運・鈍・根
昔の人が言った言葉に「只せくな、せく商いに徳はなし」というのがありま
す。また、「運・鈍・根」という名言も現在に残されております。
「運」はお分かりのように、運がなければ何事もうまくいかないものです。
ただし、運を引き寄せるのは「根」気です。
ここで言う根気はガマンの根気ではなく、決してあきらめない根気であり、
地道な努力を根気強く継続していくことの大切さを言っております。もちろん
社会生活においては、深く掘り下げて学ぶことによって、初めてこれらのこと
が可能になります。
そして「鈍」とは「愚鈍」の鈍であり、毎日の出来事に一喜一憂せず、自分と
しての戦略をしっかりと確立しておくことが重要であるとしています。
ともすれば人間、あっちにふらふらこっちにふらふらして、真直ぐに地道に
物事をすすめていく、あるいはじっと時期を待つことが難しいものですが、大
成するには愚鈍なまでに一途にひたすらな姿勢が大切であると教えられます。
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