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2011年1月

ヒラメ

 この寒い時期に最も美味しさが増すのが「ヒラメ」です。「寒ビラメ」とも呼ばれ、厳寒期の冷たい海水にさらされることで 身が引き締まり、脂の乗りが良いです。高たんぱく・低脂肪の食材であり、特に背びれと尻びれの付け根に当たる縁側(えんがわ)は寿司だねの中でも絶品であり、肌の若返りが期待できるコラーゲンが多く含まれています。

 天然物は裏側がピンクがかった白色であり、養殖物にはまだら模様があるため、簡単に見分けることが出来ます。買う時は切り身が多いかと思いますが、身が透き通っているもので、切り口から水気、血液が滲み出てないものを選ぶのが良いです。

 ちなみに、カレイに似ており、『左ヒラメの右カレイ』と申します通り、背鰭(せびれ)を上にして目が左側にあるのがヒラメ、右にあるのがカレイです。また、カレイに比べて口が大きく、鋭い歯があることでも区別できます。

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銀行人気ランキング(3)

 「今後利用したい銀行」のトップは、住信SBIネット銀行。

 この観点でのランキングは、比較的新しい銀行が上位を占めています。

 2位:ソニー銀行。3位:セブン銀行。


 いっぽう、4位以下は、昔ながらの信用金庫が目を引きますね。

 4位:京都中央信用金庫

 5位:巣鴨信用金庫

 12位:城南信用金庫   など。

 コストや利便性などを武器に躍進するネット銀行や流通系の銀行。

 片や、地域密着型で地元のお客様を大切にケアーする信用金庫。

 それぞれ、自分が持っている強みを活かすことが、人気アップにつながっているようですね。


 住信SBIネット銀行は、日常的に銀行を使う際のコスト、すなわちATM手数料や振込手数料(月3回まで)を無料にしている点が高い評価。

 ソニー銀行は、運用商品やローン商品が高評価。

 セブン銀行は、ATMがたくさんある便利さ。


 これからはますますスマートフォンの時代。
 どこに行くのもパソコンを常備しているのと変わりません。

 だから、「ネット系のお得な銀行」か? あるいは、逆に「地元の親しみのもてる銀行」か?

 おそらく、顧客は自分の都合のよいように、これらをうまく使い分けるようになるのでしょうね。

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夢占い

 夢占いも様々ですが、雪が降る夢は何か喜び事がある知らせだそうです。ちなみに北条政子は、「高い山に登り、太陽と月を左右のたもとに入れ、みかんの実が三つついた枝を髪に挿した」という妹が見た夢を買い取り、尼将軍にまでのぼりつめたとの伝承が残っています。

 縁起の良い初夢として知られる「一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭(いちふじ にたか さんなすび しせん ごたばこ ろくざとう)」。なかなかそのような夢を見ることはありませんが、これらの品ははすべて静岡に縁のある品々となっています。

 このように言われるようになったのは江戸開幕以降で、駿府(現在の静岡市)で過ごした徳川家康の栄達にあやかったものです。

 富士山は高く大きく、富士は無事につながり、鷹は運気をつかみ取り、茄子は事を成す。「無事(富士)に高(鷹)く成す(茄子)」とされる験かつぎで、さらに、扇は富士山同様末広がりで縁起が良く、鷹と煙草の煙は上昇(運気上昇)、座頭は茄子と同じく毛がない(怪我ない)とのシャレにもなっています。

 夢が何事かを暗示しているという考え方は古くからあります。フロイトの心理学といった学問的な話はさておき、高島暦における夢判断をいくつかご紹介したいと思います。

 財布が空になる夢 運気が上向いてくる
 血が流れる夢   少量であれば利益となる
 恥をかく夢    嬉しい知らせがある
 怒る夢      対人関係の好転 等々

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銀行人気ランキング(2)

 昨日の銀行ランキングは総合順位。

 個別の観点からみると、別の順位になるようです。

 ちなみに、「資産運用やローンの提案力」の人気ランキング1位は、昨日の総合順位ではベスト10にも入っていなかった「東京スター銀行」。

 東京スター銀行は都市部を中心に、「ファイナンシャル・ラウンジ」という、資産形成のための情報とアドバイスの提供に特化した店舗を設けています。快適な空間で質のいい接客サービスを得られるところが高評価の理由かもしれません。

「~~・ラウンジ」は、首都圏だけで20店、その他は主要都市に全国7店のみ。

 都会の人に評価されているのでしょう。

 また、「預金連動型住宅ローン」というとても個性的な住宅ローンも販売しています。
 預金をしていると、同額までの住宅ローンには金利がかからないというもの。金融資産をたくさん持っていて、定期的な収入のある人には、とても有利で面白い住宅ローンですね。


 第2位は、総合1位のソニー銀行です。

 ソニー銀行はネット銀行ですが、対面の接客という営業力が使えない代わりに、商品力と商品構成で勝負します。

 コストが安いのが大きな特色のひとつです。
 店舗や社員が少ないため、運営コストが低い。したがって、お客さんが負担するコストも安くできます。

 運用商品は、外貨預金、外貨MMF、株式、ETFなど、幅広く取り扱っています。

 住宅ローンにも定評があります。
 保証料はタダ。融資手数料も割安など・・・・。

 同じくネット銀行で、ソニー銀行を追っかけているようなところがあるのが、「住信SBIネット銀行」です。

「資産運用・ローンの提案力」という観点では、第3位にランクイン。

 この2つのネット銀行の競争は、顧客の側からは、今後も見ものです。

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銀行人気ランキング(1)

 ギャルが好きなラーメンのトッピングの第1位はメンマ。第2位はたまご、第3位はチャーシュー、その後、もやし、ねぎと続くのだそうです。

 いま、女性がなりたい顔ランキングでは、北川景子、綾瀬はるか、宮崎あおいの順。

 いっぽう、男がなりたい顔は、福山雅治、木村拓哉、水嶋ヒロが上位の3つ。

 ランキングはとかく盛り上がり、その顔ぶれをみると、時代、世相を映しとっているといえそうです。

 こういうと、メンマやたまごのどこが時代を切り取っているんだといわれそうですが・・・・


 日本経済新聞社が定期的に行っている調査に金融機関ランキングがあります。

 今回はその7回目。

 顧客満足度調査の堂々トップは、ソニー銀行。ネット銀行ですね。

 第2位は、住信SBIネット銀行。これもネット銀行。

 3位:大垣共立(岐阜)

 4位:りそな

 5位:埼玉りそな

 6位:セブン(セブンイレブン系列)

 7位:三井住友

 8位:みずほ

 9位:イオン

 10位:新生銀行

 11位:三菱東京UFJ

 この中で、ご自分が口座を開設している銀行はありますか?

