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2012年11月

県民性

 幕藩体制の事を指して司馬遼太郎は「封建時代とは、人が植物のようにその位置に植わっているということである」と説明しています。

 昔の「藩」という縛りは想像以上に厳しく、生まれた土地を離れて他所で暮らすというのは、地方から江戸や大坂に出てくる以外は、ほとんどありえなかったそうです。「お国柄」や「国境(くにざかい)」などというのも、人の往来が厳しく制限されていた時代を物語る言葉です。

 とくに城下町ではお国柄の違いが顕著で、今でも傾向としてデータに表れることがありますが、そうした違いを現代では「県民性」などと言ったりします。


 ところで、東京商工リサーチは先日、2012年の「全国社長 出身地・出身校調査」の結果を発表しました。

 出身地別の社長数と人口を対比して求めた「社長輩出率」では、山形県が3年連続のトップ、2位は徳島県となっています。

 東京商工リサーチでは、山形県は「辛抱強くて、働き者」の県民性に加えて、江戸時代から交易で港町が栄え、商工業の発展した土地柄だったことが影響していると分析しています。そういえば、NHK連続テレビ小説「おしん」の主人公の出身地も山形という設定でした。

 また、徳島県については、質素・倹約を旨とし、実利に富む県民性を指摘しています。

 ちなみに、社長の出身校では、日本大学が2万4421人でトップ。以下、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、中央大学、法政大学まで前年と同じ順位となっています。

http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2012/1223050_2004.html

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11月29日はどんな日?

議会開設記念日、いい服の日、肉の日(毎月)、三りんぼう

▲新島襄、同志社英学校を創立(1875)
▲東京電灯会社が市内配電を始める(1887)
▲第1回帝国議会が開かれる(1890)
▲南極探検隊出発(1910)
▲日本で「第九」初演奏(1924)
▲日本ラグビー協会が設立(1926)
▲日本初のアメリカン・フットボール試合が東京の神宮で開催(1934)
▲第一回世界女子柔道選手権開催(1980)
▲同時多発ゲリラにより通信ケーブルが切断され、国鉄がマヒ(1985)
▲金賢姫らによる大韓航空機爆破(1987)

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イチョウ

 今から350年程前、江戸の町のおよそ6割を焼失し多数の犠牲者をだした明暦の大火は、被害の大きさで歴史に残る大火事となっています。この出来事をきっかけに、火に強い街づくりの一環として施されたのがイチョウの植樹です。

 ちなみに「銀杏」を「イチョウ」と読めばその木を指し、「ギンナン」と読場合は実を指します。

 秋を彩る木として愛されているイチョウは、「水を噴く」といわれるほど火に強く燃えにくい樹木で、「火伏せの木」との異称を持ちます。

 もともと寺社仏閣ではイチョウは霊力のある木として広く植えられていました。御神木として祭られることが多く、一般の家庭に植えられることはほとんどありませんが、火除け地や防火帯を多数作る意図のもとに公園や主要道路などにはイチョウの植樹が盛んに行われました。

 東京都や大阪府、神奈川県の県(都、府)の木にもなっているイチョウは、耐寒性が強く防風に役立ち大気汚染にも強い、尚且つ発根力が強く、強度の剪定にも耐え、防火帯の役割をも果たす街路樹として街の景観アップにも一役かっています。

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11月28日はどんな日?

税関記念日(大蔵省1952)、太平洋記念日、親鸞聖人忌、にわとりの日(日本養鶏協会1978 毎月)

▲浄土真宗の開祖、親鸞上人没。90歳(1262)
▲ポルトガルの航海者マゼランが、マゼラン海峡を通過して太平洋に(1520)
▲ハワイ独立(1843)
▲徴兵令の詔書(1872)
▲1859年に長崎、神奈川、函館に設置された運上所が「税関」と改称される(1872)
▲北海道初の鉄道開通(1880)
▲わが国初の洋式社交クラブ・鹿鳴館開館(1883)
▲高柳健次郎、日本初のテレビの公開実験(1982)
▲東北・上越両新幹線起工式(1971)

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ラ・フランス

 秋から冬にかけてが旬の西洋ナシ、代表種のラ・フランスがよく知られていますが、芳純な香りと濃厚な甘味は「フルーツ界の女王」にも例えられています。

 このラ・フランスは「もぎたてが一番おいしい」果物ではなく、収穫直後のラ・フランスを食べてみても、固くてほとんど味も香りもありません。「追熟期間」が必要で、触ってみて「耳たぶ」くらいのやわらかさになったころが食べ頃、「完熟」です。

 生で食べると本来の甘みと香りを味わえますが、菓子や洋食の素材としても使われ、タルトやパイなどに添えられたり、ワイン煮にしたりと用途が広がっています。たんぱく質を分解する酵素を豊富に含んでいるため、肉料理との相性もとても良いです。

 日本に入ってきたのは20世紀初頭で、国内で出回る量の約8割は山形県産です。出荷する前に10日近く低温貯蔵庫で冷やしたうえで、さらに常温に戻し熟成させますが、家庭で保存する際には熟れ過ぎを防ぐため常温には置かず、冷蔵庫に入れておくのが良いです。

 食欲の秋、ちょっとその風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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11月27日はどんな日?

ノーベル賞制定記念日

▲シェークスピア、18歳で結婚(1582)
▲東大名物の赤門、徳川家斉が嫁いだ娘の邸がすぐわかるよう建てさせる(1827)
▲東海道四谷怪談の著者、鶴屋南北死去。75歳(1829)
▲ベスビオス火山噴火(1926)
▲日本ヨット協会創立(1932)
▲新聞の夕刊紙、5年9か月ぶりに復活(1956)
▲皇太子と美智子さんの婚約決定(1958)
▲日米安保改定阻止統一行動で、デモ隊が国会構内の突入(1959)
▲福岡で第一回国際マラソン選手権。後に福岡国際マラソンとなる(1966)
▲横綱千代の富士が千秋楽で大乃国に破れ、連勝記録は53でストップ(1988)
▲英国首相にメージャー蔵相(47)が選ばれる(1990)

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リンドウ

 漢字で「竜胆」と書いて「リンドウ」。この時期の山道などでよく見かける代表的な秋の花ですが、気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。

 根が古くから生薬として使われ、「竜の胆(きも)のように苦みが強い」ことが由来となっているそうです。リンドウの呼び名は「竜胆」の音読み「りゅうたん」がなまったとされています。青紫の花は日光を浴びると開き、夜中や雨・曇りの日は閉じたままです。花言葉は「強い正義感」、「悲しんでいるあなたを愛する」です。

 出回る時期は6月から11月と長いですが、6~9月のリンドウは仏花として添えられます。黄色や白のキクと合わせて花束にするため、色は青紫がほとんどです。

 10月に入って仏花需要が一段落しますと、ピンクや青と白の混合色など変わった色のリンドウが目を楽しませてくれます。長野県と熊本県の県花です。

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高齢化

 65歳以上の高齢者人口が3074万人と3000万人を突破し、過去最高を更新しています(9月15日時点、総務省調べ)。1947~49年生まれの「団塊の世代」のうち、47年生まれの人が65歳に達しはじめたことで前年比102万人の大幅増。一方、0~64歳の人口は前年に比べて128万人減り、高齢化に拍車がかかっています。

 日本の総人口1億2753万人に占める高齢者の割合も24.1%と過去最高を更新し、ほぼ4人に1人が65歳以上という計算となります。75歳以上の人口も1517万人と初めて1500万人を突破、85歳以上は430万人に達しています。

 100歳以上の高齢者も過去最多の5万1376人と前年より3620人増えて5万人を超え、過去3年間で1万人増と高齢化が急速に進んでいます。

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鍋シーズン

 今はコンビニなどで一人分の鍋も売られていますので、家族それぞれの好みの鍋が食卓に並ぶという光景も珍しくないようです。

 ところで、鍋シーズンの到来を前に、飲食店情報をインターネットで提供している「ぐるなび」が行った「新顔・話題の鍋料理」についてのアンケート調査では約7割の支持を集めた「海鮮トマト鍋」が1位で、3位には6割の支持を得た「ポタージュ鍋」が入り、これらの鍋が今年のトレンドだとしています。

 また、クーポンマガジン「ホットペッパー」調査の好きな鍋ランキングでは1位が「すき焼き」、2位が「キムチ鍋」、3位「しゃぶしゃぶ」、4位「もつ鍋」、5位「鶏の水炊き」と、こちらは定番の鍋が並んでいます。

 一方、紀文の調査では、好きな鍋料理1位はもちろん「おでん」で、次いで2位は「すき焼き」、3位が「しゃぶしゃぶ」、4位「キムチ鍋」、5位「寄せ鍋」と続きます。

 なお、富士工業の調査によりますと、家での鍋料理の問題点は「食べ過ぎてしまう」こと、そして「部屋ににおいがこもる」ことをあげる回答者が多く、「壁紙や天井が汚れる」との回答も目立ったようです。同社では「部屋のにおいや壁・天井の汚れ」という問題点を改善すれば鍋料理を楽しむ機会が増えそうだとしています。

 ちなみに、富士工業は換気扇メーカーで、油煙や臭いを吸引し空気をろ過するフィルター付きのダイニング照明「クーキレイ」を手掛けています。

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000150.000001511.html

http://digitalpr.jp/r/2559

http://www.kibun.co.jp/enter/nabe_hakusyo/2012.html#02

http://www.cookiray.jp/

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江戸の面白い「石の利用方」

 江戸川柳です「股ぐらの刈り込み石っころでする」。意味はお分かりになりますか?江戸の銭湯(公衆浴場)の男湯の方には、手の平に収まるくらいの丸い石が二つおいてありました。

 何に使うかと言うと、アンダーヘアの手入れです。現代では、女性がビキニラインの除毛をしますが、江戸の男性は、ふんどしライン(?)の除毛をしていたのです。両手に持った石っころをコツコツ叩き合わせ、陰毛を適当な長さに擦り切るのです。ハサミや刃物を使って除毛すると、毛の切り口が鋭角になり、自身チクチクするのと、そんな陰毛で女性と「お相手」しては失礼です。石で叩いて磨耗させると、毛先は丸くなり、チクチクしないし、「お相手」の女性に対しても失礼がありません。

 一方、吉原の花魁さんたちは、線香を使って、アンダーヘアーの除毛・手入れをしました。生えたままのごわごわアンダーヘアーでは、やはり見栄えが悪く、ハサミや刃物を使えば、切り口が鋭角になってしまいます(聞いた話しですが、現代のお相撲さんも、ふんどしラインの除毛は、線香を使っているとか)。そして、大切な商売道具(?)ですから、ヘアーの形が綺麗に整ったら、異臭のしないように、お香を炊き込めて、香り付けまでしました。

 対する江戸の素人女性は、あまりアンダーヘアーには感心が無いのか、ほとんど手入れをしません。そのため、江戸の素人女性は、生まれながらの「原生林」だった様です。

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最も歌われた楽曲

 過去30年間で最も歌われたり聞かれたりした楽曲は何か?

