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2016年8月

APECブルー

 中国には「APECブルー」という言葉があります。

 2014年に北京でアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議が開催された際に、広範囲にわたり工場の操業を停止し、車両の通行を規制したりで、APEC開催期間中は北京に見事な青空が広がりました。

 2008年の北京五輪で成功して以降、中国で開催される国際的なイベントでは慣例となっている青空工作です。

 青空はその時のみで、APECが閉幕するとすぐに北京の空は大気汚染で元の鉛色に戻ったのは言うまでもありません。それ以来、「素晴らしいが、すぐに消えてしまう」ことの例えとして「APECブルー」が使われるようになりました。

 来週9月4日~5日には、中国東部の浙江省杭州において主要20か国の首脳らが出席するG20サミットが開催されます。

 杭州および周辺数百キロの範囲ですでに工場の操業は停止、杭州市への車の乗り入れ制限され、商店やマーケットなども次々閉鎖、仕事も学校も休みに
してサミット開催中は杭州から出るよう旅行券を配布、見苦しい古い住宅は強制的に取り壊すなど準備に余念がありません。

 G20杭州サミットはホストである習近平国家主席の晴れの舞台です。また、江蘇省は習氏がかつてトップを務めた地元であり、当局は威信をかけてその時かぎりのキレイな街とキレイな青空「G20ブルー」を現出させるつもりです。

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名 言(4)

      辛いという字がある。

      もう少しで、幸せになれそうな字である


                 星野 富弘(詩人)

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モロヘイヤ

 夏野菜といえば、トマト、キュウリ、ナスなどが思い浮かびますが、葉物野菜が不足しがちなこの時期に出回るモロヘイヤも夏野菜の一つです。

 昔はあまり聞かなかった野菜ですが、それもそのはずで日本で流通するようになったのは1980年代になってからです。

 北アフリカ原産のモロヘイヤは、ビタミン類や食物繊維に富み、老化の原因となる活性酸素の働きを抑えたり、眼精疲労に効果があるビタミンAに変化するベータカロテンの含有量は、野菜全体の中でもトップクラス。モロヘイヤのあのヌメリは、オクラや山芋と同じムチンという成分で、免疫力を高めたり、疲労回復に効果があるとされています。

 モロヘイヤが日本に入ってきて歴史は浅いですが、その栄養価の高さゆえにあっという間にメジャーな野菜の一つとなりました。

 ちなみに、モロヘイヤは「王様の野菜」とも言われます。古代エジプトの王が重い病気にかかり、モロヘイヤのスープを飲んで治したとされ、「王様だけのもの」という意味のアラビア語が「モロヘイヤ」の語源だそうです。

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名 言(3)

  本当に苦しんでいる人に言うのも失礼かもしれないが、

  苦しい時こそチャンス。

  研究費がたくさんある時もいい研究ができるが、

  逆に切羽詰まって「これしかない」という時にいいものが生まれる。

  (日本人には)ピンチをチャンスに変える素地がたくさんあると思う。

  (若い世代の中には)一生懸命やらず、途中でやめてしまっている人もいる。

  一生懸命やってもだめな場合はあるが、やめてしまっては何も生まれない。

                  田中 耕一(2002年ノーベル化学賞)

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名 言(2)

   父と母で二人 父と母の両親で四人

   そのまた両親で八人

   こうしてかぞえてゆくと

   十代前で千二十四人 二十代前では・・・なんと百万人を越すんです

   過去無量のいのちのバトンを受けついで

   いまここに自分の番を生きている

   それがあなたのいのちです

   それがわたしのいのちです

                             相田 みつを

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名 言

      善く士たる者は武ならず。
       善く戦う者は怒らず。
       善く敵に勝つものは争わず。
       善く人を用うる者はこれが下となる。

       これを不争の徳と謂い、
       これを人の力を用と謂い、
       これを天の極に配すと謂う

                       老子

   (訳)
       立派な武士は、強がらない。
       戦さ上手は、誘いに乗らない。
       勝つことの名人は、やたらと喧嘩腰にならない。
       人使いの巧者は、相手の下手にでる。
       これが不争の徳である。
       不争の徳は、人の力を最大限に利用する。
       これが天道の極意である。

