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2016年11月

赤ちゃんの名前のランキング

 昨日、明治安田生命保険が今年生まれた赤ちゃんの名前のランキングを発表しました(今年生まれて同社の保険者となった男の子8947人、女の子8509人を集計)。

 男の子の第一位は「大翔」(ひろと:主な読み方)で、女の子の第一位は「葵」(あおい)。いずれも2年連続で1位です。

 「大翔」はここ10年間で計7回、「葵」は計3回で1位となっています。男の子の2位は「蓮」(れん)、3位は「悠真」(ゆうま)、4位は「陽翔」(はると、ひろと:主な読み方)、5位は「朝陽」(あさひ)です。

 女の子の2位は「さくら」、3位は「陽菜」(ひな)、4位は「凛」(りん)、5位は「結菜」、「咲良」、「莉子」となっています。

http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/

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デ モ

 韓国の朴槿恵大統領が、任期途中の退任も含み、その行方を国会に委ねたとのこと。遂に投了した、という感じですね。やはりあの大規模なデモの前に、もう駄目だと思うに至ったのでしょうか。

 しかしあのデモ、テレビで見ると恐ろしい人数で、しかしきちんと統制が取れていて、あの人数が一方に動き出したらしたら、前方の人は圧死しそうで危なくてしょうがないと思うのですが、それでもあれだけ集まって、驚きです。

 更に、それぞれが手に持っている光を一斉に消したり点けたりして、これもまたその統制に驚かされます。当然、ツイッターなどのSNSを使って、同時一斉に一対多でコミュニケーションを取っているのでしょう。

 デモの在り方も、この数年で大きく変わったのでしょう。私は好奇心旺盛で、何でも覗きに行くタチですが、デモはそうもいきません。しかしあの100万人の群衆がどのようにコミュニケーションを取っているのか、その実態には興味があります。

 違う国だったら、SNSでのコミュニケーション自体をブロックしたでしょうか?お国柄も出ますね、色々な所に。今回の「投了」の行方に注目したいと思います。

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配偶者控除

 まだ、決まったわけではありません。
 案が決まるのは、今のところ12月8日の予定のようです。

 現在、与党内で検討が進んでいますが、2018年以降、パート主婦は年収150万円まで働いても、ご主人がこれまで通り、38万円の「配偶者控除」を受けることができるようになります。

 これまでが103万円でしたので、大幅な拡充です。

 年間であと47万円分働けるということは、月約4万円ですか。
 家計にとっては、プラスになりますね。

 小学生以上の子供がいるなど、子育てが一段落して、今後の子供の教育費のために夫婦揃って頑張らないといけない家庭にとって、朗報なのではないでしょうか。

 ただ、年収106万円、あるいは年収130万円以上からは、厚生年金保険料や健康保険料・介護保険料が主婦の給与から差し引かれはじめたりしますので、必ずしも一本調子で手取り額が増えるわけではありません。

 パート主婦の年収が150万円を超えると、徐々に控除額が減っていく仕組みがとられそうです。
 現在の「配偶者特別控除」の仕組みと似たものですね。


 なお、これらは、夫の年収が1,120万円を超えると38万円の「配偶者控除」が受けられなくなるか、段階的に縮小することになりそうです。


 これまで「配偶者控除」には夫の年収制限がありませんでした。「配偶者特別控除」には、夫の年収1,000万円以下という制限がありました。

 今度は、「配偶者控除」にも夫の年収制限を加えることになるということです。

 夫の年収が1,120万円以下か、超か?によって、妻が年収150万円まで働くか、を検討することになりそうです。

 なかなか、やっかいですね。

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スペース・プープ

 宇宙空間で仕事をする宇宙飛行士。過酷な条件下で働く彼らの抱える様々な問題のひとつに、排泄物の処理があるとのこと。

 宇宙船に何かしらの故障等があった場合には、宇宙服を着たままそれを脱げない状況が6日間も続くことがあることが想定され、その時排泄物を垂れ流すと、無重力であるのでずっとカラダにまとわりついてしまう。この問題を解決したいと、Space Poop Challengeなるアイデア公募をNASAが始めました。

 宇宙服内蔵トイレのようなもので、賞金は3万ドル。締め切りは12月20日。既に3000近いアイデアが投稿されています。このアイデアを集めるサイトは、「○○チャレンジ」といったものを多く扱っており、クラウドファンディングサイトのような見えになっています。

 世間の知恵を活用する仕組みは、これから世界的にもっともっと重要になっていくでしょう。これを機会に、世界にどんな課題があるのか、このサイトを通して勉強したいと思います。アメリカって面白いですね!

