商人道
藤本義一著の「商人道」には、商人にとって「始末、算用、才覚」が重要で
あると書いてあります。
「始末」とは、無駄を省き、帳尻を合わせるといった単純なことではなく、
日々の資産・資金の変動をチェックして、微妙な変化に注目せよと説明してい
ます。
「算用」とは、ソロバンに合うか合わないか、つまり損か得かを見極めよと
いうことです。
三つ目の「才覚」とは、知恵や才能といった単純なことではなく、始末と算
用を土台に、熟考してリスクに挑戦できる能力、判断する能力というような説
明がなされています。始末と算用がなければ自滅するとも。
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