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黄金比

 古代ギリシャの数学者であり哲学者のピタゴラスを中心とする学派は、正五角形の一辺の長さと対角線の長さが神秘的な関係にあることを発見し、正五角形の対角線からなる星型(五芒星形)を集団のシンボルとしました。

 ピタゴラスから十数世紀後、13世紀イタリアの数学者フィボナッチは特異な数列を発見しました。

 この数列は「1、1」の二つの数字で始まり、次にこの二つを足してその結果を数列に加えていきます。そうすると以下のような配列となります。

 1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144・・・

 この数列には特徴的な性質がいくつもあるのですが、例えば34以上の隣り合う数字の大きい方を小さい方で割り、小数点第三位までの比率を出していくとその答えは全て1.618になります。

 また、隣同士の小さい数字を大きい数字で割ると、その比率は0.618となり、一つおきの小さい数字を大きい数字で割ると、その比率は0.382となります。

 これが有名な「フィボナッチ比率」(フィボナッチ級数)です。五芒星にもこの比率が多く見られ、一般的には『黄金比』(黄金分割比)と呼ばれています。

 黄金比を持つ長方形は最も調和がとれているとされ、歴史的建造物や絵画の中にも黄金比が見られます。

 たとえばエジプトのピラミッドの高さと底辺の比率であり、古代ギリシアのパルテノン神殿の輪郭の比率であり、レオナルド・ダ・ヴィンチがこの比率を用いて作品を創作していたこともよく知られています。

 さらに不思議なことに、星雲の渦巻き、巻き貝、ひまわりの種の螺旋の数など、自然界でも構造や周期において何らかの形で黄金比が見出されるケースが多いそうです。


 そして相場の予測にも度々この比率が使われます。

 ペンタゴン・チャートが正五角形を基にしていることはもちろん、エリオット波動論において、戻り(押し)のメドとされる38.2%や61.8%も黄金比です。

 古来より経験則から言われている3分の1戻し(押し)や3分の2戻し(押し)に近いものです。また、ギャン理論におきましても、8分の3(37.5%)、8分の5(62.5%)の戻り(押し)を重要なものと捉えており、相場に対するアプローチの仕方は違いますが導き出される水準は似通っています。

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