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2014年12月

おみくじ

 昔は家長が大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神様の社にこもり、新しい年を起きて迎える「年ごもり」という習慣がありましたが、その後、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」とに分かれ、元日詣が現在の「初詣」の原形と言われています。

 初詣の際におみくじを引く方が多いかと思いますが、意外と知られていないのがおみくじの縁起の良い順番で、上から順に下記のようになっています。

 大吉 中吉 小吉 吉 末吉 凶 大凶

 さらに細かく分かれている場合には、

 大吉 中吉 小吉 吉 半吉 末吉 末小吉 凶 小凶 半凶 末凶 大凶

 となります。

 引いたおみくじをどうするかについては、良いおみくじは持ち帰り、良くないおみくじは境内の木の枝などに結ぶというのをよく見ますが、決まりはないそうです。

 凶のおみくじを、利き腕でない方の腕で境内の木に結べば、困難な行い(修行)を達成をしたことになり、凶が吉に転じるとの説がありますが、「結ぶ」という行為には神さまとの縁を結ぶという意味があるため、良いおみくじを結んでも構いません。

 また、良くないおみくじでも、記されている教訓を戒めのつもりで持ち歩くという人もおり、逆に滅多に出ない凶や大凶のおみくじを縁起が良いとする考え方もあります。

 この一年の吉凶を占うおみくじですが、良いおみくじであっても怠らず励み、良くないおみくじであっても用心して誠実に事にあたれば、必ず御加護があるそうです。

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年の瀬

 年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちで交通機関の混雑が始まっています。新幹線は明日が帰省ラッシュのピークとなるそうです。

 皆様それぞれに新しい年を迎える準備で忙しい時間をお過ごしのことと思いますが、ちょっとした挨拶の中に「よいお年を」「来年もよろしくお願いします」といったフレーズが入るようになり、年の暮れを実感させます。

 今年は御嶽山の噴火、広島の土砂災害、日本人3人のノーベル物理学賞受賞、でたらめな県議やSTAP細胞など数々の不正、消費増税、ソチ五輪の男子フィギュアで羽生選手が金、全米テニスで錦織選手が準優勝など様々なことが起こりましたが、激動の1年もいよいよ年の瀬です。

 「瀬」とは川が浅く流れが急なところを指していますが、一年のうちでもこの時期は急き立てられるように時間が経過することから「年の瀬」と言います。

 昔の人は、年始の準備やら暮れの支払いやらで、急流を船で越すように、年の暮れを乗り越えるという感覚だったそうです。

 宝井其角と赤穂浪士の大高源吾が交わした次のような歌があります。年の瀬を越したその船は、きっと宝船に相違ありません。

 「年の瀬や 川の流れと 人の身は あした待たるる その宝船」

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師 走

 東京が江戸と呼ばれていた頃の小売業は掛売りが主流で、掛売り代金の回収はお盆と暮れの年2回でした。

 振り込みやクレジット決済などなかった昔は、「盆暮れ」という言葉から受ける印象そのままに、この時期の忙しさは尋常ではなかったそうです。

 「師走」という月名にも、そのようなあわただしさがにじんでいます。

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経済学の教科書

 チリ沖に小さな島があり、今から300年前にそこに取り残された船員が自給自足で生存し、4年4カ月後に助け出されたという実話があります。この実話を題材に書かれた小説は、幕末の頃には邦訳され日本でも多くの読者に親しまれてきました。

 後にこの島は、小説の主人公の名をとりロビンソン・クルーソー島と改名されています。

 ロビンソン・クルーソーの物語は、無人島に流れ着いた主人公が独力で生活してゆく冒険物語で、ロビンソン・クルーソーにとっての唯一の財産といえばいくつかの種子しかありませんでした。

 彼はまずどのようにその財産(種子)を増やすか考えるわけですが、はじめに蒔いた三分の二の種は天候が合わず全滅。次は種まきの時期を研究し、残した種の中からさらに一部を蒔くなど努力と工夫を重ね、ようやく収穫に成功します。

 ロビンソン・クルーソーは、こういった経験から、種を蒔く時期や栽培の方法などを学んでいきます。

 ロビンソン・クルーソーの物語は彼の孤島生活を綴った日記を紹介するという形式をとっています。主人公は、誰にも頼ることのできない状況下で、サバイバルの全記録を残しつつ、なおかつそのデータを次ぎの行動に活かすことで、最終的な目標である生還につなげていくといった内容です。

 この物語は経済学の視点からも注目を集め、カール・マルクスやマックス・ウェーバーなどの大家も自著でロビンソンを引き合いに出しています。「経済学の教科書」と評されたりしますが、示唆に富んだ物語です。

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伝言ゲーム

 伝言の早さと正確さを競う「伝言ゲーム」というのがあります。10人前後が横に並び、出題された文章を記憶し耳打ちで次々に伝えていくのですが、最後まで正しく伝わるのは稀なことです。

 噂話のたぐいもそうで、かなり誇張されたり、違う内容となってしまうことが少なくありません。最近はインターネット及び電子メールの普及で、内容が真実であるかどうかに関わらず、瞬く間に話が広ります。


 数年前、ある地方銀行に起こった事態も「伝言ゲーム」が引き起こしたパニックといえます。顛末を簡単にご紹介いたします。

 ある日、「○○銀行がつぶれるそうです。」というメールが不特定多数の人に送られました。翌日の昼ごろにはかなりの範囲で噂が広がり、預金引き出しを求める客が増え始めたようです。(以下、新聞記事)

~~

 現金自動受払機(ATM)の現金が一時的に不足して長い行列が出来たことなどがまたうわさとなって広がり、県内全域に拡大。知人同士でメールで伝え合ったりインターネットの掲示板にも取り上げられた。さらに家族や職場、買い物先などで口コミの形で次々と伝わり、午後5時ごろには本支店やATMは各地で長蛇の列になった。
 
