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2014年11月

2014年3月期決算の平均年間給与

 「懐が深い」と言えば、包容力のあることを指し、相撲の世界では相手になかなか回しを取らせない関取のことを表現する慣用句でもあります。

 また、「懐が寒い」とか「懐が寂しい」となれば、「懐具合」つまり金回りの状態を言います。これから年末にかけては何かと出費が多く、懐具合が気になる季節です。

 ところで、信用調査を主体に企業情報を提供する東京商工リサーチは先日、上場企業2316社に関して2014年3月期決算の平均年間給与を調査し結果を発表しました。

 それによりますと、調査対象となった上場企業の6割超の1451社が前年よりも給与が増えており、増加率が最も大きかった業種は、株価上昇の恩恵を受けやすい金融・保険業の3.1%増でした。

 ちなみに、上場企業2316社の中で、平均年間給与が最も高い企業の上位は下記のようになっています。


   1位 フジ・メディアHD 1506万円

   2位 東京放送HD    1499万円

   3位 野村HD      1488万円

   4位 朝日放送      1479万円

   5位 日本テレビHD   1454万円

   6位 日本M&Aセンター 1412万円

   7位 テレビ朝日HD   1395万円

   8位 東京海上HD    1387万円

   9位 伊藤忠商事     1383万円

  10位 三菱商事      1355万円

http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20141113_01.html

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江戸の下肥事情

現代の様に水洗化が進んでいない昭和前半までは、トイレは汲み取り屋(おわいや、そうじや、とも)さんが汲み取って行くものでした。


 日常生活で欠かせない場所でありながら、あまり語られないトイレ。古くは川で用を足した頃の名残で厠(かわや)と言いましたが、江戸では、雪隠(せっちん)、手水場(ちょうすば)、はばかりなどと呼びます。武家屋敷では棟ごとに大小便所が組みで敷設、大きな町家では小便所一と大便所一~二、裏長屋は共用で小便所一つに複数の大便所が並んでいて、惣後架(そうこうか)と呼びます。

 江戸人の大人一人あたりの排泄量は年間に十荷(か)、一荷を約60リットルとすると、年間600リットル排出することになります。当時の江戸の人口は百万~百二十万人。と言う事は、江戸全体で年間60万~70万リットルも生産(?)された事になります。これを現代の様に廃棄物として、費用をかけて処理するのは大変な事です。また、西洋の様に、川へ流してしまったら川の汚染が大変な事になります。当時、パリはセーヌ川へ、ロンドンはテームズ川へ、ウィーンはドナウ川への生放流で、悪臭や伝染病が蔓延しました。

 ところが、江戸人達は、このやっかいな「人間の排泄物」を、下肥として再利用し、引き取ってもらう側がお金を出すのではなく、引き取る農家側がお金を出して、汲み取らせてもらうのです。葛西・向島方面への運搬は、部切船(へきりぶね)で、武蔵野台地方面への運搬は、馬の両側に丈の長い肥桶をつけて運びました。中でも葛西方面には大量に運んだので、葛西船と言えば下肥運搬船の代名詞でした。

 農家からの下肥代金の支払いは、盆暮れの二回。生産量の多い大名屋敷では、農家に入札させたり、一戸建ての家は契約先の農家と大人一人当たり年間いくら、または、野菜をどれくらい、と決めました。裏長屋の場合、共同便所に溜まる下肥の所有権は大家さんにあり、江戸の川柳に「店中(たなじゅう)の尻で大家は餅をつき」とある様に、大人十人で二分から三分。店子が三十人いる長屋の大家さんは、それだけで、年一~二両ほどの副収入になります。

 その様に、下肥には商品価値が生じたため、下肥問屋や下肥卸売り業者が現れ、需要に生産が追いつかず、どんどん値上がりしたため、寛政元年(1789)には、千を越す村々から、幕府に下肥値段引き下げの訴願がおきました。

 人間の排泄物を全部集めて、土に返した江戸は、下水として処理する生活排水が極端に少なく、江戸時代の隅田川は白魚が捕れる程の清流でした。便利な様で、排水を垂れ流し、煤煙をまき散らし、川や空気、環境を汚濁させている現代と、多少不便でも、自然と共存した江戸時代・・・あなたなら、どちらを選びますか?私はもちろん・・・

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ご当地ナンバー

 先日、「ご当地ナンバー」の第2段として新たに全国10の地域でご当地ナンバーが導入されました。

 「岩手」ナンバーのみだった岩手県では、今回「盛岡」と「平泉」が加わり、東京では新たに「杉並」と「世田谷」が追加となりました。その他では、福島県の「郡山」、群馬県の「前橋」、埼玉県の「川口」と「越谷」、愛知県の「春日井」、鹿児島県の「奄美」が新たに加わりました。

 ちなみに、全国でナンバープレートの地名が最も多いのは愛知県で、従来からある「名古屋」、「豊橋」、「三河」、「尾張小牧」、「岡崎」、「豊田」、「一宮」に今回の「春日井」が加わって計8種類となり、東京都と埼玉県の7種類がそれに続きます。

