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2013年3月

復活祭

 春分後の満月を過ぎて最初の日曜日(今年は本日の3月31日)は、一度天に召されたキリストが復活した日とされ、キリスト教における最も重要な祝い日「復活祭」(イースター)となっています。

 復活祭直前の今日金曜日は、磔刑にされたキリストが天に召された日で「聖金曜日」「受難日」などと呼ばれ、アメリカは祝日となります。

 アメリカでは聖金曜日(HolyFriday)のことを一般的に「グッドフライデー」(GoodFriday)と呼びますが、元々の言い方は「God'sFriday」で、それが転じて現在の呼び方となったそうです。

 また、英語で「さようなら」を意味する「Good-by」は、「God be with you」の短縮形と言われています。直訳すれば「神は君と共にある」となり、「神のご加護を!」という意味があります。「you」は古くは「ye」であったため「Good-bye」がもともとの表記です。

 日本語の「さようなら」(さよさら)」は、「左様ならばこれにて失礼つかまつる」の「左様ならば」の「ば」が略されたものと言われています。

 日本では古来より、少数派を切り捨てる多数決ではなく、全員納得の合議制で物事を決めてきました。こちらを立てればあちらが立たずで、全員の了承を得るにはかなりの時間がかかります。様々な利害を調整した上で、ようやく「そういうことであれば合意しよう」となり、「これにて失礼します」(散会)となります。そうして「左様ならば」が、それに続く散会を意味するようになり、そのまま別れの挨拶になったそうです。

 ただ、これには他にも説があります。江戸の頃の武家ではすでに「左様ならば、ご機嫌よろしく」といった別れ際の挨拶があり、それが明治の頃に庶民に広がり、別れ際に男性が女性に「さようなら」と言葉をかけ、女性は相手の健康を気遣い「ごきげんよう」と返すのが一般化したそうです。この時の「さようなら」が別れの挨拶として残り、現在でも使われているという説明です。

 英語には「Good-bye」(神のご加護を)以外に、「See youagain」(また会いましょう)などの表現がありますが、日本語の「さようなら」は次に続く言葉を省略しているが故に、「お元気で」「また会いましょう」「ご幸運を祈ります」などの意味を込めることができます。

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江戸時代クイズ

 江戸川柳に「ささがしの牛蒡のそばで皆殺し」と言うのがあります。では、この川柳の言いたいポイントは何でしょう?

壱 有名菓子店での強盗殺人事件
弐  飢饉時の農村事情
参 庶民の台所調理風景

 正解は、参 庶民の台所調理風景 でした。「ささがし」と言うのは、笹 をあしらったお菓子・・・ではありません、現代語にすると「笹掻き」。野菜を鉛筆を削る様に削ぎ切りにする切り方の江戸なまりです。そして、その笹掻きになった牛蒡(ごぼう)のそばで、あわれ、皆殺しの目にあっているのが・・・ドジョウです。

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ティーバッグ紅茶

 家でのんびりしたい時、仕事で疲れた時など、一杯の紅茶があるとホッとしたりします。紅茶は産地や茶葉によって様々な個性があり、味わい方も様々です。

 以前、専門家がブラインド方式で試飲して選んだおすすめの『ティーバッグ紅茶』という調査結果を目にしましたが、順位は以下の通りとなっていました(日経調べ)。


 1.ダージリンオータムナル            シンゲル農園

 2.桃の花            リーフルダージリンハウス銀座

 3.ダージリン                   ティージュ

 4.イングリッシュブレックファストティー    TWG Tea

 5.クイーンヴィクトリア         セントクリストファー

 6.ダージリン                     ベノア

 7.シャンパーニュ ロゼ               ルピシア

 8.エディアール ブレンド            エディアール

 9.アールグレイ                ウェッジウッド

10.ヌワラエリア            カレルチャペック紅茶店


 ちなみに、ティーバッグ紅茶を美味しく入れるコツは、最初にお湯でカップを温め、蒸らすときには受け皿などで蓋(ふた)をする。こうすることで透明感があって香り高い紅茶ができるそうです。バッグを振る、2度漬けする、最後に絞る、雑味やえぐみが出るので、この3つは避けた方が良いそうです。

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愛の反対

 日々多様な事象に遭遇し、その時々で様々な事を心に思い描くわけですが、そんな日常の中で最近、ユダヤ人作家でノーベル平和賞受賞者のエリ・ヴィーゼルの言葉(下記)に出会いました。


    今日我々は知っている。

    愛の反対は憎しみではない。無関心である。

    信頼の反対は傲慢ではない。無関心である。

    文化の反対は無知ではない。無関心である。

    芸術の反対は醜さではない。無関心である。

    平和の反対は、平和と戦争に対する無関心である。

    無関心が悪なのである。

    無関心は精神の牢獄であり、我々の魂の辱めなのだ。


 マザー・テレサも「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と言っており、教育の現場や被災地での話を聞くたびに思い出します。

 そういえば、マザー・テレサは次のようにも言っています。


    思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

    言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

    行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

    習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

    性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 

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歌舞伎

 現代におきましても「十八番(じゅうはちばん、おはこ)」や「二枚目」などのように、歌舞伎に由来する言葉が日常的に使われています。

 ちなみに「十八番」は、市川宗家の得意演目が歌舞伎十八番で、その台本を桐の箱に入れていたことが語源となっています。

 「二枚目」は、もともとは歌舞伎を上演する芝居小屋で客寄せのために八枚の絵看板を掲げていたことに由来します。

 その看板は、一枚目の「書き出し」に始まり、「二枚目」には美男の花形役者の絵が書かれており、「三枚目」に道化役が書かれていたことから、二枚目=美男子、三枚目=面白い人という使われ方をするようになったそうです。ちなみに「二枚目半」は、三枚目の要素をもつ二枚目のことを指します。

 ところで、歌舞伎の演目「仮名手本忠臣蔵」に、大石内蔵助が「一打ち、二打ち、三流れ」の山鹿流陣太鼓を叩く名場面があります。

 大石内蔵助も門弟のひとりだったとされる山鹿流軍学の始祖・山鹿素行(やまがそこう)は会津の人で、江戸で朱子学を学びますが、学問を批判したことで江戸を追われ、赤穂藩へお預けの身となります。

 時が過ぎ、長州藩に生まれた杉虎之助は、幼くして山鹿流兵学師範の吉田家の養子となり、やはり叔父で山鹿流の兵学者であった玉木文之進から苛烈とも言える教育を受けます。この杉虎之助が、後に明治維新の精神的な支柱となった吉田松陰です。

 こういったこと考え合わせますと、歴史の巡りというのは皮肉と言いますか、不可思議なものを感じます。

 ところで、山鹿素行の言葉に「常の勝敗は現在なり」というのがあります。勝敗を決するものは常日頃の中にあるというこの言葉、勝負の世界に生きる人に限らず心したいものです。

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ルイ・ヴィトン

 皆様よくご存じのブランド「ルイ・ヴィトン」。その「ルイ・ヴィトン」は1854年に設立されたブランドで、現在はフランスの高級品大手「モエヘネシー・ルイヴィトン」(LVMH)傘下の主要ブランドの一つとなっています。

 そのモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)が、同業の英最大手バーバリーと米ティファニーの買収に乗り出すとの観測があります。

 LVMHは世界の高級品市場の最大勢力で、伊フェンディや仏クリスチャン・ディオール、ジバンシー、ケンゾーなどのブランドを傘下に持ち、2011年にはイタリアの高級ブランド「ブルガリ」を買収、2010年には仏高級ブランドのエルメスの株式の20%強を取得するなど事業拡大を進めています。

 ちなみに、LVMH傘下の主なブランドは、ファッション関係でルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、ベルルッティ、ジバンシィ、ケンゾー、エミリオ・プッチ、フェンディ、ダナ・キャラン、クリスチャン・ディオール・・・等々。

 ワイン関係で、モエ・エ・シャンドン、ドンペリニヨン・・・。時計やジュエリー関係で、タグ・ホイヤー、ショーメ、デビアス・・・等々となっており、聞いたことのあるブランドをほぼ傘下に治めています。

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タ イ

 桜の咲くこの時期、産卵前で最も美味しいとされるのが「魚」に「周」(あまねく)と書く『鯛』(タイ)です。

 その名前の通り、日本周辺に生息しています。代表格は真鯛(マダイ)で、祝い事に用いる習慣は江戸時代に定着したそうです。3~4月の産卵期、内海に入ってくる天然物は脂が乗ってうまみが増し、体色も赤みを帯びて一段と冴えた色合いを見せてくれます。

 この時期の真鯛は体色が鮮やかなピンクとなり、見た目も美しく、桜の時期とも重なるため「桜ダイ」とも呼ばれます。ただ、最近は年間を通して安定供給できる四国などの養殖物が主流で、天然物に比べて浅場で育つため日焼けしてしまい、黒ずんだ色になっています。尾びれが丸いのが養殖物、力強くハネたものが天然物です。

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花見酒

 花見の文化は平安時代からありましたが、一般庶民、老若男女、町人や長屋の住民までが楽しむようになったのは江戸の頃からです。楽しみ方はそれぞれで、切なくもおかしい長屋の住民の花見は落語の恰好の題材です

 花見を題材にした落語はいくつかありますが、「長屋の花見」も知られた話の一つです。

 貧乏長屋の住人たちの花見は、たくあんを卵焼きに、大根の漬物をカマボコに見立て、酒は薄めた番茶といった具合でまったく盛り上がらず。番茶の“お酒(おちゃけ)”を持って酌に回り、たくさん注いだりするとケンカになる始末です。そのうちやけくそになって繰り出すコメントが笑いを誘います。

 もう一つ、「花見酒」も有名な落語で、経済学でも度々登場するポピュラーな話です。

 お調子者で計算が苦手でおっちょこちょいで貧乏で酒好きな登場人物は落語の定番。辰と兄貴分の熊が、花見の場所で酒を売ったら儲かるだろうと算段し、酒に酒樽、柄杓(ひしゃく)、天秤棒に使う竹竿、つり銭用の十文まで、儲かったら返すからとすべて前借りで揃えてもらいます。

 どのくらい儲かるかなどと二人で捕らぬ狸の皮算用をしながら花見会場を目指して歩いていきますが、そのうち酒の匂いに我慢しきれず熊がそわそわしだします。ちょうど懐には十文(酒屋から借りたつり銭用のお金)がある。金を払えば文句がないだろうということで、熊が十文を払いまず一杯。

 天秤の先棒と後棒を交替してまた歩き出すと、今度は後ろになった辰が酒の匂いにたまらずそわそわ。熊が「そんなに飲みてぇんならさっきの十文で買って飲みゃいいじゃねぇか」、辰は「さすが兄貴は頭がいいね」ってんでまた一杯。当然、こんなことを繰り返せば花見会場につくころには二人ともへべれけです。

 酒を売ろうと樽を見たら二人で飲みつくして空っぽ。売り切れたことを喜んで売上げを勘定したら十文しかない。勘定が合わないってんで考えてみると、初めの十文でおれが買って、次におまえが買って、またおれが買って、おまえが買って結局飲み干してしまった。勘定もあってる。「なるほど、無駄がなくていいや」っていうのがオチになります。

 この落語を念頭に置いたのが「花見酒経済」です。実際は身内で売買を繰り返しているだけで、売上げが増えたように見えるが、実質は何も変わらず、場合によっては借金だけが残ってしまうようなこともありえる経済の状態を指しています

 たとえばバブル経済化の信用創造で、土地を担保に借金をし、その借金で土地を買うからまた値上がりし、値上がりを当て込んでまた借金し・・・という状態です。最終的には足腰が立たないほどの悪酔いに苦しめられるというのが「花見酒経済」の筋書きです。

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世界長者番付

 米誌フォーブスが4日発表した2013年の世界長者番付によりますと、10億ドル(約930億円)以上の資産を保有する世界の富豪は、前年に比べ200人増の1426人となり、過去最多を更新したそうです。

 4年連続首位となったのはメキシコの実業家カルロス・スリム氏で、保有資産は730億ドル(約6兆8千億円)。次がマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏の670億ドル(約6兆2300億円)、3位がスペインのファッションブランド「ZARA(ザラ)」創始者のアマンシオ・オルテガ氏の570億ドル(約5兆3千億円)、4位が著名投資家ウォーレン・バフェット氏の535億ドル(約5兆円)などとなっています。

 ちなみに、日本人1位はファーストリテイリング会長兼社長の柳井正氏で保有資産は133億ドル(約1兆2300億円)で、総合では66位とフェイスブック創業者のマーク・ザッカーバーグ氏と同順です。

 日本人の富豪は22人で、柳井氏の他には、ソフトバンクの孫正義氏が128位、楽天の三木谷浩史氏が215位、森トラスト・ホールディングスの森章氏が248位、パチンコメーカー三共の毒島邦雄氏が258位などとなっています。

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 この時期は桜の開花や花見などが巷の話題になりますが、こんな歌もあります。

 「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」

 世の中に桜というものがなかったなら、いつ咲くだろうか、雨風で散ってしまわないだろうかと心乱されることなく春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、在原業平はそんな気持ちを詠い古今和歌集に残したのが上の歌です。

 桜を愛でる日本人の心を表現した詩文はたくさんありますが、歌舞伎「楼門五山桐(ろうもんごさんのきり)」の中で、これから釜煎りされる大盗賊の石川五右衛門が煙管(キセル)片手に切った見得もこれまた有名です。