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百日紅

  「はつはつに咲きふふみつつあしびきの

     暴風(あらし)にゆるる百日紅(さるすべり)のはな」


 暴風に揺さぶられる百日紅の花を詠んだ上記の句は斎藤茂吉の作で、台風が東日本を縦断した先日もどこかでそんな情景があったかもしれません。

 百日紅(ひゃくじつこう、さるすべり)の花時は、7月から10月とかなり長いのが特徴です。実際には百日紅の花は朝開いて夕方には散り落ちる一日花なのですが、次から次へと咲いて途絶えることなく、約3カ月間咲き続けているように見えることから百日紅の名がついたそうです。

 そんな情景を詠んだのが加賀千代女(かがのちよじょ)の句(下記)です。


  「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」


 また、高浜虚子(たかはまきょし)は、盛夏に咲く百日紅を下記のように歌っています。


  「炎天の 地上花あり 百日紅」


 ちなみに、百日紅は木肌がすべすべで、木登り上手な猿もすべってしまいそうなイメージから「さるすべり」とも呼ばれますが、実際には登りやすい木です。

 百日紅には「くすぐりの木」という呼び名もあります。幹をこすると枝の先
の花や葉が笑うように揺れ動くことに由来するそうですが、いつか試してみた
いものです。

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地蔵盆

 お盆が終わってご先祖様をお送りすると、次にやってくるのが『地蔵盆』。『地蔵盆』は近年、8月23、24日の地蔵菩薩の縁日に行なわれますが、盛んなのは主に京都を中心とした関西地方で、子供たちが主役となって地蔵尊に供物を捧げたりします。


 大阪や神戸では地車を出したり、町内からお菓子を頂く習慣があり、また、盆踊りを行なう地域もあるようです。


 ご存知の通り、『お地蔵様』は実質的には民間信仰の中にある神様ですが、一応は仏教に所属する『地蔵菩薩』です。『地蔵菩薩』はお釈迦が入滅してから未来仏の『弥勒菩薩』(みろくぼさつ)がこの世に現れるまで、人間界のみならず地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむき、人々を救済する存在です。


 これが平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰は民間に広がりました。村を守る道祖神と同じ役割を担うようにもなります。そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神となり、現在まで続いています。


 地蔵盆が終わると、子供たちは夏休みの宿題に追われ、木々から降り注ぐ蝉の声も少なくなります。そして虫の音色とともに秋の気配がぐっと近づきます。

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道路トンネル

 本日は二十四節気の一つ「処暑」(しょしょ)です。暑さが峠を越して後退し始める頃で、朝夕は涼しい風が吹き渡り、気持ちの良い時期となります。


 今から41年前の1975年の本日8月23日、当時としては日本最長の自動車トンネル「中央自動車道・恵那山トンネル」が開通しました。延長約8.6キロです。


 現在の道路トンネルの長さでベスト5は以下の通りです。


1.山手トンネル  18200m 東京首都高 高松入口~大井JCT

2.関越トンネル  11055m 群馬・新潟 水上IC~湯沢IC

3.飛騨トンネル  10710m 東海北陸道 飛騨清美IC~白川郷IC

4.アクアトンネル  9610m 神奈川・千葉 東京湾アクアライン

5.恵那山トンネル  8649m 長野・岐阜 中央道 中津川~園原IC

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トルクと馬力

 自動車などのエンジンのトルクと馬力の話があります。トルクとは車輪を回転させる力。そしてトルク掛ける回転数が馬力です。トルクはフォースであり、力の能力とでも云いましょうか。馬力はパワーであり、実際の出力です。

 ヒトのIQは、子供の頃は人によってばらつきもありますが、成人になれば標準的には100ちょっとです。一方ゴリラのIQは80程度と云われており、その差はたったの20%。ですから同じような教育や訓練を受けてきた成人のIQにはさしてばらつきがないでしょう。自分は隣の奴より20%以上能力がある、と云うことは、隣の奴はゴリラだ、と云ってるようなものです。