 尚、品川ナンバーから世田谷ナンバーが独立したのに絡み、世田谷ナンバー導入に反対の世田谷区民132人が区に対し損害賠償訴訟を起こしたそうです。

 提訴理由の一つは「居住地を特定されることでプライバシーや平穏な生活が侵害される」ことだそうですが、世田谷区の人口は約90万人で、それよりも少ない県が複数あることを考えますと、登録車の数も決して少ない方ではありません。

 また、原告は「ブランド力がある品川ナンバーを使えなくなる不利益」というのも提訴した理由に挙げていますが、支持する声は多くないようです。

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国の借金

 財務省は先日、9月末時点の「国の借金」は1038兆9150億円だったと発表しました。今年10月1日時点の人口推計(1億2709万人)をもとに単純計算した場合の国民1人当たりの借金の額は約817万円になります。

 「国」は様々な方面に支出しますが、営利団体ではない「国」の収入は国債(借金)と税金以外になく、いずれにしても最終的には税金として国民から徴収することになります。

 「国の借金」を「国民の借金」に例えることに異論があるのは承知していますが、消費税の段階的な引き上げなど、最終的には国民一人ひとりの負担に帰すという点では借金を背負わされていることと何ら変わりはありません。


 一方、こんなデータもあります。日銀が事務局を務める金融広報中央委員会が5日に発表した2014年の「家計の金融行動に関する世論調査」によりますと、2人以上の家計が保有する金融資産は1世帯当たり平均で1182万円だそうです。前年に比べ81万円増です。


 ちなみに、統計データというのは切り取り方で色付けすることが可能で、世論誘導の意図をもって使われるようなこともあるようです。

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マツタケ

 秋の高級食材と言えば「松」に「茸」(きのこ)と書く「松茸」(マツタケ)。その名の通り、主にアカマツなどの松林に生えています。


 国産マツタケを最も多く収穫しているのは長野県の5トンで31%、2位は岩手県の4トンで25%となっており、この2県で過半数を占めています。3位は兵庫県の2トンで12%、その後に奈良県、和歌山県、そして京都府が1トンで6%と続いています(2012年、農林水産省統計データ)。


 ただ、今流通している松茸のほとんどは輸入物で、国産マツタケの占める割合は僅かに5%程度です。輸入先の断トツ1位は中国で775トンと63%を占め、2位はアメリカで214トンと約18%、3位はカナダで173トンと14%となっており、この3ヵ国で95%を占めています。


 ちなみに、このマツタケ。好んで食べるのは日本人くらいのようで、海外では逆に香りが臭いと感じられているそうです。

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バター不足

 大手コンビニチェーンではクリスマスケーキの予約注文を受けており、新聞にも予約を促すチラシが折り込まれてきます。

 そのケーキづくりに欠かせないバターが品薄になっています。以前もそんなことがありましたが、「バターが高い」とか「いつも買っているバターが(スーパの棚から)消えた」との声も聞かれます。

 バターの品不足の背景には複合的な要因がありますが、そもそも乳牛農家が減少しています。農水省の政策の影響で乳牛の頭数が減っていることに加え、円安による餌代の上昇で採算が悪化したため、乳牛をやめる酪農家も多いそうです。

 また、昨夏の猛暑の影響で乳牛の乳量が減少しています。生乳は牛乳のほか、生クリームやチーズ、バターなどの乳製品になりますが、生乳はまず保存が効かない牛乳に最優先で割り当てられ、保存の効くバターは後回しになることもバターが不足する要因です。

 円安でチョコレートなども値上がりしており、洋菓子店の経営を圧迫しています。そんな事情もあって、今年のクリスマスケーキは高めの価格設定になるか、質を落としてキャラクターものにするとか他の要素で集客する傾向が強まるのかもしれません。

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ウイスキー

 ウイスキーを炭酸で割ったハイボールのブームやNHK連続テレビ小説「マッサン」効果でウイスキーの市場が拡大しています。

 マッサンのモデルはニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝で、竹鶴は当初サントリーに勤めており、大阪府三島郡島本町山崎にあるサントリーの山崎蒸留所で、初代所長の竹鶴が主導して出来たのが初の国産ウイスキー「白札」です。

 その後、目指す方向性の違いでサントリーを退社した竹鶴が、北海道余市で創業したのが大日本果汁(略称は日果)で、現在はアサヒビールの子会社となっているニッカウヰスキーです。

 ちなみに、ウイスキーのガイドブックとして世界的に権威のある英国の「ワールド・ウイスキー・バイブル」の2015年版では、欧州限定で3000本販売されたサントリーのシングルモルト・ウイスキー「山崎シェリーカスク2013」が100点満点中97.5点で世界最高のウイスキーに選ばれています。

 ガイドブック著者のジム・マーリー氏は「山崎」について、「表現不可能なほど天才的」「極上の骨太さを持つ香り」などと絶賛したそうです。

 最近は免税店で贈答品としての人気が高いジャパニーズウイスキーですが、マッサン効果でニッカの「竹鶴」や「余市」は生産が追い付かないほどで、加えてサントリー「山崎」が世界最高の称号を得たことで、需要はさらに伸びそうです。

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食材の虚偽表示

 正月のおせち料理の予約が始まっいますが、おせち料理に使うのは伊勢エビです。昨年は「ロブスター」を「伊勢エビ」と称して使っていたケースが多々発覚しました。学術上の分類では伊勢エビはイセエビ科、ロブスターは広義のザリガニの一種でアカザエビ科に属するそうですが、同じ大型の歩行型エビで、一般には見分けがつきにくいそうです。