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悪魔の辞典

 1911年に出版された「悪魔の辞典」は、辞書をパロディ化した元祖として知られています。

 例えば、「安心」について、悪魔の辞典は「隣人が不安を覚えているさまを眺めることから生ずる心の状態」と定義し、「責任」については「自分の肩から下ろして、神なり運命なり宿命なり巡り合わせなり、あるいは隣人なりの肩へ容易に移すことのできる重荷」と再定義しています。

 皮肉が効いたブラックユーモアとして今でも時折話題になる「悪魔の辞典」ですが、パンローリング社から先日出版された「金融版 悪魔の辞典」も面白い内容となっています。

 たとえば「うわさ」とは「ウォール街では事実と同義語」、「内部情報」とは「あなたを刑務所に送ることになるかもしれない情報」といった具合です。

 皮肉屋で知られたマーク・トウェインは以下のような言葉を残していますが、時として皮肉やブラックユーモアとして語られた言葉のほうが真実を伝えている場合があります。


 「健康を保つ唯一の方法は、食べたくないものを食べ、
           嫌いなものを飲み、したくないことをすることだ。」


 「アダムはリンゴが欲しかったから食べたのではない。
                   禁じられていたから食べたのだ。」


 「新しいものを考えついた人も、
             それが成功するまではただの変人にすぎない。」


 「真実が靴を履いている間に、嘘は世界を半周する。」

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合従連衡

 古代中国の戦国時代の頃、一つの強国とその他複数の弱国という対立構図があり、弱国は互いに同盟して強国に対抗しようとしました。

 一方の強国は、強国と手を結ぶことの利を説いて弱国と個々に同盟関係を結び、弱者連合を切り崩して勢力を伸ばして行きました。

 前者を「合従策」、後者を「連衡策」と言い、「合従連衡」として今に伝わる故事です。

 トランプ次期米大統領がTPPを破棄し、2国間協定を進めようとしているように、強国が外交戦略として「連衡策」をとるのは常道です。

 南シナ海での中国の海洋進出を巡っては、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどの東南アジア諸国は危機感を強めましたが、中国はフィリピンの取り込みに成功し、大型経済協力をエサにマレーシアも中国になびき始めており、こうした中国の動きも連衡策の一つと言えます。

 ちなみに、故事ではで最終的に強国による天下統一が実現します。

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冬ごもり前の雪

 東京は未明より大雪です。積もってはいませんが、ずっと降り続けています。11月に東京で雪が降るのは、なんと54年ぶりとのこと。ということは、私にとっては生まれて2回目の、11月の東京での雪ということになります。どうやら場所によっては積雪もしているようで、これは観測史上初とのことです。地球温暖化などとも云われますが、少なくとも今日はまるで寒冷化のようです。

 古今集に紀貫之の歌で以下があります。
「雪降れば 冬こもりせる 草も木も 春に知られぬ 花ぞ咲きける」~冬ごもりをしている草や木も、雪が降ると、春には見ることの出来ない花を咲かせることだ。

 11月の東京は、まだ紅葉が始まった所であり、枝から葉はまだ落ちておらず、冬ごもりはまだ出来ていない状況です。古の時代から、草木が冬ごもりする前に雪が降るのはないことだったのでしょう。これは地域や旧暦・新暦を問いません。だから今日は本当に珍しい日だと思うのです。観測史の中ではなく、和歌の中に読む季節感っていいですね。

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勤労感謝の日

 今日の「勤労感謝の日」が収穫を祝う宮廷行事を起源としていますように、アメリカおける11月第4木曜日の「感謝祭」(サンクスギビングデー)の祝日も、最初の入植者が初めての収穫を神に感謝したことが元になっています。

 

 感謝祭の日は家族が集って七面鳥を食べ、男性陣は居間のテレビでアメリカン・フットボールの試合を観戦し、翌日の金曜日には家族総出で買い物に出かけるというのが定番の過ごし方で、金曜日の小売店の売上げは大幅に伸びて黒字になることから「ブラックフライデー」と呼ばれ、この日から米年末商戦(クリスマス商戦)がスタートします。

 

 11月11日の「独身の日」に、わずか1日で約1兆9000億円を売り上げたアリババの通販サイト「天猫」は、ブラックフライデーでもセールを行う定です。中国外の企業が出店する「天猫国際」に旗艦店を出店している三越伊勢丹は、このブラックフライデーから本格的に中国での直接販売に乗り出します。

 

 天猫国際の三越伊勢丹のサイトを覗きますと、コートなどの冬物衣料や記念福袋などが並び、日本土産として人気があるランドセルも目を引きます。

 

 ちなみに、今年の独身の日のセールでは、「天猫国際」における国別流通総額で日本が初めて1位を獲得しています。

 

 話をアメリカに戻しますと、感謝祭直後の月曜日はオンラインショッピングが急増するため「サイバーマンデー」と呼ばれます。

 

 以前は週明けに会社のパソコンから注文を出す人が多いことが、月曜日のオンライ販売の急増の要因でしたが、現在はスマホ等でいつでも買い物ができる環境が整っているため商戦期間を通じてオンライン販売は好調です。ただ、通販各社がこの日に大々的にキャンペーンを実施するため感謝祭直後の月曜日のオンライン販売は活況を呈します。

 

 また、オンラインショップで注文し、クリスマス休暇前に自宅に届く締切り間近の12月第2月曜日も、駆け込み需要でオンライン販売が急増します。この日は米ドル札の色にたとえて「グリーンマンデー」と呼ばれています。

 

 尚、今週金曜日が実店舗でのセール、週明け月曜日がオンラインストアでのセールというのが従来の傾向でしたが、米小売最大手のウォルマートは金曜日の午前0時に実店舗でのセールを開始、同社オンラインストアでのセールも実店舗と同じ時刻に前倒しして開始すると発表しており、他社も追随する可能性があります。

 

 