 このIQがトルク、即ち能力・潜在力ですが、それは回転させて初めて馬力・パワーになります。人の能力の差はさほどありませんが、この回転数には大きな差が出ます。自分の持てる力の120%を絞り出す者。持てる力の70%しか出さない者。これだけで馬力・出力は約2倍の差が付いてしまいます。私の話は、だから仕事に高い興味を持てること、仕事に没頭出来ること、仕事を長い時間・年月やり続けられることが大切なのだ、となるのですが、今回オリンピックを見ていて、これはスポーツの世界でも同じなのだと思うに至りました。

 自分の力を出し切ることに集中し、それが出来た人は強い。勝とうと思うことよりも、力を出し切ろうと思うことが、大切なのかも知れません。私は全くの運動音痴なので、この見立ては大きく間違っているかも知れませんし、万が一でも不愉快に感じられる方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。謝ります。しかし少なくとも云えること、それはトルクを高める練習・訓練をしてきた上に、それを出し切って回転数を上げて、出力を、パワーを出すことが、とても重要なのだと云うことです。運動をあまりしないので良く分かりませんが、所謂メンタルが重要とは、このことでしょうか。?

 そんなことを思いながらテレビを見ていました。何度か泣かせていただきました。ありがとうございます。そして頑張って下さい!応援してます!

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ピーマン

 夏バテ、或いはお盆の休み疲れの方もいらっしゃると思いますが、疲労回復に効果的なのが「ピーマン」だそうです。今ではハウス栽培で1年中出回っていますが、本来の旬は夏。唐辛子を品種改良し、食べやすくしたのがピーマンで、蒸し暑いこの時期には目に鮮やかな緑が食欲を与えてくれます。


 ピーマン100g中のビタミンC含有量は約80mgと豊富で、中ぐらいの大きさのピーマン4個で1日に必要なビタミンCがとれるそうです。しかも、ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴。夏バテ予防に試してみる価値がありそうです。


 生産量第1位は茨城県、2位は宮崎県、3位は高知県。この3県で半分超の生産量を占めています(2014年)。選ぶ際には、色が濃くて表面にツヤがあり、果肉が厚めのものが良いそうです。

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日本のウワバミ事情

 古来から生息するとされる大蛇「ウワバミ」は、日本固有のUMA(ユーマ= Unidentified Mysterious Animal「謎の未確認動物」)ですね。寝床のくすぐり(落語内のギャグ)でも、下手な義太夫を聞かせる旦那の声を、「ウワバミが焼け死ぬ時の声」なんて例える演出もありましたし、猫の災難・江戸版では、紙面の関係で省略しましたが、八公が自分が一人で酒を呑んでしまったのを「この家に年古くウワバミが・・・」なんて、ウワバミのせいにしようとする場面もあります。 

 この「ウワバミ」と言う言葉が使われ出したのは、十五世紀頃と言われ、それ以前は、大きな蛇の事を「おろち」と呼んでいました。「古事記」で、クシナダヒメを助けるために、スサノオノミコトが退治すると言う、頭と尾が八つある大蛇の名前が「八股大蛇(やまたのおろち)」でしたね。ちなみに、スサノオノミコトが八股大蛇の頭を切り落とした剣の名は「十拳剣(とつかのつるぎ)別名、天の羽羽斫(あまのははぎり)」、その剣で八股大蛇の尾を切り裂くと出て来たのが「草薙の剣(草那芸の剣=くさなぎのつるぎ)」で、三種の神器の一つとなった大刀でしたね(日本人なら、古事記くらいは熟読しておきましょう)。

 それから、落語の方の小噺に、『「ウワバミってのは、何でウワバミってぇのかな?」「そりゃ、ウワがバムからだ」「へぇ、ウワなんてモノは、バムのかねぇ」「バマなくってよ」』なんて、いい加減な原語解説がありますが、本来「ウワバミ」の「うわ」とは、「上回る」「上手」などと同様の「うわ」とする説と、「大(おほ・うは)」が転じたとする説があります。「ウワバミ」の「ばみ(はみ)」とは、食物を食べたり噛んだりする意味の「食む(はむ)」の連用形から転じたとする説と、蛇の古形「へみ」やマムシの古語「はみ」から転じたとする説があります。いずれにしても、「大きな蛇」と言う意味なんでしょうね。