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は昨日、昨年度までの過去30年間の集計でCDやカラオケなどの著作物使用料の分配額が多かった楽曲のランキングを発表していますので上位10曲をご紹介させていただきます。

     <作品名>       <アーティスト>

   1位 世界に一つだけの花   SMAP

   2位 居酒屋         五木ひろし・木の実ナナ

   3位 ふたりの大阪      都はるみ・宮崎雅

   4位 エヴァンゲリオンBGM

   5位 涙そうそう       夏川りみ

   6位 TSUNAMI     サザンオールスターズ

   7位 川の流れのように    美空ひばり

   8位 北空港         浜圭介・桂銀淑

   9位 I LOVE YOU   尾崎豊

  10位 酒よ          吉幾三


 「世界に一つだけの花」は作詞・作曲を槇原敬之さんが手掛け、SMAPが歌った曲です。発表からわずか10年程度ですが、「NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one」という歌詞が幅広い層から支持されています。

 上位に連なる「居酒屋」「ふたりの大阪」「北空港」はカラオケの定番デュエット曲。「エヴァンゲリオンBGM」は同シリーズのDVDの他、パチンコでも多く利用された曲です。その他、カラオケで長期にわたり多く利用されている曲が上位にランクインしています。

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11月22日はどんな日?

ボタンの日(東京ボタン服飾手芸卸協同組合など)、いい夫婦の日(通産省)
◆小雪(二十四節気の一つ。わずかながら雪が降り始める)

▲バスコ・ダ・ガマ、インド洋へ(1497)
▲大島、波浮港誕生(1703)
▲当時の日本海軍が国産の金ボタンの付いた軍服を採用(1870)
▲シーラカンス、インド洋の南アフリカ沖で発見(1938)
▲カイロ会議。米、英、中3国の首脳会談。対ドイツ・イタリア戦略、対日本戦略、ヨーロッパ大陸侵攻作戦などをめぐり3国の主張が対立(1943)
▲初のプロ野球日本シリーズスタート(1950)
▲メルボルン・オリンピック開会(1956)
▲米国ケネディ大統領暗殺。後任はジョンソン副大統領。容疑者のオズワルドは24日にJ・ルビーに射殺され、すべては謎(1963)
▲日航機、サンフランシスコで事故、航空史上初めて全員無事(1968)

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流行色

 徐々に秋が深まってまいりました。ショーウィンドウには赤と緑のクリスマスカラーの飾りつけ、そして街では今年の秋冬の流行色「赤」や「黒」を自分のファッションの中に上手に取り入れている女性を目にする機会が増えました。

 ちなみに、色と景気については「景気が良い時は白や明るい色が流行し、反対に景気が悪い時は黒やモノトーン(黒・白・グレーなどの無彩色だけで構成されたスタイル)が流行ると言われます。

 流行色というのは、社会の多様化や地域によるトレンドの違いなどにより、一様ではなくなってきた部分もありますが、全体としてはやはりはっきりとしたトレンドが見てとれます。

 ただし、流行色というのは足元の景気の良し悪しを必ずしも反映しているわけではありません。女性誌などでは早い時期に「次の流行色はこれ」という特集が組まれますが、実際には流行する色が何であるかという情報が予め存在しています。

 実シーズンの約半年前に開催される世界5大デザイナーズコレクション(パリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨーク・東京)が参考になっているわけですが、その約1年半前から流行色の情報を元に素材メーカーやアパレルメーカーにより商品開発が進められています。

 そこで元になる情報というのが、毎年2回開かれる国際流行色委員会で決定した「インターカラー」です。

 つまり流行色というのは、実シーズンの2年前にはおおよそのトレンドが決定しているわけです。実際にその色が流行るとの保障はありませんが、供給側の利便性という観点から、コントロールされた情報の一つといえます。

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11月21日はどんな日?

世界テレビデー、世界ハローデー、早慶戦の日、自然薯芋の日、任天堂の日、インターネット記念日、フライドチキンの日、かきフライの日

▲平将門、常陸国府を襲撃(939)
▲とんちで有名な一休宗純、没。87歳
▲近松門左衛門、没。72歳(1724)
▲フランス人のモンゴルフィエ兄弟が気球で初の有人飛行成功(1783)
▲東京・木挽町(現在の銀座)に歌舞伎座開場(1889)
▲関西鉄道会社で客車の外側に塗装を施して等級を区別(1896)
▲トルストイ、没。82歳(1910)
▲ニクソン米大統領が共同声明を発表し、「核抜き」「本土並み」の1972年沖縄返還を確認(1969)
▲第一期長嶋巨人軍監督誕生(1974)
▲ユネスコ、「体育・スポーツ国際憲章」採択(1978)
▲伊豆大島三原山、209年ぶりに大噴火。島民ら1万300人、観光客2000人に島外避難命令(1986)
▲バングラデシュで非常事態宣言(1990)

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知るぽると

 「知るぽると」ってご存知でしょうか?

 日本銀行の情報サービス局の中にある「金融広報中央委員会」こと。
 生活に役立つさまざまな「お金」の情報を提供しているサイトです。

  
http://www.shiruporuto.jp/life/index.html

 なぜ日本銀行がこのように、子どもから大人までの金融教育活動の仕事をするのか? 金融庁とどう棲み分けをしているのか?・・・など、よくわからないところがあるものの、いずれにしろ、日本の中央銀行も、一般個人に対してさまざまな情報提供を直接行い、「金融」に対する理解の促進を図ろうとしています。お金の知識を身につけることの大切さを訴えています。

 その「知るぽると」が先週、「家計の金融行動に関する世論調査」(単身世帯調査)<2012年>を公表しました。

 対象は、全国2,500の20歳から69歳までの単身世帯。

「単身世帯」というのが、ポイントです。

 金融資産の保有額は、平均すると700万円なんだそうです。
 ただし、中央値が100万円ということなので、数少ない高額保有者が平均値を押し上げていることがわかります。

 このことをもっと分りやすく、たとえていうと、
 Aさんの金融資産は10万円、Bさんは20万円、Cさんは30万円、Dさんは40万円、Eさんは1,000万円だとした場合、平均値は220万円ですが、5人のうち上から3人目で、かつ下から3人目である中心値のCさんの金融資産は30万円、ということ。

「平均」には、常のこのような問題がありますので、注意する必要があります。

 調査結果によれば、「金融資産を保有していない」との回答が33.8%だといいますから、なんと3分の1の単身者は、蓄えを持っていないことになります。

 なお、保有している金融資産の内訳は、預貯金50.4%、有価証券(債券、株式、投資信託)は23.7%となっています。

 有価証券の内訳をみると、債券3.1%、株式12.6%、投資信託8.0%。

 近年は、株式よりも投資信託の比率が多いイメージがありますが、実際にはこんな比率になっています。

 その他の金融資産は、生命保険9.6%、損害保険1.0%、個人年金保険9.4%。
 これらの保険商品は、保障(補償)商品ではなく、貯蓄性の高い商品です。


 金融資産が1年前とくらべて「増えたか?」「減ったか?」と回答した世帯を年代別にみると、「増えた」年代は20歳代で5割弱、30歳代で約4割。
 いっぽう、「減った」年代は、40歳代で約4割、50歳代で5割弱、60歳代で約5割。

 子どもの教育費負担のない単身世帯で、40歳代~50歳代で減るのはキツいですね。
 減ったおもな理由は、次の通りです。

「定期収入が減ったので、資産を取り崩した」
「株式や債券の価格が低下して評価が下がった」
「旅行やレジャーに使った」
「自動車や家具、家電などを買った」

 収入の減少はやむを得ない事態。一時的に金融資産が減るのはしかたありません。
 株や債券価格の下落も、ある程度しかたない。

 しかし、旅行やレジャー、耐久消費財購入による支出で資産が減るのは、できれば避けたいところ。前年と比較して、少しでも金融資産が上回るような支出の仕方をしたいところですね。

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11月20日はどんな日?