 「絶景かな、絶景かな。春の眺めは値千金とは、小せえ、小せえ。

  この五右衛門の目からは値万両、万々両。 

  もはや日も西に傾ぶき、まことに春の夕暮れに花の盛りもまたひとしお。

  はて、うららかな眺めじゃなぁ」

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江戸のドジョウ事情

 江戸時代の主婦と、現代の主婦を比べれば、だんぜん、現代の主婦の方が恵まれています。洗濯にしろ、掃除にしろ、調理にしろ、すべて機械が手助けしてくれるので、江戸時代の不便さとは比べものにはなりません。けど、ひとつだけ、江戸時代の主婦の方が恵まれていた事があります。それは「買い物」です。朝食を作ろうとして、お付けの身が無いのに気がついた時、現代では、あきらめるか、早朝でも営業している、近所のコンビニまでお付けの具を買いに行かなければなりません。大根やジャガイモ、ネギなどの野菜類、アサリ、ドジョウ、しじみやジャコなどの魚介類を売っているコンビニは少ないので、選べる具材も、お豆腐、納豆ぐらいでしょうか。

 ところが、江戸時代の主婦は、家でちょっと待っていれば、表をいろいろな荷を担いだ行商が通りますので、ドジョウを始めとして、ネギ、大根、納豆、アサリ、シジミ、小魚など、いくらでもお付けの具材は調達可能なのです。とある江戸時代系作家の方がおっしゃっておりましたが、『駅前商店街がベルトコンベアーに乗って、代わる代わるやって来てくれる』のです。

 そして、お付けの具材となるドジョウ。現代、ドジョウ料理と言えば、浅鍋にドジョウと笹掻き牛蒡を並べ、割り下を合わせて、玉子で閉じる「柳川」がポピュラーですが、江戸時代は、「ささがし」にした牛蒡といっしょに生きたままを煮込んで、お味噌と七色唐辛子や山椒で、汁だくさんのお汁にして食べました。こちらの食べ方の方が野趣あふれて美味しそうですよね。

 「なべぶたへ力を入れるどじやう汁」、鍋にドジョウを入れたら、暴れて飛び出さない様に、素早く蓋を押さえ込みます。「念仏も四五へん入れるどじやう汁」、牛蒡のそばで皆殺しですから、思わず、南無阿弥陀仏と唱えるのも、無理からぬ事。「どじやう汁女房となりへ行っている」、気の弱い女性は、その惨劇を見ていられず、お隣のお家へ避難です。

 ちなみに、江戸期でも「柳川」はあり、江戸人達も「柳川」を食べていました。お鍋の中のドジョウが姿煮の場合は「まる」、頭と内臓を取り除いてあると「ぬき」と呼びます。

 さて、「どじょう」はなぜ「どじょう」と言うかについては、「泥から生じる」からではありません。古くは「どじょう」は「どぢやう」「どぢよう」と書きましたので、土や泥を表す古語の「どぢ」に「魚(うお)」がついた「どぢうお」が訛ったものと言うのが定説です。また、江戸期は、前述の川柳にあるとおり「どじやう」と書きました。また、「どぜう」と言う綴り方もありますね。

 では、「どじやう」と「どぜう」の違いって分かりますか?「どじやう」と書く場合は、ドジョウは生きている状態です。対して、「どぜう」と書くと、ドジョウはすでに食材として、加工されている状態になるのです。ですから、田んぼに「どぜう」はいないし、頭と内臓を取り除いた「ぬき」の「どじやう」はあり得ないのです。

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六 曜

 冠婚葬祭などの日取りを決めるときに、「大安なので、この日に結婚式を・・・」とか、葬儀の日を決めるのに「友引なので、葬式を繰り上げよう・・・」といった話をよく聞きます。

 ここで使われている「大安」・「友引」などは、古代中国の「六曜」(ろくよう)という暦の考え方にもとづいており、三国志で有名な諸葛孔明が戦いの際に、吉凶の日を知るのに利用したことに端を発しているそうです。

 この六曜が日本に伝わったのは江戸時代半ばで、現在使われている六曜のそれぞれの日には、次のような意味があります。


・先勝(せんしょう、せんがち)・・・午前が良く、午後は悪い

・友引(ともびき)      ・・・正午のみが凶

・先負(さきまけ、せんぶ)  ・・・午前が悪くて、午後が良い

・仏滅            ・・・1日じゅう最凶の日

・大安            ・・・1日じゅう良い日。大安吉日という。

・赤口(しゃっこう、しゃっく)・・・昼だけが吉。朝・夕は凶で災いに出合
                  いやすい


 本来は中国で、戦いや争いごとの吉凶の日を占うものでしたが、次第に日本では日常生活全般に用いられるようになりました。

 なかでも「友引」は、その文字の連想から「友を引く」との意味に取られるようになり、葬儀などの弔事が避けられるようになったそうです。

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ミネラルウォーター

 つい最近までは水道水を当たり前のように飲んでいましたが、最近ではペットボトル入りのミネラルウォーターを飲むのがむしろ当たり前になっているのかもしれません。随分と時代は変わったものです。

 1人当たりの年間消費量は、統計開始当時の1986年(昭和61年)は0.7リットルでしたが、2011年は24.8リットルと35倍に膨らんでいます。

 そのミネラルウォーターの生産量が全国で一番多いのは山梨県です。1県だけで日本全体のほぼ3割を占めています(日本ミネラルウォーター協会調べ、2011年)。

 これに静岡県、鳥取県、兵庫県、鹿児島県が続き、上位5県だけで全国のおよそ7割を生産しています。カギを握るのは豊富な水をたたえる山の存在です。

 山梨と静岡は富士山、鳥取は大山、兵庫は六甲山を抱えています。これらの山の麓にある採水地の近くには大手飲料メーカーが相次いで進出、それぞれの地域の名を冠したミネラルウォーターを生産しています。

 ちなみに、一言でミネラルウォーターと申しましても、農林水産省のガイドラインでは以下のように4つに区分されています。ご参考までに。

・ナチュラルウォーター

 特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない水

・ナチュラルミネラルウォーター

 ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む。)をいう。

・ミネラルウォーター

 ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラル調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われている水

・ボトルドウォーター・飲用水

 ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの

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彼 岸

 今日は春の彼岸の中日です。彼岸の中日の春分の日(3月20日)を境に昼が少しずつ長くなり、陰陽の気も入れ替わるとされています。また、ほぼ真東から日が上り、ほぼ真西に日が沈む春分は、古代中国では「龍天に昇る」とされ、春の気もいよいよ盛んになってゆきます。

 ちなみに「彼岸」とは、迷い苦しむ現世の人間界(此岸)に対する言葉で、「彼(か)の岸に至る」を意味するサンスクリット語の「パーラミター(波羅蜜多)」からきています。煩悩の束縛から解き放たれて悟りを開いた涅槃の境地が彼岸です。

 空間的には東が現世(此岸)で、西にあるのが極楽浄土(阿弥陀如来が建立したとされる極楽)となっています。太陽がほぼ真西に沈むこの時期は西方にある浄土(彼岸)に最も近いと考え、仏事が行われるようになったそうです。

 ところで、彼岸に欠かせないのが「ぼたもち」です。今は一年を通して「おはぎ」として売っているお店も多いのですが、本来は季節の花にちなみ春の彼岸は「牡丹餅」、秋の彼岸が「お萩」。赤色系の花の色や、餡となる小豆には邪気を払う効力があるとされています。