 しかし、このウワバミ、相当巨大なモンスターの様で、そば清では、胴回りが四斗樽ほどもあるとされています。四斗樽の直径は約55cmですから、充分に人を呑み込める大きさです。ましてや、夏の医者の様に、呑まれた大の男二人が、ウワバミの胃の中で、並んで立って話が出来るとか、弥次郎の様に、人間がウワバミの口から飛び込んで、お腹の中を駆けだして突っ切り、お尻の穴から出てしまうのなら、そのウワバミの胴体の直径は2m近くあるはずです。

 けれど、残念ながら、現代の生物学では、日本にそれだけの大きな蛇は生息できないとされています。日本には四季があります。氷点下にまで気温が下がる日本の冬を、変温動物である、亀・トカゲ・蛇などの爬虫類は、そのままでは越冬できないのです。そこで地面の下にもぐり、冬眠するのですが、動物はあまりにも体が大きくなると、代謝の関係から、冬眠できなくなってしまうのだそうです。そのため、ボア、ニシキヘビ、アナコンダなどの全長5mを越える蛇は、皆、冬のない、冬眠の必要がない、熱帯に生息しています。冬眠できる大きさの蛇は、最大で2m。亜熱帯の沖縄に住むハブ(240cm)を除くと、日本で最大の蛇はアオダイショウ(200cm)で、これ以上大きな蛇は、沖縄以外の日本では生息できないのです。

 それでも、古事記に描かれる八股大蛇を始め、日本には古来各地で「おろち」「ウワバミ」の目撃談が絶えないのは何故でしょうか?人間の学問など、浅学なモノ。もしかしたら、近世までの日本には、全長20mを越えても冬眠できる蛇か、冬眠しなくても日本の冬を乗り切れるタフな、胴体直径2mの蛇が生息していた・・・そう考える方が、夢がある様な気がします。

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豆知識

 本日は、ちょっと面白い豆知識を見かけましたので、ここでご紹介させて頂きます。但し、事実関係は確認していませんので、悪しからず。

 ・チキンは左足の方が美味しい。

 ・靴の臭いを簡単に取り除くには、10円玉を靴の中に1日入れておくだけ
  でOK。10円玉の銅が臭いの原因であるバクテリアの増殖をおさえて消
  滅させる。

 ・ストッキングは履く前に一度冷凍してから使うと、驚くほど伝線しにくく
  なる。

 ・仲の良い夫婦の事を「おしどり夫婦」というが、実際のおしどりは一夫多
  妻制で、むしろオスは浮気性である。

 ・腐敗と醗酵の違いは、人間にとって有用か否かの差だけ。

 ・指などの関節を「ポキッ」と鳴らすあの音の仕組みは、今現在、科学的に
  も医学的にも解明されていない

 ・うるち米で作ったものを「せんべい」、もち米で作ったものが「あられ」



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名 言

心が変わると態度が変わる   態度が変わると行動が変わる

行動が変わると習慣が変わる  習慣が変わると人格が変わる

人格が変わると出会いが変わる 出会いが変わると運命が変わる

運命が変わると人生が変わる
 

                       丸山 浩路(手話通訳者)

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牽 制

 牽制を受ける、という言葉をよく聞きます。或いは使います。辞書等で調べると、牽制は軍事用語であり、相手(敵)の注意を引きつけて、その行動を不自由にして、更にその戦略活動を防ぐことのようです。即ち、牽制を受けるべきだ、という言葉は、自らその戦略活動を妨害させることを意味するので、矛盾があるというか、どこか変です。

 主語になる者としては、周りに注意を払い、声を聞き、その結果自らの活動方針を訂正し、そしてその戦略を成功させるように努力しなければいけないでしょう。これをひとことで表す言葉ってあるのでしょうか。ないから、牽制という言葉を、ちょっと違う用法で使うようになったのでしょうか。言葉は生きているので、既に牽制という言葉には新しい意味合いが宿っているのかも知れません。

