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中国共産党大会

 ロシアのウクライナに対する残忍な侵略が終わる兆しがありません。最終的
にプーチン大統領は核兵器を使うのではないか、という懸念も広がっています。
実際、プーチン氏は核の脅しを繰り返しています。
 そうした中、10月16日。5年に一度の中国共産党大会が開幕しました。
1945年に第一回大会が開催され、今回で20回目となります。
 習近平総書記(69歳)は68歳以上は引退という慣例を破り、異例の党ト
ップ3期目に入ります。3期目にとどまらず、27~32年の4期目続投とな
る可能性さへあります。
 10月16日と申しますと、中国が初めて原子力爆弾の実験に成功した記念
日であり、習氏は「強国」・「強軍」・「台湾統一」・「国家安全」を繰り返
し訴えています
 中国では共産党史の展示の際、必ず1964年10月16日の原子力爆弾の
実験成功が誇らしげに登場するそうです。「少数国家の核独占を打ち破った」
、これが宣伝の決まり文句であり、原爆保有は「米国の帝国主義」そして「ソ
連の覇権主義」への対抗の象徴と言います。
 その第一の功績は建国の父「毛沢東」にさかのぼり、「我々は多くの航空機
や大砲のほか、原爆が必要だ。人からいじめられないために、持たないわけにはいかない」と開発を強く支持した経緯があるそうです。習氏が強国・強軍を
訴える論理の前提となっているそうです。

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