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数字にまつわる縁起

 先日、中国で8並びの電話番号の使用権が競売にかけられました。5千件を
超える入札があり、約3450万円で落札されたそうです。

 

 日本では「八」は「末広がり」の数字とされ、車のナンバープレートに人気
ですが、中国では「八」の発音が「発財(儲かる)」や「発展」の「発」に似
ているため縁起の良い数字とされています。

 

 数字にまつわる縁起も国や文化によって様々で、日本で「九」は「苦」に通
じるとして忌数(いみかず)とされてきましたが、中国で「九」は陰陽思想に
おける陽数(奇数)の究極数で、陽数が重なる9月9日(旧暦)は「重陽節」
といってめでたい日とされています。

 

 中国語で「九」の発音は「久」と同じで、「永遠」や「長寿」につながると
の見方も好まれる所以で、旧暦9月9日に結婚するカップルが多いと聞きます。
タイでは「前進」を意味するタイ語と同じ発音の「9」はラッキーナンバーで、
やはり9月9日に婚姻届けを提出するカップルが多いそうです。

 

 洋の東西を問わず聖なる数字として捉えられているのが「7」です。

 

 天地を創造した神は7日目を安息のための聖なる日と定め、仏陀は生まれて
すぐ七歩歩いたとされます。

 

 日本においては、生後七日目にお祝い(お七夜)があり、七五三で七歳の成
長を祝い、初七日や四十九日など、法要は七日を単位として行われます。また、
「七福神」や「七つ道具」など、個性あるものをまとめる数詞としても利用さ
れます。

 

 ちなみに、よく使われる「ラッキー7」は、アメリカの野球の試合で、終盤
の7回に打ち上げたフライが風に乗って勝ち越しのホームランになり、この時
の勝利チームの選手が「ラッキー7」(幸運の7回)と言ったのが始まりとさ
れています。

 

 

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