 いずれにしろ、周りの声にしっかりと耳を傾けていきたいと思います。

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徒然草

 吉田兼好の「徒然草」には、下記のような「お金持ちになる方法」が記されています。


 一、世の中は常に変わらないという信念を持ち、「世の中は無常だ」などと思ってはいけなない。

 二、やりたいことをすべて思い通りにしてはならない。有限な財産で、無限の欲望をかなえようとするなど不可能である。

 三、お金を好き勝手に使えるものだと思っていたら、いつまでも貧乏を逃れることはできない。お金を主君や神のように尊ばなければいけない。

 四、金銭上のことで恥ずかしい目に遭っても、怒ったり恨んだりしてはいけない。

 五、正直にして、約束は守れ。


 これを説いた大金持ちは、貧しくては生きている値打ちがないと言い、上記の5項目を守って利益を追求すればお金持ちになれるとしています。

 さらに、何かほしい物ややりたい事ができてお金を使いたい欲望が出てきたら、「我を滅ぼす悪念来れり」と思ってお金を使うなとしています。

 この大金持ちの論理は、「利益を求め、決して使わず、とにかく稼げ」ということですから貯まらないはずがありません。

 そしてこの大金持ちは、お金が貯まっても、節約して、贅沢をせず、やりたかったことをしなくても、お金があっていつでもできると思うことで心が安らかでいられると説いています。

 これに対して兼好は、「人はやりたいことをするためにお金をほしがるものなのに、お金があっても、やりたいことができなければ貧乏人と同じではないか」と疑問を呈しています。

 だとすれば「貧乏と金持ちの区別はなくなる。最高の悟りと最低の迷いが同じことになる。金持ちになりたいという大きな欲は、お金はいらないという無欲と同じである」と看破しています。


  「ここに至りては、貧富分く所なし。

       究竟は理即に等し。大欲は無欲に似たり」


 金持ちの言う通りであるならば、大きな欲を持つほどに無欲な人と同じ状態になっていきます。欲を封じて節約に励む金持ちというのは、欲を捨てさった貧乏人と同じだというわけです。

 私たちが耳にしたことのある「大欲は無欲に似たり」はこれが元であり、いっそお金に対する執着を捨ててしまうことが心の安寧を得る早道だというのが兼好の論理です。
 

 お金に囚われず生きたいのならお金に対する執着を捨てるのが一番とする兼好の論理は真にそのとおり。しかし、お金持ちになりたいのであれば、大金持ちが説いた「お金持ちになる方法」もそのとおりです。

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ニ八(にっぱち)

 一般的に昔から、8月と2月を「ニ八(にっぱち)」と言い、他の月に比べて荷動きや人の動きが緩慢になり、商売が振るわない傾向があると言われますが、サービス業の比率の増加傾向などから実際にはこの時期が掻き入れ時となっている業界もあります。

 また、「にっぱち」は経済学にも登場します。イタリアの経済学者パレートが発見したとされる「2対8の法則」(パレートの法則)がそれです。

 パレートの法則とは、全体の大部分については、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているというもので、下記のように様々な現象がこの法則によって説明されています。


 ・上位2割の富裕層が、全体の8割を所有している。

 ・売上の8割は、全顧客の2割が生み出している。

 ・会社の利益の8割は、2割の社員が稼ぎ出している。


 他にも「2割を制するものは8割を制す」あるいは「最重要な2割の問題点を解決できれば8割は上手くいく」などと言われます。

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お 茶

 連日の猛暑日。本日も多くの地点で35度以上の猛暑日となるそうですが、これだけ暑くなりますとさっぱりとした冷たいお茶が何より美味しく感じられます。

 お茶と言いましても世界中には様々な種類のお茶があり、日本で生産されるお茶はほとんどが煎茶、玉露、抹茶などの緑茶だそうです。


 お茶は大きく分けますと、緑茶・ウーロン茶・紅茶の3種類であり、全てツバキの仲間のチャノキ(茶の木)から作られます。違いは摘み取った茶葉の発酵度合いで、十分に発酵させると紅茶(発酵茶)になり、反対に全く発酵をさせないものが緑茶(不発酵茶)です。発酵を途中で止めるとウーロン茶(半発酵茶)が出来上がるそうです。


 17世紀に入り中国から欧州にまず渡ったのが緑茶。その後、英国人の嗜好に合わせ、紅茶が作られるようになったそうです。世界中で最も消費されているお茶は紅茶です。緑茶にはビタミンCが豊富ですが、紅茶には含まれていません。