 何行ありますか?

 その銀行のどこが気に入っているのでしょう?

「なんとなく」・・・という理由であれば、この際、年もあらたまったことですし、見直しを検討したほうがいいかもしれません。

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思い込み

 技術の進歩により世の中が非常に便利になってきた反面、処理の中身がブラックボックス化されることで不便が増していると感じることがあります。

 例えば自動的に行われるセキュリティソフトのアップデートにより、前日まで普通に受信されていたメールが突然届かなくなったというケースもあります。実際には迷惑メールフォルダ等に振り分けられてしまっていたりするわけですが、パソコンに不慣れな人にとりましては事態の把握と解決は簡単なことではありません。

 また、最近は複数のメールアドレスを使用している人も多く、どのアドレスで受信し、どのアドレスで送信しているのかを認識していない人も少なくありません。こういったことが原因によるすれ違いというのはあらゆるところで起こっています。

 メールアドレスを全角文字で打っていることに気づかずに「送信できない」あるいは「返信が来ない」といったケースもよくあります。もちろんメールアドレスはすべて半角英数での記述が原則です。

 普段どおりの処理で普段どおりにの結果が得られないケースでは、「ちゃんとやった」「間違いないはず」との思い込みから間違いに気付かないというケースが少なくありません。

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うそ替え

 菅原道真公は、生まれた日も、大宰府にお移りになった日も、お亡くなりになった日もすべて25日で、天神様の日として毎月25日には様々な神事が行われます。

 今日25日は今年最初の「初天神」。全国に約1万300社ある天神社は、稲荷神社、八幡神社に次いで三番目に多い神社で、東京の亀戸天神や湯島天神では「鷽(うそ)替えの神事」が行われます。(大宰府では7日だそうです)

 鷽替えの神事は菅原道真公が無数の蜂に襲われた際、鷽が飛来し危機を救ったという伝承に由来し、現代におきましては前年に買い求めた手彫りの「鷽」に災いを託して、新しい「鷽」と取り換えることで吉運を招くとされています。
また、知らず知らずのうちについてしまった「嘘」を、至誠の神であらせられる天神様の御力で「誠」に替えていただき、正しい幸運を招くという願いも込められています。

 ちなみに今日が左遷の日とされるのも、道真公が1月25日に大宰府に旅立ったことに由来し、この時詠んだ句が有名な「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春なわすれそ」です。

 この梅の木は、道真公を慕って一夜にして大宰府に飛んできたという「飛梅伝説」を持つ御神木で、1100余年を経た今でも毎年この時期になると清香の花を咲かせます。

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江戸風流小噺

【ひょっとこ蕎麦】
 蕎麦には、たね物言いまして、天麩羅が入って天麩羅蕎麦、油揚げが入っ て狐蕎麦、お餅が入って力蕎麦、なかにはカマボコや三つ葉でオカメの顔を こしらえましてオカメ蕎麦なんてんで。
客「おう、蕎麦屋さん。お前の所の品書きに、ひょっとこ蕎麦ってぇのがあ るね。ええ、オカメ蕎麦ってのは食った事があるけど、ひょっとこ蕎麦ってぇのは食った事ねえや。ひとつ、このひょっとこ蕎麦ってぇのをこしらえてくんねえ。」
蕎麦屋「へぇい。『とこ』一丁・・・へい、お待ちどおさま。」
客「これかい、ひょっとこ蕎麦ってのは。たね物は何も入っていないじゃないか。かき回してると何か出て来るのかい。うわっ!!熱、馬鹿に熱いじゃねぇか。ふーふー、煮えくりかえってんじゃねえか、ふーふー、まだ熱い。ふーふー、ふーふー、なんだい、味もかけと変わらないし、ふーふー、たね物は入っていないし。おい、蕎麦屋さん、これがひょっとこ蕎麦かい、ただのかけ蕎麦じゃねぇか。」
蕎「いえ、ひょっとこ蕎麦で。ごくお熱くできております。」
客「熱いのがひょっとこかい?」
蕎「ええ、熱いので、皆さん、ふーふーお吹きになります。」
客「うん。」
蕎「ふーふー吹く、あなたのお口がひょっとこです。」

 油揚げの入ったお蕎麦を「狐蕎麦」と呼びますが、江戸では別に「狐の蕎麦」と呼ばれるものもありました。「狐の蕎麦」とは、実は「ミミズ」の事。狐に化かされて、蕎麦だと思って食べたら、ミミズだったと言 う伝承から来た言葉です。「の」一文字入るか、入らないかで、大変な違い ですね。

 江戸川柳 ちゃんころが 無いと狐の 蕎麦を掘り

 ちゃんころとは、お金の事。この方(多分浪人者)、お金は無いし、金策 に行く所も無い。けど、暇で時間だけはたっぷりあるのでしょう。狐の蕎麦 (ミミズ)を掘って、それをエサに釣りをして、晩飯のおかずを調達しよう と言う魂胆です。

【百番番頭】
 昔、日本橋の大家の呉服屋に泥棒が入りまして、一番番頭を縛って、二番番頭を縛って、三番番頭を縛って、四番番頭を縛って、碁盤番頭を縛って。 六番、七番、八番、九番。十番番頭を縛って、二十番番頭を縛って、三十番番頭を縛って、四十番番頭を縛って、五十番番頭を縛って。六十番、七十番、八十番、九十番。百番番頭まで縛って、さあ、仕事にかかろうとしたら、カラリッと夜が明けて、今度はてめぇが縛られた。