毛皮の日(日本原毛皮協会)

▲平清盛、院政を停止させ、後白河法皇を鳥羽殿に幽閉する(1179)
▲最初の帝国ホテルの落成開業(1890)
▲初のテニス(軟式)試合(1898)
▲磯部浅一ら陸軍青年将校、クーデター計画容疑で検挙(士官学校事件)(1934)
▲市場のセリ売り復活(1945)
▲初競輪が福岡県小倉市で開催(1948)
▲ポンドショック。株価暴落(1959)
▲東京国際女子マラソンで、日本人として初めて佐々木七恵が優勝(1983)
▲コアラ、多摩動物園で初公開(1984)

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菊 菜

 朝夕はめっきり冷え、もう冬の足音が聞こえてくるようです。そろそろ鍋料理の美味しい季節になりますが、その鍋料理に彩りを添え、体にもいいのがこれから旬となる「春菊」です。

 春に花が咲くことから名付けられ、関西では「菊菜」とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB、Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは、風邪や肌荒れ、ガンを予防してくれます。

 春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴、さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮します。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果があり、中国では、肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

 ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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酉の市

 星空を 闇とは見せつ 酉の市 (水原秋櫻子 みずはらしゅうおうし)

 8日の「一の酉」に続き20日は「二の酉」。浅草の鷲神社(おとりさま)をはじめ、関東では30ほどの神社で酉の市が開かれます。

 酉の市で売られるあの熊手は物を掻き寄せる道具で、大鳥神社の社名や「わしづかみ」に通じる鷲神社の社名とあいまって、運や福を大きく取り込む(かっこむ)という商売繁盛開運招福の縁起物として知られています。

 ちなみに、熊手は毎年大きなものに買い替えてゆくと良いとされていることから、初めは小さなものから買うのがコツだそうです。

 また、撫でれば願いが叶うとされる「なでおかめ」(浅草・鷲神社)には下記のような言い伝えがあります。

  おでこをなでれば賢くなり
  目をなでれば先見の明が効き
  鼻をなでれば金運がつく
  向かって右の頬をなでれば恋愛成就
          左の頬をなでれば健康に
  口をなでれば災いを防ぎ
  顎(あご)から時計回りになでれば物事が丸く収まると云う

 この言い伝え故、金運が授かる鼻ばかりでなく、最近は若い人の参拝が増え恋愛成就の左(向かって右)の頬も大勢の人に撫でられて黒ずんできているそうです。

 日付が変わる午前0時から翌日の午前0時まで続く酉の市は、芭蕉の弟子の其角の句(下記)にもありますように、1年の無事に感謝し、来る年の幸を願い、正月を迎えるための最初の祭りとされており、今も毎年大勢の人でにぎわいます。

 春を待つ ことのはじめや 酉の市 (宝井其角)

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日の丸

 スポーツ選手の一つの目標は「日本代表」、すなわち「日の丸」を付けたユニフォームを着て世界の舞台で活躍することですが、その「日の丸」の旗には基準があります。

 旗そのものの大きさに関係なく、旗のタテはヨコの3分の2、赤い丸の直径はタテの長さの5分の3と決められています。

 日の丸は、武田信玄や上杉謙信などの戦国時代の武将も旗じるしとして使っており、豊臣秀吉も日の丸の旗を船に掲げさせていました。日本の国旗として今の寸法に決まったのは、明治3(1870)年とのことです。

 ちなみに、「日本」という国名は、607年に中国を統一して国力をのばしていた隋(ずい)という国に、聖徳太子が遣隋使を派遣し、そのときの使いだった小野妹子が持参した国書(国が正式に出した手紙)に、自分たちの国を「日がのぼるもとの国(日のもと=日本)より」としたことが、国名としての「日本」が使われた最初ということです。

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贈り物のタブー

 贈物をする機会が多々あるかと思いますが、中世までは下位のものに対して下賜(かし)されるものを「贈物」と称し、上位の物へ進上されるものは「進物」といって区別していたそうです。現在ではこの区分は曖昧ですが、今でも「進物」には上位の者への献上品といったイメージが残っています。

 地位にかかわりなく相手への援助を旨とする贈物は「見舞」であり、旅の帰りや訪問など人の移動に伴う贈物が「土産」(みやげ)、祝福や感謝の印が「御祝」や「御礼」となります。状況に応じて名目の区別があり、熨斗(のし)の選択に迷うことも多々あります。

 ところで、その贈物をする際に、「心がこもっていれば何でもいい」とつい思いたくなりますが、そう簡単にはいかないのが世の中のようです。贈り物のタブーは現在も生きている場合が多く、こちらが無垢の心で贈っても、先方が不愉快に感じてしまってはせっかくの気持ちも台無しになりますので注意が必要です。

 いくつかタブーを挙げてみますと、結婚式の包丁、ナイフ、はさみなどは「縁を切る」に通じるため嫌われます。新築祝いのストーブ、卓上ライター、真っ赤な花などは、火事を連想させるということでパスした方が無難です。

 病気見舞いの鉢植えは「根がついている」ということで「寝つく」を連想させると言われています。またシクラメンはシク=死苦の響きが良くなく、椿や山茶花も花が首からポトリと落ちることから嫌われるようです。

 ちなみに、「弔事には偶数」、「慶事には奇数」が用いられることが多いようです。

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今年のヒット商品ランキング

 最新の「日経トレンディ」に今年のヒット商品ランキングが掲載されています。

 ランキング1位は「東京スカイツリー」で、5月22日の開業以来、多くの人が訪れました。東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリーは開業1年の来場者見込みを、当初の3200万人から4400万人に引き上げましたが、それさえも控え目な数字かもしれません。

 昨年の日経トレンディに掲載された2012年予測ランキングと比べますと、スカイツリーが1位というのは同じで、国内線LCCがどちらもトップ10にランクインした他は顔ぶれがかなり違います。つまりは、「マルちゃん製麺」や「JINS PC」など、まったく新しいブームをつくったような商品については事前に予測することは困難ということです。

 尚、日経トレンディ最新号には来年のヒット予測ランキングも掲載されています。日経トレンディならではの興味深いランキングとなっていますが、その中で取り上げている一つに「抗ロコモ」ギア&フードというのがあります。

 キーワードになっている「ロコモ」とは「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」の略で、加齢や生活習慣が原因で骨や筋肉、関節、バランス能力などの働きが衰えた状態を指しており、要介護になる危険性が高いとされています。

 ロコモティブシンドロームは日本整形外科学会が提唱した概念で、メタボに続く新しい国民病という位置づけとなっており、メタボ予備軍の2倍以上の約4700万人がロコモおよび予備軍とみられています。

 厚生労働省はロコモの認知度を引き上げることを目標に掲げており、来年4月からは全国の自治体が一斉に啓発活動に取り組むため、あらゆるジャンルで「抗ロコモ」が謳われ、関連市場が急拡大する可能性を秘めています。

 ちなみに、「片脚立ちで靴下がはけない」「家の中でつまづいたり、滑ったりする」などに当てはまる人はロコモの疑いがあるそうです。

 対ロコモの特効薬は意識して体を動かすことですが、何気ない日常の動きを「抗ロコモ」に結び付け、消費拡大につなげる一連の流れが今後生じてくると思われますが、それは様々な分野で繰り返されてきた消費創造の「型」のようなものです。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0900U_Z01C12A1000000/

http://www.nikkeibpm.co.jp/publication/mag/cs/tre/saishin.shtml

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江戸の吉原二十四時間

 朝、五つ半(現代時間午前八時、以下同じ)ころには、夕べ泊まったお客が起きます。お客に耳盥(みみだらい=耳に似た柄が付いた小型の盥。角盥、半挿し(はんざし)盥、半挿(はんぞう)とも)、含嗽(うがい)茶碗、湯桶(ゆとう=木製朱塗りの水差し、おそば屋さんでそば湯を入れて持ってくるやつ)、房楊子(ふさようじ=現代の歯ブラシ)、塩(歯磨き粉として使う)を出して、洗面、歯磨きをさせます。点てたお茶を飲ませて、大門まで客を見送り(後朝(きぬぎぬ)の別れ、と言います)、見世へ戻ります。

 もどって少し時間があれば、仮眠をして、四つ半(十時)、髪結が来るので、兵庫髷なり勝山髷なり、自分の好みの髪型に結ってもらい、それから、入浴となります。吉原の遊廓には内湯があり、一度に五、六人も入れる大きなものでした。湯から上がると九つ(十一時)、これから遅い朝食となります。自分の部屋を持っているような上級の花魁は、花魁付きの新造や禿が食事を部屋まで運んでくれます。自分の部屋を持たない下級の花魁は、二階の大広間か一階の台所で食事となります。しかし、用意される食事は、佃煮などの小鉢が二つ三つと、子供用のものよりも小さなに茶碗に、ご飯がちょっと盛ってあるだけ。売れっ子の花魁になれば、帰りがけにお客が食事代の祝儀を置いていってくれますから、それで何かあつらえるか、後朝の別れの前に、気のきいたお客が、中の町のお茶屋で朝飯をおごってくれます。

 朝食が済むと、そろそろ九つ半(十二時)。客帳(馴染みのお客を書いてある顧客名簿)と文台(筆記用具が乗った台)を出して、お客に来店を促す手紙を書きます。昼を過ぎると、そろそろお客が廓内を徘徊しはじめます。が、そんな場所を昼間からうろつくのは、野暮な浅黄裏(田舎侍)ぐらいです。一応は見世を張ります(店先の格子の中に整列してお客を呼び込む事。昼間の営業は昼見世と呼びます)が、あまり熱心ではありません。九つ半に見世を張れば、八つ半(十四時)には引っ込み、八つ半に見世を張れば、七つ半(十六時)には引っ込んでしまいます。江戸川柳「昼見世へお職(おしょく=遊女)はなまけなまけ出る」。引っ込んだ後は、仲間同士で、花札などをして遊んでいます。

 暮れ六つ(十七時)になると、念入りにお化粧を始め、六つ半(十八時)ころから、いよいよ本格的に見世を張ります。内芸者(妓楼が抱えている芸者、体は売らない)が弾く清掻(すかがき=歌の入らない三味線を繰り返し弾く)の音に連れられて、格子の中の自分の定めの位置に座り、戦闘開始です。お客をキャッチして(一人目のお客を「本見世」と呼びます)二階へ上げますが、簡単な盃事(夫婦の契りと言う事)をすませると、お客は部屋へ通し、自分は又格子の中に並び、次のお客を捕まえます(二人目以降のお客を「助(すけ)見世」と呼びます)。売れっ子の花魁になると、一晩で四~五人ものお客をキャッチします。複数のお客を上げて、そのお客達の間を順に訪問する事を、「廻しを取る」と言うのですが、一度に四~五人もお客にしてしまうので、落語・五人廻しの様な悲劇(喜劇?)が起こるのです。