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渋滞予測

 お盆の高速道路の渋滞予測が出ていますが、下りのピークは今日13日で、各地で30キロ以上の激しい渋滞となる見込みです。

 ちなみに、交通量が増加すれば渋滞が発生しやすくなるのはもちろんですが、渋滞が発生する原因は大きく分けて以下の三つがあると言われます。

 まず、最も渋滞の発生頻度が高いのは「上り坂及びサグ部(下り坂から上り坂にさしかかる凹部)」で、このような場所では意図せずに車の速度が低下し、後続車との車間距離が縮まるため、後続の車が次々にブレーキを踏むことにより渋滞が起こります。

 このサグ部での渋滞発生の比率は全体の約7割を占めていると言われます。

 次に渋滞しやすいのが「トンネル入口部」で、トンネルの入口部の暗がりや圧迫感によって一時的に速度が低下する車が多く、その後の展開は上記と同じです。

 また、「インターチェンジ合流部」は、流入する車の合流に伴う一時的な交通容量の不足と車線変更によって渋滞が発生します。

 「上り坂及びサグ部」と「トンネル入口部」、および「インターチェンジ合流部」での渋滞が全体の8割以上を占めているそうです。

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サービス付き高齢者向け住宅のコスト

 政府の「まち・ひと・しごと創生本部」の「生涯活躍のまち」構想の資料に、サービス付き高齢者向け住宅のコストが記載されています。

  「生涯活躍のまち」構想とは、「東京圏等に住む高齢者が、地方に移り住み、多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて胃腸・介護を受けることができる地方づくり」を目指すもの。

 地方目線の政策というより、都会目線のような感じがしないでもありませんね。


 サービス付き高齢者向け住宅とは、通称「サ高住」とも言われます。
 高齢者に配慮した賃貸住宅です。

 バリアフリー、安否確認、生活相談サービスなどが義務付けられており、原則60歳以上の元気な高齢者が入居することができます。

 施設ではなく、賃貸住宅ですね。
 自立して暮らせるけど、日常生活がちょっと不安な高齢者向けの住宅です。

 なお、要介護状態になったら、「サ高住」に、外の訪問介護サービスに頼んで来てもらうなどの対応が必要。


 さて、資料に掲載してあるのは、東京と、地方の平均的な水準である福井県・高知県、三重県平均の「サ高住」の月額費用の比較です。

 夫婦2人での居住、専用面積が40平米~46平米。

◆東京(平均)

家賃:155,906円

共益費:24,697円

状況把握・生活相談費:70,857円

合計:251,460円


◆福井・高知・三重(平均)

家賃:80,161円

共益費:13,501円

状況把握・生活相談費:32,001円

合計:125,663円

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山の日

 今日8月11日は今年から祝日となった「山の日」で、飛び石連休となりましたが、将来的には「海の日」のようにハッピーマンデー制度の対象となり、月曜日を絡めた3連休になる見通しです。

 高知ではよさこい祭、徳島では阿波踊り、木立に響く蝉時雨、開け放たれた窓から聞こえる風鈴の音、高校野球の歓声、熱のこもったオリンピックの実況と、季節は夏真っ盛りです。

 また、旧暦、新暦、月遅れ等、お盆の時期は地方・地域によって異なりますが、来週は月遅れの盆となります。

 月遅れの盆では、8月13日にご先祖を迎えるため迎え火を焚きます。ご先祖の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、きゅうりは足の速い馬、ナスを歩みの遅い牛に見立てた「精霊馬(しょうりょううま)」を用意する地方もあります。

 きゅうりの馬はあの世から早く家に戻って来られるように、ナスの牛はあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、また、供物を牛に乗せてあの世へ持帰ってもらうとの願いがそれぞれ込められています。

 そして16日には、お盆に迎えた精霊をあの世に送るための灯籠流し(または精霊流し)や送り火が行われます。その送り火の中でも最たるものが「京都五山送り火」です。

 尚、帰省や旅行などで家を空ける機会が多いこの時期、空き巣被害も増加しますので皆様もくれぐれもご注意ください。

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 肌の露出が増えるこの時期は蚊にお悩みの方も多いかと思います。最近はデング熱やジカ熱など、蚊が媒介する感染症に関するニュースを耳にする機会が多く、蚊に対する警戒感は以前よりも強まっています。

