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土用入り

 今日から秋の「土用」入りです。土用とは本来季節の変わり目のことを言い、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前に年4回あります。秋の土用が終れば「立冬」になり、暦の上では冬到来となります。

 ところで今日の関東地方は雲一つない秋晴れとなりましたが、雲片が規則正しく遠くまで並ぶ秋の空も気持ちを晴れ晴れとさせてくれます。

 さざ波のような、あるいは小石を敷き詰めたような白い雲は「巻積雲」(けんせきうん)と言われる雲の一種で、魚の群れのようにも、魚の鱗のようにも見えるため一般的には「鰯雲」あるいは「鱗雲」などと呼ばれます。

 また、巻積雲は低気圧が近づいた時に現われるため、昔から「鰯雲は雨の報せ」と言われます。鰯雲が出ると鰯がよく獲れるそうですが、漁に夢中になり、引き上げることを忘れて嵐に巻き込まれたというケースもあるそうです。

 ちなみに、天気図などなかった昔は、自然の様々な現象から天気の予測を行っていたのですが、例えば下記のような言い伝えが残っています。

 雨に関するものとしては「北風が南風に変わると雨」「茶碗の飯粒がきれいにとれる時は雨」「山に笠雲かかれば雨」等。好天に関するものとしては「秋は西が明るいと晴れ」「朝虹は雨、夕虹は晴れの前兆」「トビが鳴いて空を舞えば日和」「夕焼けに雨なし」等々。

 風に関するものには「星が激しくまばたくと強風」「高い雲と低い雲が逆方向に流れると強い雨風」「秋雨蒸し暑ければ大風」「朝、西空に虹が見えたら突風の前兆」などがあります。

 他にも地域ごとに様々な言い伝えがありますが、田畑や山を生活の場にしていた人々(農家や猟師)にとりましては「明日は晴れか雨か」が重要であり、海に関わる人(漁師)は「風はどうか」という観点に重点を置いていたようです。

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