 昭和の三大名人、八代目・文楽師が、泥棒の噺をする時に、よくマクラに 振っていた小噺です。話中の日本橋の大店の呉服店とは、店名こそ明らかに されていませんが、三井越後屋(現代の三越グループの前身)であろう事は、 江戸人なら、すぐ分かりました。江戸期の三井越後屋は、江戸一とも言われる大店で、奉公人の数も多くいました。まさか本当に番頭が百人もいた訳は ありませんが、あの大店なら、さもありなんと、妙に納得させられてしまいます。

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スマートフォン

 昨年の日経MJヒット商品番付で東の横綱となった「スマートフォン(高機能携帯電話)」。スマートフォンとは、音声通話以外にパソコンに近い機能を持った高性能情報端末で、パソコンと携帯とゲームを1台の端末でこなすことができます。

 昨年12月の携帯電話販売台数に占めるスマートフォンのシェアはほぼ半分に迫り、2010年度の出荷台数は前年度比2.9倍の675万台に達する見込みです。

 国内の契約数が1億台を超えて飽和感のあった携帯電話市場ですが、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)やメーカーは急成長するスマートフォンに軸足を移しています。

 ソニーはいったん売却した半導体工場を、スマートフォン用に需要が急拡大しているとして東芝から買い戻し、東芝はスマートフォン向けの中小型液晶パネルの工場を新設。日立も小型の液晶パネル事業で、電子機器の受託生産で世界最大手の台湾企業と提携。パソコン依存からの脱却を狙う半導体世界最大手のインテルはスマートフォンの頭脳となる半導体の供給を本格化するなど、スマートフォン・シフトとも言える動きが相次いでおり、ドコモやauはハードとソフトともに閉鎖的なアップルの「iPhone(アイフォーン)」に対抗して、グーグルの無償OS「アンドロイド」を使ったスマートフォン(アンドロイド携帯)で攻勢をかけ、OS別の国内出荷台数シェアは今年度中にアンドロイドがアイフォーンを逆転する見通しです。

 ちなみに今年度のスマートフォンの国内市場規模は約3300億円ですが、携帯電話全体に占める割合はまだ数%に過ぎず、5年後には5割を超えると予想されており、買い替え需要は巨大です。

 スマートフォンの産業としてのすそ野は広く、部品メーカーや輸送会社など関係業界への波及効果は2010年度で約5000億円と試算されており、部品メーカーの生産能力を上回る需要が発生し、部品のハンダ付けに使われる銀の価格は30年ぶりの高値を付けています。また、ネットビジネスの市場規模は2010年度で約12兆円ですが、スマートフォンの普及により2015年度には約1.5倍の18兆円に拡大する見込みです。

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スキーに連れてって

 スキー人口の減少が言われて久しいですが、岐阜県では「もう一度、私をスキーに連れてって」と銘打ったキャンペーンを展開し、食や温泉、観光などと組み合わせて往年のスキーヤーにアピールしています。

 事実、原田知世主演の映画「私をスキーに連れてって」が人気となっていた頃(約20年前)にスキーを楽しんでいた40~50代が子供とともにスキー場に戻りつつあります。

 ところで、昨年は中国人の観光ビザの発給要件の緩和やアジアの景気回復などで日本を訪れた外国人の入国者数が大幅に増加。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件が発生した9月以降は中国人の入国者数は減少傾向となりましたが、それでも通年の外国人入国者数は944万3671人(法務省による速報値)に達し、前年比で24%増となりました。

 ちなみに、国別では韓国が約269万人(前年比46%増)、中国(香港を除く)が約166万人(同34%増)、台湾が約131万人(同23%増)などの順となっており、尖閣の一件がなければ中国人の入国者数はさらに増えていたと見られます。

 そんな状況もあって日本の観光地やテーマパークなどではアジア系の外国人を見る機会が増えてきており、スキー場も例外ではありません。

 スキーヤーの減少に頭を痛めていたスキー場にとっては、アジア系外国人の来場はウェルカムなのかもしれませんが、その一方で彼らのマナー悪さが問題となっているケースもあるようです。

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商いの種

 「浜の眞砂は尽くるとも、世に盗人の種は尽きまじ」 これは石川五右衛門の辞世の句とされれているものですが、「世に商いの種は尽きまじ」というのも真実で、状況にうなだれることなく前を向いていれば、いろいろおもしろいアイディアが生まれるものです。

 例えば、日本画用絵具専門店の老舗、京都の「上羽絵惣(うえばえそう)」が開発したマニキュア「胡粉ネイル」もそうです。

 胡粉とは、ホタテ貝を原料にした日本の伝統的な白い絵具で、日光東照宮などの彩色や日本人形などにも使われています。胡粉ネイルは、有機溶剤を使った従来のマニキュアのような刺激臭がなく、無臭で速乾性に優れ、通気性もあり、落とすのに除光液を必要とせず、アルコールで簡単に取れるという特性を持っています。しかも元が絵具屋だけあって、色のバリエーションも豊富で、子供用に買い求める人や、高齢者や妊婦などにも人気となってます。

 日本画の画材という狭い市場を飛び出し、かつ従来からある素材を使いながら新しいニーズを喚起した好例です。

 もう一つ。今まで厄介者扱いだったモノを商品化したという話です。鹿児島では桜島の火山灰が住民たちを悩ませてきましたが、その灰を缶詰にして売り出したところ(1缶100円)、お土産用として予想外の売れ行きとなっているそうです。

 砂や空気の缶詰などは従来からありましたが、アイディアと実行力、そこに至るまでの「どうにかしたい」との思いがこうした成功につながっているのだと思います。

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2011年ヒット予測ランキング

 毎年年末になりますと、様々な専門誌や経済誌が来年の予測について特集を組みます。その中から、日経トレンディが昨年12月号で2011年に確実に流行りそうなモノを特集した「2011年ヒット予測ランキング」のベスト5をご紹介したいと思います。


1位【得するジオゲーム】

ツイッターの次にヒットするといわれる米国のネットサービスが今年日本に上陸。携帯のGPS機能を使った仮想スタンプラリー。観光地やショップなどと連携することで地域活性化の効果も。