 それ以外にも、昨年の今頃は食材の虚偽表示が全国の有名ホテル・レストラン・百貨店で発覚し、大問題となっていました。特に多かったのが「バナメイ」→「芝エビ」、「ブラックタイガー」→「クルマエビ」と表示した例です。4種類全てのエビが「クルマエビ科」に属しているため、ややこしいです。


 冷凍エビの主力は「バナメイ」と「ブラックタイガー」で、タイやベトナムなど東南アジアで養殖しており、日本人が食べるエビの9割以上を占めています。「バナメイ」は小型(中心サイズが13グラム)の出荷が多く、ブラックタイガーは中型(同25グラム)以上という大まかな棲み分けがあります。


 「芝エビ」はもともと、東京・芝浦で取れていたことに由来します。懐石料理やかき揚げ、エビ団子などに使いますが、現在は資源が減少し、九州産などが生を中心に少量流通しているだけです。天然物なので漁も安定せず、大手ホテルが芝エビを常時用意するのは無理があるそうです。

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二の酉

 昨日は年末ジャンボ宝くじの発売日で、東京の西銀座チャンスセンターでは発売開始時刻の8時半までに1000人の行列ができたそうです。もうそんな時期なんですね。?

 本日22日は11月2回目の酉の日、いわゆる「二の酉」で、全国の「おおとり」神社(鷲神社、大鳥神社、大鷲神社)では酉の市が催されます。

 酉の市で売られるあの熊手は物を掻き寄せる道具で、大鳥神社の社名や「わしづかみ」に通じる鷲神社の社名とあいまって、運や福を大きく取り込む(かっこむ)という商売繁盛開運招福の縁起物として知られており、金融関係者にも人気があります。

 正月の縁起物といえばダルマもそうです。ダルマ作りの店は、正月用の準備で忙しい時期ですが、今年は降ってわいた衆院解散と総選挙で「必勝ダルマ」の注文が殺到しているそうです。

 ちなみに、ダルマは願を掛ける際に片目を入れ開眼させ、願いが叶った時にもう一方の目に墨入れしますが、どちら側の目から描くかについては両方ともに説があり、明確な決まりはないそうです。

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いい夫婦の日

 今日11月22日は「いい夫婦の日」で、例年この日に婚姻届を出すカップルも多いそうです。

 社会の変化とともに、夫婦関係や家族関係も昔と今では随分と様変わりしました。

 「亭主関白」という言葉がおとぎ話のような感覚で使われる現代において、亭主関白道を広めようと活動してきた「全国亭主関白協会」の段位認定基準も一例をあげれば下記のように変化しています。


 旧(昭和)段位認定基準

   五段 妻や息子を正座させて説教したことのある人

   九段 けんかをしたとき、間髪を入れずに、
       心の中でなく、声に出して「出ていけー!」と言える人


 新(平成)段位認定基準

   五段 愛妻と手をつないで散歩ができる人

   九段 「ごめんなさい」を恐れずに言える人


 旧認定基準は好戦的なものが多かったのですが、新基準では「関白といえど、天皇(妻)にはかなわない」ことが前提になっています。

 実際の全国亭主関白協会の主張の底流にあるものは、聖徳太子の「和を以って尊しとなす」と同じであり、夫婦円満・家庭円満の秘訣を説いています。

http://www.zenteikyou.com/znintei.html

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大相撲人気

 大相撲が大人気です。11月場所(九州場所)は、他の場所と比べますと客の入りがあま良くない興業なのですが、今回は昨日までですでに4回の「大入り」となっています。

 昨日は平日に関わらず定員の8割を超す観客を集め、九州場所の平日としては1997年以来、17年ぶりの「満員御礼」となりました。

 人気の回復により、今年の大相撲の懸賞金は過去最高だったリーマンショック前(2007年)の3億5350万円を2割超上回る見込みです。

 ちなみに、懸賞は1本62000円で、うち56700円が力士の取り分。26700円は納税準備金として力士名義で積み立てられ、力士が受け取るのし袋には3万円が包まれています。つまり懸賞が30本立った場合、勝った力士は3万円が入った祝儀袋30袋、計90万円をその場で手にします。

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イチョウ

 今から350年程前、江戸の町のおよそ6割を焼失し多数の犠牲者をだした明暦の大火は、被害の大きさで歴史に残る大火事となっています。この出来事をきっかけに、火に強い街づくりの一環として施されたのがイチョウの植樹です。

 ちなみに「銀杏」を「イチョウ」と読めばその木を指し、「ギンナン」と読む場合は実を指します。

 秋を彩る木として愛されているイチョウは、「水を噴く」といわれるほど火に強く燃えにくい樹木で、「火伏せの木」との異称を持ちます。

 もともと寺社仏閣ではイチョウは霊力のある木として広く植えられていました。御神木として祭られることが多く、一般の家庭に植えられることはほとんどありませんが、火除け地や防火帯を多数作る意図のもとに公園や主要道路などにはイチョウの植樹が盛んに行われました。