 やがてあちこちの座敷で酒盛りが始まり、お客の歓声、花魁の嬌声、若い衆の呼び声などが響き渡り、やがて、お引け(終宴)となります。遣り手(妓楼の二階を取り仕切る、花魁上がりの、マネージャー的おばさん)の「お繁(しげ)りなさいまし(もう寝なさい→花魁とエッチの時間ですよ)」の挨拶があり、お客は床へ入り、やがて、花魁がやって来ます(廻しを取っていれば順番に、ですが)。が、待てど暮らせど花魁が来ない事も多々あります。「イヤな客として、フラれてしまった」のです。吉原では、花魁にフラれる事を「投げられる」「背負い投げ」と呼びました。江戸川柳・投げられた音か階下にドドドドン、投げられた客すべったの転んだの。

 そして、吉原の営業終了時間が近づきます。江戸市中では、四つ(二十一時)の鐘がなると、自身番の番太郎(町内お抱えの雑用処理係)が、町内を拍子木を打って歩き、四つである事を知らせるのですが、吉原では、この時刻を「鐘四つ」と呼び、吉原の番太郎は拍子木を打って歩きません。やがて九つ(二十三時)になって始めて、吉原の番太郎は、拍子木を持って大門(吉原入口)から水道尻(すいどじり=大門から入って、吉原の突き当たり)まで、四つを知らせる拍子木を打って歩きます、これを「木の四つ」と呼びます。そして、水道尻から大門へ戻る(引き返す=引く)帰り道で、九つを知らせる拍子木を打つのですが、吉原では、これを「引け四つ」と呼びました。四つ(二十一時)とは言っても、実際は、現代での午前零時に近い時刻になっています。引け四つを聞いて、妓楼はその日の営業を終了します。(明治になると、吉原の営業時間延長のため、午前零時を「中引け」と呼び、午前二時を「大引け」と呼ぶようになります。ここいらへんを良く理解していないと、落語を聞いていて、「引け」と言う用語が出てきても、江戸なのか、明治なのかで、微妙にニュアンスが違って来ます。また、完全に江戸時代の設定の時代劇で「中引け・大引け」と言う吉原用語を使ったら、それは、時代考証が誤っている事になります。)

 しかし、問題なのは、「引け前(営業終了時間直前)」です。この頃には、見世の格子の中には、売れ残った花魁しかいません。そんな所へ素見(すけん=ひやかし)が通りかかりました。江戸川柳・引け前に素見と茶挽(ちゃひき=売れ残りの花魁)いぢりあい。ただの冷やかしで売れ残りなど買う気はない男と、何とかしてお客をキャッチしようとする売れ残りの、丁々発止のやりとりが繰り広げられるのです。(なお、江戸の吉原を解説した本で、この川柳の「素見」に「ひやかし」とルビが振ってあるものがありました。素見は冷やかしと読みますので、それでも良いのかもしれませんが、ひけまえの(五)ひやかしとちゃひ き(八)いぢりあい(五)、中の句が一字字余りになってしまいます。この場合は素直に「すけん」と読んだ方が字余りにならないので、こちらの読み方の方が正解のようです。)

  江戸川柳でも、売れ残りの花魁を「茶挽」と表現しています。当時のお茶は、抹茶が主流。この能書きの冒頭にもお話ししましたが、吉原では、朝帰るお客にお茶を点てるなど、抹茶の需要が多いのです。売れ残って、営業成績を上げられなかった花魁は、売上げに貢献出来な いならせめて、家の雑用でもしろと言う事で、茶臼で葉茶を挽いて抹茶を作る作業を請け負わされるのです。これを「お茶を挽く」「茶挽き」と呼び、花魁が売れなかった事、お見世に利益を計上できなかった状態を指すのです。ちょっと滑稽で、あまり男心をくすぐらないような、やんちゃ娘を「おちゃっぴぃ」と呼びますが、「お茶挽き」から転じた言葉です。

 

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蕎 麦

 通常、年2回収穫される蕎麦(そば)は春蒔きの夏蕎麦と夏蒔きの秋蕎麦に区別され、今はちょうど秋蕎麦の収穫時期で、新蕎麦を味わうのがこの時期の楽しみの一つとなっています。

 一般的には、夏蕎麦よりも秋蕎麦の方が好まれる傾向があります。自家製の蕎麦を挽いている店や馴染みの店の新蕎麦であれば間違いありませんが、日本各地で栽培される蕎麦の収穫時期は地方によって異なり、従って新蕎麦として出回る時期も微妙に違ってくるということと、国内で消費される蕎麦の8割は輸入される現状にあって、自身の舌で新蕎麦を見分けることはなかなか難しいと言えます。

 ちなみに現在は、製粉技術の進歩により蕎麦殻や甘皮が混じらない蕎麦が挽け、白い蕎麦が作れるようになったそうです。白い蕎麦と黒い蕎麦は、蕎麦の割合が多いと黒くなると思われがちですが、蕎麦粉の割合というよりも、風味やその他の理由で白黒の違いが生じている場合が多く、一般的には更科蕎麦や御膳蕎麦は色が白く、藪蕎麦や田舎蕎麦は黒っぽい蕎麦となります。

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11月16日はどんな日?

幼稚園記念日

▲日本最初の木製活字本(1593)
▲玉川上水完成(1653)
▲人形浄瑠璃の一つ、義経千本桜、初演(1747)
▲スエズ運河、開通(1869)
▲初の官立幼稚園。東京女子師範学校付属幼稚園(現在のお茶の水女子大学付属)が東京・神田に開園(1876)
▲日比谷図書館開館(1908)
▲現代かなづかいと当用漢字表発表(1946)
▲東京間借人協会発足(1966)
▲横須賀の米空母ミッドウエーの母港化を政府が承認(1972)
▲東海地震に備え、6県が初の総合防災訓練(1979)

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秋 味

 秋も深まり、山も空も川もきれいで、おいしい食べ物がたくさんあります。それを象徴するかのような「秋味」という言葉があります。

 秋、産卵のために河川に帰ってくるサケのことを、東北や北海道では「秋味」と呼びます。秋サケのことです。サケは主に春と秋に捕られますが、春に捕れるサケのことは「時知らず」といいます。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言集覧(りげんしゅうらん)」で、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)う」とあります。

 元々はアイヌ語で「秋の魚」という意味の「アキアチップ」にルーツをもち、これに「秋味」の字があてられたようです。アイヌ人のたんぱく源は主に鹿肉で、秋に捕れるおいしいサケは季節を感じるうれしい味だったに違いありません。サケは、和人(日本人)との貴重な交易品でもありました。

 いまやサケは最も身近な魚の一つです。温かいご飯にのせる真っ赤なイクラも格別です。四季それぞれに、それぞれの食べ物の味を楽しむ喜び、これがまた格別です。

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11月15日はどんな日?

七五三、きものの日(全日本きもの振興会)、こんぶの日(日本昆布協会)、かまぼこの日(全国蒲鉾水産加工工業協同組合連合会)、生コンクリートの日、炉開き、お菓子の日(毎月)

▲坂本龍馬、暗殺される(1867)
▲コカ・コーラ誕生。最初、鎮痛剤として売られていたコーラ。この日、町のウェイターが間違えて炭酸で割り、今日の味が誕生(1886)
▲第一回全日本柔道選手権大会(1930)
▲自由民主党結成。保守合同成る(1955)
▲非核三原則制定(1967)
▲沖縄で戦後初の国政選挙(1970)
▲仏のランブイエで第一回先進国首脳会議開く(1975)
▲上越新幹線が開業。大宮~新潟間が1時間55分に(1982)
▲三井物産マニラ支店長の若王子さん誘拐事件(1986)
▲横浜の坂本堤弁護士一家の失踪判明(1989)

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七五三(2)

 本日は大安、そして七五三です。

 七五三は、古くからの風習である三才の「髪置(かみおき)」、五才の「袴着(はかまぎ)」、七才の「帯解(おびとき)」に由来すると言われています。

 11月15日に盛大にお祝いするようになったのは江戸時代からのことで、五代将軍徳川綱吉が息子の徳松の健康を盛大に祈願したことから、それが庶民に広まったとも言われています。今とは違い、当時は医療が進んでいなかったために乳幼児の死亡率も高く、子供を七五三の年齢まで無事に育てることは並大抵なことではありませんでした。

 「七つまでは神の内」と言いますが、それまでの子供の成長は神さまにお任せするしかありませんでした。子供が無事に育つことができたことを皆で祝い、これまで見守って下さった氏神様やご先祖様にお参りをして感謝の気持ちを表し、これからの健やかなる成長をお祈りする行事が七五三です。

 女の子は7歳と3歳、男の子は3歳と5歳を祝い、昔は数え年でしたが、現在では満年齢で行われる場合が多いようです。

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ボージョレ・ヌーボー

 収穫したその年の11月に飲むフランス産赤ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」、秋の風物詩として世界中で人気を呼んでいますが、日本では時差の関係でフランスより早く飲めると話題になっています。毎年解禁日は11月の第3木曜日で、今日が解禁日となります。

 この新酒の生産量の3分の2はフランスのボージョレー地区、3分の1はボージョレー・ヴィラージュ地区から生まれ、グロゼイユやさくらんぼを思わせる輝くばかりの明るい赤色で、その花やフルーツの香りは口の中にもいっぱいに広がってきます。

 ところで、昨今のワインブームは、ワインが身体にいいという通説も影響しているようですが、本当にワインは身体に良いのでしょうか。調べてみますと、赤ワインに含まれているタンニンは、アルコールの吸収・排出を助けるプロシアニドールという成分を有しており、動脈を保護し、コレステロールを取りのぞく作用があるようです。

