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鳳仙花

 7月から9月頃にかけて咲く花に、鮮やかな紅色の「鳳仙花」があります。

 

 花色豊かなこの花で、色水をつくって遊んだ方もいらっしゃるかと思います
が、ずっと昔は爪を染めるのに使われた花でもあります。いわゆる現在のマニ
キュアで、別名を「爪紅(つまべに、つまくれない)」とも言います。

 

 熟した実は、触れただけで勢いよく弾け飛ぶことから「インパチエンス(我
慢できない)」との学名を持ち、「せっかち草」との異称もあります。英語で
は「Touch Me Not(私に触らないで)」という名で呼ばれることも。

 

 また、堅い魚の骨や肉類を煮るときに種子を数粒入れると柔らかくなること
から「骨ぬき」という名も持っています。

 

 ちなみに、沖縄では鳳仙花を「てぃんさぐ」と呼び、「てぃんさぐぬ花」と
いう民謡の歌詞には下記のような意味があり、子を思う心と人生訓が歌われて
います。

 

 

   鳳仙花の花は爪先に染め 親の言うことは心に染めなさい

 

   夜走る船は北極星を見ている 私を生んだ親は私を見守っている

 

   宝玉も磨かなければ錆びてしまう
               朝夕と心を磨いて世の中を渡りましょう

 

   足りない事は一人ひとりが補いなさい
               互いに補って年を重ねてゆくのです

 

 

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