 東京都や大阪府、神奈川県の県(都、府)の木にもなっているイチョウは、耐寒性があり防風に役立ち大気汚染にも強い、尚且つ発根力が強く、強度の剪定にも耐え、防火帯の役割をも果たす街路樹として街の景観アップにも一役かっています。

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在庫循環

 季節が循環するように景気も好不況を循環し、景気の循環によって企業が抱える在庫の状況も変化します。このことを「在庫循環」と呼びます。

 景気が悪い時は需要が少ないため生産を調整し、在庫保有にはコストがかかるため企業は意図的に在庫水準を圧縮することになります。

 需要が想定以上に回復してきた場合は、今度は意図せざる在庫減となります。需要が旺盛なのに倉庫に品物がなければ、機会損失となってしまいます。よって景気回復局面においては企業は積極的(意図的に)に在庫を積み増します。

 この局面での在庫増加は製造業の回復(雇用にも好影響)を示唆し、経営者が景気の先行きについて明るい見通しを持っていると判断されます。

 一方、景気鈍化で需要が減退する局面では、在庫は意図せざる増加となってしまいます。

 つまり、同じ在庫増加でも、景気の局面によってそれが意図的か否かで意味合いが大きく異なるということです。

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ボージョレ・ヌーボー

 フランスのブルゴーニュ地方のボージョレ地域で夏の終わりに収穫したぶどうをその年のうちに仕上げた新酒の赤ワイン「ボージョレ・ヌーボー」。白ワインはボージョレ・ヌーボーとして認められていないそうです。


 秋の風物詩として世界中で人気を呼んでいますが、日本では時差の関係でフランスより早く飲めると話題になっています。毎年解禁日は11月の第3木曜日で、今週の木曜日(20日)が解禁日となります。


 昨今のワインブームは、ワインが身体にいいという通説も影響しているようですが、本当にワインは身体に良いのでしょうか。調べてみますと、赤ワインに含まれているタンニンは、アルコールの吸収・排出を助けるプロシアニドールという成分を有しており、動脈を保護し、コレステロールを取りのぞく作用があるようです。

 フランス人が肉食中心の食生活に比して心臓病による死亡率が少ないのは、赤ワインを飲んでいるからであるという説も発表されています。また白ワインには、強い殺菌効果があることが分かっています。ワインにはミネラルも多く含まれているので、新陳代謝を促し、体調を維持するのに役立つようです。またワインの酸度は胃液の酸度に近く、消化を促進する作用があり、食欲の増進をも促すといいます。


 こうして、ワインには、体に良い要素がいくつもあるようですが、肝心なのは、ワインは食事と一緒に飲むものだということです。食事のときにワインを適量飲むことによって、お腹のなかで肉や魚類とうまく調和し、体を弱アルカリ性の方向に導いてくれるのです。適度にワインを楽しむことができれば、心身ともに健康の維持に役立つことは確かなようです。

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サ バ

 「鯖」と書いてサバ。今が旬で、この頃はスーパーの店先などで脂ののったサバをよく見かけます。

 サバは傷みやすい魚なので「サバの生き腐れ」と言われます。外見は新鮮なようでも腐り始めていることがあり、昔は水揚げ地の近くでしか食べられなかったそうです。

 また、「鯖(さば)を読む」という言葉は、サバは傷みやすく数も多いことから早く売り切るために目分量で数をごまかしたことが由来という説があるそうです。

 サバは、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含み、ダイエット効果が期待できると話題になったことがあります。生活習慣病の予防に効果があるとされるドコサヘキサエン酸(DHA)やビタミンも多く含まれます。

 スーパーなどで選ぶ際は、太っていて目が澄んでいるもの、これが良いそうです。

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紅 葉

 関東地方の秋の深まりはこれからで、都内の井の頭恩賜公園や新宿御苑、鎌倉の鶴岡八幡宮などの紅葉の見頃は今月下旬ごろになりそうです。

 ところで、紅葉(こうよう)とは申しますが、そこにあるのは紅色ばかりではなく、深山は黄色や濃い赤色、茶色など様々な色彩・グラデーションに彩られます。

 紅葉(もみじ)とは、もともと「色を揉み出づる」の意で、秋になって草葉の色が変ることを指し、万葉集では「黄葉」の字をあてています。たくさんの紅葉がある中で、楓(カエデ)の紅葉が愛されたことから、紅葉(もみじ)と言えばカエデを指すようになったそうです。童謡「紅葉」で「水の上にも織る錦」と歌われたのもカエデです。

 ちなみに、紅葉を象徴するカエデは花札で10月(旧暦10月は新暦の11月頃)の10点札にも描かれています。カエデとともにそっぽ向いた鹿が描かれたこの札(鹿十、しかとお)が、無視したりすることを意味する「しかと」の語源だそうです。

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贈り物

 贈物をする機会が多々あるかと思いますが、中世までは下位のものに対して下賜(かし)されるものを「贈物」と称し、上位の物へ進上されるものは「進物」といって区別していたそうです。現在ではこの区分は曖昧ですが、今でも「進物」には上位の者への献上品といったイメージが残っています。


 地位にかかわりなく相手への援助を旨とする贈物は「見舞」であり、旅の帰りや訪問など人の移動に伴う贈物が「土産」(みやげ)、祝福や感謝の印が「御祝」や「御礼」となります。状況に応じて名目の区別があり、熨斗(のし)の選択に迷うことも多々あります。


