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2014年7月

短 夜

 気象庁は5月の時点で、「この夏は5年ぶりにエルニーニョ現象が発生する可能性が高い」と発表していましたが、昨日は「この夏にエルニーニョ現象が発生する可能性は低くなった」とし、秋に発生して冬にかけて続く可能性が高いと予測を修正しています。

 今夏は、エルニーニョの発生により冷夏になるとの予想もありましたが、エルニーニョの発生が後ズレすることにより冷夏になる可能性も低くなったようです。

 ところで 朝は早く明け、日の沈むのが遅いこの時期。古人は「短夜(みじかよ)」と言って、夜の短いのを惜しみました。

 夏は「短夜」、秋は「夜長」、冬は「短日(たんじつ)」、春は「日永(ひなが)」と言います。短夜と日永は同意ですが、春に短夜、夏に日永とは言いません。春は暖かで明るい時間が永いことを喜び、夏は夜の短さを逢瀬の儚さに重ねる古人の感性です。

 1日24時間というのは誰にでも平等に与えられた時間なのですが、その限られた時間の中で為すべきことを為す人もいればそうでない人もいます。

 1日の時間の使い方は、カバンの中に様々なものを詰め込むことに似ていると言います。

 あれもこれも、たくさんのモノを詰め込みたくなりますが、大きさが限られるカバンに何もかも詰め込むことはできません。

 順序を考えずにいい加減な詰め方をしていると、一番大事なモノが入らなかったり、10入るところが8しか入らなかったりするものです。

 そうなってしまうのは実にもったいない話です。外せないモノから優先順位をつけ、順番を考えて詰め込んでいくというやり方が正しいやり方で、これはそのまま1日の使い方にも言えることです。

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滝の名所

 世界三大滝と言えば、カナダの「ナイアガラの滝」、南米(アルゼンチンとブラジルにまたがる)の「イグアスの滝」、そしてアフリカ(ジンバブエ共和国とザンビア共和国の国境)の「ビクトリアの滝」ですが、これからの時期、涼と癒しを与えてくれるスポットとして「滝」が賑わい始めます。

 中でも「華厳の滝」(栃木県・97m)、「袋田の滝」(茨城県・高さ120m)、そして「那智の滝」(和歌山県・高さ133m)は『日本三大名瀑』と呼ばれ、その見え方は季節毎に、天候毎に、また見に行った人の心毎にも異なります。

 水があふれ出すこの時期は最もスケールが大きくなり、見るには格好の季節となります。以前、滝の名所ベスト10という調査結果がありましましたが、1位は北アルプスの山肌に落ちる「称名(しょうみょう)滝」となっていました。4段の滝で350メートルの落差は日本一、エメラルドグリーンの滝つぼも見事な「日本一の名瀑(ばく)」にあげる人が多くいます。

 2位は「羽衣の滝」で、270メートル国内3位の落差を持つ7段の滝です。岩肌を伝う繊細な筋が優美な天女の羽衣のように見えるそうです。

 尚、1~10位までは次のようになっていました。

  = 滝の名所ベスト10 =

 1.称名(しょうみょう)滝     富山県  350メートル  段瀑
 2.羽衣の滝            北海道  270メートル  段瀑
 3.不動七重滝(ふどうななえのたき)奈良県  100メートル  段瀑
 4.那智(なち)の滝        和歌山県 133メートル  直瀑
 5.華厳(けごん)の滝       栃木県   97メートル  直瀑
 5.三条の滝            福島県  100メートル  直瀑
 7.白糸の滝            静岡県   26メートル 潜流瀑
 7.安(やす)の滝         秋田県   90メートル 分岐瀑
 9.松見の滝(まつみのたき)    青森県   90メートル  段瀑
10.吹割(ふきわれ)の滝      群馬県    7メートル 渓流瀑

 垂直に一気に落下するのが「直瀑(ばく)」、段差のあるところを落下する「段瀑」、途中で岩に当たって水が分かれる「分岐瀑」、傾斜の強い斜面を滑るように流れる「渓流瀑」、地中を流れてきた伏流水が断層などで地表に吹き出すように落ちる「潜流瀑」といった様々な滝の形状があります。

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悪貨は良貨を駆逐する

 16世紀の英王室の財政顧問グレシャムは、名目上の価値が等しく、実質的な価値が異なる貨幣(良貨と悪貨)が一つの社会で流通した場合、良貨はしまいこまれて姿を消し、悪貨のみが流通するようになると唱えました。

 これは金本位制の経済学の法則の一つで、「グレシャムの法則」と呼ばれるものです。

 一般には「悪貨は良貨を駆逐する」の言葉で知られており、現代社会では悪人(物)がのさばれば善人(物)が追い払われるという意味で使われることが多いようです。

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雨 量

 テレビなどでは雨の程度を「1時間に○○のミリの雨」などと表現しますが、1時間雨量と通称および降雨状況は下記のようになっています。


  ◆10ミリ以上20ミリ未満 【やや強い雨】

   ザーザーと降る。地面に一面水たまりができる。


  ◆20ミリ以上30ミリ未満 【強い雨】

   どしゃ降り。傘をさしていても濡れる。ワイパーを速くしても見づらい。
   側溝や下水、小川があふれ、小規模のがけ崩れが始まる。


  ◆30ミリ以上50ミリ未満 【激しい雨】

   バケツをひっくり返したような降り方。路が川のようになり、車のワイ
   パーが効かずブレーキも効きにくくなる。都市では下水管があふれる。
   山崩れ・がけ崩れが起こりやすく、所により避難の準備が必要。


  ◆50ミリ以上80ミリ未満 【非常に激しい雨】

   滝のようにゴーゴーと降る。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視
   界が悪くなる。車の運転は危険。都市では地下街などに雨水が流れ込む
   場合も。土石流が起こりやすく、多くの災害が発生する。


  ◆80ミリ以上 【猛烈な雨】

   息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる。大規模な災害の起こ
   るおそれが強く、厳重な警戒が必要。



 なお、雨による被害の様子は、降り始めからの総雨量や地形や地質等の違いによって異なるようです。

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江戸の軽犯罪事情

 江戸の犯罪記録である「御仕置例類集」には「等閑(とうかん)又は麁忽之類(そこつのたぐい)」と分類され、現代で言う失火、紛失、早合点(不念の罪と表現されます)、不正物品(陰物と表現され、犯罪行為により取得された物や不正の質物)の確認疎漏、よく確かめずにバクチ打ちに宿を貸した、軽犯罪者を止宿させた、身元の知れぬ者を差し置いた、などが該当します。