 このうち○○の本店ATMコーナーの行列は午後6時過ぎ、200人近くに達した。並びながら携帯電話で連絡を取り合い、さらに「テレビでも流したらし い」「ラジオで聞いた」など根拠のない情報も流れた・・・。

~~

 その日の夕方は県内全域で携帯電話がつながりにくくなったと言いますから、大変なことです。もちろん、その銀行及び管轄区域の財務支局はすぐに完全否定しましたが、はじめに発信された情報が悪意のあるいたずら目的であるとすれば迷惑千万な話です。

 インターネットは情報の伝播速度を飛躍的に高め、一旦発信された情報は瞬時に広がります。ほとんどの場合、情報の内容が真実であるかどうかということは二の次・三の次、取りあえず行動することが得策のようになってしまいます。場合によっては噂が元で事実となるケースもあるでしょう。

 仕方がないことではありますが、誰もが確かな証拠がないにも関わらず周りの行動に影響されてしまいます。掲示板等の発言に影響されて売り買いするのもこの類で、私達はこういった環境に身を置いているということを認識する必要があります。

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カ ゼ

 朝晩の冷え込みで体調を崩したり、カゼをひく人が増えています。

 カゼは「風邪(ふうじゃ)」と書きますが、東洋医学ではこの邪が身体に進入することでカゼを引くと考えられており、その出入り口となる経穴(一般に「ツボ」)を「風門」と言います。ゾクっときたら風門を温めたり揉み解すことが予防に効果があることはよく知られています。

 また、インフルエンザやカゼなどのウィルスは乾燥した環境を好み、多湿な環境は苦手であるため、加湿器などで室内の湿度を50%以上にあげれば一定の予防効果が期待できます。

 カゼ対策(民間療法)はたくさんありますが、身体を温める効果のあるネギや生姜がよく用いられます。また、1センチ角に切った大根に蜂蜜を加え一晩くらい寝かせ、出てきた上澄みをそのまま、またはお湯で溶かして飲む「蜂蜜大根(大根あめ)」も知られており、ハチミツの抗酸化作用、殺菌作用、整腸作用、大根の消炎作用、血行促進作用などがじんわりと効いてくるそうです。

 せき止めとしては「カリン」や「キンカン」の他、「そばハチミツ」の咳止め効果も米ペンシルベニア州立大の研究チームによって実証されています。

 ちなみに、ひきはじめのカゼに効果があるとされる漢方薬には下記のようなものがあります。

葛根湯(かっこんとう)      発熱や寒け、頭痛・手や肩の痛み等
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)鼻水・鼻炎・たんを伴った咳等
麻黄湯(まおうとう)       寒気け発熱、ふしぶしの痛み等
駆風解毒湯(くふうげどくとう) のどの痛みやはれ等


 もちろん漢方も服用に際しては医師や薬剤師との相談が必要です。また、インフルエンザとカゼは別の疾病であり、素人判断をせずに早めに医師に診てもらうのが基本です。

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ザ・インタビュー

 ザ・インタビューとは今話題のあの映画です。しかし話題になったのは作品の外の出来事によるものであり、恐らくそれがなければ単にくだらないおふざけコメディーにしか過ぎなかったとも思われ、少なくともビジネス的に何がいいことで何が悪いことか、ちょっと微妙です。結果として配給会社としては、強烈な宣伝が出来た訳で、塞翁が馬とはまさにこのことかも知れません。但し本当にそうなるか(ビジネス的にプラスか否か)はまだ分かりません。

 或る人の発言内容や映画などの作品内容は、本来の内容とは別にキャッチーなヘッドラインが一人歩きすることがままあります。そんなことは世の中に当たり前にあることです。特に売らなきゃいけないものがある場合(映画もその一例ですし、広く出版物はそのカテゴリーに入りやすいと思われます)は、意図的にきわどいツカみを流しますから尚更です。買う人はそれでいいのですが、権力者など影響力のある人に於いては、部下等をしてその内容を吟味するのが肝要と思われます。今回の騒動はまだ全体を評価するには早すぎますが、中々面白い社会観察の材料を提供してくれていると思います。

 想像力を使うのは楽しいですネ。

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クリスマス

 今日はクリスマス。そこで今日は、クリスマスにちなんだ話を一つご紹介したいと思います。


 その先生は小学5年生の担任をしていました。先生には、クラスにどうしても好きになれない児童がひとりいました。その少年は不潔でだらしなく、成績も悪く、友達もいない・・・そんな子で、どうしても愛することができなかったそうです。

 そしてある時、その生徒の1年生からの記録・評価が目にとまります。

 1年生時「活発で人気者。人にやさしく、勉強もよくできます。」

 2年生時「母親が病気で、世話のため学校に遅刻するようになる。明るさもなくなってきた。」

 3年生時「母親の病気が重くなり、疲れて教室で居眠りするようになる。母親が亡くなり、授業に全く興味を示さなくなっている。」

 4年生時「父親がアルコール依存症となり、暴力を振るわれている様子。友達もいなくなってしまったようだ。」

 先生は愕然とします。ダメと決めつけていた生徒が突然、悲しみや苦しみに耐えて生きている生身の人間、やさしさで包んでくれる保護者のいないまだ小さな人間として目の前に立ち現われたのです。

 クリスマスが近づいたある日、クラスのみんながプレゼントを持ち寄りました。少年の持ってきた袋には、切れたネックスレスと半分くらいに減った香水の瓶が入っていました。笑う生徒もいましたが先生はたしなめ、香水を手につけました。そしてその日の夕方、少年は先生のところへやって来てこう言います。「先生、先生の匂いは、僕のお母さんの匂いと一緒だったよ」と。

 そう、少年のプレゼントは母親の形見だったのです。生徒が全て帰った後、先生は1人教室に残り、泣き崩れました。それ以来、先生は少年を懸命に勇気づけ、勉強にもついていけるように教えました。