 フランス人が肉食中心の食生活に比して心臓病による死亡率が少ないのは、赤ワインを飲んでいるからであるという説も発表されています。また白ワインには、強い殺菌効果があることが分かっています。ワインにはミネラルも多く含まれているので、新陳代謝を促し、体調を維持するのに役立つようです。またワインの酸度は胃液の酸度に近く、消化を促進する作用があり、食欲の増進をも促すといいます。

 こうして、ワインには、体に良い要素がいくつもあるようですが、肝心なのは、ワインは食事と一緒に飲むものだということです。食事のときにワインを適量飲むことによって、お腹のなかで肉や魚類とうまく調和し、体を弱アルカリ性の方向に導いてくれるのです。適度にワインを楽しむことができれば、心身ともに健康の維持に役立つことは確かなようです。

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孫子の兵法

  世に兵法書と呼ばれるものはたくさんありますが、古代中国の兵法書では、かのナポレオンや武田信玄なども愛読していたとされる「孫子」があまりにも有名です。

 また、孫子を含む7つの兵法書を「武経七書」と呼び、兵法の代表的な古典とされますが、武経七書の中の一つ「六韜」は、まっすぐな針で釣りをしていたことで有名な太公望(周の祖、太公が待ち望んだ人物という意)と周の武王との問答形式で記された書物です。

 六韜は文・武・龍・虎・豹・犬の六つの編からなり、その中でも戦略に詳しい「虎韜」は源義経が鞍馬山の天狗からその奥義を学んだという逸話などでも有名で、奥義書や秘伝書などを言い表す「虎の巻」の語源にもなっています。

 ところで、中国の民間においては「孫子」よりも「兵法三十六計」の方が幅広く流用されていると聞きます。

 その兵法三十六計の第三十六計に「走為上(そういじょう)」とあり、意味は「走(に)ぐるを上(じょう)と為す」、つまり逃げるのが最善の策であるとしています。

 もう少し具体的に説明しますと「勝算が無ければ、逃げるのが最善の策だ。逃げることは負けるのとは違う。勝ちではないが、負けるということでもない。全滅しては再起は計れず。兵力を温存し、次の機会に備えよ」となります。

 ちなみに、三方ヶ原の戦いで武田信玄の大軍に惨敗し、わずかな手勢と共に浜松城に逃げ帰った徳川家康がとった戦略が兵法三十六計の第三十二計「空城計」であると言われます。

 すでに野戦に敗れ、圧倒的に優勢な敵軍を相手に城に逃げ込んでも、最終的には補給線を断たれ降伏を余儀なくされます。そのような時、自軍が兵力で劣る場合の窮余の策として、敵将に自軍の戦闘能力を錯覚させるのが空城計。

 優秀で用心深い指揮官ほど警戒心が強いことを利用した策で、三方ヶ原の戦いで大敗し、城に逃げ帰った家康は、敵軍を前に城門を開け放ち、敵を引き入れようとする構えを見せるのですが、武田方は謀を警戒して引き返してしまい、家康は死地を脱することができました。

 ちなみに、家康が城に逃げ帰った際に絵師に描かせた自画像が、有名な「徳川家康三方ヶ原戦役画像」で通称「しかみ像」。苦渋の表情が描かれたこの絵を、家康は終生手元に置いて軽挙妄動・慢心の自戒としたそうです。家康は三方ヶ原の戦いで全滅を免れたことによって、その後の働きが実を結び、結果として最大の力を有するに至ります。

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11月14日はどんな日?

パチンコの日(全国遊戯業協同組合連合会,1979)

▲パストゥール研究所設立(1888)
▲オーストリアの病理学者ランドシュタイナー、血液型を発見(1900)
▲浜口雄幸首相、狙撃され、重傷(1930)
▲本田彗星発見(1947)
▲渋谷でウーマンリブ第一回大会(1970)
▲青函トンネル起工式。全長53.85kmという世界最長の海底トンネル(1971)
▲関門橋開通(1973)
▲プロ野球選手の労働組合認定。会長は中畑清(1985)

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色の効果

 長時間パソコンに向かって細かい字を見ていたり、また書類と格闘していたりしますとどうしても目が疲れてきます。そんな時、ふと窓から見える木々の緑にホッとしたりすることがあるかと思います。

 よく、緑が目にいいと言われますが、それは緑色が目にいいというよりも、自然を眺め、遠くの風景を見ることで、結果的に目の神経と筋肉を休めるからというのが定説ですが、緑色自体にも効果はあるそうです。

 元来、色には思わぬ効果が潜んでいます。例えば、「赤」は細胞を活性化させ、下着類に赤い色を選ぶと元気になるといいます。昔からの赤フンにも意味があったのです。また、「青」は興奮を静めるそうです。青色は心を落ち着かせますので、勉強部屋に青を使うと勉強がはかどるといいます。落ち着きのない子供には青色を着せるとおとなしくなるともいいます。

 そして「緑」、この色は他の色に対して補色にあたりますが、様々な色の情報を受け取っている目の細胞にとって緑色は沈静効果をもたらすそうです。

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11月13日はどんな日?

うるしの日(香川県漆器工業協同組合など)

▲武家諸法度で、大名の妻、江戸居住を決定(1624)
▲火あぶり・はりつけの刑廃止(1873)
▲フランスで世界初、ヘリコプターによる飛行成功。高度1.8m、滞空時間20秒(1907)
▲発見から3年、ツタンカーメンの墓開けられる(1925)
▲ネッシー、最初の写真撮影に成功。最初に見たという記録は565年(1933)
▲日本プロ野球が初めて米大リーグに勝つ(1951)
▲全日空機、松山空港で海上に墜落。50人全員死亡。国産機事故は戦後初(1966)
▲岡田嘉子、亡命先のソ連から34年ぶりに旧ソ連文化省派遣の文化使節として帰国(1972)
▲詩人サトウハチロー没(1973)
▲山階鳥類研究所が沖縄本島で発見された新種の鳥にヤンバルクイナと命名(1981)
▲島根医大で初の生体肝移植手術(1989)

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企業城下町

 企業城下町という言葉は、「いわゆる」と前置きがつく通称のように思っていましたが、経済学でも用いられる学術用語だそうです。

 企業城下町というのは、特定の企業の事業所や工場及び関連会社の工場や下請け子会社などが、一自治体における産業の大部分を占め、その企業によって住民が主たる労働機会を与えられることで、その企業の盛衰が都市の盛衰に直結するような都市を表した言葉です。要は、一企業によって成り立っているような自治体のことを指す言葉です。

 新日鉄住金や日本製鋼所の関連施設がある室蘭市、王子製紙の工場がある苫小牧市、日立製作所の日立市、キッコーマンの野田市、富士フィルムの南足柄市、小松製作所の小松市、ヤマハ発動機の磐田市、ダイハツ工業の池田市、宇部興産の宇部市、大塚グループの鳴門市、久光製薬の鳥栖市、佐世保重工業の佐世保市等々が企業城下町です。

 ちなみに、由来が同じ等の理由で、私的団体である企業名と自治体の名前が一致するケースは多々ありますが、市名よりも団体名が先というケースは天理市と、挙母(ころも)市から名称変更した豊田市のみです。

 企業の隆盛により、その地域に関連産業を呼び込み、雇用を生み、市税収入も膨らみます。住民が増えれば、住宅や商店、学校、病院なども必要になり、自治体側も増大する税収によって社会インフラを拡充し、そこからまた新たな雇用が生まれ・・・といった好循環となるのが理想的な形です。

 しかし、企業が競争に破れ、循環が逆回転すれば、企業城下町が被る痛手は相当なものになります。

 シャープ亀山工場では当面人員削減はなく、雇用は維持される見通しと報じられていますが、当の亀山市ではピークだった4、5年前のような活気はなく、一時は満室だったアパートも今は空室が目立つそうです。

 三重県亀山市と同じく、シャープの栃木工場が立地する栃木県矢板市では、今回が2度目ですが、シャープの経営再建を支援するため同社製の家電製品を購入した市民らを対象に購入額の一部を助成することを決めたそうです。

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11月12日はどんな日?

洋服記念日(全日本洋服協同組合連合会1972)、パンの日(毎月)、豆腐の日(毎月)

▲天然痘ワクチン、日本上陸(1857)
▲津田うめら5少女、最初の女子留学生として米国へ留学。岩倉大使と同船。中江兆民も仏国留学のため同船(1871)
▲「礼服ニハ洋服ヲ採用ス」との太政官布告によって和服礼服は廃止され、役人は大礼服、通常礼服の着用が義務づけられる(1872)
▲ワシントン会議開催(1921)
▲極東国際軍事裁判で戦犯25被告に有罪判決(1948)
▲自民、社会、民主党首が初のテレビ、ラジオ討論会(1960)
▲市内電話料金が度数制)7円、公衆電話10円)から、時間制(3分)へ(1972)
▲今上天皇即位の礼(1990)

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バナナ

 朝食は「バナナ」1本とコーヒー、これだけで出勤という方も多いようです。バナナには「カリウム」が豊富で、「食物繊維」や「フラクトオリゴ糖」、「マグネシウム」等が含まれています。カリウムは血圧を抑える効果があり、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病の予防に効果があるそうです。

 また、マグネシウムは新陳代謝に欠かせず、食物繊維は消化を促進し、便秘改善に効果的。フラクトオリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす効果があり、バナナを食べると大腸がんにかかりにくいという話しもあります。

 時間がない時にはすぐに食べられ、栄養豊富で美味。そして1本30円程度と安く、手軽に栄養補給できるバナナ。本当にありがたい食材です。

 ちなみに、バナナの輸入先はフィリピンが圧倒的なトップで90%超を占め、次いでエクアドル、台湾と続きます。国内産では、沖縄県が約50%、鹿児島県が約45%を占めています。