 血液型ではO型の人が刺されやすいと言われますが、一般的に蚊は、二酸化炭素の濃度が高い方へ、周囲よりも温度が高い方へ寄ってきやすいとされています。

 そのため、体温の高い人、呼吸回数が多い人(新陳代謝が活発な人)などが刺されやすく、運動をした後や飲酒した後もこのような状態になるため刺されやすくなるそうです。

 尚、世に虫除け効果を謳った商品はたくさんありますが、「蚊に効く」とは一言も書かれていないにも関わらず、蚊を撃退してくれるとのイメージを持たれているモノもあります。

 また、超音波を使った虫除け機もありますが、超音波の虫除け効果そのものが疑わしいとされ、過去には公正取引委員会が「効果がない」として、「超音波で蚊を寄せ付けない」とうたった蚊除け器に排除命令を出したことがあり、中には超音波に聞こえるピー音のみで超音波すら出ていない商品もあったそうです。

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リオデジャネイロオリンピック

 リオデジャネイロオリンピックが始まり、さっそく競泳の萩野公介選手と瀬戸大也選手がそれぞれ金メダルと銅メダルを獲得し日本中を沸かせました。

 金メダル14個、メダル総数30個以上というのが今大会の日本選手団の目標ですが、参考までに2000年のシドニー大会以降の日本のメダル獲得数は下記のようになっています。

                【金】 【銀】 【銅】   計

  2000年 シドニー     5   8   5   18

  2004年 アテネ     16   9  12   37

  2008年 北京       9   6  10   25

  2012年 ロンドン     7  14  17   38


 ちなみに、スポーツやエンターテインメントに関するさまざまなデータを提供している米国のデータ専門会社の予想では、日本はリオデジャネイロで38個のメダルを獲得する見込みとなっていますが、これまでの夏季オリンピックで日本の金メダル獲得数が最も多かったのは1964年の東京大会と2004年のアテネ大会の16個で、獲得メダル総数では2012年のロンドン大会の38個が過去最多となっています。

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スパイス

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、隣の中国では「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれるような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられています。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。

 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・うまい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。カラシ・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として感じるそうです。

 いずれにしましても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのもまた「食」の楽しみです。

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平均寿命

     =  男性80歳  女性87歳  =

 昨年(平成27年)の日本人の平均寿命は男性が80.79歳(前年80.50歳)、女性が87.05歳(同86.83歳)となり、ともに過去最高を更新しています(厚生労働省調べ)。過去最高の更新は女性が3年連続、男性は4年連続です。


 平均寿命を主な国・地域別で見ますと、女性の1位は香港で87.32歳で4年ぶりに1位。2位は日本で、3位はスペインの85.58歳、4位は韓国で85.5歳、5位はスイスで85.2歳となっています。

 男性の1位も香港で81.24歳、2位はアイスランドとスイスで81.0歳、日本は4位で5位はシンガポールの80.4歳となっています。

 尚、平成27年生まれの日本人で75歳まで生きる人の割合は男性74.6%、女性87.7%。90歳まで生きる人の割合は男性25.0%、女性は49.1%となっています。

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ブラジル

 第31回オリンピック競技大会がブラジルのリオデジャネイロで本日から開催されます。

 そのブラジルについて改めて確認しますと、正式名称はブラジル連邦共和国です。南米のおよそ半分を占める最も大きな面積を有する国であり、日本の面積の23倍近くあります。大河アマゾン川が流れており、世界三大名瀑の一つイグアスの滝があります。

 人口は約1億9840万人で中国、インド、米国、インドネシアに次いで第5位の規模です。公用語はポルトガル語、首都はブラジリアで最大の都市はサンパウロ、通貨はレアル、GDPは世界第7位です。

 コーヒーの輸出量は世界第1位。世界で最も多くのカトリック人口を擁する国であり、国民の約73%がカトリック信者です。婚姻の際は夫婦別姓です。現在は、ミシェル・テメル副大統領が大統領代行を務めています。


 主な観光地は、先にも申し上げました世界三大名瀑の一つイグアスの滝、アマゾン川、巨大なキリスト像がリオの町を見下ろすコルコバードの丘、世界中に知られるコパカバーナ海岸、イパネマ海岸・・・等々があります。