 担任ではなくなりましたが、小学校を卒業する時に少年から手紙をもらいます。「先生は僕のお母さんのようです。そして今まで出会った中で一番素晴らしい先生です。」

 そして6年後、また手紙が届きます。「明日は高校の卒業式です。僕は五年生で先生に担任してもらって、とても幸せでした。おかげで奨学金をもらって、医学部に進学することができます。先生は、今まで出会った中で一番素晴らしい先生です。」

 数年後、また手紙が届きます。そこには医者になれることが記され、「僕はよく五年生のときの先生を思い出します。あのまま駄目になってしまう僕を救ってくださった先生を神様のように感じます。僕にとって、最高の先生は五年生の時に担任して下さった先生です。」

 そしてしばらくして今度は結婚式の招待状が届きます。カードには「母の席に座って下さい」と書き添えられていました。

 式の檀上で新郎は隣に座る先生に「先生、先生はこんな私でも、社会に何か貢献できることを教えてくださいました。本当にありがとうございました。」とささやきます。それを聞いた先生はこう言います。「あなたは間違っているわ・・・あなたこそが・・・ 私に・・・何か社会に貢献できることを教えてくれたのよ。あなたに出会ってから、あなたに教わったから・・・真の教師になれたのよ。本当にありがとう。」


 あなたに出会えて良かった。メリー・クリスマス!

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コンコルドの誤謬

 超音速旅客機コンコルドは、ブリティッシュエアウェイズとエールフランスが鳴り物入りで開発に着手しました。しかし開発開始直後から、さまざまな問題点が出てきました。

 それは例えば、

・離発着できる空港は限られており、運行路線に制約があった
・空気抵抗を減らすため、客室の天井を傾斜面にする必要があった
・搭乗スペースが狭くて収容人数が少なかったことから、全席ファーストクラスにしたうえコンコルド料金を設定する必要があった
・衝撃波の問題から、超音速飛行できるのは海上だけだった

 などなど。それにもかかわらず、2社は開発を続け、就航にこぎつけました。そして、現在同機が空を飛んでいないことは、みなさんご存じの通りです。

 開発スタート直後に問題が見え始めたとき、2社はどんな対応をするのが正しかったのでしょうか。それは言うまでもなく、「問題の原因を調査し、それが商業展開上致命的であれば開発を中止する」ということです。ただ論理的にそれが正しいと分かっていても、一度投資した費用が無駄になる(=埋没してしまう)のが惜しくなり、つい「もう少しやってみれば、問題が解決するかもしれない」という意思決定をしてしまうのが人間です。

 コンコルドの場合も、おそらく商業的な成功が危ういことは見えていたのではないかと思います。しかし、会社上層部の「あと少しやってみる」メンタリティに加え、強大な航空2社間のライバル意識のようなことも作用したのでしょうか、結局開発は中止されませんでした。

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失敗を楽しむ

 毎年、世界中の大企業の経営者、大統領や首相などの政治指導者、選ばれた知識人やジャーナリストらが招かれる「世界経済フォーラム」は、開催地の知名をとって通称「ダボス会議」と呼ばれます。

 このフォーラムを主催するのがクラウス・シュワブという人物で、彼が設立した「シュワブ財団」は毎年、「世界で最も傑出した社会起業家」を選出しており、2000年に日本人でただ一人選ばれたのが古野隆雄氏です。

 失礼ながらあまり聞かない名前かもしれませんが、氏は農薬を使わない米作りに取りくみ、「アイガモ農法」を確立した農家です。

 田んぼに放し飼いにした合鴨は雑草や害虫を食べつくし、さらにそのふんが稲の肥料となり、田んぼの中に生態系を作り、その力を利用して米を作るというものです。農薬を使わない大規模農法は膨大な手間とコストがかかる、その常識を覆した古野氏の農法は世界でも広がりを見せています。


 農業は、自分ではコントロールできない自然と向き合わなければなりません。古野氏のやり方は、自然と戦わないこと。自然が持っている本来の力を利用するというやり方です。

 「先入観」や「常識」を疑い、自分で試してみる。この技術を確立するまでに、幾度も幾度も失敗し、試行錯誤を繰り返したそうです。大抵の人は失敗すると落ち込みますが、古野氏は失敗しても「新しいことを試している」こと自体に喜びを感じると言います。


 この話はNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介されたものですが、当時キャスターを務めていた茂木健一郎氏は古野氏のことを「楽天的に失敗できる人」と評しました。そして次のような話を紹介しています。


「逆境にある時や恵まれない時には、その時なりにやるべきことがある。

 干ばつの時の植物は、いざというときに備えた活動をしている。地上で派手に葉を茂らせたり、枝を伸ばしたり花を咲かせる、といった活動はできなくても、地下の見えないところで根を張っている。

 その時に何をやるかで、いざ雨が降った時にそれを生かすことができるかどうか変わってくる。」


「新しいことにチャレンジすればするほど、そう簡単に成功なんかしない。

 失敗を楽しめないと新しいことにチャレンジできない。

 100やって99失敗するという世界もある。99の失敗を楽しめるというメンタリティーがあれば、怖いものなどない。」

 上記の話は、成功とは百萬遍の失敗の上に成り立つという一つの実例です。失敗すると落胆し、後悔ばかりで前向きな姿勢というものを取りにくいものですが、「上手くいっていない時に何をすべきか」これは非常に重要な事だと思います。

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冬 至

 寒さが厳しくなってきましたが、本日は冬が至ると書く「冬至」。「冬至」は一年中で昼が一番短く、夜が一番長くなる日ですが、この日を境に太陽が出ている時間が次第に長くなることから『一陽来復』(いちようらいふく)、「陰極まって陽に転ず日」と言われています。

 辛いことや悪いことが終わり幸運がやって来る、すなわち、冬が去って春が訪れることを告げる日となります。

 日本では、冬至に「ゆず湯」へ浸かる風習があります。「ゆず湯」には、風邪を防いで皮膚をすべすべにする効果がありますが、なぜ冬至にわざわざ「ゆず湯」なのでしょうか。不思議に思いますが、これは湯治(とうじ=お湯に浸かり病を治す)にかけているためで、柚子(ゆず)は融通(ゆうずう)が利くようにとの願いが込められているそうです。

