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木登り名人

 成功目前でミスを犯して失敗してしまったという経験は誰にでもあるかと思います。

 「油断大敵」あるいは「百里を行く者は九十を半ばとす」という言葉が示しますように、何事におきましても最後のツメが重要であり、慣れや慢心は大きなミスにつながります。

 『徒然草』にある「木登り名人」の話もよく知られています。ある木登り名人が人に指図して高い木の上で作業をさせる時、登り始めでもなく、目的の高さに達した時でもなく、降りる際、あともう少しで地面というところで「あやまちすな。心して降りよ」と声をかけたという話です。

 「あと少しで終わり」という時に大きなミスや事故が起こってしまうことは多々あることで、それまでの苦労が水泡に帰してしまうこともあります。

 「木登り名人」の話は、上手く行きそうな時こそ、初心にかえり最後まで丁寧に事を運ぶことが大切であるということを教えてくれています。

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