 ところで、その贈物をする際に、「心がこもっていれば何でもいい」とつい思いたくなりますが、そう簡単にはいかないのが世の中のようです。贈り物のタブーは現在も生きている場合が多く、こちらが無垢の心で贈っても、先方が不愉快に感じてしまってはせっかくの気持ちも台無しになりますので注意が必要です。


 いくつかタブーを挙げてみますと、結婚式の包丁、ナイフ、はさみなどは「縁を切る」に通じるため嫌われます。新築祝いのストーブ、卓上ライター、真っ赤な花などは、火事を連想させるということでパスした方が無難です。


 病気見舞いの鉢植えは「根がついている」ということで「寝つく」を連想させると言われています。またシクラメンはシク=死苦の響きが良くなく、椿や山茶花も花が首からポトリと落ちることから嫌われるようです。


 ちなみに、「弔事には偶数」、「慶事には奇数」が用いられることが多いようです。

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七五三

 本日11月15日は七五三です。かつて江戸期の宣命暦の11月15日が祝い事に大吉日とされる鬼宿日(二十八宿)であったことからこの日に行われるようになったそうです。現在は各家庭の都合に合わせて行われるのが一般的です。

 年齢を祝う行事は古来からありましたが、現在の七五三の形式は関東の地方風俗に起源をみることができ、童歌の「通りゃんせ」にある天神様は川越の神社を指しています。

 女児は三歳になりますとそれまでのおかっぱ頭から結髪をする「髪置きの祝い」、五歳の男児は将来立派な成長を遂げるよう吉方を向いて左足から右足の順で初めて袴(はかま)をはく「袴着の祝い」が元となっており、七歳の女子はそれまで使っていた付け紐から初めて帯を結び大人の装いをする「帯解(おびとき)」が七五三の原型と言われています。

 それらの古来の行事が、我が子の息災を祈る素朴な親心をあらわす行事として現在に受け継がれています。

 また、「七つ前は神の子」あるいは「七歳までは神のうち」といわれますように、七歳までは神仏の庇護の下にあり多少のことは大目に見られる代わりに、医療の発達していない昔はいつ死んでしまうかもしれない儚い存在でもありました。

 そのようなことから無事に七歳になったことを氏神に感謝し、これからの健やかな成長を祈って行われた「七つ子祝い」も七五三の背景としてあります。また、この通過儀礼には、甘えが許された神の子から、それが許されない大人の仲間入りをするという区切りの意味もあるそうです。

 ちなみに、今どきの七五三は、神社参拝よりも記念撮影がメインになっているそうです。たしかにそんな感じもしますね。

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ボ ラ

 ボラは秋から冬にかけてが旬で、外湾で獲れた鮮度の高いボラは臭みもなく、刺し身の美味しさはタイにも劣らないと言われます。

 ボラの胃の幽門は「ボラのヘソ」と呼ばれ、こりこりとした食感の珍味。卵巣を塩漬けにした「からすみ」はウニ、コノワタと併せて「日本三大珍味」と呼ばれ、高級な酒肴として有名です。

 ただ、東京湾などの内湾で獲れたボラにはドロ臭いものが多いことや、本来の目的である魚を釣るのに邪魔になることがあるため、ボラを嫌う釣り人もいます。

 ボラは古くから食用にされてきた魚で、ブリやクロダイ、スズキなどと同様、本来は縁起の良い出世魚です。

 地方によって呼び名は違いますが、関東ではオボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トドと名前が変化します。日本人と馴染みが深いボラから派生した言葉も少なくありません。

 例えばボラの稚魚名そのものの「オボコ」は、うぶな世間知らずという意味で使われ、幼い様子や可愛いことを表す「おぼこい」の語源ともなっています。

 粋で勇み肌の若い衆を「イナセ」と呼ぶのもボラの幼魚名の「イナ(鯔)」からきており、当時魚河岸の若い衆の間で流行した跳ね上げた髷(まげ)の形をイナの背びれに例えて「鯔背銀杏」と呼んだことや、若い衆の髷の青々とした剃り跡をイナの青灰色でざらついた背中に見たてたことに由来していると言います。

 ボラの成魚は「トド」と呼ばれますが、これ以上大きくならないことから、「結局」「行きつくところ」という意味の「とどのつまり」という言葉が生まれました。

 ちなみに、年若で未熟な人のことを意味する「青二才」も、一説によるとボラなどの稚魚を「二才魚」または単に「二才」と呼ぶことに由来していると言われ、未熟なことを意味する「青」が合わさりそう呼ばれるようになったそうです。

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春 菊

 日ごとに寒さが増し、鍋料理の美味しい季節となりましたが、その鍋料理に彩りを添える『春菊』が、これから需要のピークとなります。

 春に花が咲くことから名付けられ、関西や東海地方では『菊菜』(きくな)とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB・Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは風邪や肌荒れ、さらにガンを予防する効果もあるそうです。

 春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴。さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮するそうです。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果も期待でき、中国では肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

 ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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リンドウ