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創作四字熟語

 今日は「冬至」です。冬至は年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日。ずっと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事過ぎ去り、太陽のよみがえりを祝う日でした。

 異教徒の習俗を巧みに取り入れてきたキリスト教において、クリスマスの本来の起源もこの冬至祭にあると聞きます。

 

 ところで、住友生命保険が先日、毎年恒例となっている「創作四字熟語」の優秀・入選作を発表しましたのでそのいくつかをご紹介したいと思います。


 『日本低円』にほんていえん(日本庭園)

   一時121円台半ばまで円下落、7年4カ月ぶり円安水準


 『鮨屋会談』すしやかいだん(四谷怪談)

   銀座の高級すし店「すきやばし次郎」で日米首脳会談


 『危草千害』きそうせんがい(奇想天外)

   危険ドラッグ吸引後の暴走事故相次ぐ


 『蚊無安全』かないあんぜん(家内安全)

   蚊を媒体にしたデング熱の感染広がる


 『五八至十』ごはしじゅう(五八四十)

   消費税が5%から8%に。そして10%へ
 


 今年起こった出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いで感心させられます。

http://cam.sumitomolife.co.jp/jukugo/2014/yusyu.html

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風邪などをこじらせない工夫

 今年もいよいよ押し迫り、さぞかしお忙しい事と存じます。年の瀬は仕事や会合に追われ、体調を崩しがちになりまので特に体調管理には気をつけなければなりませんが。先日、風邪などをこじらせないためにどんな工夫をしているかというアンケート調査を目にしました。

 1位は、「お茶でうがいをする」となっていましたが、日本茶や紅茶には抗菌、免疫活性作用があるとされる「カテキン」が含まれており、うがい薬代わりに利用するとノドの痛みが軽くなるという声が多くあります。

 2位は「ショウガ湯を飲む」で、ショウガは発汗を促して熱を下げ、血行や消化を促進するジンジェロールを含み、古くから洋の東西を問わず民間薬として重宝されてきました。

 また、4位の「くず湯」も風邪のひき始めの一服に適しており、くずは漢方の風邪薬「葛根湯(かっこんとう)」の成分の一つで解熱作用があります。ちなみに、1位から5位は以下のようになっていました。

 1位 お茶でうがいをする(出来るだけ濃く入れた熱いお茶がベター)
 2位 ショウガ湯を飲む (熱いお茶にショウガのおろし汁をたくさん入れる)
 3位 卵酒を飲む
 4位 くず湯を飲む
 5位 薄い食塩水で鼻のうがいをする

 何かと忙しい年末ですが、皆様も風邪などお気をつけ下さい。

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結 露

 この時期、窓や窓枠に結露(けつろ)が出来やすくなります。カビの原因ともなるので早めに手を打つ必要があります。


1.あさは3分でも5分でも窓を開けて換気すると結露が少なくなる

2.寝る前に新聞紙を貼り付けておくと水分を吸収し、翌朝その新聞紙でガラスをふけば掃除にもなる

3.中性洗剤を溶かしたものをぞうきんに付けて窓ガラスをふくと少なくなる

4.洗濯物を部屋の中に干さない

5.押し入れのふすまは少し開けておく

6.市販の結露防止スプレーをかけると2週間くらいの効果がある

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三 策

 「策には三策あり」とは、ある企業経営者が語った言葉で、次ぎのように説明しています。

 「すべての計画には最低三つの策(計画)を樹立すべきである。世間には、よく『万策つきた』という人がいる。実は万策でなく、単に一策の計画のみの場合が多い。」

 ちなみに三策とは、最良の策、次善の策、そしてもう一つは撤退策ということも考えられます。

 また、三策も考えるのは大変だという人にはよくたとえ話をしたそうです。

 「ピクニックに行く時と同じですよ。天気の場合、雨の場合、空模様の怪しい場合、それぞれの支度を考えるでしょう。どうして、そうしないのですか」と。

 確かにその通りではありますが、たやすいことではありません。「策には三策あり」と関連して「果報は練って待て」という言葉があります。「果報は寝て待て」というのは昔だから通用したこと。今や三策をよく練っておいてようやく幸運が到来するというものです。

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今年の十大ニュース

 次から次へと事件や事故、災害が相次ぎ、新聞やテレビでは毎日たくさんのニュースが報じられています。そういったニュースが多いため、ほんの数か月前に起こった出来事も数年前の事のように感じられるときさえあります。

 ところで、毎年恒例ではありますが、在京の新聞と通信社8社の社会部長が選ぶ「今年の十大ニュース」が発表されていますのでご紹介したいと思います。改めて今年はこういう年だったことが思い起こされます。


1)集団的自衛権の行使容認を閣議決定

2)御嶽山噴火や広島の豪雨など自然災害相次ぐ

3)消費税8%スタート、景気足踏みで再引き上げは延期

4)衆院選で自公大勝、解散前に「政治とカネ」で女性2閣僚辞任も

5)袴田事件で再審開始決定、48年ぶり釈放

6)青色LEDで日本人3氏がノーベル物理学賞

7)STAP細胞論文に改ざんなど不正

8)朝日新聞が「吉田調書」、慰安婦記事の一部取り消し、社長が辞任

9)危険ドラッグの事件事故が激増、規制強化

10)朴槿恵韓国大統領めぐる報道で産経新聞の前ソウル支局長起訴



 その他、番外として「ソチ五輪での羽生選手が金、全米テニスでの錦織選手の準優勝」、「高倉健さん、菅原文太さん逝く」が選ばれています。

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リニア中央新幹線

 結婚式のスピーチなどでは「本日はお日柄も良く」と言われますが、この場合の「お日柄」は主に、何事をするにも吉日とされる「大安」を指しています。

 勝負事、あるいは行事や儀式を執り行う際、縁起を担ぐ人は少なくありませんが、人事を尽くすのは当たり前として、なおかつ結果がよくなるよう良い日を選びたいというのは人として自然な心情です。