 この二つ、違いは食べる時期や名前だけではなく、ぼたもちは牡丹の花をかたどり丸く大きく、おはぎは萩の花のように小ぶりで少し長め、元々はぼたもちはこし餡、おはぎはつぶ餡という違いもありました。

 ちなみに、夏のぼたもちは「夜船」、冬のぼたもちは「北窓」、そういう呼び名もあります。ぼたもちは餅米を使いますが、杵と臼でつくようなことはしません。「(餅なのに)ついたのかわからない」→「夜の船はいつ着いたのか分らない」から転じて「夜船」、そもそも「つかない」→「月がない」「月が見えない」から少し飛躍して「北窓」と言うそうです。

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ハマグリ

 はまぐりの酒蒸し、はまぐりのお吸い物、焼きはまぐり、そしてはまぐりの和風パスタ・・・等々、この時期はまぐりがとても美味しいです。

 漢字で「蛤」と書きますが、ペアの貝殻同士でしか形が合わないことから、相性の良い相手に出会えるようにとの願いを込め、桃の節句や婚礼のお膳に吸い物などにして並べられます。

 火にかけると勢いよく殻を開きます。京都御所の「蛤(はまぐり)御門」は、江戸時代の大火の際に開門したことからこう呼ばれています。

 かつては日本各地で採れましたが、1980年代以降の干拓や埋め立て、海岸の護岸工事などによって生息地の浅海域が破壊されたために一部の地域を除いて絶滅状態になり、最近は中国産のシナハマグリが大半を占めています。

 輸入されたシナハマグリは、日本の浅海域で一時畜養されると、「国産」・「~県産」・「地はまぐり」の表記が可能となるために、これが市場に大量に出回っています。

 「ハマグリ」という名前は、浜辺にあり、栗と形が似ていることから「浜栗」と呼ばれたことに由来するそうです。 

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サラリーマン川柳

 第一生命の「サラリーマン川柳」

 今年で26回目。

 自作するセンスがない代わりに、かねてよりさまざまな作品をみては笑っています。

 先日、応募作品のなかからピックアップされた100句が発表されました。このなかから、ベスト10が投票で決定します。
 期間は2/19~3/19の1ヶ月間。・・・100句は下記↓「第一生命」のホームページに掲載されています。

 独断で笑える句を挙げると・・・・


 家のこと 嫁のブログを 見てわかり

 何かをね 忘れたことは 覚えてる

 家事停止 望むは妻の 再稼働

 頼みごと 早いな君は できません

 社宅では 上司の妻が 妻の部下

 読みきれぬ 妻の心と 円と株

 ノーベル賞 うちにないのは 平和賞

 家族割 あるのに妻と 通話なし

 独身の 残りものには 癖がある

 妻外出 ルンバと俺が 踊りだす



 みなさんも、、、どうぞ・・・   今日まで投票出来ます

http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/best100.html

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サクラマス

 巷からは、「格差社会」・「勝ち組」・「負け組」といった言葉が聞こえてきます。それに関しまして興味深い話をご紹介させて頂きたいと思います。

 『山女(やまめ)とサクラマスは元々同じ魚だそうです。稚魚の時、餌の奪い合いとなり、生存競争に負けた山女の稚魚は清流から追いやられ、川を下って海に行く。海には栄養源となる豊富なプランクトンがいる。それを食べ育った山女はやがてサクラマスとして産卵のために生まれた清流へ戻る。そこには勝ち残った山女が暮らしている。負け組の山女であるサクラマスの体重は勝ち組の山女の10倍以上になっている・・・』

 「格差」・「勝ち組」・「負け組」といった言葉が身近な社会で頻繁に使われる昨今ですが、最近では勝ち組企業が負け組に転落するケースも珍しくありません。その一方で、負け組と言われた企業の業績が大化けするケースもたくさん出てきています。これは、企業ばかりではなく、人、或いは実生活に対しても多くのケースで当てはまりそうです。

 リチャード・ニクソンの「人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。」という言葉、また柔道家である神永昭夫氏の「勝負は負けた時から始まる」という言葉も同様の意味合いで心に残ります。

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二つの意味

 「急いては事を仕損じる」と申しますが、一方で「善は急げ」と言い、「渡る世間に鬼はなし」と思いきや「人を見たら泥棒と思え」と言ったりします。

 このように反対の意味を持つことわざがあるのは珍しくありませんが、一つのことわざが二つの正反対の意味を持つという例もあります。

 たとえば、いろは歌留多の一番に登場する「犬も歩けば棒に当たる」です。

 この札には棒で打たれて逃げ廻っている犬の絵柄が描かれていますように、用もないのにうろうろ出歩いていると災難に遭うという教訓を伝えていますが、一方でこの言葉は積極的に出歩いていると思いがけない幸運に出会うことがあるという意味でも使われます。この札が登場した江戸時代の半ば頃から、両方の意味が存在したそうです。

 他に、二つの意味を持つものとしては「斧を研いで針にする」(努力すれば成功する、ムダな骨折り)などもあります。

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慎重かつ大胆

 中国の古典「韓非子」の一節に次のようなくだりがあります。

 「彫刻をする際は、鼻はできるだけ大きく、目はなるべく小さくとってから始めたほうがよい。なぜなら、大きな鼻は小さくできるが、小さい鼻は大きくすることができない。小さい目は大きくすることができるが、大きな目は小さくすることができないからである。」

 そして次のように続きます。

 「これは彫刻だけでなく、どんなことにも通用する。修正がきかない部分を念入りに行えば、めったに失敗はしないものだ」と。

 言わんとするところは、物事を始めるときは、しっかりとフォローできる態勢を整えておけということです。そして、行ってしまってからの修正が難しい部分では慎重に事を運ぶ必要があるということです。

 また、「大胆は慎重の上に建つ」あるいは「慎重かつ大胆」という言葉は、例えば作戦家や指揮官が相手の失策や幸運に頼るのではなく、事前に慎重の上に慎重を重ねて戦略を練り、いざ実行に移すときには大胆に行動するようなことを言います。

 慎重になるべきところでいきなり大胆に行動したり、大胆に行動してからあれこれ考え慎重になったりと、上記と逆の例もよく目にしますが、せっかくの努力も水泡に帰すことになりかねません。

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ツバキ

 魚偏に秋と書いて鰍(カジカ)、冬は鮗(コノシロ、幼魚はコハダ)、春は鰆(サワラ)。魚偏に夏は、あまり馴染みがありませんが、「ワカシ」と読むそうです。ワカシはブリの幼魚の若鰤(ワカシ)であり、魚偏に春夏秋冬の漢字4つをひとまとめにして「旬(しゅん)」と読ませる料理屋もあると聞きます。

 木偏にも四季が揃っています。榎(エノキ)、楸(キササギ)、柊(ヒイラギ)、そして椿(ツバキ、英名カメリア)です。

 落花の際、花全体がぽとりと落ちる様子が忌まれたりしますが、冬の間も艶のある葉を持ち、寒風の中で花を咲かせる椿は不老長寿の霊木として昔から尊ばれてきました。

 秀吉の椿好きは知られていますが、京都の地蔵院(別名椿寺)には加藤清正が朝鮮から持ち帰り、秀吉に献上したとされる「五色八重散椿」(二世)が今も遺り、京都には他にも利休や織田有楽斉など所縁の名椿の古木が数多く現存します。

