恵方巻き
一年を二十四の季節に分けた「二十四節気」では、明日の「立春」から季節
は「春」となります。
古くは、新しい年の始まりは立春からで、立春前日のきょうは季節を分ける
「節分」。節分の豆まきは、新しい年が始まる前に邪気を払うための行事です。
節分のイベントと言えば豆まきですが、今は全国的に「恵方巻き」が主流と
なっています。
福徳を司る歳徳神のいる恵方を向いて食べるのが恵方巻きの作法で、今年の
恵方は「壬」(みずのえ)の方角です。いわゆる「北北西」です。
ちなみに、1年を24分割して季節を把握したように、方角も24等分する
分割法があり、「壬」は24分割された方角の24番目で、具体的には真北の
隣です。
60分計に置き換えてみますと、一つの方角は60÷24で2分30秒とな
り、「壬」は57分30秒に相当します。真北を12としますと、「壬」の方
角は11と12の中間ということになります。
イメージよりも北寄りではないでしょうか?
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