 JR東海がリニア中央新幹線の着工を本日12月17日の「大安」の日に行うのも、そうした機微があったのかもしれません。

 中央新幹線構想は1973年の基本計画策定から41年が経ちますが、ようやく2027年の東京(品川)─名古屋間の開業を目指して槌音が響きます。

 リニア中央新幹線はJR東海が全額負担する単独事業で、総工費(現時点での見積もり)は約5兆5千億円。大阪までの延伸分を含めれば9兆円に達する巨大プロジェクトです。

 
 品川─名古屋間の約86%はトンネルで、工費としては1キロあたり200億円と見積もられていますが、東京中央環状線や地下鉄などで実際かかった工費よりもかなり低く見積もられており、最終的な総工費はさらに膨らむ公算大です。

 その他、生産や消費、雇用などの面で大きな経済波及効果が見込まれるばかりでなく、リニア技術の世界展開も視野に入ります。

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睡眠不足だと太る?

 何かと忙しい年末、睡眠不足の方もいらっしゃることかと思います。


            =睡眠不足だと太る?=


 以前、米国のスタンフォード大学とシカゴ大学の研究チームが、「睡眠不足だと食欲が増えて太る傾向があるのは、食欲を高めるホルモンの分泌が増える一方、エネルギー消費を促すホルモンが減るのが原因である」とする調査結果を発表していました。


 これまで、睡眠時間と食欲ホルモンの相関関係は動物実験では分かっていましたが、人間で実証されたのは初めてです。20台前半の健康な男性12人を対象に、睡眠時間が2日連続で1日4時間の場合と9時間の場合を比較したところ、4時間だと主に胃から分泌され、食欲を高める「グレリン」の血中濃度が平均28%増える一方、エネルギー消費を促す「レプチン」が18%減少。実際に全員が強い食欲を訴えたそうです。


 また、別の調査では、1日の睡眠時間が常に5時間の集団は、8時間の集団に比べ、グレリンが平均14.9%多く、レプチンが15.5%少ないと判明しています。


 「睡眠不足だと太る」というのは、どうやら本当のようであり、メタボリック予防のためにも出来れば十分な睡眠を心掛けたいものです。


 ちなみに、『メタボリックシンドローム』とは、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を言い、治療の対象として考えられるようになっています。肥満症や高血圧・高脂血症・糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、肥満、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因であることが分かってきたことが、その背景にあります。

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世知辛い

 「世知辛い」の「世知」は、元は「世俗の知恵」の意味で、そこから「世渡りの才」「勘定高い」といった意味でも用いられるようになったそうです。

 「世知辛い」は本来「勘定高くて抜け目がない」ことを指しますが、「勘定高い人が多い世の中は暮らしにくい」という意味で使われます。


 ところで、年末が近づきますと詐欺や悪徳商法の被害が増加します。

 大雪が降れば、高齢者を狙って1回数万から数十万円請求する雪かきの押し売りが現われたりします。

 「あなただけ、今だけ、ここだけ」の常套句で誘ういわゆる「うまい話」は要注意で、人の不安心理につけこむ手口も詐欺の常道です。

 暮れが近づくにつれてこのような世知辛い話題が増えてきますが、周囲に関して無関心でいずに、家族の絆と地域とのつながりを強めることが一番の防犯です。

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パワータイ

 重要なイベントやスピーチの際、アメリカの大統領は好んで赤いネクタイを着用します。この赤のネクタイは、いわゆる「勝負タイ」とも言うべきもので、アメリカでは「パワータイ」と呼ばれています。

 1960年のケネディとニクソンによる大統領選挙の際、テレビ討論直前の世論調査ではニクソンの支持率がケネディよりも高かったのですが、このテレビ討論で好印象を残したことがケネディの逆転勝利に結びついたことは有名な話で、その理由はケネディの服装にあったといわれています。

 それ以来、「沈着」をイメージさせる濃い紺色のスーツに、「清潔感」や「上品さ」をイメージさせる白あるいは薄いブルーのシャツ、そして「情熱」を感じさせる赤いネクタイといったスタイルが歴代大統領の「勝負服」となっています。

 色彩心理学という言葉がありますが、人間が受ける印象は色それぞれに特有のものがあるとされています。

 たとえば「青」から受ける印象は「冷静さ」「誠実さ」「理性」などであり、「赤」は「情熱」や「活気」など、「黄色」からは「親しみ」や「快活さ」、「希望」などを感じると言われます。

 今回の衆院選でも、候補者は色の持つ効果を利用して有権者にアピールしています。

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今年の漢字

 今の時期は来年のことよりも、今年を振り返るような話題が多いのですが、昨日発表された「今年の漢字」もその一つです。

 「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が募集し、一番多くの票を集めた漢字を、その年を表す世相漢字として発表する年末の恒例行事。今年は16万7613票の応募の中から最多の8679票(5.18%)を集めた「税」が選ばれました。

 いわずと知れた消費増税の「税」で、2位はテニス全米オープンでの熱狂やエボラ出血熱の「熱」、3位には音楽ゴーストライターやSTAP細胞、号泣会見などに共通する「嘘」が続きました。

 清水寺の貫主(かんす)によって大きく揮毫(きごう)された「税」の一字は、奥の院のご本尊・千手観世音菩薩に奉納され、清められるそうです。


 そして本日13日は新しい年を迎える準備を始める「正月事始め」。千葉県の成田山新勝寺では恒例の「煤(すす)払い」が行われます。

 煤払いは、歳神様をお迎えするために一年分の汚れを落とし、その年の厄祓いを行う神事で、この日は「煤取(すすとり)節句」とも言われます。正月飾りに使う松を山から切ってくる「松迎え」も本来は13日に行われます。

 またこの日は、華やかな色紋付の祇園の舞妓さんが芸事の師匠にあいさつして回る日でもあります。今年も無事にお正月の準備を出来ることを感謝する意味と来年のお願いを込め、「おめでとうさんどす。どうぞ相変わりませずおたのもうします」と。

