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円 安

 オーストラリア準備銀行(豪中銀)は本日の理事会で、政策金利を0.5%
引き上げ、2.35%にすることを決定しました。
 豪中銀の利上げは5会合連続、0.5%の大幅利上げは4会合連続となり、
追加利上げの可能性も示唆しました。
 今週はカナダ中銀や欧州中央銀行(ECB)でも政策金利の発表があり、そ
れぞれ大幅利上げが予想されており、豪中銀の決定をきっかけに為替市場では
主要通貨と円との金利差が改めて意識され円売りが加速、円相場は一時1ドル
=141円台と、およそ24年ぶりの安値を更新しました。
 ところで、銀行の外貨定期預金への資金流入が加速しています。
 円相場は対ドルで年初から約25円ほど円安に振れており、手数料を考慮し
ない単純計算で年初の10万ドル=1150万円は現在10万ドル=1400
万円となり、円換算で2割超増えたことになります。
 日銀が当面ゼロ金利政策を維持する一方で、米連邦準備理事会(FRB)は
今年3月に2年ぶりにゼロ金利政策を解除し、その後は連続して利上げを実施。
 FRBは今後も金融引き締めを続ける方針を示唆しており、そのため日米の
金利差は一段と拡大する方向にあります。
 外貨預金の高金利の魅力に加え、上記のような日米金融政策の方向性の違い
により円安が進むことはあっても円高には振れにくいとの見方が外貨預金残高
急増の背景にあります。
 ちなみに、ソニー銀行の6カ月物の米ドル定期預金の金利は、FRBが利上
げに踏み切る前の2月は0.15%でしたが、本日現在は2.0%と、13倍
超の上昇となっています。

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