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江戸の別嬪さん事情

 とりわけ美しい女性の事を上方弁で「別嬪さん」と言います。江戸の美人の変遷を、当時のカラーブロマイドとも言う
べき、錦絵で追ってみたいと思います。

 

 江戸の初期に登場した美人は、江戸笠森稲荷前の水茶屋で働くお仙ちゃんです。人気絵師・鈴木春信(1725?~1770)
の描くお仙ちゃんは、抱きしめれば折れそうな手足と、幼さの残る、典型的な清純派の美人です。春信の描く美人画の錦絵はこちらからどうぞ(クリッ
クできない場合は、コピペでブラウザに貼り付け)↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%98%A5%E4%BF%A1#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Suzuki_Harunobu_001.jpg

 

 現代の女優さん・芸能人さんで言うと、福○遥さん(マインちゃん、いつ
の間にそんなに大きく可愛く色っぽくなったの!?(個人的カンソー))、
森〇菜さん(♪フジパン、スナックサンド♪)、上白○萌歌さん(妹さんの
方ね、♪キリンレモン!無糖でた!)などがこのタイプです。(個人情報な
どの絡みで、お名前の一部を〇に置き換えてあります。ただし、このメルマ
ガの読者様の年齢層を考慮して、ちょっとヒントを後のカッコ内に書いてお
きますね)

 

 続いて、鳥居清長(1752~1815)が九頭身から十頭身という、すらりと背の
高い健康美人を描いています。妖精のようなはかなさは消えて、澄んだ切れ
長の目と、愛嬌あふれる口元は、明るくおきゃんな町娘を連想させます。↓
https://www.youtube.com/watch?v=sLyDu1Hn8B0

 

 結婚されちゃったけど戸○恵梨香さん(アリエールでしょ)、やっぱり結
婚しましたけど清○菜名さん(オッペンハウゼです、一戸建てを前提に!)
や、やっぱり結婚しちゃった新○結衣さん(Nintendo Switchリングフィット・
アドベンチャー)などがこのタイプでしょうか。

 

 さらに、喜多川歌麿(1753~1806)の時代になると肢体がグラマラスになり、
有名なのが、浅草寺の茶屋の難波屋おきた、両国のせんべい屋の娘・高島屋
おひさ、芸者の富本豊雛の、いわゆる寛政三美人。おっとりとした中にも、
見つめる目を見つめ返すような一途さがあって、こんな美人と差し向かいで
一杯呑みたいと思ってしまいます。↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%9B%E6%94%BF%E4%B8%89%E7%BE%8E%E4%BA%BA#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Kitagawa_Utamaro_-_Toji_san_bijin_ (Three_Beauties_of_the_Present_Day)From_Bijin-ga_(Pictures_of_Beautiful_Women)
,_published_by_Tsutaya_Juzaburo_-_Google_Art_Project.jpg

 

 中村○ンさん(顔の印象は歯で変わるのよ)、泉里○さん(♪仕事探しは
インディード♪)、鷲○玲奈さん(炎の体育会TV)などがこんな感じでしょ
うか。

 

 続いて台頭してくる美人は、妖艶と言うか、退廃的と言うか、一種の凄み
が出て来ます。渓斎英泉(けいさいえいせん)(1790~1848)が描く美人は、 
姿勢が悪く、胴長の六頭身に甲高足、指の形が悪くて、最悪のプロポーショ
ンですが、これが渋い小紋を着て、しどけなく帯を結ぶと、ゾッとするほど
の色気が出るからフシギ。刹那的で奔放、男とは別次元の生物だと主張して
いるような感じです。↓
https://edo-g.com/blog/2016/01/bijin.html/sudadutsumi_l

 

 現代では、菜○緒さん(♪ブランド売るなら、ブランディア♪)、もうち
ょっと年齢が行ってからの、み○ょぱさん(いろんな色を持ってるワタシ、
パステルマスク)、やっぱりもうちょっと年齢が行った時の、ゆ○ぽよさん
(ライザップ・ポヨポヨーン)でしょうか?

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