 漢字で「竜胆」と書いて「リンドウ」。この時期の山道などでよく見かける代表的な秋の花ですが、気品のあるこの花が咲くと秋の深まりを感じます。根が古くから生薬として使われ、「竜の胆(きも)のように苦みが強い」ことが由来となっているそうです。リンドウの呼び名は「竜胆」の音読み「りゅうたん」がなまったとされています。


 青紫の花は日光を浴びると開き、夜中や雨・曇りの日は閉じたままです。花言葉は「強い正義感」、「悲しんでいるあなたを愛する」です。


 出回る時期は6月から11月と長いですが、6~9月のリンドウは仏花として添えられます。黄色や白のキクと合わせて花束にするため、色は青紫がほとんどです。

 10月に入って仏花需要が一段落しますと、ピンクや青と白の混合色など変わった色のリンドウが目を楽しませてくれます。長野県と熊本県の県花です。 

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兵法三十六計

 中国の民間においては「孫子」よりも「兵法三十六計」の方が幅広く流用されていると聞きます。

 その兵法三十六計の第三十六計に「走為上(そういじょう)」とあり、意味は「走(に)ぐるを上(じょう)と為す」、つまり逃げるのが最善の策であるとしています。「三十六計逃げるに如かず」、「逃げるが勝ち」などとも言います。

 もう少し具体的に説明しますと「勝算が無ければ、逃げるのが最善の策だ。逃げることは負けるのとは違う。勝ちではないが、負けるということでもない。全滅しては再起は計れず。兵力を温存し、次の機会に備えよ」となります。


 ちなみに、三方ヶ原の戦いで武田信玄の大軍に惨敗し、わずかな手勢と共に浜松城に逃げ帰った徳川家康がとった戦略が兵法三十六計の第三十二計「空城計」であると言われます。

 すでに野戦に敗れ、圧倒的に優勢な敵軍を相手に城に逃げ込んでも、最終的には補給線を断たれ降伏を余儀なくされます。そのような時、自軍が兵力で劣る場合の窮余の策として、敵将に自軍の戦闘能力を錯覚させるのが空城計。

 優秀で用心深い指揮官ほど警戒心が強いことを利用した策で、三方ヶ原の戦いで大敗し、城に逃げ帰った家康は、敵軍を前に城門を開け放ち、敵を引き入れようとする構えを見せるのですが、武田方は謀を警戒して引き返してしまい、家康は死地を脱することができました。

 ちなみに、家康が城に逃げ帰った際に絵師に描かせた自画像が、有名な「徳川家康三方ヶ原戦役画像」で通称「しかみ像」。苦渋の表情が描かれたこの絵を、家康は終生手元に置いて軽挙妄動・慢心の自戒としたそうです。

 家康は三方ヶ原の戦いで全滅を免れたことによって、その後の働きが実を結び、結果として最大の力を有するに至ります。

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コンシューマー・リポート

 米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」による今年の自動車ブランド別新車品質調査の結果が発表されました。

 今回1位を獲得したのはトヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」、2位は同じトヨタの大衆車ブランド「トヨタ」で、2年連続で1、2位を獲得しています。以下、3位にマツダ、4位にホンダと、日本勢が上位を独占する格好になっています。

 ちなみに、コンシューマー・リポートの調査結果は、米消費者の行動に大きな影響を及ぼすとされています。


 また、国土交通省は先日、「自動ブレーキ」など自動車事故を防ぐための予防安全技術についての評価結果を発表しました。

 前方に障害物が近づいた際に自動でブレーキが作動する安全技術は各メーカーが開発を競っており、今では車を選ぶ基準の一つにもなっていますが、仕組みや性能にばらつきがあるため、国として初めて性能評価を行い、消費者にとって「最適な自動車を選んでいただく上で参考になる情報を提供する」としています。

 結果、レヴォーグ(富士重工)、スカイライン(日産)、レクサスLS(トヨタ)の3車種が満点の評価となっています。

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秋 味

 秋も深まり、山も空も川もきれいで、おいしい食べ物がたくさんあります。それを象徴するかのような「秋味」という言葉があります。

 秋、産卵のために河川に帰ってくるサケのことを、東北や北海道では「秋味」と呼びます。秋サケのことです。サケは主に春と秋に捕られますが、春に捕れるサケのことは「時知らず」といいます。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言集覧(りげんしゅうらん)」で、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)う」とあります。


 元々はアイヌ語で「秋の魚」という意味の「アキアチップ」にルーツをもち、これに「秋味」の字があてられたようです。アイヌ人のたんぱく源は主に鹿肉で、秋に捕れるおいしいサケは季節を感じるうれしい味だったに違いありません。サケは、和人(日本人)との貴重な交易品でもありました。


 サケの卵で卵巣に入った状態のものが「筋子」(すじこ)。これを一粒づつばらしたものが「イクラ」ですが、温かいご飯にのせるその真っ赤なイクラもまた秋ならではの味です。四季それぞれの食材の味を楽しむことが出来る喜び、これは日本人ならではかもしれません。

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結婚式

 年間で結婚式が多いのは11月だそうです。雨が少なく、暑すぎず寒すぎないこと、行事や生活の変化が少なく比較的落ち着いていること、祝日が多いこと、いい夫婦の日(11月22日)があること、新年を一緒に迎えられることなどが理由としてあげられます。

