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GAMFA

 米商務省が昨日発表した4~6月期GDP速報値は前期比年率換算でマイナ
ス32.9%と、四半期統計を取り始めた1947年以降で過去最大の落ち込
みとなりました。

 

 ただ、4~6月期の大幅な落ち込みは織り込み済みで、市場予想(マイナス
34%)よりも良かったほどです。

 

 問題は米国内の新型コロナの感染拡大が収まらず、経済活動や雇用の面で再
び悪影響が出ている点で、経済がコロナ・ショックから急速に立ち直り、V字
型に回復するとの当初の見込みに懐疑的な見方が広がりつつあります。

 

 参考までに、景気回復のパターンには「V字型」以外にも下記のような形状
があります。

 

 

 V字型:急速な景気後退の後、経済が素早く強く立ち直った場合。

 

 W字型:不況から一旦は回復の兆しを見せるものの、再び悪化し景気の二番
     底をつけてから本格的な回復軌道に復帰する場合。

 

 U字型:景気が急速に悪化してからも数四半期にわたり低迷が続き、その後
     ようやく緩慢なペースで回復してゆく場合。

 

 L字型:景気の急速な悪化後も回復に転じることなく長い低迷期が続く場合。

 

 

 様々な見方がある中、ここにきて急速に支持を広げているのが「K字」回復
との見方です。

 

 K字型:右肩上がりに成長できるのは巨大IT企業のみで、その他多くの企
     業は回復できずに右肩下がりになっていく場合。

 

 

 ちなみに巨大IT企業とは、グーグルの親会社のアルファベット、アップル、
マイクロソフト、フェイスブック、アマゾンのいわゆる「GAMFA」で、こ
の5社合計の昨日終値ベース・1ドル=105円換算の時価総額は約677兆
円と、東証1部全体(約2200社)の時価総額(本日565兆円)を凌駕し
ています。

 

 

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