数の推計値は71万7000人(政府観光局調べ)で前年同期比34%増。これで11ヶ月連続で前年実績を上回り、年初来の9ヶ月累計では660万1000人、同33%増となっています。9ヶ月累計で最も多いのは韓国からの184万人、次いで中国からの117万人、そして台湾からの99万人となっており、アジア圏からの観光客の増加が伸びを牽引しています。ちなみに、米国からは54万人、欧州で最も多いのは英国からの13万人です。

 アジアからの観光客増による経済効果は大です。食事、温泉、買い物などを目的に訪日するケースが多く、一人当たり支出額は平均10~20万円。とりわけ中国からの旅行者の場合、全体の3割近くがカメラや時計、化粧品などの高額消費財を購入します。内需型企業にもアジアの経済成長の恩恵が着実に及び始めています。

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白 菜

 英語で「チャイニーズ・キャベツ」と言えば「白菜」。今では年間を通して出回っていますが、夏場は長野産、秋冬は茨城産が多く、これから気温が下がるにつれて需要が拡大する鍋物向けの多くは茨城産となります。

 英語名の通り中国が原産地とされ、明治時代に日清・日露戦争に従軍した日本の兵士が大陸で白菜を初めて食べ、その大きさや味に感心して持ち帰ったのが日本全国に広まるきっかけになったそうです。 

 スーパーなどの店先で鮮度を見分ける際は、芯の部分に注目。2分の1や4分の1にカットしたものは芯の部分の断面が膨らんでいないものが良いそうです。カット後も芯の部分は成長を続けるため、盛り上がる度合いで新鮮さが分かり、高くなっていたら鮮度が落ちています。栄養面ではビタミンCが豊富で風邪の予防効果があるそうです。

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足るを知る

 平安中期の天台宗に源信という学僧がいましたが、この人は「足ることを知れ」と次のようにいっています。「足ることをしらば貧といえども富となづくべし、財ありとも欲多ければこれを貧となづく。」
 
 また、「養生訓」の著者でよく知られている江戸時代の貝原益軒が著した書「楽訓」にも「足ることを知れば貧賤にしても楽しむ」とあります。人間の欲には際限がありません。豊かさは一度慣れてしまえば、それが当たり前となります。一度手に入れた喜びや感動も日に日に薄れていきます。そうすると次なる豊かさを求めるようになります。

  
 豊かさとは意識の問題で、足を知ることが出来れば、豊かさを持ち続けることが出来るようになります。ところが、人間は他人と比較することで自分を評価する傾向がありますので、財政・経済でも、才能でも、足るということを知ることはきわめて困難といわざるを得ません。

 比べるということは必ずしも悪い面ばかりでなく、功罪半ばします。人と比べることにより、挑戦したり、進歩・成長したりすることも可能となります。しかし、他人が持っているものが自分にないときには、多くの場合ねたみを生むことになります。

 “Going my way”で生きるということは、言うは易くして実際に行うのは難しいことです。特に現代のように競争社会で生きていくには、どうしても他人を意識せざるを得ません。

 定年退職を迎えるということは、これまで自分を他人と比べる競争社会と決別する絶好の機会で、これまでの競争で疲れた心身の疲れを癒し、次なる第二の人生を自然体で過ごすことができます。

 そのためには、足るを知ることが何よりも大切であります。勿論、年金だけでは生活できない場合には、パートで働く必要があるかも知れません。再就職してフルタイムで働くことが悪いとはいえませんが、折角の残りの人生ですので、足るを知って充実した人生を送りたいものです。

 物があふれる現代に生きる我々にとって、収納術・片付け術の「断捨離」(だんしゃり)と言う手法が注目を浴びています。提唱者のやましたひでこさんによりますと、「断捨離」はヨガの修行にもとづくもので、「断」は、入ってくる不必要な物を断ち、「捨」は、家にはびこるガラクタを捨て、「離」は、物への執着心から離れる術だそうです。


 この様な指針に基づいて暮らせば、必要最小限のものだけで暮らしていけるようになります。今の自分にとった何が大切かを考えるこの術は、物の整理・片付けだけでなく、心の整理にも役立つものと思います。

 物を捨てると、残した物と自分との関係が深まるといわれます。「断捨離」は、ただ単に物の整理術にとどまらず、人間の生き方に繋がる哲学とも捉えることが出来ます。

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流行語大賞

 もうそんな時期かと思ってしまいますが、今年も恒例の流行語大賞が発表されました。

 今年は、回を追うごとに視聴率が高くなったNHK朝の連続ドラマから「ゲゲゲの~」が年間大賞に輝いています。他に、トップ10には以下のような言葉も入っています。

 「イクメン」 子育てを楽しむパパ

 「女子会」 女子だけの飲み会

 「食べるラー油」 品切れが相次ぎ、次々と似たような商品が登場

 「ととのいました」 漫才コンビWコロンから謎かけがブームに

 「無縁社会」 所在不明高齢者や孤独死・・・地縁や血縁といった絆の喪失


 これらの言葉を見ますと今年はどんな事柄が話題になり、どんな年だったのかが想起されます。ちなみに過去5年の流行語は以下のようになっています。


 05年「小泉劇場」「想定内」「クールビズ」「ちょいモテオヤジ」

 06年「イナバウアー」「品格」「格差社会」「シンジラレナ~イ」

 07年「(宮崎を)どげんかせんといかん」「そんなの関係ねぇ」

 08年「アラフォー」「グ~!」「名ばかり管理職」「居酒屋タクシー」

 09年「政権交代」「こども店長」「事業仕分け」「草食男子」


 こうして見てみますと、数年前のこともずいぶん昔のことのように感じられます。

http://singo.jiyu.co.jp/index.html

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慢性疾患のセルフマネッジメント

 急性疾患の多くは、医療機関での治療で対処できます。しかし、慢性疾患の場合は、医学的治療だけではなく、患者自身が自分の病気を自己管理することが重要となります。

 プログラムの内容は、患者と医師へのヒアリング調査をもとに検討され、患者が知りたいこと、医師が患者に知ってもらいたいことを具体的にテーマとして取り上げ、同研究チームは受講者の追跡調査を実施し、プログラムの効果検証も行っています。