 文政十一年(1828)品川宿の旅籠屋傭人新五郎が不寝番をしている時、行燈の火の扱いを誤り、蒲団を焼抜きました。すぐに女中が気づいて消し止めたので、大事にはなりませんでしたが、このケースでは「手過ち」と表現する「過失」が認められ、急度叱り(奉行所で町奉行がきつく叱責する)と言う軽い罪で済まされています。

 また、翌年の文化十二年には、神田佐久間町の材木屋の若衆弥二郎が、細工小屋をくわえキセルで見回ったため、カンナ屑に火が移り、失火させましたが、これもすぐ消し止められて、弥二郎は叱り(奉行所で町奉行が叱責する)と言う、前年の事件より一ランク軽い罪で済まされています。

 面白い事件もあります。享和二年(1802)、鮫河橋谷町に住む長右衛門店代右衛門の養女よねは、陰部に腫物が出来、茶碗に火を一つ入れて、二階へ持ち上がり、火で膏薬を温め伸ばして、お手当をしました。その後、火が黒くなったので、消えたと思い、隣の家の長兵衛宅の屋根へ捨てたのですが、捨てる時に火の粉が一寸ばかり往来の人に目撃され、ご法度である火を戸外に捨てたかどでお調べとなります。奉行所で「なにゆえ火を投げ捨てたのか、有躰(ありてい)に申せ」と迫られますが、若い娘であり、恥ずかしくて言えなかったため、黙秘したとして親族預かりとなります。そこで初めて両親に事実を話します。 両親からの申告により、よねの付け火(放火)の疑いは晴れたのですが、「其節幼年にて無弁儀(わきまえなきぎ)とは乍申(もうしながら)、不埒之至(ふらちのいたり)、殊に吟味中に藤助と密通いたし、預之身分にて、同人倶(とも)に一旦逃去候段、旁(かたがた)不埒至極に付、百日手鎖」、と言う事で、百日間、手錠をはめられたままで生活すると言う、軽罪の御仕置となっています。(しかし、陰部に腫物が出来ていながら、彼氏とエッチできたのでしょうか?ちょっと疑問・・・)

 では、落語の「やかん泥」の泥棒コンビ、時代を江戸と想定して、捕まったらどんな刑罰になるか、考えてみましょう。親分がわざわざ塀を乗り越えて侵入していますので、これは「ふとした出来心」や「うっかりして」ではなく、あきらかに「盗み」を意識しています。さらに、被害者宅の台所の戸をこじ開けていますので、「蔵などの壁をくり抜いた」に類似しています。江戸では、悪意を持って十両以上盗めば死罪ですが、落語「やかん泥」の泥棒コンビが盗んだのは、鍋だの釜だの、あまり金銭に換算して高価な物が無いので、総額十両(現代価格換算約百五十万円)には届かないでしょう。と言う事で、判決です・・・悪意を持って他家へ侵入し、あまつさえ、閉まっている戸をこじ開けて、盗みをいたした段、誠に不届きにつき、死罪申しつける。たぶん、追放や遠島ではすまないでしょう。矢尻を切れば(蔵などを破れば)、それだけで死罪の江戸時代。 犯罪者に対しては厳しい措置をとった江戸時代。だからこそ、三百年近く、平和が保てたのです。

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江戸の○兵衛事情

 中世末期の惣村(村人の共同体的結合)時代、惣村の乙名(おとな=長老)は、朝廷に奏請して五位の位をもらう事がありました。もちろん、これには多額の上納金が必要でした。朝廷の官位制度においては、五位までが殿上人として優遇されます。地下の者(平民)は、いくらお金を積んでも、四位以上の位階はもらえませんが、五位ならば与えられたのです。五位に任じられた惣村の乙名は、名前に五位の唐名である「大夫(たいふ)」を付けました。森鴎 外の小説「山椒大夫」も、五位の位をもらった(買った?)在地の有力者と推定されます。

 「太夫(たゆう)」は、本来「大夫」だったのが、しだいに誤記される様になったものです。五位に任じられるのは、惣村の最有力者に限られるのですが、他の有力者も、惣村の中で地位を上げると、『六衛府の一つ。律令制で、兵衛の管理、天皇・内裏諸門の警固、朝儀の儀仗、行幸の供奉、左右両京内の巡検などをつかさどった役所である兵衛府』とは無関係でありながら、名前の最後に「兵衛(ひょうえい)」を付て、次郎だった者が「次郎兵衛(じろうびょうえい)」を名乗ったり、『皇居諸門の護衛、出入の許可、行幸の供奉などをつかさどった役所である衛門府』とは無関係でありながら、勘助だった者が「右(左)衛門(えもん)」を付て、勘右衛門と名乗ったりしました。もちろん、この様な名前を名乗るには、惣村内での合意が必要です。そのため、名前に「兵衛」や「右(左)衛門」が付く人は、惣村の有力百姓なのです。

 それが江戸期になると、惣村の有力者ではなくても、多兵衛や武兵衛なんて名前をつける様になったのです。

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スパイス

 蒸し暑い日が続きますと食欲も減退しがちとなりますが、こういう時はスパイシーなものが美味しく、また食欲をそそります。カレーライス、キムチ、冷ややっこのショウガ、ワサビのきいた寿司・・・等々です。

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、辛いは「気苛(けいら)し」からきた語で、すでに平安時代には記述が見られ、当時から強い塩味にも香辛料の辛味にも使われていたそうです。


 隣の中国では、「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれるような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられています。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。


 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・うまい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。カラシ・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として感じるそうです。

 いずれにしましても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのもまた「食」の楽しみです。

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徒然草

 8日の「小暑」から既に暑中に入り、暦の上では夏本番を迎えます。時候のあいさつは、梅雨明けを待って「暑中御見舞」となります。

 ところで、吉田兼好が記した「徒然草」には、「家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居(すまい)は、堪へ難き事なり」とあります。

 昔の日本家屋では、日差しの強まりとともに襖や障子を開け放ち、室内を広々とさせ、風通しをよくし、すだれをかけて涼感を得ていました。すだれは強い日差しを和らげるとともに昼間は目隠しの効果もあり、風をよく通し、見た目にも涼しげです。

 古い家屋が残る街並みでは、夜になりますと灯りに照らされた屋内の様子がすだれから見え隠れするため、屏風などを飾り、外から見えることを意識した演出が施されます。これも日本的な夏の情緒です。

 もともと占いや魔除けの道具だった風鈴も、一服の涼を運ぶ情緒豊かな夏のアイテムで、チリン、チリーンとなる風鈴の音色は耳にも涼やかです。

 ただし、密集した住宅地やマンションなどでは風鈴の音は生活騒音に分類されていますので、ご近所の迷惑にならぬように気配りが必要です。

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需要と供給

 雨降りで傘を欲しがっている人が大勢いれば、普段500円で売っている傘を600円に値上げしても売れるでしょう。逆にこういった条件がなければ値下げしても売れないかもしれません。