2位【モバ美(モバビュー)】

モバイル美容家電。「自宅で味わう快適性を、外にも持ち出したい」との消費者心理を背景に、洗練されたデザインと携帯性で新たな需要を創出。

3位【スマホリンク家電】

スマートフォンの普及が進む一方で、スマートフォンと連携する家電やカーナビ、玩具などが続々登場。

4位【釣女ギア(ちょうじょギア)】

「山ガール」の次は「釣りガール」!?。男の領域だった釣りに挑戦する女性が増えており、ファッション性を高めたウェアなども登場。

5位【新幹線・極上ギア】

移動の手段でしかなかった新幹線に、乗ることそのものが目的になる新型車両が今年、相次いで登場。


 日経トレンディでは上記の他、「多様生物コスメ(生き物の成分を使った化粧品)」や「おまかせ自動販売機(利用者ごとに薦める商品を変える次世代の自動販売機)」などもヒットすると予想しています。

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大 根

 寒くなると甘みが増し、おでんや鍋物に欠かせない「大根」。ジアスターゼなど消化酵素を多く含むことから、食べ過ぎで疲れた胃にはうってつけです。

 「大根」は中国から伝わり、栽培が簡単なことから江戸時代に各地に広がりました。スーパーなどの店頭に並んでいる大半は根の上部が淡い緑色をした「青首大根」で千葉などが主産地です。その他にも肉質がきめ細かい神奈川の「三浦大根」や世界一大きい鹿児島の「桜島大根」など全国に様々な種類があります。

 一般的には、大根の緑色の部分は甘みが強く、おでんや煮物向け。先端は辛味があり、大根おろしによく合います。また、葉には鉄分やビタミンAなど栄養素が多く含まれています。店頭では、葉が青々して根につやのあるものを選ぶと良いそうです。

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 「魚」に「雪」と書いて「鱈」(タラ)。字の如く、雪の降る季節に産卵期を迎え、味が良くなります。すり身の原料にするスケソウダラなどもありますが、単に「タラ」と言う場合は「マダラ」(真鱈)を指すことが多いです。

 タラは食欲が旺盛で、貝や小魚、イカなどを手当たり次第に食べます。実際に食べ過ぎが原因で胃潰瘍(かいよう)にかかる魚もいるといいます。この大食いの性質から「鱈腹(たらふく)」という当て字が生まれたそうです。

 身は脂が少なく柔らかな白身で、たらちりなど鍋物にして食べるのが一般的です。世界でもタラはポピュラーな魚で、揚げたタラにフライドポテトを添えた英国の「フィッシュ&チップス」は有名です。

 ちなみに、「スケソウダラ」は水分が多く、鮮度が落ちやすいため、かまぼこやちくわなど加工品の原料になることが多いです。また、身よりも雌(メス)の卵巣を塩蔵した「たらこ」や唐辛子で漬けた「からし明太子」の方が馴染み深いです。

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今日の出来事

 1995年(平成7年)の本日1月17日午前5時46分、「阪神・淡路大震災」が発生しました。死者6436名、負傷者は4万人を越すという甚大な被害に見舞われましたが、当時の首相は村山富市氏(社会党)、自社さ連立政権でした。混乱している現地から東京へ被害の実態や情報が伝わるのが遅く、テレビ報道などでようやく状況を把握する事態となったことは鮮明に記憶に残っています。

 1991年(平成3年)の本日には、アメリカ軍を主力とする多国籍軍がイラクが占領したクウェートのイラク軍拠点に攻撃を開始、「湾岸戦争」が勃発しています。

 また、2006年の本日1月17日には「ライブドア・ショック」が発生し日経平均株価は462円という大幅安となり、その後も長らく会計疑惑などの不安は払拭されず、ジャスダック・マザーズ・ヘラクレスといった新興マーケット低迷のきっかけとなりました。


 ちなみに、本日は尾崎紅葉の「金色夜叉」の主人公(間貫一)が熱海の海岸で貫一を裏切った恋人のお宮に「いいか、宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから。月が曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ。」と言い放った日です。それ以来、1月17日の夜空が曇り空なら「貫一曇り」と呼ばれています。

 様々なことがあった1月17日ですが、本日はどのような日になるか気になるところです。

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江戸のぜんざい(お汁粉)事情

上方では 「ぜんざい(善哉)」と呼びますが、東京では「お汁粉」と呼び、また、上 方ではつぶし餡を使うのに対し、東京では漉し餡を使うなどの微妙な違いが あります。

 江戸での「お汁粉」は、以外に古く、江戸初期の寛永十二年(1635)の『料 理物語』に、うどんやそうめん、饅頭などといっしょに「すすりだんご」と 言う料理が紹介されています。これはもち米六に対しうるち米四で作った団 子を小豆の粉の汁で煮込み、塩味を付けて、その上から、当時は貴重な白砂 糖をかけた一種の汁物で、「お汁粉」の原型とされますが、当時は、甘い食 べ物ではなく、塩味で調理されたお汁の一種で、酒の肴として用いられる事 もありました。やがて、砂糖が一般にも普及し始めた江戸後期に、塩味から 甘味へと味付けが変化し、江戸での甘い「お汁粉」として定着して行きます。
しかし、江戸での「ぜんざい」発売は、幕末の安政元年(1854)、浅草のお汁 粉屋「梅園」で売り出された「栗ぜんざい」が最初とされます。

では、ここで、久しぶりに江戸時代クイズ。
まだお 正月気分が抜けない方もおられるかもしれませんね、では、江戸では「正月 屋」と呼ばれた、冬の食材を売る商売がありました。ではズバリ「正月屋」 とは、何を売る商売でしょう。