 例年にも増して寒さが厳しい中、各地で椿の花を愛でる「椿まつり」が始まっており、春の近づきを知らせています。

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ガチョウと黄金の卵

 「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」などで有名なイソップ寓話の中に「ガチョウと黄金の卵」という話があります。

 農夫の飼っているガチョウがある日、黄金の卵を産んだ。農夫は初め信じられなかったが、来る日も来る日も同じことが起きて、やがて農夫は大金持ちになった。

 富が増せば増すほど欲が出て、農夫はせっかちになっていった。一日一個しか産まれない黄金の卵が待ちきれなくなった農夫は、腹の中の卵を全部一度に手に入れようとガチョウの腹を開けてしまう。しかし、腹の中に卵はなく、ガチョウまで死なせてしまう。

・・・というお話です。

 人は目標を達成する(黄金の卵を手に入れる)ことには執着しますが、そのための資源や達成する能力(ガチョウ)には配慮しないことが多々あります。

 上記の寓話が教えている教訓は、「欲張り過ぎて一度に大きな効果を得ようとすると、その効果を生み出す資源を失ってしまうことがある」ということです。目標を達成することはもちろん大事ですが、その効果を生み出す資源や能力についてのケアやフォローを疎かにしてはいけません。

 便利な機械もメンテナンスを怠れば後々大きな出費につながります。整理整頓をしない子供に対し、片づけることにばかり目を向けてしまうと、片付けするよう終始小言ばかり言っているということにもなりかねません。しまいには脅したり大声で叱ったりということになりがちで、子供のやる気を削ぎ、上記で言えば大切なガチョウの健全な育成を阻害することになってしまいます。

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コンクラーベ

 新約聖書によりますと、キリストは弟子のシモンに「あなたは岩である。わたしはこの岩の上に教会を建てる」との言葉をかけ、「あなたはわたしの羊の世話をしなさい」と、彼の使命を明らかにしました。

 岩はギリシャ語で「ペテロ(ペトロ)」。羊はキリストを信じる者の比喩。このシモンが使徒ペテロであり、言葉通りペテロはキリスト教布教の礎となり、文字通りペテロの墓所の上には教会が建てられました。

 その教会というのがバチカン市国にあるサン・ピエトロ大聖堂であり、全世界で12億人の信者がいるとされるカトリック教会の総本山です。

 カトリック教会の首座は「キリストの代理人」とされる法王(教皇)で、初代法王とみなされているペテロから数えて265代目の法王ベネディクト16世が2月28日に退位したことによって、8年ぶりとなる法王選挙会(コンクラーベ)が本日から始まります。

 コンクラーベとは、ラテン語で「鍵がかかった」の意味で、映画「天使と悪魔」では、聖職者を建物に閉じ込め、新しい法王が決まるまで投票が行われる様子が描かれています。以前は実際にそうだったようですが、現在は会場となるシスティナ礼拝堂に閉じ込めたりせず、参加者はバチカン内を散歩できるようになっています。

 コンクラーベは80歳未満の枢機卿115人による無記名投票で行われ、3分の2以上(77票以上)の支持で新しい法王が決定します。12日の投票は午後の1回のみ。そこで決まらない場合は13と14の両日に、新法王が決まるまで午前2回、午後2回ずつ投票。それでも決まらない場合は休息の後、意見調整の場を設け、さらに複数回投票。まだ未決となれば上位2名の決戦投票が行われます。

 投票用紙はすぐに燃やされ、新法王が決まった場合にのみ礼拝堂の煙突から白い煙を立ち上らせ、同時にサン・ピエトロ大聖堂の鐘が鳴らされます。

 ちなみに20世紀になってのコンクラーベは計8回あり、決定まで3日を超えたのは3回のみですが、今回は長引く可能性が指摘されています。

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おすすめの梅の名所ランキング

 まだまだ寒い日が続きますが、それでも公園や山寺、緑豊かな住宅地などを歩きますと紅白の梅の花がほのかに香り、春の訪れを感じる季節になりました。以前に目にした「おすすめの梅の名所」ランキングでは、1位が東京都青梅市の「吉野梅郷(ばいごう)」となっていました。

 もともと食用の梅農家が多かった地域に、青梅市が1972年に町おこしをねらって観賞用に「梅の公園」を整備。4万5000平方メートルの土地に赤、白、黄など1500本の梅が咲き誇るそうです。

 2位は神奈川県の湯河原梅林で、1996年から一般公開が始まりました。4000本の梅が紅白鮮やかに咲き、視覚を圧倒する風景が持ち味だそうです。

 3位は菅原道真ゆかりの北野天満宮(京都)で、道真の命日である2月25日に「梅花祭」が開かれました。「舞妓」(まいこ)や「芸妓」(げいこ)たちが梅の咲く境内で茶会を開く光景は京都ならではです。

 ちなみに、「舞妓と芸妓、どう違うの?」となりますが、「舞妓」と「芸妓」は、唄や踊り・三味線などの芸で宴席に興を添えることを仕事とする女性の事をいい、「舞妓」とは「芸妓」になる前の15歳から20歳くらいまでの未成年の少女のことを言い、「舞妓」として約5年間修行した後に「芸妓」になるそうです。

http://manyblog2.blog118.fc2.com/blog-entry-42.html

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美容費

 女性にとって「美容費」は必要経費のようなもので、その面での支出は景気動向の影響を受けにくいと言われます。

 中でも最近は、母と娘が一緒に美容サービスを受けるケースが増えているそうです。「母娘の友だち化」や、震災以降見直されてきた「絆」などが背景にあるとされ、「ママも一緒に」という母親側の参加意識が強いことが指摘されています。

 母親側には、新しいメニューを体験したい、娘と友達のような関係でいたいなどの意識があり、娘と一緒という口実もできます。また娘側としては、サロンなどにかかる費用の軽減、母にもキレイでいてほしい、親孝行したいなどの意識があり、結果として自分もキレイになれるし、母にも喜んでもらえるというメリットがあります。

 こうした消費のど真ん中にいるのが、バブル時代に20代前半~30代前半を過ごした(現在43歳~55歳くらいの)母たちで、エイジングケア(加齢による肌老化の防止)へのニーズが高く、美容への支出増をけん引しています。

 2013年のトレンド予測を発表したリクルートは、上記のような消費の傾向を「ままも族」と名付け、新たな消費のトレンドを読み解くキーワードの一つに挙げています。

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桜ソング

 今は卒業式シーズンです。卒業式と言えば昔は「蛍の光」や「仰げば尊し」が定番でしたが、今は歌われないことが多いとのこと。

 卒業式に歌われる歌を「桜ソング」と呼ぶそうですが、最近の卒業式で歌われることが多いのは「旅立ちの日に」や「きみに会えて」、「大地讃頌(さんしょう)」などの合唱曲、そしてその時代時代で人気の桜ソングで、今年も新しい桜ソングがヒットチャートをにぎわしています。