 「価格」は「価値の対価」です。価格は、本質は変わらないのに上下するという性質を持ち、その意味では「相対的」なものです。上の例で言えば、価値と価格を押し上げるのは「雨」と「購買者の存在」という二つの要因ですが、別の言え方をすれば「需要と供給」が価格を決定しています。

 ところで、昨年から今年3月にかけて、大型家電のような価格の高い商品は今のうちに購入した方が良いと、テレビではエコノミストが自論を展開し、雑誌では特集記事も組まれ、実際に家電売り場等は大盛況でした。

 価格は変わらないという前提に立てば、増税分が上乗せされる前の購入は大正解ですが、需要の先食いが一段落した後は需要が細り、売れなければ当然価格も下がるわけで、結果として増税後に購入した方が支払い総額が安く済むケースも出てきます。

 例えば、消費者庁の物価モニター調査(価格調査)によりますと、電気冷蔵庫の6月6~10日に調査した価格は、4月4~8日に調査した価格に比べ7%、3月7日~11日に調査した価格に比べ8%、安くなっています。

 つまり、電気冷蔵庫に関して言えば、増税前に買うよりも増税後に購入した方が支払い総額が安く済んだというわけです。

 様々な場面で役立つ話かと思い紹介させていただきましたが、急かされるような場面では雰囲気に流されずに冷静になって考えてみることが大切です。

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宇宙庁

 自民党は宇宙政策を一元化した宇宙庁の設置を政府に求めるとのこと。行政を増やすのは一般に反対ですが、こればかりはいい方向かも知れない。しかし宇宙庁を作るよりは、文部科学省を前のように文部省と科学技術庁に分離した方がもっといいのではないか、少なくとも宇宙庁を作るならば先ずは科学技術庁の分離を先行して行って欲しいと私は思います。

 学問と技術は全くの別物です。学問はアカデミックな研究と教育であり、技術は現実的な研究とそのビジネスや国家戦略に対する応用です。私が基本的に学校とはウマが合わなかったように(友達は別です)、この二つはベクトルの向きというか、その概念の形が全くもって違うのです。学校の先生と商人はノリが違いますよね。これら二つを一緒にして指揮・管理しようとすると、お互いにブレーキとなってしまって、特に文部科学省が出来てからを見ると技術応用分野が、宇宙政策も含めて、大きく停滞するように思われます。技術応用分野が色々混乱している例も散見されます。

 技術大国になるには、技術を教育から分離しなければならない。そう思うのです。宇宙庁にとどまらず、もう一歩踏み込んで下さい!

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ユダヤの教え

◎ 明日のことを心配しすぎてはいけない。
  今日これから起こることでさえわからないのだから。


◎ 学んだことを復習するのは、覚えるためではない。
  何回も復習するうちに、新しい発見があるからだ。


◎ 偉人を過大に評価してはならない。
  同じように、小人を過小に評価してはならない。


◎ 1つの庭を手入れするほうが、多くの庭を持ってほったらかしにするより
  はよい。1つの庭を持つ人は鳥を食べることができるが、多くの庭を持つ
  人は鳥に食べられてしまう。


◎ あなたの手にあり、他人が欲している商品を安く売るのは、ビジネスでは
  ない。あなたの手になく、しかも他人が欲していないものを売るのがビジ
  ネスだ。


◎ 金持ちになる方法は一つある。
  明日やる仕事を今日やり、今日食べるものを明日食べること。


◎ たとえ、貧乏でも金持ちの一番後ろの列に並びなさい。

 長い間、祖国を持たず、土地を保有することも公的な職業に就くことも許されなかったユダヤ人は、農民や政治家になることもできず、否応なしに行商や金貸しで生計をたてざるをえませんでした。ロスチャイルド家などが代表的な成功例で、時に拝金主義として蔑まれることもあったはずですが、彼らが「力」を行使するにはビジネスで成功し巨額のお金にモノを言わせるしかなかったことも事実です。そんな歴史の中で受け継がれてきた上記の言葉は、現代の投資家とっても傾聴に値します。

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牛若丸と弁慶

 常磐御前は、今若、乙若の二人を僧籍へ入れ、牛若はまだ幼いので、鞍馬山の東光坊阿闍梨(とうこうぼうあじゃり)に預けます。鞍馬山で、遮那王と改名した牛若丸を、少進坊と言う者が尋ねて来ます。この者は本名を鎌田正近と言い、源義朝の側近鎌田正清の遺児でした。彼は義朝の最後の様子、平家の専横ぶりを詳しく物語り、遮那王の復讐心に火を付けます。牛若丸が「天狗杉」の近くで修行をしたとしていますが、別説では、正近の同類、源氏の遺児達が天狗に扮して、遮那王に武芸の手ほどきを授けたとも言います。「牛若はおれが弟子だと鼻へかけ=鼻は天狗の縁語。」

 承安二年(1172)、十六歳の春、遮那王は吉次宗高と出会います。吉次は奥州藤原秀衡(ひでひら)の命令で京へ砂金と駿馬を運び、京の財宝と情報を秀衡に届ける役目を請け負っており、金売り吉次と通称されます。吉次は奥州と源氏の深い関わりを語り、秀衡も源氏が挙兵したら奥州勢十八万騎が味方すると告げると、遮那王は「我こそ左馬頭(さまのかみ=義朝)の子にてあれ」と正体を明かし、九年間を過ごした鞍馬山を出ます。「牛若は腹つぷくれと連れになり=腹っぷくれは金持ちの事」、「金売りが御味方とは吉次なり=吉次と吉事を掛ける」。

 熱田神宮に到着した遮那王は、ここで元服します。叔父鎮西八郎為朝と同じ名乗りになるのをはばかり、八男だが九郎と名乗る事にします。「昨日までは遮那王殿、今日は左馬の九郎義経と名をかえて、熱田の宮を打ち出で給ふ」。源九郎義経の誕生です。義経は旅を重ね一度奥州平泉の秀衡の元に戻りますが、再び、京に上ります。