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紅葉前線

 木々が色づき始めるのは最低気温が8度を下回るようになってからで、それから約3週間後に紅葉が見頃となります。標高が100メートル高くなりますと気温は0.6度低くなり、北の方から、高い山々からしだいに色づいてきます。

 紅葉前線はしだいに南下し、都内の井の頭恩賜公園や新宿御苑、鎌倉の鶴岡八幡宮などではまもなく見頃を迎えるそうです。

 ところで、紅葉と聞いてイメージするのは赤・黄・緑などに色づいた楓(カエデ)で、童謡「紅葉」で「水の上にも織る錦」と歌われたのもカエデです。

 紅葉を象徴するカエデは花札で10月の10点札にも描かれています。カエデとともにそっぽ向いた鹿が描かれたこの札(鹿十、しかとお)が、無視したりすることを意味する「しかと」の語源だそうです。

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太陰暦

 昔の暦(太陰暦)は月の運行を基準にしていたことはご存知のことと思います。

 月の満ち欠けは1年に12回ありますが、その周期はおよそ29.53日であるため1年の長さは現在よりも11日短い354日となってしまいます。このズレを補正するために、19年に7回の閏月を設け、その年(閏年)は1年が13カ月となります。

 それでも太陰暦で3年経過しますと、同じ月日でも、季節は一月分ずれてしまいます。昔は主に狩猟や農耕で暮らしていましたので、季節の巡りを正しく判断できないということは不便であるというだけでなく、生き死ににも関わってくる大きな問題です。

 季節の巡りは地球と太陽の関係です。そこで、太陽の高さを元にして、季節を表すために考え出されたの二十四節気です。

 太陽が一番高い位置に昇る日を「夏至」、反対に一番低い日を「冬至」とし、それぞれの真ん中が「春分」と「秋分」、これで1年が四等分され季節が分かりやすくなります。さらにそれぞれの真ん中には、季節の初めを意味する「立春」「立夏」「立秋」「立冬」が配置されます。

 この八節を、気候や動植物、農事などを表す言葉で三分割したものが二十四節気(約15日間隔)で、さらに約5日ごとに細分化したものが七十二候です。

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11月9日はどんな日?

119番の日(消防庁,1987)、換気の日(日本電機工業会,1987)、
太陽暦採用記念日、全国火災予防運動、クジラの日(毎月)

▲源頼朝、後白河法皇と会見。権大納言・右近衛大将に(1190)
▲明治政府、太陰暦から太陽暦への改暦を発表。明治5年12月3日が太陽暦の明治6年1月1日に(1872)
▲日本自由党結成(1945)
▲横須賀線鶴見で二重衝突事故。死者161人、重軽傷者120人(1963)
▲三池三川鉱の爆発で死者458人(1963)
▲ニューヨーク大停電。継電機のコンピュータの故障が原因(1965)

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遊園地やテーマパークランキング

 帝国データバンクが、遊園地やテーマパークを経営する全国126社について実態調査を行っており、2011年度の収入高(売上高)ランキングを発表しておりますので上位20社についてご紹介させていただきます。


 1位 オリエンタルランド  千葉県  東京ディズニーリゾート

 2位 ユー・エス・ジェイ  大阪府  ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

 3位 東京ドーム      東京都  東京ドームシティ

 4位 ナムコ        東京都  ナムコ・ナンジャタウン

 5位 モビリティランド   三重県  鈴鹿サーキット

 6位 長島観光開発     三重県  ナガシマリゾート

 7位 富士急        山梨県  富士急ハイランド

 8位 加森観光       北海道  ルスツリゾート

 9位 よみうりランド    東京都  よみうりランド

10位 ハウステンボス    長崎県  ハウステンボス

11位 近鉄レジャーサービス 三重県  志摩スペイン村

12位 フェニックスリゾート 宮崎県  フェニックスリゾート

13位 アワーズ       大阪府  アドベンチャーワールド

14位 大江戸温泉物語    東京都  お台場大江戸温泉物語

15位 泉陽興業       大阪府  よこはまコスモワールドほか

16位 サンリオエンターテイメント
              東京都  サンリオピューロランド

17位 横浜八景島      神奈川県 八景島シーパラダイス

18位 グリーンランドリゾート
              熊本県  グリーンランド

19位 ファーム       愛媛県  ドイツの森クローネンブルク

20位 日和山観光      兵庫県  城崎マリンワールド


 ちなみに、業界最大手のオリエンタルランドは収入高(2011年度)は、126社合計収入高の46%を占めており、2位のUSJとは収入高で4倍強の開きがあります。

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七五三

 来週の15日は七五三です。かつて江戸期の宣命暦の11月15日が祝い事に大吉日とされる鬼宿日(二十八宿)であったことからこの日に行われるようになったそうです。現在は各家庭の都合に合わせて行われるのが一般的で、週末と大安が重なる10日の土曜日が参拝のピークとなる見込みです。

 年齢を祝う行事は古来からありましたが、現在の七五三の形式は関東の地方風俗に起源をみることができ、童歌の「通りゃんせ」にある天神様は川越の神社を指しています。

 女児は三歳になりますとそれまでのおかっぱ頭から結髪をする「髪置きの祝い」、五歳の男児は将来立派な成長を遂げるよう吉方を向いて左足から右足の順で初めて袴(はかま)をはく「袴着の祝い」が元となっており、七歳の女子はそれまで使っていた付け紐から初めて帯を結び大人の装いをする「帯解(おびとき)」が七五三の原型と言われています。

 それらの古来の行事が、我が子の息災を祈る素朴な親心をあらわす行事として現在に受け継がれています。

 また、「七つ前は神の子」あるいは「七歳までは神のうち」といわれますように、七歳までは神仏の庇護の下にあり多少のことは大目に見られる代わりに、医療の発達していない昔はいつ死んでしまうかもしれない儚い存在でもありました。

 そのようなことから無事に七歳になったことを氏神に感謝し、これからの健やかな成長を祈って行われた「七つ子祝い」も七五三の背景としてあります。また、この通過儀礼には、甘えが許された神の子から、それが許されない大人の仲間入りをするという区切りの意味もあるそうです。

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ア ユ

 「アユ」と言えば、旬の夏にこそ味わう魚、というイメージが強くあります。しかし、晩秋に向かうこの時期、各地の河川では、地元の人々が、腹に卵を抱えた子持ちのアユ(落ちアユ)に舌鼓を打っているそうです。

 アユは海に近い河口で生まれ、一度海に出て稚魚となり、やがて春になると川の上流へ向かって上り成長します。秋風が吹く頃になりますと、産卵するため再び海を目指して川を下り、河口付近で産卵します。

 落ちアユとは、この秋の産卵期に川を下ってきたアユのことです。アユの名の由来には諸説あるようですが、秋に川を下る様子から、「落ちる」の古語である「あゆる」が転じてついたとも伝えられています。

 「落鮎(あゆ)の身をまかせたる流れかな」(正岡子規)とうたわれるなど落ちアユは秋の季語ともなっています。

 炭で塩焼きにした子持ちのメスの落ちアユはプチプチとした食感が広がり、春や夏のアユがさわやかで若々しい味が魅力なら、こちらは円熟味のある大人のうまみといったところです。

 秋の産卵が終わると死んでしまうアユ、年魚と呼ばれる由縁ですが、落ちアユの味わいには、その短い一生分のうまみが凝縮されているようです。

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11月7日はどんな日?

知恵の日
あられ・せんべいの日(毎年立冬・全国米菓工業会1985)、ウェルカムウィンターデー
◆立冬(二十四節気の一つ。初めて冬の気配が現れてくる)

▲源頼朝入洛(1190)
▲室町幕府興る(1336)
▲江戸幕府、大老職設置(1638)
▲東京国立博物館開館(1931)
▲帝国議事堂(国会議事堂)落成式。18年の歳月と総事業費2579万円(当時、映画館入場料が30銭)(1936)
▲F・ルーズベルト大統領4期目に(1944)
▲コスタリカが常備軍保持を禁止する憲法公布(1949)
▲現金自動支払機がどの銀行のカードでも使用可能に(1975)
▲奈良県明日香村で玄武の絵発見(1983)

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ボ ラ

 ボラは秋から冬にかけてが旬で、外湾で獲れた鮮度の高いボラは臭みもなく、刺し身の美味しさはタイにも劣らないと言われます。

 ボラの胃の幽門は「ボラのヘソ」と呼ばれ、こりこりとした食感の珍味。卵巣を塩漬けにした「からすみ」はウニ、コノワタと併せて「日本三大珍味」と呼ばれ、高級な酒肴として有名です。

 ただ、東京湾などの内湾で獲れたボラにはドロ臭いものが多いことや、本来の目的である魚を釣るのに邪魔になることがあるため、ボラを嫌う釣り人も少なくないようです。

 ボラは古くから食用にされてきた魚で、ブリやクロダイ、スズキなどと同様、本来は縁起の良い出世魚です。

 地方によって呼び名は違いますが、関東ではオボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと名前が変化します。日本人と馴染みが深いボラから派生した言葉も少なくありません。

 例えばボラの稚魚名そのものの「オボコ」は、うぶな世間知らずという意味で使われ、幼い様子や可愛いことを表す「おぼこい」の語源ともなっています。

 粋で勇み肌の若い衆を「イナセ」と呼ぶのもボラの幼魚名の「イナ(鯔)」からきており、当時魚河岸の若い衆の間で流行した跳ね上げた髷(まげ)の形をイナの背びれに例えて「鯔背銀杏」と呼んだことや、若い衆の髷の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことに由来していると言います。

 ボラの成魚は「トド」と呼ばれますが、これ以上大きくならないことから、「結局」「行きつくところ」という意味の「とどのつまり」という言葉が生まれました。

 ちなみに、年若で未熟な人のことを意味する「青二才」も、一説によるとボラなどの稚魚を「二才魚」または単に「二才」と呼ぶことに由来していると言い、未熟なことを意味する「青」が合わさりそう呼ばれるようになったとされています。

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11月6日はどんな日?