 この時期は、今年ついた煤を落とし、諸々の準備で忙しく動きながらも、しばらく連絡の途絶えている恩人のことをふと思ったりします。


  「事始 忘れし恩のおもはるる」 松瀬 青々

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マグニチュードと震度

 時折発生する地震の揺れにドキッとしますが、その地震が起きますとニュース速報等で『マグニチュード』とか『震度』といった言葉が出てきます。

 『一体、マグニチュードと震度はどう違うの?』と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。


 結論から申し上げますと、地震が起きた場所(震源)のゆれかたの大きさが「マグニチュード」で、震源から離れた、それぞれの場所でのゆれかたの強さを、いくつかの階級に分けて表したのが「震度」です。


 例えば、電灯は60ワットでも100ワットでも、そばだと明るいですが、どっちも離れますとだんだん暗くなります。この明るさの度合いをルクス(照度)と言いますが、これと同じように地震も起きた場所(震源)はものすごく揺れますが、そこから遠くなりますと揺れ方はだんだんと小さくなっていきます。


 この震源から離れた場所での揺れた度合いが「震度」であり、それに対して地震自体の揺れ方の大きさが「マグニチュード」という訳です。

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高島易断

 「夕暮迫れば、灯(あかり)がともり、文明開化の色を見る」

 明治5年、日本で初めてガス灯が燈った横浜に大勢の見物人がやってきたそうです。日本初のガス会社を興しガス灯を設置したのが高島嘉右衛門(たかしまかえもん)です。現在でも横浜の馬車道で、当時の型を復元した街灯を見ることができます。

 高島は、他にもセメント会社を興し、石炭会社を経営、水道事業等にも関わるなど明治期を代表する実業家の一人で、東京・横浜間の鉄道敷設を計画し、路線短縮のため海の埋め立てを実行、その所産が現在の横浜市営地下鉄高島町駅や高速鉄道みなとみらい線新高島駅の駅名に残ります。

 高島嘉右衛門が豪商になる前、若くして家業の材木商を継いだ頃の話ですが、ある時、幼少の頃に身につけた易占いで大地震の発生を予言し、大量の材木の買い入れに動きます。間もなく起こった大地震が「安政の大地震」で、江戸の町は倒壊と火災とで甚大な被害を被りましたが、その復興事業で高島は巨利を手にします。

 高島の名は実業家としても名を残していますが、それよりさらに有名で皆様もよくご存じの業績を残しています。

 復興事業で大金を手にした後、一転して巨額の負債を背負ってしまうのですが、横浜で商売をしている時に外国人との取引で国内と国外の金と銀の交換比率の違いに気づき、それを利用して利益を得、負債を完済します。今でいうところの為替のディーリングで、このやり方が当時のご禁制であったため入獄。獄中の数年間と出所後は易学の修養に励みました。

 高島の占いの的中率は高く、大久保利通や西郷隆盛、山県有朋、大隈重信、伊藤博文ら時の政府高官にも指南する易占の大家となってゆき、伊藤博文の死期については、暗殺であることや暗殺者の名前まで予見したとされています。

 新年を控えたこの時期、本屋には来年の暦として高島易断が並びますが、その高島易断を創始したのが高島嘉右衛門で、「易聖」と言われた高島呑象(どんしょう)その人です。

 ちなみに呑象(どんしょう)の名は、勝海舟から号をつけたらどうかと勧められ際に、「どうしよう」の語呂合わせから付けられたとの話が残っています。

 尚、昭和31年に呑象の御子息が寄稿した文には、世の中に数多く存在する「高島」を名乗るすべての団体や易者は、高島呑象の門下でも縁故の者でもなく、当家とは関わりはないと記されています。

 また、営業を妨害するつもりはありませんがと断った上で、「高島易断を謳って当家又は当家縁類の者であるかの如く、又、亡父門下生であるかの如く社会一般に於いて信じられ居る事は迷惑至極で御座います」としています。

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ストセラー

 出版流通大手の日本出版販売(日販)とトーハンが2014年(13年12月~14年11月)のベストセラーを発表しましたので総合トップ3をご紹介させていただきます。※カッコは著者。


【日販】

  1位 長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい(槙孝子、鬼木豊)

  2位 人生はニャンとかなる!(水野敦也、長沼直樹)

  3位 銀翼のイカロス(池井戸潤)

http://www.nippan.co.jp/news/2014%e5%b9%b4%e3%80%80%e5%b9%b4%e9%96%93%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%bb%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%92%e7%99%ba%e8%a1%a8%e7%b7%8f%e5%90%88%e7%ac%ac1%e4%bd%8d%e3%81%af%e3%80%8e%e9%95%b7%e7%94%9f/


【トーハン】

  1位 長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい(槙孝子、鬼木豊)

 
  2位 忍耐の法「常識」を逆転させる為に(大川隆法)

  3位 人生はニャンとかなる!(水野敦也、長沼直樹)


 ちなみに、オンライン書店最大手アマゾン・ドット・コムの年間ベストセラーの上位(和書総合)は下記にようになっていおり、上記とはやや趣が異なります。

http://www.tohan.jp/whatsnew/topic/2014_18/


【アマゾン】

 1位 嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見一郎)

 2位 永遠の0(百田尚樹)

 3位 まんがでわかる 7つの習慣(フランクリン・コヴィー・ジャパン)

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ブ リ

 師走の魚と書いて「鰤」(ブリ)。旬は脂が乗る冬であり、この時期のブリは「寒ブリ」と呼ばれます。


 日本では昔、武士や学者などは成人して元服すると、幼名とは違った名を名乗りましたが、魚も成長すると風味が変わるので、呼び名が変わる魚があります。これが『出世魚』で、子供の成長や知人の栄進を祝福する時、この出世魚を贈呈することがあります。


