「新感覚の二刀流タイプ」
今は入社式のシーズンで、今週金曜日の4月1日には多くの企業で新入社員
を迎える式典が行われます。
ところで、人事労務分野の民間シンクタンクの産労総合研究所は、その年の
新入社員のタイプを時代を象徴する言葉で表していますが、今年の新入社員の
特徴については「新感覚の二刀流タイプ」と表現しました。
同研究所は今年の新入社員について
『インターンシップや就職活動を、対面とオンラインの2つのスタイルで二刀
流のようにこなして、入社式を迎えた。しかし、就活中に職場の雰囲気や仕
事に関する情報が得にくかったこともあり、入社後は、思い描いていたイメ
ージと実際とのギャップにとまどいそうだ』
と分析し、先輩社員に対しては
『これまでの新入社員とは異なる新感覚(オンライン慣れ、対面コミュニケー
ションの不慣れ、配属・勤務地へのこだわり、SDGsへの興味、タイムパ
フォーマンス志向等)や未熟にみえる言動を受け止めたうえで温かく交流し、
1人ひとりをみつめた育成支援をしてほしい』
とアドバイス。
『そうすれば、才能が開花し、環境変化にも適応できる「リアル二刀流」にな
っていくだろう』と結んでいます。
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