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サ バ

 「鯖」と書いてサバ。今が旬で、この頃はスーパーの店先などで脂ののったサバをよく見かけます。

 

 サバは傷みやすい魚なので「サバの生き腐れ」と言われます。外見は新鮮なようでも腐り始めていることがあり、昔は水揚げ地の近くでしか食べられなかったそうです。

 

 また、「鯖(さば)を読む」という言葉は、サバは傷みやすく数も多いことから早く売り切るために目分量で数をごまかしたことが由来という説があるそ

です。

 

 サバは、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含み、ダイエット効果が期待できると話題になったことがあります。生活習慣病の予防に効果があるとされるドコサヘキサエン酸(DHA)やビタミンも多く含まれます。

 

 スーパーなどで選ぶ際は、太っていて目が澄んでいるもの、これが良いそうです。

 

 

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見 方

 お金は、流動性と云うか、すぐに居場所を変えられるか否か、その”居場所を変えられる時間の長さ”に応じて、違う考え方をして動きます。すぐに居場所を変えられる場合は、お金は短期的な事由のみを移動の判断材料として動きます。分かり易いのは為替。特にドル円のような恐ろしく流動性も高く取引コストも低いものは、短期的な理由のみで動きます。買っても数秒後に売れるので、長い事情を勘案する意味が少ないのです。逆に一旦買ったら長く持ち続けないと売ることが出来ない制限のあるものは、長期的に見て価格が上がると信じられないと、買うことが出来ません。即ち、長い理由で動くのです。

 トランプ大統領決定後の円安は何故起きたのか?アメリカの景気が良くなるから?まだなってません。短期金利が上がるから?FEDは独立しており、利上げの確度が変わった訳ではありません。長期金利が上がったから?利率が上がった長期債を買いたいという需要が海外から上がったという可能性はあります。しかし、長期金利が上がったから、短期金利も上がるだろうから?となると、長期金利が上がったからと、実際に短期金利がこれから上がっていくと決まった訳ではありませんし、少なくとも今は短期金利はまだ上がっていません。

 多国籍企業の利益・配当金・余剰資金を本国に移す際の税率を大きく下げることをトランプと共和党は政策(Homeland Investment Act)として掲げてきまた。これは、共和党が大勝しトランプも勝ったので、きっと実現するでしょう。そして外国通貨をドルに換えて送金する行動が起きるでしょう。ならばドルは買いだ!せっかちな私は考えるのです。間違っているかも知れません。しかし巷間よく云われる説だけに耳を傾けてはいけませんよと思い、敢えて書きました。御参考までに!

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カー・オブ・ザ・イヤー

 ヒット商品番付や流行語など今年を総括する話題が増えてくる時期です。

 

 今年国内で販売された乗用車の中から最も優れた車を投票によって選ぶ「カー・オブ・ザ・イヤー」もそうですが、日本には2つのカー・オブ・ザ・イヤーがあります。

 

 一つは、自動車雑誌などの媒体で構成される実行委員会が選ぶ「日本カー・ブ・ザ・イヤー」で、もう一つはモータージャーナリストや自動車技術研究者・評論家らが会員となっているNPO法人の日本自動車研究者・ジャーナリスト会議(RJC)が会員らの投票により選出する「RJCカー・オブ・ザ・イヤー」です。

 

 ちなみに、日本カー・オブ・ザ・イヤーでは国産車と輸入車を区別せず、運動性能重視で、高価格帯のスポーツカーや高級車が受賞する傾向がありますが、今年の第一次選考を通過した10車種(10ベストカー)を見ますと、自動運転技術搭載車に対する注目度が高まっていることが分かります。

 

 一方のRJCカー・オブ・ザ・イヤーは国産車が対象で、技術や独創性が重視され、一般乗用車の中から選ばれる傾向があり、「庶民の足」としての価値に軸足をおいた選考です。

 

 なお、今年のRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した日産「セレナ」は、日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーにもノミネートされています。

 

 日本カー・オブ・ザ・イヤーは最終選考を経て、12月9日にイヤーカーの発表と表彰式が行われます。

 

 

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ミッキーマウス

 ミッキーマウスが登場する短編アニメが初めて公開されたのが1928年の今日(11月18日)だったそうです。

 

 デビュー作公開から88年経ちますが、ミッキーマウスは老いることなく、変わらぬ愛らしさでファンを魅了し続けています。

 

 著名投資家のウォーレン・バフェット氏は以前、ウォルト・ディズニー株を保有していた際に下記のように話しています。

 

 

 「 映画の『白雪姫』を所有することは、油田を所有するようなものです。

 

   つまり、売っても売ってもなくならないということです。」

 

 

 人気があるキャラクターはあらゆるものに利用され、著作権を保有する者はそれら全てから版権という使用料を徴収できます。さらにはやり方しだいで何度でも、あるいは息の長いブームを作り出すことが可能です。

 

 日本においても「アンパンマン」や「ドラえもん」は、新しい脚本で何度も焼き直しされ、子供たちのヒーローであり続けています。

 

 「キティ」は高級ブランドとのコラボで世界のセレブに愛されており、「ポケモン」や「マリオ」も世界的に人気のあるキャラクターです。

 

 こうしたキャラクターは、まるで尽きることのない油田のようであり、成功すれば巨額の利益を生むということをミッキーマウスは証明しています。

 

 