 一方の弁慶は、熊野の別当湛増(たんぞう)とさる公卿の姫君の間に生まれたとされますが、母親の胎内に十八ヶ月もいたので、生まれた時は、髪が伸び、歯が生えそろっており、五歳の頃には十歳以上に見えると言う、世の常の童子とは思えないので、鬼若と名付けられ、比叡山の桜本僧正に預けられました。比叡山と三井寺の争いの時、比叡山は勝ちに乗じて三井寺の鐘を奪い取ります。この鐘が「三井寺へ帰ろう」と鳴るので、怒った弁慶は、祖叡山の頂から、この鐘を放り投げ、鐘は麓まで転がり落ちて、壊れてしまいました。「弁慶がわるさで時が知れぬなり」、「鐘のほか割り物はせぬむさし坊=割り物とは処女を奪う事。弁慶は一生不犯とも言われます」。

 これで比叡山にいられなくなった弁慶は、播磨(現・兵庫県)の書写山に入ります。ここで、不犯とも言われる弁慶がただ一度、おわさと言う女性と交わった言います。「弁慶はせめて小町はからむたい」、「女に目のある男はむさし坊=女に目のない男はいっぱいいます」、「一遍(いっぺん)上人弁慶かとたわけ」。しかし、衆徒と争いを起こした弁慶は、書写山に火をかけ、京へ戻ります。ここで、今回のお噺では、三千となっていますが、千振の刀を集めようと思い立ち、九百九十九振の刀を集めますが、千振目の争いで、義経の敏速な動きに敗れ、義経に従う事となるのです。「千人目七つ道具をらりにされ=弁慶の武器と言えば、今回お届けした落ちにもある七つ道具、その道具をらり(めちゃくちゃ)にされた」、「橋で千人切女一ばんきり」、「若衆が坊主を〆たのは橋の上=普通は坊主が若衆を〆る(ものにする)のだが」、「主従の固めも橋の名を守り(五条を五常(仁義礼智信)の道に掛ける)」、「弁慶も千人目には飯につき=飯につくとは、家来になって扶持をもらうこと」。

 最後に、弁慶の七つ道具って何と何でしょう。実はよく分からないのです。歌舞伎「義経千本桜」では「鎌、鋸、槌、斧、熊手など」と五つしか上げていません。これに刀、大長刀(おおなぎなた)を加えて七つと言うのが妥当とされていますが、実際は不明です。

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ラベンダー

 ラベンダーの花時です。紫色の可憐な花を咲かせるラベンダーには「ハーブの女王」や「香りの女王」などの異名があります。

 その清らかな香りは、イライラや情緒不安定などに効果があり、乾燥させたラベンダーを枕元に置けば不眠症の人にも効果があるとされています。寝苦しい夜が増えるこれからの時期、エアコンはどうも苦手という人はラベンダーの効果を一度試してみてもいいかもしれません。

 その他、暑苦しさを和らげる方法として意外に効果があるのが色使いです。

 涼感をイメージさせる色としては、寒色と言われる「青」が代表格で、青色は私たちの感覚に少なからず影響を及ぼします。

 涼感とともによく言われるのが鎮静効果(リラックス効果)で、青色は落ち着きを促し、心身の回復力を高める効果があります。この鎮静作用によって血圧降下の効力もあると言われており、高血圧治療のために病室にさりげなく青色のものを取り入れている病院もあるそうです。

 色は時間感覚にも影響を及ぼしており、寒色系の青色を配色することにより時間の経過を早く感じ、集中力が高まるとされています。ただ、濃紺のようなあまり濃い青ですと効果が低く、周りを青一色にするのではなくワンポイントで配色するのが効果的だそうです。

 また、青色の鎮静作用には、衝動的な犯罪や自殺を抑止する効果もあるとされ、街の街灯や踏切の照明に取り入れているところもあります。

 なお、タブレット端末などの電子機器に使われているLEDには青色系の成分が多く含まれており、そうした機器を直接見ることによる覚醒効果も指摘されています。

 寝室に青色の物を過度にならない程度に配置するのは良いのですが、電子機器などの青色光を直接見るのは逆効果になる可能性がありますのでご注意ください。

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出生率

 昨年2013年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子供数の平均)が前年に比べ0.02ポイント高い1.43となっています(厚生労働省調べ)。

 2年連続の上昇となり、1996年の1.43以来17年ぶりの水準に回復しています。30歳代の女性を中心に第2子、第3子も含めた出生率が高まり、全体を押し上げています。合計特殊出生率は、05年に1.26まで低下したのを底として、その後は横ばいから上向きの傾向となっています。

 ただ、出生数は前年より7400人減って過去最少の102万9800人。死亡数は1万2000人増の126万8400人となっており、人口減少は続いています。

 ちなみに、WHOの2011年時点の統計で最も多いのは、ニジェールで7人。2位がソマリアの6.3人とザンビアの6.3人。3位がアフガニスタンで6.2人。世界の中央値は2.3人で平均値は2.4人となっています。

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/sankou01.html

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布団天日干し

 湿っぽい日が続いていますが、晴れた日に布団をほし、ふっくらふくらんだ布団に寝るのはこの時期特に気持がいいものです。布団に含まれた水分を蒸発させ、雑菌が太陽の紫外線や赤外線によって殺菌され、ダニ退治にもなります。午前10時頃から午後2時までが干し頃で、裏と表をそれぞれ1時間くらい干せば十分です。

 ところで、干した布団を取り込むとき、誰もがパンパンとたたくのは何のためでしょうか。ホコリを叩き出そうということでしょうが、これはやめた方がよいそうです。と申しますのは、布団を叩くと綿の繊維が切れたり傷んでしまうので、弾力性がなくなり、固くなって寿命が縮んでしまうからです。

 気持として威勢よくパンパンと叩きたくなりますが、せっかく日を吸い込んでふっくらした布団をかえって固くしてしまうことになります。

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やぶ入り

 今日7月16日は「やぶ入り」です。今は「やぶ入り」という習慣がそのまま残っているところはないようですが、いわば昔の夏休みと冬休みでしょうか。

 「地獄の釜の蓋(ふた)も開く」といわれた日で、新嫁さんや奉公人は日頃の苦労の慰安のため、一泊の休みを貰えるので、この日が来るのを待ち焦がれていました。親元では里帰りした子をあたたかく迎え、子は「親腹七日」の諺の通り、食べて寝て、縦の物を横にもせず一泊します。

 また、帰りには沢山の土産物を持たせて帰らせたそうです。わが娘が婚家に帰って恥をかかないようにとの配慮からです。


 奉公人は、丁稚(でっち)、手代(てだい)、番頭とたたき上げて何十年も働き、運が良ければのれん分けしてもらい、店が持てました。早ければ10歳に満たない幼子が奉公に出て、貧しさ故、つらい労働に耐えていました。それは戦後まで引き継がれ、戦後の高度成長で昭和30年代から40年代にかけて、「金の卵」ともてはやされた中卒者の集団就職が盛んだったことは記憶に新しいところです。


