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マンハッタン島

 オランダ人によって築かれたことからマンハッタン島南部の街は当初「ニュ
ーアムステルダム」と呼ばれました。その後、イギリス人が街を支配するよう
になり、当時のイングランド王ジェームズ2世(ヨーク公)の名から「ニュー
ヨーク」に改称されたのが1664年の今日だそうです。

 

 それより前の1626年。オランダの現地総督は先住民のインディアンを酩
酊させて、マンハッタン島を騙し取るようにして買い取ったとされています。

 

 実際にはビーズやカラフルな生地などとの交換だったそうですが、一般的に
は24ドル相当でインディアンはマンハッタン島を売り渡したという話になっ
ています。

 

 「史上最大のバーゲン」として知られるこの逸話は、インディアンが間抜け
であったかのように聞こえますが、その頃のインディアンに土地を売買したり
所有したりといった概念があったかは甚だ疑問です。首を縦に振れば、その度
に珍しいものが手に入るといった感覚だったのかもしれません。

 

 今となってはそのような事について確認する術はありませんが、こんな話が
あります。

 

 オランダの総督がマンハッタン島を買い取る話をつけた相手は、実はその地
を支配していた部族ではなく、そのためオランダは再びマンハッタン島を他の
部族から買い取らねばならならず、買い取ったはずのマンハッタン島を巡って
はその後も入植者と現地部族との抗争が長く続いたとされています。

 

 ちなみに、1626年にマンハンタン島を売却して24ドルを受け取ったと
仮定して、現在まで複利運用していれば、マンハッタン島のすべてを買い戻せ
るほどの額になっているそうです。

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