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ボージョレ・ヌーボー

 フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が本日午前0時に解禁となりました。

 

 ボージョレ・ヌーボーの輸入量は4年連続で減少する見込みですが、国内でのワイン消費量は拡大傾向にあります。

 

 昔は「安かろう、悪かろう」のイメージが強かった国産ワインも、近年は品質の向上が目覚ましく、評価が高まっていることも全体の流通量の増加に寄与しているもの思われます。

 

 ちなみに、今年の世界最大のワインコンクールで、世界から集まった約1万6千銘柄のワインの中から、金賞を超える最高位のプラチナ賞に日本産ワインが輝いています。プラチナ賞が授与されるのは全体の1%弱程度で、アジアのワインとしては初の栄誉です。

 

 ところで、日常的にワインを飲む人が増えていることや国産ワインの人気の高まりを背景に、国内ワイナリー(醸造所)が増加傾向にありますが、ワイン生産量日本一の都道府県は神奈川県で、日本全体の3分の1程度を生産しています。神奈川県はブドウの生産量やワイナリーの数は少ないのですが、県下にメルシャン(キリンの子会社)の藤沢工場があるためです。

 

 尚、現在は原料産地や葡萄品種に関係なく国内醸造のワインであれば「日本産」を表示することが可能となっています。

 

 「国産」のラベルが貼られたワインのおよそ8割は海外から輸入した濃縮ぶどう果汁を国内工場で加工したもので、低価格の国産ワインの多くは輸入果汁の加工品にすぎません。

 

 しかしながら、2018年からは日本産のぶどうを100%使用し国内で醸したワインのみが「日本ワイン」の名称を使用でき、「国産ワイン」とは区別されます。これにより、日本ワインの地位向上とブランド化が一層進むものと思われます。

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厚生年金

 会社が65歳から受け取る「老齢厚生年金」は、”報酬比例”といわれますので、現役時代に収入の多い人ほど、老齢厚生年金の額が多いと誤解されています。

 実際には、「一定の収入までは、収入が多いほど老齢厚生年金額が多い」が正解です。

 現在、毎月の給与から皆さんが支払ってる厚生年金保険料は、収入×9.091相当額です。


 たとえば、給与が30万円の方は、毎月27,273円の厚生年金保険料を払っている

 
 ただ、給与が60.5万円以上の方は、いくら収入が多くても、毎月の厚生年
金保険料は、56,364円となっています。


 賞与についても料率は同じでが、150万円を超えると、どなたも保険料も同
額です。

 さきほど「給与」と書きましたが、ここでの給与には、家族手当、通勤手当、住宅手当なども含まれます。

 毎月の給与が60.5万円だとすると、12ヶ月で726万円。

 年2回の賞与が150万円だとすると、1年で300万年。

 

 合計すると、1,026万円ですね。

 つまり、目安として年収1,026万円以上の方は、どなたも同額の厚生年金保険料を払っていることになるので、65歳以降の老齢厚生年金の額も変わらないことになります。(実際には入社以来の厚生年金保険の加入期間や保険料総額によって異なるのですが)。

 「私は年収が2,000万円あるので、65歳から受け取る年金もかなり多いはず」と思っていると、老後にたいへんなことになります。

 年収の多い方は、支出も多く、浪費癖がしっかり身についているのです。

 そんな方は、老後になってもその浪費癖が治りません。しかし、老後の年金額は思ったより随分少ない。

 現役時代の収入が多いからといって油断していてはいけません。

 

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七五三

 あざやかな晴れ着姿の子供を連れた家族をみかけますと、そんな時期かと気づかされます。

 今日11月15日は「七五三」です。かつて江戸期の宣命暦の11月15日が祝い事に大吉日とされる「鬼宿日」(二十八宿)であったことからこの日に行われるようになったそうです。

 現在は各家庭の都合に合わせて行われるのが一般的です。

 年齢を祝う行事は古来からあり、三歳になった女児の「髪置きの祝い」、五歳男児の「袴着の祝い」、七歳女子の「帯解(おびとき)」が七五三の原型と言われています。

 「七つ前は神の子」あるいは「七歳までは神の内」という言葉がありますように、医療技術の発達していなかった昔は幼子の命は儚く、幼子の生き死には神様の思し召し(おぼしめし、ご意向)しだいという考え方があり、7歳まで成長して初めて社会の一員として認められたそうです。

 わが子の成長を神様に感謝し、これからの健やかな成長を祈って行われるのが七五三ですが、昨今は神社参拝よりも記念撮影がメインの行事になりつつあります。

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禅問答

 禅問答のようだ、といえば真意が捉えにくい会話・問答のことを指しますが、この場合の「禅問答」とは禅宗において修行者が悟りを開くための課題として与えられる問題、いわゆる「公案」のことを指しています。

 「駿河には天下に誇れるものが二つあり、富士の高嶺と原の白隠」と歌われた江戸中期の禅僧で臨済宗中興の祖と称される白隠が「両掌打って声あり、隻手に何の音声かある」と聞いた「隻手音声(せきしゅおんじょう)」の公案が世に知られています。

