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円 安

 米連邦準備理事会(FRB)と日銀の金融政策の方向性の違いから為替市場
で円安・ドルが進み、本日は一時1ドル=139円60銭台と7月14日につ
けた139円38銭の直近安値を下回り1998年9月以来およそ24年ぶり
の円安・ドル高水準となりました。
 ところで、原材料やエネルギーの高騰、円安などによるコスト高を受けて再
値上げが相次いでいます。
 帝国データバンクの調査によりますと、食品の値上げは8月が2493品目
9月が2424品目、10月が6532品目となっています。値上げは食品に
限らずで、家電や玩具、衣料、外食など広範囲に及びます。
 相次ぐ値上げは消費者物価を押し上げ、全国消費者物価指数(変動の大きい
生鮮食品を除く総合)は最新の7月まで4カ月連続で2%を超える上昇となっ
ており、今後さらに伸びが加速する見通しです。
 日銀の黒田総裁は2%の物価上昇を政策目標として掲げ、市場に大量の資金
を供給し、ETF(上場投資信託)を買い入れるなどの大規模な金融緩和策は
「異次元緩和」と呼ばれ、安倍元首相の経済政策「アベノミクス」の中核でも
ありました。
 物価上昇が目標の2%に達している現在も黒田総裁は「賃金や需要の押し上
げを伴っていない」として大規模緩和を続ける見通しです。
 ちなみに、2013年3月に就任した黒田日銀総裁の在任期間は歴代最長で、
来年4月8日に任期満了。これから本格化する後任人事への関心が高まってい
ます。

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