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ブルーベリー

 夏の果実『ブルーベリー』が出荷の最盛期を迎えています。程よい甘さと酸味が魅力で、特に「アントシアニン」という色素を含むことから人気が高く、食物繊維やビタミンも豊富に含んでいます。


 その「アントシアニン」は、眼球内の毛細血管を強くして、血流を改善し、目のすみずみまで酸素や栄養成分を送り、眼のピントを調節する毛様体の働きをよくし、目の疲労を癒やす効果があるそうです。

 他にも、メタボリックシンドロームの予防、花粉症の予防にも効果があるそうです。

 ブルーベリーを選ぶ際は、ブルームと呼ぶ白い粉が豊富についている方が鮮度が高く、また青紫の色が濃く、皮に張りのあるものが良いそうです。

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「暑いねー・・・」

 「暑いねー・・・」が挨拶言葉になっていますが、記録に残る世界最高気温は、1921年7月8日にイラク南部の都市バスラで記録したセ氏58.8度だそうです。60度近い暑さともなりますと想像がつきませんが、ペルシャ湾の一番奥にあるこの一帯は世界で最も暑い地域の一つです。


 その暑さの経験者によりますと、「暑い」よりも「痛い」と感じるそうです。そのため、長袖のゆったりした衣服を着て、極力肌が直射日光に当たるのを避けるということです。


 国内の最高気温は昨年(2013年)8月12日に記録した高知県四万十市の41.0度です。それまでの最高気温は、2007年に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で記録した40.9度でした。

 ちなみに、国内の最低気温のベスト3は1902年1月25日に北海道旭川で記録した-41.0度、次が同年1月26日の北海道帯広の-38.2度、そして1978年2月17日に北海道江丹別で記録した-38.1度です。

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セレクトセール

 国内最大の競走馬のセリ市「セレクトセール」が先日、北海道苫小牧市で行われました。

 セレクトセールは日本競走馬協会(河野太郎会長)の主催で、厳選(セレクト)された競走馬がセリにかけられることからこの名がついています。

 結果から言いますと、今年の落札総額は149億4210円で、前年を約17億7000万円上回り過去最高となっています。

 1頭当たりの平均落札価格も3831万円と前年を488万円上回り過去最高、1億円を超える高額馬は23頭と、こちらも過去最多を記録しました。

 日本競馬史上最強とされるディープインパクト産駒(さんく、ディープの子という意味)が引き続き人気で、今回はディープ産駒の計33頭が、総額41億円で落札され、うち16頭は1億円以上の値がついています。今回の最高額2億8000万円で落札された2頭もディープ産駒です。

 ちなみに、ディープインパクトは2002年のセレクトセールで、図研社長の金子氏が7000万円で落札した馬で、金子氏は今年も1億円以上の馬を複数落札しています。また、ディープ産駒の2頭をそれぞれ今年の最高額2億8000万円で落札したのが、やはり常連のセガサミー会長の里見氏です。

 セレクトセールは海外でも関心が高く、アラブの王族や欧州の大馬主、北米の鉱山王、アジアの富豪などが例年参加します。今年は英国のEU離脱決定で金融市場が混乱し、競走馬購買層である富裕層への影響が懸念されましたが、実際には予想外の大盛況だったようです。

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個別港でみた輸出額トップ5

 島国である日本の輸出入の手段は必然的に船か飛行機を使うことになり、全国の海港や空港、つまり税関を経由して貿易が行われます。

 全国に九つある税関は先日、今年上半期(1~6月)の管内(港や空港)の貿易額についてまとめており、個別港でみた輸出額トップ5は下記のようになっています。


 =港 名=   =輸出額= (前年同期比) =主な輸出品目=

  名古屋港  5兆2753億円(5.8%減) 自動車・金属加工機械

  成田空港  4兆2644億円(5.5%減) 半導体製造装置・光学機器

  横浜港   3兆4972億円(6.5%減) 自動車・原動機

  東京港   2兆9292億円(6.5%減) 自動車部品・電算機部品

  神戸港   2兆5516億円(7.6%減) 重電機器・光学機器・電池



 世界でも有数の製造業・トヨタ自動車のお膝元の名古屋港は日本最大の輸出拠点として機能しており、貿易額も日本一です。

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