壱 お汁粉  弐 鍋焼きうどん  参 おでん

 ヒントを出す必要もありませんね。ぜんざい(お汁粉)のお話しをしてい るのですから、当然、正解は壱のお汁粉です。江戸時代研究のバイブル、 「守貞漫稿」に、江戸期のお汁粉について書かれていますので、現代語訳し てご紹介します。「汁粉売。江戸では赤小豆の皮を取って、安い砂糖や黒糖 を加えて、煮た切り餅を入れたものを汁粉と呼びます。京大坂では、皮を取 ったものは汁粉、または漉し餡の善哉と呼びます。江戸では善哉の様なものを、つぶし餡と呼びます。また、漉し餡に、つぶさないままの赤小豆を加え たものを、田舎汁粉と呼びます。値段は、江戸、京大坂いずれも一杯十六文。 また、三都とも、この商売を「正月屋」とも呼び、行燈に正月屋と書いてあ る屋台も多くあります。」

 この守貞漫稿が世に出たのは、嘉永六年(1853)ですから、江戸の「ぜんざ い発売開始」より、一年ほど前になります。と、言う事は、江戸では「ぜん ざい」を販売していなくても、上方へ行った事のある方や、上方の事情に詳 しい方は、「ぜんざい」の存在自体は知っていた事になります。

 では、なぜ「お汁粉屋」を「正月屋」と呼ぶようになったかと言うと、元 々はお正月に「お雑煮」を売り歩いた行商人がいて、お汁粉も兼売していま した。やがて、「お雑煮」よりも「お汁粉」の需要の方が上回り、いつの頃 からか、「お汁粉専売」となり、正月屋がお汁粉の代名詞となったようです。

 文政四年(1821)に、鶴屋南北によって書かれた歌舞伎「三箇荘曾我島台 (さんがのしょうそがのしまだい)」にも、粂吉「寅吉さん、正月屋を奢り ねえな。」寅吉「オヤオヤ、厚かましい。お前には、鴨そばの貸しがあるよ。」 と言う台詞があり、庶民にとって「正月屋」は馴染み深いものであった事が 伺われます。

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センター試験

 京都の北野天満宮などでは早咲きの梅が開花し、ひと足早い春の訪れを告げています。

 学問の神様として知られる菅原道真を祀る全国の天満宮(天満神社)には受験生たちの合格祈願の絵馬がたくさん結び付けられており、大学合格を祈願した絵馬の主は明日から2日間の日程で行われる大学入試センター試験(以前の共通1次試験)に臨みます。

 今回の志願者数は前年度に比べ5千人余り多い55万8984人で、志願倍率は4倍。志願者の内訳は現役生44万2421人(79.1%)、既卒者11万0211人(19.7%)、その他(高卒認定試験合格者など)6352人(1.1%)となっています。

 センター試験は全国706会場で実施され、全国の国公立大161校、私大504校、短大163校の計828大学が利用します。

 ちなみに、景気低迷や就職難が指摘される現在、受験生に人気の高い学部は専門知識や資格取得で就職にも有利とされる医療系学部や教育学部、理工学部などで、法学部や経済学部の人気が低迷しているそうです。

 センター試験は、天候が荒れることが多い寒中の今の時期に行われるため、悪天候で交通機関がマヒし受験生にも影響が出たということが過去に何度もありました。今年は関東の平野部など一部を除き全国的に大荒れの天候が予想されており、受験生に注意が促されています。

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いろはうた

色は匂へど 散りぬるを (諸行無常 しょぎょう むじょう)
我が世誰ぞ 常ならむ  (是生滅法 ぜしょう めっぽう)
有為の奥山 今日越えて (生滅滅己 しょうめつ めつい)
浅き夢見じ 酔ひもせず (寂滅為楽 じゃくめつ いらく)

かぐわしく美しい花も やがては散る時がくる
生けるものはやがて死ぬ この世に不変なものなどありはせぬ
有為転変(常に移り行く)の現世の迷いを今越えて
浅はかな夢などもう見るまい 夢に酔ったりもするまい
(浅はかな夢を見ていたかのようである 酔っているわけでもないのに)

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変わりつつある暮らしの言葉

年月の移り変わりとともに日常使われる言葉も次第に変わってきています。例えば、着物文化に欠かせない「衣紋掛け」(えもんかけ)が洋服文化の浸透につれて「ハンガー」と呼ばれるようになり、「下駄箱」が「靴箱」となっています。

 「変わりつつある暮らしの言葉」という特集を以前に新聞で見かけましたが、感慨とともに懐かしささへ覚えました。その中から、以下にて一部ご紹介したいと思います。


字引   → 辞書
      
筆箱   → ペンケース

アベック → カップル    

とっくりセーター → タートルネック

庭いじり   → ガーデニング  

バンド    → ベルト

流 し    →   シンク     

魔法瓶   →  ポット

寝間着   →  パジャマ    

コップ    →  グラス

ズボン   →   パンツ     

下着    →  インナー

チャック  →  ファスナー   

クーラー  →  エアコン

お勝手  → 台所    → キッチン 

パーマ店 → 美容院   → サロン

ジーパン → ジーンズ  → デニム

乳母車  → ベビーカー → バギー


 ちなみに、一昔前まではパンツと言えば、感覚的に下着というイメージがありましたが、最近の若い世代の間ではズボンのこと。下着のことは、インナーという人が増えているようです。どうやら年月の移り変わりと共に確実に言葉の使い方も変わってきているようです。

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倒 福

 中華料理屋に入りますと「福」の字を逆さまに掛けてあるのをよく見かけます。

 幸福を意味する「福」を逆さまにしたら幸福が遠のきそうですが、もともと「福運」という意味を持つ「福」の字を倒して(逆さにして)「倒福」、この発音は「到福(福が到る)」と同じ発音であることから、逆さまの「福」に「幸せに暮らせますように」「素晴らしい未来が到来しまうように」との願いが込められています。

 ところで、飲む機会が増えるこの時期、飲食店の入り口付近に盛り塩がしてあるのをよく見かけます。塩はお清めやお供えものとしてよく用いられますが、店先に塩を盛るのは下記の伝承が由来となっています。

 その昔、中国の皇帝は多くの妃を持っており、日本の大奥などと違い、妃達はそれぞれに居を構えていました。寵愛を受けたくとも、妃の数があまりに多いため、皇帝が乗った牛車がいつ自分のところへやってくるのか分からないという有様だったようです。

