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マクロとミクロ

 経済動向を解説する際に「マクロ」と「ミクロ」という言葉がよく使われます。
 例えば、「マクロ経済指標が・・・・」とか「ミクロ的には回復傾向が見ら
れる・・」といった具合です。
 「マクロ」とは巨視的とか総合的といった意味であり、経済学的には、国民
所得や設備投資、消費・輸出入といった社会全体の流れを把握し、経済全体に
関わる問題を分析することを指しています。マクロ経済指標としては、GDP
統計や貿易統計、失業率、鉱工業生産指数などがあります。
 それに対して、微視的という意味の「ミクロ」は、経済学で言う場合、個々
の企業の業績や個人の消費動向に着目します。
 ミクロ的な変化はマクロ的な変化に先んじて表れるものです。もちろん、現
状認識にはどちらも重要な要素となります。

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