▲メキシコ独立宣言(1813)
▲リンカーン、大統領に(1860)
▲南アフリカ共和国でダイヤモンド見つかる(1869)
▲朝日新聞が電光ニュースを開始(1928)
▲GHQ財閥解体指令(1945)
▲国鉄北陸トンネル内列車火災により死者31人(1972)
▲節電のため、大都市のネオンサインを消す(1973)
▲東京・下北沢に本多劇場オープン(1982)
▲松田優作、没。39歳(1989)

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  西日本を中心に、毒を持つ「セアカゴケグモ」の目撃情報が続出中。福岡市ではここ4年間で約9千匹ものセアカゴケグモを駆除したものの、これまで「住民の不安をあおる可能性がある」として公表してなかったとか。毒の有無に関わらずクモはです。

  タランチュラに代表されるクモ、ハブやマムシやコブラなどの蛇、サソリ、フグ、クラゲ、ムカデ・・・。毒を持つ生き物は存外多く、名前からして毒々しいモウドクフキヤガエルやヤドクガエルなど、蛙の中にも毒を持つものも。ヨーロッパモグラや「生きた化石」ソレノドンなど毒を持つ哺乳類も少ないながら存在し、意外なところではユーモラスでかわいらしい容貌のカモノハシもオス限定で毒爪を所有。また、ニューギニアに住んでるピトフーイという鳥は、鳥のくせに毒を持ってる変わり者。

  毒を持つ生き物がいれば、毒に耐性を持つ動物も。ホントかウソか試してみる気にはなれませんが、我が家でも飼ってるハリネズミはある程度の毒になら耐えられると聞きます。極め付けは毒蛇をも美味しく食べちゃう小さな猛獣・ラーテルで、たとえ猛毒を持つコブラを食べて痺れようが、ひと眠りすれば何事もなかったかのように元気に復活!

 毒に耐性を持つ動物がいれば、毒に耐性を持つ人間がいたとしても不思議はありません。驚くべきは、世界史にも登場するロシアの怪僧・ラスプーチン。

 20世紀初頭、皇帝ニコライ2世や皇后アレクサンドラを言葉巧みに丸め込んで権力を掌握、ロマノフ王朝を混乱に陥れたラスプーチン。貴族たちの反感をかって殺されることになるんですが、晩餐で青酸カリ入りの猛毒ワインを飲まされてもまったく効かず、逆に「おかわりはないか?」とか言い出す始末。慌てた暗殺者たちは短剣でグサリ!とラスプーチンを刺したもののそれでも死なず、仕方なくピストルで4発(11発説も)の銃弾を撃ち込んだもののそれでも死なず、最後は殴る蹴るの暴行で弱らせた後、絨毯でグルグル巻きにして凍てつくような川に放り込み、ようやく溺死させたとか。・・・なんというか、おそロシア。

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11月5日はどんな日?

電報の日、雑誌広告の日(日本雑誌広告協会,1970)

▲坂上田村麻呂、征夷大将軍となる(797)
▲岩倉具視全権大使、英国女王に謁見(1872)
▲島村抱月、没。47歳(1918)
▲虫歯デー初実施(1920)
▲英考古学者、ツタンカーメンの墓発見(1922)
▲NHK初めて全国中継放送(1928)
▲東京科学博物館開館(1931)
▲山梨県の大菩薩峠で武闘訓練中の赤軍派を警視庁が逮捕(1969)
▲パンダのランラン、カンカン初公開(1972)

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兌換紙幣

 米ニューヨーク連邦準備銀行を爆破しようとした男が、米連邦捜査局(FBI)によって先月17日逮捕されました。まるで映画のような企てです。

 その映画というのは1995年のアメリカ映画「ダイ・ハード3」で、周辺に爆弾を仕掛け、ニューヨーク連銀から大量の金塊を強奪するという展開でしたが、現実にそこには大量の金塊が保管されています。

 米国は外貨準備として大量の金塊(8000トン超)を保有しており、米に次いで世界2番目の金準備を保有するドイツは、その大部分をニューヨークとロンドンに分けて保管しています。米国の金準備とドイツの金準備の一部、そのかなりの部分がニューヨーク連銀の地下金庫に保管されているといわれます。

 話は変わりますが、第二次大戦後しばらくは、世界の通貨はドルを基軸にした固定為替レートでした。

 固定為替レートの根拠は、当時のドルは金との交換が可能な兌換紙幣だったことにあります。ドルは金との交換比率が1トロイオンス=35ドルに固定されており(金本位制)、各国通貨はドルと交換比率(日本円は1ドル=360円)を固定することで通貨価値の裏付けとしていました。これがいわゆる「ブレトン・ウッズ体制」です。

 しかしながら、1960年代後半になりますとアメリカは景気拡大とインフレの進行、さらに過剰財政支出で財政収支が大幅に悪化します。当時のアメリカの債務残高は、同国の金の保有高の3倍超に達し、実質的にドルの価値は暴落していましたが、各国中央銀行のドル買いによってかろうじて固定相場制が維持されていました。

 価値の下がったドルと金を交換する動きにも拍車がかかり、1971年、ついにアメリカはドルと金との交換停止を宣言し、為替は変動相場制に移行しました。いわゆる「ニクソン・ショック」(ドル・ショック)です。

 ちなみに、金は価格が変動することはあっても、その価値がゼロになることはなく、普遍的な価値を有しています。それ故に何か有事があった際は金が買われることになります。「有事の金」あるいは「質への逃避」などと言われる動きがこれです。

 また、不換紙幣であるドルは輪転機を回せばいくらでも供給が可能であり、ドル紙幣の発行が急増すれば必然的にドルの価値は下がりますが、実物資産である金にはそのリスクがないことから、ドルの価値が下がれば「代替通貨」としての金の魅力が増すことになります。

 ちなみに、金や原油といった商品(コモディティ)相場は、世界的な景気動向(需給動向)はもちろんのこと、物価動向や紛争なども価格形成に影響しましますが、ドル相場(対ユーロ)そのものの影響も強く受けます。

 たとえば、ドル建ての取引が中心である金や原油は、対ユーロでドル安が進めばユーロから見た際の割安感が強まります。それ故、NY市場で取引されている金や原油は、ドル下落すれば価格が上昇し、ドルが上昇すれば価格が下がる傾向があります。これが「ドルとの逆行性」です。

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 気温の低下とともに柿は色づきますが、以前読んだ本に「(柿は)日本の果物の中でもっとも美味い」といった意味のことが書かれていました。その柿について、文人・武者小路実篤は「柿の賦」と題した詩を残していますのでご紹介したいと思います。


           柿の花は目立たざりけり 
            人々は顧みざりけり
          されど柿の実は目立ちにけり
             人々は賞美せり

            柿の実は甘きが故に
           人々は柿は甘しと云いたり
            されど枝ぶり見よや
            甘しとは我は思わず

             我人々と同じく
             風雨にさらされ
              人々と同じく
           雪霜になやまさるれども
           我は天与の食物をとりて 
           その内より甘露を集めて
           わが実をつくりたるなり

         我は甘露の雨にうたれしことなく
          甘露の泉に根をはりしことなし
             されど我、その内より甘露をとりぬ

             我 又 かくの如きか

                       「柿の賦」 武者小路実篤


 その実の甘さを皆がほめるけれど、柿の木は甘露の雨を浴び、甘露の泉に浴したわけではない。あなたと同じように風雨にさらされ、冷たい雪や霜に悩まされ、与えられたままの環境で、枝を伸ばし根を張り、我が身より甘露を成し、皆が喜ぶ我が実をつくったのである。 私も柿のごとく、かくありたし。

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裏と表

 コインに裏と表があります様に、ある一つの事実でありましても、その見方によりましては、全く違って捉えることが出来ます。

 次のような話がありましたので、ちょっとご紹介させて頂きます。

 くもの巣に蝶がかかっており、幼稚園の先生はその蝶を逃がしてやりました。見ていた園児の一人が食ってかかってきて、

「先生!そんなことをしたら、くもがかわいそうじゃないか?!」

 先生は一瞬、「いやなことを言う子だ」と思いましたが、よくよく考えてみたら、その子の言うことにも一理ある。せっかくの餌を逃がされて、くもは腹をすかせたに違いない。だとすれば、自分は蝶を助けて、くもを虐めたことになる。

 上記のような問題が、実際に先生方の研修会で議論されているという話を聞きました。

 この問題は、我々の「世界認識」の問題ということのようで、西洋近代の考え方は、「生存競争の世界」といった見方になるようです。すなわち、人間も他の生物も、すべては自己の利益だけを考えて生きているという見方です。その見方はまさに「弱肉強食」です。強いくもは弱い蝶を捕食して生きる。弱い蝶は犠牲者だといった見方です。

 ところが、仏教では見方が違ってくるとのことです。仏教はこの世界を「共生の世界」と見るとのことで、あらゆる生き物が互いに助け合い、共に生きようとしている世界だと認識するようです。もちろん、そこには捕食の関係があり、くもが蝶を捕食し、ライオンがシマウマを捕食する、それはその通りですが、それは「弱肉強食」ではなく、仏教においてのそれは、蝶がくもに、シマウマがライオンに自分の命を布施していると見るとのことです。

 じつは、捕食者のライオンがいないと、シマウマは増えすぎて、いずれ食糧不足になり全滅する。だから、シマウマはライオンに助けられて生きている。仏教ではそのように認識し、蝶はくもに命を布施しているのであって、園児の見方の方が正しいという見方です。

 難しい話ですが、同じ事象でも違った角度から眺めると、いろいろな見方、考え方が出来るよい例のように思います。

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文化の日

 今日11月3日は「文化の日」で、様々なところで催し物が行われるため賑やかな日という印象があります。11月3日は統計上、晴れになる確率が高い特異日でもあります。

 また、この日は文化的分野などで功績のあった功労者に勲章や褒章(ほうしょう)が発令され、宮中では文化勲章の親授式が行われます。ちなみに国家が授与する主な勲章と褒章の種類は以下のようになっています。