 ちなみに、あるアンケートで、年代別に聞いた思い出の卒業ソングは下記のようになっていました。


 10代 「3月9日」(レミオロメン)

     「手紙~拝啓 十五の君へ」(アンジェラ・アキ)


 20代 「my graduation」(SPEED)

     「さくら(独唱)」(森山直太朗)


 30代 「空も飛べるはず」(スピッツ)

     「卒業」(尾崎豊)


 40代 「卒業写真」(荒井由美)

     「贈る言葉」(海援隊)

     「卒業」(斉藤由貴)


 他に「道」(EXILE)や「YELL」(いきものがかり)なども人気のようです。

 90年代の後半から全国の小中学校の卒業式でよく歌われるようになった合唱曲「旅立ちの日に」は、先生から卒業生へ贈られた曲で、この曲が歌われるのはその年1回きりのはずでした。

 しかし、次の年から生徒達が歌い継ぐようになり、しだいに周りの学校でも歌われるようになったそうです。生徒から生徒へ歌い継がれた歌は、学校から学校へ広がり、わずか数年で全国の学校の卒業式で歌わるようになりました。今は世代から世代へ歌い継がれています。

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ブランド価値ランキング

本来「ブランド」とは、自家の所有物であることを示すために家畜に押した焼き印のことを言いましたが、それが現在では企業や商品を差別化しイメージづけると同時に、顧客にとりましては選択の際の判断基準になるという重要な価値を帯びるようになっています。

 高いブランド力は、同様の商品でありましても他社よりも高い価格をつけることを可能にします。こういった場合のブランドの価値は「超過収益力」と呼ばれます。

 ブランド価値は無形資産であり、一般的に客観的な数値で見積もることができないため自社の資産項目に計上することはできませんが、合併の際には「のれん代」として計上されます。他社を買収する際、相手企業の収益力以上の巨額ののれん代を支払ったケースは少なくありません。

 ブランド価値の定量化(数量化)は難しいとされますが、世界最大のブランドコンサルティング会社のインターブランドが、海外にも展開している日本のブランド(海外売上高比率30%超)を対象に価値評価ランキングを発表しましたので下記にてトップ10をご紹介させていただきます。


 <日本のベスト・グローバル・ブランド> 2013年版

   1位 トヨタ   2兆7980億円
   2位 ホンダ   1兆5970億円
   3位 キヤノン  1兆1110億円
   4位 ソニー     8420億円
   5位 任天堂     6540億円
   6位 パナソニック  5330億円
   7位 日産      4590億円
   8位 レクサス    2360億円
   9位 東芝      2170億円
  10位 ニコン     2150億円 

          ※1ドル=92.4円で円換算・概算


 ちなみに、海外売上高比率が30%以下の日本国内ブランド・ランキングでは、NTTドコモ、三菱UFJ、ソフトバンク、三井住友FG、au、ユニクロなどが上位にランクされています。

http://interbrand.com/ja/knowledge/Japans-Best-Global-Brands/2013/2013-report.aspx

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米の食味ランキング

 一般家庭における食料品支出の項目で、2011年はパンが初めてコメを逆転し「主食」の座につきましたが、2012年はコメが返り咲きを果たしました。

 ただ、米価の高止まりが主因と見られ、コメの購入量の減少は続いているそうです。日本人の主食は「コメ」と言いたいところですが、支出金額から見ますと現状はパン食がメインになりつつあります。

 ところで、日本穀物検定協会はお米の普及と販売促進を目指し、外観、香り、味、粘り、硬さ、総合評価の6部門で品種を判定する「食味官能試験」を毎年行い、その結果を発表しています。参考までに、昨日発表された平成24年産米の食味ランキングで最高評価の特Aを獲得したのは過去最高の29銘柄(下記)となっています。

※道府県(地区) 品種名

 北海道(全道) ななつぼし      石 川(全県) コシヒカリ
  〃 (全道) ゆめぴかり      福 井(全県) コシヒカリ
 岩 手(県南) ひとめぼれ       〃 (全県) ハナエチゼン
 宮 城(県北) ひとめぼれ      山 梨(峡北) コシヒカリ
 秋 田(県南) あきたこまち     長 野(南信) コシヒカリ
 山 形(全県) コシヒカリ      三 重(伊賀) コシヒカリ
  〃 (全県) はえぬき       京 都(丹後) コシヒカリ
  〃 (全県) つや姫        奈 良(県北) ヒノヒカリ
 福 島(会津) ひとめぼれ      福 岡(全県) 元気つくし
 栃 木(県北) なすひかり      佐 賀(全県) さがびより
 新 潟(中越) コシヒカリ      長 崎(全県) にこまる
  〃 (魚沼) コシヒカリ      熊 本(城北) ヒノヒカリ
  〃 (岩船) コシヒカリ       〃 (全県) 森のくまさん
  〃 (佐渡) コシヒカリ       〃 (全県) くまさんの力
                    大 分(全県) ヒノヒカリ


 お米の生産には寒暖の大きい気候が適しているとされ、「米どころ」と言えば北日本というイメージがありましたが、生産技術の向上や品種改良がすすみ、今は全国的におしいお米が生産されています。ちなみに、今年の試験で特Aの中で最も評価が高かったのは熊本県産の「森のくまさん」でした。

http://www.kokken.or.jp/data/ranking_rankbetu.pdf

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御御御付け

 ご飯に味噌汁。この組み合わせはあまりにも当たり前で、普段その価値を考えることはあまりないのですが、言うまでもなく日本人の食生活の基本です。

 日本人が鎌倉時代以降、一汁一菜を食の基本として毎日味噌汁を食べ続けてきたのは、味噌が健康づくりの基本であることを昔の人が経験上よく知っていたからです。

 ご存知の通り味噌の原材料は大豆です。大豆は栄養価が極めて高いのですが、そのまま煮たり炒ったりする通常の料理法では消化吸収が悪いのが難点です。ところが、この大豆を味噌にすることにより、大豆タンパクが酵素によって分解されてアミノ酸となり、炭水化物もブドウ糖になります。

 旨(うま)みが増すうえに、消化吸収もよくなって一挙両得。そしてさらに重要なのは、味噌から大豆のもつタンパク質やビタミンB群を取り入れつつ、味噌汁にすれば野菜や海草、根菜などを煮て汁ごと食べるため、カリウムやマグネシウムほか各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を一度にとれることです。期せずして上手に栄養バランスをとることができる訳です。

 ちなみに、日本各地の味噌は、地域によって味や色などそれぞれの特徴がありますが、大まかに分けると主として北関東から東北、北海道地方では辛口味噌。愛知や三重などでは豆味噌、京都を中心とする近畿地方では白甘味噌が好まれ、九州、四国では甘口の麦味噌や米味噌が好まれているようです。

 味噌汁の丁寧な呼び方に「おみおつけ」があります。漢字にすると「御御御付け」となるそうです。「御」を三つも重ねて付けるほど、日本人の食卓には欠かせない大切な汁物というのが伝わってきます。