 中国宋代に創案されたと言われる「非風非幡(ひふうひばん)」の公案(以下に紹介)もまた有名です。

 風になびく幡(はた)を前に二人の僧が言い争っていました。一人は「幡が動いている」と主張し、もう一人は「風が動いている」と主張し互いに譲らなかったそうです。

 この様子を見ていた禅師は「是れ風の動くに非ず、是れ幡の動くに非ず、任者が心動くのみ」(風が動くのでもなければ、幡が動くのでもなく、汝らの心が動くのだ)と言ったそうです。これが「風にあらず、幡にあらず」の公案です。

 その事象を捉えた心の動きがなければ、幡の揺らぎも風の動きさえも存在しないのではないか・・・つまり目に映る何事も心の動きに過ぎないということであり、この公案が本間宗久が相場道に開眼したきっかけであったと伝わります。相場を動かすのは材料でもなく、水準でもない、そこにいる人の心こそ重要な要素であると。

 例えば、昨日と今日ではそれほど大きく変わったことがなくても、私たちは日々何らかの変化に直面し右往左往しています。しかし、よくよく考えて見れば変化しているのは心だということに気づかされます。つまり、どのように捉えるかは心次第・考え方次第というわけです。

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春 菊

 これから鍋料理の美味しい季節になりますが、その鍋料理に彩りを添え、体にも良いのが秋から冬にかけて旬となる「春菊」です。

 春に花が咲くことから名付けられ、関西や東海地方では「菊菜」とも呼ばれます。ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB、Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは、風邪や肌荒れ、ガンを予防してくれます。

 春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴、さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮します。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果があり、中国では、肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

 ちなみに、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべますと、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。

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世界標準時

 皆さまご存じのように、時間の基準はイギリスのグリニッジ天文台を通る子午線(経線)を基点(本初子午線)とした「グリニッジ標準時」(GMT)で、GMTが世界標準時となっています。

 さらに世界標準時=GMTと同じ時を刻むよう調整された原子時計の原子時「協定世界時」(UTC)が国際標準の常用時刻となっており、慣例上現在も使われているGMTは実質的にUTCと同義です。

 ロンドンと日本は現在、9時間の時差があり、UTCを基準とした日本標準時(JST)は「UTC+09:00」と表記されますが、「GMT+9」も同じ意味です。ちなみにニューヨーク(東部標準時)は「GMT-5」。

 原子時計は正確に時を刻みますが、地球の自転に基づく「天文時」とはどうしても誤差が生じます。その誤差を埋めるために導入されるのが「うるう秒」です。

 前回は2015年7月1日に実施され、次回は2017年1月1日で、午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「8時59分60秒」が挿入されます。

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足の裏が冷たくなる月

 アイヌでは11月のことを「足の裏が冷たくなる月」と言うそうですが、まさしくといった感じです。

 ところで、1年の内で○○記念日が多いのは季節の変わり目となる6月1日や10月1日、ゾロ目の8月8日などで、1が4つ重なる明日11月11日も数多くの記念日となっています。

 例えば、細長い形が数字の1に似ているとして、1が4つ並ぶ明日は「ポッキー&プリッツの日」です。

 ポッキーは1966年(昭和41年)の発売から半世紀経つ超ロングセラー商品で、海外でも販売されています。アメリカなどでは日本と同じ商品名で販売されていますが、欧州などでは「ミカド」の名で展開しています。※ポッキーが、欧州でポピュラーなゲーム「ミカド」で使われる細長い竹ひごに似ていることから。

 中国では「1(シングル)」が並ぶ11月11日は「独身の日」で、近年はオンライン商戦が盛り上がる日として知られています。

 独身の日商戦は年々大規模になっていますが、仕掛けたのは中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団(ソフトバンクが約28%出資する持分法適用会社)です。

 アリババが運営する「Tモール」(天猫)の昨年11月11日(24時間)の売上高(取引額)は912億元(日本円で約1兆4千億円)に達し、前年比で約6割の伸びを記録しています

 ちなみに、日本におけるネット通販最大手のアマゾン・ジャパンの年間売上高は約1兆円です。

 独身の日商戦のアリババの24時間売上高は今年も大幅な伸びが予想されており、2兆円を超えるとの見方もあります。

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国勢調査

 先日、2015年国勢調査の確定値が公表されました。総人口は15年10月1日時点で1億2709万となり、10年の前回調査から約96万人減少。国勢調査としては調査開始以来、初めて減少となっています。

 96万人と申しますと、千葉市の人口が約96万人、世田谷区が約90万人、堺市が約84万人、浜松市が約80万人であり、そうした地域が一つ減った計算となるだけに極めて大きな数字です。

 その人口減に加えてこれから高齢者の数はまだまだ増えます。何しろ、9年後の2025年には団塊の世代が75歳以上となり、国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)となります。

 そうした中、既に現在でも東京オリンピック開催を控えてサービス業や建設業を中心に人手不足が深刻化しており、それを補うために女性や高齢者の就業促進は勿論ですが、何よりも生産性の向上を図る必要があります。

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眼にいい色

 長時間パソコンに向かって細かい字を見ていたり、また書類と格闘していたりしますとどうしても目が疲れてきます。そんな時、ふと窓から見える木々の緑にホッとしたりすることがあります。