[勲章]

 菊花章  最高の栄誉(戦後は数人 存命中は中曽根康弘元首相のみ)
 桐花章  三権の長の経験者または顕著な功績をあげた実業家など
 旭日章  顕著な功績を挙げた人
 瑞宝章  公務等に長年従事し、公共に功労がある人
 宝冠章  外国人女性や皇族女子など
 文化勲章 科学や芸術など文化に貢献した人


[褒章]※名称は綬(リボン)の色による

 紅綬(こうじゅ) 自己の危難を顧みず人命の救助に尽力した人
 緑綬(りょくじゅ)自ら進んで社会奉仕動に従事し徳行顕著なる人
 黄綬(おうじゅ) その道一筋に業務に精励し衆民の模範である方
 紫綬(しじゅ)  学術、芸術、技術開発等で事績の著しい人
 藍綬(らんじゅ) 公衆の利益を興した方又は公同の事務に尽力した方
 紺綬(こんじゅ) 公共のために私財を寄付した人等(発令はその都度)


 今年の秋の褒章受章者は712人(うち女性125人)・24団体。内訳は人命救助を対象とする紅綬褒章が4人、ボランティア活動が対象の緑綬褒章が12人と24団体、その道一筋に励んだ人が授かる黄綬褒章が253人、学術や芸術の功績をたたえる紫綬褒章が29人、公共の利益に尽力した人におくられる藍綬褒章が414人。

 また、秋の叙勲受章者は3941人(うち女性328人)。内訳は顕著な功績をあげた人へ授与する旭日章が914人、公務などに長年にわたり従事した人に授与する瑞宝章が3027人。その他、外国人叙勲の受章者が46人。そして文化勲章が6人、文化功労者が15人となっています。

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江戸の「恵比須講」

 江戸の十月二十日(旧暦・今年の新暦に当てはめると十二月三日になるのですが・・・)は、恵比須講の日でした。

 恵比須講とは、商売繁盛を司る恵比須神・大黒天を祭る江戸の商家の一大イベントです。毎年、十月十九日、大伝馬町(現・東京都中央区大伝馬町)に、恵比須講に必要な道具、料理を売る「夷講市(えびすこういち)」が立ちます。夷講市は、鮮度の落ちた魚類、野菜類が商品として売られる事もあり、一名「くされ市」とも呼ばれました。また、幕末になると、大根のべったら漬け(大根を塩と糠で下漬けをし、麹・砂糖などで漬けたもの)が売られるようになり、ここから、「べったら市」とも呼ばれるようになり、このべったら市は、現在まで引き継がれているのはご存じだと思います。

 夷講市で、必要な商品を買いそろえた商家の主は、自宅へ帰ると、家内に祭っている恵比須・大黒の像を(江戸の商家には、かならずこの二神の像が祭られています)床の間へ移し、その前に、当年度の売上げや来年度の商い予算計画などを書いた大福帳を積み上げ、三方に御神酒を捧げ、商売繁盛を祈念します。

 そして翌十月二十日は、店を早仕舞にして、前日から床の間に祭っている恵比須・大黒の像に、鯛、赤飯、鏡餅などを供え、そして、親類、取引先、お得意さまなどを招いての呑めや歌えの宴(うたげ)となります。(大黒の像を床の間に飾り、お客様を招き、鯛などのご馳走を前に、大宴会。)

 お店の奉公人にも、お酒や料理が振る舞われ、小僧などお酒が呑めない奉公人には、餅や七色菓子(干菓子・砂糖豆・煎餅など、神前に供える七種類のお菓子。万治年間(1658~61)ごろから売り歩いていた)が与えられました。そして、この宴の最大の座興が、宴席に出ている皿や小鉢など、なんでもかまいません、身近にある物を指差して、「千両!」「万両!」と値段を付けあう、今で言うオークションをするのです。ただの数茶碗に「千両の値」をつける、、これは実際に売買するのではなく、商売の景気づけ、縁起物として、なるべく高い値を言いあうのです。

 江戸の恵比須講は、商家の総決算の日であり、さらなる商売繁盛を祈念する大事な祭りだったのです。

(おまけ)
 商売が繁盛して、とても利益があがる期間の事を「かきいれ時」と言いますよね。これはお金をいっぱい「掻き入れる」からではなく、商いがたくさんあって、その利潤を大福帳(帳簿)に記入するのが忙しい時、つまり「書き入れ時」と言う事になります。

 

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11月2日はどんな日?

タイガース記念日(タイガース後援会など)

▲後醍醐天皇、光明天皇に神器を渡し、南北朝分裂(1336)
▲織田信長、弟・信行を殺害(1557)
▲読売新聞創刊(1874)
▲米大リーグ選抜野球チームのベーブルース、ルーゲリックら17人が来日(1934)
▲北原白秋、没。57歳(1942)
▲日本社会党結成(1945)
▲オイルショックでトイレットペーパー買い占め騒動(1973)
▲掛布・バース・岡田のバックスクリーンへの3連続ホームランなどにより西武ライオンズを破り、球団創設以来初めて日本一に(1985)

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 スポーツの秋、食欲の秋、行楽の秋、芸術の秋等、秋は何をするにも良い季節ですが、深まりゆけば寂しさや静けさが際立つのも秋です。そんな時に思い出すのがよく知られた芭蕉の句です。


  「秋深き 隣は何を する人ぞ」


 この句は「秋深し」と覚えている人が多いそうです。意味は単に「隣の人は何をしているのだろうか」ということではなく、隣人への深い気遣いが込められているとの解釈もあります。ちなみにこの句は、芭蕉が死の床に臥す直前に作られた句だそうです。

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キノコ

 秋はキノコの美味しい季節ですが、キノコと聞いて思い浮かべる名前は、「シイタケ、マツタケ、エノキダケ、ナメコ、マッシュルーム・・・」等々、数多くあります。

 全国の主婦に好きなキノコを訪ねたアンケート調査では、第1位はシイタケ。シイタケはシメジやマツタケと同じキシメジ科で、日本では古来から親しまれてきています。特有の香りは好き嫌いが分かれるようですが、どんな料理にも使えるなど実用性を評価する声が多く、76%が好きと答えています。

 ちなみに、「主婦が好きなキノコ」の順位は、下記のようになっていました。

 1.シイタケ    (シイ、カシなど広葉樹の枯れ木や倒木に生える)
 2.マイタケ    (ミズナラなどブナ科広葉樹の根元に生える)
 3.エノキダケ   (広葉樹の切り株に発生)
 4.ナメコ     (ブナの倒木や切り株に群生)
 5.マッシュルーム
 6.ホンシメジ   (ミズナラなどの雑木林、マツとの混成林に群生)
 7.エリンギ    (東欧や地中海沿岸が原産)
 8.ブナシメジ   (ブナなど広葉樹の倒木や枯れ木に発生)
 9.キクラゲ    (広葉樹の枯れ木などに付く)
10.マツタケ

 マツタケは10位と意外にふるいませんが、「食べたことがない」「ほとんど食べない」が半分近くを占めるなど、家庭では縁遠い食品なのかもしれません。尚、キノコにはカロリーはほとんどなく、ビタミンやミネラル、繊維質が多く含まれています。また、キノコはもともと「樹の子」の意があるそうです。

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11月1日はどんな日?

 灯台記念日(海上保安庁1949)、犬の日(ペットフード工業会など1987)、自衛隊記念日(防衛庁)、紅茶の日(日本紅茶協会)、全国家具の日、本格焼酎の日、紅茶の日(日本紅茶協会)、玄米茶の日、計量記念日(通産省)、すしの日(全国寿司商環境衛生同業組合連合会1961)、新米穀年度、省エネルギーの日(毎月)

▲日本初の洋式灯台・観音崎灯台(神奈川県)が建設着工(1868)
▲日本初の石橋、東京・万世橋竣工(1873)
▲明治座開場式(1893)
▲山手線が神田~上野間の高架線開通で環状運転開始(1925)
▲ラジオ体操放送開始(1928)
▲国産初のオールトーキー映画「大尉の娘」封切り(1929)
▲ラジオ体操、放送開始(1929)
▲全国人口調査7199万8104人(1945)
▲第1回国民体育大会開催(1946)
▲特急こだま号運転開始(1958)
▲千円札、聖徳太子から伊藤博文に(1963)
▲国立劇場開場式(1966)
▲新札3種発行。一万円福沢諭吉、五千円新渡戸稲造、千円夏目漱石(1984)

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自動車保険

 10月1日から自動車保険(任意保険)の保険料算定方式が変わり、事故を起こした契約者の保険料が大幅に引き上げられています。

 自動車保険の加入者は、事故歴に応じて1から20までの等級が付されます。通常は6等級から始まり、1年間無事故であれば翌年は1等級上がって7等級となり、等級が上がるに連れて割引率も上り保険料は割安となります。一方、事故を起こした場合は一気に3等級下がり、保険料は高くなります。

 現行では、事故を起こして3等級下がった運転者も、事故を起こさず1等級上がった運転者も、同じ等級であれば割引率は同じでしたが、新しい料金体系では事故を起こした契約者は等級が下がるだけでなく、今までよりも大幅に高い料金が3年間適用される仕組みです。

 無事故であれば4年後には事故前の割安な保険料に戻りますが、事故有の期間中に事故を起すと、さらに3年間(上限6年間)事故有期間が延びることになります。

 自動車保険は損害保険各社の収入保険料(売上高に相当)の約半分を占める主要事業ですが、自然災害の多発による業績悪化に加え、主力の自動車保険は高齢ドライバーの事故増加や事故率の上昇、若者のクルマ離れなどの影響で採算割れが続いており、損保各社は新等級制度の導入で収支改善を目指しています。

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