 皇帝も牛任せでその日の行く先を決めていたという具合だったのですがある時期から決まってある妃の家の前でばかり停まるようになります。必然的に皇帝もその妃のところで泊まることが多くなり、寵愛を受けるようになっていったとのこと。その時の仕掛けが、牛の好物の塩を入り口に盛っておくというものでした。

 塩につられた牛が待ち人をつれて来るというわけですが、この話が伝わり、客を呼ぶ縁起物として塩が盛られるようになったそうです。

 由来はともかく、塩を盛ることも、挨拶することも、感謝することも、仕事をすることも、真摯に行い続ければ福が巡ってくるのだろうと思います。

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鏡開き

 本日は「鏡開き」。ご存知の通り、「鏡開き」とは、正月の20日ないし11日に、正月中飾っておいた鏡餅を割って、雑煮やお汁粉にして家族一同で食べる儀式です。

 そもそもは江戸時代に将軍と大名、大名と藩士たちが年頭に際して主の鏡餅を分け合うことによって主家の繁栄を祝福し、主従関係を固める意味合いがあったそうです。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたりしますが、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っています。

 これを私たちの家庭にあてはめてみますと、家庭での家族間の結束を密にし、繁栄を祝福するのが鏡開きということになりそうです。元々は1月20日に行われていましたが、徳川家光が亡くなったのが20日(慶安四年四月)であったため、1月11日に変更されて現在に至っています。今でも1月20日に行う地方があるほか、京都では1月4日に行われているそうです。

 ちなみに、大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表し、福徳が重なって縁起がいいと考えられたからだそうです。また、鏡餅を飾るのは12月28日が最適とされていますが、「八」が末広がりで良い数字とされているからです。大安を選んで供える地域もあるようです。

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IC乗車券

 鉄道やバスなどの公共の交通機関ではICカードの乗車券が急速に普及し、SuicaやPASMOなど別事業者間の相互利用もすすみ利便性が増しています。

 全国で様々なIC乗車券が導入されていますが、2013年頃には10種類のIC乗車券の相互利用が可能となる見通しで、そうなれば1枚のIC乗車券で大半の地域の鉄道やバスが利用できるようになります。

 ちなみに、相互利用に向けて協議を開始しているのは以下の10種類のIC乗車券です。

              (発行枚数)  (事業者)

「Kitaca(キタカ)」   約28万枚 JR北海道

「PASMO(パスモ)」  約1667万枚 関東の私鉄等26事業者

「Suica(スイカ)」    約3417万枚 JR東日本等6事業者

「TOICA(トイカ)」    約102万枚 JR東海

「manaca(マナカ)」 ※来年導入予定 名古屋の私鉄等4事業者

「PiTaPa(ピタパ)」  約185万枚 関西圏の私鉄等19事業者

「ICOCA(イコカ)」   約577万枚 JR西日本

「はやかけん」      約27万枚 福岡市交通局(地下鉄)

「nimoca(ニモカ)」   約120万枚 西日本鉄道(西鉄)

「SUGOCA(スゴカ)」  約43万枚 JR九州

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成人の日

 今日は「成人の日」の祝日です。バブル崩壊のスタート、三菱地所による米ロックフェラービルの買収、大阪の花博、イラク軍のクウェート進行、東西ドイツの統一などがあった1990年生まれの子が二十歳になるのですが、今さらながら時の流れの速さを痛感させられます。

 なお、総務省の集計によりますと、今年の新成人(1990年生まれ)は124万人(男性63万人、女性61万人)で、4年連続で過去最少を更新しています。統計を取り始めて過去最多だった1970年(246万人)のほぼ半分の水準で、総人口に占める割合は0.97%と、今回初めて1%を割り込んでいます。

 実際の成人式は、学齢方式によることが一般的です。つまり、今年の成人式は1990年(平成元年)4月2日から1991年(平成2年)4月1日までに生まれた同学年の男女が対象となります。

 ちなみに「成人」とは、徳も学も備わった、心身ともに一人前の大人のことを言い、昔の中国では男性は二十歳で元服したことから、二十歳のことを「弱冠(弱にして冠す)」と呼びます。また、18歳で選挙権が付与される欧米では、大学生ともなれば学費は自己負担で親からの自立あるいは別居が普通だそうです。

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江戸の大家さん事情

 長屋の大家さんと言うと、現代の方は長屋のオーナーの様に思っていらっしゃる方も多いのですが、ほとんどの大家さんは長屋のオーナーではありません。長屋のオーナーは、大店の旦那で、大家さんはその旦那から長屋の管理全般を任されている、現代で言うマンションの管理人的存在です。

 しかし、マンションの管理人とは言え、現代とは比べ物にならないほどの権限を持っていました。江戸の町の行政を司っていたのは、町奉行所ですが、多くの実務は民間に移管されていました。町の様々な行政を実際に処理していたのは町人で、町役人(ちょうやくにん)と呼ばれます。「町」を差配 する「役人」ではなく、「町役」をする「人」と言う意味ですので、完全に現代で言う民間人です。ちなみに「まちやくにん」と呼ぶと、町奉行所に勤務するお侍さんを指します。

 その町役人(ちょうやくにんの方)のトップにいたのが、「町年寄」で現代の都知事と言ったところでしょうか。幕府からの町触の伝達、住民登録の集計、不動産登記、商家や職人の統制、各種紛争の調停などが仕事です。
江戸の町年寄は、家康公について江戸に入った、奈良屋、樽屋、喜多村の三家で、世襲制ですが三家だけで、江戸全体の行政を処理するのは不可能ですので三家の下に「町名主」がいました。現代の市区町村長と言ったとこ ろでしょうか。名主には、家康公が江戸入りする前から民政を担当していた 「草創(くさわけ)名主」、江戸初期に出来た町の「古町(こちょう)名主」、 明暦の大火以降に出来た新しい町の「平名主」がいました。江戸の町が拡張し、町数が増えるに従って、名主の数も増えていき、幕末の嘉永六年(1853)頃には二八三人の名主がいました。この名主も原則、世襲制です。