 参考までに、リクルートマーケティングパートナーズが企画運営する結婚情報誌「ゼクシィ」の結婚トレンドに関する2014年の調査によりますと、最新の平均的な結婚式は下記ようになっています。

 
◆挙式、披露宴・披露パーティ総額333.7万円(前年比6.7万円減)

◆披露宴・披露パーティの招待客人数は72.2人(前年比0.9人減)


◆招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用は5.5万円

◆御祝儀総額 227.9万円

◆式に際し親・親族から援助があった人67.5%、援助総額157.7万円

◆カップルの自己負担額125.0万円
 

 なお、挙式の形式は「キリスト教式」が55.5%と最も多く、次いで「人前式」の24.2%、「神前式」が17.1%となっています。また、地域別で費用(平均)が最も多かったのは「茨城・栃木・群馬」の367.9万円となっています。

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鍋物シーズン

 現代では「節分」の名称は立春前日のみに使われますが、立夏、立秋、立冬の前はすべて節分で、立冬前日の昨日は秋と冬を分かつ節分でした。

 立冬ともなれば暦の上では早くも冬到来で、青空が広がる「秋晴れ」も本日からは「冬晴れ」あるいは「小春日和」となります。

 また、冬に向かい鍋物がよりおいしくなる季節をアピールするとの意図から立冬の今日は「鍋の日」とされています。

 鍋物シーズンの本格化は最低気温が10度を下回る頃からですが、シーズン中は週に3回以上、鍋料理を食べる人もいるほどで、日常的に食べる定番メニューと言えます。

 ちなみに、鍋物の人気ランキングでは、キムチ鍋、寄せ鍋、モツ鍋、ちゃんこ鍋、豆乳鍋、カレー鍋などが例年上位で、試したい鍋ではトマト鍋が1位となっています。

 その他では、味の素のCMで話題になった、白菜と豚肉を交互に重ねるだけのミルフィーユ鍋も試す人が多いようです。

 近頃は様々な料理のレシピが簡単に手に入り、鍋物のレシピもたくさんあります。材料やアイデアしだいで様々にアレンジが可能で、それこそ毎日食べても飽きがこず、身も心も温まるのが鍋物の良さです。

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金融センター

 有力な証券取引所があり、外国為替取引なども活発で、金融業において中心的な役割を担う都市や地域を「金融センター」と呼びます。

 金融センターの実力を測る目安としては2つの指標がありますが、その一つ「国際金融センター発展指数」のランキング(13年9月発表)では、東京はニューヨーク、ロンドン、香港に次ぐ第4位。

 もう一つの「世界金融センター指数」のランキング(14年9月発表)では、東京はニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポール、サンフランシスコに次ぐ第6位となっています。

 こうした現状を踏まえ、東京をニューヨークのウォール街やロンドンのシティに並ぶ、アジアナンバー1の国際金融センターに押し上げるべく議論が進んでいます。

 その一環として、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスが金融のプロを育成しているように、東京都は都立の首都大学東京に「高度金融専門人材養成コース」を新設し、高度な金融知識などを備え、新たな金融商品の開発などを担えるプロの育成を目指す方針です。

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後の十三夜

 旧暦8月15日夜の月、いわゆる「十五夜」の月見は中国に起源がありますが、旧暦9月の「十三夜」の月見は日本独自のものだそうです。十三夜の月は「後の月」(のちのつき)または「無双の月」とも呼ばれ、満ちてしまう前の状態を愛でる心は、いかにも日本的な情緒です。

 ところで、昔の暦(太陰暦)は月の満ち欠けが基準となっていました。

 月の満ち欠けは1年に12回ありますが、その周期はおよそ29.53日であるため1年の長さは現在よりも11日短い354日となってしまいます。

 このズレを補正するために、約3年に1回(19年に7回)の割合で、別個にもう一つの月(閏月)を挿入するわけで、その年(閏年)は1年が13カ月となります。

 ちなみに、旧暦の暦では大の月(30日)と小の月(29日)がほぼ交互に配され、それを絵図などで表現した大小暦は謎解きのような趣向を凝らしたものが多く面白いです。また、大小暦の絵の部分が発展して後の浮世絵の元になったそうです。

 閏月がどこに入るかは二十四節気が関係してくるのですが、閏年の今年は9月の後にもう1回9月があり、カレンダーには「閏9月」と表記されています。

 9月が2回あることで、十三夜も2回あります。実は今日11月5日が旧暦閏9月の13日で、今晩の月は「後の十三夜」(のちのじゅうさんや)と呼ばれるそうです。

 十三夜の月が2回見られるのは171年ぶりのことで、一生に一度の「ミラクルムーン」だとして話題になっています。

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紅葉を見に行きたい湖

 街中の木々に紅葉が見え始めていますが、そろそろ紅葉シーズンの到来です。特に、赤や黄色に色づいた木々が水面に映る光景は特に美しく、これから「湖」へ出かける人が多くなってきそうです。

 『紅葉を見に行きたい湖』というアンケート調査では、以下のようなランキングとなっていました。

   1位 摩周湖   (北海道)
   2位 十和田湖  (青森、秋田県)
   3位 富士五湖  (山梨県)
   4位 阿寒湖   (北海道)
   5位 中禅寺湖  (栃木県)
   6位 洞爺湖   (北海道)
   7位 芦ノ湖   (神奈川県)
   8位 琵琶湖   (滋賀県)
   9位 猪苗代湖  (福島県)
  10位 白樺湖   (長野県)


