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救急の日

 9並びで数多くの記念日となっているきょうは「救急の日」でもあります。

 

 社会の高齢化に伴い、救急車による救急出動件数は増え続けており、昨年の
出動件数(速報値)は前年比3万4538件増の663万9751件(4.7
秒に1回)で、近年は過去最多を毎年更新しています。

 

 それだけに救急車をみかける機会が増えていますが、救急車にヘビの図柄が
描かれていることにお気づきでしょうか。

 

 古来から人間にとってヘビは畏怖の対象でした。ある人々はヘビを悪魔の使
いであるとして嫌悪し、また別の場所ではヘビは神の使いとしてあがめられて
きました。

 

 ギリシャ神話でも、脱皮を行うヘビは生命力を象徴する存在で、杖に1匹の
ヘビ(薬師蛇・くすしへび)が巻き付いた図柄「アスクレピオスの杖」は欧米
では医療・医学のシンボルとなっており、世界保健機関(WHO)のマークに
も描かれています。

 

 救急車に描かれているマークもこの「アスクレピオスの杖」であり、アスク
レピオスの杖を中心に、出動や現場手当などを意味する青い6本の柱が描かれ
た意匠は「スター・オブ・ライフ」(命の星)と呼ばれ、世界各国の救急車の
車体に見ることができます。

 

 なお、アメリカでは「踏みつけられれば反撃する」として、とぐろを巻いて
いつでも反撃できるように威嚇しているガラガラヘビの図柄と、「Don't
tread on me」(私を踏むな・俺の自由を踏みにじるな)の文言が描
かれた意匠は、独立自衛かつ愛国のシンボルとなっています。

 

 

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