 現代の若者たちが恵まれ、甘やかされていると批判するつもりは毛頭ありませんが、今では死語になりつつあるこの「やぶ入り」。奉公、勤労の歴史があったことを風化させないよう、何らかの機会に今の子供や若者に伝えたいものです。

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お 盆

 先祖の精霊を供養する「お盆」はもともとは7月15日前後の「盂蘭盆」のことでありましたが、夏休みと重なることもあって、今は月遅れの8月に行うところが少なくありません。

 盂蘭盆は、お釈迦様が、餓鬼道に落ちて苦しむ亡母を救ってあげられないと嘆く弟子に、7月15日に先祖を供養すれば母は苦しみから逃れられると弟子に教えたのが始まりですが、この日は古代中国の「三元論」を起源とする「中元」でもあります。

 古代中国の道教の影響で、旧暦では1月15日、7月15日、10月15日をそれぞれ「上元」「中元」「下元」とし、年の折り目の日と考えられていました。

 中元は本来、この半年間の無事を祝い、先祖を供養する日でありました。それが盂蘭盆と結びつき独特の行事となった経緯があります。現代においては、目上の人や恩人に贈り物をして感謝の心を表す風習として形を残しており、中元以外では1月15日の「小正月」に上元の残影があります。

 ちなみに、「御中元」は7月15日までに先方に届くように贈りますが、時期が過ぎてしまった場合、のし紙の表書きは、立秋(8月7日)までなら「暑中御見舞」、立秋を過ぎてしまった場合は「残暑御見舞」、目上の方には「残暑御伺」となります。

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きゅうり

 西の瓜(うり)と書けば「西瓜」(すいか)、南の瓜と書けば「南瓜」(かぼちゃ)、そして胡の瓜と書けば「胡瓜」(きゅうり)となります。

 「胡」とは中国の西域からペルシャ近辺にかけてを指し、「胡から伝わったウリ」という意味となります。紀元前2世紀ごろに中国に伝わり、日本へは奈良時代に遣唐使が伝えたとされます。江戸時代には初物を川に流しカッパに供する習慣があり、キュウリをカッパとも呼ぶようになったそうです。

 その夏野菜の代表「胡瓜」(きゅうり)が本格的に出回り始めています。成分の9割が水分で、みずみずしさはのどが渇く暑い季節にぴったりです。歯触りがよく食欲を刺激する効果もあり、夏バテ対策として良いそうです。

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 昔から「雷が落ちやすいから金属製品を外したほうが良い」とか、「ゴム長靴や雨合羽を着用していると落ちにくい」とかよく言われますが、これは誤った俗説で、実際には全く関係ないそうです。

 雷で注意すべきは雷雲との距離、つまり「高さ」で、ビルや木、高さのあるものが少ない田畑や運動場等で人に落ちるのはこのためです。近くに雷雲があった場合、広い場所で傘はなるべく使わない、自分の頭より高い位置にモノを掲げないのが鉄則で、自身が突起物にならないように注意する必要があります。

 そういう意味では、雷雨に驚いて木の下に身を隠すことも避けるべきで、木を伝ってきた雷の側撃を受ける可能性があります。ただし、遮蔽物のない所にある高い木などは避雷針の役割を果たしてくれるため、ある程度の距離(木の天辺から45度以内の範囲で、木から2メートル以上の距離)を保てば安全とされます。

 雷の恐れがある時は外出しないのが最も確実な人身防護ですが、もし、外出中に雷光を見たり、雷鳴を聞いたら、建物や自動車の中に避難すれば安全です。

 雷光に比べ雷鳴が届くスピード(音速:約340メートル毎秒)はやや遅いため、その時間差で雷雲はまだ遠いと判断し安心する人がいますが、誤った認識であり甚だ危険です。実際の雷雲の直径は10数キロあり、音が聞こえた時には雷雲の下にいると思ったほうが良いとのこと。

 以下余談になりますが、古代西欧の最高神であるギリシャのゼウスやローマのジュピターは天空の雷神です。雷の古名「いかづち」は「いかめしくおそろしい神」の意で、清少納言が枕草子で「いかづちは名のみにもあらず、いみじうおそろし」と書いたように、古人は「神鳴り」(神の怒り)として恐れてきました。

 危ない目に遭った際に「クワバラ、クワバラ」と唱える風習は、菅原道真公の領土の一つに桑原と呼ぶ地があり、そこには雷が全く落ちなかったことに由来し、もとは雷除けの呪文だったそうです。

 また、昔は雷がなると「ヘソを隠せ」とよく言われたものです。「雷」は夏によく起こりますが、雷を発生させる上昇気流は地表の気温を急速に下げるため、薄着やヘソを出した格好でいるとお腹が冷えて体調を崩してしまうことから、それを戒めるために「ヘソを隠せ」と言ったようです。

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100年後も生き残る日本企業

 与信管理サービスを提供するリスクモンスター(リスモン)が「100年後も生き残ると思う日本企業」の第1回調査結果を発表しましたので上位5社を紹介させていただきます。

             ※創業年数

   1位 トヨタ自動車   81年

   2位 本田技研工業   68年

   3位 日産自動車    81年

   4位 パナソニック   96年

   5位 東日本旅客鉄道  65年

 ちなみに、対象企業は年間売上高2500億円、従業員数5000人以上の企業200社で、インターネットを通じて有識者および一般個人、計1000人が回答しています。

 リスモンは、全企業約260万社のうち、100年以上の業歴を有する企業は約3万3000社、全体の1.3%に過ぎないとしています。起業して20年を超えて生き残る企業は半数程度で、100年を超える老舗企業も倒産する現状を踏まえれば、実際に100年の歴史を紡ぐのは容易なことではありません。

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=announcement&sid=18253&code=3768

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カルシウム

 骨格や歯を作るための重要な栄養素として広く知られている「カルシウム」。それだけでなく、血液をアルカリ性にして凝固作用を適切にコントロールしたり、心筋の収縮作用を促進したり、筋肉の伸縮をスムーズにしたりと目に見えないところで大活躍しています。

 カルシウムのもう一つの重要な役割は、精神の安定に大きく寄与していることです。怒りっぽい人の血液を調べてみますと、カルシウム・イオンが著しく減少しているのが分かるそうです。このカルシウム・イオンが不足しますと、神経が過敏になり、怒りっぽくなるのです。

 こうしてみますと、「短気」「怒りっぽい性格」というのは、生来のものではなく、案外カルシウム不足が原因しているのかもしれません。いつも、イライラ、カリカリしている人、いかがでしょうか。

 「オレ、すぐにキレちゃってさ」という方は、堪忍袋の緒がキレたのではなく、カルシウムが切れているのかもしれません。食生活におけるカルシウム摂取をチェックしてみる必要がありそうです。