 よく、緑が目にいいと言われますが、それは緑色が目にいいというよりも、自然を眺め、遠くの風景を見ることで、結果的に目の神経と筋肉を休めるからというのが定説です。


 ただ、緑色自体にも効果はあるそうです。元来、色には思わぬ効果が潜んでいます。例えば、「赤」は細胞を活性化させ、下着類に赤い色を選ぶと元気になるといいます。昔からの赤フンにも意味があったのです。

また、「青」は興奮を静めるそうです。青色は心を落ち着かせますので、勉強部屋に青を使うと勉強がはかどるといいます。落ち着きのない子供には青色を着せるとおとなしくなるともいいます。

 そして、「緑」。この色は他の色に対して補色にあたりますが、様々な色の情報を受け取っている目の細胞にとって緑色は沈静効果をもたらすそうです。

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秋 味

 秋も深まってきました。山も空も川もきれいで、おいしい食べ物もたくさんあります。それを象徴するかのような「秋味」という言葉があります。


 秋、産卵のために河川に帰ってくるサケのことを、東北や北海道では「秋味」(あきあじ)と呼びます。秋サケのことです。サケは主に春と秋に捕られますが、春に捕れるサケのことは「時知らず」といいます。方言や俗語を集めた江戸期の辞書「俚言集覧(りげんしゅうらん)」で、すでに「秋味、鮭(サケ)を云(い)う」とあります。


 元々はアイヌ語で「秋の魚」という意味の「アキアチップ」にルーツをもち、これに「秋味」の字があてられたようです。アイヌ人のたんぱく源は主に鹿肉で、秋に捕れるおいしいサケは季節を感じるうれしい味だったに違いありません。サケは、和人(日本人)との貴重な交易品でもありました。


 サケの卵で卵巣に入った状態のものが「筋子」(すじこ)。これを一粒づつばらしたものが「イクラ」ですが、温かいご飯にのせるその真っ赤なイクラもまた秋ならではの味です。四季それぞれの食材の味を楽しむことが出来る喜び、これは日本人ならではかもしれません。

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火星人襲来

 78年前の10月、俳優のオーソン・ウェルズはラジオの臨時ニュースという形式で「火星人がアメリカを襲っている」と迫真の演技で放送を始めました。

 ハロウィーンの特別企画としてSF小説「宇宙戦争」をラジオドラマ化したフィクションで、その旨を告げる「お断り」が放送中に何度もあったそうですが、聴取者の多くが本物のニュースと信じ込み、泣き叫ぶ人、ひたすら祈る人、火星人と闘うために義勇兵に志願する人がいたり、給水塔を火星人の宇宙船だと勘違いして銃で撃つ出来事が起きたり、全米規模でパニックが発生したと言われます。

 この社会現象は学問的な研究の対象となり、社会心理学者のハードレイ・キャントリルは、放送を聞いた人を以下の4つに分類しました。


 1】放送内容の非現実性から
                       「ドラマだろう」と判断し、パニックにならなかった人


 2】新聞のラジオ欄をチェックするなどして、
              それがドラマであることを確認した人


 3】番組の真偽を確認しようとしたが、失敗してしまった人



 4】何もしないまま、それをニュースだと信じてしまった人



 こうして分類した上で、キャントリルは、流言やデマに惑わされないためには、【1】のように内容的な矛盾や妥当性から判断すること、【2】のように裏付けとなるデータや事実を確認することが必要であるとしています。

 また、キャントリルは、パニック予防として「批判能力」が必要だとしており、一つの解釈があったとしても、自分自身で確認するまでは素直には受けいれないことを説いています。こうしたことが欠如した場合、【3】や【4】がそうだったように、その他大勢とともにパニックに陥ると結論付けています。

 つまり、ある種健全な「疑いを持つこと」、「内容を確認すること」の2点が重要だということであり、適切な判断を行うためにはデータや事象の意味を正しく理解することも大切です。

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モンドセレクション

 先日はノーベル賞の各賞受賞者が発表されましたが、「食品のノーベル賞」あるいは「食のオリンピック」などと言われることもある「モンドセレクション」について触れてみたいと思います。

 モンドセレクションとはベルギーに本部を置く食品の品評機関で、ある程度の年齢以上の方はギンビスの「アスパラガスビスケット」などを思い浮かべる人が多いかと思います。

 審査は毎年行われており、メーカーは所定の審査料(1製品につき1150ユーロ=約13万円)を支払い、モンドセレクションに自社の製品を出品します。この審査料がモンドセレクションの主な運営費となっています。

 推薦人による他薦で選考されるノーベル賞や、競技の結果で順位をつけるオリンピックなどとは異なり、モンドセレクションでは一定基準の条件を満たせば「最高金賞」「金賞」「銀賞」「銅賞」のいずれかの賞を受賞できることから実質的には「認証制度」です。

 世界的な知名度はともかく日本での知名度は高く、日本からは毎年数多くの商品が出品され、その8割前後が何らかの賞を獲得していると言われます。

 受賞すれば商品のパッケージに金メダルのような受賞のロゴマークを使うことができ、「モンドセレクション受賞」という付加価値がつくと同時に、自らが宣伝したりメディア等で取りあげられることで知名度が向上し、売り上げのアップにもつながるそうです。

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紅葉を見に行きたい湖

 街中の木々に紅葉が見え始めていますが、そろそろ紅葉シーズンの到来です。特に、赤や黄色に色づいた木々が水面に映る光景は特に美しく、これから「湖」へ出かける人が多くなってきそうです。