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弁財天

 今年の干支の巳(蛇)は、古代のインドでは弁財天(弁才天、弁天)の使いとされ、弁財天が守護する年となることから、七福神めぐりを含めて弁財天への参拝者が増えると予想されています。

 弁財天は七福神で唯一の女神として庶民にも親しまれ、古来は芸事(音楽)の神、弁才(言語、才能)・知恵の神として信仰され、中世以降は財産の神としての信仰も集めました

 弁財天と言いますと、滋賀県の琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)の宝厳寺、広島県廿日市市宮島の大願寺、奈良県天川村の天河大弁財天社が有名で、関東では神奈川県藤沢市江ノ島の江島神社が知られています。

 ちなみに歌舞伎の「青砥稿花紅彩画」(あおとぞうし はなの にしきえ)、通称「白浪五人男」で、「知らざあいって聞かせやしょう」の名乗りで知られた弁天小僧は江ノ島の弁財天が所縁で、江島神社には歌舞伎の中村座や市村座が奉納した灯篭があったりします。

 島の反対側には神奈川県景勝50選に選ばれた美しい景観の「稚児ケ淵」があり、休日ともなりますと大勢の観光客で賑います。また、稚児ケ淵の先には富士山の「人穴」とつながっていると言われた「岩屋」があり、その昔、弘法大師や日蓮上人が修行し、奥州平泉の藤原氏討伐の前に源頼朝が戦勝を祈願した場所としても有名です。

 また、江島神社の神紋(社紋)に描かれた「三つ鱗(うろこ)」は、北条時政(頼朝の妻政子の父)が江ノ島へ参拝した折、龍の化身の美女(弁財天)が現れ、その時残した三つの鱗が由来とされ、以来、三つ鱗は北条家の家紋にもなっています。

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江戸小噺

 「煙草入れ」と言う江戸小噺を一席。料理屋の前を通りかかったお侍様が、煙草入れを落としたんで、これを見た料理屋の主が。
主「お武家様、煙草入れが落ちました。」
武士「おお、これは、気がつかん事をした。」
主「時にお武家様、お食事はいかがです?」

 意味分かりましたか?ものすごい考え落ちですね。最初、帯とお侍の体とは密着していたはずです。ところが、煙草入れが落ちたと言う事は、帯と体の間に隙間が出来て、根付けがそこをすり抜けて、煙草入れが落ちたと言う事。と言う事は、このお侍は、お腹が減っているのだろうと察知した料理屋の主が、抜け目無く、自店での食事を勧めたと言う落ちになります。

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イヨカン

 この時期、濃厚な味の「イヨカン」が楽しめます。名前はイヨカンですが、愛媛県生まれではなく、原産は山口県だそうです。「イヨカン」はミカンとオレンジを掛け合わせた雑種の「タンゴール」に属しているため、糖度が高く、濃厚な味が売りです。皮がむきやすく、あっさりしたミカンと、皮はむきにくいが甘みと香りの強いオレンジ。両者を併せ持つ独特の味覚を持っています。

 1886年に発見され、当初は「穴門(アナト)ミカン」と呼ばれていたそうです。89年に山口県萩から愛媛県に苗木が持ち込まれ、松山を中心に栽培が広がったそうです。愛媛県は温暖でかんきつ王国といわれるだけにイヨカンが広がる土壌があり、現在も生産が盛んで同県内ではミカンに次ぐ生産量を誇ります。

 東京都内のスーパーでは5個400円前後と前年並みで売られています。

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あやかり鯛

 最近は都市型の温泉施設が増え、「ちょっと温泉にでも」というのが以前よりも気軽にできるようになりましたが、各地の温泉地にはお湯そのものの他にその地方の名産があり、それが楽しみの一つでもあります。

 例えば、伊豆方面ですと今が旬の「金目鯛」。伊豆ではこの金目を使った料理をご当地料理として観光の目玉に据えており、刺身、握り、味噌漬け、しゃぶしゃぶ、茶漬け、鍋物等どれもおいしく、オーソドックスな金目の煮付けなどは特に美味。かの地を訪れた際にはこれが楽しみの一つとなっています。

 金目鯛は見た目も華やかで、マダイの代用として「祝い魚」としても饗されることがあり、大安吉日の日には値段があがることでも知られていますが、近年は築地でも天然のマダイやヒラメを上回る高値がつくことが珍しくありません。水揚げの減少やブランド化による需要の増加等で価格が高騰し、大衆魚だった金目鯛も今は高級魚となっています。

 ところで、扁平で大型で赤っぽい体色、白身などの特徴を持つ魚は「○○ダイ」と名がつくことが多く、その数はざっと200種類に及びます。

 その中でも本当にタイ科の魚というのは「真鯛」や「黒鯛」など10数種類に過ぎず、それ以外の金目鯛などは鯛と言う名称によるイメージアップを狙った、俗に言う「あやかり鯛」の一つです。

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仲見世のお土産

 浅草へ行くと、仲見世を散策します。いろいろな物を売っていて、冷やかして歩くだけでも楽しいのですが、私的に勝手に選んだ仲見世のお土産ベスト5です。
壱 薬研堀の七色唐辛子(チンピを多めに特注)
弐 舟和の芋羊かんとあんこ玉(お酒好きな私でも食べられる甘味)
参 人形焼き(浅草の定番お土産)
肆 金龍山の浅草餅(三百年続く揚げ饅頭)
伍 飛んだり跳ねたり(二百年前からあるおもちゃ・助六と揚巻のカップル
で購入しましょう)

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都道府県別の平均寿命

 厚生労働省は先日、2010年の都道府県別の平均寿命を発表しました。それによりますと平均寿命が最も長かったのは男女とも長野で、最短は青森。長野が男性の平均寿命でトップとなるのは5回連続。女性のトップは今回が初めてで、前回まで7年連続で女性のトップだった沖縄県が3位に後退しています。

 2010年の国勢調査を基にした全国の平均寿命は男性が79.59歳、女性が86.35歳ですが、対して長野県の男性の平均寿命は80.88歳、女性は87.18歳となっています。長野県と青森県の差は男性が3.60歳、女性が1.84歳です。

 尚、長野県は「歩け歩け運動」として適度な運動を日常生活に取り入れるよう推進しており、また「減塩運動」として「味噌汁は1日1杯に」「そばやラーメンの汁は半分残す」「漬物は1日につき小皿1杯」など具体的に県民に働きかけています。また、長野県は1日あたりの野菜の摂取量も日本一で、そのことも予防医療の点で効果があるとされています。

 長生きと言えば、江戸時代の儒学者・生物学者の貝原益軒が八十歳を過ぎて上梓した「養生訓」には長生きの秘訣として身体の養生だけでなく、心の養生についても記されています。

 例えば、長生きし、人生を楽しむためには飲食の欲、好色の欲、眠りの欲、いたずらに喋りたがる欲といった内欲を抑え、怒り・憂い・悲しみなどを少なくするのが良いとしています。