 ちなみに、このカルシウムは、牛乳、チーズ、ヒジキ、ワカメ、コンブ、小魚などに多く含まれています。

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も も

 6月下旬から8月にかけて「桃」が旬となります。 桃の主な産地は山梨県、福島県、そして長野県で、特に山梨県は全国の3分の1以上を産する一大産地です。

  「桃栗三年柿八年」

と言いますが、発芽から結実まで桃や栗は3年、柿は8年かかるため、物事を成し遂げるには時間がかかることを示唆する諺です。

 桃は英語でピーチ、仏語でペッシュと呼ばれ、その昔、原産国の中国からシルクロードを渡ってギリシャ、ローマに伝えられ、17世紀にアメリカ大陸まで伝わったそうです。「毛毛(もも)」といわれ、毛がいっぱい生えた硬い果肉だったそうです。

 多くの実がなることから豊穣(ほうじょう)の象徴とされ、古くから魔よけや不老不死の仙果として重宝されていました。

 「桃源郷」の語源は、中国の漁師が迷い込んだ桃の花が咲き乱れる仙境(俗界を離れた清浄な土地)に由来します。もう一度行こうとして探しても、どこにも見つからなかったそうですが、西洋の「ユートピア」がくしくも「どこにもない場所」を指すのは「理想郷」の普遍性を示唆しているのかもしれません。

 桃には体を元気にしてくれる要素がたくさん含まれており、果肉には老化防止の働きがあり、葉はあせもや湿疹に効果があるそうです。また、種は血液の循環を良くする作用が、花はむくみを解消する働きがあるそうです。

 好みの柔らかさになるまで日陰に保存し、食べる直前に冷蔵庫で冷やすと美味しさも増します。

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スパイス

 ジメジメとした梅雨時や夏場はどうしても食欲が落ちてきますが、こんな時に欠かせないのが『スパイス』です。

 『スパイス』と言いますと、「辛い!」というイメージが浮かぶかもしれませんが、苦み・甘み・辛み・渋み・酸味など様々な味のものがあり、ポプリや入浴剤、お茶などに用いられるハーブ類もスパイスの一種です。

 香りづけ、臭み消し、辛みづけ、色づけなどに使われる植物性のものは全てスパイスであり、トマトや柑橘(かんきつ)類、香りの強い野菜なども広い意味でのスパイスと言えます。

 スパイスの主な活用法としましては、

・精神的な疲労や熱があるとき

 発汗作用のあるトウガラシやカレー粉を使った料理、アセロラやグレープ
 フルーツ、タマリンドなどビタミンCを豊富に含む果物を食べるといいと
 されています。

・口臭が気になるとき

 バジルを噛んだり、フェンネル(ウイキョウ)の種子やグレープフルーツ
 などのビオフラボノイドを含み、ビタミンCが豊富な果物を食べることで
 口臭を取り去ります。

・なかなか寝つけないとき

 カモミールやタイムのお茶、クチナシの実とハトムギの煎じ液などを飲む
 と、神経の高ぶりが抑えられるといいます。

・ストレスがたまっているとき

 ローズマリーやセージのお茶、セロリとはちみつのジュースなどがいいと
 されています。

 その他、まだまだ多くの活用法がありますが、スパイスの役目は飲食物を美味しくするだけではなく、かつては防腐剤として珍重されていましたし、中国では漢方の生薬として広く利用されてきました。

 さらに、日本でも風邪をひいたときにショウガ汁をたらした葛(くず)湯を飲んだり、夏の食欲のないときに七味唐辛子などを利用したりしてきました。スパイスは料理の味に彩りを添えるばかりでなく、上手に活用することで健康の増進にも役立ちます。

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台 風

 気象庁では台風の強さを以下のように風速を基準に決めています。

      台風の強さ         [最大風速]

    「強い」        33m/s以上~44m/s未満
    「非常に強い」     44m/s以上~54m/s未満
    「猛烈な」       54m/s以上

 現在、フィリピンの東の海上を北上している台風8号は「非常に強い」勢力ですが、今日は最大風速55メートル(最大瞬間風速75メートル)の「猛烈な」勢力に発達し沖縄を直撃する恐れがあります。

 ちなみに、気象庁の統計史上、上陸時の中心気圧が最も低かった台風は1961年9月に高知県室戸岬近くに上陸した第二室戸台風の925ヘクトパスカルですが、今回の台風8号の明日午後3時(那覇市の西約120キロ付近)の中心気圧は910ヘクトパスカルと推定されており、7月に日本列島に接近する台風としては過去最強クラスです。

 そのため気象庁では今回の台風8号に関して沖縄地方に「暴風特別警報」と「波浪特別警報」を発表する可能性を示唆しており、暴風や高波に厳重に警戒するよう呼びかけています。

 ちなみに、【特別警報】は、2011年の東北地方太平洋沖地震の津波や同年の台風12号による紀伊半島を中心とする大雨で極めて甚大な被害が出たことを教訓に昨年8月から運用が始まり、昨年9月の台風18号に伴う大雨に対し初めて「大雨特別警報」が発表されました。

 特別警報は、従来の警報の基準を超えるような尋常でない大雨や暴風・波浪などの発生が予想される際に発表され、大規模かつ極めて重大な災害の発生が切迫しており、該当地域が数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあることを意味しています。特別警報が発表されたら「ただちに命を守る行動をとる」ことが必要です。

 たとえ特別警報が発表されなくても、「災害が発生しない」ということではありません。時間を追って段階的に発表される気象情報、注意報、警報などの情報を活用して、早め早めの行動をとることが大切です。

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夏の旅行

 夏の旅行の総消費額が3兆5千億円超と前年同期を6.1%上回って過去最高を更新し、総旅行人数も最高となる見通しです。

 7月15日から8月31日にかけて国内旅行に出る人は前年比0.2%増の7639万人。海外旅行は前年並みの263万人。旅行の平均費用は国内3万7500円、海外24万2600円でいずれも前年を上回ります(JTB調べ)。

 国内旅行の人気は西高東低の傾向となっており、瀬戸内しま博覧会「瀬戸内しまのわ2014」や瀬戸内海のサイクリニスト人気の影響を受けて愛媛県が前年同期比+66%、高知県が同+47%と四国エリアが好調。また6月21日に世界遺産登録が正式決定した「富岡製糸場と絹産業遺産群」を含む群馬県が同+38%、さらに7月15日に新アトラクションがオープン予定のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが話題の大阪府は同+38%と大きく伸びています。