 『紅葉を見に行きたい湖』というアンケート調査では、以下のようなランキングとなっていました。


   1位 摩周湖   (北海道)
   2位 十和田湖  (青森、秋田県)
   3位 富士五湖  (山梨県)
   4位 阿寒湖   (北海道)
   5位 中禅寺湖  (栃木県)
   6位 洞爺湖   (北海道)
   7位 芦ノ湖   (神奈川県)
   8位 琵琶湖   (滋賀県)
   9位 猪苗代湖  (福島県)
  10位 白樺湖   (長野県)


 尚、「実際に紅葉を見に行ったことのある湖」では、1位は山梨県の富士五湖(山中、河口、西、精進、本栖)で、2位は栃木県の中禅寺湖、3位は神奈川県の芦ノ湖と東京都心から日帰り圏内にあるところが上位にランクインしています。

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江戸の小僧(奉公人)事情

 江戸での奉公人は、現代のサラリーマンです。しかし、現代の様に経営不振で一方的にリストラされる事は、まずありません。お店の経営状態が悪化すれば、お店を一等地からちょっと裏手に移したり、お店の経営規模を縮小して乗り切ろうとします。そう言う時に奉公人を解雇すると、次は自分がクビになるかもしれないと、残った者が商売に身が入らなくなってしまいます。突然解雇されるのは、お店が突然倒産してしまった場合を除き、「博打に入れ込んでしまった」か「他の店に情報を漏らした(現代で言う産業スパイ)」時ぐらいです。

 奉公はまず「小僧」からスタートします。江戸では「小僧」と言いますが、上方では「丁稚」と呼びます。後の出世を考えると、子供のうちに始めた方が良いので、十歳くらいで奉公に出ます。二十歳を過ぎると「中年者」と言われて、雇ってもらえません。

 小僧の髪型は、前髪を高く張り出す「前髪立て」と決まっています。仕事は雑用です、水撒きや掃除、お使いに、時には旦那の肩叩き。その他、お客さんにお茶やお菓子を出したり、履物を揃えたり、暖簾の出し入れをしたりなど、なかなか忙しいのです。ご主人の子供の守りも重要な仕事です。

 昼間の仕事が終わると、読み書きソロバンなど、商売に必要なお勉強をします。勉強は店の「手代」や「番頭さん」が手取り足取り教えてくれます。遊ぶのは同じお店の同年代の子供と。なかなか外では遊べません。真面目にやっていると、たまにお客様から心付け(お小遣い)を頂けます。それでお使いの帰りなどに買い食いをするのが何よりの楽しみになります。

 三年ほど真面目に奉公すると、短い休暇がもらえます。江戸では「宿下がり」「出番」と言い、上方では「藪入り」と言います。親が近所に住んでいる場合は、お使いの帰りにちょっと寄るくらいは大目に見られています「ちどりちゃん」も、お使いの帰りに実家へ顔出ししてますね)が、公に親に会えるのは、「宿下がり」の時だけです。ただし、休みは一日か、多くても三日。一日ならば日帰りですが、一泊が認められる事もあります。親が遠方の場合いは、「請け人」と言う身元保証人の所へ挨拶に行くだけです。後はお店の番頭さんが、そんな実家に戻れない小僧さん達を集めて、芝居見物などに連れて行ってくれます。宿下がりの時は、ちょっとしたお小遣いがもらえますが、「藪入り」の様な大金を持ち帰る事はありませんし、普段は無給です。ご飯を食べさせてもらい、行儀作法や商売のお勉強をさせてもらっているので、それが当たり前なのです。

 五~九年で、「手代」になります。ただし、小僧から手代になれるのは三分の一くらいで、商売が合わずに脱落してしまう子や、病気でリタイヤしてしまう子もおり、また、お店(本店)で試験があり、それに合格しなければ、「手代」には昇格できないのです。当然、落第続きで脱落する子も出ます。手代になる頃には、現代で言う「成人式」を終えています。成人式(元服と言います)は、お店によっても違うのですが、十七~十九歳の間に行います。手代は「大人」と言う意味で、成人式にはご主人から木綿の羽織を頂きます。手代になると、頭の中央部だけを剃る「中剃り」と言う髪型になり、足袋が履けます。またお店によって多少異なりますが、年四両(現代価格六十万円)程度のお給金も出ます。紺屋高05/09/27の久蔵さんの給金は三両、それを高尾に会うためにせっせと溜めたのでしたね。そして大人なので酒も煙草も認められます。休暇を取って芝居見物などにも行けます。

 また、手代になると「初登り」と言う長期休暇がもらえ、国元へ帰る事が出来ます(童謡に♪お江戸日本橋七つ立ち、初登り~、ってありましたよね)。江戸にある商店で大規模な所は、ほとんどが上方に本店があり、江戸の店は「江戸支店」、そして、そこで働く奉公人は、地元(上方)採用が大原則で、現地(江戸)採用はありません。地元採用の方たちは、ここまで勤めて、初めて親元に帰り、親に会う事が出来るのです。初登りは四十~六十日間くらいの長期ですが、心からのんびりできたわけではありません。お店から呼び出しの書状がくれば昇格ですが、書状ではなく「ご苦労さん」と言う意味のちょっとした「退職金」が届くと、自然解雇です。一度、解雇されれば、そのお店はおろか、他のお店への再就職も無理です。他の店で解雇される様な人間を雇ってくれるほど、世間は甘くありません。しかたがないので、しがない「ぼていふり(落語に良く出て来る、荷を担いで売り歩く商売)」にでもなるしかありません。

