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大 局

 基盤上の戦争である囲碁は、戦術や戦略の面で実際の戦闘に通じるところがあり、戦国武将の多くが囲碁を嗜み、織田信長や豊臣秀吉、徳川家康らも囲碁を好んで打っていたことは知られています。

 江戸時代には空前絶後の無敗記録を達成した本因坊秀策(ほんいんぼうしゅうさく)という天下無双の囲碁棋士がいました。その秀策が拠り所としたという中国から伝わった囲碁の教え「囲碁十訣(いごじゅっけつ)」はそのまま社会生活にも通じるところがありますので意訳とともにご紹介させていただきます。

 
   【 囲碁十訣 】

     貪不得勝  (貪りては勝を得ず)

     入界宜緩  (界に入らばよろしく緩やかなれ)

     攻彼顧我  (彼を攻めるに我を顧みよ)

     棄子争先  (子を棄て先を争え)

     捨小就大  (小を捨て大に就け)

     逢危須棄  (危うきに逢いてはすべからく棄てよ)

     慎勿軽速  (慎みて軽速なるなかれ)

     動須相応  (動にはすべからく相応せよ)

     彼強自保  (彼強ければ自らを保て)

     勢孤取和  (勢い孤なれば和を取れ)

 

 意訳しますと下記のようになります。



     貪欲は損を招く

     相場の勢いが勝るときは緩やかに

     まずは足元を固めよ

     つまらぬ手は捨て先を考えよ

     小さな局面にわずらうことなく大局を見よ

     危ない手は捨てよ

     慎重であれ

     相場の動きに対し臨機応変に

     劣勢の時は自らを守れ

     まずい手はほどほどで治まれば良し

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