 その代表が「ブリ」です。地域によって呼び名が変わりますが、関東では大きくなるにつれて「ワカシ」、「イナダ」、「ワラサ」と名が変わり、「ブリ」になると体長が1メートルにも達します。東京周辺では、養殖物を無条件に関西の若魚の呼び名であるハマチと呼ぶことも多くあります。


 関西では「モジャコ」、「ワカナ」、「ツバス」、「ハマチ」、「メジロ」、「ブリ」と呼ぶところが多いようです。

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ダイコン

 鍋物やおでん、ぶり大根、ふろふき大根・・・等々、寒い時期に体を温めるのにもってこいの食材「ダイコン」の出番が増える季節となりました。

 様々な品種のダイコンがありますが、最も多いのが葉のついている首の部分が緑色をした「青首大根」。葉に近い部分は硬いですが甘みがあるので細切りにしてサラダにすると美味しく、真ん中の部分は軟らかく煮物などに向きます。

 先端は辛みが強く軟らかいので、おろして食べるのが良いようです。尻尾の部分にクレンザー(洗剤)をつけて、ステンレスのシンクや包丁を洗うと傷がつかずピカピカになります。

 消化酵素のアミラーゼを含みビタミンCも豊富。昔から風邪を引いたときに食べるとよいとされてきました。もっとも、酵素は熱に弱いため効果を最大限に生かすためには生で食べます。葉もカロテンやビタミンC、カルシウム、食物繊維などを多く含んでいます。

 ちなみに、葉がついたものを買ったときには、すぐに葉を切り離すことが重要だそうです。そのままにしておくと葉が根の養分を吸い取ってしまうからです。

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カ キ

 気温が下がりますと鍋物を食べる機会が増えてまいります。

 今が旬の牡蠣(カキ)は鍋物の定番の具材の一つですが、「生食用」と「加熱用」の違いを御存じでしょうか?

 鮮度の違いと思っている人も多いようですが、実際には鮮度とは関係がなく、養殖している海域によって区別されています。

 生活排水や工業廃水が流れ込まず、かつ水質検査など各種検査を行い、特定の物質が規定量以下で安全性が高いと保健所が指定した海域で養殖したものが「生食用」となります。それ以外の海域で獲れたものが「加熱用」となります。

 牡蠣は毎日300リットルの海水を取り込み、ろ過して成分を吸収し成長します。それゆえ、沖合のキレイな海で育った生食用の牡蠣よりも、山や河川から流れ込む栄養分やプランクトンが豊富な河口や湾内で育った加熱用の牡蠣の方が旨み成分が多く味が濃いとも言われます。

 生食用の牡蠣は水揚げ後、2~3日かけて紫外線殺菌海水で洗浄し、牡蠣に含まれた菌を除去してから出荷されます。この処理があることによって身が痩せたり、旨み成分を減らしてしまう可能性があります。

 一方の加熱用の牡蠣は、加熱調理(中心温度が85度で1分以上の加熱)によって菌やウイルスを除去することを前提にしており、水揚げして殻を?いて、滅菌海水で洗った程度で出荷されます。従いまして、水揚げしたばかりの状態により近いのは加熱用の牡蠣ということになります。

 また、牡蠣などの二枚貝はかなりの確率でノロウイルスを保有しています。牡蠣による食あたりのほとんどはこのノロウイルスが原因です。でありますから、加熱殺菌を前提としている加熱用の牡蠣を生で食べてはいけません。

 「生食用」と「加熱用」は、それぞれの用途で安全に美味しく食べるための区別ですので、調理に合わせて選びたいものです。

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子供の名前ランキング

 名付けの傾向はその時の世相や時代の気分を反映するとともに、メディアに取り上げられることが多かった著名人の名前も命名に影響します。

 2014年生まれの子供の名前の調査結果を発表した明治安田生命保険は、今年の名付けの傾向から、男の子、女の子ともに「明るくいきいきと、太陽のように周囲を元気にできる人に育ってほしい」という想いが込められた「陽」の字が人気だとしています。

 ちなみに、2014年生まれの子供の名前(表記)ベスト5は下記のようになっています。※カッコ内は読み方。


 <男の子>

   1位 蓮 (レン)

   2位 大翔(ヒロト、ダイト、ハルト、ヤマト) 

   3位 陽向(ヒナタ、ハルタ)

   4位 陽太(ヒナタ、ヨウタ、ハルタ)

   5位 悠真(ユウマ、ハルマ)  


 <女の子>

   1位 陽菜(ヒナ、ヒナタ、ハナ、ハルナ)

   2位 凛 (リン)

   3位 結菜(ユナ、ユイナ、ユウナ)

   4位 葵 (アオイ)

   5位 結愛(ユア、ユイナ、ユナ、ユメ)



 尚、男の子は干支にちなんで「馬」がつく漢字が人気で、女の子は漢字一文字の名前が目立つそうです。

http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html

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木守柿

 

都会で見かけることはほとんどありませんが、昔は庭先に柿の木を植える家が多く、農村では一軒に少なくても一本の柿の木が植えられていました。

 昔は、柿の木にも霊魂が宿っていると考えられていたことや、柿の木は折れやすいこと、そして子どもが木登りをして落ちて怪我しないようにと、戒めの意味で「柿の木から落ちたら三年しか生きられない」と言われたそうです。

 柿の木のそばには実をもぐための竹竿などがありましたが、それでもやはり、たわわに実った柿の木は子ども達にとりましては格好の木登りの対象でした。

 柿の木を見ますと、子ども達が周りで遊んでいただろう頃のことを思い浮かべたりしますが、そんな地方の農村の風景も現在は高齢化が進み、実をもいで食べる人もおらず、たくさんの柿の実がすずなりとなって枝がたわんでいます。

 ところで、柿の実は最後の一つあるいは数個を必ず残し、全部もいではいけないという「木守柿(きもりがき)」の風習があります。理由は、自然の恵みを人間が独占するのではなく鳥などに残しておくため、さらには柿の霊が再生し翌年もたくさん実を結んでくれることを霊界の使いである烏に託すためであったと言われます。