 「古人、禍は口よりいで、病は口より入といえり。

    口の出し入れに常に慎むべし」(養生訓・第三巻 飲食上)

 まさにそのとおりです。「人生を楽しむこと」の実践者であった貝原益軒には次のような逸話も伝わっています。
 
 園芸好きの益軒は自分の庭に季節の花を植え大切に育てていました。ある日、お城での用向きで益軒が家を留守にしていた時、留守を預かっていた若者が不注意で益軒が大事にしていた牡丹の花を折ってしまいました。恐縮している若者に対し益軒は「私が牡丹を植えたのは、楽しむためで、人を怒るためではない」と言って安堵させたそうです。

 ちなみに気づいた方もおられるかと思いますが、この話は先日の安倍総理の施政方針演説でも引き合いに出されています。

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人力車事情

 人力車が登場したのは明治三年。車夫(人力車を曳く人)は、江戸時代までは、駕籠かきだ った方がほとんどでした。効率の悪い駕籠から、文明開化の人力車へトラバーユしたんですね。

 人力車の開発元で、最大手だったのが、秋葉大助商店と言う会社で、当時の目抜き通りである銀座四丁目交差点に店舗を構え、手広く営業していました。製造する人力車には、次々と改良を加え、海外にも広く輸出するなど、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだったのですが、自転車、そして自転車を改良した輪タク(自転車の後尾または側面に、幌型または箱型の客席を設けた営業用の乗物)、さらには自動車の登場で需要が減り、関東大震災後に廃業しています。現在、この秋葉大助商店があった場所には、「あんぱん」を考案したパンの「木村屋」が建っています。

 しかし、明治期の日本製の人力車は、世界中に輸出され、海外でもRikisha(力車)と言う日本語で呼ばれて、日本で昭和の時代になっても、アフリカなどでは、現役で活躍していました。

 現代の日本でも、浅草へ行くと、若いお兄ちゃんたちが、浅草寺の前で人力車を曳きながら、お客さんの呼び込みをしています。人力車に乗って、浅草めぐり、レトロな感覚に引かれて、乗るお客さんも多いようです。私も一度、乗ってみたいとは思うのですが、浅草へ行くのは、観音様にお参りして、そのまま浅草演芸ホールへ落語聞きに行くだけなので、浅草めぐりはしないし、どうせ乗るなら、彼女と二人で乗りたいけど、彼女いないし、第一、浅草行く時は、往復の電車賃と、観音様へのお賽銭と、寄席の木戸銭程度しか財布の中に入っていないので、人力車に乗れる程リッチじゃないし・・・いつか、財布に気兼ねしないで、人力車に乗りたいものです・・・

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サヨリ

 冬から春にかけて水揚げされるサヨリ。その姿形から漢字では「針魚」、「細魚」と書きます。石川県では春の県魚に指定され、「花見魚」の別名で呼ばれ、京都府でも春の府魚に指定されるなど春を告げる風物詩になっています。

 昔から多くの詩人の歌などにも詠まれ、

  ・橋影に 失せてはのぼる サヨリかな   吾 亦紅

  ・汁椀に 沈むさよりの 結び文      山本 櫓村

  ・サヨリはうすい サヨリはほそい

   銀の魚 サヨリきらりと光れ サヨリお姉様に似ている  北原 白秋

等々があります。


 脂の乗り具合はほどほどで、姿形と同様に味は上品。刺し身が最も一般的ですが、てんぷらやお吸い物、一夜干しにしても美味。寿司店では、通好みのネタとして扱われています。

 鮮度が落ちやすく、腹部から痛んでくるため、スーパーなどで選ぶ際には、腹部が銀白色のものを選ぶとよいです。

 ちなみに、お腹の部分を開けると中が真っ黒なため、腹黒い人のことを「サヨリのような人」 と言う場合があるようです。

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土 用

 本来季節の変わり目のことである「土用」は年に4回あります。土用の丑の日は夏の土用にだけ話題になりますが、もちろん冬にも土用があり、丑の日があります。近年は、厳しい冬の寒さを乗り切るためとして「寒の土用の丑の日」も耳にするようになりました。一方、ウナギは不漁続きで、今季のシラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)の漁獲量は、「3年連続で極度の不漁」と言われた昨年同時期の漁獲量を大幅に下回っているそうです。輸入ウナギも高値で推移しており、ますますウナギが口から遠ざかって行くように感じます。

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梅にウグイス

 暦の上では二月初旬の立春から「春」になりますが、気象庁の定義では三月から五月までを「春」と呼びます。今日からは弥生三月、いよいよ春の始まりです。

 弥生の「弥」には「いよいよ」「ますます」といった意があり、植物もいよいよ生い茂る季節です。

 ちなみに、今の時期にぴったりの梅とウグイスは対のものとして考えられがちですが、実際には梅の開花とウグイスの鳴き初めにはひと月ほどのズレがあり、ウグイスの初鳴き前線はこれからしだいに北上してきます。

 ただ今年に関しては例年よりも寒い日が続き梅の開花が全国的に平年よりも遅くなっている一方、ウグイスの初鳴きは逆に早めです。

 先月14日に佐賀で観測されたウグイスの初鳴きは平年より11日早く、昨年よりも30日早いそうです。また、福岡では25日にウグイスの初鳴きが聞かれ、こちらは平年より7日早く、昨年よりも9日早い観測となっています。

 関東でウグイスの初鳴きが聞かれるのは平年ですと3月の中旬ごろですが、今年は梅の花とウグイスの声の両方を同時期に愛でることができるかもしれません。

 ウグイスには、歌詠鳥(ウタヨミドリ)、経読鳥(キョウヨミドリ)、百千鳥(モモチドリ)、匂鳥(ニオイドリ)、人来鳥(ヒトクドリ)、黄鳥(コウチョウ)などたくさんの異名がありますが、やはり春告鳥(ハルツゲドリ)の名がふさわしい鳥です。

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レンコン

 ひな祭りの時期にちらし寿司の材料として需要が増えるのが「蓮根」(レンコン)です。蓮(はす)の根と書いて「蓮根」となりますが、「先が見える、見通しがきく縁起のいい食材」として重宝され、祝い事が近くなると消費が伸びます。

 今では年中出回っていますが、このレンコンには、ビタミンCが豊富で、みかんの1.5倍、大根の3.7倍に相当する量が含まれているそうです。

 ご存知の通り、レンコンは蓮(ハス)の開花後にできる地下茎で、穴があいているのは水中で生育する特性から空気を運ぶ通気組織が発達したためです。

 最近は気軽にレンコンの栄養素を吸収できるように、粉末加工した品も出回っています。湯で溶かして飲めば、風邪やのどの痛みの緩和に効果があるといいます。主産地は茨城県で、全国の3割以上を占めます。人気がありますのは徳島県産で、一本一本手掘りで収穫するため品質もよく、産地に近い関西圏では卸値が他産地の2倍になることもあるそうです。

 尚、選ぶ際は、形に丸みがあって、ずん胴形のもので、表皮につやがあり、淡褐色のものがよいそうです。

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