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ワールドカップ

 気象庁が昨日発表した3カ月予報(6月~8月)によりますと、夏には「エルニーニョ現象」が発生する可能性が高いとし、向こう3か月の気温は北日本で平年並か低く、東日本でほぼ平年並、西日本と沖縄・奄美では平年並か高いと予想しています。

 ちなみに、エルニーニョ現象というのは、南米のペルー沿岸にかけての広い海域で海面水温が平年に比べて上昇する現象で、日本では冷夏になりやすいとされています。

 ところで、世界中が注目するサッカー・ワールドカップ(W杯)の開幕(6月12日)の開幕が20日後に迫り、日本国内でも徐々に盛り上がってきましたが、開催地のブラジルはどうかと言いますと、実は明るい話題ばかりではありません。

 まず、空港や鉄道、道路などのインフラの整備が遅々として進まず、開幕戦が行われるサンパウロの競技場「アレーナ・コリンチャンス」は屋根が未完成のままです。先日は試合開催地の一つとなっているマナウスの空港の屋根が雨によって崩落し、空港が水浸しになる事態が発生しています。

 また、ブラジル国内では建築労働者への給料未払いが慢性化し、政治腐敗や生活困窮に対する不満からW杯開催反対の抗議デモやストライキが頻発。その他、様々な面で不備が露呈し、国際サッカー連盟の会長や事務局長からは開催を危ぶむ声があがり、サッカーの神様と言われる地元出身のペレ氏からも自国の現状について「恥ずべき状態」だと嘆いています。

 驚くべきことにこれらの事は全て最近の出来事です。このような状態ながら観戦チケットの需要は過去最高で、航空運賃やホテル代が高騰、当然のようにチケット詐欺も横行しています。試合会場間を移動するにしても鉄道が未整備のところが多く、治安も悪いことから、先のFIFA事務局長はこうした状況を踏まえ最大の迷惑を被るのは観戦者だと警告しています。

 なお、サッカーのブラジル代表は、代表を意味する「セレソン」と呼ばれています。また、カナリア色の黄色いユニフォームにちなみ日本では「カナリア軍団」の名で知られていますが、当地では「カナリーニョ」とも言います。

 ちなみに、カナリーニョの「ニョ」は、本来はスペイン語で「イエス・キリスト」または「男の子」を表す接尾語で、「エルニーニョ」や「ロナウジーニョ」などの場合と同じだそうです。

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