 海外旅行の行き先人気ランキングTOP5は、グアム、ホノルル、台湾、韓国、シンガポールの順となっており、伸び率ランキングではインドネシア(前年同期比52%増)、香港(同49%増)、台湾(36%増)、マレーシア(22%増)などが大きく伸びています(楽天トラベル調べ)。

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節 句

 今日7月7日は七夕(たなばた)の節句。桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句の一つです。月遅れの8月7日に七夕祭りを行うところが多いようですが、もともと中国からきた行事で、年に一度牽牛と織女が天空で逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説は皆様もご存知のことと思います。

 また、この日は短冊に様々な願いを書いて笹の葉に結びつけるという風習がありますが、織女はその名の通り天帝のために衣を織る星であり、中国ではこの日に裁縫の上達を願うところから広まってきたようです。


 ちなみに、春夏秋冬と季節が美しく移り行く日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり行事をおこなって祝ってきたという歴史があります。

 この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そのものを指すようになって「節句」ということばになったともいわれます。よく五節句というように現在にも下記のような五つの節句が伝えられています。


1月7日・・・七草粥で新年を祝う「人日(じんじつ)の節句」

3月3日・・・ひなまつりとして有名な「上巳(じょうみ・じょうし)の節句」

5月5日・・・男の子の成長を祝う、こどもの日「端午(たんご)の節句」

7月7日・・・おり姫、ひこ星の物語で有名な「七夕(たなばた)の節句」

9月9日・・・菊花の香りの酒で月をめでる「重陽(ちょうよう)の節句」

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七 夕

 7月は愛逢月(めであいづき)とも言います。そして気付けばもう7月7日です。

 七夕の行事は旧暦で行うのが本来ですが、関東で最大級の湘南平塚の「七夕まつり」は新暦によっており、4日から始まってます。商業的な観点からお祭りは6日の日曜日に終わってしまいましたが、7月7日を静かに過ごすにはその方が良いのかもしれません。

 古来から伝わる七夕の行事は、織物が上手な織姫と牛飼いの牽牛(けんぎゅう)の伝説を元にした古代中国の宮廷行事や、日本古来の棚機女(たなばたつめ)の禊ぎ(みそぎ)が融合したものだそうです。

 「たなばた」は奈良時代の万葉集では「棚幡」や「棚機」でしたが、平安時代の新古今和歌集で初めて、七月七日の宵という意味の「七夕(しちせき)」の字が当てられており、他の神事と同様に「夜明けの晩」、つまり7日の朝が空ける前の暗いうちに行うのが本来の様式です。

 ちなみに、新暦の7月7日は梅雨の最中なので曇り空か雨模様となることが多いと言われます。

 過去50年間のデータを見ると、七夕の夜の東京が快晴(空全体に占める雲の量が10%以下、ほとんど雲のない状態)となったのは2回のみ。晴れ(同20%以上80%以下)は11回で、50回のうち37回が曇りや雨だったそうです。つまり七夕当日、雲一つない星空となる確率はわずか2%ということになります。

 なお、7日の夜に雨が降りますと織姫が天の川を渡れなくなってしまいますが、そのときは何処からともなく鵲(かささぎ)が飛んできて天の川に翼で橋をかけて織姫を渡してくれるのだそうです。

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人気観光都市ランキング

 世界で最も影響力のある旅行雑誌と言われる米「トラベル+レジャー」誌が発表した2014年の人気観光都市ランキングによりますと、京都が初めて1位を獲得しました。

 読者による人気投票を反映したこのランキングは1995年から発表されており、最新の上位5都市は下記のようになっています。ちなみに、京都は一昨年の9位から昨年は5位にランクを上げ、今年は一気に首位に躍進しています。

  ◆世界人気都市ランキング

   1位 京都      (日本)
   2位 チャールストン (米国)
   3位 フィレンツェ  (イタリア)
   4位 シェムリアップ (カンボジア)
   5位 ローマ     (イタリア)

 京都躍進の要因は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産として世界的に知られた歴史ある文化都市であったことも一つですが、ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」についてもその運動の発信地は京都であり、日本政府観光局(JNTO)と連携した海外プロモーションの強化も功を奏しました。

 ちなみに、京都市によりますと、2013年に同市を訪れた観光客数は過去最高の5162万人に達したそうです。また、昨年同市に宿泊した外国人客数は前年比で3割以上増加の113万人を記録、初めて100万人の大台を突破しています。 

 政府は東京五輪が開催される2020年までに訪日外国人客数を現在の2倍に相当する年間2000万人を目指しており、それに伴い京都を訪れる外国人の数も大幅に増加する見通しです。

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世界遺産

 6月21日、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)が世界文化遺産に登録されました。日本国内の世界文化遺産は昨年の富士山に続き14件目。自然遺産も含めた世界遺産全体では国内18件目となります。

 本日はその18件を改めて確認してみたいと思います。

 1.知床(自然遺産) 

 2.白神山地(自然遺産)   

 3.日光の社寺          

 4.白川郷・五箇山の合掌造り集落 

 5.古都京都の文化財       

 6.古都奈良の文化財       

 7.法隆寺地域の仏教建造物    

 8.紀伊山地の霊場と参詣道    

 9.姫路城                 
 
  10.石見銀山遺跡とその文化的景観
  11.広島の平和記念碑(原爆ドーム)
  12.厳島神社
  13.屋久島(自然遺産)
  14.琉球王国のグスク及び関連遺跡
  15.小笠原諸島
  16.平泉 仏国土を表す建築・庭園
  17.富士山 信仰の対象と芸術
  18.富岡製糸場と絹産業遺産群

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ビックデータ

 分かるような分からないような、そんな言葉は世の中にたくさんあります。「ビックデータ」という言葉もその一つではないかと思います。

 例えば、実店舗において何曜日の何時頃に何をいくつ買った、性別は、住まいは、その時の天候は、他にカゴに入れたものは等々、あるいはネット通販において目的のページに辿りついた経路やそのページの滞在時間、次に何を見、何を調べたかなど、あらゆる消費行動と顧客属性を記録した膨大な量のデータ、それがビックデータです。

 ビックデータを活用することで、これまで予想ができなかった新たな消費行動やパターンを発見でき、効果的に購買意欲を刺激することで売上拡大を計ることが可能です。

 アマゾンや楽天などのオンラインショップで商品を購入すれば、他のおすすめ商品が表示されます。例えば、似た商品にこういったモノもありますよ、消耗品はこれで、こんなモノも必要になりますよ、この商品を購入した人はこの商品も同時に購入していますよ・・・といった具合に提案してきます。これもビックデータの活用事例です。

