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お 香

 最近は日常においてお香を楽しむ人が多く、種類も豊富ですが、仏壇や墓前
に供えるお線香や蚊取り線香の香りは夏の情緒の一つです。

 

 香木の芳香のことを「香」と言い、日本書記によれば推古天皇の御代(西暦
595年)、淡路島に漂着した木片(香木)を火にくべたところ、良い香りが
したというのが日本における「お香」の始まりです。

 

 東大寺の正倉院宝物には天下第一の名香と謳われる香木「蘭奢待(らんじゃ
たい)」が納められており、多くの権力者が蘭奢待を切り取っています。ちな
みに、室町幕府8代将軍足利義政、織田信長、明治天皇の3人の切り取り跡は
それと分かるように残されているそうです。

 

 香りが出る材料を練り合わせて作られる「線香」が伝来したのは室町時代と
され、江戸時代には時計の代わりにも利用されるようになります。

 

 線香一本が燃え尽きるまでの時間の長さは一●(火へんに主の字)と買いて、
「いっしゅ」または「いっちゅう」と読み、坐禅の単位でもあります。

 

 線香の材料や長さによっても燃え尽きる時間は違いますが、昔の一ちゅうは
おおよそ45分とされ、遊郭で遊女と遊ぶ時間の基準としても利用されたそう
です。

 

 ちなみに、現代において最もポピュラーと思われる日本香堂のお線香「毎日

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