コロナ後
コロナ禍も来春で丸3年となりますが、企業はコロナ後を見据えて採用を活
発化しています。
日経新聞によりますと、業種ごとの23年春の大卒内定者数は、現時点で「
ホテル・レジャー」業界が前年比6倍超、「レジャー」で約2.4倍増となっ
ており、製造業では「鉄鋼」や「化学」などの採用増が目立ちます。
大卒内定者は4年ぶりに増加していますが、それでも充足率(採用計画に対
して確保できた人数の割合)は過去10年で最低となっているようです。
ちなみに、10月上旬に東京商工リサーチが5000社超を対象に現状認識
を聞いたところ、全体の66.6%に相当する3472社が「もはやコロナ禍
ではない」と回答しています。
感染防止への取り組みが当たり前になってきていることが前提にあり、人手
不足や原材料の高騰、急激な円安など、経営環境の激変への対応が急務となっ
ている現状が浮き彫りになっています。
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