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統計の日

 今日は統計の重要性を国民によく理解してもらうために設けられた「統計の
日」です。

 

 日々様々な統計を見聞きしますが、統計データがすべて客観的かつ有用とは
言えず、望む結果を導きだすための作為を持って偏ったデータを抽出すれば印
象を操作することも可能です。

 

 マーク・トウェインが19世紀のイギリスの首相ベンジャミン・ディズレー
リの言葉として紹介した「嘘には三種類ある。嘘、大嘘、そして統計だ。」も
そのことを指摘しています。

 

 黒豆と白豆の入った大きな樽の中の、黒豆と白豆の割合を調べるにはすべて
数える方法(全量調査)が最も確かなやり方ですが、それでは時間も手間もか
かるため、樽からある程度の量を取り出して割合を調べるのが一般的です。

 

 いわゆるサンプル調査で、黒豆と白豆がよく混ざり、散らばり具合が均一で
あれば一握りの豆でかなり正確におおよその全体象を把握することができます
が、黒豆の層や白豆の層からサンプルを取り出したり、わずかな量で全体を測
ろうとすればデータの正確さは失われます。

 

 ネット上のアンケート調査で「〇〇な人が8割」などいう結果が出ましても
インターネットをよく利用する人で、そのアンケートに触れる機会があり、自
己申告をいとわなかった人に限られた意見とみなすことができます。

 

 官僚が持ち出す統計データの中には、嘘ではないにしても、政策実現のため
に都合の良いデータを選んで見せているケースがあるかもしれません。

 

 作為や主観によって統計データが影響される恐れはありますが、だからと言
ってすべての統計データが当てにならないというわけではありません。

 

 全体を推測し、判断の基となる仮説をたてるには統計データは必要不可欠な
ものです。

 

 

 

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