 そして、その名主の下にいるのが、大家さんで現代の町会長と言ったところで、実際に町の運営を行っている実働部隊。たとえば、大家さんは、自分の管理する長屋の出生・死亡・婚姻などの戸籍事務をとりまとめ、それを直属の名主に報告し、名主はそれをとりまとめ町年寄に報告すると言う様なシステムでした。大家さんは、やはり嘉永六年頃には、江戸中に二万一一七人もいたそうです。

 大家さんたちは、五人ずつで「五人組」と言う組織を作り、毎月交代で、町の公用を勤めました。この毎月の当番を「月行事(ガチギョウジと読みます)」と呼びました。月行事の大家さんは、町内にある自身番に詰め、各種の公務をこなしたのです。

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干支(えと、または、かんし)」

 今年の「えと」は何でしょう?「ウサギ!」と口走ってしまったあなた!間違いです!「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥(ね・うし・とら・う ・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い、又は、し・ちゅう・いん・ぼう・しん・し・ご・び・しん・ゆう・じゅつ・がい、とも読みます)」 は「えと」ではなく、十二支(じゅうにし)と呼びます。これに「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸(きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと、又は、こう・おつ・へい・てい・ぼ・ き・こう・しん・じん・き)」の十干(じっかん)を組み合わせたものを、 十干の「干」と十二支の「支」を取って、「干支(えと、または、かんし)」 と呼ぶのです。

 と言う事で、今年の干支は辛卯(しんぼう、または、かのと(金の弟)うさぎ、と読みます)です。江戸では、歳徳神(としとくじん)と言う、若くて美人の神様が、その年にいらっしゃる方角を、恵方(えほう)と呼び、お正月に、その方向にある神社仏閣にお参りすると、一年の運が開けると言います。恵方はその年の十干によって毎年変わります。江戸の方角は甲・己(こう・き)の年は 寅卯の間=東微北壱乙・庚(おつ・こう)の年は 申酉の間=西微南弐 丙・辛(へい・しん)の年は 巳午の間=南微東参 丁・壬(てい・じん)の年は 亥子の間=北微西肆  戊・癸(ぼ ・き )の年は 巳午の間=南微東参に、歳徳人様はいらっしゃいます。今年は、辛卯つまり辛の年ですから、歳徳人様は、巳午の間、つまり南微東参の方角にいらっしゃいます。お正月、そちらの方角の神社仏閣に詣でて、今年一年の幸せを祈念しましょう。

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しらたき

 めっきり冷え込んで鍋物の美味しい季節となりました。

 ところで、すき焼きや煮物などに使われる「しらたき」、或いは「糸こんにゃく」。「一体、どこが違うの?」と思ったことはありませんか。結論から申し上げますと、どちらも成分は同じです。「しらたき」も「糸こんにゃく」も、こんにゃく芋を粉にして石灰乳を混ぜて固めたものです。ただし、両者は加工法が若干違います。

 しらたきは、こんにゃくの液をところてんのように突き、細くしてお湯に放して固めます。これに対して糸こんにゃくは、固まってこんにゃくになってから突いて細い麺状にします。つまり、『こんにゃくになる前に突くのがしらたきで、こんにゃくになってから突くのが糸こんにゃく』という訳です。

 ご存知の通り、見た目では白くて細いのがしらたきで、黒っぽくて太めなのが糸こんにゃくです。糸こんにゃくが黒っぽいのは、海草(アラメ・ヒジキ)やお茶などで着色しているからです。しらたきの白は、こんなにゃく芋の粉そのものの色なのです。

 ちなみに、すき焼きの時、肉と糸こんにゃくを並べて煮ると凝固剤のカルシウムイオンの作用で肉が固くなりますので、なるべく離して煮るようにするのがコツです。

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「風が吹けば桶屋が儲かる」

 「風が吹けば桶屋が儲かる」という諺があります。

 意味は「風が吹けば砂ぼこりが舞い、そうすると目の悪い人が増える。眼の悪い人が増えると三味線引き(盲の人が家の門前で三味線を引いて金銭をもらうという稼業の人)が増える。三味線引きが増えるとネコ(昔はネコの皮で三味線を作っていた)がいなくなる。ネコがいなくなるとネズミが増える。ネズミが増えるとネズミが桶をかじる。桶をかじると新しい桶を買わなくてはならない・・・」というように、一つの事象が次々に影響してゆくことを短い言葉で言い表しています。

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風 邪

 朝晩の冷え込みで体調を崩したり、カゼをひく人が増えています。

 カゼは「風邪(ふうじゃ)」と書きますが、東洋医学ではこの邪が身体に進入することでカゼを引くと考えられており、その出入り口となる経穴(一般に「ツボ」)を「風門」と言います。ゾクっときたら風門を温めたり揉み解すことが予防に効果があることはよく知られています。

 また、インフルエンザやカゼなどのウィルスは乾燥した環境を好み、多湿な環境は苦手であるため、加湿器などで室内の湿度を50%以上にあげれば一定の予防効果が期待できます。

 カゼ対策(民間療法)はたくさんありますが、身体を温める効果のあるネギや生姜がよく用いられます。また、1センチ角に切った大根に蜂蜜を加え一晩くらい寝かせ、出てきた上澄みをそのまま、またはお湯で溶かして飲む「蜂蜜大根(大根あめ)」も知られており、ハチミツの抗酸化作用、殺菌作用、整腸作用、大根の消炎作用、血行促進作用などがじんわりと効いてくるそうです。

 せき止めとしては「カリン」や「キンカン」の他、「そばハチミツ」の咳止め効果も米ペンシルベニア州立大の研究チームによって実証されています。

 ちなみに、ひきはじめのカゼに効果があるとされる漢方薬には下記のようなものがあります。

 葛根湯(かっこんとう)      発熱や寒け、頭痛・手や肩の痛み等
 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 鼻水・鼻炎・たんを伴った咳等
 麻黄湯(まおうとう)       寒気け発熱、ふしぶしの痛み等
 駆風解毒湯(くふうげどくとう)  のどの痛みやはれ等