 英国では、このプログラムが政府による健康増進策の一環として採用されているほか、カナダ、メキシコ、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、スイス、オーストラリア、二ユージーランド、南アフリカ、中国など世界10ヶ国以上ですでに導入されています。

 患者自信が慢性疾を患管理する上で、次の3つが重要なポイントとして上げられています。

 第1は、クスリをきめられたとおりに服用するなど、治療方針について医師と話し合った上で自ら正しく実行する「治療のマネジメント」、

 第2は、病気を抱えながら仕事をしたり、家事や育児をしたりする役割を果たす「社会生活のマネジメント」、

 第3は、病気であるがゆえに感じる怒りや徒労感と向き合う「感情のマネジメント」です。

 慢性疾患患者は、これらの3つのポイントに対処するため、以上の「治療」、「社会生活」、「感情」にかかわる問題をより身近なテーマに置き変えて学んでいきます。

 これまでに、このプログラムは医療機関、地域福祉施設、患者会などで実施されており、プログラを受講した患者たちからは多くの評価の声が寄せられています。

 「以前に比べて上手に症状をコントロールすることができるようになった。
また、家事のやり方を工夫するなど日常生活面でもプログラムで学んだことを積極的に活用している」と言う声もあります。

 また、「病気だと知ってすっかり失っていた自信をこのプログラムで取り戻すことができた」、「このプログラムで仲間と知り合い、自分はひとりではないということに気付かされた」など、多くの受講者から好評を得ています。

 具体的な成果として、治療のために減量が必要だった患者が、プログラムの受講により食生活を改善し、減量に成功したというケースも報告されています。

 プログラムの詳細に関しましては、特定非営利活動法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会のHP(http://www.j-cdsm.org/)をご覧下さい。

 プログラムに参加した患者は、週1回、2時間半のクラスを6週連続で受講します。毎回、参加者に共通するテーマを取り上げ、協会の認定を受けたリーダーによる講義と、受講者同士のディスカッションが行われます。講義では、スタンフォード大が作成したテキストに沿って、
(1)自分の感情の対処法
(2)正しい運動のしかた
(3)薬の適正使用
(3)家族や医師とのコミュニケーション
(4)適切な食事のとりかた
(5)治療を理解するためのポイント
について学びます。

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弁慶は京言葉?

 雅な言葉使いの京言葉ですが、江戸の川柳に

 弁慶も あったらことに 京言葉

 と言うのがあります。「あったら」と言うのは、現代用語に直すと「残念な」「惜しい」と言う様な意味になります。江戸っ子の大好きな、「九郎判官義経」と、その子分で江戸のスーパーヒーロー「弁慶」ですが、よーく考えてみれば、弁慶は、子供時代から京都の比叡山西塔で育っています。
と言う事は、当然、弁慶は普段、雅な「京言葉」でしゃべっていたはず。江戸っ子としては、弁慶に「てやんでぇ、べらぼうめ!」位の江戸弁の啖呵を切 って欲しいところですが、弁慶が「義経はん、わては悔しゅうおすえ。」な んて京言葉でしゃべったら、興ざめだと言う江戸っ子の「残念な気持ち」を 詠んだ川柳です。

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かさね色目

 山々が秋色を深めています。紅葉(こうよう)とは申しますが、そこにあるのは紅色ばかりではありません。この時期の山々は黄色や濃い赤色、茶色など様々な色彩・グラデーションが鮮やかです。

 紅葉(もみじ)とは、もともと「色を揉み出づる」の意で、秋になって草葉の色が変ることを指し、万葉集では「黄葉」の字をあてています。たくさんの紅葉がある中で、楓(かえで)の紅葉が愛されたことから、紅葉(もみじ)と言えば楓を指すようになったそうです。

 ところで、昔の人は季節特有の「色」について、実に情緒豊かな表現を使っていました。

 茜色(あかねいろ)、柿色(かきいろ)、紅色(べにいろ)、蘇枋色(すおういろ)、牡丹色(ぼたんいろ)、赤朽葉(あかくちば)、支子色(くちなしいろ)、鬱金色(うこんいろ)、黄蘗色(きはだいろ)、黄朽葉(きくちば)等々。もちろん、色の定義をその生成方法や自然のものに形容したほうが合理的という理由もあります。

 また、平安時代の十二単では、衣に花や木をイメージさせる様々な色を重ねることで季節を表現していました。これを「かさね色目」と言います。

 秋の野山に紫紅色の花を咲かせた山萩の花色を表した色目、晩秋の赤く色づいた朽葉の色をあらわした色目など、これらの色目の作法をそれぞれ「萩」、「朽葉」などと言います。

 季節を表す色目はしだいに変化し、冬枯で草葉の色が淡茶に変った情景を模した「枯色(かれいろ)」から、白を重ねた「氷(こほり)」へと移ってゆきます。

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