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落語の落ち

 五十音順に
一・考え落ち。ちょっと聞いたのでは意味が分からないが、よく考えるとな
るほどと納得する落ち。(レアケースですが、この落ちを「楽屋落ち」と言
う場合があります。これは落ちの意味が分からず、演者が楽屋に引っ込んだ
頃にやっと分かる、と言う事ですが、現在では「楽屋落ち」とは、楽屋でし
か受けない、関係者にしか分からない話を指します)
二・逆さ落ち。物事が奇妙な逆さまの結果になる落ち。
三・仕草落ち。仕草(動作)で見せる落ち。
四・地口落ち。地口(洒落・語呂合わせ)で落とすもの。間抜け落ちに次い
で多い。
五・仕込み落ち。噺本題に落ちにつながる予備知識を仕込んでおくもの。
六・途端落ち。予想も出来ない一言で全体の結末をつけるもの。
七・はしご落ち。はしごを登るように順番を経て落ちるもの。
八・拍子落ち(とんとん落ちとも)。落ちになる一つの事象をいろいろ見方
を変えてとんとんと運び、切って落としたように落ちるもの。
九・ぶっつけ落ち。相手の言う事を別の意味に取って落ちるもの。
十・間抜け落ち。常識はずれな、間抜けな落ち。一番数が多いと思われる。
十一・まわり落ち。回り回って、元に戻る落ち。多くの解説書によると、こ
の落ちは05/01/11の猫の名前しか例がない、とされています。しかし、私の
解釈では、05/01/21の夢金も、お届けした演出にすれば立派なまわり落ちだ
と思います。
十二・見立て落ち。物や状態を別の物や状態に見立てる落ち。

 私はこの十二種類の落ちの他に、独自に「地(じ)落ち」と言う分類を加
えています。これは特に落ちのようなものが無く、演者の地(ナレーション)
の解説で終わりとするもので、たとえば、遠山政談・下などのようなエンデ
ィングのものです。

 しかし、この様に落ちを分類しても意味があるのでしょうか?この落ちの
分類の是非については、毎回、書きますけど、ごく少数の例外を除き、落語
の落ちは落語によって全部違う台詞です。と言う事は、落語の数だけ落ちが
ある、と言っても過言ではないと思います。また、落ちによっては、複数の
落ちを兼ねるものもあるし、一つの落ちが、書籍や解説者によって違う落ち
に分類されていたりします。無理矢理分類する必要はないのでは?私はあえ
て分類するなら、良い落ちと悪い落ちの二通りで良いんじゃない?と思って
います。

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