 尚、「実際に紅葉を見に行ったことのある湖」では、1位は山梨県の富士五湖(山中、河口、西、精進、本栖)で、2位は栃木県の中禅寺湖、3位は神奈川県の芦ノ湖と東京都心から日帰り圏内にあるところが上位にランクインしています。

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MRJ

 先日、三菱航空機の愛知県の工場で、約半世紀ぶりの国産旅客機となる「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の完成機披露(ロールアウト)が行われました。

 試験飛行は来年の4~6月に行われる予定ですが、すでに当初のスケジュールから4年ほどの遅れが出ています。ただ、ボーイング787やエアバスA380がそうだったように、航空機における開発の遅延は珍しいことではありません。

 MRJは ANAから25機、米スカイウエストから200機、米トランスステーツから100機、米イースタンから40機、JALからは32機など、現段階で計407機(オプション184機含む)の受注を獲得しています。

 ちなみに、リージョナルジェットは旅客数が50から100名程度の小型ジェット機で、世界の路線で就航している小型ジェット機は現在およそ3500機程度あり、ブラジルのエンブラエルが約46%、カナダのボンバルディアが約37%のシェアを持ち、この2社で市場をほぼ独占しています。

 小型ジェット機は今後20年間で5000機超の新規需要が見込まれており、中国やロシアの新規参入もあって競争は激しくなる見通しですが、国産MRJは5000機中の半分、2500機の受注獲得を目指しています。

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バナナ

 安くて手間要らずでさっと食べられる「バナナ」。朝食は「バナナ」と1本とコーヒー、これだけで出勤という方も多いようです。バナナには「カリウム」が豊富で、「食物繊維」や「フラクトオリゴ糖」、「マグネシウム」等が含まれています。カリウムは血圧を抑える効果があり、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病の予防に効果があるそうです。

 また、マグネシウムは新陳代謝に欠かせず、食物繊維は消化を促進し、便秘改善に効果的。フラクトオリゴ糖には腸内のビフィズス菌を増やす効果があり、バナナを食べると大腸がんにかかりにくいという話しもあります。

 時間がない時にはすぐに食べられ、栄養豊富で美味。そして1本30円程度と安く、手軽に栄養補給できるバナナ。本当にありがたい食材です。

 ちなみに、日本で消費されているバナナの99.9%以上が輸入されています。輸入先はフィリピンが圧倒的なトップで90%超を占め、次いで5%程度のエクアドル、台湾が1%程度となっています。

 輸入果物に占めるバナナの割合は58%程度と第1位、第二位は13%程度のグレープフルーツ、第3位はパイナップルの10%程度となっています。

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秋は夕暮れ

 清少納言は「枕草子」で「秋は夕暮れ時が一番良い」としましたが、秋と夕暮れを題材にしたものとしては「新古今和歌集」に収められた「三夕(さんせき)の歌」(下記)が非常に有名です。


 さびしさはその色としもなかりけり
            まき立つ山の秋の夕暮   寂蓮法師
                        

 心なき身にもあはれは知られけり  
             鴫たつ沢の秋の夕暮   西行法師
             

 見わたせば花も紅葉もなかりけり
            浦のとまやの秋の夕暮   藤原定家



 補足としまして、三夕の歌の三人の作者は、清少納言よりもずっと後の人です。また、三夕の歌はともに三句目が「けり」で終わる三句切れ、最後の五句目を「秋の夕暮」で体言止めにした同形式の歌ではありますが、句の向こう側に見える心象風景は三者三様となっています。

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好きなキノコ

 秋はキノコの美味しい季節ですが、キノコと聞いて思い浮かべる名前は、「シイタケ、マツタケ、エノキダケ、ナメコ、マッシュルーム・・・」等々、数多くあります。


 全国の主婦に好きなキノコを訪ねたアンケート調査では、第1位はシイタケ。シイタケはシメジやマツタケと同じキシメジ科で、日本では古来から親しまれてきています。特有の香りは好き嫌いが分かれるようですが、どんな料理にも使えるなど実用性を評価する声が多く、76%が好きと答えています。


 ちなみに、「主婦が好きなキノコ」の順位は、下記のようになっていました。

 1.シイタケ    (シイ、カシなど広葉樹の枯れ木や倒木に生える)
 2.マイタケ    (ミズナラなどブナ科広葉樹の根元に生える)
 3.エノキダケ   (広葉樹の切り株に発生)
 4.ナメコ     (ブナの倒木や切り株に群生)
 5.マッシュルーム
 6.ホンシメジ   (ミズナラなどの雑木林、マツとの混成林に群生)
 7.エリンギ    (東欧や地中海沿岸が原産)
 8.ブナシメジ   (ブナなど広葉樹の倒木や枯れ木に発生)
 9.キクラゲ    (広葉樹の枯れ木などに付く)
10.マツタケ


 マツタケは10位と意外にふるいませんが、「食べたことがない」「ほとんど食べない」が半分近くを占めるなど、家庭では縁遠い食品なのかもしれません。ちなみに、マツタケを好んで食べるのは世界で日本だけだそうです。

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