 自然へのいたわりと畏敬。一つだけ残った柿の実があたかも木を守っているかのように見えたものです。

 与えられた恵みに感謝し、他者へもその恵みを残しておくことは、巡りめぐって自分のためでもあるということです。

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午前中

 米国国務長官も務めたコーリン・パウエル氏は、湾岸戦争当時、米国軍制服組トップの統合参謀本部議長として、その手腕を高く評価された人物です。そのパウエル氏は自分の信条を「14か条のルール」として次のように述べておりますのでご紹介いたします。


第1条 世の中、まんざら捨てたものではない。
     特に、物事を前向きに考えるなら午前中である。

第2条 何でも我を忘れてやれば、必ず克服できる。

第3条 自分の立場と自尊心を混同するな。

第4条 やって出来ないことはない。

第5条 何でも注意深く選択せよ。

第6条 いい方向に向かっている時には、それに水を差すようなことを
     必ず言うやつがいるが、まどわされるな。

第7条 他人の運命を決めることはできないのだから、
     自分の運命を他人に任せることはない。

第8条 小さなことも見過ごすな。

第9条 成果は仲間と分かち合え。

第10条 いつも冷静で親切であれ。

第11条 ビジョンを持ち、その実現には貪欲であれ。

第12条 自分の心に巣くう恐怖心や他人の否定的見解にたじろぐな。

第13条 常に楽観的であることは、自分の力を倍増する。

第14条 よい行いは必ず人の目に触れる。


 謂わんとするところは分かり易く、決して新しいことを言っているわけではありませんが、人生訓としても輝きを放っています。

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千両ミカン

 落語にはお金を題材にした噺がたくさんあるのですが、桂枝雀師匠の「高津の富」(高津の富=現在の宝くじ)は次のような枕で始まります。

 「お金は天下の回りもの。回りものと言いますからどこへでも回っていくのかと思いますとそれが違うのだそうです。回る道が決まっているのでございます。ルートがあるわけでございますね。・・ですからその道のニアバイ(すぐ近く)にいる人には回ってまいりますが、ファーラウェイ(遠く)にいる者には生涯かかっても回ってこんというのがお金というもんやそうでございます。

 お金というものは淋しがり屋やそうでございますね。あまり強いもんではございません。そりゃそうでしょう。わしゃ一番の大将やと威張っているあの一万円札でもなかなか独り立ちはできないのでございます。一枚では立てません。ですから例え2、3枚の一万円札を懐にしましたところでそれは仕方がないのでございます。1枚や2枚では淋しいのでございます。もっと仲間のたくさんいるところへ、飛んで行こう、飛んで行こう。お金は、あるところへ、あるところへとどんどん集まるようにできているのでございます。」

 と、こんな感じです。お金は淋しがり屋で、大事にしてくれるところ、仲間がたくさんいるところへ集まるもので、その道筋にいない者には回ってこない・・・たしかにその通りなのかもしれません。


 「千両ミカン」という落語もお金にまつわるお話です。

 ある大店(おおだな)の若旦那が日増しに衰えていくので、理由を尋ねてみるとどうしてもミカンが食べたいとのこと。若旦那の身を案じた番頭が方々を探すのですが、あいにく真夏のことでありましたのでミカンはなかなか見つかりません。

 やっとの思いで取り置きがあるというミカン問屋にたどり着くと、提示された金額が1個千両。理由を問えば、夏場でもミカンを出せるよう、ミカン問屋の意地にかけて大量のミカンをとっておくのだが、それでもほとんど腐ってしまう年もあるそうで、腐ったミカンの山の中から1個だけ見つかったこのミカンは、千両の価値があるのだとか。

 店に戻った番頭が大旦那に相談すると、問屋の心意気に感じ入り、番頭に千両箱を持たせ1個のミカン買いに行かせます。こうして手に入れたミカンを、格別の感慨もなく10房のうち7房を食べた若旦那は、残りの3房を「おとっつあんとおっかさん、それにお前で食べておくれ」と番頭に渡します。

 ミカン3房を手にした番頭は考えます。1個千両なら、1房で百両、とすると今手にしているのは3百両になる。これだけあれば一生楽に暮らせると思った番頭は出奔してしまったそうです。

 1房百両で購入したミカンかもしれませんが、その金額で買ってくれる人がいなければ百両を手にすることはできません。しかも時が経てばミカンは腐ってしまいます。いつまでも価値が変わらないと思ってしまったこの番頭さん、我々にとりましても示唆に富むお話です。

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卵と玉子

 「卵」と「玉子」の違いって、御存じですか?

 「卵」とは、鳥類、魚類、爬虫類、昆虫類などが子孫を残すために生んだモノを指します。そしてその「卵」を人間が収穫、取捨選択して、食べられると判断したモノ、食品と認定されたモノが「玉子」になります。ですから、ゴキブリの卵はあっても、ゴキブリの玉子はありません。

 街中で「おいしい卵料理」と言う看板を掲げているお店がありますが、私に言わせると「何を売っているの?」と言う感じです。(卵と玉子の違いについて、別説もありますけど)。

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平均車齢

 人の高齢化が進んでいますが、乗用車の「平均車齢」も8年を超え、平均使用年数は12.5年となっています。


 「平均車齢」とは、自動車が新規登録されてからの平均経過年数で、人間の平均年齢に相当します。その「車の平均年齢」(軽自動車を除く)が8.07年(13年3月末)と初めて8年を超え、高齢化が進んでいます。

 乗用車の平均車齢は、1975年が3.30年。バブル期の1989年は4.75年、その後、2001年に6.04年、2010年に7.56年と高齢化が進んでいます。


 また、自動車の平均使用年数(軽自動車を除く)も12.58年と調査が開始された1974年以降で最長。自動車が新車登録されてから抹消されるまでのいわゆる「車の平均寿命」と言えますが、その平均寿命が12年を突破したのは初めてとなります。乗用車の平均使用年数は1975年に6.72年でしたので、急速に長期化しています。

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