 EC(電子商取引)サイトの他、ポイントカードやクレジットカードなどにもそういったデータが集まります。

 米カード大手のマスターカードでは、ビックデータの販売が急成長しているそうです。同社は約20億人のクレジットカード会員のカード利用から読み取れる消費パターンを小売業者や銀行、政府などに販売しており、政府統計などを待たずにほぼリアルタイムで消費動向を把握できることから活用の場が広がっています。

 ビックデータを渋滞緩和、リスク分析、医療ミスの防止に役立たせようとの試みもあります。ビックデータは現代の宝の山であり、それをどのように活用し、どのような価値を生み出すかはアイディアしだいです。

 先日はヤフー・ジャパンとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が各々のデータを活用し連携すると発表しましたが、個人情報の取り扱いについての疑念も浮上しました。ビックデータを活用する動きはこれからますます増えてくると思われますが、個人情報の取り扱いについては分かりやすいルール作りと適正に運用されているかをチェックする仕組みづくりが急務となっています。

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青ジソ

 湿っぽい日が続き、体も気だるくなる時期です。こんな時、試してみたいのがこれから露地物が旬を迎える「青ジソ」です。

 シソは漢字で『紫蘇』と書き、「蘇(よみが)える」、「蘇生」(そせい)とありますように、中国では人を生き返らせる力のある植物とされています。強力な殺菌作用があり、防腐効果はよく知られていますが、最近では抗アレルギー効果が注目されています。

 栄養価が豊富で特にビタミンAやCが多く、カリウム、カルシウムなどミネラルも含まれています。砂糖と水で煮出し、薄めて飲むと疲れを和らげる効果もあるそうですが、「人を生き返らせる力がある紫蘇(シソ)」、疲労を感じたときは試してみる価値がありそうです。

 ちなみに、スーパーなどで選ぶ際は、色鮮やかで、葉がみずみずしく、葉先までピンとしているものを選ぶのが良いです。表面が乾燥しているもの、傷のあるもの、軸の切り口が黒く変色しているもの、葉が茶色くなっているもの、黒い斑点が出ているものは避けた方がよく、また、大きくなりすぎたものは味も香りも余りよくないためやはり避けたほうがよいです。

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1人暮らし高齢者要介護

 自宅で1人暮らしをしている65~79歳の高齢者が、将来自分が要介護になったときに備えてどんな準備をしているか?について、第一生命経済研究所が行った調査があります。

 調査対象の1人暮らしになった人の多くは、結婚後配偶者と死別、離別して子どもがいるが別居している人たちで、全体の約6割。

 将来介護を受けたい場所について、「わからない」と答えた人が4分の1いますが、身体が虚弱化したときは、自宅が30%、施設等が40%、その他が6%と答えています。

 施設等とは、ケア付き住宅、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、病院などです。

 その他とは、子どもや親類の家に引っ越す、マンション等の別の住宅に住み替えるなどです。

 もっと重度の要介護状態で、記憶力・判断力が低下した場合には、自宅20%、施設等47%、その他5%となります。

 子どもに面倒をかけたくないという気持ちが透けて見えますね。

 介護の方法についても、8割以上の人が、家族中心の介護ではなく、ホームヘルパーなどの外部サービス中心の介護を希望しています。

 自分が要介護状態になったときのための準備は、約半数の人が「特にしていない」と回答していますが、

「預貯金をする」:30%

「公的介護保険制度の情報収集」:21%

「ペットの世話に依頼先や引取先の検討」:18%

「老人ホームなど施設の情報収集」:18%

 やはり、頼りになるのは、「お金」なんですね。

 自分の介護に関する希望の意思表示については、「どこで介護してもらいいか」、「だれに介護してもらいたいか」、「介護に必要なお金をどのようにまかなうか」、「死亡後の住まいや所有品をどうするのか」に関する自分の希望や考えを周囲に伝えたことがあるかについてたずねると、「実際に伝えたことがある」と答えた人は、おおむね1~2割。

 半数の人が「伝えたことはないが、伝える必要性を感じている」としています。

 介護についての希望を伝えた相手は「別居する子ども」が約8割だそうです。

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土地の値段

 全国路線価が発表されました。全国平均では前年比マイナス0.7%ですが下げ幅は縮小してきており、三大都市圏では上昇とのこと。そして県庁所在地の最高路線価47カ所のうち18カ所が上昇し、そのうち名古屋は10%、東京は9.7%、横浜は7.8%、さいたまは7.1%上昇とのこと。要は全国平均ではほとんど下げ止まり、もともと路線価の高い地域ではかなり価格が上昇している訳ですから、恐らく全国全ての土地の価値の総和は、それなりに上昇しているのではないでしょうか。

 私の不勉強かも知れませんが、平均とは全国30万以上の計測地点の上下動の数字を単純平均したものでしょう。加重平均というか、全体の価値の上下の数字の方が重要ですよね。日本の土地全体の値段が上がり始めた、と云う方が政府としても脱デフレを推進する上での心理的インパクトを考えても良策だと思うのですが。いずれにしろ脱デフレは順調に進んでいるようで安心しました。

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ヒヤリ・ハット

 厚生労働省では作日から1週間を「安全週間」とし、職場の安全意識を高め、慣れや過信を捨てて労働災害の防止に万全を期すよう呼びかけています。

 ちなみに、労働災害に関して、発生事例を分析した保険会社の技師ハインリッヒ氏が発表した「ハインリッヒの法則」というのが知られており、その考え方は製造や医療など多くの現場で活用されています。

 「1:29:300の法則」とも呼ばれるこの法則が意味するものは、1件の重大事故の裏では29件の小さな事故が発生しており、そのまた背後には危うく事故になりかけたヒヤッとした失敗(いわゆる「ヒヤリ・ハット」)が300件起こっているというものです。

 実際にも、目の前の大きな問題は実は氷山の一角に過ぎず、その裏には表面化していない潜在的なミスや問題がたくさんあるもので、この法則はマーケティングの現場や保険料率の算定などにも活かされています。

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月面ビジネス

 NASAとMITは、地球と月の間で上り(地球から月へ)19.44Mps、下り622Mpsのデータ伝送実験に昨年10月に成功し、その研究結果を先日発表したとのこと。知らなかった、こんなことが可能になっているなんて。

 地球と月面間での通信インフラが確立してくると、いずれ月面にも様々なビジネスが造られ始めるでしょうか?一番気になるのは決済ビジネス。地球上でも決済ビジネスは規制を逃れるように日米から外れた場所に移る傾向が見られます。
 いずれ月面に、世界最大の決済会社が出来るかも知れません。宇宙戦略、現実味を帯びて重要になってきましたね。日本も早く文科省体制を建て直して宇宙戦略を強めよう!

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