 この「登り」は、五、六年に一回ぐらいあり、それを何回か乗り越え、十~二十年経って、やっと「番頭」になります。ここまで出世できるのは、二十人の小僧の内一人か二人です。番頭になると、絹物の羽織が着られるようになり、妻を娶る事が出来ます。結婚相手は国元の女性からご主人が選びます。自由恋愛はありません。さらに、自宅を持って、そこからお店へ通勤する「通い番頭」になると、御主人に意見をするまでになります。日常、主人よりも采配をふるうのが通い番頭で、奉公人の雇用や解雇、昇進昇格などの人事を決定するのも通い番頭の仕事です。

 番頭をやり遂げると、五十両~二百両の退職金をもらえます。暖簾を分けてもらい、支店の旦那として商売をしたり、楽隠居を決め込んで、道楽にのめり込むのも自由です。

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「106万円」の壁

 10月から、従業員数501人以上の会社で、週20時間以上働き、勤務期間が1年以上で、年収が106万円以上の人には、健康保険料や厚生年金保険料の支払い義務が生じます。

 仮に妻の年収が106万円だと、年間約15万円の社会保険料がかかることになる。社会保険料は全額が所得控除になるため、所得税と住民税はやや減ることになるのだが、保険料の負担が大きいので、14万円以上は負担が増え、年収106万円に対して、手取りは約92万円程度になります。

 なお、「従業員数501人以上、週20時間以上、年収106万円以上、~~~」にあてはまらない場合は、いまのところ年収130万円までは社会保険料はかかりません。



 社会保険料の負担が生まれることについて、厚生年金に加入することでは、65歳から支給される厚生年金額が増えるというメリットがあります。しかし、年収が100万円台の前半くらいではさほどありがたいと思えるほど増えそうもありません。

 健康保険については、これまでは夫が負担していた保険料で妻も公的医療のお世話になることができていました。
 しかし、妻も今後は自分の健康保険料を支払うことになります。だからといって、病院にかかったときの医療費の自己負担が減るわけでもありませんし、夫の保険料負担額が減るわけではありません。


 ・・・・おもに妻は、働き方をじっくり考える必要がありそうです。
 ただ、家計全体の収支に関わること、夫婦でしっかり話し合って決めるのがいいですね。妻がもっと長い時間は働くことになると、家事の分担も変更をする必要もありそうです。

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コンシューマー・レポート

 人の心は秋の天気のように移ろいやすいとして「女心と秋の空」または「男心と秋の空」などと言いますが、言葉の成立としては「男心と秋の空」の方がずっと古いそうです。


 ところで、米消費者情報誌「コンシューマー・レポート」が最新の自動車信頼性調査・ブランド別ランキングを発表しましたのでご紹介させていただきます。※カッコ内の数字は前年順位


  1位(1) レクサス(トヨタ)

  2位(2) トヨタ

  3位(7) ビュイック(GM)

  4位(3) アウディ

  5位(6) 起亜


 レクサスとトヨタの1位、2位は4年連続で、ゼネラル・モーターズのビュイックは米国勢としては35年超ぶりのベスト3入りを果たしました。

 トヨタ以外の日本勢は、日産の高級車ブランド「インフィニティ」が前年の24位から8位に躍進しています。一方、マツダが前年の4位から6位、ホンダは前年の8位から10位、スバルは前年の5位から11位にそれぞれ順位を落としました。

 ちなみに、「コンシューマー・レポート」は非営利の米消費者組織コンシューマーズ・ユニオンが発行する情報誌で、一般企業による広告を掲載することは一切なく、レポートの独立性・公平性を確保しており、ここに掲載された調査結果は、米消費者の行動に大きな影響を及ぼすとされています。


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亥の月亥の日

 今日から11月ですが、旧暦では亥の月(旧暦十月)の最初の亥の日となります。

 今の時分は朝晩の寒さで体調を崩しやすい時期で、昔は「亥の子餅」と言って、旧暦十月初亥の日の亥の刻(午後9時~午後11時)に餅を食べると病気にならないと言われていました。

 また、「火事と喧嘩は江戸の花」という言葉が残るほど大火が頻発し、広大な市街地を何度も焼き払ったことのある江戸では、火事は幕府にとっても庶民にとっても最大の厄災でした。

 火付け(放火)は市中引き回しのうえで火焙りという厳罰に処せられたほどで、火の始末には気を使い、暖の取り始めは火事除けの願いを込めて亥の月(旧暦十月)亥の日と決まっていました。

 陰陽五行では亥は極陰、すなわち水気であり、火難から逃れるとの祈りを込めて亥の月亥の日に囲炉裏や炬燵(こたつ)を開き、火鉢を使いはじめたそうです。

 また、それまで使っていた卓上式の風炉をしまい、茶室に地炉を開く「炉開き」も亥の月亥の日の行事で、寝かせておいた新茶をこの日に初めて封を切って楽しむことから「茶の湯の正月」とも言われます。

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