 もちろん漢方も服用に際しては医師や薬剤師との相談が必要です。また、インフルエンザとカゼは別の疾病であり、素人判断をせずに早めに医師に診てもらうのが基本です。

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カシミヤ

 しなやかで軽く、暖かく、上品な光沢を持つ『カシミヤ』。貴族たちの間で大流行し、『繊維の宝石』とも呼ばれ、今では世界中で広く愛されています。かつては数万円もした高級品カシミヤ100%のセーターですが、最近は1万円以下で続々登場しています。

 『カシミヤ』は、中国の内モンゴル自治区からイラン、アフガニスタンにかけて放牧されているカシミヤ山羊(やぎ)に冬に生える産毛(うぶげ)で、春に櫛(くし)ですいて採集し、一頭から採れるのはわずか150グラム程度。セーター1枚編むのに約4頭分、コートになると約30頭分もの原毛が必要になるそうです。

 これまではヤクの毛を混ぜるなどの不正が見られましたが、最近は「カシミヤ100%」の虚偽表示は少なくなっているようです。ただ、最高品質とされる「内モンゴル産」(チャイニーズ・カシミヤ)には明確な基準がなく、また技術的に原料産地を特定するのは不可能であり、他産地の原料をブレンドしているケースが少なくないようです。

 購入時は、手で触ってチクチクする感じがないか確認し、同じデザインなら締りがあって重いほうを選ぶのが良いそうです。

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江戸の八百屋さん事情

 江戸・京都・大坂の三都とも、いろいろな野菜を売る商売を八百屋と呼びましたが、江戸では、瓜・茄子など一、二種類だけを持ち回って売る方を、 別に前菜売りと呼びます。

 江戸の近郊農業事情については、江戸の近郊で採れた瓜・茄子・小松菜などの野菜類は、籠に入れられて、市場へ送られます。この籠を前菜籠と呼びます。八百屋さんや前菜屋さんな どは、市場へ行って、籠ごと(籠はレンタルで後で返却)野菜類を仕入れ、 八百屋さんは五、六種類の野菜の籠を、前菜屋さんは、一、二種類の野菜の 籠を五、六籠、天秤棒で担ぎ、江戸市中に商いに出かけました。この天秤棒で商品を運搬し、販売する方たちを棒手振り(ぼてふり)と呼びます。

 江戸の野菜市場は、神田連雀町(現・千代田区神田、須田町一丁目、淡路町二丁目辺)、本所花町(現・墨田区緑町四丁目辺)、千住、品川などにありました。小売商である棒手振りさんたちは、毎朝、六百文程(現代価格約 二万二千五百円)の元手をもって、市場へでかけ、品物を仕入れます。それ を天秤棒で担ぎ、江戸市中の自分のテリトリーである経路を廻って商いしま す。一日でおおよそ千文程(現代価格約三万七千五百円)になりました。この売上げから、明日の商いの元手六百文と、日割りで貯めておく店賃(家賃) を差し引き、一日分の食費などとして、奥さんに二百から三百文渡し、売れ残った野菜は明日の食料に回し、二人の子供にも十文づつ程度のお小遣いを与えますが、まだ、百文ほど残ります。これは、雨や病気で商売に出られな い時のための備えになります。

 だいたい一日平均四百文の商いになりますから、雨や病気で商売に出られない日を除き、一年で三百日働いたとしますと、四百文×三百日=十二万文 になります。四千文で一両と換算すると、この方の年収は三十両。一両を現代価格十五万円とすると、年収四百五十万円と言う事になります(今の私よ り高収入じゃないか・・・)。もちろん現在の様に、何とか差引だとか、何とか控除なんて減額はありませんから、全額自分のもの。これなら、亭主と して、威張って晩酌を傾ける事も出来ますし、堅実な方は老後の貯蓄にまわ します。若ければ、時には羽目を外して吉原へ、なんて事も出きたのでしょ うね。
(現代価格換算基準は、「江戸の金銭単位}09/06/14参照)

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お正月

 日本人にとりましてお正月は特別なものです。その証拠に、この時期にしか聞かない言葉が数多くあります。そのお正月にまつわる様々な言葉と、それが表すしきたりに込められた「心」を理解できれば、新年の行事がより清々しく感じられるます。

 「注連縄」と書いて「しめなわ」と読みますが、これもお正月に年神様を迎える準備の一つです。神聖な場所と下界を分ける役割を持つ縄で、自分の家が年神様を迎えるにふさわしい、清められた所であることを示すものです。

 かつては年末に家庭で新しく注連縄を作り、家長が神棚のある座敷や井戸、蔵など家の中でも特に大切な場所に張り巡らせる習慣がありました。現在は簡略化され、注連縄と同じ効果があるという輪飾りや、注連飾りを玄関などに飾るようになりました。

 注連飾りは、小さな注連縄に長寿を願う植物の裏白(うらじろ:正月のお飾りに使われるシダで、表面は緑色ですが、裏面は白。裏を返しても色が白いことから、心に裏が無い、清廉潔白を願い、また白髪になるまでの長寿を願います)や、後の世代まで「福を譲る」という意味のゆずり葉、家が「代々栄える」よう願いを込めたダイダイなどをあしらったものがよく使われています。

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謹賀新年

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 新年は「兎・卯(うさぎ)年」。何かと「兎」に関する話題に接することが増えると思いますが、本日はいくつか兎に関する諺(ことわざ)や慣用句などをご紹介させて頂きたいと思います。

・兎の罠に狐がかかる 

  思いがけない幸運が舞い込むこと

・二兎を追う者は一兎をも得ず

  二つを得ようとするとどちらも得られない

・株を守りて兎を待つ

  古い習慣を守り、進歩のないこと

・兎の上り坂

  物事が良い条件で順調に進むこと

・兎の昼寝

  兎と亀の競争のように、油断すると失敗を招くこと

・兎兵法

  いい加減な策略を用いて、かえって失敗すること

・兎に祭文(うさぎにさいもん)

  いくら説き聞かせても効果がないこと。馬の耳に念仏

・兎も七日なぶれば噛み付く

  仏の顔も三度まで 

・ 犬兎の争い(けんとのあらそい)

  両者が争って弱り、第三者に利益を取られること

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